水仙


















二月の寒空の下、水仙が咲き始めました。野原一面に水仙が群生するようなところもあるようですが、ここは小さな水仙の花壇に花もちらほらという感じで、やや淋しい感じです。でも春を告げる水仙の溌剌とした感じはいいですね。

水仙で思い出すのは昔ブラザースフォアが歌った七つの水仙です。

I may not have a mansion, I haven't any land
Not even a paper dollar to crinkle in my hands
But I can show you morning on a thousand hills
And kiss you and give you seven daffodils

家もない、土地もない、お金もない、けど、深い山の朝を見せて上げらけるよ、キスとそして七つの水仙を捧げます。

ロマンチックですね。朝露に濡れた水仙が鮮烈なイメージとして残ります。水仙の質素な感じとお金のない若者の気持ちが妙にマッチしています。高校の頃ギターで一生懸命歌ったものです。

元町公園の水仙水仙の花












ところで水仙というとナルシズム(自己陶酔)の語源となったギリシア神話のナルキッソス(ナルシス)の話が有名ですね。水仙には麻酔作用(ナルコシス)を持つアルカロイド 系の物質が含まれています。神話はそこからきているそうです。

英語のDaffodilのほうはラッパ水仙を意味します。asphodelosという「不死の花」を意味するギリシア語から来ていて、いつの間にかアタマにDが付いたそうです。

水仙は以前このブログでも紹介したヒガンバナ科の植物です。地下茎で増える繁殖の仕方や葉の出方は共通していますね。  

ヒガンバナ科スイセン属
学名:Narcissus tazetta var. chinensis