玉臺新詠 全十巻 訳注解説

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之   唐五代詞詩・花間集・玉臺新詠 中国の韻文学には、古くは周代の詩があり、漢魏六朝には古詩と楽府かあり、唐代になって古詩に対して新しい近体の律詩、絶句がおこった。楽府がおとろえ新しく勃興したのが詞である。詞ははじめ、学詞ともよばれ、楽曲の歌詞をさしていうものであるが、それが流行するとともに、唐詩などと相ならんで、一つの韻文学として成立したのである。 5年以上のブログ連載。(魚玄機・薛濤・花間集)完掲載 現在《玉臺新詠》完全版連載中 予定(文選【詩篇】文選【賦篇 楚辞 詩經 ・・・・)

中国の韻文学には、古くは周代の詩があり、漢魏六朝には古詩と楽府かあり、唐代になって古詩に対して新しい近体の律詩、絶句がおこった。楽府がおとろえ新しく勃興したのが詞である。詞ははじめ、学詞ともよばれ、楽曲の歌詞をさしていうものであるが、それが流行するとともに、唐詩などと相ならんで、一つの韻文学として成立したのである。
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温庭筠の詞詩を約60首程度掲載の後、魚玄機50首程度連載し,薛濤約百首、韋莊五十首
森鴎外小説 『魚玄機』 彼女の詩を冷静に、客観的に分析 過去の女性蔑視の見方を排除して解釈 訳註解説
現在、『花間集』全詩500首、全首連載が終了した。いま、500首全首、見直し、改訂版Ver.2.1として、根本的に語訳、注釈をやり直して掲載しています。出来るだけ(改訂版Ver.2.1)と記している詩を読まれることを薦めます。
現在 玉臺新詠 訳注解説連載中
   玉臺新詠 概要 目録・目次 http://kanbunkenkyu.web.fc2.com/list1.html

2014年02月

13-3《 虞美人六首 其三 》顧太尉敻(顧夐【こけい】)五十五首Ⅻ唐五代詞・『花間集」Gs-455-13-(3) 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3822

顧夐《 虞美人六首 其三 》年を重ねると眉が少し薄れてしまうが眉間にしわを作ってしまうし、白檀を少し焚くと軽やかに立ち上るだけにしてしまう。あれは少し前のことみたいなのに、夢の中では乙女のころのままのことが思い出されて驚いて起きてしまう。あの夢多かりし頃を懐かしんでまた悔やんでしまう。


2014年2月28日 の紀頌之5つのブログ
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13-3《 虞美人六首 其三 》顧太尉(顧夐【こけい】)五十五首Ⅻ唐五代詞・『花間集」Gs-455-13-(3)  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3822

 

 

虞美人六首

其一

(逢えなくても我慢してきた春の心が約束の日にも訪ねてくれず、心も体も満たされず、女の浮気心を目覚めさせることを詠う。)

曉鶯啼破相思夢,簾看金泥鳳。

夜も眠りにつけずうとうととしていると、春を告げに鶯が啼き、あの人と過ごす夢の続きを破られてしまう。起き上がり、寝床を離れて金泥の鳳模様の簾を巻き上げてみる。

宿粧猶在酒初醒,翠翹慵整倚雲屏,轉娉婷。

寝化粧はそのまま残っていて、酒はいくら飲んでも初めから酔いはしなかった、鏡を見て、翡翠の簪を物憂げの心でなおしてみて、雲母の屏風に寄り添ってみる。どうみてもこれだけ艶めかしさいっぱいなのだ。 

香檀細畫侵桃臉,羅袂輕輕斂。

香しき薄紅色の白粉を眉尻から頬にかけてすかしを入れて、桃の花のように優しい顔に化粧をなおした。涙がにじむので薄絹の袂でそっとなんども拭う。

佳期堪恨再難尋,綠蕪滿院柳成陰,負春心。

逢瀬の約束の日というのに、再び語り合うことが出来ないという、恨めしき気持ちのまま堪えなければいけないのだ。奥の院の庭一面に草花は生えさきみだれ、やがて柳のはがしげって暗く影を為す季節になろうという、春になればあの人と情を交わし合うという期待はやぶられてしまった、もうその気持ちは失って他の人に思いを寄せることになるのだろうか。

(虞美人六首其の一)

曉の鶯 啼き破りて相いに夢を思い,簾 金泥の鳳を看る。

宿粧 猶お酒 初めの醒る在り,翠翹 慵じて雲屏にる倚を整え,轉た娉婷たり。

香檀 細かに畫き 桃臉を侵し,羅袂 輕輕として斂む。

佳期 恨むに堪え 再び尋ね難き,綠蕪 院に滿ち 柳 陰を成し,春心に負く。 

其二

(逢えなくて、別れてもなおわすれることもできないでいる、うらむだけでは生きていけないと廣い気持ちになろうと思いなおすと詠う。)

觸簾風送景陽鐘,鴛被繡花重。

そよ風が簾を揺らしていく、春麗らかな昼下がり時を告げる鐘の音が聞えてくる。閨には鴛鴦の刺繍に牡丹の花が重ねて刺繍している蒲団がかけられている。

曉幃初卷冷煙濃,翠勻粉黛好儀容,思嬌慵。

とばりに明け方の日差しが当たってきたのではじめて巻き上げてみると、朝未だ冷たく朝もやがまだ濃く漂う。眉の緑が薄くなっているので粉の眉でなおすとやっと美しい晴れやかな顔になった。だけど、この艶やかさをだれに見せるともないので物憂げな気持ちになってしまう。

起來無語理朝粧,寶匣鏡凝光。

また、起き上がって窓辺に立って見ても、誰に話すこともなく、朝の化粧に整えてみる。どの飾にしようかと宝物の小箱を手にとると、その二朝日が射しこんで鏡が反射するように輝いた。

綠荷相倚滿池塘,露清枕簟藕花香,恨悠揚。

まだ緑の蓮の葉と蕾はそれぞれ寄り添っていて池の端にはいっぱいに繁っている。自分の身は清廉なもので枕にも、簟のシーツにもきれいなもので・別れたのに忘れられずに花の香りをこの閨に広げている。どんなに恨んでみても落ち着いてあの人のことを思い続けよう。

 

(虞美人六首、其の二)

簾觸れ 風送りて 景陽の鐘,鴛の繡の花重るを被う。

曉の幃 初めて卷き 煙濃を冷くし,翠 勻【すくな】く 粉黛す 好く儀容し,嬌やかと慵うくを思う。

起き來りて 語らる無く 朝粧を理【おさめ】る,寶匣 鏡 光を凝【かため】る。

綠荷【ろくか】相い倚り 池塘に滿つ,露清く 枕簟【ちんてん】藕花【ぐうか】の香,悠揚【ゆうよう】を恨む。

其三

(あれほどもてはやされた乙女のころが思い出され、どうしてこうなったのか悔やんで暮らす女を詠う)その三

翠屏閑掩垂珠箔,絲雨籠池閣。

翡翠に飾られた屏風の閨は、金箔、銀箔の簾は静かに垂れて、今は何事もなく静けさに被われる、糸を引く雨は池に降り、そのむこうに籠の中のように高閣がある。

露粘紅藕咽清香,謝娘嬌極不成狂,罷朝粧。

おなじ絲でも紅いれんこんの絲は、その露はねばりからまって、清らかなほのかな香りのなかで、むせびなくものである。生娘だったころは喘ぎ声を限りに叫んだものだが決して狂ったわけではない。そんなとき、朝が来ても、疲れ果てて朝の化粧なおしをする気になれないものだった。

小金鸂鶒沉煙細,膩枕堆雲髻。

金糸のおしどりのとばりにお香の煙が細くたなびきやがて消えてゆく、情事を重ねて枕に残る汗と脂ののこる枕にまた雲型の髪をまたのせる。

淺眉微斂炷檀輕,舊懽時有夢魂驚,悔多情。

年を重ねると眉が少し薄れてしまうが眉間にしわを作ってしまうし、白檀を少し焚くと軽やかに立ち上るだけにしてしまう。あれは少し前のことみたいなのに、夢の中では乙女のころのままのことが思い出されて驚いて起きてしまう。あの夢多かりし頃を懐かしんでまた悔やんでしまう。

(其の三)

翠屏 閑かに掩う 珠箔を垂れ,絲の雨 籠池の閣。

露粘 紅藕 清香に咽び,謝娘 嬌極めて 不成狂,罷朝粧。

小金 鸂鶒 煙細やかに沉み,膩枕 雲髻を堆す。

淺眉 微斂 檀輕やかに炷【くゆら】せ,舊懽れ有る時に夢魂に驚き,多情を悔む。

其四

碧梧桐映紗晚,花謝鶯聲懶。

小屏屈曲掩青山,翠幃香粉玉爐寒,兩蛾攢。

顛狂少年輕離別,辜負春時節。

畫羅紅袂有啼痕,魂消無語倚閨門,欲黃昬。

 

其五

深閨春色勞思想,恨共春蕪長。

黃鸝嬌囀泥芳妍,杏枝如畫倚輕煙,鏁前。

凭欄愁立雙蛾細,柳影斜搖砌。

玉郎還是不還家,教人魂夢逐楊花,繞天涯。

 

其六

少年豔質勝瓊英,早晚別三清。

蓮冠穩篸鈿篦橫,飄飄羅袖碧雲輕,畫難成。

遲遲少轉腰身裊,翠靨眉心小。

醮壇風急杏花香。

此時恨不駕鸞皇,訪劉郎。


 『虞美人』 現代語訳と訳註

(本文)

虞美人六首

其三

翠屏閑掩垂珠箔,絲雨籠池閣。

露粘紅藕咽清香,謝娘嬌極不成狂,罷朝粧。

小金鸂鶒沉煙細,膩枕堆雲髻。

淺眉微斂炷檀輕,舊懽時有夢魂驚,悔多情。

 

(下し文)

(虞美人六首、其の三)

翠屏 閑かに掩う 珠箔を垂れ,絲の雨 籠池の閣。

露粘 紅藕 清香に咽び,謝娘 嬌極めて 不成狂,罷朝粧。

小金 鸂鶒 煙細やかに沉み,膩枕 雲髻を堆す。

淺眉 微斂 檀輕やかに炷【くゆら】せ,舊懽れ有る時に夢魂に驚き,多情を悔む。

bijo02


 

(現代語訳)

(あれほどもてはやされた乙女のころが思い出され、どうしてこうなったのか悔やんで暮らす女を詠う)その三

翡翠に飾られた屏風の閨は、金箔、銀箔の簾は静かに垂れて、今は何事もなく静けさに被われる、糸を引く雨は池に降り、そのむこうに籠の中のように高閣がある。

おなじ絲でも紅いれんこんの絲は、その露はねばりからまって、清らかなほのかな香りのなかで、むせびなくものである。生娘だったころは喘ぎ声を限りに叫んだものだが決して狂ったわけではない。そんなとき、朝が来ても、疲れ果てて朝の化粧なおしをする気になれないものだった。

金糸のおしどりのとばりにお香の煙が細くたなびきやがて消えてゆく、情事を重ねて枕に残る汗と脂ののこる枕にまた雲型の髪をまたのせる。

年を重ねると眉が少し薄れてしまうが眉間にしわを作ってしまうし、白檀を少し焚くと軽やかに立ち上るだけにしてしまう。あれは少し前のことみたいなのに、夢の中では乙女のころのままのことが思い出されて驚いて起きてしまう。あの夢多かりし頃を懐かしんでまた悔やんでしまう。

 

(訳注)

3 -3 虞美人六首 其三

『花間集』には顧夐の作が六首収められている。双調五十八字、前後段五句二十九字二仄韻三平韻で、❼❺⑦⑦③/❼❺⑦⑦③の詞形をとる。他の男が手を出せない、美しい女妓、宮女を虞美人としてうたうもの。

 

虞美人六首其三

(あれほどもてはやされた乙女のころが思い出され、どうしてこうなったのか悔やんで暮らす女を詠う)その三

翡翠の屏風、金箔のすだれ、雨の絲、レンコンの糸、糸のように立ち上るお香、金糸の刺繍、糸をテーマに年増になった女妓が籠の鳥のように閨で暮らすのを詠う。一夫多妻制、女には、房、閨にいるだけで、自分の意志では何処にも行くことが出来ない時代である。男にとっては通い婚ということであり、結婚しても姓が変わらないのもそこに起因するものである。 

虞美人六首其三

(あれほどもてはやされた乙女のころが思い出され、どうしてこうなったのか悔やんで暮らす女を詠う)その三

翡翠の屏風、金箔のすだれ、雨の絲、レンコンの糸、糸のように立ち上るお香、金糸の刺繍、糸をテーマに年増になった女妓が籠の鳥のように閨で暮らすのを詠う。一夫多妻制、女には、房、閨にいるだけで、自分の意志では何処にも行くことが出来ない時代である。男にとっては通い婚ということであり、結婚しても姓が変わらないのもそこに起因するものである。

 

翠屏 閑掩 垂珠箔,絲雨 籠池閣。

翡翠に飾られた屏風の閨は、金箔、銀箔の簾は静かに垂れて、今は何事もなく静けさに被われる、糸を引く雨は池に降り、そのむこうに籠の中のように高閣がある。

○珠箔 1 金属をごく薄く打ち延ばしたもの。金箔・銀箔・錫箔など。「―を押す」2 人が重んじる .... はく 【×箔】 [人名用漢字] [音]ハク(漢) 1 すだれ。「珠箔」 2 すだれ状のすのこ。「蚕箔」 3 のべがね。「金箔・銀箔」

 

露粘 紅藕 咽清香,謝娘 嬌極 不成狂,罷 朝粧。

おなじ絲でも紅いれんこんの絲は、その露はねばりからまって、清らかなほのかな香りのなかで、むせびなくものである。生娘だったころは喘ぎ声を限りに叫んだものだが決して狂ったわけではない。そんなとき、朝が来ても、疲れ果てて朝の化粧なおしをする気になれないものだった。

○藕 レンコン.藕断丝连《成》(レンコンはちぎっても糸がつながっている>)(男女が)別れたのになお関係を断ち切れずにいる.藕粉 []レンコンの澱粉.◇くず湯のように溶いて食べる.

○咽 のど むせぶ〈イン〉のど。「咽喉(いんこう)」〈エン〉(「嚥(えん)」と通用)飲み込む。「咽下(えんか・えんげ)」〈エツ〉むせぶ。「嗚咽(おえつ)

・謝娘:「あの女性」の意。固有名詞ではあるが、詞では、若くて美しい女性を指す。乙女。マドンナ。

「初識謝娘時。」「はじめて乙女を知った時」といっていました。 ・初識:はじめて知り合ったとき。 

荷葉杯 其二 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-258-5-#12  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2672

○罷 やめる まかる1 仕事を中止する。「罷業・罷工」2 役目をやめさせる。「罷免」3 疲れてやる気がなくなる。

 

小金 鸂鶒 沉煙細,膩枕 堆雲髻。

金糸のおしどりのとばりにお香の煙が細くたなびきやがて消えてゆく、情事を重ねて枕に残る汗と脂ののこる枕にまた雲型の髪をまたのせる。

○鸂鶒【けいせき】おしどり。

鸂鶒けいせき001

淺眉 微斂 炷檀輕,舊懽 時有夢魂驚,悔多情。

年を重ねると眉が少し薄れてしまうが眉間にしわを作ってしまうし、白檀を少し焚くと軽やかに立ち上るだけにしてしまう。あれは少し前のことみたいなのに、夢の中では乙女のころのままのことが思い出されて驚いて起きてしまう。あの夢多かりし頃を懐かしんでまた悔やんでしまう。

○多情 交わす情けが多いこと。ここでは夢多かりし頃を懐かしんでとした。
 

13 -2 虞美人六首 其二 顧太尉敻(顧夐【こけい】)五十五首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-454-13-#2  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3817

顧夐《虞美人其二》(逢えなくて、別れてもなおわすれることもできないでいる、うらむだけでは生きていけないと廣い気持ちになろうと思いなおすと詠う。)まだ緑の蓮の葉と蕾はそれぞれ寄り添っていて池の端にはいっぱいに繁っている。自分の身は清廉なもので枕にも、簟のシーツにもきれいなもので・別れたのに忘れられずに花の香りをこの閨に広げている。どんなに恨んでみても落ち着いてあの人のことを思い続けよう。


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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場
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Ⅴ.唐五代詞詩・宋詞詩・女性 LiveDoor13 -2 虞美人六首 其二 顧太尉敻(顧夐【こけい】)五十五首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-454-13-#2  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3817
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虞美人六首

其一

(逢えなくても我慢してきた春の心が約束の日にも訪ねてくれず、心も体も満たされず、女の浮気心を目覚めさせることを詠う。)

曉鶯啼破相思夢,簾看金泥鳳。

夜も眠りにつけずうとうととしていると、春を告げに鶯が啼き、あの人と過ごす夢の続きを破られてしまう。起き上がり、寝床を離れて金泥の鳳模様の簾を巻き上げてみる。

宿粧猶在酒初醒,翠翹慵整倚雲屏,轉娉婷。

寝化粧はそのまま残っていて、酒はいくら飲んでも初めから酔いはしなかった、鏡を見て、翡翠の簪を物憂げの心でなおしてみて、雲母の屏風に寄り添ってみる。どうみてもこれだけ艶めかしさいっぱいなのだ。 

香檀細畫侵桃臉,羅袂輕輕斂。

香しき薄紅色の白粉を眉尻から頬にかけてすかしを入れて、桃の花のように優しい顔に化粧をなおした。涙がにじむので薄絹の袂でそっとなんども拭う。

佳期堪恨再難尋,綠蕪滿院柳成陰,負春心。

逢瀬の約束の日というのに、再び語り合うことが出来ないという、恨めしき気持ちのまま堪えなければいけないのだ。奥の院の庭一面に草花は生えさきみだれ、やがて柳のはがしげって暗く影を為す季節になろうという、春になればあの人と情を交わし合うという期待はやぶられてしまった、もうその気持ちは失って他の人に思いを寄せることになるのだろうか。

(虞美人六首其の一)

曉の鶯 啼き破りて相いに夢を思い,簾 金泥の鳳を看る。

宿粧 猶お酒 初めの醒る在り,翠翹 慵じて雲屏にる倚を整え,轉た娉婷たり。

香檀 細かに畫き 桃臉を侵し,羅袂 輕輕として斂む。

佳期 恨むに堪え 再び尋ね難き,綠蕪 院に滿ち 柳 陰を成し,春心に負く。 

其二

(逢えなくて、別れてもなおわすれることもできないでいる、うらむだけでは生きていけないと廣い気持ちになろうと思いなおすと詠う。)

觸簾風送景陽鐘,鴛被繡花重。

そよ風が簾を揺らしていく、春麗らかな昼下がり時を告げる鐘の音が聞えてくる。閨には鴛鴦の刺繍に牡丹の花が重ねて刺繍している蒲団がかけられている。

曉幃初卷冷煙濃,翠勻粉黛好儀容,思嬌慵。

とばりに明け方の日差しが当たってきたのではじめて巻き上げてみると、朝未だ冷たく朝もやがまだ濃く漂う。眉の緑が薄くなっているので粉の眉でなおすとやっと美しい晴れやかな顔になった。だけど、この艶やかさをだれに見せるともないので物憂げな気持ちになってしまう。

起來無語理朝粧,寶匣鏡凝光。

また、起き上がって窓辺に立って見ても、誰に話すこともなく、朝の化粧に整えてみる。どの飾にしようかと宝物の小箱を手にとると、その二朝日が射しこんで鏡が反射するように輝いた。

綠荷相倚滿池塘,露清枕簟藕花香,恨悠揚。

まだ緑の蓮の葉と蕾はそれぞれ寄り添っていて池の端にはいっぱいに繁っている。自分の身は清廉なもので枕にも、簟のシーツにもきれいなもので・別れたのに忘れられずに花の香りをこの閨に広げている。どんなに恨んでみても落ち着いてあの人のことを思い続けよう。

 

(虞美人六首、其の二)

簾觸れ 風送りて 景陽の鐘,鴛の繡の花重るを被う。

曉の幃 初めて卷き 煙濃を冷くし,翠 勻【すくな】く 粉黛す 好く儀容し,嬌やかと慵うくを思う。

起き來りて 語らる無く 朝粧を理【おさめ】る,寶匣 鏡 光を凝【かため】る。

綠荷【ろくか】相い倚り 池塘に滿つ,露清く 枕簟【ちんてん】藕花【ぐうか】の香,悠揚【ゆうよう】を恨む。


 『虞美人』 現代語訳と訳註

(本文)

虞美人六首其二

觸簾風送景陽鐘,鴛被繡花重。

曉幃初卷冷煙濃,翠勻粉黛好儀容,思嬌慵。

起來無語理朝粧,寶匣鏡凝光。

綠荷相倚滿池塘,露清枕簟藕花香,恨悠揚。

(下し文)

(虞美人六首、其の二)

簾觸れ 風送りて 景陽の鐘,鴛の繡の花重るを被う。

曉の幃 初めて卷き 煙濃を冷くし,翠 勻【すくな】く 粉黛す 好く儀容し,嬌やかと慵うくを思う。

起き來りて 語らる無く 朝粧を理【おさめ】る,寶匣 鏡 光を凝【かため】る。

綠荷【ろくか】相い倚り 池塘に滿つ,露清く 枕簟【ちんてん】藕花【ぐうか】の香,悠揚【ゆうよう】を恨む。

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(現代語訳)

(逢えなくて、別れてもなおわすれることもできないでいる、うらむだけでは生きていけないと廣い気持ちになろうと思いなおすと詠う。)

そよ風が簾を揺らしていく、春麗らかな昼下がり時を告げる鐘の音が聞えてくる。閨には鴛鴦の刺繍に牡丹の花が重ねて刺繍している蒲団がかけられている。

とばりに明け方の日差しが当たってきたのではじめて巻き上げてみると、朝未だ冷たく朝もやがまだ濃く漂う。眉の緑が薄くなっているので粉の眉でなおすとやっと美しい晴れやかな顔になった。だけど、この艶やかさをだれに見せるともないので物憂げな気持ちになってしまう。

また、起き上がって窓辺に立って見ても、誰に話すこともなく、朝の化粧に整えてみる。どの飾にしようかと宝物の小箱を手にとると、その二朝日が射しこんで鏡が反射するように輝いた。

まだ緑の蓮の葉と蕾はそれぞれ寄り添っていて池の端にはいっぱいに繁っている。自分の身は清廉なもので枕にも、簟のシーツにもきれいなもので・別れたのに忘れられずに花の香りをこの閨に広げている。どんなに恨んでみても落ち着いてあの人のことを思い続けよう。

 

 杏の花01

(訳注)

3 -2 虞美人六首 其二

『花間集』には顧夐の作が六首収められている。双調五十八字、前後段五句二十九字二仄韻三平韻で、❼❺⑦⑦③/❼❺⑦⑦③の詞形をとる。他の男が手を出せない、美しい女妓、宮女を虞美人としてうたうもの。

 

虞美人六首其二

(逢えなくて、別れてもなおわすれることもできないでいる、うらむだけでは生きていけないと廣い気持ちになろうと思いなおすと詠う。)その二。

 

觸簾 風送 景陽鐘,鴛被 繡花重。

そよ風が簾を揺らしていく、春麗らかな昼下がり時を告げる鐘の音が聞えてくる。閨には鴛鴦の刺繍に牡丹の花が重ねて刺繍している蒲団がかけられている。

景陽 春麗らかな昼下がり。

 

曉幃 初卷 冷煙濃,翠勻 粉黛 好儀容,思 嬌慵。

とばりに明け方の日差しが当たってきたのではじめて巻き上げてみると、朝未だ冷たく朝もやがまだ濃く漂う。眉の緑が薄くなっているので粉の眉でなおすとやっと美しい晴れやかな顔になった。だけど、この艶やかさをだれに見せるともないので物憂げな気持ちになってしまう。

幃 1≡帷 2(古代の身に帯びる)香袋.

勻 すくない、 ひとしい

儀容 礼儀にかなった姿や態度。容儀。

嬌 あでやか。なまめかしい。

慵 物憂い,けだるい.

 

起來 無語 理朝粧,寶匣 鏡凝光。

また、起き上がって窓辺に立って見ても、誰に話すこともなく、朝の化粧に整えてみる。どの飾にしようかと宝物の小箱を手にとると、その二朝日が射しこんで鏡が反射するように輝いた。

 

綠荷 相倚 滿池塘,露清 枕簟 藕花香,恨 悠揚。

まだ緑の蓮の葉と蕾はそれぞれ寄り添っていて池の端にはいっぱいに繁っている。自分の身は清廉なもので枕にも、簟のシーツにもきれいなもので・別れたのに忘れられずに花の香りをこの閨に広げている。どんなに恨んでみても落ち着いてあの人のことを思い続けよう。

綠荷 蓮の花は夏の花で春は蕾であり、晩春には水面は緑で一杯になり、池の堤の春草とで緑いっぱいになる。

藕【ぐう】レンコン.藕断絲連 《成》(レンコンはちぎっても糸がつながっている>)(男女が)別れたのになお関係を断ち切れずにいる.藕粉 []レンコンの澱粉.

悠揚 ゆったりとしてこせこせしないさま。落ち着いているさま。
海棠花022
 

13 -1 虞美人六首 其一 顧太尉敻(顧夐【こけい】)五十五首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-453-13-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3812

顧夐《虞美人》 (逢えなくても我慢してきた春の心が約束の日にも訪ねてくれず、心も体も満たされず、女の浮気心を目覚めさせることを詠う。)夜も眠りにつけずうとうととしていると、春を告げに鶯が啼き、あの人と過ごす夢の続きを破られてしまう。起き上がり、寝床を離れて金泥の鳳模様の簾を巻き上げてみる。


2014年2月26日 の紀頌之5つのブログ
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■ 花間集から
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『花間集』継続中 
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13 -1 虞美人六首 其一 顧太尉(顧夐【こけい】)五十五首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-453-13-#1   漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3812 

 

■ 顧太尉敻(顧夐【こけい】)五十六首
1 六巻 虞美人六首,其一 顧夐
2 六巻 虞美人六首,其二 顧夐
3 六巻 虞美人六首,其三 顧夐
4 六巻 虞美人六首,其四 顧夐
5 六巻 虞美人六首,其五 顧夐
6 六巻 虞美人六首,其六 顧夐
7 六巻 河傳三首,其一 顧夐
8 六巻 河傳三首,其二 顧夐
9 六巻 河傳三首,其三 顧夐
10 六巻 甘州子五首 其一 顧夐
11 六巻 甘州子五首 其二 顧夐
12 六巻 甘州子五首 其三 顧夐
13 六巻 甘州子五首 其四 顧夐
14 六巻 甘州子五首 其五 顧夐
15 六巻 玉樓春四首 其一 顧夐
16 六巻 玉樓春四首 其二 顧夐
17 六巻 玉樓春四首 其三 顧夐
18 六巻 玉樓春四首 其四 顧夐
19 六巻 南鄉子 顧夐
20 七巻 浣溪紗八首,其一 顧夐
21 七巻 浣溪紗八首,其二 顧夐
22 七巻 浣溪紗八首,其三 顧夐
23 七巻 浣溪紗八首,其四 顧夐
24 七巻 浣溪紗八首,其五 顧夐
25 七巻 浣溪紗八首,其六 顧夐
26 七巻 浣溪紗八首,其七 顧夐
27 七巻 浣溪紗八首,其八 顧夐
28 七巻 酒泉子七首,其一 顧夐
29 七巻 酒泉子七首,其二 顧夐
30 七巻 酒泉子七首,其三 顧夐
31 七巻 酒泉子七首,其四 顧夐
32 七巻 酒泉子七首,其五 顧夐
33 七巻 酒泉子七首,其六 顧夐
34 七巻 酒泉子七首,其七 顧夐
35 七巻 楊柳枝一首 顧夐
36 七巻 遐方怨一首 顧夐
37 七巻 獻衷心一首 顧夐
38 七巻 應天長一首 顧夐
39 七巻 訴衷情二首 其一 顧夐
40 七巻 訴衷情二首 其二 顧夐
41 七巻 荷葉盃九首,其一 顧夐
42 七巻 荷葉盃九首,其二 顧夐
43 七巻 荷葉盃九首,其三 顧夐
44 七巻 荷葉盃九首,其四 顧夐
45 七巻 荷葉盃九首,其五 顧夐
46 七巻 荷葉盃九首,其六 顧夐
47 七巻 荷葉盃九首,其七 顧夐
48 七巻 荷葉盃九首,其八 顧夐
49 七巻 荷葉盃九首,其九 顧夐
50 七巻 漁歌子一首 顧夐
51 七巻 臨江仙三首 其一 顧夐
52 七巻 臨江仙三首 其二 顧夐
53 七巻 臨江仙三首 其三 顧夐
54 七巻 醉公子二首 其一 顧夐
55 七巻 醉公子二首 其二 顧夐
56 七巻 更漏子一首 顧夐
 

花間集第六巻 顧太尉十八首

花間集第七巻 顧太尉十七首  合計五十五首

 

顧夏(生卒年末詳)、字、出身地ともに未詳。後いら蜀の詞人。初め前蜀の王建に仕えて刺史となり、ついで後蜀の孟知禅に仕えて大尉にまでなった。通正元年(916)、宮廷の摩訶池に黒鶴が飛来したので、詩を作り、禍があると注意を促したと言う。後に孟知禅が後蜀を建国するとこれに仕え大尉まで昇進した。酔公子詞はとくにその当時称賛されたといぅ。況葦の詞凪をうけた花間派の艶美な特色をそなえた詞人として重きをなしていた詞人である。酔公子、訴衷情、荷葉盃等は、特に人々に広く歌い伝えられた。作風は温庭箔に近い。『花間集』には五十五首の詞が収められている。

十国春秋巻五六 歴代詩余巻一〇一詞人姓氏 全唐詩巻三二

顧大尉詞一巻 王国維韓、唐五代二十一家詞輯所収

,生卒年不詳。五代十國後蜀詞人。累官至太尉。

 

 

虞美人六首其一

(逢えなくても我慢してきた春の心が約束の日にも訪ねてくれず、心も体も満たされず、女の浮気心を目覚めさせることを詠う。)
曉鶯啼破相思夢,簾看金泥鳳。

夜も眠りにつけずうとうととしていると、春を告げに鶯が啼き、あの人と過ごす夢の続きを破られてしまう。起き上がり、寝床を離れて金泥の鳳模様の簾を巻き上げてみる。

宿粧猶在酒初醒,翠翹慵整倚雲屏,轉娉婷。

寝化粧はそのまま残っていて、酒はいくら飲んでも初めから酔いはしなかった、鏡を見て、翡翠の簪を物憂げの心でなおしてみて、雲母の屏風に寄り添ってみる。どうみてもこれだけ艶めかしさいっぱいなのだ。 

