「この木何の木」の木


















あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

正月休みを利用してハワイに行ってきました。熱帯の植物は冬でも青々と繁茂していました。常夏の島といわれるゆえんです。

日立製作所の「この木何の木、気になる木」のコマーシャルで有名なモンキーポッドの巨樹がホノルルのモアナルアガーデンズというところにあります。日本人の観光コースにはこの木の見物が入っていますが、地元の人にはほとんど知られていません。タクシーの運転手にも地図を見せないとわかりません。

この木自体はハワイでは極めてありふれた、どこにでもある木です。通称アメリカネムノキといい、日本で見られるネムノキの一種です。あいにく、このシーズン花をもっている樹は少なくなっていますが、花はねむの木の花にそっくりで、ピンク色の綿毛のようなかわいい花です。葉はツゲのように小さく、硬く、濃い緑色です。

モンキーポッドは夜になると葉を閉じます。また、曇って雨が近づくとやはり葉を閉じることからレインツリーとも言われます。

モンキーポッドの枝園内風景







この日立の木は園の入り口のすぐ近くにあります。木全体のの直径は40メートルぐらいあるでしょうか。とにかく大きいです。これを一本の幹で支えている姿が、コマーシャルの精神の原点となっているのでしょう。

木に近づくとモンキーポッドの名前の由来になったマメのサヤが枝からたくさん吊り下がっています。木の下に入ると暗く、ひんやりとした空気に包まれます。青空に透けて見える細い網目のような枝が生命力を感じさせます。巨樹の優しさ、とでも言いますか。自分もこんな大きな木になれたらなー、・・・毎日ちょこまかとした仕事に明け暮れる現実を反省させられます。

モアナルアガーデンズには広い芝生を囲んで、ほかにも大きなモンキーポッドや熱帯の木々があります。下の写真は日立の木と同じぐらい大きな同種の木です。

モンキーポッド日立の看板







日本語と英語で日立の木の説明がありました。

街路樹のモンキーポッド住宅街のモンキーポッド







とにかく、モンキーポッドはどこでも見ることができます。上左のように街路樹として、また右のように住宅街にもかなり大きいモンキーポッドがあります。ハワイの暑さもこの樹があるおかげで和らぎます。

学名 Alzibia saman