HIDA KANAYAMA 金山巨石群と筋骨めぐりのスタッフブログ

≪岐阜県下呂市 金山町≫ 縄文時代から機能している太陽カレンダー 「金山巨石群」 と飛騨街道金山宿に張りめぐらされた 「筋骨めぐり」 を紹介します

2015年05月

5月23日(土)
今日は 「光の体験ツアー」 も開催され、11名の参加者およびその他多くの参加者が 夏のスポット光を体験しました。
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右に見える青エプロンのオレンジ男性は、筋骨めぐりの仕掛け人、ガイドもこなす浅井さんです。観測の日にはたびたび訪れ、お客さんをもてなしてくれます。
光の体験ツアー、午後からの「筋骨めぐり」の前振りも…。


5月24日(日)
夏至から30日前を告げる点線スポット光は「線刻石のある巨石群」で。
正面奥の巨石で観測します。

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4日目、12時55分。曇り空の中、いっときの晴れ間に浮かび上がる点線の光。
左上のVの字形の隙間も人工的な痕跡です。2003年12月、
「古地磁気学的調査による巨石群配列の解明」のため現地調査を行った際、森永氏が指摘した人工跡の深い溝。おそらく石の道具で溝を彫っていったのだと。別の専門家も自然に割れ落ちる石の形状ではないことを指摘しています。
ここは夏至の頃、午後3時頃に光がこの溝へ射し込みます。夏至に限りなく近いときだけ。

5月25日(月)
線刻が刻まれているのは左の巨石。点線の光は右の石に。巨大な石で構成された金山巨石群の中でも、最も繊細な光の観測です。この観測から、巨石群は構成された当時より、地震などの移動や崩落の影響は受けていないものと判断することができます。
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12時54分
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12時59分。今日もやや弱めの光ですが、22日よりも太く、力強い光。上から6つの点が確認できます。

5月27日(水)
7日目、細い点線から太く変化したスポット光。12時52分。
これは入り始め。三角状の石面に、上から順に点が現れます。

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12時57分。光は入り始めて30分の間、点線を描いていました。
今日は7日目、22日と比べるとすでに点線という光ではなくなっています。
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13時22分。まもなく光は石面から外れていきます。

今年も5月の観測には、我々のアドバイザーである Dr.Harriet Natsuyama が来日されました。検証および書籍出版のための編集作業で、1週間の滞在。
金山巨石群の書籍第一弾は年内に出版予定です。
また金山巨石群での閏日を特定する年は今年10月15日にやってきます。
それに合わせDr.Natsuyama の再来も予定されています。


 

5月22日(金)11時30分頃
この日、全国的に観測されたSUNBOW!
レインボーではなくサンボーです。
おなじみのレインボー(虹)は、太陽の光が空中の水滴で拡散されて、光の色の成分が分散され見える現象のことを言いますが、それに対し、サンボーは太陽の光が空中の氷晶によって回折・散乱され現れる気象現象です。この太陽の周りにできる輪は、日暈(ひがさ)とも言われ、空に薄~い雲(巻雲や巻層雲)がかかったときに現れます。巻雲や巻層雲は、多くの氷晶を含むため、プリズムの働きをして光の回折・散乱が起こります。
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金山巨石群では、5月22日、太陽観測会が行われました。観測時刻の前に現れたサンボー。早くから集まっていた参加者らで夏の青空も観賞しました。
巨石群での観測は、太陽スポット光によってできる、巨石のある部分に描かれる点線光。これは夏至(6/22頃)の約30日前になると現れる光の現象です。当然ながら夏至約30日後も現れます。
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この光を見るために待機していた参加者たち。半数以上はリピーターです。0522_03
光は午後12時55分から、巨石群へ入り始めます。上の写真中央奥に見える三角形の小さな石面(40×30×25cm)。この写真では4つの白い点線が縦に入りこんでいるのが分かります。今日の光は雲がかかっているため、やや弱めです。
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この写真では点線を描く三角形の、右側の整形跡がよく分かります。とても美しい仕事をしています。13年前までは土で覆われていたため、表面の彫刻跡に浸食の経過がほとんど感じられません。
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これは光が射し込む隙間を下から見たところ。2つの巨石でできる三角形の隙間。
立体造形が美しい。

この夏のスポット光は5月21日から入り始め、5日間ほど続きます。今日は2日目の光で、このあとのリポート23日以降の点線光と見比べてみて下さい。太陽は日1日ごとに上昇しているのが我々自分の目で確認できます。

この観測、夏至まで太陽高度はあと 4度ほど徐々に上昇していきます。

5月4日(月)
今年も新緑の季節がやってきました。ゴールデンウイークの最中、四国徳島県からケーブルテレビの取材に訪れたリポーターの藤田絵美さんテレビトクシマ(ケーブルテレビ徳島)のオリジナル番組 「ニッポンあの町この町」 で岐阜県を取材。WEBサイトを見て飛騨金山の 「金山巨石群」  「筋骨めぐり」 が面白そうと思い取材を決めたとのこと。前日は下呂温泉に宿泊。取材は朝 9時45分からスタートしました。まずは巨石群で80分のガイド。早く切り上げる予定が大幅に遅れてしまいましたが、スタッフ共々目を輝かせて盛り上がっていただきました。11時すぎ、取材班は急いで 「筋骨めぐり」 へ。
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金山巨石群。4日当日はあいにくの雨。ここで使用する写真は、翌日5日のものです。
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線刻石のある巨石群。「線刻」は左の大きな石の北側(奥)に彫られています。

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ここは馬瀬川第2ダム湖畔八坂(はっさか)側から乙原(おっぱら)を眺めています。
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山深い新緑が美しい季節。 約 1万年の年月を、この森で生き抜いてきた飛騨の縄文人。自然豊かな森の国であるからこそ長い年月の間、自然の一部として生き続けていた…。ウコギの新芽を摘みながら春の恵みを堪能していたら、目の前にハチが・・・シャッターチャンス!
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11時30分頃から、筋骨めぐり の取材はいつものようにドライブイン飛山からスタート。ここでも予定より時間をオーバーしてしまったとのことですが、それだけこちらのペースでお付き合いいただけたこと、そして楽しんでいただけたということと理解しています。
ケーブルテレビ徳島のスタッフの皆さま、ありがとうございました。

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金山橋から
左が馬瀬川、右が飛騨川金山橋はふたつの川の合流点で、ここから下へ飛騨川になります。飛騨金山の歴史を語るとき、江戸時代ここが4つの藩領境であったことは、とても奥深いものがあります。 飛騨街道金山宿に張り巡らされた筋骨(きんこつ) もその名残です。JR飛騨金山駅の前から船着き場までの筋骨は特にその時代を感じさせます。JR飛騨金山駅から歩いて 5分ほどです。ぜひ探してみて下さい!
 

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