香檀細畫侵桃臉,羅袂輕輕斂。

香しき薄紅色の白粉を眉尻から頬にかけてすかしを入れて、桃の花のように優しい顔に化粧をなおした。涙がにじむので薄絹の袂でそっとなんども拭う。

佳期堪恨再難尋,綠蕪滿院柳成陰,負春心。

逢瀬の約束の日というのに、再び語り合うことが出来ないという、恨めしき気持ちのまま堪えなければいけないのだ。奥の院の庭一面に草花は生えさきみだれ、やがて柳のはがしげって暗く影を為す季節になろうという、春になればあの人と情を交わし合うという期待はやぶられてしまった、もうその気持ちは失って他の人に思いを寄せることになるのだろうか。

 

其二

觸簾風送景陽鐘,鴛被繡花重。

曉幃初卷冷煙濃,翠勻粉黛好儀容,思嬌慵。

起來無語理朝粧,寶匣鏡凝光。

綠荷相倚滿池塘,露清枕簟藕花香,恨悠揚。

 

其三

翠屏閑掩垂珠箔,絲雨籠池閣。

露粘紅藕咽清香,謝娘嬌極不成狂,罷朝粧。

小金鸂鶒沉煙細,膩枕堆雲髻。

淺眉微斂炷檀輕,舊懽時有夢魂驚,悔多情。

 

其四

碧梧桐映紗晚,花謝鶯聲懶。

小屏屈曲掩青山,翠幃香粉玉爐寒,兩蛾攢。

顛狂少年輕離別,辜負春時節。

畫羅紅袂有啼痕,魂消無語倚閨門,欲黃昬。

 

其五

深閨春色勞思想,恨共春蕪長。

黃鸝嬌囀泥芳妍,杏枝如畫倚輕煙,鏁前。

凭欄愁立雙蛾細,柳影斜搖砌。

玉郎還是不還家,教人魂夢逐楊花,繞天涯。

 

其六

少年豔質勝瓊英,早晚別三清。

蓮冠穩篸鈿篦橫,飄飄羅袖碧雲輕,畫難成。

遲遲少轉腰身裊,翠靨眉心小。

醮壇風急杏花香。

此時恨不駕鸞皇,訪劉郎。

Flower1-001
 

『虞美人六首』 現代語訳と訳註

(本文) 虞美人六首

其一

曉鶯啼破相思夢,簾看金泥鳳。

宿粧猶在酒初醒,翠翹慵整倚雲屏,轉娉婷。

香檀細畫侵桃臉,羅袂輕輕斂。

佳期堪恨再難尋,綠蕪滿院柳成陰,負春心。

 

(下し文)

(虞美人六首其の一)

曉の鶯 啼き破りて相いに夢を思い,簾 金泥の鳳を看る。

宿粧 猶お酒 初めの醒る在り,翠翹 慵じて雲屏にる倚を整え,轉た娉婷たり。

香檀 細かに畫き 桃臉を侵し,羅袂 輕輕として斂む。

佳期 恨むに堪え 再び尋ね難き,綠蕪 院に滿ち 柳 陰を成し,春心に負く。

 

(現代語訳)

(逢えなくても我慢してきた春の心が約束の日にも訪ねてくれず、心も体も満たされず、女の浮気心を目覚めさせることを詠う。)

夜も眠りにつけずうとうととしていると、春を告げに鶯が啼き、あの人と過ごす夢の続きを破られてしまう。起き上がり、寝床を離れて金泥の鳳模様の簾を巻き上げてみる。

寝化粧はそのまま残っていて、酒はいくら飲んでも初めから酔いはしなかった、鏡を見て、翡翠の簪を物憂げの心でなおしてみて、雲母の屏風に寄り添ってみる。どうみてもこれだけ艶めかしさいっぱいなのだ。 

香しき薄紅色の白粉を眉尻から頬にかけてすかしを入れて、桃の花のように優しい顔に化粧をなおした。涙がにじむので薄絹の袂でそっとなんども拭う。

逢瀬の約束の日というのに、再び語り合うことが出来ないという、恨めしき気持ちのまま堪えなければいけないのだ。奥の院の庭一面に草花は生えさきみだれ、やがて柳のはがしげって暗く影を為す季節になろうという、春になればあの人と情を交わし合うという期待はやぶられてしまった、もうその気持ちは失って他の人に思いを寄せることになるのだろうか。

 

 

(訳注)

13 -1 虞美人六首 其一

『花間集』には顧夐の作が六首収められている。双調五十八字、前後段五句二十九字二仄韻三平韻で、❼❺⑦⑦③/❼❺⑦⑦③の詞形をとる。 虞美人六首其一

虞美人六首其一

(逢えなくても我慢してきた春の心が約束の日にも訪ねてくれず、心も体も満たされず、女の浮気心を目覚めさせることを詠う。)
 

花間集『虞美人』十四首

毛文錫(毛司徒文錫)

虞美人二首

顧太尉

虞美人六首

孫少監光憲

虞美人(虞每人)二首

鹿太保虔扆

虞美人一首 

閻處士選

虞美人二首

李秀才珣

虞美人一首

 

虞美人二首 其一 毛文錫【もうぶんせき】  ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-365-8-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3372

虞美人二首 其二 毛文錫【もうぶんせき】  ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-366-8-#2  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3377

 

○項羽の愛姫で虞姫ともいう。5年にわたる楚・漢抗争のすえ,前202年に項羽は劉邦の漢軍によって垓下(がいか)(安徽省

霊璧県)に囲まれた(垓下の戦)。夜,四面から聞こえてくる楚の歌に,項羽は郷里の楚も漢におちたことを悟り(四面楚歌),虞美人をかたわらに決別の酒宴をひらいた。項羽は悲憤慷慨し,涙して辞世の詩をうたうと,彼女も唱和し,みな泣き伏したという。虞美人草の名は,彼女の鮮血が化して草花になったという伝から来ている。

秦末・虞美人『虞美人歌』

漢兵已略地,四方楚歌聲。

大王意氣盡,賤妾何聊生。

虞美人の歌)

漢兵 已に地を略し,四方 楚の歌聲。

大王 意氣盡き,賤妾 何ぞ生を聊んぜん。

漢の軍勢がすでに楚の国土を侵略してきたようだ。四方周りは敵の漢軍であるがその中に裏切りなのか故郷の楚の歌声が聞こえる。落胆した覇王項羽大王の意気は尽き果てたのだ。この後、このわたくしは何を頼りに生きていけばいいのでしょうか。 

虞美人歌  秦末・虞美人 詩<118>古代 女性詩 555 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1482

『史記正義』に出てくる楚の項羽(項籍)の女官である虞美人の作といわれる。項羽が、垓下で敗れたときに慷慨悲歌したときの詩

項羽『垓下歌』

力拔山兮氣蓋世,時不利兮騅不逝。

騅不逝兮可奈何,虞兮虞兮奈若何!

であるが、それに対して虞美人が歌い舞った。

項羽と劉邦は戦いと和睦を繰り返しながら、垓下で雌雄を決する一戦を迎える。この時、項羽の少数の軍勢を大軍で取り囲んだ劉邦は、味方の兵士たちに項羽の祖国楚の歌を歌わせる。この歌を聞いた項羽は味方の兵が寝返ったのだと誤解して絶望する。その絶望の中で歌ったとされるのが、「垓下歌」である。

・西楚覇王・項羽の愛姫・虞姫の唱った歌。 

・この悲劇に基づき後世、同題の詩が作られる。 

・虞美人 項羽の女官。「美人」は位。

・実質上の妻。『史記・項羽本紀』虞姫は、どの戦闘にもついて行った。

毛文錫

虞美人二首 其一

鴛鴦對浴銀塘暖,水面蒲梢短。

垂楊低拂塵波,蛟絲結網露珠多,滴圓荷。

遙思桃葉江碧,便是天河隔。

錦鱗紅鬣影沉沉,相思空有夢相尋,意難任。

鴛鴦 対浴して銀塘 暖かに、水面 蒲梢 短し。

垂楊 低く払う 麹塵の波、蛟絲 網を結びて 露珠 多く、円荷に滴る。

遙かに思うは 桃葉 呉江の碧ならんこと、便ち是れ 天河 隔つ。

錦鱗紅髭 影 沈沈として、相い思うも 空しく夢の相い尋ぬる 有るのみ、意 任え難し

(鴛鴦のように過したが、今は高貴な人の妻、二人の間には天の川がある。そこにいるとわかっていても手が届かないもどかしい男の気持ちを詠う。虞美人に男の気持ちは伝わらない。)

鴛鴦は銀色に光る池の水に遊び、堤には春の暖かさがひろがり、それでも水面より顏を出す蒲はまだ短い。

柳の枝は水面に届くほどに垂れて掃き拂うよう、池の波は柳の薄黄の色にそまっている。その水面に映る枝は、蛟が蜘蛛の巣に結べる露の玉のように多くある、円い蓮の葉は露がこぼれ落ちるようだ。 

いまわたしが思いつづけるわたしの東晋の情熱の女妓「桃葉」は遙か碧の呉江のほとりにある。すなわち、ここには二人を引き裂くのは天の川が横たわっている。

 錦の鱗魚は水底深く住んでいて、文を出すすべもなく、これだけ恋い焦がれているのに、ただ夢に尋ねるだけなのだ、この思いはもう堪えがたい。

『虞美人歌』

 

『虞美人二首 其二』

寶檀金縷鴛鴦枕,綬帶盤宮錦。

夕陽低映小明,南園綠樹語鶯鶯,夢難成。

玉鑪香暖頻添,滿地飄輕絮。

珠簾不卷度煙,庭前閑立畫鞦韆,陽天。

(虞美人二首 其の二)

寶檀 金縷 鴛鴦の枕,綬帶 盤宮の錦。

夕陽 低く映え 小の明,南園 綠樹 語るはなり鶯鶯,夢成り難し。

玉鑪 香暖 頻りに添けなくも炷し,滿地 輕絮飄う。

珠簾 不卷 沉煙度り,

庭前 閑立 鞦韆を畫し,陽天を豔す。

(愛し合いながらも別れることになる青春の悲恋をうたう。)

そのころは、女の閨には寶檀に金糸飾りがあり鴛鴦の枕、綬帶鳥図に盤宮錦とありとあらゆる夫婦円満の飾りにかこまれている。夕日も低く照らし、閨の小窓を明るくする。春も終わるころになり南側の庭園に葉もうっそうと茂るころには、愛し合いながらも別れることになる「鶯鶯伝」を語ることになる。夢は、現実になることは難しいものだ。宝玉でできた立派な香炉には、香が暖められてしきりにくゆらせながら立ち上る。そこの池中に軽やかに柳絮の綿が飛び交っている。玉すだれは巻き上げることはなく、その内には、香は深く垂れこめ部屋中に行き渡る。その庭を前にして、あれほど楽しく遊んだ綺麗に画き飾られたブランコがポツンと建っている。そこには天高く太陽が艶やかに光っているだけなのだ。

 曉鶯001

 

曉鶯啼破相思夢,簾看金泥鳳。

夜も眠りにつけずうとうととしていると、春を告げに鶯が啼き、あの人と過ごす夢の続きを破られてしまう。起き上がり、寝床を離れて金泥の鳳模様の簾を巻き上げてみる。

 

宿粧猶在酒初醒,翠翹慵整倚雲屏,轉娉婷。

寝化粧はそのまま残っていて、酒はいくら飲んでも初めから酔いはしなかった、鏡を見て、翡翠の簪を物憂げの心でなおしてみて、雲母の屏風に寄り添ってみる。どうみてもこれだけ艶めかしさいっぱいなのだ。 

宿粧 昨夜の化粧。

翠麺 茹翠の羽を飾った管。

雲屏 雲母を散らした屏風。

転嫁好 いよいよ艶やかである。転は、ますます、いよいよ。焙好は艶やかで美しい。

 

香檀細畫侵桃臉,羅袂輕輕斂。

香しき薄紅色の白粉を眉尻から頬にかけてすかしを入れて、桃の花のように優しい顔に化粧をなおした。涙がにじむので薄絹の袂でそっとなんども拭う。

香檀細画侵桃瞼 香しい紅で眉から頬のあたりに入れたぼかしがかかっていること。・檀は檀色、薄赤色。・桃腺は桃の花のように美しい顔、頬。

羅袂輕輕斂 薄綿の裸で(頬までかかった紅の曇かしを)そっとぬぐい取る。敵は言所に集めるというのが原義。ここで赦の字をわざわざ使ったのは前句の腺と韻を踏まなければならないため。なお別の解釈として、そっと薄絹の枚をおさめて化粧箱を片付ける、ぁるいほ、長い薄絹の袖をそっと巻く、と解する説もある。

 

佳期堪恨再難尋,綠蕪滿院柳成陰,負春心。

逢瀬の約束の日というのに、再び語り合うことが出来ないという、恨めしき気持ちのまま堪えなければいけないのだ。奥の院の庭一面に草花は生えさきみだれ、やがて柳のはがしげって暗く影を為す季節になろうという、春になればあの人と情を交わし合うという期待はやぶられてしまった、もうその気持ちは失って他の人に思いを寄せることになるのだろうか。

負春心 恋心に背く。男を恋しく思いながらも、再会するすべがなく、せっかくの春を無にして、恋心の叶えられぬことを言う。負は背く。春心は冬の間は万物貯え、我慢して春を迎えることで、情を交わし合うこと。逢えなくても我慢してきた春の心が約束の日にも訪ねてくれず、心も体も満たされず、女の浮気心を目覚めさせることを詠う。
木蘭00
 

『花間集』 このブログで花間集全詩、訳注解説します。(5)和凝と顧夐 詩目次 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3807

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杏の花0055
2014年2月25日の紀頌之5つのブログ
●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場
Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
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張平子(張衡)《西京賦》(14) #5-2 文選 賦<114―(14)>31分割68回 Ⅱ李白に影響を与えた詩1051 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3803
●唐を代表する中唐の韓愈の儒家としての考えのよくわかる代表作の一つ
Ⅱ中唐詩・晩唐詩
 
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《題秀禪師房》韓愈(韓退之) Ⅱ中唐詩 <964>  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3804韓愈詩-259
●杜甫の全作品1141首を取り上げて訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"
Ⅲ杜甫詩1000詩集  LiveDoorブログ廣徳2年764-36-1 《太子張舍人遺織成褥段―#1》 ふたたび成都 杜甫<667-#1> 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3805 杜甫詩1000-667-#1-955/1500774
●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている
Ⅳブログ漢・唐・宋詞詩集 Fc2ブログ296 《奉酬盧給事雲夫四兄曲江荷花行見寄并呈上錢七兄》 韓愈 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3806 (02/25)
●●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩。唐から五代詩詞。花間集
Ⅴ.唐五代詞詩・宋詞詩・女性 LiveDoor『花間集』 このブログで花間集全詩、訳注解説します。(5)和凝と顧夐 詩目次 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3807
 花間集(1)花間集(2)花間集(3)花間集(4)花間集(5)
      
 ■最近の人気の文・賦・詩・詞(漢詩の5ブログ各部門)


『花間集』 このブログで花間集全詩、訳注解説します。(5)和凝と顧夐 詩目次 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3807


『花間集』は、その多くが情愛の詞である。この一派を花間詞派という。花間詞派や南唐詞派(南唐中主・李璟、南唐後主・李煜)、馮延巳などの流れを受け継ぎ、宋代になって大成された詞の本流とも謂える大きな流れがあるが、これらの詞を婉約詞(派)という。

  『花間集』が後世に与えた影響は大きく、詞といえば花間詞派等のからの婉約詞を意味するような雰囲気になり、日本語で「小唄、端唄」などと訳されたのも、ここから来ている。


花間集卷第六 五十一首
歐陽舍人炯十三首
南鄉子八首 獻衷心一首 賀明朝二首
江城子一首 鳳樓春一首
和學士凝十三首
小重山二首 臨江仙二首 菩薩蠻一首
山花子二首 河滿子二首 薄命女一首
望梅花一首 天仙子二首 春光好二首
採桑子一首 柳枝三首 漁父一首
顧太尉十八首
虞美人六首 河傳三首 甘州子五首
玉樓春四首 南鄉子

   花間集第七 五十首
顧太尉三十七首
浣溪紗八首 酒泉子七首 楊柳枝一首
遐方怨一首 獻衷心一首 應天長一首
訴衷情二首 荷葉盃九首 漁歌子一首
臨江仙三首 醉公子二首 更漏子一首
孫少監光憲十三首
浣溪紗九首 河傳四首


木蘭02


      
 ID作品名作者 
  ■ 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首 
 1六巻小重山二首其一和凝 
 2六巻小重山二首其二和凝 
 3六巻臨江仙二首 其一和凝 
 4六巻臨江仙二首其二和凝 
 5六巻菩薩蠻一首 其一和凝 
 6六巻山花子二首 其一 和凝 
 7六巻 山花子二首 其二和凝 
 8六巻河滿子二首 其一和凝 
 9六巻河滿子二首 其二和凝 
 10六巻薄命女一首 其一和凝 
 11六巻望梅花一首和凝 
 12六巻天仙子二首 其一和凝 
 13六巻天仙子二首 其二和凝 
 14六巻春光好二首 其一和凝 
 15六巻春光好二首 其二和凝 
 16六巻採桑子一首和凝 
 17六巻柳枝三首 其一和凝 
 18六巻柳枝三首 其二和凝 
 19六巻柳枝三首 其三和凝 
 20六巻漁父一首 其一和凝 
      
      
  
 ID作品名作者 
 ■ 顧太尉(顧夐【こけい】)五十六首 
 1六巻虞美人六首 其一顧夐 
 2六巻虞美人六首 其二顧夐 
 3六巻虞美人六首 其三顧夐 
 4六巻虞美人六首 其四顧夐 
 5六巻虞美人六首 其五顧夐 
 6六巻虞美人六首 其六顧夐 
 7六巻河傳三首 其一顧夐 
 8六巻河傳三首 其二顧夐 
 9六巻河傳三首 其三顧夐 
   『花間集』河傳十八首について  
 10六巻甘州子五首 其一顧夐 
 11六巻甘州子五首 其二顧夐 
 12六巻甘州子五首 其三顧夐 
 13六巻甘州子五首 其四顧夐 
 14六巻甘州子五首 其五顧夐 
 15六巻玉樓春四首 其一顧夐 
 16六巻玉樓春四首 其二顧夐 
 17六巻玉樓春四首 其三顧夐 
 18六巻玉樓春四首 其四顧夐 
 19六巻南鄉子顧夐 
 20七巻浣溪紗八首,其一顧夐 
 21七巻浣溪紗八首,其二顧夐 
 22七巻浣溪紗八首,其三顧夐 
 23七巻浣溪紗八首,其四顧夐 
 24七巻浣溪紗八首,其五顧夐 
 25七巻浣溪紗八首,其六顧夐 
 26七巻浣溪紗八首,其七顧夐 
 27七巻浣溪紗八首,其八顧夐 
 28七巻酒泉子七首,其一顧夐 
 29七巻酒泉子七首,其二顧夐 
 30七巻酒泉子七首,其三顧夐 
 31七巻酒泉子七首,其四顧夐 
 32七巻酒泉子七首,其五顧夐 
 33七巻酒泉子七首,其六顧夐 
 34七巻酒泉子七首,其七顧夐 
 35七巻楊柳枝一首顧夐 
 36七巻遐方怨一首顧夐 
 37七巻獻衷心一首顧夐 
 38七巻應天長一首顧夐 
 39七巻訴衷情二首 其一顧夐 
 40七巻訴衷情二首 其二顧夐 
 41七巻荷葉盃九首,其一顧夐 
 42七巻荷葉盃九首,其二顧夐 
 43七巻荷葉盃九首,其三顧夐 
 44七巻荷葉盃九首,其四顧夐 
 45七巻荷葉盃九首,其五顧夐 
 46七巻荷葉盃九首,其六顧夐 
 47七巻荷葉盃九首,其七顧夐 
 48七巻荷葉盃九首,其八顧夐 
 49七巻荷葉盃九首,其九顧夐 
 50七巻漁歌子一首顧夐 
 51七巻臨江仙三首 其一顧夐 
 52七巻臨江仙三首 其二顧夐 
 53七巻臨江仙三首 其三顧夐 
 54七巻醉公子二首 其一顧夐 
 55七巻醉公子二首 其二顧夐 
 56七巻更漏子一首顧夐 
      


『花間集』 このブログで花間集全詩、訳注解説します。(4)毛文錫、牛希濟と欧陽烱 詩目次 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3802

『花間集』 このブログで花間集全詩、訳注解説します。(4)毛文錫、牛希濟と欧陽烱 詩目次 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3802

2014年2月24日 の紀頌之5つのブログ  
●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場
Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
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張平子(張衡)《西京賦》(13)(未央宮の正殿) #5-1 文選 賦<114―(13)>31分割68回 Ⅱ李白に影響を与えた詩1050 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3798
●唐を代表する中唐の韓愈の儒家としての考えのよくわかる代表作の一つ
Ⅱ中唐詩・晩唐詩
 
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《將至韶州,先寄張端公使君借圖經〔將入韶州,先寄張端公使君借圖經〕》韓愈(韓退之) Ⅱ中唐詩 <963>  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3799韓愈詩-258
●杜甫の全作品1141首を取り上げて訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"
Ⅲ杜甫詩1000詩集  LiveDoorブログ 廣徳2年764-35-3 《揚旗―#3》 ふたたび成都 杜甫<666-#3> 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3800 杜甫詩1000-666-#3-954/1500773
●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている
Ⅳブログ漢・唐・宋詞詩集 Fc2ブログ 295 《奉和錢七兄曹長盆池所植》 韓愈 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3801 (02/24)
●●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩。唐から五代詩詞。花間集
Ⅴ.唐五代詞詩・宋詞詩・女性 LiveDoor 『花間集』 このブログで花間集全詩、訳注解説します。(4)毛文錫、牛希濟と欧陽烱 詩目次 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3802
  花間集(1) 花間集(2) 花間集(3) 花間集(4)    
             
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『楚辞・九歌』東君 屈原詩<78-#1>505 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1332http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67664757.html
『楚辞』九辯 第九段―まとめ 宋玉  <00-#35> 664 漢文委員会kanbuniinkai 紀頌之の漢詩ブログ2304  http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10-rihakujoseishi/archives/6471825.html
安世房中歌十七首(1) 唐山夫人 漢詩 http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67710265.html 
為焦仲卿妻作 序 漢詩<143>古詩源 巻三 女性詩http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67729401.html
於凊河見輓船士新婚別妻一首 曹丕(魏文帝) 魏詩http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67759129.html
朔風 (一章) 曹植 魏詩<25-#1>文選雑詩 上 http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67780868.html
謝靈運詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/1901_shareiun000.html 謝靈運詩六朝期の山水詩人。この人の詩は上品ですがすがしい男性的な深みのある詩である。後世に多大な影響を残している。
謝靈運が傲慢で磊落だったというが彼の詩からはそれを感じさせるということは微塵もない。謝靈運、謝朓、孟浩然は好きな詩人である。
登永嘉緑嶂山詩 #1 謝霊運 <20> 詩集 386ーhttp://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67474554.html
登池上樓 #1 謝霊運<25>#1  ー http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67502196.html
孟浩然の詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/209mokonen01.html 孟浩然の詩盛唐初期の詩人であるが謝霊運の詩に傾倒して山水詩人としてとてもきれいな詩を書いている。特に山水画のような病者の中で細やかな部分に動態を感じさせる表現力は素晴らしい。
李商隠詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/3991_rishoin000.html 
李商隠詩 華やかな時はほんの1年余り、残りは不遇であった。それが独特な詩を生み出した。この詩人の詩は物語であり、詩を単発で見ては面白くなく、数編から十数編のシリーズになっているのでそれを尊重して読まれることを進める。
女性詩人 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/0josei00index.html 女性詩人古代から近世に至るまで女性の詩は書くことを許されない環境にあった。貴族の子女、芸妓だけである。残されている詩のほとんどは詞、楽府の優雅、雅なものへの媚の詞である。しかしその中に針のような痛みを感じさせるものがあるのである。
孟郊詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/328_moukou001.html 「文章得其微,物象由我裁。」詩人が作り出す文章は細やかなる描写表現を得ているものだ、万物の事象をも作り出すことさえも詩人自身の裁量でもってするのである。
李商隠詩 http://kanbuniinkai7.dousetsu.com/99_rishoinn150.html Ⅰ李商隠150首
魚玄機 詩 全首130回賦得江邊柳 魚玄機  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-65-1-#五言律詩  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1876
薛濤 詩詞全首100 井梧吟 薛濤 唐五代詞・宋詩 薛濤-136-8-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2227
主に花間集から
温庭筠 70首『菩薩蠻 一』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-1-1-#1 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1620
韋荘 50首 菩薩蠻 一 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩花間集Gs-247-5-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2617
皇甫松 10首 採蓮子二首  其一 皇甫松  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-307-5-#61  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3082
牛嶠  20首 女冠子四首 其一 牛嶠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-312-5-#66  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3107
『花間集』継続中 
杜甫全詩 韓愈全詩 李白全集 文選 古詩源 玉台新詠 花間集
木蓮001
『花間集』は、その多くが情愛の詞である。この一派を花間詞派という。花間詞派や南唐詞派(南唐中主・李璟、南唐後主・李煜)、馮延巳などの流れを受け継ぎ、宋代になって大成された詞の本流とも謂える大きな流れがあるが、これらの詞を婉約詞(派)という。

  『花間集』が後世に与えた影響は大きく、詞といえば花間詞派等のからの婉約詞を意味するような雰囲気になり、日本語で「小唄、端唄」などと訳されたのも、ここから来ている。


花間集卷第五 五十首
張舍人泌四首
江城子二首 何瀆神一首 胡蝶兒一首
毛司徒文錫三十一首
虞美人二首 酒泉子一首 喜遷鶯一首
贊成功一首 西溪子一首 中興樂一首
更漏子一首 接賢賓一首 贊浦子一首
甘州遍一首 紗䆫恨二首 柳含煙四首
醉花間二首 浣紗溪一首 浣紗溪一首
月宮春一首 戀情深二首 訴衷情二首
應天長一首 何滿子一首 巫山一段雲一首
臨江仙一首
牛學士希濟十一首
臨江仙七首 酒泉子一首 生查子一首
中興樂一首 謁金門一首
歐陽舍人烱四首
浣溪紗四首


花間集卷第六 五十一首
歐陽舍人炯十三首
南鄉子八首 獻衷心一首 賀明朝二首
江城子一首 鳳樓春一首
和學士凝十三首
小重山二首 臨江仙二首 菩薩蠻一首
山花子二首 河滿子二首 薄命女一首
望梅花一首 天仙子二首 春光好二首
採桑子一首 柳枝三首 漁父一首
顧太尉十八首 *2014/2/26より 掲載開始
虞美人六首 河傳三首 甘州子五首
玉樓春四首
南鄉子

蓼花00

   花間集―毛文錫  
 ID作品名作者 
 ■ 毛司徒文錫(毛文錫【もうぶんせき】)三十一首  
 1五巻虞美人二首 其一 毛文錫【もうぶんせき】  ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-365-8-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3372毛文錫 
 2五巻虞美人二首 其二 毛文錫【もうぶんせき】  ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-366-8-#2  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3377毛文錫 
 3五巻8 -11 酒泉子一首 毛文錫【もうぶんせき】ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-410-8-#11  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3597毛文錫 
 4五巻喜遷鶯一首毛文錫 
 5五巻贊成功一首毛文錫 
 6五巻西溪子一首毛文錫 
 7五巻中興樂一首毛文錫 
 8五巻更漏子 毛文錫【もうぶんせき】  ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-367-8-#3  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3382毛文錫 
 9五巻接賢賓一首毛文錫 
 10五巻贊浦子一首毛文錫 
 11五巻甘州遍二首毛文錫 
 12五巻甘州遍二首毛文錫 
 13五巻紗窗恨 毛文錫【もうぶんせき】  ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-368-8-#4  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3387毛文錫 
 14五巻紗䆫恨二首 其二 毛文錫【もうぶんせき】  ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-369-8-#5  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3392毛文錫 
 15五巻柳含煙四首毛文錫 
 16五巻柳含煙四首毛文錫 
 17五巻柳含煙四首毛文錫 
 18五巻柳含煙四首毛文錫 
 19五巻酔花間 毛文錫【もうぶんせき】  ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-370-8-#6  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3397毛文錫 
 20五巻《酔花間 其二》毛文錫【もうぶんせき】ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」Gs-371-8-#7  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3402毛文錫 
 21五巻浣紗溪一首毛文錫 
 22五巻浣溪沙一首毛文錫 
 23五巻月宮春一首毛文錫 
 24五巻戀情深二首毛文錫 
 25五巻戀情深二首毛文錫 
 26五巻訴衷情二首毛文錫 
 27五巻訴衷情二首毛文錫 
 28五巻應天長一首 毛文錫【もうぶんせき】  ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-374-8-#10  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3417毛文錫 
 29五巻何滿子一首毛文錫 
 30五巻巫山一段雲一首 毛文錫【もうぶんせき】  ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-372-8-#8  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3407毛文錫 
 31五巻臨江仙一首 毛文錫【もうぶんせき】  ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-373-8-#9  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3412毛文錫 
   * 2014/3月~4月で毛文錫4~27を掲載・補完予定   
      
 ID作品名作者 
 ■ 牛學士希濟(牛希濟【ぎゅうきさい】)十一首  
 1五巻10 -1 生查子一首 牛學士希濟(牛希濟)ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-398-10-#1 牛學士希濟十一首 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3537牛希濟 
 2五巻10 -2 中興樂一首 牛學士希濟(牛希濟)ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-399-10-#2  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3542牛希濟 
 3五巻10 -3 謁金門一首 牛學士希濟(牛希濟)ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-400-10-#3 牛學士希濟十一首 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3547牛希濟 
 4五巻10 -4 酒泉子一首 牛學士希濟(牛希濟)ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-401-10-#4  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3552牛希濟 
 5五巻10 -5 臨江仙七首其一 牛學士希濟(牛希濟)ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-402-10-#5  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3557牛希濟 
 6五巻10 -6 臨江仙七首其二 牛學士希濟(牛希濟)ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-403-10-#6  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3562牛希濟 
 7五巻10 -7 臨江仙七首其三 牛學士希濟(牛希濟)ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-404-10-#7  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3567牛希濟 
 8五巻10 -8 臨江仙七首其四 牛學士希濟(牛希濟)ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-405-10-#8  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3572牛希濟 
 9五巻10 -9 臨江仙七首其五 牛學士希濟(牛希濟)ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-406-10-#9  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3577牛希濟 
 10五巻10 -10 臨江仙七首其六 牛學士希濟(牛希濟)ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-407-10-#10  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3582牛希濟 
 11五巻10 -11 臨江仙七首其七 牛學士希濟(牛希濟)ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-408-10-#11  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3587牛希濟 
      
