HIDA KANAYAMA 金山巨石群と筋骨めぐりのスタッフブログ

≪岐阜県下呂市 金山町≫ 縄文時代から機能している太陽カレンダー 「金山巨石群」 と飛騨街道金山宿に張りめぐらされた 「筋骨めぐり」 を紹介します

カテゴリ: 金山巨石群

2017年 1月16日→19日→22日→26日

1月16日(月)
今年のお正月は暖かく晴天続きでしたが、やはり降りましたね、雪。 2日前に積もり、今日は3日目。そろそろ行かないとガチガチに凍ってしまうので雪かきに出かけました。 
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ここは祖師野(そしの)。雪が積もった山々はいつ見ても美しい!
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ここは乙原(おっぱら)。縄文集落エリアです。
冬の太陽光が日中を通して降り注ぐ開かれたエリアです。
このダム湖の対面は 八坂(はっさか)湖畔桜 のある集落です。。
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お気に入りの景色に足を止めて。新緑との対比が、これもまた美しいです。
モノクロームの世界。

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巨石群に到着。ですが入り口が雪でふさがっていたので、半分だけ掻いて下りてきました。
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今日は車道の左端の駐車スペースを雪かき。 2時間弱で 4台ほどの駐車スペース確保!
こんな日でも見学者はありましたね。明日以降は巨石群の遊歩道も。

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見学する場合は、雪道を了承の上お越しください。道が凍っている箇所もあるかもしれませんのでくれぐれもご注意を! 雪かきも大歓迎です!

1月19日(水) 晴れ
17日、18日、今日19日も快晴です。
巨石群前の道路に、よく陽が当たる午後に出かけました。

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岩屋岩蔭遺跡の巨石群はさすがに冬期の光が日中を通して当たる巨石群なので、見事に融けていつも通りに。
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線刻石のある巨石群のほうも、幾分融けたようです。
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遊歩道も陽当たりがいいので、ありがたい…。
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今日も 2時間弱汗をかき腰が痛み始めたので終了。
タイヤで踏みしめてある場所は凍りついていて、雪掻きがやりにくい。
それでも、掻ける部分だけでもやっておくだけで、1週間先ぜんぜん違いますね。
雪の日は誰も来ないでしょ、と思うかもしれませんが、今日もこの間 2組のお客様が来ています。

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帰る頃には、巨石間へ冬期の沈む太陽光が。午後 4時すぎ。

この沈む光の観測はあと 1か月です。
ここで沈む光が観られなくなると、冬期が終了し、春の訪れを知るわけですね。

1月22日(日) 晴れ
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今日もこのエリアの雪をなくすため、80分ほどの雪かき。
この先はガリガリ。
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陽当たりのよい岩屋岩蔭遺跡巨石群はこの通り。
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線刻石のある巨石群はまだ残っています。
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1月26日(木) 晴れ
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線刻石のある巨石群のほうももう見学に支障はなさそうですね。
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この辺りはほぼ融けました。
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下へ降りるとまだこんな感じです。今日は1時間ほどの雪かき。氷を割りながら除雪するのはとても疲れました。

ここもそうですが、県道86号の一部も日陰で凍っている部分はツルツルですので、巨石群へお越しの際は充分ご注意ください。



 

2016年12月21日 冬至
午前 7時頃、岩屋第二ダム湖畔にかかる深い霧。 澄んだ空気に快晴の予感!
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朝 7時30分 東の山巨石群へ登山観測
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巨石群に近づくとアレ?霧がない…すでに 7台の車。
1台は東の山には登らない女性見学者でした。あとは登山の準備中です。

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午前 7時30分、小林のナビで出発
今年の冬至の登山観測は合計 8名。参加者は皆リピーター。初めて東の山に登る方が 3名。
出発地点は下のふたつの巨石群(岩屋岩蔭遺跡巨石群と線刻石のある巨石群)です。
バックに見えるのは 「線刻石のある巨石群」 ですね。

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あの山が 「東の山巨石群」 のある山。「あれね、今から登るの。」
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今年も積雪なく登山観測です。この日は例年に比べ暖かいとはいうものの、登り口の日陰は吐く息が白く足元は霜が降りています。
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まずは古道に入ります。その後すぐに左の険しい山肌を登ります。
初めての方はまずここが難所。

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難所を超えても慣れない急斜面はバランスをとるのが一苦労。この山は杖の使い方が勉強になります。杖に慣れていない方は、杖がただ邪魔になるような山ですね。両手に杖なんてもっとジャマ。
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予定通り出発して50分後に到着。早い人は30~40分で到着できます。
コレコレ、この長い巨石が 冬至の朝日 を観る石です。

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さっそく順にスタンバイのイメージトレーニング。
石の観測地点は直角のスペース。ここに座って 9メートルの石の線上を観ます。
足の長い人はこんな風に座るとフィット感があるそうです。

