聖優会館練習のブログ

2015年09月

 先日、一人の一般拳士が退会を申し出てきました。この1~2年は欠席がちで仕事の忙しさがその原因かと思っておりましたが、そうではないと言う。退会の理由を訊いてみますと「年少部が多くて自分の練習ができない、その為にモチベーションが上がらない」とのことでした。一般部が少なく激しい練習があまり出来ないのは実状です。ここで、何のために武道を修練するのかを考えて貰いたいと思います。①試合に勝つため②息が上がるくらいのシンドイ思いをしたい③護身のため④武術の技を追求して習得したい⑤その他。人によって異なると思いますが、先の拳士は①②の比重が高かったのではと思われます。このような人の場合は若年時代に体力に任せた練習をして大会に挑戦を繰り返すでしょうが、その後は加齢に伴う体力低下と共に道場へ足が向かなくなる可能性が大です。すべて個人の価値観の問題ですが、私がここまで40年以上続けてこられたモチベーションの保ち方を述べます。 一番初めは柔道に入門し、ここでは試合がほとんど全てでした。幸運にもその道場内ではトップクラスに位置できましたので大会でもある程度の実績を残し、充実感もありました。しかし試合が終わった後の空虚感があったのも事実でした。その後、少林寺の門を叩いて突き蹴りと逆技等を習得して、その技術でフルコンタクト空手に挑戦を始めました。フルコンの大会ではなかなか結果が残せず挫折感もかなり味わいましたが、それを理由に辞める気はありませんでした。少林寺拳法時代の初期は門下生の大半が高校生(私は中学生)で結構激しい練習もしていました。やがて時代の流れと共に年少部主体となっていきます。しかし、私が一番成長でき、他の生徒も上達できたのは、その年少部が大半の時代でした。年少部にミット打ちをさせ、彼等とスパーリングをこなす事により私の技も向上できました。一般部のみのスパーリングの場合はダメージが強すぎて技が出なくなったり、怪我をしてしまう可能性も高まります。「環境が整わないから練習ができない」という姿勢では、どこへ行っても何をやっても続きませんし結果も出ません。私は自分の練習が出来る環境を自分で造り上げました。その内容が「自分さえ良ければ他はどうでもいい」という様なものではなかったので皆が無理なく怪我なく上達できたと思っています。永年続けておりますと、年少部の動きの観察から新たな発見があったり色々な気付きがあります。これも続けられる理由です。殴り合い蹴りあい、強い弱いだけの道場ならば続くはずもありません。道場訓の三番目にある「健康増進」と「生涯を通じて行う」という事を今一度、心に留めるようにしていただきたい。
                                          館長 石黒 剛士

9月12日に、昇級・昇段審査がありました!

受験された皆さん頑張ってましたね、今回初めての子や、初段に挑戦の中学3年生、

それぞれに想いが感じられた審査会でした、

私は、初段の山元優貴の演武の相手をさせて頂きました!

演武は何回も何回もすることで、技が正確に成ってくると伝え審査まで二人で技を練りました、

本人の当日出来る、最大限に近い力は出せていたと思います

彼にはもう2つ課題がありました、

1つは、3分間スピーチ、もう1つは、5人組手、先ず3分間スピーチから

普段から声だせと言われているだけに、大丈夫なんかいな

と指導員皆が思っていましたが、いざ始まると、

めっちゃはっきりしゃべれるやんか~いみんながつんのめるのが見えた思いです

10年余り続けて来れたお母さんへの感謝も込められており素晴らしいスピーチでした!

次に5人組手

中には昨年初段を取得した、高1に成った高砂支部の藤原拓真も駆けつけてくれました

部活、勉強に大変な中ありがとうございました!

優貴も、1学年違うのと、級と段の違いを初っ端から感じていたと思います

次の高松指導員にはかなりボディーを

効かされていましたが、倒れることなくやりきりました

最後は鬼の前田こと、前田指導員、重いパンチに面食らったと思いますが、

ラストはパンチを打たせてもらい、見事完遂

体中あざだらけに成りましたが、段への階段を上って行ってくれそうです!

スピーチの中で彼は、年下の子供達の手本になって行きたいです、と言ってました

普段から子供達にも優しく接している彼は、良い指導員に成ってくれる事でしょう


高砂・播磨支部長 北田

 今回のメインは、山元優貴の昇段審査でした。結果的にはスピーチも声が大きくハッキリと自分の気持ちが表現でき、型は北田支部長との練習が活かされていました。(まだまだ完成度は低いですが)組手は前回の一級の審査の時のような蹴り技が出ずにダメージを貰っていましたが、よく耐えたと思います。組手審査は単なる我慢比べと捉えず、5人に相手を真剣にしてもらえる機会はなかなかありませんので相手の方々にも感謝して己の現状を知ることが重要です。山元拳士は普段も私と練習をしていますので、9月中に色々な部分をチェックして初段への昇段とします。10月以降は高校受験へ向けて審査の時の苦しさを乗り越えたガッツで頑張ってくれることを期待します。他の拳士は、事前に注意したにも拘らず指示待ちの態度が多かったことが今後の大いなる課題です。

                                                 館長 石黒 剛士

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