   花間集―欧陽烱  
 ID作品名作者 
 ■ 歐陽舍人炯(欧陽烱【おうようけい】)十七首  
 1五巻浣渓沙 三首 其一欧陽烱 
2五巻浣渓沙 三首 其二欧陽烱 
3五巻浣渓沙 三首 其三欧陽烱 
4六巻三字令欧陽烱 
5六巻子八首 其一欧陽烱 
6六巻子八首 其二欧陽烱 
7六巻子八首 其三欧陽烱 
8六巻子八首 其四欧陽烱
9六巻子八首 其五欧陽烱
10六巻子八首 其六欧陽烱
 11六巻子八首 其七欧陽烱
 12六巻子八首 其八欧陽烱
 13六巻獻衷心一首欧陽烱
 14六巻賀明朝二首 其一欧陽烱
 15六巻賀明朝二首 其二欧陽烱
 16六巻江城子一首欧陽烱
 17六巻鳳樓春一首欧陽烱
      

『花間集』 このブログで花間集全詩、訳注解説します。(3)薛昭蘊、牛嶠と張泌 詩目次 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3797

『花間集』 このブログで花間集全詩、訳注解説します。(3)薛昭蘊、牛嶠と張泌 詩目次 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3797

木蓮001
『花間集』は、その多くが情愛の詞である。この一派を花間詞派という。花間詞派や南唐詞派(南唐中主・李璟、南唐後主・李煜)、馮延巳などの流れを受け継ぎ、宋代になって大成された詞の本流とも謂える大きな流れがあるが、これらの詞を婉約詞(派)という。

  『花間集』が後世に与えた影響は大きく、詞といえば花間詞派等のからの婉約詞を意味するような雰囲気になり、日本語で「小唄、端唄」などと訳されたのも、ここから来ている。
 

花間集卷第四 五十首
 
牛給事嶠二十六首
女冠子四首 夢江南二首 感恩多二首
應天長二首 更漏子三首 望江怨一首
菩薩蠻七首 酒泉子一首 定西番一首
玉樓春一首 西溪子一首 江城子二首
 
張舍人泌二十三首
浣溪紗十首 臨江仙一首 女冠子一首
河傳二首 酒泉子一首 生查子一首
思越人一首 滿宮花一首 柳枝一首
南歌子三首

花間集卷第五 五十首
 
張舍人泌四首
 
江城子二首 何瀆神一首 胡蝶兒一首
 
毛司徒文錫三十一首
虞美人二首 酒泉子一首 喜遷鶯一首
贊成功一首 西溪子一首 中興樂一首
更漏子一首 接賢賓一首 贊浦子一首
甘州遍一首 紗䆫恨二首 柳含煙四首
醉花間二首 浣紗溪一首 浣紗溪一首
月宮春一首 戀情深二首 訴衷情二首
應天長一首 何滿子一首 巫山一段雲一首
臨江仙一首
 
牛學士希濟十一首
臨江仙七首 酒泉子一首 生查子一首
中興樂一首 謁金門一首
杏の花01

      
 ID作品名作者 
 ■ 薛侍郎昭蘊(薛昭蘊【せつしょううん】)十九首  
 1三巻小重山二首 其一 薛侍郎昭蘊(薛昭蘊)  ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-377-9-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3432薛昭蘊 
 2三巻小重山二首 其二 (薛昭蘊)薛侍郎昭蘊  ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-378-9-#2  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3437薛昭蘊 
 3三巻浣溪紗八首 其一 (薛昭蘊)薛侍郎昭蘊  ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-379-9-#3  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3442薛昭蘊 
 4三巻9 4 浣溪紗八首 其二 (薛昭蘊)薛侍郎昭蘊ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-380-9-#4  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3447薛昭蘊 
 5三巻9 5 浣溪紗八首 其三 (薛昭蘊)薛侍郎昭蘊ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-381-9-#5  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3452薛昭蘊 
 6三巻9 6 浣溪紗八首 其四 (薛昭蘊)薛侍郎昭蘊ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-382-9-#6  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3457薛昭蘊 
 7三巻9 7 浣溪紗八首 其五 (薛昭蘊)薛侍郎昭蘊ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-383-9-#7  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3462薛昭蘊 
 8三巻9 8 浣溪紗八首 其六 (薛昭蘊)薛侍郎昭蘊ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-384-9-#8  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3467薛昭蘊 
 9三巻9 9 浣溪紗八首 其七 (薛昭蘊)薛侍郎昭蘊ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-385-9-#9  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3472薛昭蘊 
 10三巻9 10 浣溪紗八首 其八 (薛昭蘊)薛侍郎昭蘊ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-386-9-#10  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3477薛昭蘊 
 11三巻9 11 相見歡 (薛昭蘊)薛侍郎昭蘊ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-387-9-#11  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3482薛昭蘊 
 12三巻9 12 女冠子二首其一 (薛昭蘊)薛侍郎昭蘊ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-388-9-#12  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3487薛昭蘊 
 13三巻9 13 女冠子二首其二 (薛昭蘊)薛侍郎昭蘊ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-389-9-#13  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3492薛昭蘊 
 14三巻9 14 謁金門 (薛昭蘊)薛侍郎昭蘊ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-390-9-#14  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3497薛昭蘊 
 15三巻9 15-#1 離別難一首-#1(薛昭蘊)薛侍郎昭蘊ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-391-9-15-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3502薛昭蘊 
 15三巻9 15-#2 離別難一首 (薛昭蘊)薛侍郎昭蘊ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-392-9-15-#2  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3507薛昭蘊 
 16三巻9 16 喜遷鶯三首 其一 (薛昭蘊)薛侍郎昭蘊ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-393-9-#16  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3512薛昭蘊 
 17三巻9 17 喜遷鶯三首 其二 (薛昭蘊)薛侍郎昭蘊ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-394-9-#17  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3517薛昭蘊 
 18三巻9 18 喜遷鶯三首 其三 (薛昭蘊)薛侍郎昭蘊ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-395-9-#18  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3522薛昭蘊 
 19三巻9 19 醉公子一首 (薛昭蘊)薛侍郎昭蘊ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-396-9-#19  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3527薛昭蘊 
      
 ID作品名作者 
 ■ 牛給事嶠(牛嶠【ぎゅうきょう】)三十一首  
 1三巻柳枝五首其一牛嶠 
 2三巻柳枝五首其二牛嶠 
 3三巻柳枝五首其三牛嶠 
 4三巻柳枝五首其四牛嶠 
 5三巻柳枝五首其五牛嶠 
 6四巻女冠子四首 其一 牛嶠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-312-5-#66  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3107牛嶠 
 7四巻女冠子四首 其二 牛嶠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-315-5-#57-(6)  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3122牛嶠 
 8四巻女冠子四首 其三 牛嶠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-316-5-#57-(7)  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3127牛嶠 
 9四巻女冠子四首 其四 牛嶠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-317-5-#57-(8)  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3132牛嶠 
 10四巻夢江南二首其一 牛嶠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-318-5-#57-(9)  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3137牛嶠 
 11四巻夢江南二首 其一 牛嶠【ぎゅうきょう】 ⅩⅫ唐五代詞、「花間集」 Gs-319-6-#6  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3142牛嶠 
 12四巻感恩多 一 牛嶠【ぎゅうきょう】ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」Gs-320-6-#7 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3147牛嶠 
 13四巻感恩多二首 二 牛嶠【ぎゅうきょう】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-321-6-#8  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3152牛嶠 
 14四巻應天長二首 其一 牛嶠 ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-322-6-#9 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3157牛嶠 
 15四巻應天長二首 其二 牛嶠【ぎゅうきょう】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-323-6-#10  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3162牛嶠 
 15四巻更漏子三首 其一 牛嶠【ぎゅうきょう】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-325-6-#12  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3172牛嶠 
 16四巻更漏子三首 其二 牛嶠【ぎゅうきょう】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-326-6-#13  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3177牛嶠 
 17四巻更漏子三首 其三 牛嶠【ぎゅうきょう】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-327-6-#14  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3182牛嶠 
 18四巻望江怨 牛嶠【ぎゅうきょう】 ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-324-6-#11 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3167牛嶠 
 19四巻菩薩蠻七首 其一 牛嶠【ぎゅうきょう】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-330-6-#57-(21)  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3197牛嶠 
 20四巻菩薩蠻七首 其二 牛嶠【ぎゅうきょう】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-331-6-#18  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3202牛嶠 
 21四巻菩薩蠻七首 其三 牛嶠【ぎゅうきょう】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-332-6-#19  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3207牛嶠 
 22四巻菩薩蠻七首 其四 牛嶠【ぎゅうきょう】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-333-6-#20  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3212牛嶠 
 23四巻菩薩蠻七首 其五 牛嶠【ぎゅうきょう】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-334-6-#21  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3217牛嶠 
 24四巻菩薩蠻七首 其六 牛嶠【ぎゅうきょう】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-335-6-#22  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3222牛嶠 
 25四巻菩薩蠻七首 其七 牛嶠【ぎゅうきょう】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-336-6-#23  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3227牛嶠 
 26四巻6 -26 酒泉子一首 牛嶠ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-409-6-#26  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3592牛嶠 
 27四巻定西番 牛嶠【ぎゅうきょう】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-337-6-#24  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3232牛嶠 
 28四巻玉樓春一首牛嶠 
 29四巻《西溪子》牛嶠【ぎゅうきょう】 ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」Gs-338-6-#25 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3237牛嶠 
 30四巻江城子二首 其一 牛嶠【ぎゅうきょう】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-328-6-#15  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3187牛嶠 
 31四巻江城子二首 其二 牛嶠【ぎゅうきょう】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-329-6-#57-(20)  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3192牛嶠 
      
 ID作品名作者 
 ■ 張舍人泌(張泌【ぎゅうきょう】)二十七首  
 1四巻浣渓沙 十首 其一 張泌【ちょうひつ】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-339-7-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3242張泌 
 2四巻浣渓沙 十首 其二 張泌【ちょうひつ】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-340-7-#2  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3247張泌 
 3四巻浣渓沙 十首 其三 張泌【ちょうひつ】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-341-7-#3  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3252張泌 
 4四巻浣渓沙 十首 其四 張泌【ちょうひつ】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-342-7-#4  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3257張泌 
 5四巻浣渓沙 十首 其五 張泌【ちょうひつ】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-343-7-#5  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3262張泌 
 6四巻浣渓沙 十首 其六 張泌【ちょうひつ】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-344-7-#6  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3267張泌 
 7四巻浣渓沙 十首 其七 張泌【ちょうひつ】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-345-7-#7  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3272張泌 
 8四巻浣渓沙 十首 其八 張泌【ちょうひつ】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-346-7-#8  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3277張泌 
 9四巻浣渓沙 十首 其九 張泌【ちょうひつ】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-347-7-#9  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3282張泌 
 10四巻浣渓沙 十首 其十 張泌【ちょうひつ】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-347-7-#9  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3282張泌 
 11四巻臨江仙 一首 張泌【ちょうひつ】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-349-7-#11  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3292張泌 
 12四巻女冠子一首張泌 
 13四巻河傳 二首之一 張泌【ちょうひつ】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-350-7-#12  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3297張泌 
 14四巻河傳 二首之二 張泌【ちょうひつ】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-351-7-#13  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3302張泌 
 15四巻酒泉子 二首之一 張泌【ちょうひつ】 ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」Gs-352-7-#14  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3307張泌 
 15四巻酒泉子 二首之二 張泌【ちょうひつ】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-353-7-#15  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3312張泌 
 16四巻子一首張泌 
 17四巻思越人一首張泌 
 18四巻滿宮花一首張泌 
 19四巻柳枝一首張泌 
 20四巻南歌子三首 其一 張泌【ちょうひつ】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-354-7-#16  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3317張泌 
 21四巻南歌子 三首 其二 張泌【ちょうひつ】  ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-355-7-#17  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3322張泌 
 22四巻南歌子 三首之三 張泌【ちょうひつ】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-356-7-#18  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3327張泌 
 23四巻江城子 二首 其一 張泌ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-357-7-#19  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3332張泌 
 24五巻江城子 二首其二 張泌【ちょうひつ】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-358-7-#20  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3337張泌 
 25五巻河瀆神 一首 張泌【ちょうひつ】ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-359-7-#21  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3342張泌 
 26五巻蝴蝶兒 一首 張泌【ちょうひつ】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-360-7-#22  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3347張泌 
 27五巻寄人 張泌【ちょうひつ】ⅩⅫ唐五代詞 Gs-361-7-#23  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3352張泌 
      

2014年2月23日の紀頌之5つのブログ
●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場
Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
LiveDoorブログ
張平子(張衡)《西京賦》(12)#4-3 文選 賦<114―(12)>31分割68回 Ⅱ李白に影響を与えた詩1049 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3793
●唐を代表する中唐の韓愈の儒家としての考えのよくわかる代表作の一つ
Ⅱ中唐詩・晩唐詩
 
 LiveDoorブログ
《從潮州量移袁州,張韶州端公以詩相賀,因酬之〔時憲宗元和十四年十月。〕》韓愈(韓退之) Ⅱ中唐詩 <962>  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3794韓愈詩-257
●杜甫の全作品1141首を取り上げて訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"
Ⅲ杜甫詩1000詩集  LiveDoorブログ徳2年764-35-2 《揚旗―#2》 ふたたび成都 杜甫<666-#2> 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3795 杜甫詩1000-666-#2-953/1500772
●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている
Ⅳブログ漢・唐・宋詞詩集 Fc2ブログ294 《 題張十八所居【張籍。】》 韓愈kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3796 (02/23)
●●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩。唐から五代詩詞。花間集
Ⅴ.唐五代詞詩・宋詞詩・女性 LiveDoor『花間集』 このブログで花間集全詩、訳注解説します。(3)薛昭蘊、牛嶠と張泌 詩目次 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3797

『花間集』 このブログで花間集全詩、訳注解説します。(2)皇甫松と韋荘 詩目次

『花間集』は、その多くが情愛の詞である。この一派を花間詞派という。花間詞派や南唐詞派(南唐中主・李璟、南唐後主・李煜)、馮延巳などの流れを受け継ぎ、宋代になって大成された詞の本流とも謂える大きな流れがあるが、これらの詞を婉約詞(派)という。

  『花間集』が後世に与えた影響は大きく、詞といえば花間詞派等のからの婉約詞を意味するような雰囲気になり、日本語で「小唄、端唄」などと訳されたのも、ここから来ている。

杏の花0055
『花間集』 このブログで花間集全詩、訳注解説します。(2)皇甫松と韋荘
2014年2月22日の紀頌之5つのブログ
●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場
Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
LiveDoorブログ
張平子(張衡)《西京賦》(11)#4-2 文選 賦<114―(11)>31分割68回 Ⅱ李白に影響を与えた詩1048 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3788
●唐を代表する中唐の韓愈の儒家としての考えのよくわかる代表作の一つ
Ⅱ中唐詩・晩唐詩
 
 LiveDoorブログ
《韶州留別張端公使君〔時憲宗元和十四年十月。〕》韓愈(韓退之) Ⅱ中唐詩 <961>  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3789韓愈詩-256
●杜甫の全作品1141首を取り上げて訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"
Ⅲ杜甫詩1000詩集  LiveDoorブログ廣徳2年764-35-1 《揚旗―#1》 ふたたび成都 杜甫<666-#1> 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3790 杜甫詩1000-666-#1-952/1500 771
●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている
Ⅳブログ漢・唐・宋詞詩集 Fc2ブログ293 《奉和庫部盧四兄曹長元日朝廻》 韓愈 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3791 (02/22)
●●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩。唐から五代詩詞。花間集
Ⅴ.唐五代詞詩・宋詞詩・女性 LiveDoor花間集』 このブログで花間集全詩、訳注解説します。(2)皇甫松と韋荘 詩目次
 
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謝靈運詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/1901_shareiun000.html 謝靈運詩六朝期の山水詩人。この人の詩は上品ですがすがしい男性的な深みのある詩である。後世に多大な影響を残している。
謝靈運が傲慢で磊落だったというが彼の詩からはそれを感じさせるということは微塵もない。謝靈運、謝朓、孟浩然は好きな詩人である。
登永嘉緑嶂山詩 #1 謝霊運 <20> 詩集 386ーhttp://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67474554.html
登池上樓 #1 謝霊運<25>#1  ー http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67502196.html
孟浩然の詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/209mokonen01.html 孟浩然の詩盛唐初期の詩人であるが謝霊運の詩に傾倒して山水詩人としてとてもきれいな詩を書いている。特に山水画のような病者の中で細やかな部分に動態を感じさせる表現力は素晴らしい。
李商隠詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/3991_rishoin000.html 
李商隠詩 華やかな時はほんの1年余り、残りは不遇であった。それが独特な詩を生み出した。この詩人の詩は物語であり、詩を単発で見ては面白くなく、数編から十数編のシリーズになっているのでそれを尊重して読まれることを進める。
女性詩人 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/0josei00index.html 女性詩人古代から近世に至るまで女性の詩は書くことを許されない環境にあった。貴族の子女、芸妓だけである。残されている詩のほとんどは詞、楽府の優雅、雅なものへの媚の詞である。しかしその中に針のような痛みを感じさせるものがあるのである。
孟郊詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/328_moukou001.html 「文章得其微,物象由我裁。」詩人が作り出す文章は細やかなる描写表現を得ているものだ、万物の事象をも作り出すことさえも詩人自身の裁量でもってするのである。
李商隠詩 http://kanbuniinkai7.dousetsu.com/99_rishoinn150.html Ⅰ李商隠150首
魚玄機 詩 全首130回賦得江邊柳 魚玄機  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-65-1-#五言律詩  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1876
薛濤 詩詞全首100 井梧吟 薛濤 唐五代詞・宋詩 薛濤-136-8-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2227
主に花間集から
温庭筠 70首『菩薩蠻 一』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-1-1-#1 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1620
韋荘 50首 菩薩蠻 一 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩花間集Gs-247-5-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2617
皇甫松 10首 採蓮子二首  其一 皇甫松  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-307-5-#61  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3082
牛嶠  20首 女冠子四首 其一 牛嶠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-312-5-#66  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3107
『花間集』継続中 
杜甫全詩韓愈全詩李白全集文選花間集 古詩源 玉台新詠
『花間集』 このブログで花間集全詩、訳注解説します。(2)皇甫松と韋荘
      
 ID作品名作者 
 ■ 皇甫先輩松(皇甫松【こうほしょう】)十一首  
 1二巻天仙子二首皇甫松 
 2二巻天仙子二首皇甫松 
 3二巻浪濤沙二首皇甫松 
 4二巻浪濤沙二首皇甫松 
 5二巻楊柳枝二首皇甫松 
 6二巻楊柳枝二首皇甫松 
 7二巻摘得新 皇甫松  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-311-5-#65  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3102皇甫松 
 8二巻夢江南二首 其一 皇甫松  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-309-5-#63  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3092皇甫松 
 9二巻夢江南二首 其二 皇甫松  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-310-5-#64  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3097皇甫松 
 10二巻採蓮子二首  其一 皇甫松  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-307-5-#61  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3082皇甫松 
 11二巻採蓮子二首  其二 皇甫松  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-308-5-#62  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3087皇甫松 
      
 ID作品名作者 
 ■ 韋相莊(韋荘【いそう】)四十七首  
 1二巻浣溪沙 其一(淸曉妝成寒食天)韋莊 ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-264-5-#18 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2867韋荘 
 2二巻浣渓沙 其二 (欲上鞦韆四體傭) 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-265-5-#19  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2872韋荘 
 3二巻浣渓沙 其三 (惆悵夢餘山月斜) 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-266-5-#20  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2877韋荘 
 4二巻浣渓沙 其四 (緑樹藏鶯鴬正啼) 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-267-5-#21  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2882韋荘 
 5二巻浣渓沙 其五 (夜夜相思更漏殘) 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-268-5-#22  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2887韋荘 
 6二巻菩薩蠻 一 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩花間集Gs-247-5-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2617韋荘 
 7二巻菩薩蠻 二 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-248-5-#2  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2622韋荘 
 8二巻菩薩蠻 三 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-249-5-#3  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2627韋荘 
 9二巻菩薩蠻 四 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-250-5-#4  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2632韋荘 
 10二巻菩薩蠻 五 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-251-5-#5  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2637韋荘 
 11二巻歸國遙 一 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-252-5-#6  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2642韋荘 
 12二巻歸國遙 二 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-253-5-#7  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2647韋荘 
 13二巻091 歸國遙 其三 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-284-5-#38  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2967韋荘 
 14二巻應天長 一 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-256-5-#10  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2662韋荘 
 15二巻應天長 二 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-257-5-#11  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2667韋荘 
 15二巻094荷葉杯 其一 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-279-5-#33  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2942韋荘 
 16二巻荷葉杯 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-258-5-#12  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2672韋荘 
 17二巻5-14淸平樂(一) 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-260-5-#14  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2682韋荘 
 18二巻淸平樂 (二) 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-261-5-#15  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2687韋荘 
 19二巻淸平樂(三) 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-262-5-#16  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2692韋荘 
 20二巻099清平楽 其四 韋荘 ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-283-5-#37 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2962韋荘 
 21二巻100 望遠行 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-285-5-#39  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2972韋荘 
 22三巻101 謁金門 其一 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-280-5-#34  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2947韋荘 
 23三巻5-13 謁金門二首 其二 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-259-5-#13  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2677韋荘 
 24三巻103 江城子 其一 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-295-5-#49  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3022韋荘 
 25三巻104 江城子 其二 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-296-5-#50  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3027韋荘 
 26三巻105 河傳 其一 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-286-5-#40  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2977韋荘 
 27三巻106 河傳三首 其二 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-287-5-#41  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2982韋荘 
 28三巻107 河傳三首 其三 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-288-5-#42  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2987韋荘 
 29三巻天仙子 其一 ~ 其五 其一 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-270-5-#24  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2897韋荘 
 30三巻天仙子 其二 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-271-5-#25  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2902韋荘 
 31三巻天仙子 其三 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-272-5-#26  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2907韋荘 
 32三巻天仙子 其四 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-273-5-#27  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2912韋荘 
 33三巻天仙子 其五 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-274-5-#28  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2917韋荘 
 34三巻113 喜遷鴬 其一 ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-293-5-#47  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3012韋荘 
 35三巻114 喜遷鴬 其二 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-294-5-#48  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3017韋荘 
 36三巻115 思帝郷 其一 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-289-5-#43  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2992韋荘 
 37三巻思帝鄕 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-263-5-#17  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2697韋荘 
 38三巻117 訴衷情 其一 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-291-5-#45  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3002韋荘 
 39三巻118 訴衷情 其二 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-292-5-#46  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3007韋荘 
 40三巻119上行杯 其一 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-297-5-#51  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3032韋荘 
 41三巻120上行杯 其二 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-298-5-#52  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3037韋荘 
 42三巻女冠子 一 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-254-5-#8  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2652韋荘 
 43三巻女冠子 二 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-255-5-#9 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2657韋荘 
 44三巻123 更漏子 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-282-5-#36  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2957韋荘 
 45三巻酒泉子 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-275-5-#29  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2922韋荘 
 46三巻木蘭花 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-276-5-#30  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2927 木蓮001韋荘 
 47三巻126 小重山 韋荘 ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-290-5-#44  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2997韋荘 
      
   長安春 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-269-5-#23  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2892韋荘 
  古別離 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-277-5-#31  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2932韋荘 
  題酒家 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-278-5-#32  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2937韋荘 
   127 金陵圖 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-281-5-#35  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2952韋荘 
      
杏の花01

『花間集』第一巻・第二巻 このブログで花間集全詩、訳注解説します。(1)温庭筠の詩目次表2

『花間集」 このブログで花間集全詩、訳注解説します。(1)温庭筠の詩目次
      
 ID作品名作者 
 ■ 溫助教庭筠(溫庭筠【おんていいん】)六十六首  
 1一巻菩薩蠻  一温庭筠 
 2一巻菩薩蠻  二温庭筠 
 3一巻菩薩蠻  三温庭筠 
 4一巻菩薩蠻  四温庭筠 
 5一巻菩薩蠻  五温庭筠 
 6一巻菩薩蠻  六温庭筠 
 7一巻菩薩蠻  七温庭筠 
 8一巻菩薩蠻  八温庭筠 
 9一巻菩薩蠻  九温庭筠 
 10一巻菩薩蠻  十温庭筠 
 11一巻菩薩蠻  十一温庭筠 
 12一巻菩薩蠻  十二温庭筠 
 13一巻菩薩蠻  十三温庭筠 
 14一巻菩薩蠻  十四温庭筠 
 15一巻更漏子 其一温庭筠 
 16一巻更漏子 其二温庭筠 
 17一巻更漏子 其三温庭筠 
 18一巻更漏子 其四温庭筠 
 19一巻更漏子 其五温庭筠 
 20一巻更漏子 其六温庭筠 
 21一巻歸國遙二首 其一温庭筠 
 22一巻歸國遙二首 其二温庭筠 
 23一巻酒泉子 四首 (一)温庭筠 
 24一巻酒泉子 四首 (二)温庭筠 
 25一巻酒泉子 四首 (三)温庭筠 
 26一巻酒泉子 四首 (四) 温庭筠 
 27一巻定西番 三首 (一)温庭筠 
 28一巻定西番 三首 (二)温庭筠 
 29一巻定西番 三首 (三)温庭筠 
 30一巻楊柳枝 之一温庭筠 
 31一巻楊柳枝 之二温庭筠 
 32一巻楊柳枝 之三温庭筠 
 33一巻楊柳枝 之四温庭筠 
 34一巻楊柳枝 之五温庭筠 
 35一巻楊柳枝 之六温庭筠 
 36一巻楊柳枝 之七温庭筠 
 37一巻楊柳枝 之八温庭筠 
 38一巻南歌子 七首 (一)温庭筠 
 39一巻南歌子 七首 (二)温庭筠 
 40一巻南歌子 七首 (三)温庭筠 
 41一巻南歌子 七首 (四)温庭筠 
 42一巻南歌子 七首 (五)温庭筠 
 43一巻南歌子 七首 (六)温庭筠 
 44一巻南歌子 七首 (七) 温庭筠 
 45一巻河瀆神 三首 其一温庭筠 
 46一巻河瀆神 三首 其二温庭筠 
 47一巻河瀆神 三首 其三温庭筠 
 48一巻女冠子 二首 其一温庭筠 
 49一巻女冠子 二首 其二温庭筠 
 50一巻玉胡蝶温庭筠 
 51二巻清平樂二首 其一(未掲載)温庭筠 
 52二巻清平樂二首 其二(未掲載)温庭筠 
 53二巻遐方怨 二首之一 (花半坼)温庭筠 
 54二巻遐方怨 二首之二 (憑繡檻)温庭筠 
 55二巻訴衷情温庭筠 
 56二巻思帝郷温庭筠 
 57二巻夢江南 之一温庭筠 
 58二巻夢江南 之二温庭筠 
 59二巻河傳三首 其一温庭筠 
 60二巻河傳三首 其二 (未掲載)温庭筠 
 61二巻河傳三首 其三 (未掲載)温庭筠 
 62二巻蕃女怨 之一 温庭筠 
 63二巻蕃女怨 之二温庭筠 
 64二巻荷葉盃 三首 其一温庭筠 
 65二巻荷葉盃 三首 其二温庭筠 
 66二巻荷葉盃 三首 其三温庭筠 
      
 67花間集以外の作品寄岳州李員外遠温庭筠 
 68春日野行 温庭筠 
 69商山早行温庭筠 
 70瑶瑟怨温庭筠 
 71贈少年温庭筠 
 72送李億東歸温庭筠 
 73春日寄岳州從事李員外二首 之一温庭筠 
 74春日寄岳州從事李員外二首 之二温庭筠 
 75渭上題三首 之一温庭筠 
 76渭上題三首 之二温庭筠 
 78渭上題三首 之三温庭筠 
      

『花間集」 このブログで花間集全詩、訳注解説します。(1)温庭筠の詩目次

花間温庭筠

2014年2月21日の紀頌之5つのブログ
●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場
Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
LiveDoorブログ
張平子(張衡)《西京賦》(10)(宮殿の造営)#4-1 文選 賦<114―(10)>31分割68回 Ⅱ李白に影響を与えた詩1047 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3783
●唐を代表する中唐の韓愈の儒家としての考えのよくわかる代表作の一つ
Ⅱ中唐詩・晩唐詩
 
 LiveDoorブログ
《過始興江口感懷》韓愈(韓退之) Ⅱ中唐詩 <960>  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3784韓愈詩-255
●杜甫の全作品1141首を取り上げて訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"
Ⅲ杜甫詩1000詩集  LiveDoorブログ廣徳2年764-34-2 《水檻―#2》 ふたたび成都 杜甫<665-2> 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3785 杜甫詩1000-665-2-951/1500770
●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている
Ⅳブログ漢・唐・宋詞詩集 Fc2ブログ292 《早赴街西行香,贈盧、李二中舍人》 韓愈 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3786 (02/21)
●●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩。唐から五代詩詞。花間集
Ⅴ.唐五代詞詩・宋詞詩・女性 LiveDoor『花間集」 このブログで花間集全詩、訳注解説します。(1)温庭筠の詩目次
 


杏の花0055

『花間集」 このブログで花間集全詩、訳注解説します。(1)温庭筠の詩目次

  『花間集』は、その多くが情愛の詞である。この一派を花間詞派という。花間詞派や南唐詞派(南唐中主・李璟、南唐後主・李煜)、馮延巳などの流れを受け継ぎ、宋代になって大成された詞の本流とも謂える大きな流れがあるが、これらの詞を婉約詞(派)という。

  『花間集』が後世に与えた影響は大きく、詞といえば花間詞派等のからの婉約詞を意味するような雰囲気になり、日本語で「小唄、端唄」などと訳されたのも、ここから来ている。
      