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そう、この線上。木々が茂っていますが、隙間がキラキラと輝いてきました。
でもやはり
木を多少伐採しないとクリアには見えそうもありません。
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目では確認できますが、写真では光源が狭いため輝く光がなかなかキャッチできません。
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光が見え始めるタイミングを知るには、近くの木々に当たる光が、上から下りてきたときです。

到着から50分ほど経過して下山。来た道とは別のルートです。
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巨石群のあるすぐ下のここも急斜面で、巨石がいくつも確認できます。
途中から来た道へ戻ります。

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40分かけて下山。上りが50分ですから楽な道ならこんなに時間はかからないはずですが、今日はちょっと歩きにくいところを下りてきたので思ったよりも時間がかかってしまいました。
来年までにコース調整します。

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下の巨石群に戻ると東の山に光が射していました。

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線刻石のある巨石群」 はまだ日陰です。
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10時25分。山から昇る太陽光が、「岩屋岩蔭遺跡巨石群」 に当たり始めました。
山から太陽が昇るのは10時15分。10分遅かった。

でもこの光景は見事に計算されています。この立地条件は冬の光を受け入れるには好都合。太陽が山から昇ってから沈むまで巨石群内を照らす形状が造られています。信じられないけど造られているのです。

上へ移動してしばらく休憩。

昼13時30分頃 太陽カレンダーシミュレータ 『再現館』
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誰も気にかけていなかった「再現館」。招集をかけてゾロゾロと集合。
中央、一番低い角度に当たってますね、光。

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これは13時 8分。まだ少し早い時刻。
これは正午に合わせてあるのではなく、岩蔭遺跡の冬至60日前のスポット光を「再現」しているので、方位S24°33’Wのときの太陽光が射し込むしくみです。

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13時26分 ピタリ! 現代人の造った装置、光には正確に対応していますが、最近雨漏りがひどい。この光は、明日もあさっても同じ位置に当たります。冬至の頃だから。

これが春分の日だと、次の日には光の位置が手前に1~2cm移動しているのがわかります。
ナゼだかわかりますか? これがわかれば、閏年観測へ応用できる理由がわかりますね。
再現館は、考古天文学の基礎をわかりやすく示しているのです。現代天文学の盲点でもあります。

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そんなころ、「岩屋岩蔭遺跡巨石群」 内部へも光が降り注いでいます。傾斜面の奥から南の空を眺めるとこのように傾斜面よりも下の位置に太陽があるのがわかります。この傾斜は冬至60日前(後)の太陽位置に合わせて設置されていますから冬に明るい巨石群なのです。

夕方4時頃
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沈む夕日が 「線刻石のある巨石群」 BとB'の巨石に当たっています。
BとB'は元々ひとつの石がふたつに割れて座っています。
(元々ひとつというのは、古地磁気学調査によるもの)

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光はBとB'の間を通り抜けVの字の影が映り込んでいます。Vの字の光が当たっている部分、そこに置かれた石は沈む太陽光の南限を意味する、つまり冬至の頃の太陽位置をとらえている可能性があります。
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その石の前で撮影のスタンバイ。
12月18日のBSジャパン を見たという一眼レフを 2台ぶら下げ訪れた男性も参加。
他にも夏至の頃に訪れたという方々も。

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16時頃から10分ほど観賞。16時10分には太陽が山に隠れてしまいます。山の環境でありながら地平線へ太陽が沈む時刻(16時30分)近くまで観賞できるのは、巨石群のある位置が山と山の谷間だからです。その谷間が都合のいいことに冬至の太陽が沈む方位になっています。(逆に反対の谷間は夏至の太陽が昇る方位となりますから、夏の朝は早くから巨石群に光が届くわけですね)
おそらく巨石群の立地は選び抜かれた場所といえるのだと思います。



昨年2015年の冬至はコチラ
 

リセット&パワーチャージ 「ギフテラピー」 の旅
≪岐阜新聞 2016年12月17日付≫
都会に照準“女子旅”誘致 県が初のモニターツアー

商品名: 世界に誇る遺産を活用したモデルコース

     『大阪発着 リセット&パワーチャージ 「ギフテラピー」 の旅』

団体名: 株式会社 日本旅行


金山町観光協会主催の「光の体験ツアー」
がそのままモニターツアーに。
募集日は12月11日、16日、18日の3日間、いずれも催行。すでに 2回が終了しており、11日は23名、16日は16名の女性たち。30代から40代といったところでしょうか。

通常 光の体験ツアー11:30金山巨石群→13:30昼食→14:30筋骨めぐり というコースですが、このモニターツアーは 昼食→筋骨めぐり→金山巨石群 というコース。

宿泊が下呂温泉(紗々羅) ということで、近い巨石群が最後になったという理由かと思います。

ですがこれがこの時期、この時間帯は、いい具合に冬期の沈む太陽が巨石間で観られるときです。しかも冬至の光とほぼ同じ体験ができます。両日とも寒い 1日ではありましたが、晴天に恵まれ午後 4時頃、光の体験をしていただきました。寒い中、スマホに映る神々しい光に笑顔が見られたのが救いです。

