先日の昇級審査ではほんの一部の拳士を除いて、追試を行います。今日、播磨町支部の拳士に対して行いましたが、ポイントは、開足中段構の時の肘の位置です。前三枚に肘をもってくることにより、上腕で前三枚及び横三枚をカバーする様に構えることが重要です。そして左右に体重移動を行うことでスムーズに拳足を出して「突き・蹴り」を行うことです。そしてもう一つ、スパーリングの時の攻撃の強さです。手足は脱力し、スピードは速くて当たってもダメージを与えない打ち方を身につけることが最重要課題となります。この三つをある程度習得できなければ合格を出せません。(特に五級以上は) 本当の強さとは、自分より帯が下の者に対して強い打撃でスパーリングするのではなく、技の巧さで対応して恐怖感や痛い思いをさせないスパーリングが出来ることでもあります。その良い連鎖があれば、皆で強く上手になっていける筈です。この二カ月くらいでその事を徹底できればと思っていますので、対象の拳士はその積りで追試に臨んでください。


                     館長 石黒剛士