石川小学校1



















学校といえば桜ですが、ここ遊行坂の石川小学校にも桜があります。校門から浄光寺までの土手に沿って桜並木があります。遊行坂は中区と南区の境にあり、石川小学校は南区中村町となります。このあたりは山手からの尾根の続きで、山手から来ると打越橋を渡って右に曲がり、横浜植木という大きな会社の先になります。このあたりは「宮本武蔵」で有名な作家吉川英治が幼少の頃住んでいたところでその回想録にも出てきます。

「そしてさいごに、山手の遊行坂の上にやってきた。そこに家のあった七歳から九歳頃までの記憶を伴って少し歩いてみた。桜並木の桜は今一本もなくなっていたが、植木会社はまだ面影だけをわずかに保っており、昔の地域のところに横文字のわびしい看板だけは見せている。また、坂を降りかけて左側の、ちょうど、ぼくが幼時の家のあった辺は、今そっくり小学校の校庭になっていた。」 吉川英治、「忘れ残りの記」より引用


石川小学校2



















本通りにかつてあった桜は無くなってしまったようですが、坂道の桜は残っています。石川小学校の校庭あたりがかつては住宅地であったというのも現在の風景からはなかなか想像しにくいですね。下の写真は小学校から、浄光寺の桜を望みます。ランドマークが見えます。

浄光寺