 ID作品名作者 
 ■ 溫助教庭筠(溫庭筠【おんていいん】)六十六首  
 1一巻『菩薩蠻 一』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-1-1-#1 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1620温庭筠 
 2一巻『菩薩蠻 二』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-2-2-# 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1624温庭筠 
 3一巻『菩薩蠻 三』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-3-3-# 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1628温庭筠 
 4一巻『菩薩蠻 四』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-4-4-# 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1632温庭筠 
 5一巻『菩薩蠻 五』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-5-5-#5 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1636温庭筠 
 6一巻『菩薩蠻 六』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-6-6 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1640温庭筠 
 7一巻『菩薩蠻 七』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-7-7-# 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1644温庭筠 
 8一巻『菩薩蠻 八』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-8-8-# 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1648温庭筠 
 9一巻『菩薩蠻 九』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-9-9-#9 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1652温庭筠 
 10一巻『菩薩蠻 十』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-10-10-# 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1656温庭筠 
 11一巻『菩薩蠻十一』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-11-11-# 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1660温庭筠 
 12一巻『菩薩蠻十二』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-12-12-# 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1664温庭筠 
 13一巻『菩薩蠻十三』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-13-13-#13 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1668温庭筠 
 14一巻『菩薩蠻十四』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-14-14-#14 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1672温庭筠 
 15一巻『更漏子 一』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-15-2-#1 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1676温庭筠 
 16一巻『更漏子 二』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-16-2-#2 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1680温庭筠 
 17一巻『更漏子 三』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-17-2-#3 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1684温庭筠 
 18一巻『更漏子 四』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-18-2-#4 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1688温庭筠 
 19一巻『更漏子 五』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-19-2-#5 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1692温庭筠 
 20一巻『更漏子 六』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-20-2-#6 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1696温庭筠 
 21一巻歸國遙二首 其一 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-300-5-#54  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3047温庭筠 
 22一巻歸國遙二首 其二 温庭筠 <65> ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-299-5-#53  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3042温庭筠 
 23一巻『酒泉子』四首(一)温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-21-3-#1 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1700温庭筠 
 24一巻『酒泉子』四首(二) 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-22-3-#2 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1704温庭筠 
 25一巻『酒泉子』 四首(三) 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-23-3-#3 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1716温庭筠 
 26一巻『酒泉子』四首(四) 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-24-3-#4 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1720温庭筠 
 27一巻『定西番三首(一)』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-27-4-#5 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1724温庭筠 
 28一巻『定西番三首』(二) 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-28-4-#6 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1728温庭筠 
 29一巻『定西番三首』(三) 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-29-4-#7 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1732温庭筠 
 30一巻楊柳枝 (之一) 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-57-10-# 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1844温庭筠 
 31一巻楊柳枝 之二 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-58-11-# 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1848温庭筠 
 32一巻楊柳枝 之三 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-59-12-# 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1852温庭筠 
 33一巻楊柳枝 之四 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-60-13-# 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1856温庭筠 
 34一巻楊柳枝 之五 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-61-14-# 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1860温庭筠 
 35一巻楊柳枝 之六 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-62-15-#  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1864温庭筠 
 36一巻『楊柳枝 之七』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-63-16-#  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1868温庭筠 
 37一巻『楊柳枝 之八』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-64-17-#  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1872温庭筠 
 38一巻『南歌子七首』(一) 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-30-5-#8 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1736温庭筠 
 39一巻『南歌子七首』(二)温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-31-5-#9 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1740温庭筠 
 40一巻『南歌子七首』(三)温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-32-5-#10 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1744温庭筠 
 41一巻『南歌子七首(四)』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-33-5-#11 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1748温庭筠 
 42一巻『南歌子七首(五)』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-34-6-#12 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1752温庭筠 
 43一巻『南歌子七首』(六)温庭筠 ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-35-7-#13 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1756温庭筠 
 44一巻『南歌子七首』 (七) 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-36-5-#14 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1760温庭筠 
 45一巻河瀆神 三首其一 温庭筠 ⅩⅫ唐五代詞Gs-362-1-#68 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3357温庭筠 
 46一巻河瀆神 三首其二 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-363-1-#69  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3362温庭筠 
 47一巻河瀆神 三首其三 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-364-1-#70  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3367温庭筠 
 48一巻女冠子二首 其一 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-312-5-#66  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3107温庭筠 
 49一巻女冠子二首 其二 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-313-5-#57-(4)  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3112温庭筠 
 50一巻『玉胡蝶』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-37-6-# 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1764温庭筠 
 51二巻清平樂二首温庭筠 
 52二巻清平樂二首温庭筠 
 53二巻『遐方怨 二首之一』(花半坼)温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-46-15-#  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1800温庭筠 
 54二巻『遐方怨 二首之二 』(憑繡檻)温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-47-16-#  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1804温庭筠 
 55二巻『訴衷情』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-48-1-#  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1808温庭筠 
 56二巻思帝郷 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-303-5-#57  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3062温庭筠 
 57二巻『夢江南 之一』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-44-13-#  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1792温庭筠 
 58二巻『夢江南 之二』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-45-14-#  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1796温庭筠 
 59二巻『河傳』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-49-2-#  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1812温庭筠 
 60二巻河傳三首温庭筠 
 61二巻河傳三首温庭筠 
 62二巻蕃女怨 之一 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-301-5-#55  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3052温庭筠 
 63二巻蕃女怨 之二 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-302-5-#56  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3057温庭筠 
 64二巻荷葉盃 三首 其一 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-304-5-#58  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3067温庭筠 
 65二巻荷葉盃 三首 其二 温庭筠 ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-305-5-#59  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3072温庭筠 
 66二巻荷葉盃 三首 其三 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-306-5-#60  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3077温庭筠 
  
   『寄岳州李員外遠』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-50-3-# 七言律詩 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1816 七言律詩温庭筠 
  春日野行 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-51-4-# 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1820温庭筠 
  商山早行 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-52-5-# 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1824温庭筠 
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  贈少年 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-56-9-# 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1840温庭筠 
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   『渭上題三首』 之三温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-42-11-#  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1784温庭筠 
木蓮001
花間温庭筠

12 -20 漁父一首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-447-12-#20  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3782

和凝《漁父一首其一》 (春の日釣り糸を垂れる風流人の隠遁者の目に映る、白にまつわる景色、ツガイの白鷺を見るにつけ、芙蓉の美人に引き寄せられる。)ヨロイグサの白い小さな花があつまって生えている冷たいき水際に白鷺が羽を広げ降り立った。白い小花の浮水草が渡る風にゆれ、さざ波起こる時よろい草も揺れ、驚いて白露が飛び上がる。


2014年2月20日 の紀頌之5つのブログ
●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場
Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
LiveDoorブログ
張平子(張衡)《西京賦》(9)#3-2 文選 賦<114―(9)>31分割68回 Ⅱ李白に影響を与えた詩1046 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3778
●唐を代表する中唐の韓愈の儒家としての考えのよくわかる代表作の一つ
Ⅱ中唐詩・晩唐詩
 
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《晚次宣溪辱韶州張端公使君惠書敘別酬以絕句二章,二首之二〔晚次宣溪,二首之二〕》韓愈(韓退之) Ⅱ中唐詩 <959>  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3779韓愈詩-254
●杜甫の全作品1141首を取り上げて訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"
Ⅲ杜甫詩1000詩集  LiveDoorブログ 廣徳2年764-34-1 《水檻―#1》 ふたたび成都 杜甫<665-1> 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3780 杜甫詩1000-665-1-950/1500769
●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている
Ⅳブログ漢・唐・宋詞詩集 Fc2ブログ 291 《遊城南十六首:遣興》 韓愈 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3781 (02/20)
●●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩。唐から五代詩詞。花間集
Ⅴ.唐五代詞詩・宋詞詩・女性 LiveDoor 12 -20 漁父一首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-447-12-#20  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3782
 
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謝靈運が傲慢で磊落だったというが彼の詩からはそれを感じさせるということは微塵もない。謝靈運、謝朓、孟浩然は好きな詩人である。
登永嘉緑嶂山詩 #1 謝霊運 <20> 詩集 386ーhttp://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67474554.html
登池上樓 #1 謝霊運<25>#1  ー http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67502196.html
孟浩然の詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/209mokonen01.html 孟浩然の詩盛唐初期の詩人であるが謝霊運の詩に傾倒して山水詩人としてとてもきれいな詩を書いている。特に山水画のような病者の中で細やかな部分に動態を感じさせる表現力は素晴らしい。
李商隠詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/3991_rishoin000.html 
李商隠詩 華やかな時はほんの1年余り、残りは不遇であった。それが独特な詩を生み出した。この詩人の詩は物語であり、詩を単発で見ては面白くなく、数編から十数編のシリーズになっているのでそれを尊重して読まれることを進める。
女性詩人 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/0josei00index.html 女性詩人古代から近世に至るまで女性の詩は書くことを許されない環境にあった。貴族の子女、芸妓だけである。残されている詩のほとんどは詞、楽府の優雅、雅なものへの媚の詞である。しかしその中に針のような痛みを感じさせるものがあるのである。
孟郊詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/328_moukou001.html 「文章得其微,物象由我裁。」詩人が作り出す文章は細やかなる描写表現を得ているものだ、万物の事象をも作り出すことさえも詩人自身の裁量でもってするのである。
李商隠詩 http://kanbuniinkai7.dousetsu.com/99_rishoinn150.html Ⅰ李商隠150首
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温庭筠 70首『菩薩蠻 一』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-1-1-#1 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1620
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12 -20 漁父一首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首Ⅹ唐五代詞・「花間集」 Gs-447-12-#20   漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3782

 

 

和凝(898955)、字を成績と言い、鄆州の須昌(今の山東省東平の西北)の人。彼は幼い時から聡明で、早くから書物を学び、一読すれば常に大義に通じた。梁の義成軍節度使賀瓌に招かれて従事となったが、賀瓌が唐の荘宗との戦いに敗れると、彼一人が賀瓌に従った。賀瓌は和凝に対して、自分に従うのをやめて己の道を求めるように勧めたが、和凝は「男子たるもの、人の知遇を得ながら危難の際に恩に報いないのは、本意ではない」と言い、行動をともにし、追っ手を射倒して、賀瓌の命を救った。そこで、賀瓌は自分の娘を和凝に娶らせ、「和凝は将来重位に就くであろぅから、謹んで仕えるように」と子供らに諭した。そのために、和凝の名は一時に轟いた。彼は、梁、唐、晋、漢、周の五朝に仕え、多くの後進を導いたので、人々から広く慕われたと言う。和凝は若い時に好んで艶詞を作ったが、晋の宰相になると詞を回収して焼き捨てさせた。しかし、艶詞のために名を汚すことになり、契丹は晋に入朝すると、彼を曲子相公と呼んだと言う。和凝の詞は二十七首が伝わり、『花間集』 には二十首の詞が収められている。後周の顕徳二年(955)五十八歳で卒した。



木蓮001



 漁父 

(春の日釣り糸を垂れる風流人の隠遁者の目に映る、白にまつわる景色、ツガイの白鷺を見るにつけ、芙蓉の美人に引き寄せられる。)

白芷汀寒立鷺鷥,蘋風輕剪浪花時。

ヨロイグサの白い小さな花があつまって生えている冷たいき水際に白鷺が羽を広げ降り立った。白い小花の浮水草が渡る風にゆれ、さざ波起こる時よろい草も揺れ、驚いて白露が飛び上がる。

烟冪冪,日遲遲。

もやは立ち籠めのかすんだ向こうにはなまちがある、春の日はうららにさし、日一日と日が伸びる。
香引芙蓉惹釣絲。

蓮の花の香りは女妓の香、隠遁者は釣り糸を垂れているが、芙蓉の美人に引き寄せられる。

 

(漁父)

白芷の汀 寒くして鷺鷥 立つ、蘋風 軽く浪花を剪る時。

烟は 冪冪として、日は 遅遅たり。

香りは 引きて芙蓉 釣糸を惹う。

 

 

『漁父』 現代語訳と訳註

(本文)

漁父

白芷汀寒立鷺鷥,蘋風輕剪浪花時。

烟冪冪,日遲遲。香引芙蓉惹釣絲。

 

(下し文)

(漁父)

白芷【はくし】の汀【みぎわ】寒くして鷺鷥【ろし】立つ、蘋風【ひんふう】軽く浪花を剪る時。

烟【もや】は冪冪【べきべき】として、日は 遅遅たり。

香りは 引きて芙蓉 釣糸を惹【さそ】う。(芙蓉の香りは釣り糸を引き惹う)

 

(現代語訳)

(春の日釣り糸を垂れる風流人の隠遁者の目に映る、白にまつわる景色、ツガイの白鷺を見るにつけ、芙蓉の美人に引き寄せられる。)

ヨロイグサの白い小さな花があつまって生えている冷たいき水際に白鷺が羽を広げ降り立った。白い小花の浮水草が渡る風にゆれ、さざ波起こる時よろい草も揺れ、驚いて白露が飛び上がる。、

もやは立ち籠めのかすんだ向こうにはなまちがある、春の日はうららにさし、日一日と日が伸びる。蓮の花の香りは女妓の香、隠遁者は釣り糸を垂れているが、芙蓉の美人に引き寄せられる。

 

(訳注)

漁父

漁父は、漁歌子のまたの名。漁歌子は唐の教坊の曲名。漁歌子には、漁父の他に、漁父詞、漁父歌、漁楽の別名がある。『花間集』には和凝の漁父一首と顧夐の漁歌子一首が収められている。和凝衆の作は、単調二十七字、五句四平韻で、⑦⑦3③⑦の詞形をとる。

13-47 花間集第七巻 顧夐『漁歌子』

曉風清,幽沼綠,倚欄凝望珍禽浴。

畫簾垂,翠屏曲,滿袖荷香馥郁。

好攄懷,堪寓目,身閑心靜平生足。

酒盃深,光影促,名利無心較逐。

 

【解説】 隠遁者、風流者の漁父が釣り糸を垂れる水辺に、白芷と白鷺、白蘋とさざ波、もやとの日差し、白い花の香り、芙蓉と釣り糸の白、美人の白い肌、白という関連性で10種のものを織り込んでいる。そして、この画の向こう側に女妓の存在を感じさせる情景を詠う。末尾、垂れた釣り糸は蓮の香りに引き寄せられるかのように、風に吹かれてすーっと水面を移動する、の意。

白芷00白芷
 

白芷汀寒立鷺鷥,蘋風輕剪浪花時。

ヨロイグサの白い小さな花があつまって生えている冷たいき水際に白鷺が羽を広げ降り立った。白い小花の浮水草が渡る風にゆれ、さざ波起こる時よろい草も揺れ、驚いて白露が飛び上がる。、

白芷 1 ヨロイグサの漢名。また、その根。漢方で鎮痛・鎮静薬などに用いる。2 ハナウドの漢名。花ウド。水辺に生える。

鷺鷥 鷺に同じ。サギ。

 haqro04白鷺

烟冪冪,日遲遲。香引芙蓉惹釣絲。

もやは立ち籠めのかすんだ向こうにはなまちがある、春の日はうららにさし、日一日と日が伸びる。蓮の花の香りは女妓の香、隠遁者は釣り糸を垂れているが、芙蓉の美人に引き寄せられる。

烟冪冪 詔に霞むさま。

香引芙蓉惹釣糸 「芙蓉香引惹釣糸」(芙蓉の香りは釣り糸を引き惹う)が平灰の関係で語順が変わったもの。漁父は隠遁者、風流人であり、芙蓉は美人である。

白蘋005白蘋
 

花間集にはない詞であるが同じ時期であるから参照されたい。

 

徐積 『漁歌子』

水曲山隈四五家、夕陽煙火隔蘆花。

漁唱歇、醉眠斜。綸竿蓑笠是生涯。

(漁歌子)

水の曲 山の隈 四、五の家、夕陽の煙火蘆花を隔つ

漁唱歇【や】み、醉眠斜めなり。綸竿【りんかん】蓑笠【さりゅう】是れ 生涯。

 

水面が湾曲して入り組んでいるところや、山の折れ曲がって奥まったところに四、五軒の娼屋がある。夕日の中に、炊煙がアシの花の向こう側に騰がっている。

漁の歌声は、やんで。だんだんと酔って、徐々に眠りについている。釣り糸と釣り竿、蓑と笠が、生涯の命である。

 

徐積 1028年天聖六年~1103年崇寧二年、字は仲車。楚州山陽の人で、治平二年の進士。

徐積は若い頃から殺すことを戒め、蟻の群を見て踏まないよう気を使った。仏書を読んだことはないが、仏を論じれば的を得ていた。いつも一室に黙って座り、世の中とは関わり無いようであったが、天下の事を論じれば次から次へと倦むことは無かった。広東から変える途中の人が客としてやってきて徐積に会い、辺境の事を語った。徐積は山川の険しさ、堡塞の疎密さ番禺の搶手の利害について、まるで手元にあるが如く論じた。客は嘆息して言った。「家から出ないで天下のことを知るとはまさに徐公のことである」

      
 ID作品名作者 
  ■ 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首 
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 3六巻12 -3 臨江仙二首 其一  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-430-12-#3  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3697和凝 
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 5六巻12 -5 菩薩蠻一首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-432-12-#5  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3707和凝 
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 8六巻12 -8 河滿子二首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-435-12-#8  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3722和凝 
 9六巻12 -9 河滿子二首 其二  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-436-12-#9  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3727和凝 
 10六巻12 -10 薄命女一首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-437-12-#10  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3732和凝 
 11六巻12 -11 望梅花一首  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-438-12-#11  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3737和凝 
 12六巻12 -12 天仙子二首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-439-12-#12  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3742和凝 
 13六巻12 -13 天仙子二首 其二  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-440-12-#13  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3747和凝 
 14六巻12 -14 春光好二首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-441-12-#14  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3752和凝 
 15六巻12 -15 春光好二首 其二 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-442-12-#15  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3757和凝 
 16六巻12 -16 採桑子一首  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-443-12-#16  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3762和凝 
 17六巻12 -17 柳枝三首  其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-444-12-#17  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3767和凝 
 18六巻12 -18 柳枝三首  其二 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-445-12-#18  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3772和凝 
 19六巻12 -19 柳枝三首 其三 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-446-12-#19  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3777和凝 
 20六巻12 -20 漁父一首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-447-12-#20  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3782和凝 
      

12 -19 柳枝三首 其三 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-446-12-#19  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3777

和凝《柳枝三首 其三昔、愛し合った仲であっても、召されて天子おそばに上がった嫦娥のような元カノであっても、天子の声がかりの宮妓となれば、たとえ、天子に見向きも去らなくなったとしても逢うことはできない。それ以外の数多の妓女は一年に一回ならば会って一緒に過ごせる方法はあるものだ、率直な和凝の詩である。


2014年2月19日 の紀頌之5つのブログ
●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場
Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
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張平子(張衡)《西京賦》(8)(帝都の計画)#3-1 文選 賦<114―(8)>31分割68回 Ⅱ李白に影響を与えた詩1045 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3773
●唐を代表する中唐の韓愈の儒家としての考えのよくわかる代表作の一つ
Ⅱ中唐詩・晩唐詩
 
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《晚次宣溪辱韶州張端公使君惠書敘別酬以絕句二章,二首之一〔晚次宣溪,二首之一〕》韓愈(韓退之) Ⅱ中唐詩 <958>  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3774韓愈詩-253
●杜甫の全作品1141首を取り上げて訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"
Ⅲ杜甫詩1000詩集  LiveDoorブログ 廣徳2年764-33-2 《 破船ー#2》 ふたたび成都 杜甫<664-2> 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3775 杜甫詩1000-664-2-949/1500768
●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている
Ⅳブログ漢・唐・宋詞詩集 Fc2ブログ 290 《遊城南十六首:楸樹》 韓愈 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3776 (02/19)
●●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩。唐から五代詩詞。花間集
Ⅴ.唐五代詞詩・宋詞詩・女性 LiveDoor 12 -19 柳枝三首 其三 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-446-12-#19  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3777
 
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12 -19
柳枝三首 其三 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首Ⅹ唐五代詞・「花間集」 Gs-446-12-#19   漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3777

 

 

柳枝三首 其一

(別れに送りだす無事を祈って柳を折るおまじないの詩)その一。

軟碧瑤煙似送人,映花時把翠蛾嚬。

みどりの色もまだやわらかいころ、春霞がただよい揺れている朝のはやい時間に見る人は送別したあの人の良く似ている。花に日差しがあたる頃には、顔に手を当て、緑の蛾の眉をひそめて泣いている。

青青自是風流主,慢颭金絲待洛神。

柳の木は青々と茂り、そこに自然の内にかぜがまともにふきわたってくる。旅先でそんなこと、金糸の着物の裾を吹き上げてくるのを見受けると、洛水の傍で素敵な娘を待つことをしているだろう。

 

柳枝三首 其二

(送りだし別れて、泣き腫らしたが、今では酔って淫らな声を出し、遊び人であっても可愛がってもらっているという)その二。

瑟瑟羅裙金縷腰,黛眉隈破未重描。

薄絹のスカートが風にしずかに揺れる金の練り糸の縫い付けが細い腰にまとわる。男を送り出して、涙で黛を崩してしまって、かおをしかめていまだに化粧をしなおすことはない。

醉來咬損新花子,拽住仙郎盡放嬌。

別れてからは、酔って閨に帰ってくると新しい若い女の化粧を施して淫ら声を上げてしまう。こんどは、遊び人の男をつかまえて愛嬌を振りまいてなすがままにされることになる。

 

柳枝三首 其三

(銀河にはカササギが川に並んで橋を作ってくれて仙郎が逢いに来てくれるが、月の嫦娥には桂の樹がないので会いに行くことが出来ないと、棄てられた宮妓は逢いに来てくれるものも、方法がまったくないと詠ったもの)

鵲橋初就咽銀河,今夜仙郎自姓和。

カササギが川に並んで橋となってくれたのではじめてこれを渡ることが出来るが、その銀河ではカササギの鳴く声がうるさいでしょう。七夕の今夜、一年ぶりに訪れてくれたこの男とは自然に赤ちゃんが生まれてくる行為をなごやかにすることになる。

不是昔年攀桂樹,豈能月裏索嫦娥。

今はここにはないけれどその昔には月の桂の樹が青い葉をつけて大きな樹にそだち攀じ登れたのだ。それではどうして、月の里に行って、あの美しい女性の「嫦娥」を探すことが出来るのだろう。

 

(柳枝三首其の三)

鵲橋 初めて就きて 銀河に咽く,今夜 仙郎 自ら姓和す。

是にあらず 昔年 桂樹に攀るを,豈に能く月の裏 嫦娥を索めん。

 

 

『柳枝三首 其三』 現代語訳と訳註

(本文)

其三

鵲橋初就咽銀河,今夜仙郎自姓和。

不是昔年攀桂樹,豈能月裏索嫦娥。

 

(下し文)

(柳枝三首其の三)

鵲橋 初めて就きて 銀河に咽く,今夜 仙郎 自ら姓和す。

是にあらず 昔年 桂樹に攀るを,豈に能く月の裏 嫦娥を索めん。

 

(現代語訳)

(銀河にはカササギが川に並んで橋を作ってくれて仙郎が逢いに来てくれるが、月の嫦娥には桂の樹がないので会いに行くことが出来ないと、棄てられた宮妓は逢いに来てくれるものも、方法がまったくないと詠ったもの)

カササギが川に並んで橋となってくれたのではじめてこれを渡ることが出来るが、その銀河ではカササギの鳴く声がうるさいでしょう。七夕の今夜、一年ぶりに訪れてくれたこの男とは自然に赤ちゃんが生まれてくる行為をなごやかにすることになる。

今はここにはないけれどその昔には月の桂の樹が青い葉をつけて大きな樹にそだち攀じ登れたのだ。それではどうして、月の里に行って、あの美しい女性の「嫦娥」を探すことが出来るのだろう。

 

tsuki001
 

(訳注)

其三

(銀河にはカササギが川に並んで橋を作ってくれて仙郎が逢いに来てくれるが、月の嫦娥には桂の樹がないので会いに行くことが出来ないと、棄てられた宮妓は逢いに来てくれるものも、方法がまったくないと詠ったもの)

昔、愛し合った仲であっても、召されて天子おそばに上がった嫦娥のような元カノであっても、天子の声がかりの宮妓となれば、たとえ、天子に見向きも去らなくなったとしても逢うことはできない。それ以外の数多の妓女は一年に一回ならば会って一緒に過ごせる方法はあるものだ、率直な和凝の詩である。

 

鵲橋初就咽銀河,今夜仙郎自姓和。

カササギが川に並んで橋となってくれたのではじめてこれを渡ることが出来るが、その銀河ではカササギの鳴く声がうるさいでしょう。七夕の今夜、一年ぶりに訪れてくれたこの男とは自然に赤ちゃんが生まれてくる行為をなごやかにすることになる。

○鵲橋 李商隠『辛未七夕』「豈能無意酬烏鵲、惟與蜘蛛乞巧絲。」天上の恋人たちが会う為に、烏鵲が河をうずめて橋をかけてくれるということだが、せっかくの努力に酬いる気もないのであろう。ただ、地上の蜘蛛の五色の糸の七夕の飾り物や果物をお供えさせておくだけというのは、献身して働く者は放っておいて、権力を持ったものには厚遇しょうということなのか。

・烏鵲 七夕の夜、烏鵲が銀河の橋渡しをするという「鵲橋」伝説。鵲橋(しゃくはし、かささぎばし)とは、中国の伝説で旧暦の77日の七夕の日に天の川上にできる橋の名前である。この橋は織姫と彦星が出会うためにできることから、鵲橋とは男女が良縁で結ばれる事を意味する。『淮南子』からの引用とされている「烏鵲河を填めて橋を成し、織女を渡らしむ」という白孔六帖の文章が出典とされる。辛未七夕 李商隠紀頌之の漢詩ブログ李商隠特集 34 「辛未七夕」李商隠

仙郎【せんろう】五位の蔵人(くろうど)の唐名。仕事を捨てて仙女を求めている男。娼屋に來る男。「劉郎」「阮郎」「檀郎」潘郎」など、女遊びをするもの、妓女があこがれる男の名称である。

・阮郎 別れ去って久しく帰らぬ愛しい男。後漢の劉展、阮肇は天台山に薬草を採りに入り、道に迷って仙女に出合い、しばらくともに暮らした。しかし家のことが思い起こされ、帰ってみると、既に数世が過ぎ、見知った人は誰もいなかった。そこで再び山に尋ね入ったが、仙女を探し当てられなかったと言う。以来、阮郎、劉郎は、別れ去る男や別れ去って久しく帰らぬ愛しい男を指すようになった。・檀郎/安仁/潘郎 晋の潘岳のあざな。彼は美男子であり、詩人であったが、妻の死にあい「悼亡」の詩三首を作った。後世、妻の死をなげいた模擬作が多く作られた。潘岳の幼名が檀奴だったので、「檀郎」は夫や恋い慕う男を意味する。・潘岳:安仁。滎陽(けいよう)中牟(河南省)の人。陸機と並ぶ美文の文学の大家で,錦を敷きのべたような絢爛(けんらん)たる趣をたたえられた。ことに人の死を悼む哀傷の詩文を得意とし,亡妻への尽きぬ思いをうたった〈悼亡詩(とうぼうし)〉3首はよく知られる。絶世の美男として,また権門の間を巧みに泳ぎまわる軽薄才子として,とかく話題にこと欠かなかった。八王の乱の渦中で悲劇的な刑死を遂げた。

 

不是昔年攀桂樹,豈能月裏索嫦娥。

今はここにはないけれどその昔には月の桂の樹が青い葉をつけて大きな樹にそだち攀じ登れたのだ。それではどうして、月の里に行って、あの美しい女性の「嫦娥」を探すことが出来るのだろう。

○桂樹 桂は木犀など香木の総称。月に生えている伝説上の木。優れたものの喩として使われるが、ここは、月の中の桂の葉の香しいであろう匂いも実際にはとどかない。女が自分にて手の到かねものとなったという意味である。・青桂苑 青が五行思想で春を示す、桂は奥座敷の部屋の柱ほか材料であり、桂の植わる庭園は、屋外の情交の場所。1 カツラ科の落葉高木。山地に自生。葉は広卵形で裏面が白い。雌雄異株。5月ごろ、紅色の雄花、淡紅色の雌花をつけ、花びらはない。材を建築・家具や碁盤・将棋盤などに用いる。おかつら。かもかつら。2 中国の伝説で、月の世界にあるという木。

○嫦娥 神話中の女性。神話の英雄、羿(がい)が西方極遠の地に存在する理想国西王母の国の仙女にお願いしてもらった不死の霊薬を、その妻の嫦娥がぬすみ飲み、急に身軽くなって月世界まで飛びあがり月姫となった。漢の劉安の「淮南子」覧冥訓に登場する。なお、魯迅(1881l936)にこの神話を小説化した「羿月」がいげつと題する小説がある。

李商隠『嫦娥』 
(嫦娥のように裏切った恋は後悔の念にきっと苛まれる。)
雲母屏風燭影深、長河漸落暁星沈。
半透明の雲母を一面に貼りつめた屏風に、ろうそくの影があやしく映っている。眠られぬ独り寝の床で、その揺らめく焔の影を眺めているうちに、夜はいつしか白らけはじめ、天の川は次第に傾いて光をおとし、薄明の中に暁の明星も沈んで消えてゆく。
嫦娥應悔倫塞薬、碧海青天夜夜心。
裏切られた心の痛み故に、夜のあけるまで、こうして星や月を眺めているのだ。あなたはいま何処にいるのだろうか。月の精である嫦娥は、夫の不在中に不思議な薬を飲み、その為に空に舞いあがったのだという。そのように、人間の世界を去った嫦娥は、しかしきっと、その薬をぬすみ飲んだ事をくやんでいるだろう。
青青と広がる天空、その極みなる、うすみどりの空の海原、それを眺めつつ、夜ごと、嫦娥は傷心しているに違いない。私を裏切った私の懐しき恋人よ。君もまた新らしい快楽をなめて、身分高い人のもとに身を寄せたことを悔いながら、寒寒とした夜を過しているのではなかろうか。

春爛漫の美女007
楊貴妃清華池002
 

芸妓について

妓女(ぎじょ)は、中国における遊女もしくは芸妓のこと。娼妓、娼女という呼称もある。歌や舞、数々の技芸で人々を喜ばせ、時には宴席の接待を取り持つこともあった。娼婦を指すこともある。また、道教の寺観にも娼婦に近い巫女がいた。この時代において、女性が男性と対等にできる唯一の場所であった。

もともとは国家による強制的な徴発と戦時獲得奴隷が主な供給源だったと考えられるが、罪人の一族を籍没(身分を落とし、官の所有とする制度)する方法が加わった。また、民間では人身売買による供給が一般的であった。区分すると以下の通り。

1.宮妓 2.家妓 3.営妓、4.官妓、5.民妓、6.道妓)

 

1 宮妓

皇帝の後宮に所属。籍没された女性や外国や諸侯、民間から献上された女性。后妃とは別に、後宮に置かれ、後宮での業務をし、技芸を学び、皇帝を楽しませた。道教坊で技芸を習得した女性もこれに含まれる。班婕妤・趙飛燕や上官婉児などのように后妃に取り立てられるものもいた。

2 家妓

高官や貴族、商人の家に置かれ、家長の妾姫となった。主人だけではなく、客を歓待する席でも技芸により、これをもてなす役目があった。官妓から、臣下に下賜されて家妓になるものもいた。始皇帝の母にあたる呂不韋の愛人や、西晋の石崇の愛妾である緑珠が有名。

3営妓

軍隊の管轄に置かれ、軍営に所属する官人や将兵をその技芸で楽しませた。蘇小小。唐代女流詩人の薛濤が有名。

4官妓

中央政府の道教観や州府の管轄に置かれた。実際は、妓楼や酒楼は個別に運営されており、唐代・長安の北里、明代・南京の旧院は、その代表的な色町である。唐代の天宝年間以降に彼女らを題材にして、多くの士大夫が詩文にうたい、妓女となじんだという記録が盛んになる。唐代はその活動は最大なものであった。

唐代女流詩人の魚玄機、明代の陳円円、李香君、柳如是が有名。

5民妓

民営の妓楼に所属した。売春だけを目的とした女性も含まれる。明代以降、官妓が衰退した後、大きな役割を果たすようになった。清代は上海に多くの民妓がいた。宋代の李師師が有名。

6.道妓

道教の祠に学問等していない娼婦に近いものが多かった。

 

妓館には、花や植物が植えられ、狆や鸚鵡が飼われ、香炉が置かれ、また、雲母屏風、山水画や骨董が飾られているところが多く、庭園風になっているものもあった。妓館は、互いに奇をてらい合い、提供される様々な香りが数里先まで漂ったと伝えられる。さらに、厨女(女料理人)が働いており、彼女らが料理する山海の珍味がすぐに作れるように準備されていた。旧院には商店もあり、客が妓女に贈るための高級品が置かれていた。また、茶を専門とする茶坊もあった。夜には、妓女による音楽が奏でられ、芝居が上演された。妓館の額もまた、名人の手になるものがいくつもあった。妓館には、他に下働きの下女と男衆が別にいた。

 

 楊柳枝001

 

溫助教庭筠(温庭筠)

楊柳枝八首

皇甫先輩松(皇甫松)

楊柳枝二首

牛給事嶠(牛嶠)

柳枝五首

張舍人泌(張泌)

柳枝一首

和學士凝(和凝)

柳枝三首

顧太尉(顧

楊柳枝一首

孫少監光憲(孫光憲)

楊柳枝四首

●溫助教庭筠(温庭筠)    楊柳枝八首

楊柳枝 (之一)

蘇小門前柳萬條,毵毵金線拂平橋。

不語東風起,深閉朱門伴舞腰。

 

楊柳枝 (之二)

金縷毵毵碧瓦溝,六宮眉黛惹香愁。

晚來更帶龍池雨,半拂欄杆半入樓。

 

楊柳枝 (之三)

禦柳如絲映九重,鳳凰窗映繡芙蓉。

景陽樓畔千條路,一面新妝待曉風。

 

楊柳枝 (之四)

織錦機邊語頻,停梭垂淚憶征人。

塞門三月猶蕭索,縱有垂楊未覺春。

 

楊柳枝 (之五)

兩兩黃色似色,枝啼露動芳音。

春來幸自長如線,可惜牽纏蕩子心

 

楊柳枝 (之六)

宜春苑外最長條,閑春風伴舞腰。

正是玉人腸處,一渠春水赤闌橋。

 

楊柳枝 (之七)

牆東禦路帝,須知春色柳絲黃。

杏花未肯無情思,何事行人最斷腸?

