5日に岡村師範を偲ぶ会に出席してきました。私は直接はご本人と面識はありませんが、姫路の大会に年少部が参加させていただいておりますので出席することにしました。岡村師範は極真 士道館 プロレス 岡村道場と多くの経歴があり、人脈の豊富さを感じさせられました。門下生の方々のスピーチを聞いていますと、決して人格者ではなくどちらかというと弟子に結構理不尽なこともしておられた様ですが、多くの門下生や交流関係の方々に見送られた良い「偲ぶ会」だったと思います。その人物の評価とは亡くなった時に表れるのではとも思わされました。我々の聖優会館も岡村道場様に負けない様に発展させていくべく、道場生が一丸となって進んでいくべきであると強く感じました。今後も精進努力していきましょう。8月31日の大会に出場される選手の方は、暑さに負けずに自分の組手が出来るようにしっかりと練習に励んでください。
可能性を広げる
道場訓にも掲げています、フルコンタクト空手の業界も極真会館がそれを始めてから50数年が経過しました。その良い面およびデメリットが顕在化してきたと思います。年少部から壮年までのどの年代においても「自己の可能性を無限に広げる」ために行われることが重要であると考えます。試合はその補助手段と捉えて、勝っても負けても自身の課題が見えてきますので前向きな姿勢で臨んで貰いたい。そのためには普段の道場練習の内容が問われてきます。我々指導する側も大きな責任と課題があり、習う側も習う姿勢が重要です。道場で一番学んで貰いたいことはこの姿勢です。これが身に付けば学業であれ仕事であれ必ず役に立ちます。真剣に真摯に学ぶ雰囲気を道場内に充満させていく様に協力をお願いします。たとえ小学生であってもこのことは理解出来ると思っています。よろしくお願いします。
館長 石黒剛士
館長 石黒剛士
ジュニア新人育成選手権大会に参加して
今年も拳武会館主催の大会に参加させていただきました。今回も初級者で初出場の選手が多かったので、結果よりも経験したことが良かったと言えます。内容的には優勝・準優勝した拳士は先日の合同練習の成果が出た様に思います。強さでなく巧さの組手を展開してくれました。我々の流派の目指す方向性に沿った組手スタイルでした。今後は通常の練習において、特に帯下の者とスパーリングをする時に相手にダメージを与えること無く、捌きとスピードと技を以って指導と自身の練習を同時に行えるようにして貰いたいです。また試合は負けとなりましたが、その後の練習時に動きがそれまでと変わっている拳士も居ました。二回目の出場でしたが、試合を経験することによって自分の殻を破った様に感じます。今回は出場した拳士全員に出場をきめたことと、よく頑張ったことに対して敢闘賞を挙げたいと思います。フルコンタクト空手界に革命を起こしたいと考えていますので、単なる殴り合いの我慢比べではない”技の応酬”を見せるべくみんなで一緒に頑張っていきましょう。
館長 石黒剛士
館長 石黒剛士