日陰のドクダミ


















フランス山のプラタナスのある広場周辺はシダや多くの雑草が生えていました。中でもドクダミがいま満開です。雑草が満開なんて言うとおかしいかもしれませんが、綺麗です。花は総苞片(そうほうへん)と呼ばれる器官で、中心部の黄色い部分、めしべのように見える部分はたくさんの小さな花の集合体です。このような形の花はハナミズキがそうです。どうですか、そう言われてみると大きさは違いますが、ハナミズキに似ていませんか。

ドクダミは名前がかわいそうです。本当は古くから民間治療薬としてさかんに用いられてきた万能薬です。もともと毒を止めるという意味の言葉からきているといわれています。毒があるのではではなくて毒を制するのです。どうも毒のイメージが先行してしまってこの植物はかわいそうです。

匂いも悪くありません。子供の時は先入観で悪い匂いと決め込んでいましたが、今日改めて嗅いでみると、タイ料理のパクチーのような匂いです。炒めものに少し入れてみたらどうかなと思いましたがまだ試していません。

すぐ近くの日陰にアゲハ蝶が羽を広げて止まっていました。カメラを近づけても飛ぶ気配はありませんでした。羽化したばかりなのでしょうか。

ドクダミ科ドクダミ属

ドクダミ近影日陰の蝶