楊柳枝0007
 

楊柳枝 (之八)

館娃宮外城西,遠映征帆近拂堤。

系得王孫歸意切,不關芳草綠萋萋。

31

一巻

楊柳枝 之二 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-58-11-# 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1848

温庭筠

32

一巻

楊柳枝 之三 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-59-12-# 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1852

温庭筠

33

一巻

楊柳枝 之四 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-60-13-# 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1856

温庭筠

34

一巻

楊柳枝 之五 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-61-14-# 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1860

温庭筠

35

一巻

楊柳枝 之六 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-62-15-#  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1864

温庭筠

36

一巻

『楊柳枝 之七』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-63-16-#  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1868

温庭筠

37

一巻

『楊柳枝 之八』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-64-17-#  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1872

温庭筠

 

皇甫先輩松(皇甫松)

楊柳枝二首

楊柳枝二首  皇甫松

其一

春入行宮映翠微,玄宗侍女舞煙絲。

如今柳向空城綠,玉笛何人更把吹。

 

其二

爛熳春歸水國時,王宮殿柳絲垂。

黃鶯長叫空閨畔,西子無因更得知。

 

牛給事嶠(牛嶠)

柳枝五首

柳枝五首 牛嶠

其一

解凍風來末上青,解垂羅袖拜卿卿。

無端裊娜臨官路,舞送行人過一生。

 

其二

王宮裡色偏深,一簇纖條萬縷金。

不憤錢塘蘇小小,引郎松下結同心。

 

其三

橋北橋南千萬條,恨伊張緒不相饒。

金羈白馬臨風望,認得楊家靜婉腰。

 

其四

狂雪隨風撲馬飛,惹煙無力被春欺。

莫交移入靈和殿,宮女三千又妬伊。

 

其五

裊翠籠煙拂暖波,舞裙新染麴塵羅。

章華臺畔隋堤上,傍得春風爾許多。

 

張舍人泌(張泌)

柳枝一首

柳枝  張泌

膩粉瓊粧透碧紗,雪休誇。

金鳳搔頭墮鬢斜,髮交加。

倚著雲屏新睡覺,思夢笑。

紅腮隱出枕函花,有些些。

 

顧太尉(顧

楊柳枝一首

楊柳枝  顧夐

秋夜香閨思寂寥,漏迢迢。

鴛幃羅幌麝煙銷,燭光搖。

正憶玉郎遊蕩去,無尋處。

更聞簾外雨蕭蕭,滴芭蕉。

 

孫少監光憲(孫光憲)

楊柳枝四首

楊柳枝四首  孫光憲

其一

閶門風暖落花乾,飛遍江城江城雪不寒。

獨有晚來臨水驛,閑人多凭赤欄干。

 

其二

有池有榭即濛濛,浸潤飜成長養功。

恰似有人長點檢,着行排立向春風。

 

其三

根柢雖然傍濁河,無妨終日近笙歌。

驂驂金帶誰堪比,還共黃鶯不校多。

 

其四

萬株枯槁怨亡隋,似弔臺各自垂。

好是淮陰明月裏,酒樓橫笛不勝吹。
杏の花001
 

      
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  ■ 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首 
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和凝《柳枝三首其二》  薄絹のスカートが風にしずかに揺れる金の練り糸の縫い付けが細い腰にまとわる。男を送り出して、涙で黛を崩してしまって、かおをしかめていまだに化粧をしなおすことはない。別れてからは、酔って閨に帰ってくると新しい若い女の化粧を施して淫ら声を上げてしまう。こんどは、遊び人の男をつかまえて愛嬌を振りまいてなすがままにされることになる。
 

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溫助教庭筠(温庭筠)

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楊柳枝二首

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柳枝五首

張舍人泌(張泌)

柳枝一首

和學士凝(和凝)

柳枝三首

顧太尉(顧

楊柳枝一首

孫少監光憲(孫光憲)

楊柳枝四首

 

柳枝三首 其一

(別れに送りだす無事を祈って柳を折るおまじないの詩)その一。

軟碧瑤煙似送人,映花時把翠蛾嚬。

みどりの色もまだやわらかいころ、春霞がただよい揺れている朝のはやい時間に見る人は送別したあの人の良く似ている。花に日差しがあたる頃には、顔に手を当て、緑の蛾の眉をひそめて泣いている。

青青自是風流主,慢颭金絲待洛神。

柳の木は青々と茂り、そこに自然の内にかぜがまともにふきわたってくる。旅先でそんなこと、金糸の着物の裾を吹き上げてくるのを見受けると、洛水の傍で素敵な娘を待つことをしているだろう。

 

其二

(送りだし別れて、泣き腫らしたが、今では酔って淫らな声を出し、遊び人であっても可愛がってもらっているという)その二。

瑟瑟羅裙金縷腰,黛眉隈破未重描。

薄絹のスカートが風にしずかに揺れる金の練り糸の縫い付けが細い腰にまとわる。男を送り出して、涙で黛を崩してしまって、かおをしかめていまだに化粧をしなおすことはない。

醉來咬損新花子,拽住仙郎盡放嬌。

別れてからは、酔って閨に帰ってくると新しい若い女の化粧を施して淫ら声を上げてしまう。こんどは、遊び人の男をつかまえて愛嬌を振りまいてなすがままにされることになる。

 

其三

鵲橋初就咽銀河,今夜仙郎自姓和。

不是昔年攀桂樹,豈能月裏索嫦娥。

pla024
 

『柳枝三首、其二』 現代語訳と訳註

(本文)

柳枝三首、其二

瑟瑟羅裙金縷腰,黛眉隈破未重描。

醉來咬損新花子,拽住仙郎盡放嬌。

 

(下し文)

(柳枝三首、其の二)

瑟瑟として 羅裙 金縷の腰,黛眉 隈破して未だ重ねて描かず。

醉い來りて 咬損し 新たに花子し,仙郎を拽住し 盡く嬌を放たん。

 

(現代語訳)

(送りだし別れて、泣き腫らしたが、今では酔って淫らな声を出し、遊び人であっても可愛がってもらっているという)その二。

薄絹のスカートが風にしずかに揺れる金の練り糸の縫い付けが細い腰にまとわる。男を送り出して、涙で黛を崩してしまって、かおをしかめていまだに化粧をしなおすことはない。

別れてからは、酔って閨に帰ってくると新しい若い女の化粧を施して淫ら声を上げてしまう。こんどは、遊び人の男をつかまえて愛嬌を振りまいてなすがままにされることになる。

花鴨004
 

(訳注)

柳枝三首、其二

(送りだし別れて、泣き腫らしたが、今では酔って淫らな声を出し、遊び人であっても可愛がってもらっているという)その二。

唐の教坊曲。『花間集』には、単調、雙調とがあり、二十四首ある。表と詩を示す。単調二十八字、四句三平韻で、⑦⑦7⑦の詞形である。

 

瑟瑟羅裙金縷腰,黛眉隈破未重描。

薄絹のスカートが風にしずかに揺れる金の練り糸の縫い付けが細い腰にまとわる。男を送り出して、涙で黛を崩してしまって、かおをしかめていまだに化粧をしなおすことはない。

・瑟瑟 1 風が寂しく吹くさま。2 波の立つさま。瑟瑟座【しつしつざ】仏像の台座の一。

 

醉來咬損新花子,拽住仙郎盡放嬌。

別れてからは、酔って閨に帰ってくると新しい若い女の化粧を施して淫ら声を上げてしまう。こんどは、遊び人の男をつかまえて愛嬌を振りまいてなすがままにされることになる。

・咬損 みだらなこえをだしてしまう。

・花子 古代中国の、身分の高い女性の化粧の一つで、顔にポチポチを描くこと、花鈿を入れることをいう。仏粧は唐代に入ってからさらに中国の特徴的な化粧として完成した。〈的〉は紅で眉間にさまざまな紋様を描く〈花鈿(かでん)・花子(かし)〉に発達し,また唇の両側に黒点や緑点を描く〈靨鈿(ようでん)・粧靨(しようよう)〉がうまれた。さらに女子俑(よう)に見られるように両ほおに紅で華やかな草花模様を描くようになった。

・儘從 なすがままに任せる。牟融の 「林下貧居甘困守,儘敎城市不知名。」や、和凝の「醉來咬損新花子,曵住仙郞儘放嬌。」に同じ。 ・伊:それ。これ。その。この。ここでは「片紅」を指す。

・拽住 捉まえる。捕まえる。
杏の花0055

      
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2014年2月17日 の紀頌之5つのブログ
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於凊河見輓船士新婚別妻一首 曹丕(魏文帝) 魏詩http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67759129.html
朔風 (一章) 曹植 魏詩<25-#1>文選雑詩 上 http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67780868.html
謝靈運詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/1901_shareiun000.html 謝靈運詩六朝期の山水詩人。この人の詩は上品ですがすがしい男性的な深みのある詩である。後世に多大な影響を残している。
謝靈運が傲慢で磊落だったというが彼の詩からはそれを感じさせるということは微塵もない。謝靈運、謝朓、孟浩然は好きな詩人である。
登永嘉緑嶂山詩 #1 謝霊運 <20> 詩集 386ーhttp://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67474554.html
登池上樓 #1 謝霊運<25>#1  ー http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67502196.html
孟浩然の詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/209mokonen01.html 孟浩然の詩盛唐初期の詩人であるが謝霊運の詩に傾倒して山水詩人としてとてもきれいな詩を書いている。特に山水画のような病者の中で細やかな部分に動態を感じさせる表現力は素晴らしい。
李商隠詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/3991_rishoin000.html 
李商隠詩 華やかな時はほんの1年余り、残りは不遇であった。それが独特な詩を生み出した。この詩人の詩は物語であり、詩を単発で見ては面白くなく、数編から十数編のシリーズになっているのでそれを尊重して読まれることを進める。
女性詩人 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/0josei00index.html 女性詩人古代から近世に至るまで女性の詩は書くことを許されない環境にあった。貴族の子女、芸妓だけである。残されている詩のほとんどは詞、楽府の優雅、雅なものへの媚の詞である。しかしその中に針のような痛みを感じさせるものがあるのである。
孟郊詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/328_moukou001.html 「文章得其微,物象由我裁。」詩人が作り出す文章は細やかなる描写表現を得ているものだ、万物の事象をも作り出すことさえも詩人自身の裁量でもってするのである。
李商隠詩 http://kanbuniinkai7.dousetsu.com/99_rishoinn150.html Ⅰ李商隠150首
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柳枝三首 其一

(別れに送りだす無事を祈って柳を折るおまじないの詩)その一。

軟碧瑤煙似送人,映花時把翠蛾嚬。

みどりの色もまだやわらかいころ、春霞がただよい揺れている朝のはやい時間に見る人は送別したあの人の良く似ている。花に日差しがあたる頃には、顔に手を当て、緑の蛾の眉をひそめて泣いている。

青青自是風流主,慢颭金絲待洛神。

柳の木は青々と茂り、そこに自然の内にかぜがまともにふきわたってくる。旅先でそんなこと、金糸の着物の裾を吹き上げてくるのを見受けると、洛水の傍で素敵な娘を待つことをしているだろう。

 

其二

瑟瑟羅裙金縷腰,黛眉隈破未重描。

醉來咬損新花子,拽住仙郎盡放嬌。

 

其三

鵲橋初就咽銀河,今夜仙郎自姓和。

不是昔年攀桂樹,豈能月裏索嫦娥。

 

 

『柳枝三首、其一』 現代語訳と訳註

(本文)

柳枝三首 其一

軟碧瑤煙似送人,映花時把翠蛾嚬。

青青自是風流主,慢颭金絲待洛神。

 

(下し文)

(柳枝三首 其の一)

碧を軟らかく瑤煙し送りし人に似る,花を映せば時に把み 翠蛾 嚬【しか】む。

青青として自ら是に 風 主に流れ,慢颭【まんせん】して金絲 洛神を待つ。

 

(現代語訳)

(別れに送りだす無事を祈って柳を折るおまじないの詩)その一。

みどりの色もまだやわらかいころ、春霞がただよい揺れている朝のはやい時間に見る人は送別したあの人の良く似ている。花に日差しがあたる頃には、顔に手を当て、緑の蛾の眉をひそめて泣いている。

柳の木は青々と茂り、そこに自然の内にかぜがまともにふきわたってくる。旅先でそんなこと、金糸の着物の裾を吹き上げてくるのを見受けると、洛水の傍で素敵な娘を待つことをしているだろう。

 

 

(訳注)

柳枝三首 其一

(別れに送りだす無事を祈って柳を折るおまじないの詩)その一。

唐の教坊曲。『花間集』には、単調、雙調とがあり、二十四首ある。表と詩を示す。単調二十八字、四句三平韻で、⑦⑦7⑦の詞形である。

 

軟碧瑤煙似送人,映花時把翠蛾嚬。

みどりの色もまだやわらかいころ、春霞がただよい揺れている朝のはやい時間に見る人は送別したあの人の良く似ている。花に日差しがあたる頃には、顔に手を当て、緑の蛾の眉をひそめて泣いている。

○嚬 〔嚬める・顰める〕【ひそめる】(「眉をひそめる」の形で)眉の辺りにしわをよせる。不快な時や悲しい時の表情にいう。顔をしかめる。

○把 1 束ねたものを数えるのに用いる。2 射芸で、矢を数えるのに用いる。

 

青青自是風流主,慢颭金絲待洛神。

柳の木は青々と茂り、そこに自然の内にかぜがまともにふきわたってくる。旅先でそんなこと、金糸の着物の裾を吹き上げてくるのを見受けると、洛水の傍で素敵な娘を待つことをしているだろう。

○慢颭 風が物をふるわせる。

○洛神 洛神、洛嬪(らくひん)は、古代中国の伝説に出てくる伏義氏の娘であり、水と川を司る洛水の女神。黄河の神・河伯の妻。黄河にそそぐ川の一つ・洛水(らくすい)と伊川(いせん)が合流するあたりに住んでいる。後に后羿(こうげい)が洛嬪を奪って結婚したという伝説でもある。あるいは、洛神の賦は兄嫁に対する恋慕を意味するものである。

「(らくしん)」

 杏の花01

溫助教庭筠(温庭筠)

楊柳枝八首

皇甫先輩松(皇甫松)

楊柳枝二首

牛給事嶠(牛嶠)

柳枝五首

張舍人泌(張泌)

柳枝一首

和學士凝(和凝)

柳枝三首

顧太尉(顧

楊柳枝一首

孫少監光憲(孫光憲)

楊柳枝四首

●溫助教庭筠(温庭筠)    楊柳枝八首

楊柳枝002
楊柳枝 (之一)

蘇小門前柳萬條,毵毵金線拂平橋。

不語東風起,深閉朱門伴舞腰。

 

楊柳枝 (之二)

金縷毵毵碧瓦溝,六宮眉黛惹香愁。

晚來更帶龍池雨,半拂欄杆半入樓。

 

楊柳枝 (之三)

禦柳如絲映九重,鳳凰窗映繡芙蓉。

景陽樓畔千條路,一面新妝待曉風。

 

楊柳枝 (之四)

織錦機邊語頻,停梭垂淚憶征人。

塞門三月猶蕭索,縱有垂楊未覺春。

 

楊柳枝 (之五)

兩兩黃色似色,枝啼露動芳音。

春來幸自長如線,可惜牽纏蕩子心

楊柳枝0006
 

楊柳枝 (之六)

宜春苑外最長條,閑春風伴舞腰。

正是玉人腸處,一渠春水赤闌橋。

 

楊柳枝 (之七)

牆東禦路帝,須知春色柳絲黃。

杏花未肯無情思,何事行人最斷腸?

 

楊柳枝 (之八)

館娃宮外城西,遠映征帆近拂堤。

系得王孫歸意切,不關芳草綠萋萋。

31

一巻

楊柳枝 之二 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-58-11-# 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1848

温庭筠

32

一巻

楊柳枝 之三 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-59-12-# 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1852

温庭筠

33

一巻

楊柳枝 之四 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-60-13-# 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1856

温庭筠

34

一巻

楊柳枝 之五 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-61-14-# 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1860

温庭筠

35

一巻

楊柳枝 之六 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-62-15-#  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1864

温庭筠

36

一巻

『楊柳枝 之七』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-63-16-#  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1868

温庭筠

37

一巻

『楊柳枝 之八』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-64-17-#  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1872

温庭筠

 

皇甫先輩松(皇甫松)

楊柳枝二首

楊柳枝二首  皇甫松

其一

春入行宮映翠微,玄宗侍女舞煙絲。

如今柳向空城綠,玉笛何人更把吹。

 

其二

爛熳春歸水國時,王宮殿柳絲垂。

黃鶯長叫空閨畔,西子無因更得知。

 

牛給事嶠(牛嶠)

柳枝五首

柳枝五首 牛嶠

其一

解凍風來末上青,解垂羅袖拜卿卿。

無端裊娜臨官路,舞送行人過一生。

 

其二

王宮裡色偏深,一簇纖條萬縷金。

不憤錢塘蘇小小,引郎松下結同心。

 

其三

橋北橋南千萬條,恨伊張緒不相饒。

金羈白馬臨風望,認得楊家靜婉腰。

 

其四

狂雪隨風撲馬飛,惹煙無力被春欺。

莫交移入靈和殿,宮女三千又妬伊。

 

其五

裊翠籠煙拂暖波,舞裙新染麴塵羅。

章華臺畔隋堤上,傍得春風爾許多。

 

張舍人泌(張泌)

柳枝一首

柳枝  張泌

膩粉瓊粧透碧紗,雪休誇。

金鳳搔頭墮鬢斜,髮交加。

倚著雲屏新睡覺,思夢笑。

紅腮隱出枕函花,有些些。

 

顧太尉(顧

楊柳枝一首

楊柳枝  顧夐

秋夜香閨思寂寥,漏迢迢。

鴛幃羅幌麝煙銷,燭光搖。

正憶玉郎遊蕩去,無尋處。

更聞簾外雨蕭蕭,滴芭蕉。

 

孫少監光憲(孫光憲)

楊柳枝四首

楊柳枝四首  孫光憲

其一

閶門風暖落花乾,飛遍江城江城雪不寒。

獨有晚來臨水驛,閑人多凭赤欄干。

 

其二

有池有榭即濛濛,浸潤飜成長養功。

恰似有人長點檢,着行排立向春風。

 

其三

根柢雖然傍濁河,無妨終日近笙歌。

驂驂金帶誰堪比,還共黃鶯不校多。

 

其四

萬株枯槁怨亡隋,似弔臺各自垂。

好是淮陰明月裏,酒樓橫笛不勝吹。
美女画557

      
 ID作品名作者 
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12 -16 採桑子一首  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-443-12-#16  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3762

和凝《採桑子一首》  椒泥塗りの閏は何もなくしずかなものだ、嘉枝を賭けて賽子勝負をする毎日。爪先に花飾り付けた靴に、細く紅い紐を編みこんで、金糸飾りスカートは床を引きずる。何事も起きないし、好きな男が居るわけもないのに眉をくもらせる、春が来て恋心を燃やしたいと思いすぎて、また始まったと母親代わりのおかみさんに疑いを抱かせてしまう。


2014年2月16日 の紀頌之5つのブログ
●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場
Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
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張平子(張衡)《西京賦》(5) #2-2 文選 賦<114―(5)>31分割68回 Ⅱ李白に影響を与えた詩1042 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3758
●唐を代表する中唐の韓愈の儒家としての考えのよくわかる代表作の一つ
Ⅱ中唐詩・晩唐詩
 
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《武關西逢配流吐蕃〔謫潮州時途中作〕》韓愈(韓退之) Ⅱ中唐詩 <955> 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3759韓愈詩-250
●杜甫の全作品1141首を取り上げて訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"
Ⅲ杜甫詩1000詩集  LiveDoorブログ 廣徳2年764-31 《四松#2》 ふたたび成都 杜甫<671> 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3760 杜甫詩1000-671-946/1500765
●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている
Ⅳブログ漢・唐・宋詞詩集 Fc2ブログ 287 《遊城南十六首:出城》 韓愈 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3761 (02/16)
●●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩。唐から五代詩詞。花間集
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李商隠詩 http://kanbuniinkai7.dousetsu.com/99_rishoinn150.html Ⅰ李商隠150首
魚玄機 詩 全首130回賦得江邊柳 魚玄機  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-65-1-#五言律詩  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1876
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採桑子

(年を取った芸妓が自暴自棄の生活をしているが、春の盛りには女に目覚めるという面白い詩である。)
蝤蠐領上訶梨子,繡帶雙垂,

白い首を囲む襟に、訶梨勤の刺繍の飾りのついた肩掛けをつけ、前がひらいている、襟から垂れる刺繍の縫い取り帯が二本のようにみえる。

閑時,競學樗蒲賭荔枝。

椒泥塗りの閏は何もなくしずかなものだ、嘉枝を賭けて賽子勝負をする毎日。

叢頭鞋子紅編細,裙窣金絲。

爪先に花飾り付けた靴に、細く紅い紐を編みこんで、金糸飾りスカートは床を引きずる。

無事嚬眉,春思飜教阿母疑。

何事も起きないし、好きな男が居るわけもないのに眉をくもらせる、春が来て恋心を燃やしたいと思いすぎて、また始まったと母親代わりのおかみさんに疑いを抱かせてしまう。

 

(採桑子)

蝤蠐【しゅうせい】の領上の訶梨子,繡帶【しゅうたい】雙び垂る,椒【しょうこ】閑なる時,競いて樗蒲【ちょぼ】を學びて荔枝【れいし】を賭く。

叢頭【そうとう】の鞋子【あいし】紅 編むこと細【こまか】く,裙は 金絲を窣く。

事 無く 眉を嚬【ひそ】め,春思 飜りて 阿母を教【し】て疑わしむ。

DCF00207
 

『採桑子』 現代語訳と訳註

(本文)

採桑子

蝤蠐領上訶梨子,繡帶雙垂,椒閑時,競學樗蒲賭荔枝。

叢頭鞋子紅編細,裙窣金絲。

無事嚬眉,春思飜教阿母疑。

 

(下し文)

(採桑子)

蝤蠐【しゅうせい】の領上の訶梨子,繡帶【しゅうたい】雙び垂る,椒【しょうこ】閑なる時,競いて樗蒲【ちょぼ】を學びて荔枝【れいし】を賭く。

叢頭【そうとう】の鞋子【あいし】紅 編むこと細【こまか】く,裙は 金絲を窣く。

事 無く 眉を嚬【ひそ】め,春思 飜りて 阿母を教【し】て疑わしむ。

 

(現代語訳)

(年を取った芸妓が自暴自棄の生活をしているが、春の盛りには女に目覚めるという面白い詩である。)

白い首を囲む襟に、訶梨勤の刺繍の飾りのついた肩掛けをつけ、前がひらいている、襟から垂れる刺繍の縫い取り帯が二本のようにみえる。

椒泥塗りの閏は何もなくしずかなものだ、嘉枝を賭けて賽子勝負をする毎日。

爪先に花飾り付けた靴に、細く紅い紐を編みこんで、金糸飾りスカートは床を引きずる。

何事も起きないし、好きな男が居るわけもないのに眉をくもらせる、春が来て恋心を燃やしたいと思いすぎて、また始まったと母親代わりのおかみさんに疑いを抱かせてしまう。

tsubame
 

(訳注)

採桑子

採桑子は花間集には和凝の一首のみである。唐の教坊の曲名である楊下採桑に由来すると言われるが、教坊の大曲に采桑があり、採桑子との関係はいずれも明確ではない。またの名を采桑子令、添字采桑子、醜奴児、醜奴児令、羅敷媚、羅敷媚歌と言う。『花間集』には和擬の一首のみ所収。双調四十四字、前後段二十二字四句三平韻で、7④④⑦/7④④⑦の詞形をとる。頭のよい和凝の形を先に決め、後から語句をはめ込む、パズルゲームのようにして作ったもので、意味的にも一ひねりしてみるものがある。

 

(年を取った芸妓が自暴自棄の生活をしているが、春の盛りには女に目覚めるという面白い詩である。)

【解説】 女盛りを過ぎてしまい、誰も来てはくれない。閨にいる時も服装もきちんとしない自堕落になってしまう。同じような女たちと賽子ゲームをして遊ぶことぐらいの毎日である。ところが、万物が萌えて來る春が来ると、「春思」物思い初める頃の娘のように男を求めてしまう。また始まったと、お上さんは心配になるのである。桑をとる娘は戦場に出た夫に貞操を守る立派な女性を云うものであるが、この詩では、若くないために男が寄ってこないという和凝のゆーもあをうたうものである。

 

蝤蠐領上訶梨子,繡帶雙垂,

白い首を囲む襟に、訶梨勤の刺繍の飾りのついた肩掛けをつけ、前がひらいている、襟から垂れる刺繍の縫い取り帯が二本のようにみえる。

蝤蠐領上 白い首を囲む襟。蝤蠐は木食い虫の幼虫。白く長いので、ここでは色白の首を喩える。

訶梨子 訶梨勤。中国南方産の常緑喬木。ここではその実にかたどった襟飾りのこと。訶梨勤の刺繍の飾りのついた肩掛け。・訶梨勒1 インドなどに産するシクンシ科の高木。高さ30メートルに達し、葉は長楕円形。枝先に白い花が群がって咲く。果実を風邪・便通などの薬にし、材は器具用にする。2 象牙・銅・石などでカリロクの実の形を作り、美しい袋に入れ、柱に掛けた飾り物。

繍帯 襟から垂れた刺繍のある帯。なお帯については、上衣の束帯、肩掛けの帯、衣の帯、腰帯と女の生活環境によって、讀む人の知識度により解釈は深まる。これは艶歌に対する考え方である。

 

閑時,競學樗蒲賭荔枝。

椒泥塗りの閏は何もなくしずかなものだ、嘉枝を賭けて賽子勝負をする毎日。

 椒の粉末を混入した壁土を塗った部屋。椒のために室内は香りよく、暖かく、蟲が寄り付かない。

樗蒲 賽子を使った賭け事。1 中国の賭博(とばく)の一。1個のさいころで出る目を予測し、予測が当たれば賭け金の4倍または5倍を得る仕組みになっているもの。転じて、博奕(ばくち)のこと。2 いんちき。でたらめ。3 ばかをみること。

 

叢頭鞋子紅編細,裙窣金絲。

爪先に花飾り付けた靴に、細く紅い紐を編みこんで、金糸飾りスカートは床を引きずる。

叢頭鞋子 爪先に花飾りの付いた靴。

 

無事嚬眉,春思飜教阿母疑。

何事も起きないし、好きな男が居るわけもないのに眉をくもらせる、春が来て恋心を燃やしたいと思いすぎて、また始まったと母親代わりのおかみさんに疑いを抱かせてしまう。

嚬 却って。ここでは好きな男がいるわけではないのに、の意。

阿母 お母さんのことであるが、阿は親しみを表す接頭語で、ここでは娼屋に預けられたのは少女のころであるので、そこのの女将さんのことをいう。檀の実00

      
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  ■ 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首 
 1六巻12 -1 小重山二首其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-428-12-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3687和凝 
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 15六巻12 -15 春光好二首 其二 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-442-12-#15  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3757和凝 
 16六巻12 -16 採桑子一首  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-443-12-#16  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3762和凝 
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 18六巻12 -18 柳枝三首  其二 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-445-12-#18  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3772和凝 
 19六巻12 -19 柳枝三首 其三 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-446-12-#19  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3777和凝 
 20六巻12 -20 漁父一首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-447-12-#20  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3782和凝 
      

