聖優会館練習のブログ

2016年07月

 最近、突き・蹴りの打撃における脱力が少し理解できました。蹴りに関しても私は色々と変化をしてきました。自分の独特の蹴りは基本としては門下生には教えられませんので、私の蹴り方の変化は他の道場生は気付いていないとは思います。過去を振り返ると試合である程度効果のあった蹴りもありますが、あくまでその時点で見た場合のBETTERであって決してBESTではありません。武術の世界は人と争って勝つことがすべてではなく、現状の己を超えることに意義があります。突き・蹴りの理想形は、パワフルで疲れもなく、反作用で己にダメージが返ってくることもないものです。千回くらいの突き蹴りでは全く疲れず関節等を痛めることもなく相手を制する技術であることです。50歳半ばの私が体力任せではこのようなパフォーマンスを発揮することはまず無理です。技を駆使するから可能であることを証明したいと思います。初めに戻りますが、今回の蹴りの技術は月曜日の道場生には伝授していくつもりです。自分だけでなく、彼等の変化・成長が今から楽しみです。


                                        館長 石黒 剛士

 7月3日の大会では、試合そのものが初めてという拳士が大半でしたが、暑い中をよく頑張ってくれたと思います。単に勝った負けただけを見る気はありません。試合を通じて自分の課題が見つかればそれだけでも大きな収穫です。さらに正武会館の選手や先生方と今後も切磋琢磨していける関係を築ければなお良いことです。大会について気付いたことを記します。これは正武会館の幹部の方にも伝えましたが、試合であるにも拘らず道着の下にシャツを着ている選手があまりにも多かったこと。そして応援の父兄の中に武道場の中なのに帽子を被ったままの人が若干ではあるが居られたことが少し気になりました。最近、見学に来られる方の中にも時々ですが帽子を被ったままの方が居られます。私はその都度、注意をしていますが。年少部でも、入門して日が浅い者は道場内に帽子を被って入ってくる者も居ますが、道場内では必ず脱帽するということをキチンと伝えるようにしています。知らないからできなかっただけなので、教えるのが指導者の役割です。殴り合い蹴り合いだけを教えていては意味がありません。外国人は日本の武道精神を高く評価していて、日本人は皆がその礼儀をわきまえていると思われていた時代はもう昔なのかもしれません。今回、北田支部長が試合終了の後の掃除を正武会館のスタッフ以上に率先して行ってくれたことは良い手本を見せてくれたと思います。試合で勝つことも重要ですが、試合後の態度の方がもっと重要であると思います。全ての面で、大会を通じてステップアップしてくれることを期待します。


                                          館長 石黒 剛士

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