HIDA KANAYAMA 金山巨石群と筋骨めぐりのスタッフブログ

≪岐阜県下呂市 金山町≫ 縄文時代から機能している太陽カレンダー 「金山巨石群」 と飛騨街道金山宿に張りめぐらされた 「筋骨めぐり」 を紹介します

2017年03月

318日から20日(春分)まで 3日間行われた観測会。

シキビの花も咲き誇り、フキノトウも開花し始め今年も春分がやってきました。

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朝は 9時頃、山から太陽が顔を出すと同時に線刻石の巨石群に光が射し込む時期に入ります。冬期は午後になっても陽が射し込まないこの巨石群の出番は、これからやってきます。

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一方、岩屋岩蔭遺跡巨石群へ射し込む光量が少なくなる時期ですが、年間を通して今が一番閏年観測には適した時期です。(3月初旬から春分頃まで)
ナゼかはガイドブック
p.46「スポット光観測の特徴」の図が参考になります。
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いずれの日も午前中の岩屋岩蔭遺跡巨石群へ射し込むスポット光の時間帯は快晴で、多くの見学者が光を体験しました。春分の日は 400名以上のお客様でした。

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偶然にも午前 9時頃巨石群へ来られた方はラッキーでしたね! 例の春分の日のスポット光と同形の石型Bと重なる光が観られたはずです。(ガイドブックp.53
この観測は、春分の日と秋分の日の前後
3日間ほどを特定できる観測です。

このプロセスは、夏至の日を決定する夏期
62日間のスポット光観測と、冬至の日を決定する冬期119日間のスポット光観測によって、夏至の日と冬至の日が決定されたとき、冬から夏までの期間よりも、夏から冬までの期間の方が長いことを金山巨石群の古代観測者は知っていたことになります。金山巨石群の太陽観測の特徴(夏至から冬至まで太陽が移動する範囲を4つのゾーンに分ける観測p.25)が、日数を 4等分するのではなく範囲を4等分している点が、古代エジプト遺跡に共通点する興味深い事実がある中で、春分の日前後 3日間を特定できるということは、同様に夏から冬、または冬から夏までの「範囲」を 2等分していることになります。(夏至・冬至・春分・秋分のそれぞれの期間を数えてみれば わかります)私たちがいかに短絡的に数字を割って平均化する思考に偏ってしまっているかを実感しますね。
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319日の光の体験ツアーは 2名様をご案内。20日は 5名様で、便乗者11名、個別のツアーで19名様をご案内しました。すでにガイドブックを手にした方々もおられ嬉しい限りです。ウラの早見表を作ってクルクルまわして見せていただいたのも嬉しかったです。

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午後はいずれの日も曇りがち。夕刻山へ沈む直前の太陽光が射し込む観測は19日、太陽位置はわかるものの、看板写真のような光を観ることはできませんでしたが、それに近い体験をしていただきました。次回この観測は秋分ですね。
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今年のライトアップ予告です  
更新日:3月29日
まだいずれも硬いつぼみです! 
全国の桜開花予想はコチラ

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金山巨石群のすぐそば 
八坂(はっさか)湖畔桜  2015年のブログはコチラ

下の画像(印刷物)に日にちの変更があります
<八坂湖畔桜のライトアップとバザーの期間>
◆ライトアップ18:30---21:30は 42日(日)~15日(土)

◆バザーは18:30---21:00は 47日(金)~12日(水)


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筋骨めぐりで歩く桜並木
大船渡ダムの桜並木 

A4 金山さくらだより_2017
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今日は311日、土曜日。

東北の大震災が発生したのは金曜日の午後であったのを思い出します。
来年は 
7年が経過し、再び金曜日に当たります。この 6年の間にも様々な思いを抱き幾度と巨石群を訪れた方々も多くおられたはずです。

さて今日の天候は快晴。風が強くまだまだ空気は冷たいけれど深呼吸が気持ちいい。深呼吸もこの先花粉が大量に飛ぶ時期になるので、今のうち。今日は帰りの車中で少し鼻がムズッとした程度ですが、杉のオレンジがタワワなのを見ると余計にむムズムズしてしまいます。

それはともかく

今日の観測は測定石スポット光。959分。
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ちなみに227日と28日は下の通り。いずれも10:00頃。
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写真奥の方角が北になります。日ごと光の位置が手前に来るのは、太陽高度が上がったことを示します(今の時期だと、1日ごとに0.5度弱上がっています)。それは上の2枚の写真で示すように、光がb石(光が当たっている先端の尖った石)を通過するときの位置で知ることができます(光の移動は1日で約4cmもあります)。

ガイドブックの 67ページを見てください。
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この時期、特別な観測会は開催していませんが、今が岩蔭遺跡巨石群内の一番見ごたえのある太陽スポット光観測の時期です。射し込む光が測定石bの先端から下のラインまで日ごと移動する日数は9日間。今日311日はその期間を過ぎ、測定石abcで作られる謎の三角形の隙間へ光が射し込む時期です。

金山暦の128年サイクルの謎を解くカギが、この隙間奥に隠れている可能性がありますが、現在は県教委により埋め戻されてしまっているためそのカギを確認できずにいます。もしそのカギが見つかれば、金山巨石群において古代人の閏年観測に関する物的な証拠が見つかることになります。大陸から輸入された太陰太陽暦が日本の暦の原点ではなく、この国独自の太陽暦が存在していたことを裏付けることになるのですが、なぜか否定したがる人たちによってその行為を阻止されているのが現状です。しかしながら金山巨石群は物的証拠に頼ることなく、巨石構造そのものが、太陽周期を知るための数値と一致し、その方法は、古代エジプト遺跡との共通性からも証明できます。このことは意義深く、これこそがまさに考古天文学と言える部分ですが日本ではまだ反応が鈍い。少なくともドイツやフランスでも金山巨石群のような新たな調べが進行しているにもかかわらず

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10時20分。

今日のスポット光見学者は、仕事が休みで訪れたという中国の方々4名と、その他日本人の家族が数組。家族(30代女性)のつぶやきの中に「 1年という感覚もない時代に?」今日は聞かなかったことにしました。その旦那サマは「ゼンゼン意外とスゲーとこじゃん」 …。

この先、春分(3/20)頃までのスポット光は日ごと小さくなり、一筋の光のシーズンになります。
春から夏へ、山菜収穫の時期へ移動していきます。

春分の観測会は 318日(土)から 20日(月祝日)までの 3日間。
午前
 9時から午後 5まで

ガイドツアー「光の体験ツアー」も開催中(参加者募集中)!
お待ちしています!

2017年 3月 5日(日)中日新聞 飛騨版
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記者の小柳津さん、いつもありがとうございます。

最後の「訪れる度に新しい発見があり、魅力が深まるのを感じた」というお言葉。
以前東京から何回も訪れていた女性も同じ感想でした。
個人客のリピーターが増えているのも、なにか心が落ち着く場所でもあるんではないかと思います。まだまだ混みあうほどの観光地はないので、息抜きには穴場ですね。

何度も来ていただけるよう、新たな拠点もつくっていきます。

乞うご期待ください!

ちなみに…
左下のガイド料金についての訂正があります。
おひとり300円。ですが 3名以下は一式 1,000円です。
おひとりではなく、全体で1,000円です。


 

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