12 -15 春光好二首 其二 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-442-12-#15  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3757

和凝《春光好二首 其二》 早春の浮水草の葉は育ちだし、軟らかなものである、池の周りの杏の花に日差しが明るい、舟遊びの絵塗りの船は軽やかにすすむ。

二つ並んで水浴びをしているのは鴛鴦で澄みきったみず、その渚に出てくる。船頭が歌う舟歌の声にあわせて合格者たちが船縁を叩きながら歌うので驚いたようだ。


2014年2月15日の紀頌之5つのブログ
●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場
Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
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●杜甫の全作品1141首を取り上げて訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"
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●●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩。唐から五代詩詞。花間集
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孟郊詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/328_moukou001.html 「文章得其微,物象由我裁。」詩人が作り出す文章は細やかなる描写表現を得ているものだ、万物の事象をも作り出すことさえも詩人自身の裁量でもってするのである。
李商隠詩 http://kanbuniinkai7.dousetsu.com/99_rishoinn150.html Ⅰ李商隠150首
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『花間集』継続中 
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12 -15 春光好二首 其二 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-442-12-#15   漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3757

 

 

和凝【わぎょう】898955)、字を成績と言い、鄆州の須昌(今の山東省東平の西北)の人。彼は幼い時から聡明で、早くから書物を学び、一読すれば常に大義に通じた。梁の義成軍節度使賀瓌に招かれて従事となったが、賀瓌が唐の荘宗との戦いに敗れると、彼一人が賀瓌に従った。賀瓌は和凝に対して、自分に従うのをやめて己の道を求めるように勧めたが、和凝は「男子たるもの、人の知遇を得ながら危難の際に恩に報いないのは、本意ではない」と言い、行動をともにし、追っ手を射倒して、賀瓌の命を救った。そこで、賀瓌は自分の娘を和凝に娶らせ、「和凝は将来重位に就くであろぅから、謹んで仕えるように」と子供らに諭した。そのために、和凝の名は一時に轟いた。彼は、梁、唐、晋、漢、周の五朝に仕え、多くの後進を導いたので、人々から広く慕われたと言う。和凝は若い時に好んで艶詞を作ったが、晋の宰相になると詞を回収して焼き捨てさせた。しかし、艶詞のために名を汚すことになり、契丹は晋に入朝すると、彼を曲子相公と呼んだと言う。和凝の詞は二十七首が伝わり、『花間集』 には二十首の詞が収められている。後周の顕徳二年(955)五十八歳で卒した。

 


和學士凝(和凝)二十首 

      
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  ■ 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首 
 1六巻12 -1 小重山二首其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-428-12-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3687和凝 
 2六巻12 -2 小重山二首其二 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-429-12-#2  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3692和凝 
 3六巻12 -3 臨江仙二首 其一  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-430-12-#3  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3697和凝 
 4六巻12 -4 臨江仙二首其二 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-431-12-#4  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3702和凝 
 5六巻12 -5 菩薩蠻一首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-432-12-#5  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3707和凝 
 6六巻12 -6 山花子二首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-433-12-#6  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3712和凝 
 7六巻12 -7 山花子二首 其二  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-434-12-#7  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3717和凝 
 8六巻12 -8 河滿子二首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-435-12-#8  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3722和凝 
 9六巻12 -9 河滿子二首 其二  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-436-12-#9  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3727和凝 
 10六巻12 -10 薄命女一首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-437-12-#10  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3732和凝 
 11六巻12 -11 望梅花一首  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-438-12-#11  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3737和凝 
 12六巻12 -12 天仙子二首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-439-12-#12  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3742和凝 
 13六巻12 -13 天仙子二首 其二  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-440-12-#13  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3747和凝 
 14六巻12 -14 春光好二首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-441-12-#14  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3752和凝 
 15六巻12 -15 春光好二首 其二 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-442-12-#15  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3757和凝 
 16六巻12 -16 採桑子一首  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-443-12-#16  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3762和凝 
 17六巻12 -17 柳枝三首  其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-444-12-#17  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3767和凝 
 18六巻12 -18 柳枝三首  其二 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-445-12-#18  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3772和凝 
 19六巻12 -19 柳枝三首 其三 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-446-12-#19  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3777和凝 
 20六巻12 -20 漁父一首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-447-12-#20  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3782和凝 
      
和凝,字成績,五代詞人。曾官翰林學士知制誥等職。




 

 

春光好二首

1214春光好二首 其一

(うららかな春が来てあの人を待つが来てはくれない、生きる希望をなくしてしまうが、それから心持を替えてみるがやはり来てくれない女を詠う。)

暖,畫屏閑,嚲雲鬟。

沙羅絹を張った窓に日が当たり暖かくなる春の季節になったのに、絵の屏風の閨には誰も来なくて静かなものだ。さみしさに美しく結った髪のみだれをはらってなおす。

睡起四肢無力,半春間。

眠りから覚めて起き上がってみたが手足にまったく力が入らない。春もすでに半ばを過ぎようとしている。

玉指剪裁羅勝,金盤點綴蘇山。

腹立ちまぎれに、白く輝くようなその指でうす絹をことごとく切り裂いてみた。金色のかざりの大きな寝牀にはその国の山を思わせる女をよみがえらせて女妓が横たわり、お迎えの飾りつけをしている。

窺宋深心無限事,小眉彎。

宋玉を隣の女がのぞき見した故事のように窓から覗いて見るが誰も来ない、あの人のことを心深く思い続けて、ほかのこと何もわからなくなってしまったようだ。眉尻がかなしみで湾曲している。

1215其二

(科挙合格の日に遊ばれ、誓い合い、思いを遂げたおんなたちのその日のようすを詠い、春の空のように変わる男心に心配をする)

蘋葉軟,杏花明,畫舡輕。

早春の浮水草の葉は育ちだし、軟らかなものである、池の周りの杏の花に日差しが明るい、舟遊びの絵塗りの船は軽やかにすすむ。

雙浴鴛鴦出淥汀,棹歌聲。

二つ並んで水浴びをしているのは鴛鴦で澄みきったみず、その渚に出てくる。船頭が歌う舟歌の声にあわせて合格者たちが船縁を叩きながら歌うので驚いたようだ。

春水無風無浪,春天半雨半晴。

雪解け水で増水した水面は風もなく波もたたず鏡のようだ、春の空は小雨が降ったかと思うと今度はさあっと晴れてこころがわりをおしえてくれる。

紅粉相隨南浦晚,幾含情。

無礼講の日にお化粧をした女たちと連れ立って、暮れてきた北側の高楼から離れた南の岸辺の裏の方に入っていく、そこで、どれだけの恋する女の情けを抱かしめるものなのか。

杏の白花012
 

 

『春光好二首』 現代語訳と訳註

(本文)

春光好二首其二

蘋葉軟,杏花明,畫舡輕。

雙浴鴛鴦出淥汀,棹歌聲。

春水無風無浪,春天半雨半晴。

紅粉相隨南浦晚,幾含情。

 

(下し文)

春光好 二首 其の二

蘋葉【ひんよう】軟らかく,杏花 明るく,畫舡【がしゅう】輕し。

雙【なら】び浴するの鴛鴦 淥汀【りょくてい】を出づ,棹歌の聲に。

春水 風無く 浪無く,春天 半ば雨ふり 半ば晴る。

紅粉 相い隨いて 南浦の晚,幾ばくの含情に。

 

 

(現代語訳)

(科挙合格の日に遊ばれ、誓い合い、思いを遂げたおんなたちのその日のようすを詠い、春の空のように変わる男心に心配をする)

早春の浮水草の葉は育ちだし、軟らかなものである、池の周りの杏の花に日差しが明るい、舟遊びの絵塗りの船は軽やかにすすむ。

二つ並んで水浴びをしているのは鴛鴦で澄みきったみず、その渚に出てくる。船頭が歌う舟歌の声にあわせて合格者たちが船縁を叩きながら歌うので驚いたようだ。

雪解け水で増水した水面は風もなく波もたたず鏡のようだ、春の空は小雨が降ったかと思うと今度はさあっと晴れてこころがわりをおしえてくれる。

無礼講の日にお化粧をした女たちと連れ立って、暮れてきた北側の高楼から離れた南の岸辺の裏の方に入っていく、そこで、どれだけの恋する女の情けを抱かしめるものなのか。

oushokun01

(訳注)

春光好二首其二

唐の教坊の曲名。またの名を愁倚欄、愁倚欄令、倚欄令と言う。『花間集』には和凝の二首のみ所収。双調四十一字、前段十九字、五句四平韻、後段二十二字四句平韻で、3③③⑦③/6⑥7③の詞形をとる。

 

春光好二首其二

(科挙合格の日に遊ばれ、誓い合い、思いを遂げたおんなたちのその日のようすを詠い、春の空のように変わる男心に心配をする)

【解説】 春、杏園で合格の宴があり、街に繰り出すもの、花を愛でるもの、舟遊びをするもののうち、女性達の水上の行楽の様子を詠う。

 

蘋葉軟,杏花明,畫舡輕。

早春の浮水草の葉は育ちだし、軟らかなものである、池の周りの杏の花に日差しが明るい、舟遊びの絵塗りの船は軽やかにすすむ。

蘋葉軟 浮草が育ち始めて淡い色でやわらかい葉をつききって舟が進む。。この三句は待ち遠しかった春に舟遊びをする池のようすをいう。

杏花明 池の岸にあんずの花に日が射していて花が際立って奇麗な様子。杏の花は科挙の合格発表=合格者=無礼講、曲江の池を連想させる。

畫舡輕 絵塗りの船での遊びは江南で始まり広がったもの。

 

雙浴鴛鴦出淥汀,棹歌聲。

二つ並んで水浴びをしているのは鴛鴦で澄みきったみず、その渚に出てくる。船頭が歌う舟歌の声にあわせて合格者たちが船縁を叩きながら歌うので驚いたようだ。

鴛鴦 オシドリ。

漁汀 水の清く澄んだ渚。

棹歌 船を漕ぐ櫂で船縁を叩きながら歌うこと。またその歌、舟歌。

 

春水無風無浪,春天半雨半晴。

雪解け水で増水した水面は風もなく波もたたず鏡のようだ、春の空は小雨が降ったかと思うと今度はさあっと晴れてこころがわりをおしえてくれる。

春水 雪解け水で増水した様子を云う。増水しても澄んでいるのが春水である。植物の成長に必要なミネラル分を多く含んでいる時期で、期待感を持たせる語である。

春天 春ののどかな空を云う。行楽時の天候が良いことを云うが、男心と春の空、行楽の時の浮気心を云う。

 

紅粉相隨南浦晚,幾含情。

無礼講の日にお化粧をした女たちと連れ立って、暮れてきた北側の高楼から離れた南の岸辺の裏の方に入っていく、そこで、どれだけの恋する女の情けを抱かしめるものなのか。

紅粉 紅と白粉。ここでは紅と白粉で化粧した女の意。

南浦 よく別離の岸辺などを意味することが多いが、ここは人目を避ける南側の岸辺の奥の方に行くことを言う。いわゆる「しけ込む」ことさす。

幾含情 この日のためにどれほどの女が、その男のことを思い続けていきていくことになるのだろうかという意味になる。一夫多妻制の時代の倫理観で見てもらいたい。
roudai112
 


      
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 ■ 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首  
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 16六巻採桑子一首 和凝 
 17六巻柳枝三首  其一和凝 
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 19六巻柳枝三首  其三和凝 
 20六巻漁父一首  其一和凝 
      

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和凝《春光好二首 其一》 腹立ちまぎれに、白く輝くようなその指でうす絹をことごとく切り裂いてみた。金色のかざりの大きな寝牀にはその国の山を思わせる女をよみがえらせて女妓が横たわり、お迎えの飾りつけをしている。宋玉を隣の女がのぞき見した故事のように窓から覗いて見るが誰も来ない、あの人のことを心深く思い続けて、ほかのこと何もわからなくなってしまったようだ。眉尻がかなしみで湾曲している。


2014年2月14日 の紀頌之5つのブログ
●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場
Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
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張平子(張衡)《西京賦》(3) 文選 賦<114―(3)>31分割68回 Ⅱ李白に影響を与えた詩1040 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3748
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《元日酬蔡州馬十二尚書去年蔡州元日見寄之什》115韓愈(韓退之) Ⅱ中唐詩 <953>  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3749韓愈詩-248
●杜甫の全作品1141首を取り上げて訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"
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●●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩。唐から五代詩詞。花間集
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12 -14 春光好二首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首Ⅹ唐五代詞・「花間集」 Gs-441-12-#14   漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3752

 

 

和凝(898955)、字を成績と言い、鄆州の須昌(今の山東省東平の西北)の人。彼は幼い時から聡明で、早くから書物を学び、一読すれば常に大義に通じた。梁の義成軍節度使賀瓌に招かれて従事となったが、賀瓌が唐の荘宗との戦いに敗れると、彼一人が賀瓌に従った。賀瓌は和凝に対して、自分に従うのをやめて己の道を求めるように勧めたが、和凝は「男子たるもの、人の知遇を得ながら危難の際に恩に報いないのは、本意ではない」と言い、行動をともにし、追っ手を射倒して、賀瓌の命を救った。そこで、賀瓌は自分の娘を和凝に娶らせ、「和凝は将来重位に就くであろぅから、謹んで仕えるように」と子供らに諭した。そのために、和凝の名は一時に轟いた。彼は、梁、唐、晋、漢、周の五朝に仕え、多くの後進を導いたので、人々から広く慕われたと言う。和凝は若い時に好んで艶詞を作ったが、晋の宰相になると詞を回収して焼き捨てさせた。しかし、艶詞のために名を汚すことになり、契丹は晋に入朝すると、彼を曲子相公と呼んだと言う。和凝の詞は二十七首が伝わり、『花間集』 には二十首の詞が収められている。後周の顕徳二年(955)五十八歳で卒した。

 

 

和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首

小重山二首

其一

其二

 

臨江仙二首

其一

其二

 

菩薩蠻一首

其一

 

 

山花子二首

其一

其二

 

河滿子二首

其一

其二

 

薄命女一首

其一

 

 

望梅花一首

其一

 

 

天仙子二首

其一

其二

 

春光好二首

其一

其二

 

採桑子一首

其一

 

 

柳枝三首

其一

其二

其三

漁父一首

其一

 

 

和學士凝(和凝)二十首 和凝,字成績,五代詞人。曾官翰林學士知制誥等職。

 

 

1214春光好二首 其一

暖,畫屏閑,嚲雲鬟。

睡起四肢無力,半春間。

玉指剪裁羅勝,金盤點綴蘇山。

窺宋深心無限事,小眉彎。

(うららかな春が来てあの人を待つが来てはくれない、生きる希望をなくしてしまうが、それから心持を替えてみるがやはり来てくれない女を詠う。)

沙羅絹を張った窓に日が当たり暖かくなる春の季節になったのに、絵の屏風の閨には誰も来なくて静かなものだ。さみしさに美しく結った髪のみだれをはらってなおす。

眠りから覚めて起き上がってみたが手足にまったく力が入らない。春もすでに半ばを過ぎようとしている。

腹立ちまぎれに、白く輝くようなその指でうす絹をことごとく切り裂いてみた。金色のかざりの大きな寝牀にはその国の山を思わせる女をよみがえらせて女妓が横たわり、お迎えの飾りつけをしている。

宋玉を隣の女がのぞき見した故事のように窓から覗いて見るが誰も来ない、あの人のことを心深く思い続けて、ほかのこと何もわからなくなってしまったようだ。眉尻がかなしみで湾曲している。

 

其二

蘋葉軟,杏花明,畫舡輕。

雙浴鴛鴦出淥汀,棹歌聲。

春水無風無浪,春天半雨半晴。

紅粉相隨南浦晚,幾含情。

 花蕊夫人006

 

『春光好二首』 現代語訳と訳註

(本文)

春光好二首

其一

暖,畫屏閑,嚲雲鬟。

睡起四肢無力,半春間。

玉指剪裁羅勝,金盤點綴蘇山。

窺宋深心無限事,小眉彎。

 

 

(下し文)

(春光好二首 其の一)

暖か,畫屏は閑か,雲鬟を嚲【なお】す。

睡起きるも四肢 力無く,春の間を半にす。

玉指 剪裁 羅勝り,金盤 蘇山を點綴【てんてい】す。

宋を窺い 心を深くし事を限る無し,小眉の彎。

 

 

(現代語訳)

(うららかな春が来てあの人を待つが来てはくれない、生きる希望をなくしてしまうが、それから心持を替えてみるがやはり来てくれない女を詠う。)

沙羅絹を張った窓に日が当たり暖かくなる春の季節になったのに、絵の屏風の閨には誰も来なくて静かなものだ。さみしさに美しく結った髪のみだれをはらってなおす。

眠りから覚めて起き上がってみたが手足にまったく力が入らない。春もすでに半ばを過ぎようとしている。

腹立ちまぎれに、白く輝くようなその指でうす絹をことごとく切り裂いてみた。金色のかざりの大きな寝牀にはその国の山を思わせる女をよみがえらせて女妓が横たわり、お迎えの飾りつけをしている。

宋玉を隣の女がのぞき見した故事のように窓から覗いて見るが誰も来ない、あの人のことを心深く思い続けて、ほかのこと何もわからなくなってしまったようだ。眉尻がかなしみで湾曲している。

 菖蒲02

 

 (訳注)

春光好二首其二

唐の教坊の曲名。またの名を愁倚欄、愁倚欄令、倚欄令と言う。『花間集』には和凝の二首のみ所収。双調四十一字、前段十九字、五句四平韻、後段二十二字四句平韻で、3③③6③/6⑥7③の詞形をとる。

 

其一

(うららかな春が来てあの人を待つが来てはくれない、生きる希望をなくしてしまうが、それから心持を替えてみるがやはり来てくれない女を詠う。)

 

暖,畫屏閑,嚲雲鬟

沙羅絹を張った窓に日が当たり暖かくなる春の季節になったのに、絵の屏風の閨には誰も来なくて静かなものだ。さみしさに美しく結った髪のみだれをはらってなおす。

嚲雲鬟 美しく結った髪のみだれをはらってなおすこと。雲鬟【うんかん】 〔「鬟」はまげの意〕. 美しく結った髪。撣:(はたきなどでちり・ほこりを)はたく,払う.ほこりをはたく.

 

睡起四肢無力,半春間。

眠りから覚めて起き上がってみたが手足にまったく力が入らない。春もすでに半ばを過ぎようとしている。

 

玉指剪裁羅勝,金盤點綴蘇山。

腹立ちまぎれに、白く輝くようなその指でうす絹をことごとく切り裂いてみた。金色のかざりの大きな寝牀にはその国の山を思わせる女をよみがえらせて女妓が横たわり、お迎えの飾りつけをしている。

○剪裁 1 布・紙などを裁ち切ること。また、花を摘み切ること。2 文章に手を入れること。文章を練ること。

○羅勝 うすぎぬをことごとく。・勝:たえる。ことごとく。のこらず。かつ。さかんに。まさる。すぐれる。

金盤 ・盤:1 大きな平たい器。大きな皿。「盤台/水盤・銅盤・杯盤」2 皿状のもの。「円盤・音盤・胎盤・羅針盤」3 大きな平たい岩。「岩盤・落盤」4 支えとなる堅い土台。

點綴 飾り付ける; 付き合いとしてする.

蘇山 ここでいう山は女性が横たわっている姿を云うもので蘇生された女という意味である。・蘇(そ)または温(おん)は、古代中国周代の国家。領域は現在の河南省焦作市温県。

 

窺宋深心無限事,小眉彎。

宋玉を隣の女がのぞき見した故事のように窓から覗いて見るが誰も来ない、あの人のことを心深く思い続けて、ほかのこと何もわからなくなってしまったようだ。眉じりがかなしみで湾曲している。

〇窺宋 美男子であるおとこを、隣の女がのぞき見した故事にもとづくもの。・宋玉 戦国の末、紀元前三世紀ごろの楚の国の詩人。美男子で、隣の女がのぞき見したという。わたしはやはり宋玉のような、美しいお方でりっはな詩人のかたを好きになってこの身をささげたいとおもいます。

魚玄機『贈鄰女』「羞日遮羅袖、愁春懶起粧。易求無價宝、難得有心郎。枕上潜垂涙、花間暗断腸。自能窺宋玉、何必恨王昌。」(日を羞じて羅袖【らしゅう】を遮り、春を愁いて 起きて粧するに懶【う】し。無價【むか】の宝を求むることは易すきも、有心の郎を得ることは難し。枕の上に潜【ひそ】かに涙を垂れ、花の間に暗して腸を。断る自ら能く宋玉を窺い、何ぞ必ず王昌を恨まん。

 峨眉山003

      
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  ■ 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首 
 1六巻12 -1 小重山二首其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-428-12-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3687和凝 
 2六巻12 -2 小重山二首其二 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-429-12-#2  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3692和凝 
 3六巻12 -3 臨江仙二首 其一  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-430-12-#3  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3697和凝 
 4六巻12 -4 臨江仙二首其二 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-431-12-#4  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3702和凝 
 5六巻12 -5 菩薩蠻一首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-432-12-#5  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3707和凝 
 6六巻12 -6 山花子二首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-433-12-#6  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3712和凝 
 7六巻12 -7 山花子二首 其二  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-434-12-#7  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3717和凝 
 8六巻12 -8 河滿子二首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-435-12-#8  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3722和凝 
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 10六巻12 -10 薄命女一首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-437-12-#10  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3732和凝 
 11六巻12 -11 望梅花一首  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-438-12-#11  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3737和凝 
 12六巻12 -12 天仙子二首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-439-12-#12  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3742和凝 
 13六巻12 -13 天仙子二首 其二  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-440-12-#13  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3747和凝 
 14六巻12 -14 春光好二首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-441-12-#14  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3752和凝 
 15六巻12 -15 春光好二首 其二 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-442-12-#15  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3757和凝 
 16六巻12 -16 採桑子一首  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-443-12-#16  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3762和凝 
 17六巻12 -17 柳枝三首  其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-444-12-#17  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3767和凝 
 18六巻12 -18 柳枝三首  其二 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-445-12-#18  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3772和凝 
 19六巻12 -19 柳枝三首 其三 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-446-12-#19  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3777和凝 
 20六巻12 -20 漁父一首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-447-12-#20  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3782和凝 
      

12 -13 天仙子二首 其二  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-440-12-#13  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3747

和凝《天仙子二首 其二》 仙女(聖女祠)のいる洞の入口には春の紅い花がちらほらと散り春の盛りを終えようと報せる、仙女は愁いに翠の眉を曇らせる。恋い慕う阮郎はもう帰って来ないのだろうか。思うことは阮郎のことばかり、金丹を煉るにも心弾まず、玉を刻むのも億劫なのだ。この春も阮郎がこないまま過ぎ去るのか、桃の花びらも川水に浮かび空しく途切れ途切れに流れてゆく。


2014年2月13日 の紀頌之5つのブログ
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謝靈運が傲慢で磊落だったというが彼の詩からはそれを感じさせるということは微塵もない。謝靈運、謝朓、孟浩然は好きな詩人である。
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李商隠詩 華やかな時はほんの1年余り、残りは不遇であった。それが独特な詩を生み出した。この詩人の詩は物語であり、詩を単発で見ては面白くなく、数編から十数編のシリーズになっているのでそれを尊重して読まれることを進める。
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12 -13 天仙子二首 其二  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首Ⅹ唐五代詞・「花間集」 Gs-440-12-#13   漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3747

 

 

天仙子二首 其一

柳色披衫金縷鳳,纖手輕拈紅豆弄,翠蛾雙斂正含情。

桃花洞,瑤臺夢,一片春愁誰與共。

(春が来ても男は女妓のもとを訪れない、春の盛りを過ぎようとしている女を詠う。)

柳も緑に繁り、その陰に着物を隠し、金紫の鳳凰の刺繍を隠す、かぼそい手の軽くそろえて愛撫し、軽くたたく女の胸を愛撫した。翡翠に飾られた嫦娥には眉間に二筋の詩話を寄せて、まさに男のことを思い続ける。

仙女(聖女祠)のいる洞の入口には春の桃の紅い花が咲き乱れて、崑崙山の神仙居所で繰りひろげられた恋の夢を今も胸においている、この桃の花の一片のような女妓も春心の愁いが消えない。それというのも、浮気男がきてくれなくて、「此の夜を誰と共に過ごすのだろう」と心配なのだ。

天仙子二首 其の一

柳色 衫を披し 金縷の鳳,纖手 輕拈 紅豆弄し,翠蛾 雙斂 正に情を含む。

桃花の洞,瑤臺の夢,一片 春の愁い 「誰と共に與とせんか。」と。

 

天仙子二首 其二

洞口春紅飛蔌蔌,仙子含愁眉黛綠。

阮郎何事不歸來,懶燒金,慵篆玉。

流水桃花空斷續。

(仙女のいる洞の入口恋い慕う阮郎はもう帰って来ない、待ち続けて女の盛りを過ぎてしまった)

仙女(聖女祠)のいる洞の入口には春の紅い花がちらほらと散り春の盛りを終えようと報せる、仙女は愁いに翠の眉を曇らせる。

恋い慕う阮郎はもう帰って来ないのだろうか。思うことは阮郎のことばかり、金丹を煉るにも心弾まず、玉を刻むのも億劫なのだ。

この春も阮郎がこないまま過ぎ去るのか、桃の花びらも川水に浮かび空しく途切れ途切れに流れてゆく。

天仙子二首 其の二

洞の口 春の紅 飛びて蔌蔌【そくそく】たり、仙子 愁いを含みて 眉黛 緑なり。

阮郎 何事ぞ 帰り来たらざる、金を焼くも懶【ものう】く、玉を纂むも慵【ものう】く。

桃花を水に流し 空しく断続す。

海棠花022
 

『天仙子二首』(和凝【わぎょう】) 現代語訳と訳註

 (本文)

其二

洞口春紅飛蔌蔌,仙子含愁眉黛綠。

阮郎何事不歸來,懶燒金,慵篆玉。

流水桃花空斷續。

 

(下し文)

洞の口 春の紅 飛びて蔌蔌【そくそく】たり、仙子 愁いを含みて 眉黛 緑なり。

阮郎 何事ぞ 帰り来たらざる、金を焼くも懶【ものう】く、玉を纂むも慵【ものう】く。

桃花を水に流し 空しく断続す。

 

(現代語訳)

(仙女のいる洞の入口恋い慕う阮郎はもう帰って来ない、待ち続けて女の盛りを過ぎてしまった)

仙女(聖女祠)のいる洞の入口には春の紅い花がちらほらと散り春の盛りを終えようと報せる、仙女は愁いに翠の眉を曇らせる。

恋い慕う阮郎はもう帰って来ないのだろうか。思うことは阮郎のことばかり、金丹を煉るにも心弾まず、玉を刻むのも億劫なのだ。

この春も阮郎がこないまま過ぎ去るのか、桃の花びらも川水に浮かび空しく途切れ途切れに流れてゆく。

 

(訳注)

天仙子(仙女といわれる道教の女祠、寺の尼などと男の別れを詠う。)

皇甫先輩松

天仙子二首 其一

天仙子二首 其二

韋相莊

天仙子五首 其一

天仙子五首 其二

天仙子五首 其三

天仙子五首 其四

天仙子五首 其五

和學士凝(和凝)

天仙子二首 其一

天仙子二首 其二

『花間集』には和擬の作が二首収められている。単調三十四字、六句四仄韻で、❼❼73❸❼の詞形をとる。

皇甫松、韋荘の詩、天仙子参照。

天仙子二首其一 皇甫松 ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-375-6-#67  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3422

天仙子二首其二 皇甫松 ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-376-6-#68  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3427

 

天仙子 其一 ~ 其五 其一 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-270-5-#24  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2897

天仙子 其二 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-271-5-#25  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2902

天仙子 其三 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-272-5-#26  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2907

天仙子 其四 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-273-5-#27  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2912

天仙子 其五 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-274-5-#28  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2917

 

其二

(仙女といわれる道教の女祠、寺の尼などと男の別れを詠う。)

【解説】 天台山の仙女が去ったきり帰らぬ阮郎を偲んだ詞。本作が仙女を借りて道観の女道士や妓

女を詠っていることは吉うまでもない。なお当時、道観や寺の尼は一般的に春を鴛ぐ場所であった。

朱槿花・佛桑華00
 

洞口春紅飛蔌蔌,仙子含愁眉黛綠。

仙女(聖女祠)のいる洞の入口には春の紅い花がちらほらと散り春の盛りを終えようと報せる、仙女は愁いに翠の眉を曇らせる。

洞口 聖女祠・道妓女/仙女の住む所、ヤオトンである場合が多かった、房、室という場合もある。同時に妓楼の意も含む。

歐陽炯『南子八首 其四』

洞口誰家,木蘭舡繫木蘭花。

紅袖女郎相引去,游南浦,笑倚春風相對語。

聖女祠の所に来たけれどこの洞口は誰が住んでいる家なのか、ここまでの水路の岸辺に木蘭がつづき、舟を繋いで進むと木蘭の花のように私だけを見てくれているように迎い入れてくれる。紅い木蘭の花の中に紅い袖の女祠を携えて此処を去る。ここ南の港町で遊んだ時の事。微笑み合い、倚りそいあう、情を交わす時節になる春かぜが抜け、互いに見交わして語り合う。

春紅 春の紅い花。ここでは桃の花。

蔌蔌 【そくそく】 . 木の葉などががさがさと音を立てるさま。 . 涙がはらはらと落ちるさま。

 

阮郎何事不歸來,懶燒金,慵篆玉。

恋い慕う阮郎はもう帰って来ないのだろうか。思うことは阮郎のことばかり、金丹を煉るにも心弾まず、玉を刻むのも億劫なのだ。

阮郎何事不歸來 後漢の劉郎、阮肇の故事を踏まえる。

皇甫松『天仙子二首其一』

晴野鷺鷥飛一隻,水花發秋江碧。

劉郎此日別天仙,登綺席,

淚珠滴,十二晚峯高歷歷。

天仙子二首其一 皇甫松 ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-375-6-#67  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3422

劉郎此日別天仙,登綺席,

ここに來ると皆、劉郎となってこの日、仙女と別れるのだ。それは送別の宴に着くところからだ。

劉郎 別れ去る愛しい男。仙桃を味わった浦島太郎のような人物である劉晨=劉郎である夢心地の状態にある男、何年も訪れてくれなくなっているのでこのようにいう。12年もたっていることと、全く景色が変わって、ここにいる女を含めみんなが全く変わっていたというものだ。 