筋骨めぐりは歩き続けますが、巨石群は移動範囲が狭いので冬の90分はつらいかもしれません。
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冬のツアーはやはり温泉付がいいかも。

金山巨石群、光の体験チャンスは年中通してあります。ほぼ毎月20日頃。

団体でパワースポット巡りをするなら、これからは光を体験できる旅をお勧めしたいですね。

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BSジャパンBS 7チャンネル

番組名 『Mysterious Japan (ミステリアス・ジャパン)』 
http://www.bs-j.co.jp/mysteriousjapan/

放映日 12月18日(日) 午前10時30分~11時

タイトル   『日本のストーンヘンジ 金山巨石群
~岐阜県下呂市~
 

『Mysterious Japan (ミステリアス・ジャパン)』は、町の紹介をしながら、その地に伝わる神秘的な伝承や名所、歴史を紐解き、日本の知られざる魅力を新発見・再発見していく、全国放送の情報番組です。

最新の映像技術 「4K」 のカメラで撮影。
ナレーターは、世界で活躍する女性指揮者・西本智実が務め、番組内で使用する楽曲も全面プロデュース。映像と音楽の美しさを兼ね備えた、上質な情報番組。

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11月中旬、紅葉真っ只中に収録を終えたBSジャパンの取材。 

下呂温泉の由来と温泉寺のライトアップ映像、岩屋ダム下流に位置する 「金山巨石群」 のミステリー。上空からのドローン映像は、紅葉に包まれた 飛騨縄文時代の森の豊かさを俯瞰する。

また今年発売の ガイドブック で公開された最新の調査結果にも触れる。

ディレクター曰く、番組始まって以来謎が解かれているのはここだけ。30分で納まるか!?

金山巨石群の太陽カレンダーは、世界でも唯一の観測法を持ちあわせています。
金山の暦が、山間部であるがために考案された優れた手法が利用されていることを、今回の番組で感じ取っていただけたら幸いであります。

12月 2日(金)
快晴の今日は午前に一組、午後も一組の予約見学者。


金山巨石群を訪れるとき、冬場は朝日が山から出現するのが10時頃なので、10時以降の見学がおススメです。前夜の冷え込みがまだ朝は続いています。
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下の巨石群(岩屋岩蔭遺跡巨石群と線刻石のある巨石群)はまだ日蔭の 9時15分頃、「東の山巨石群」がある山に朝日が当たっているのが見えます。
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下の巨石群はこの通り、、まだ寒そうですね。奥の山には光が当たり始めています。

このあと9:50~12:30まで一組 4名様のご案内がありました。
10時頃、岩屋岩蔭遺跡巨石群に徐々に光が当たり始める様子は、冬の朝日のショータイム。
これはいずれインターバル撮影でその感動を映像化してお見せしようと思います。
雪景色もまた、神秘的な空気感が漂う瞬間です。


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これは11月29日の午前11時すぎの写真です。山から昇った冬の太陽は低い位置にあります。
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その光は南向きに覆いかぶさるように座っている(岩蔭遺跡巨石群中央) F石の傾斜40度よりも低いため、傾斜面に光が当たっているのがわかります。内部に広く光が射し込み、冬の光が射し込む構造です。


12月 2日(金)夕刻、フランス人のお客様 1名を、小林、徳田がご案内。
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フランスで 『金山巨石群の「縄文」太陽観測ガイド』 の本を 3冊購入していただき、この度現地見学に訪れたという方で、広くフランスに紹介するための取材とのこと。金山巨石群は世界でも珍しく唯一のものだと。金山駅を降りてお会いした直後に本題の話に突入し、駅前の「美濃屋」さんでコーヒーを前に話を伺い、興奮状態で巨石群へ向かいました。スゴイッ、スゴイッ、、、と思ったよりもスケールが大きいと言い、独自の説を展開。

フランスはカルナック列石が有名ですが、その並びが、金山巨石群の暦がエジプト古代遺跡とつながるように、カルナックにも同じ見方があるとの説を伺いました。それは既に本で出版されていました。いわゆる私たちが盲点とみる考古天文学的見解が、フランスでも研究対象になってきていることになります。

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冬の光のクライマックスは、夕刻 4時すぎ。山へ沈む直前の光が巨石間へ沈みます。
この日も終日快晴。

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12月2日ともなれば、もうすでに冬至とほぼ同じ光とみていい時期に入っています。
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寒さが増す時期とはいえ、この光のエネルギーが人間に与える力は計り知れないものがあります。
この光は 2月20日頃まで誰でも自由に見学できます。

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今年は 冬至の日 12月21日(水) 東の山巨石群に登山観測 の予定をしています。
ご参加の方は朝 7時30分に岩屋岩蔭遺跡巨石群に集合してください。
同行人数確認のためご予約をお願いします。

観測会は 21日から23日までの3日間です。午前10時頃から午後4時30分頃まで。
2015年の様子はコチラ

光の体験ツアーも開催

ガイドブックも販売しています。是非ご利用ください。
 

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