山手公園のヒマラヤスギ
山手を代表する樹といえば何と言ってもヒマラヤスギでしょう。もともとはヒマラヤ地方にあったものがヨーロッパやアメリカには植えられ、日本では明治の初めに英国人ブルークによって初めて山手公園に植えられたと言われています。その後新宿御苑や日比谷公園など日本のあちこちに広がっていきましたが、とりわけこの山手地区に数が多いのはここがいわば日本での発祥の地だからです。平成8年に横浜市の名木古木に指定されています。この写真のテニスコート脇にある何本かのヒマラヤスギはとりわけ太く、背も高い。ゆったり枝を伸ばした樹形はきれいな三角形となり、周囲に深い木陰を作り、しっとりした冷たい空気を流します。エリスマン邸周辺、元町公園、ブラフクリニック、山手教会、元街小学校などあちこちに見られます。しかし、大きくなりすぎて邪魔な枝が切られてしまうヒマラヤスギが多く、残念です。フェリス女学院の正門内にあるものはその典型で校舎側の枝はすべて切られてしまっています。マツ科ヒマラヤスギ属の常緑樹。