劉禹錫『再遊玄都觀』

百畝庭中半是苔,桃花淨盡菜花開。

種桃道士今何歸,前度劉郞今又來。

再遊玄都觀 本文 劉禹錫 薛濤関連 唐五代詞・宋詩 薛濤-239--#95 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2742

白居易『贈薛濤』

蛾眉山勢接雲霓,欲逐劉郎北路迷。

若似剡中容易到,春風猶隔武陵溪。

贈薛濤 白居易 全唐詩 巻462  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-131--#  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2202

牛嶠『女冠子 其三』

星冠霞帔,住在蘂珠宮裏。佩叮

明翠搖蟬翼,纖珪理宿粧。

醮壇春艸綠,藥院杏花香。

青鳥傳心事,寄劉郎

女冠子四首 其三 牛嶠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-316-5-#57-7  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3127

牛嶠『夢江南二首 其二』

紅繡被,兩兩間鴛鴦。

不是鳥中偏愛爾,為緣交頸睡南塘,全勝薄情郎

夢江南二首 其一 牛嶠【ぎゅうきょう】 ⅩⅫ唐五代詞、「花間集」 Gs-319-6-#6  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3142 

阮郎 別れ去って久しく帰らぬ愛しい男。後漢の劉展、阮肇は天台山に薬草を採りに入り、道に迷って仙女に出合い、しばらくともに暮らした。しかし家のことが思い起こされ、帰ってみると、既に数世が過ぎ、見知った人は誰もいなかった。そこで再び山に尋ね入ったが、仙女を探し当てられなかったと言う。以来、阮郎、劉部は、別れ去る男や別れ去って久しく帰らぬ愛しい男を指すようになった。・檀郎/安仁/潘郎 晋の潘岳のあざな。彼は美男子であり、詩人であったが、妻の死にあい「悼亡」の詩三首を作った。後世、妻の死をなげいた模擬作が多く作られた。潘岳の幼名が檀奴だったので、「檀郎」は夫や恋い慕う男を意味する。・潘岳:安仁。滎陽(けいよう)中牟(河南省)の人。陸機と並ぶ美文の文学の大家で,錦を敷きのべたような絢爛(けんらん)たる趣をたたえられた。ことに人の死を悼む哀傷の詩文を得意とし,亡妻への尽きぬ思いをうたった〈悼亡詩(とうぼうし)〉3首はよく知られる。絶世の美男として,また権門の間を巧みに泳ぎまわる軽薄才子として,とかく話題にこと欠かなかった。八王の乱の渦中で悲劇的な刑死を遂げた。

温庭筠 『思帝郷』

花花、満枝紅似霞。

羅袖画簾腸断、阜香車。

廻面共入閑語、戦箆金鳳斜。

唯有阮郎春尽、不帰家。

思帝郷 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-303-5-#57  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3062

牛嶠『夢江南二首其二』

紅繡被,兩兩間鴛鴦。

不是鳥中偏愛爾,為緣交頸睡南塘,全勝薄情郎

江南二首 其一 牛嶠【ぎゅうきう】 ⅩⅫ唐五代詞、「花間集」 Gs-319-6-#6  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3142

天仙 天台山の仙女。ここでは道教の寺の尼を指す。

登綺席 素晴らしい酒席に着く。ここでは別離の宴の席に着くこと。

懶燒金,慵篆玉 不老長生の仙薬を作るのに気乗りしない。懶と慵は、億劫、面倒である、の意。焼金は錬金に同じ。篆玉は玉を煉るためにまず土・石を刻んで粉末にすること。なお、焼金、篆玉の語を、金や玉の香炉で香を薫く、あるいは、道家が丹を煉ったり金丹、符を書く、と解する説もある。

 

流水桃花空斷續。

この春も阮郎がこないまま過ぎ去るのか、桃の花びらも川水に浮かび空しく途切れ途切れに流れてゆく。

桃花 可愛らしい女性、若々しい女性。・流水桃花:艶姚な美しい女性が次第に薄れていくという意味になる。
豆蔻 なつめぐ01
 

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和凝《天仙子二首 其一》 柳も緑に繁り、その陰に着物を隠し、金紫の鳳凰の刺繍を隠す、かぼそい手の軽くそろえて愛撫し、軽くたたく女の胸を愛撫した。翡翠に飾られた嫦娥には眉間に二筋の詩話を寄せて、まさに男のことを思い続ける。仙女(聖女祠)のいる洞の入口には春の桃の紅い花が咲き乱れて、崑崙山の神仙居所で繰りひろげられた恋の夢を今も胸においている、この桃の花の一片のような女妓も春心の愁いが消えない。それというのも、浮気男がきてくれなくて、「此の夜を誰と共に過ごすのだろう」と心配なのだ。


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謝靈運が傲慢で磊落だったというが彼の詩からはそれを感じさせるということは微塵もない。謝靈運、謝朓、孟浩然は好きな詩人である。
登永嘉緑嶂山詩 #1 謝霊運 <20> 詩集 386ーhttp://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67474554.html
登池上樓 #1 謝霊運<25>#1  ー http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67502196.html
孟浩然の詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/209mokonen01.html 孟浩然の詩盛唐初期の詩人であるが謝霊運の詩に傾倒して山水詩人としてとてもきれいな詩を書いている。特に山水画のような病者の中で細やかな部分に動態を感じさせる表現力は素晴らしい。
李商隠詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/3991_rishoin000.html 
李商隠詩 華やかな時はほんの1年余り、残りは不遇であった。それが独特な詩を生み出した。この詩人の詩は物語であり、詩を単発で見ては面白くなく、数編から十数編のシリーズになっているのでそれを尊重して読まれることを進める。
女性詩人 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/0josei00index.html 女性詩人古代から近世に至るまで女性の詩は書くことを許されない環境にあった。貴族の子女、芸妓だけである。残されている詩のほとんどは詞、楽府の優雅、雅なものへの媚の詞である。しかしその中に針のような痛みを感じさせるものがあるのである。
孟郊詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/328_moukou001.html 「文章得其微,物象由我裁。」詩人が作り出す文章は細やかなる描写表現を得ているものだ、万物の事象をも作り出すことさえも詩人自身の裁量でもってするのである。
李商隠詩 http://kanbuniinkai7.dousetsu.com/99_rishoinn150.html Ⅰ李商隠150首
魚玄機 詩 全首130回賦得江邊柳 魚玄機  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-65-1-#五言律詩  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1876
薛濤 詩詞全首100 井梧吟 薛濤 唐五代詞・宋詩 薛濤-136-8-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2227
主に花間集から
温庭筠 70首『菩薩蠻 一』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-1-1-#1 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1620
韋荘 50首 菩薩蠻 一 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩花間集Gs-247-5-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2617
皇甫松 10首 採蓮子二首  其一 皇甫松  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-307-5-#61  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3082
牛嶠  20首 女冠子四首 其一 牛嶠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-312-5-#66  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3107
『花間集』継続中 
杜甫全詩韓愈全詩李白全集文選花間集 古詩源 玉台新詠

 

12 -12 天仙子二首 其一 和學士凝二十首Ⅹ唐五代詞・「花間集」 Gs-439-12-#12   漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3742

 

      
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 ■ 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首  
 1六巻12 -1 小重山二首其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-428-12-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3687和凝 
 2六巻12 -2 小重山二首其二 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-429-12-#2  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3692和凝 
 3六巻12 -3 臨江仙二首 其一  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-430-12-#3  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3697和凝 
 4六巻12 -4 臨江仙二首其二 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-431-12-#4  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3702和凝 
 5六巻12 -5 菩薩蠻一首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-432-12-#5  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3707和凝 
 6六巻12 -6 山花子二首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-433-12-#6  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3712和凝 
 7六巻12 -7 山花子二首 其二  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-434-12-#7  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3717和凝 
 8六巻12 -8 河滿子二首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-435-12-#8  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3722和凝 
 9六巻12 -9 河滿子二首 其二  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-436-12-#9  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3727和凝 
 10六巻12 -10 薄命女一首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-437-12-#10  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3732和凝 
 11六巻12 -11 望梅花一首  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-438-12-#11  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3737和凝 
 12六巻12 -12 天仙子二首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-439-12-#12  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3742和凝 
 13六巻12 -13 天仙子二首 其二  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-440-12-#13  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3747和凝 
 14六巻12 -14 春光好二首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-441-12-#14  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3752和凝 
 15六巻春光好二首 其二和凝 
 16六巻採桑子一首 和凝 
 17六巻柳枝三首  其一和凝 
 18六巻柳枝三首  其二和凝 
 19六巻柳枝三首  其三和凝 
 20六巻漁父一首  其一和凝 
      
 

天仙子二首 其一

柳色披衫金縷鳳,纖手輕拈紅豆弄,翠蛾雙斂正含情。

桃花洞,瑤臺夢,一片春愁誰與共。

(春が来ても男は女妓のもとを訪れない、春の盛りを過ぎようとしている女を詠う。)

柳も緑に繁り、その陰に着物を隠し、金紫の鳳凰の刺繍を隠す、かぼそい手の軽くそろえて愛撫し、軽くたたく女の胸を愛撫した。翡翠に飾られた嫦娥には眉間に二筋の詩話を寄せて、まさに男のことを思い続ける。

仙女(聖女祠)のいる洞の入口には春の桃の紅い花が咲き乱れて、崑崙山の神仙居所で繰りひろげられた恋の夢を今も胸においている、この桃の花の一片のような女妓も春心の愁いが消えない。それというのも、浮気男がきてくれなくて、「此の夜を誰と共に過ごすのだろう」と心配なのだ。

天仙子二首 其の一

柳色 衫を披し 金縷の鳳,纖手 輕拈 紅豆弄し,翠蛾 雙斂 正に情を含む。

桃花の洞,瑤臺の夢,一片 春の愁い 「誰と共に與とせんか。」と。

 

天仙子二首 其二

洞口春紅飛蔌蔌,仙子含愁眉黛綠。

阮郎何事不歸來,懶燒金,慵篆玉。

流水桃花空斷續。

(仙女のいる洞の入口恋い慕う阮郎はもう帰って来ない、待ち続けて女の盛りを過ぎてしまった)

仙女(聖女祠)のいる洞の入口には春の紅い花がちらほらと散り春の盛りを終えようと報せる、仙女は愁いに翠の眉を曇らせる。

恋い慕う阮郎はもう帰って来ないのだろうか。思うことは阮郎のことばかり、金丹を煉るにも心弾まず、玉を刻むのも億劫なのだ。

この春も阮郎がこないまま過ぎ去るのか、桃の花びらも川水に浮かび空しく途切れ途切れに流れてゆく。

 

洞の口 春の紅 飛びて蔌蔌【そくそく】たり、仙子 愁いを含みて 眉黛 緑なり。

阮郎 何事ぞ 帰り来たらざる、金を焼くも懶【ものう】く、玉を纂むも慵【ものう】く。

桃花を水に流し 空しく断続す。

美女画557
 

 

『天仙子二首』 現代語訳と訳註

(本文)

天仙子二首 其一

柳色披衫金縷鳳,纖手輕拈紅豆弄,翠蛾雙斂正含情。

桃花洞,瑤臺夢,一片春愁誰與共。

 

(下し文)

天仙子二首 其の一

柳色 衫を披し 金縷の鳳,纖手 輕拈 紅豆弄し,翠蛾 雙斂 正に情を含む。

桃花の洞,瑤臺の夢,一片 春の愁い 「誰と共に與とせんか。」と。

 

(現代語訳)

(春が来ても男は女妓のもとを訪れない、春の盛りを過ぎようとしている女を詠う。)

柳も緑に繁り、その陰に着物を隠し、金紫の鳳凰の刺繍を隠す、かぼそい手の軽くそろえて愛撫し、軽くたたく女の胸を愛撫した。翡翠に飾られた嫦娥には眉間に二筋の詩話を寄せて、まさに男のことを思い続ける。

仙女(聖女祠)のいる洞の入口には春の桃の紅い花が咲き乱れて、崑崙山の神仙居所で繰りひろげられた恋の夢を今も胸においている、この桃の花の一片のような女妓も春心の愁いが消えない。それというのも、浮気男がきてくれなくて、「此の夜を誰と共に過ごすのだろう」と心配なのだ。

杏の花01
 

 

(訳注)

天仙子は(仙女といわれる道教の女祠、寺の尼などと男の別れを詠う。)ものである。

皇甫先輩松

天仙子二首 其一

天仙子二首 其二

韋相莊

天仙子五首 其一

天仙子五首 其二

天仙子五首 其三

天仙子五首 其四

天仙子五首 其五

和學士凝(和凝)

天仙子二首 其一

天仙子二首 其二

『花間集』には和擬の作が二首収められている。単調三十四字、六句五仄韻で、❼❼❼❸3❼の詞形をとる。

皇甫松、韋荘の詩、天仙子参照。

天仙子二首其一 皇甫松 ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-375-6-#67  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3422

天仙子二首其二 皇甫松 ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-376-6-#68  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3427

 

天仙子 其一 ~ 其五 其一 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-270-5-#24  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2897

天仙子 其二 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-271-5-#25  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2902

天仙子 其三 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-272-5-#26  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2907

天仙子 其四 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-273-5-#27  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2912

天仙子 其五 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-274-5-#28  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2917

春爛漫の美女007
 

 

天仙子二首 其一

 

柳色 披衫 金縷鳳,纖手 輕拈 紅豆弄,翠蛾 雙斂 正含情。

柳も緑に繁り、その陰に着物を隠し、金紫の鳳凰の刺繍を隠す、かぼそい手の軽くそろえて愛撫し、軽くたたく女の胸を愛撫した。翡翠に飾られた嫦娥には眉間に二筋の詩話を寄せて、まさに男のことを思い続ける。

柳色 柳が芽吹き、茂ることは春の盛りを云う。柳は男性自身のことであり、おとこの浮気心をさすもの。

披衫 単衣の上衣に柳の枝に覆われて隠れる。

金縷鳳 黄金の糸で刺繍された鳳凰。

纖手 か細い繊細な手。

輕拈 かるくひねる。

紅豆弄 あずきをもてあそぶ。女妓の乳首をもてあそぶ。

翠蛾 柳の陰に佇む女妓。

雙斂 眉間にしわを寄せる。

正含情 このまま会えずに、この春が過ぎていきそうなので愁いに沈んでいる様子。

DCF00102010
 

桃花洞,瑤臺夢,一片 春愁 誰與共。

仙女(聖女祠)のいる洞の入口には春の桃の紅い花が咲き乱れて、崑崙山の神仙居所で繰りひろげられた恋の夢を今も胸においている、この桃の花の一片のような女妓も春心の愁いが消えない。それというのも、浮気男がきてくれなくて、「此の夜を誰と共に過ごすのだろう」と心配なのだ。

桃花洞,仙女(聖女祠)のいる洞の入口には春の桃の紅い花。

瑤臺夢 政治をつかさどるところ。瑤台 李白「古朗月行」「清平調詞其一」につかう。崑崙山にある神仙の居所。『拾遺記』に「崑崙山……傍らに瑤台十二有り、各おの広さ千歩。皆な五色の玉もて台の基と為す」というように十二層の楼台。十二は道教の聖数に由来する。ここでは李白、謝朓の「玉階怨」のイメージを重ねているように見える。『楚辞·離騒第十一段「望瑶臺之偃蹇兮,有娥之佚女。」(瑤台の偃蹇たるを望み、有娀の佚女を見る。)

一片 花の一片。女妓のこと。

春愁 春になれば来てくれるだろうかと愁うこと。

誰與共 此の夜を誰と共に過ごすのだろう。

12 -11 望梅花一首  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-438-12-#11  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3737

和凝《望梅花》 季節が変わって、春芽生えて成長した草草が全部萎れ、枯れたのも消えていった。12月も暮れて雪が積もり根雪として残り、進んだ足跡も残っていた。どんなことが起こったとしてもあの楽しい思い出の詰まった洛陽のようなところはどこにもない、ただ、今、耳に聞こえてきた、あの洛陽で聞いていた「横笛曲」にある「梅花落」の曲は何処の娼屋の家で演奏されているのだろうか。


2014年2月11日の紀頌之5つのブログ
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Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
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謝靈運が傲慢で磊落だったというが彼の詩からはそれを感じさせるということは微塵もない。謝靈運、謝朓、孟浩然は好きな詩人である。
登永嘉緑嶂山詩 #1 謝霊運 <20> 詩集 386ーhttp://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67474554.html
登池上樓 #1 謝霊運<25>#1  ー http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67502196.html
孟浩然の詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/209mokonen01.html 孟浩然の詩盛唐初期の詩人であるが謝霊運の詩に傾倒して山水詩人としてとてもきれいな詩を書いている。特に山水画のような病者の中で細やかな部分に動態を感じさせる表現力は素晴らしい。
李商隠詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/3991_rishoin000.html 
李商隠詩 華やかな時はほんの1年余り、残りは不遇であった。それが独特な詩を生み出した。この詩人の詩は物語であり、詩を単発で見ては面白くなく、数編から十数編のシリーズになっているのでそれを尊重して読まれることを進める。
女性詩人 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/0josei00index.html 女性詩人古代から近世に至るまで女性の詩は書くことを許されない環境にあった。貴族の子女、芸妓だけである。残されている詩のほとんどは詞、楽府の優雅、雅なものへの媚の詞である。しかしその中に針のような痛みを感じさせるものがあるのである。
孟郊詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/328_moukou001.html 「文章得其微,物象由我裁。」詩人が作り出す文章は細やかなる描写表現を得ているものだ、万物の事象をも作り出すことさえも詩人自身の裁量でもってするのである。
李商隠詩 http://kanbuniinkai7.dousetsu.com/99_rishoinn150.html Ⅰ李商隠150首
魚玄機 詩 全首130回賦得江邊柳 魚玄機  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-65-1-#五言律詩  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1876
薛濤 詩詞全首100 井梧吟 薛濤 唐五代詞・宋詩 薛濤-136-8-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2227
主に花間集から
温庭筠 70首『菩薩蠻 一』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-1-1-#1 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1620
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皇甫松 10首 採蓮子二首  其一 皇甫松  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-307-5-#61  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3082
牛嶠  20首 女冠子四首 其一 牛嶠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-312-5-#66  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3107
『花間集』継続中 
杜甫全詩韓愈全詩李白全集文選花間集 古詩源 玉台新詠

 

12 -11 望梅花一首  和學士凝二十首Ⅹ唐五代詞・「花間集」 Gs-438-12-#11   漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3737(梅花を望む)

 

      
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 ■ 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首  
 1六巻12 -1 小重山二首其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-428-12-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3687和凝 
 2六巻12 -2 小重山二首其二 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-429-12-#2  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3692和凝 
 3六巻12 -3 臨江仙二首 其一  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-430-12-#3  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3697和凝 
 4六巻12 -4 臨江仙二首其二 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-431-12-#4  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3702和凝 
 5六巻12 -5 菩薩蠻一首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-432-12-#5  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3707和凝 
 6六巻12 -6 山花子二首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-433-12-#6  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3712和凝 
 7六巻12 -7 山花子二首 其二  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-434-12-#7  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3717和凝 
 8六巻12 -8 河滿子二首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-435-12-#8  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3722和凝 
 9六巻12 -9 河滿子二首 其二  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-436-12-#9  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3727和凝 
 10六巻12 -10 薄命女一首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-437-12-#10  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3732和凝 
 11六巻12 -11 望梅花一首  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-438-12-#11  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3737和凝 
 12六巻12 -12 天仙子二首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-439-12-#12  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3742和凝 
 13六巻12 -13 天仙子二首 其二  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-440-12-#13  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3747和凝 
 14六巻12 -14 春光好二首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-441-12-#14  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3752和凝 
 15六巻春光好二首 其二和凝 
 16六巻採桑子一首 和凝 
 17六巻柳枝三首  其一和凝 
 18六巻柳枝三首  其二和凝 
 19六巻柳枝三首  其三和凝 
 20六巻漁父一首  其一和凝 
      


和學士凝(和凝)二十首 和凝,字成績,五代詞人。曾官翰林學士知制誥等職。

12 -6 山花子二首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-433-12-#6  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3712

 

 

望梅花

(昔は雅な生活をし、たのしいおもいをしたことを年の暮れ、枯れ枝に春の予感を見て、また若いころを思い出すと、何処からか笛の音が聞えて来た、)

春草全無消息,臈雪猶餘蹤跡。

季節が変わって、春芽生えて成長した草草が全部萎れ、枯れたのも消えていった。12月も暮れて雪が積もり根雪として残り、進んだ足跡も残っていた。

越嶺寒枝香自拆,冷豔奇芳堪惜。

秦嶺山脈を越えると枯葉の落ちた枝には新たな息吹がその枝から出ていて、手折ってみると萌えの香りがしてきた。こんなように冷ややかな色気というのはその中に秘めているもので、年増になって変わってきた香には我慢するに堪えないと思うのです。

何事壽陽無處覓,吹入誰家橫笛。

どんなことが起こったとしてもあの楽しい思い出の詰まった洛陽のようなところはどこにもない、ただ、今、耳に聞こえてきた、あの洛陽で聞いていた「横笛曲」にある「梅花落」の曲は何処の娼屋の家で演奏されているのだろうか。

(梅花を望む)

春草 全無にして息を消し,臈雪【ろうせつ】猶お蹤跡に餘る。

越嶺 寒枝 香れば自ら拆り,冷豔【れいえん】奇芳 惜しむを堪えん。

何事ぞ壽陽 覓むる處無し 誰が家か「橫笛」の曲を,吹き入るは。

海棠花05
 

『望梅花』 現代語訳と訳註

(本文) 望梅花

春草全無消息,臈雪猶餘蹤跡。

越嶺寒枝香自拆,冷豔奇芳堪惜。

何事壽陽無處覓,吹入誰家橫笛。

 

(下し文)

(梅花を望む)

春草 全無にして息を消し,臈雪【ろうせつ】猶お蹤跡に餘る。

越嶺 寒枝 香れば自ら拆り,冷豔【れいえん】奇芳 惜しむを堪えん。

何事ぞ壽陽 覓むる處無し 誰が家か「橫笛」の曲を,吹き入るは。 

 

(現代語訳)

(昔は雅な生活をし、たのしいおもいをしたことを年の暮れ、枯れ枝に春の予感を見て、また若いころを思い出すと、何処からか笛の音が聞えて来た、)

季節が変わって、春芽生えて成長した草草が全部萎れ、枯れたのも消えていった。12月も暮れて雪が積もり根雪として残り、進んだ足跡も残っていた。

秦嶺山脈を越えると枯葉の落ちた枝には新たな息吹がその枝から出ていて、手折ってみると萌えの香りがしてきた。こんなように冷ややかな色気というのはその中に秘めているもので、年増になって変わってきた香には我慢するに堪えないと思うのです。

どんなことが起こったとしてもあの楽しい思い出の詰まった洛陽のようなところはどこにもない、ただ、今、耳に聞こえてきた、あの洛陽で聞いていた「横笛曲」にある「梅花落」の曲は何処の娼屋の家で演奏されているのだろうか。

 

(訳注)

望梅花

(昔は雅な生活をし、たのしいおもいをしたことを年の暮れ、枯れ枝に春の予感を見て、また若いころを思い出すと、何処からか笛の音が聞えて来た、)

唐の教坊の曲名。『花間集』には和擬と孫光憲のそれぞれ一篇の二篇所収。単調三十八字、六句四仄韻で、6❻❼❻7❻の詞形をとる。

和學士凝(和凝)

望梅花一首

孫少監光憲

望梅花一首

 

春草全無消息,臈雪猶餘蹤跡。

季節が変わって、春芽生えて成長した草草が全部萎れ、枯れたのも消えていった。12月も暮れて雪が積もり根雪として残り、進んだ足跡も残っていた。

臈雪【ろうせつ】 陰暦12月に降る雪。臘雪・臈雪・﨟雪.

蹤跡 1 事が行われたあと。事跡。踪跡(そうせき)2 あとを追うこと。追跡。また、行方。踪跡。

 

越嶺寒枝香自拆,冷豔奇芳堪惜。

秦嶺山脈を越えると枯葉の落ちた枝には新たな息吹がその枝から出ていて、手折ってみると萌えの香りがしてきた。こんなように冷ややかな色気というのはその中に秘めているもので、年増になって変わってきた香には我慢するに堪えないと思うのです。

越嶺 秦嶺山脈を越えること。

冷豔 【れいえん】冷艶。冷ややかな美しさ。

堪惜 おしむにたえる。

 

何事壽陽無處覓,吹入誰家橫笛。

どんなことが起こったとしてもあの楽しい思い出の詰まった洛陽のようなところはどこにもない、ただ、今、耳に聞こえてきた、あの洛陽で聞いていた「横笛曲」にある「梅花落」の曲は何処の娼屋の家で演奏されているのだろうか。

壽陽 ここは洛陽をいう。江蘇、南から秦嶺山脈を越えて行く、妓女が若くて華やかな頃、男の旅に同行して洛陽の早春を楽しんだのだろう。楽しい思い出の残る「洛陽」ということ。壽陽には、壽陽縣(山西省晋中市に位置する県)、明穆宗の壽陽公主(名朱堯娥,明穆宗之女)・壽:(1)めでたいこと。 (2)めでたいことを祝うこと。また、祝いの言葉や儀式。ことほぎ。・陽:① 日。日の光。「陽光/斜陽・春陽・夕陽・太陽・朝陽・落陽」② ひなた。山の南側。川の北側。「山陽・洛陽(らくよう)」③ 明るく暖かい。「陽春」④ うわべをいつわる。

橫笛 橫笛:漢代の「横笛曲」にある「梅花落」という笛曲。中国古代音楽於いての楽器は、竪箜篌・琵琶・五絃・笙・橫笛・簫・篳篥・羯鼓・. 腰鼓・荅臘などがある。
王屋山00
 

12 -10 薄命女一首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-437-12-#10  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3732

和凝《薄命女》今夜も眠りにつけず又、空が暁に染まろうとしている。宮中の水漏時計の音が花の間を通り抜けて、遠くまで聞こえてくる。天窓からさしこんでくる星のきらめきは暁にけされていき、冷たい朝霧が、寒々と戸張とタペストリーのあいだを抜けて閨にしのびこんでくる。名残月のあかりさえも梢の向こうに沈んでしまった。


2014年2月10日の紀頌之5つのブログ
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李商隠詩 華やかな時はほんの1年余り、残りは不遇であった。それが独特な詩を生み出した。この詩人の詩は物語であり、詩を単発で見ては面白くなく、数編から十数編のシリーズになっているのでそれを尊重して読まれることを進める。
女性詩人 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/0josei00index.html 女性詩人古代から近世に至るまで女性の詩は書くことを許されない環境にあった。貴族の子女、芸妓だけである。残されている詩のほとんどは詞、楽府の優雅、雅なものへの媚の詞である。しかしその中に針のような痛みを感じさせるものがあるのである。
孟郊詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/328_moukou001.html 「文章得其微,物象由我裁。」詩人が作り出す文章は細やかなる描写表現を得ているものだ、万物の事象をも作り出すことさえも詩人自身の裁量でもってするのである。
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薄命

(誰も訪ねてこない閨で、眠れない夜を過ごし、うとうととして見た夢も朝日に途切れてしまう。気分を変えようと起きてみるという毎日を過す女を詠う。)

天欲曉,宮漏穿花聲繚繞。

今夜も眠りにつけず又、空が暁に染まろうとしている。宮中の水漏時計の音が花の間を通り抜けて、遠くまで聞こえてくる。

牎裏星光少,冷霞寒侵帳額,殘月光沉樹杪。

天窓からさしこんでくる星のきらめきは暁にけされていき、冷たい朝霧が、寒々と戸張とタペストリーのあいだを抜けて閨にしのびこんでくる。名残月のあかりさえも梢の向こうに沈んでしまった。

夢斷錦幃空悄悄,強起愁眉小。

ただひとり、錦のとばりの内に、うとうととして見た夢も朝日に途切れてしまうと、何となく物足りなく淋しさに包まれる。そんな思いを振り切って、思い切って起きてみた。朝化粧をしようと鏡を見ると愁いの眉はうすれてちいさくなっている。

 

58moon
 

『薄命女』 現代語訳と訳註

(本文)

薄命女

天欲曉,宮漏穿花聲繚繞。

牎裏星光少,冷霞寒侵帳額,殘月光沉樹。

夢斷空悄悄,強起愁眉小。

 

(下し文)

薄命女

天欲曉,宮漏穿花聲。

星光少,冷霞寒侵帳額,殘月光沉樹杪。

夢斷錦幃空,強起愁眉小。

天 暁ならんと欲し、宮漏 花を穿ちて 声 繚繞たり。

牎裏 星の光 少に、冷霞 寒くして 帳額を侵し、残月 光 樹杪に沈む。

夢は錦幃に断え 空しく悄悄たり、強いて起くれば 愁眉 小さし。

 

(現代語訳)

(誰も訪ねてこない閨で、眠れない夜を過ごし、うとうととして見た夢も朝日に途切れてしまう。気分を変えようと起きてみるという毎日を過す女を詠う。)

今夜も眠りにつけず又、空が暁に染まろうとしている。宮中の水漏時計の音が花の間を通り抜けて、遠くまで聞こえてくる。

天窓からさしこんでくる星のきらめきは暁にけされていき、冷たい朝霧が、寒々と戸張とタペストリーのあいだを抜けて閨にしのびこんでくる。名残月のあかりさえも梢の向こうに沈んでしまった。

ただひとり、錦のとばりの内に、うとうととして見た夢も朝日に途切れてしまうと、何となく物足りなく淋しさに包まれる。そんな思いを振り切って、思い切って起きてみた。朝化粧をしようと鏡を見ると愁いの眉はうすれてちいさくなっている。

 

(訳注)

薄命女

(誰も訪ねてこない閨で、眠れない夜を過ごし、うとうととして見た夢も朝日に途切れてしまう。気分を変えようと起きてみるという毎日を過す女を詠う。)

唐の教坊の曲名。またの名を薄命女令、長命女と言う。『花間集』には和擬の一篇のみ所収。単調三十九字、七句六仄韻で、❸❼❺6❻❼❺の詞形をとる。

【解説】 夢途絶えた夜明け間近の女性の孤独な憂愁を詠う。唐の開元前寄り合った古曲『西河薄命女』としてしられていたもの。唐大暦年間に張紅紅が、韋靑将軍に見初められて愛姫となり、かって楽工の伝えた古西河薄命女の曲を屏風の陰で聞き、すっかり覚えていた。それを歌い演奏すると宮中で賞賛され、その愛姫名は宮中に知れ渡った。その後愛姫は「記曲娘子」とよばれたという。しかし、その名声もわずかの間であったという。  末尾の「小」の字には、ふさぎ沈む女性の心情も込められている。

