ガクアジサイの群落



















貝殻坂上の本通沿いにガクアジサイが群生しています。ガクアジサイ(額紫陽花)は咲ききらないアジサイのように見えます。中央部のつぼみが固まったような部分を周辺の花びらが額縁のように囲んでいるので額アジサイと名づけられました。なにやら原始的なというか、古典的な感じがします。

このガクアジサイこそが日本原産で、いわゆる花弁を沢山付けたアジサイはガクあじさいがヨーロッパなどで改良され、多数の花弁が球状に開くセイヨウアジサイとして日本に逆輸入されたものです。

あじさいを初めて記載したのはかの有名なシーボルトで、彼は彼の発見したガクアジサイに日本人妻のお滝の名前をつけてHydrangea otaksaと命名しました。しかしこれは今のガクアジサイとは少し違っていて、今のガクあじさいはHydrangea macrophyllaという名前になっています。それにしても愛妻の名前を彼の最も好きだった花の学名として残すシーボルトの愛というか度胸に圧倒されますね。シーボルトが滞在した出島や鳴滝塾のある長崎市ではあじさいを市の花に制定しています。

ガクアジサイ近影ガクアジサイ中心部