薛濤 《寄詞》朝まだきの暗いもやのなかに、菌閣といわれ、霊芝の樓のある道教のお寺のいろいろな建物がねむっている。朝日がさしはじめ、かすみは幕を開き消えてゆき、そのずっと奥の方には、最上神天帝のお住まいになる玉皇宮(本殿)が、あらわれた。
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寄詞 薛濤 唐五代詞・宋詩 薛濤-212-78-#72 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2607
寄詞
(あなたにこの詩をおくります。)
菌閣芝樓杳靄中,霞開深見玉皇宮。
朝まだきの暗いもやのなかに、菌閣といわれ、霊芝の樓のある道教のお寺のいろいろな建物がねむっている。朝日がさしはじめ、かすみは幕を開き消えてゆき、そのずっと奥の方には、最上神天帝のお住まいになる玉皇宮(本殿)が、あらわれた。
紫陽天上神仙客,稱在人間立世功。
この道数の天上官においては、あなたの吐蕃での功績をお誉めになって、天上から一時的に下界に下られた仙人とされたのです。
詞を寄せる
菌閣【きんかく】芝樓【しろう】杳靄【ようあい】の中,霞開いて 深く見る玉皇の宮。
紫陽天上神仙の客,人間に在りて世功をて立しを稱う。
『寄詞』 現代語訳と訳註
(本文)
寄詞
菌閣芝樓杳靄中,霞開深見玉皇宮。
紫陽天上神仙客,稱在人間立世功。
(下し文)
詞を寄せる
菌閣【きんかく】芝樓【しろう】杳靄【ようあい】の中,霞開いて 深く見る玉皇の宮。
紫陽天上神仙の客,人間に在りて世功をて立しを稱う。
(現代語訳)
(あなたにこの詩をおくります。)
朝まだきの暗いもやのなかに、菌閣といわれ、霊芝の樓のある道教のお寺のいろいろな建物がねむっている。朝日がさしはじめ、かすみは幕を開き消えてゆき、そのずっと奥の方には、最上神天帝のお住まいになる玉皇宮(本殿)が、あらわれた。
この道数の天上官においては、あなたの吐蕃での功績をお誉めになって、天上から一時的に下界に下られた仙人とされたのです。
(訳注)
寄詞
(あなたにこの詩をおくります。)
・薛濤と同時代で、呂姓で、侍御になった者には、呂元質・昌温・呂恭の三人がいる。このうち呂元質は、薛濤との関係がない。呂温と呂恭は兄弟で、どちらも侍御史であったことがある。呂温は、あざな和叙、また化光ともいった。呂謂の長男で、貞元十四年の進士。韋執誼とひじように親しかったことから、王叔文とも仲よく、左拾遺になり、やがて侍御史をもって張薦の吐蕃行き使節の副使をつとめた。在外中に王叔文一派(柳宗元のグループ)はそれぞれ中央政府からひどい適地へおいやられたが、呂温は、外國に足どめされていたことがかえって幸いして、罪せられずにすみ、帰国すると戸部員外郎へ昇進した。簹羣・羊士鍔と親しく、性格は腹黒いところがあり、遠州へおわれ、衡州へやられて、その地で四十歳でなくなっている。
菌閣芝樓杳靄中,霞開深見玉皇宮。
朝まだきの暗いもやのなかに、菌閣といわれ、霊芝の樓のある道教のお寺のいろいろな建物がねむっている。朝日がさしはじめ、かすみは幕を開き消えてゆき、そのずっと奥の方には、最上神天帝のお住まいになる玉皇宮(本殿)が、あらわれた。
・菌閣芝棲 菌はまた芝ともいう。芝は霊芝で、ともに道教の寺の建物を美しく形容したもの。
・杳靄 杳は暗い意。靄は、もや・かすみ。
・玉皇(ぎょくこう) 天帝をいう。道教の最上神。
紫陽天上神仙客,稱在人間立世功。
この道数の天上官においては、あなたの吐蕃での功績をお誉めになって、天上から一時的に下界に下られた仙人とされたのです。
・紫陽 道教の神仙につけられる称号。周の穆王の時の李八百は、紫陽貴君といい、漢の周義山および朱の張伯端は、ともに紫陽真君とよばれている。
・神仙客 人間世界で一世をおどろかすような功績をたてた人をさす。その人は、もともと仙人だ。ここではそれが下界に一時おりて、そのような功績をたてたという考えで、この詩を贈る相手、呂温をさすものであろう。


摩訶池の宴
(本文)
(現代語訳)

上川主武元衡相國二首 其一





(本文)
(本文) 




十離詩十首 鏡離台 薛濤 唐五代詞・宋詩 薛濤-189-55-#49 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2492
(本文)
鷹離鞲

(本文)


















