HIDA KANAYAMA 金山巨石群と筋骨めぐりのスタッフブログ

≪岐阜県下呂市 金山町≫ 縄文時代から機能している太陽カレンダー 「金山巨石群」 と飛騨街道金山宿に張りめぐらされた 「筋骨めぐり」 を紹介します

2015年07月

7月21日(火)午後 1:00
夏至から30日後のスポット光。(前日20日の観測はコチラ) 
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今日は雲の切れ間から射し込むスポット光。
ひとつめの点が現れてから雲がかかり再び光が射した時には5つの点線が浮かび上がった。

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今日の観客はすべてリピーターの方々。夏至の30日前(5/21頃)も確認、今日の光も確認。その間、日にちを数えると60日前後になるはずです。
その中間にあたる日が「夏至」と決定できるわけです。

夏至前後の日は、太陽光観測だけで「夏至の日」を見極めることは不可能なので、この巨石群では夏至から30日前と30日後のスポット光で夏の位置を見極めることができるのです。

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上の写真は、中央の三角状の石面に 6つの点線光が現れた後で、今度は下の点からひとつづつ消えていったところ。2つ消えたところです。これが13:30頃まで続きます。

石の形もユニークで、このアングルは三角状の石面が「造られている」ことがよく分かります。17年前は土で覆われていた空間なので、石の浸食もどれだけかは免れていることになります。
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これは点線が消えたあと。太陽は西に傾いていくため、石に当たる光の位置も移動していきます。
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内部に射し込むスポット光も、小さな四角形から徐々に形を変え、大きな三角形に。

7月22日(水)
くもり空から雨天となり、今日のスポット光は観測不可。
7月23日(木)
今年は 4年に 1回、7月23日まで 1日遅く点線が見られる年でしたが、雨天のため観測不可。

次の光の観測は、8月19日と20日。
夏の120日間が終わりを告げる光です。朝7:40頃。

7月20日(月)
海の日の祝日、連休最終日の今日も、金山巨石群は終日多くの人で賑わいました。
二十四節気では大暑とあり、今が一番の暑さピークです。
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観測の時刻は 午後 1時頃。
続々と観客が集まってきます。リピーターの方が初めての方々に席を譲って後方に。
光の体験ツアーのお客さんも加わり、光が射し込む瞬間を待ち構えているところです。
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今日は7月20日。夏至(6/21)から約30日が経過した日です。
それを知らせるのが今日の
点線スポット光!
金山巨石群の暦は、太陽の30日間隔分かるしくみです。
ひと月、ふた月…と数える月の30日ではなく。

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中央三角状の石面(40×30×25cm)を、上部からひとつずつ、点の光が映り始めます。
上の写真は 3つめが射し込んだところ。

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これは 4つめが入り始めた瞬間。

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一番下に少しだけ入る点も含め、最後の6つめの光すべてが射し込んだところ。
午後 1時 4分頃。
明日21日もこれに近い点線スポット光が見られますが、この光の幅よりもわずかに細くなり、点の数は同じ。明後日22日は、さらに細くなり、点の数も3~5つに減リます。3~5つというのは、閏年の影響(1年につき 約6時間のずれ)によって、その年によって数が変わります。おそらく今年は4~5つと思われます。

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三角状の石面は南側から仰ぎ見るとこんな形状です。

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観客席から見るとこんな光景。とてもクリアな点線スポット光のショータイムは10分間ほど続きました。このあとは、下の点から順番に消えていきます。

ちなみに左上の深い溝は、夏至の頃(1か月前)、午後 3時頃に溝の隙間に太陽が顔を出します。この溝は最も北寄りの太陽軌道をたどる夏至の頃にしか顔を出しません。 

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スポット光は下に落ちています。光線を説明するワイヤーのおもりに使った石の上に光が乗っています。正確な光の形は四角形。

明日も観賞時間は約10分くらいですが、今日よりもわずかに短くなリます。

天候も良さそうなので、観賞希望の方は午後 1時前には集合してください!

翌日 7月21日の観測



 

7月19日(日)
早いもので金山巨石群の「こよみ」は 間もなく夏の60日間に終わりを告げます。
始まったのが、まだ先日のように思いますが… 
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今日もあいにくの雨模様でしたが、連休の中日とあり大勢のお客さんが訪れました。
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光の体験ツアーも行われましたが、光の体験はできませんでした。
今日の光の体験は、夏至の約30日前と同じ点線スポット光です。
但し違うのは、7月は太陽高度が下がっていくため、光の点線は、日ごと細く小さくなっていきます。

明日も光の体験ツアーが行われます。
巨石群のガイドだけでも興味のある方は11:30までに現地へお越しください!


見頃は 明日7/20(月)と 21(火)・22(水)までです。
23日も、今年は金山巨石群の閏年なのでわずかに入ります。
時間は昼の12:55頃から15分間くらい。

この時期、真夜中の巨石群では、姫ホタルの群生や、天の川も見られます! 



 

7月15日(水)

夏のメインスポット光は今日まで。
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このわずかな隙間から射し込むスポット光も今日まで。
明日は今日よりも太陽高度が低くなります。既に太陽は秋に向かっているためです。

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石の隙間から光が落ちるしくみですが、隙間の草が伸びて光を遮っています。
しかし風による揺らぎの小さなスポット光が射し込んでいました。

この楕円形のスポット光観測が終わると、引き続きこの場所において、点線スポット光が始まります。これは夏至から30日後を知らせる光。
つまり夏至の30日前と同じ光の現象が起こります。
日付で見ると、夏至が6月21日なので7月21日前後となります。観測会は21日と22日。

例年なら、7月22日までですが、今年は金山巨石群での閏年を知る 4年目の光(岩蔭遺跡巨石群で10月15日)が射し込む年であるため、今年は 7月23日まで 1日遅く光が射し込みます。1年の長さは365日と約 6時間ありますから、1年につき約 6時間分の余りの部分が 4年経過し約24時間( 1日)に達するのが今年となります。この事実が金山巨石群では光の射し込む日数や形、位置から判断できるわけです。

観測会としては設定していませんが、7月23日も必見です!
興味のある方は午後 1時頃 「線刻」 の下の洞くつでお会いしましょう。



 

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