生麦事件と桜


















外人墓地の元町入口からすぐの所に有名な生麦事件で殺傷されたリチャードソンの墓があります。その背後には大きな桜が満開の枝を垂れています。明治開化期の大きな事件でしたが、今は歴史の一ページとして語られるようになりました。

リチャードソンらの墓リチャードソンの桜







2006年に改葬され、同事件で傷つき、その後亡くなったマーシャルとクラークの墓碑が追加されました。リチャードソンの墓碑は横たえられており、この写真では見にくくなっています。

文久2年8月21日(1862年9月14日)に、鶴見の生麦の東海道で薩摩藩の大名行列にリチャードソンらイギリス人4名が馬で乗り入れてしまい、薩摩藩士により殺傷されたわけですが、これがきっかけとなり、薩英戦争に発展しました。

不幸な出来事ではありましたが、今こうして亡くなったイギリス人の御霊を日本の国花である桜が覆っている姿をみると、さまざまな国際間の紛争を経て、今この平和な時代を迎えられたということを実感します。