杏の花0055

天欲曉,宮漏穿花聲繚繞。

今夜も眠りにつけず又、空が暁に染まろうとしている。宮中の水漏時計の音が花の間を通り抜けて、遠くまで聞こえてくる。

天欲暁 空が明けかかる。欲は今にも〜しそうだ、の意。

宮漏 宮中の水時計。ここでは時を告げる鐘や太鼓の音を言う。015「更漏子」 の 「漏声」 の注参照。・更漏(夜の時を知らせる漏刻)を取材している。詞には詞詞の本意を詠ずるもの(初期の詞詞には比較的そういうものが多い)、およびただ詞調を借るものがある。更は五更、夕方から、夜明けまで時を告げることを示す。特に秋以降、待ち侘びる夜が長いことを強調する

声繚繞 音がまつわりつくように巡る。ここでは音が長く響くことを言う。声は音の意で、待ち侘びる夜が長いことを強調する語。

 

牎裏星光少,冷霞寒侵帳額,殘月光沉樹杪。

天窓からさしこんでくる星のきらめきは暁にけされていき、冷たい朝霧が、寒々と戸張とタペストリーのあいだを抜けて閨にしのびこんでくる。名残月のあかりさえも梢の向こうに沈んでしまった。

牎裏 天窓の内側。

冷霞 放射冷却で外に冷たい霞がかかっており、閨に隙間風のように冷気が入ってきたことを云う。

帳額 帳の向こう側、外側に張った絹のタペストリー。

残月 二十日月、名残月、夜明けの空に懸かる月。

樹杪 冷気。なお、冷たい夜明こずえ、枝先。

 

夢斷錦幃空悄悄,強起愁眉小。

ただひとり、錦のとばりの内に、うとうととして見た夢も朝日に途切れてしまうと、何となく物足りなく淋しさに包まれる。そんな思いを振り切って、思い切って起きてみた。朝化粧をしようと鏡を見ると愁いの眉はうすれてちいさくなっている。

錦幃 錦のとばり。宮女・妓女の閨。

悄悄 ひっそりとするさま。
60moon
 

12 -9 河滿子二首 其二  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-436-12-#9  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3727

和凝《河滿子二首 其二》 魚箋雁書を写し取るようにあのひとにこの身を捧げ何度も尽くしたものです。それはまるで花の首飾りのようで春の日差しの中で輝いていました。巫山で夢に神女と契った神女は朝には巫山の雲となり夕べには雨になって交情したというのに、それも今、目にすることはなくなりました。仏教の教えのように心を「無」にしてみるけれど、忘れられない楽しい夢は残り、慕う気持ちは何時までも続いているのです。


2014年2月9日 の紀頌之5つのブログ
●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場
Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
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班孟堅(班固)《東都賦》(33) 文選 賦 賦<113―33>18分割35回 Ⅱ李白に影響を与えた詩1035 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3723
●唐を代表する中唐の韓愈の儒家としての考えのよくわかる代表作の一つ
Ⅱ中唐詩・晩唐詩
 
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《別趙子》#1韓愈(韓退之) Ⅱ中唐詩 <948>  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3724韓愈詩-243
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Ⅲ杜甫詩1000詩集  LiveDoorブログ 廣徳2年764-23 《草堂 #2》 ふたたび成都 杜甫 <663>  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3720 杜甫詩1000-663-938/1500757
●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている
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●●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩。唐から五代詩詞。花間集
Ⅴ.唐五代詞詩・宋詞詩・女性 LiveDoor 12 -9 河滿子二首 其二  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-436-12-#9  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3727
 
 ■最近の人気の文・賦・詩・詞(漢詩の5ブログ各部門)
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『楚辞・九歌』東君 屈原詩<78-#1>505 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1332http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67664757.html
『楚辞』九辯 第九段―まとめ 宋玉  <00-#35> 664 漢文委員会kanbuniinkai 紀頌之の漢詩ブログ2304  http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10-rihakujoseishi/archives/6471825.html
安世房中歌十七首(1) 唐山夫人 漢詩 http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67710265.html 
為焦仲卿妻作 序 漢詩<143>古詩源 巻三 女性詩http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67729401.html
於凊河見輓船士新婚別妻一首 曹丕(魏文帝) 魏詩http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67759129.html
朔風 (一章) 曹植 魏詩<25-#1>文選雑詩 上 http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67780868.html
謝靈運詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/1901_shareiun000.html 謝靈運詩六朝期の山水詩人。この人の詩は上品ですがすがしい男性的な深みのある詩である。後世に多大な影響を残している。
謝靈運が傲慢で磊落だったというが彼の詩からはそれを感じさせるということは微塵もない。謝靈運、謝朓、孟浩然は好きな詩人である。
登永嘉緑嶂山詩 #1 謝霊運 <20> 詩集 386ーhttp://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67474554.html
登池上樓 #1 謝霊運<25>#1  ー http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67502196.html
孟浩然の詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/209mokonen01.html 孟浩然の詩盛唐初期の詩人であるが謝霊運の詩に傾倒して山水詩人としてとてもきれいな詩を書いている。特に山水画のような病者の中で細やかな部分に動態を感じさせる表現力は素晴らしい。
李商隠詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/3991_rishoin000.html 
李商隠詩 華やかな時はほんの1年余り、残りは不遇であった。それが独特な詩を生み出した。この詩人の詩は物語であり、詩を単発で見ては面白くなく、数編から十数編のシリーズになっているのでそれを尊重して読まれることを進める。
女性詩人 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/0josei00index.html 女性詩人古代から近世に至るまで女性の詩は書くことを許されない環境にあった。貴族の子女、芸妓だけである。残されている詩のほとんどは詞、楽府の優雅、雅なものへの媚の詞である。しかしその中に針のような痛みを感じさせるものがあるのである。
孟郊詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/328_moukou001.html 「文章得其微,物象由我裁。」詩人が作り出す文章は細やかなる描写表現を得ているものだ、万物の事象をも作り出すことさえも詩人自身の裁量でもってするのである。
李商隠詩 http://kanbuniinkai7.dousetsu.com/99_rishoinn150.html Ⅰ李商隠150首
魚玄機 詩 全首130回賦得江邊柳 魚玄機  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-65-1-#五言律詩  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1876
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皇甫松 10首 採蓮子二首  其一 皇甫松  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-307-5-#61  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3082
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12 -9 河滿子二首 其二  和學士凝二十首Ⅹ唐五代詞・「花間集」 Gs-436-12-#9   漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3727

 

 

和學士凝二十首

小重山二首

其一

其二

 

臨江仙二首

其一

其二

 

菩薩蠻一首

其一

 

 

山花子二首

其一

其二

 

河滿子二首

其一

其二

 

薄命女一首

其一

 

 

望梅花一首

其一

 

 

天仙子二首

其一

其二

 

春光好二首

其一

其二

 

採桑子一首

其一

 

 

柳枝三首

其一

其二

其三

漁父一首

其一

 

 

和學士凝(和凝)二十首 和凝,字成績,五代詞人。曾官翰林學士知制誥等職。

12 -1 小重山二首其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-428-12-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3687

12 -2 小重山二首其二 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-429-12-#2  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3692

12 -3 臨江仙二首 其一  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-430-12-#3  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3697

12 -4 臨江仙二首其二 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-431-12-#4  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3702

12 -5 菩薩蠻一首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-432-12-#5  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3707

 

河滿子二首

其一

(年増の芸妓が昔を思い出し、無邪気に遊ぶ少女を見て羨ましく詠う。)

正是破瓜年幾,含情慣得人饒。

まさにあの十六歳の年で初体験をしてもう何年になるのでしょうか。いまでは思いを込め、甘えて自分の方から求めるようになりました。 

桃李精神鸚鵡舌,可堪虛度良宵。

芸妓などの世界に桃李のように男があつまって來るということで麗しい春の情が満ちているということは今では、口上手に鸚鵡のように話します。そんなわたしも、こんなに素晴らしい夜なのに空しく過ごす夜になってしまったのです。 

卻愛藍羅裙子,羨他長束纖腰。

愛することなくして(無邪気に)藍色のうすぎぬのスカートを身に着けて、今の若い女は、いつもしなやかに細い腰をしめているのは羨ましくなるのです。

 

其二

(年増の芸妓が昔を思い出し、芸妓の卵の少女を見て羨ましくおもい詠う。その二。)

寫得魚牋無限,其如花鏁春輝。

魚箋雁書を写し取るようにあのひとにこの身を捧げ何度も尽くしたものです。それはまるで花の首飾りのようで春の日差しの中で輝いていました。

目斷巫山雲雨,空教殘夢依依。

巫山で夢に神女と契った神女は朝には巫山の雲となり夕べには雨になって交情したというのに、それも今、目にすることはなくなりました。仏教の教えのように心を「無」にしてみるけれど、忘れられない楽しい夢は残り、慕う気持ちは何時までも続いているのです。

卻愛熏香小鴨,羨他長在屏幃。

愛情なんかまだ縁のないような、お香の薫る閨にまだ幼い芸妓の卵が居ます。この閨の四面屏風と戸張の檻から出られないこの身にとってはそんなむじゃきな女の子を羨ましいと思うのです。

tsubame
 
(河滿子二首其の二)

魚牋を寫得する限り無く,其は花の如く春輝に鏁す

目斷す 巫山の雲雨に,空しく教う 殘夢 依依なるを。

卻て熏香 小鴨を愛し,他を羨むは長しく屏幃にる在を。
 

 

『河滿子二首』 現代語訳と訳註

(本文)

河滿子二首 其二

寫得魚牋無限,其如花鏁春輝。

目斷巫山雲雨,空教殘夢依依。

卻愛熏香小鴨,羨他長在屏幃。

 

(下し文)

(河滿子二首其の二)

魚牋を寫得する限り無く,其は花の如く春輝に鏁す

目斷す 巫山の雲雨に,空しく教う 殘夢 依依なるを。

卻て熏香 小鴨を愛し,他を羨むは長しく屏幃にる在を。

 

(現代語訳)

(年増の芸妓が昔を思い出し、芸妓の卵の少女を見て羨ましくおもい詠う。その二。)

魚箋雁書を写し取るようにあのひとにこの身を捧げ何度も尽くしたものです。それはまるで花の首飾りのようで春の日差しの中で輝いていました。

巫山で夢に神女と契った神女は朝には巫山の雲となり夕べには雨になって交情したというのに、それも今、目にすることはなくなりました。仏教の教えのように心を「無」にしてみるけれど、忘れられない楽しい夢は残り、慕う気持ちは何時までも続いているのです。

愛情なんかまだ縁のないような、お香の薫る閨にまだ幼い芸妓の卵が居ます。この閨の四面屏風と戸張の檻から出られないこの身にとってはそんなむじゃきな女の子を羨ましいと思うのです。

 

(訳注)

河滿子二首

唐の教坊曲、花間集には河滿子は五首あり、和凝は二首所収。単調三十六字、三平韻6⑥6⑥6⑥の詞形をとる。

和學士凝(和凝)

河滿子二首

孫少監光憲

河滿子一首

毛秘書熙震

河滿子二首

 

 

 

 

 翠冠001

其二

(年増の芸妓が昔を思い出し、芸妓の卵の少女を見て羨ましくおもい詠う。その二。)

 

寫得魚牋無限,其如花鏁春輝。

魚箋雁書を写し取るようにあのひとにこの身を捧げ何度も尽くしたものです。それはまるで花の首飾りのようで春の日差しの中で輝いていました。

牋(箋)魚箋雁書《「漢書」蘇武伝の、匈奴(きょうど)に捕らえられた前漢の蘇武が、手紙を雁の足に結びつけて放ったという故事から》便り。手紙。かりのたまずさ。かりのたより。かりのふみ。雁書。雁使(がんし)。≪双鯉≫の詩、或いは”魚腹蔵書”の故事と、漢朝 蘇武の”雁足伝書”故事を連想し”魚雁”をも書簡の別名として”魚腸雁足”、”雁封鯉素”” 魚雁沈浮”等に用いています。「鯉魚尺素」の略。鯉の腹の中から白絹(=素)に書かれた手紙が出てきた故事による。 「古楽府」飲馬長城窟行

花鏁 はなのくびかざり。・鏁【じょう】 〔錠・鏁・鎖〕① 戸・箱の蓋(ふた)などにつけて,自由に開閉できないようにする金具。1 金属製の輪を数多くつなぎ合わせて、ひもや綱のようにしたもの。かなぐさり。「犬を―でつなぐ」「懐中時計の―」. 2 物と物とを結びつけているもの。

 

目斷巫山雲雨,空教殘夢依依。

巫山で夢に神女と契った神女は朝には巫山の雲となり夕べには雨になって交情したというのに、それも今、目にすることはなくなりました。仏教の教えのように心を「無」にしてみるけれど、忘れられない楽しい夢は残り、慕う気持ちは何時までも続いているのです。

巫山雲雨 男女の交情をいう。楚王:蜀の国。ここの巫山県の東部に巫山がある。現・四川省のこと。・雲雨:男女の交情をいう。楚の襄王が巫山で夢に神女と契ったことをいう。神女は朝には巫山の雲となり夕べには雨になるという故事からきている。

宋玉『高唐賦』によると、楚の襄王と宋玉が雲夢の台に遊び、高唐の観を望んだところ、雲気(雲というよりも濃い水蒸気のガスに近いもの(か))があったので、宋玉は「朝雲」と言った。襄王がそのわけを尋ねると、宋玉は「昔者先王嘗游高唐,怠而晝寢,夢見一婦人…去而辭曰:妾在巫山之陽,高丘之阻,旦爲朝雲,暮爲行雨,朝朝暮暮,陽臺之下。」と答えた。「巫山之夢」。婉約の詩詞によく使われるが、千載不磨の契りといった感じのものではなく、もっと、気楽な契りをいう。

牛希濟『臨江仙七首』其一

峭碧參差十二峯,冷煙寒樹重重。

宮殿是仙蹤,金鑪珠帳,香靄晝偏濃。

一自楚王驚夢斷,人間無路相逢。

至今雲雨帶愁容,月斜江上,征棹動晨鐘。

10 -5 臨江仙七首其一 牛學士希濟(牛希濟)ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-402-10-#5  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3557

空教【くうきょう】仏語。三時教(さんじきょう)の一。有()に執着している者を悟らせるため、すべては空であると説く教法。

依依 思い慕うさま。離れがたいさま。ここでは心配して心をその人に寄せること。

 

 

卻愛熏香小鴨,羨他長在屏幃。

愛情なんかまだ縁のないような、お香の薫る閨にまだ幼い芸妓の卵が居ます。この閨の四面屏風と戸張の檻から出られないこの身にとってはそんなむじゃきな女の子を羨ましいと思うのです。

卻愛:愛することをしりぞける。卻:ひとえに。 あえて、かえって、逆に。かつて。しりぞける。

小鴨【こがも】利用しやすい仲のよい可愛い女。「従兄弟同士は鴨の味」(いとこ婚。)いとこ同士の夫婦の仲はとても睦まじいということ。

カモ科の鳥。全長約38センチ、日本のカモ類では最小。雄は背が灰色がかった色で、顔は茶色、目の後方が緑色。雌は全体に淡褐色。冬鳥として各地の池沼に渡来するが、北日本では繁殖するものもある。たかぶがも。《季 冬》

この二首其二の最終聯は其一の変化形である。

和凝『河滿子二首其一』「卻愛藍羅裙子、羨他長束繊腰」(愛することなくして(無邪気に)藍色のうすぎぬのスカートを身に着けて、今の若い女は、いつもしなやかに細い腰をしめているのは羨ましくなるのです。)

○卻愛:愛することをしりぞける。卻:ひとえに。 あえて、かえって、逆に。かつて。しりぞける。○藍:藍色。 ○羅裙子:うすぎぬのスカート。○羨:うらやましく思う。 ・他:それ。その少女のスカートを指す。○長:いつも。いつまでも。とこしえに。=常。 ○束:(帯を)しめる。 ○繊腰:(若い女性の)細い腰。
花鴨004
 

12 -8 河滿子二首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-435-12-#8  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3722

和凝《滿子二首其一》まさにあの十六歳の年で初体験をしてもう何年になるのでしょうか。いまでは思いを込め、甘えて自分の方から求めるようになりました。 愛することなくして(無邪気に)藍色のうすぎぬのスカートを身に着けて、今の若い女は、いつもしなやかに細い腰をしめているのは羨ましくなるのです。


2014年2月8日の紀頌之5つのブログ
●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場
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12 -8 河滿子二首 其一 和學士凝二十首Ⅹ唐五代詞・「花間集」 Gs-435-12-#8   漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3722


和學士凝(和凝)二十首 

      
 ID作品名作者 
  ■ 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首 
 1六巻12 -1 小重山二首其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-428-12-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3687和凝 
 2六巻12 -2 小重山二首其二 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-429-12-#2  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3692和凝 
 3六巻12 -3 臨江仙二首 其一  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-430-12-#3  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3697和凝 
 4六巻12 -4 臨江仙二首其二 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-431-12-#4  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3702和凝 
 5六巻12 -5 菩薩蠻一首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-432-12-#5  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3707和凝 
 6六巻12 -6 山花子二首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-433-12-#6  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3712和凝 
 7六巻12 -7 山花子二首 其二  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-434-12-#7  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3717和凝 
 8六巻12 -8 河滿子二首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-435-12-#8  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3722和凝 
 9六巻12 -9 河滿子二首 其二  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-436-12-#9  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3727和凝 
 10六巻12 -10 薄命女一首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-437-12-#10  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3732和凝 
 11六巻12 -11 望梅花一首  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-438-12-#11  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3737和凝 
 12六巻12 -12 天仙子二首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-439-12-#12  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3742和凝 
 13六巻12 -13 天仙子二首 其二  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-440-12-#13  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3747和凝 
 14六巻12 -14 春光好二首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-441-12-#14  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3752和凝 
 15六巻12 -15 春光好二首 其二 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-442-12-#15  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3757和凝 
 16六巻12 -16 採桑子一首  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-443-12-#16  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3762和凝 
 17六巻12 -17 柳枝三首  其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-444-12-#17  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3767和凝 
 18六巻12 -18 柳枝三首  其二 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-445-12-#18  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3772和凝 
 19六巻12 -19 柳枝三首 其三 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-446-12-#19  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3777和凝 
 20六巻12 -20 漁父一首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-447-12-#20  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3782和凝 
      
和凝,字成績,五代詞人。曾官翰林學士知制誥等職。

 

河滿子二首 其一

(年増の芸妓が昔を思い出し、無邪気に遊ぶ少女を見て羨ましく詠う。)

正是破瓜年幾,含情慣得人饒。

まさにあの十六歳の年で初体験をしてもう何年になるのでしょうか。いまでは思いを込め、甘えて自分の方から求めるようになりました。 

桃李精神鸚鵡舌,可堪虛度良宵。

芸妓などの世界に桃李のように男があつまって來るということで麗しい春の情が満ちているということは今では、口上手に鸚鵡のように話します。そんなわたしも、こんなに素晴らしい夜なのに空しく過ごす夜になってしまったのです。 

卻愛藍羅裙子,羨他長束纖腰。

愛することなくして(無邪気に)藍色のうすぎぬのスカートを身に着けて、今の若い女は、いつもしなやかに細い腰をしめているのは羨ましくなるのです。

 

其二

寫得魚牋無限,其如花鏁春輝。

目斷巫山雲雨,空教殘夢依依。

卻愛熏香小鴨,羨他長在屏幃。

 木蘭00

 

『河滿子二首』 現代語訳と訳註

(本文)

河滿子二首 其一

正是破瓜年幾,含情慣得人饒。

桃李精神鸚鵡舌,可堪虛度良宵。

卻愛藍羅裙子,羨他長束纖腰。

 

(下し文)

(河滿子二首其の一)

正に是れ 破瓜【はか】しより 年幾【いくばく】ぞ,情を含んで 人饒を慣得せん。

桃李 精神 鸚鵡の舌,虛しく度【すご】す良宵に堪える可けんや。

愛を卻【しりぞけ】て藍羅の裙子をひらく,他を羨むは 長束の纖腰を。

 

(現代語訳)

(年増の芸妓が昔を思い出し、無邪気に遊ぶ少女を見て羨ましく詠う。)

まさにあの十六歳の年で初体験をしてもう何年になるのでしょうか。いまでは思いを込め、甘えて自分の方から求めるようになりました。 

芸妓などの世界に桃李のように男があつまって來るということで麗しい春の情が満ちているということは今では、口上手に鸚鵡のように話します。そんなわたしも、こんなに素晴らしい夜なのに空しく過ごす夜になってしまったのです。 

愛することなくして(無邪気に)藍色のうすぎぬのスカートを身に着けて、今の若い女は、いつもしなやかに細い腰をしめているのは羨ましくなるのです。

DCF00048
 

(訳注)

河滿子二首

唐の教坊曲、花間集には河滿子は五首あり、和凝は二首所収。単調三十八字、三平韻6⑥7⑥6⑦の詞形をとる。

和學士凝(和凝)

河滿子二首

孫少監光憲

河滿子一首

毛秘書熙震

河滿子二首

 

 

 

 

 

其一

(年増の芸妓が昔を思い出し、無邪気に遊ぶ少女を見て羨ましく詠う。)

 

正是破瓜年幾、含情慣得人饒。

まさにあの十六歳の年で初体験をしてもう何年になるのでしょうか。いまでは思いを込め、甘えて自分の方から求めるようになりました。 

正是:ちょうど~。 

破瓜【はか】《「瓜」の字を縦に二分すると二つの八の字になるところから》① 82倍で、女性の16歳のこと。② 88倍で、男性の64歳のこと。③ 性交によって処女膜が破れること。破瓜期【はかき】月経の始まる年ごろ。ここでは処女の初めての経験をいう。碧玉はエメラルド色の玉のように、尊いものを意味し、破瓜とあわせて、処女をいう。

年幾:幾年① どれほどの年数。何年。いくとせ。② いつの年。何年。「今年は平成―ですか」③ (「いくねんか」の形で)比較的少ない年数。何年。いくとせ。「ここ―か前」④ (「いくねんも」の形で)ある程度まとまった年数。何年。いくとせ。「―も会わなかった友人」

含情:思いを込める。色っぽく。 

慣得:甘えることが常態化していることの結果をいう。売春に慣れたことと云うことが最大であるが、ここでは、初めての経験というものに対して、慣れて自分の方から求めていくというほどの意味になる。 

人饒:ここでは、男性に、媚を売って、甘えたり、おねだりをしているさまをいう。

 

桃李精神鸚鵡舌、可堪虚度良宵

芸妓などの世界に桃李のように男があつまって來るということで麗しい春の情が満ちているということは今では、口上手に鸚鵡のように話します。そんなわたしも、こんなに素晴らしい夜なのに空しく過ごす夜になってしまったのです。 

桃李精神:芸妓などの世界に桃李のように男があつまって來るということで麗しい春の情が満ちている。 

李白『送姪良携二妓赴会稽戯有此贈』「遙看若桃李。 雙入鏡中開。」((はるか)に看る 桃李(とうり)の若く、双(ふた)つながら鏡中に入って開くを。)きっと、二人の妓女が赤い桃花と白い李花がさいているのようだろう、そして、二人の妓女は鏡湖の中に入って、舟を浮かべ宴は、はなやかに開かれているだろう、わたしは、はるかに長江流れからこの地から見ているのだ。

若桃李 魏の曹植の詩に「南国に佳人有り、容華は桃李の若し」とある。桃と李とはどちらも希望を持つ花とし、書生、弟子、ういういしい芸妓などの世界を指す。

鸚鵡舌:恥ずかしくて話すことが出来ないことから、恥ずかしさもなく話すことが出来るようになったことを云う。言うことがてきぱきしている。口がうまい。口上手。元『寄贈薛濤』「言語巧偸鸚鵡舌,文章分得鳳皇毛」。 

すばらしい夜を空しく過ごすことに堪えられようか。 

可堪:たえられようか。 

虚度:空しく過ごす。 

良宵:すばらしい夜。

 

卻愛藍羅裙子、羨他長束繊腰。

愛することなくして(無邪気に)藍色のうすぎぬのスカートを身に着けて、今の若い女は、いつもしなやかに細い腰をしめているのは羨ましくなるのです。

卻愛:愛することをしりぞける。卻:ひとえに。 あえて、かえって、逆に。かつて。しりぞける。

藍:藍色。 

羅裙子:うすぎぬのスカート。

羨:うらやましく思う。 ・他:それ。その少女のスカートを指す。 

長:いつも。いつまでも。とこしえに。=常。 

束:(帯を)しめる。 

繊腰:(若い女性の)細い腰。

 

12 -7 山花子二首 其二  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-434-12-#7  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3717

和凝《山花子二首 其二》 その日は私の為に書いてくれた書があり、笙の笛はその調べはまさに長く吹かれると心寂しく思いました。水琴に水紋は広がり、簟も一層冷たく感じられ、鳳凰の画かれた屏風がなお更涼しく感じられたものです。あの別れた日の約束は私をもてあそぶもので素振りだけ、紅い糸で結ばれているといった、その赤い糸で蠅を打ち拂う「払子」を作って、あの恋しい「檀郎」を打ちたたいてやりたいものです。


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謝靈運が傲慢で磊落だったというが彼の詩からはそれを感じさせるということは微塵もない。謝靈運、謝朓、孟浩然は好きな詩人である。
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李商隠詩 華やかな時はほんの1年余り、残りは不遇であった。それが独特な詩を生み出した。この詩人の詩は物語であり、詩を単発で見ては面白くなく、数編から十数編のシリーズになっているのでそれを尊重して読まれることを進める。
女性詩人 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/0josei00index.html 女性詩人古代から近世に至るまで女性の詩は書くことを許されない環境にあった。貴族の子女、芸妓だけである。残されている詩のほとんどは詞、楽府の優雅、雅なものへの媚の詞である。しかしその中に針のような痛みを感じさせるものがあるのである。
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12 -7 山花子二首 其二  和學士凝二十首Ⅹ唐五代詞・「花間集」 Gs-434-12-#7   漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3717

 

 

山花子二首 其一

(楽しく暮らしていた閨はそのままに又春を迎えたが、外に出ない女でも「春の思い」にかられるもの、ましてや旅路のおとこはたのおんなをもとめるものだから、女のもとには帰ってこないのは仕方のないこと)

鶯錦蟬縠馥麝臍,輕裾花早曉烟迷。

鶯によって春を思い、蝉の羽柄の錦のように鮮やかで美しい服を着ている、麝香の香りは閨に漂う。春景色に心も浮かれて暁のうすあかりのなか燈火がゆれるとあの人かと迷ってしまう、花をすばやく見つけようと軽やかに裾をうごかして庭に出てゆく。

鸂鶒戰金紅掌墜,翠雲低。

川辺にはツガイのおしどりは翅の金模様を激しく動かして交尾している、紅い色を上げたり下げたりしていて、春の霞が低く漂い、若い女がそこに佇んでいる。

星靨笑隈霞臉畔,蹙金開襜襯銀泥。

女は微笑を隠しながら、その顔には星のような可憐なえくぼがあり、はるかすみにその河畔にかおをだす。金の翅をとじたり、前掛けを開いたり、下半身、足には銀泥の下着をつけている。

春思半和芳草嫩,碧萋萋。

男というものは春景色のなかで一緒に過ごしたいと思う気持ちはこの若草の萌えるかぐわしい香となかば一緒になっていくので、旅立った男が旅先で春草のような女に心奪われて帰って来ないのです。

 

其二

(あれほど愛してくれたあの人は送り出す時にたくさんの思い出を残してくれ、約束の書面を遺して行った。それなのに約束の日が過ぎても帰ってこない。)

銀字笙寒調正長,水紋簟冷畫屏涼。

その日は私の為に書いてくれた書があり、笙の笛はその調べはまさに長く吹かれると心寂しく思いました。水琴に水紋は広がり、簟も一層冷たく感じられ、鳳凰の画かれた屏風がなお更涼しく感じられたものです。

玉腕重金扼臂,澹梳粧。

あの人のたくましい、輝くような腕に抱かれ、体には金のような重たさを感じ、そして腕枕をしてもらいました。髪をゆっくり梳き、お化粧をするものたのしいことでした。

幾度試香纖手暖,一迴嘗酒絳脣光。

何度も何度もお香に火をつけ、このかぼそい指をあたためてくれました。一度愛し合って、お酒を注いでもらって飲むと、口紅で紅い唇にお酒で潤い光っていました。

佯弄紅絲蠅拂子,打檀郎。

あの別れた日の約束は私をもてあそぶもので素振りだけ、紅い糸で結ばれているといった、その赤い糸で蠅を打ち拂う「払子」を作って、あの恋しい「檀郎」を打ちたたいてやりたいものです。

 

桄榔00
 

『山花子二首 其二』 現代語訳と訳註

(本文)

其二

銀字笙寒調正長,水紋簟冷畫屏涼。

玉腕重金扼臂,澹梳粧。

幾度試香纖手暖,一迴嘗酒絳脣光。

佯弄紅絲蠅拂子,打檀郎。

 

(下し文)

(山花子二首 其の二)

銀字 笙 調べは正に長ずるに寒し,水紋 簟冷く 畫屏も涼し。

玉腕 金を重くし 臂を扼く,梳き粧すを澹く。

幾度 香を試【さぐ】りて纖手暖む,一たび迴れば 酒を嘗め 絳脣光る。

佯弄【ようろう】 紅絲【こうし】 蠅の拂子【ほっす】,檀郎を打つ。

 

(現代語訳)

(あれほど愛してくれたあの人は送り出す時にたくさんの思い出を残してくれ、約束の書面を遺して行った。それなのに約束の日が過ぎても帰ってこない。)

その日は私の為に書いてくれた書があり、笙の笛はその調べはまさに長く吹かれると心寂しく思いました。水琴に水紋は広がり、簟も一層冷たく感じられ、鳳凰の画かれた屏風がなお更涼しく感じられたものです。

あの人のたくましい、輝くような腕に抱かれ、体には金のような重たさを感じ、そして腕枕をしてもらいました。髪をゆっくり梳き、お化粧をするものたのしいことでした。

何度も何度もお香に火をつけ、このかぼそい指をあたためてくれました。一度愛し合って、お酒を注いでもらって飲むと、口紅で紅い唇にお酒で潤い光っていました。

あの別れた日の約束は私をもてあそぶもので素振りだけ、紅い糸で結ばれているといった、その赤い糸で蠅を打ち拂う「払子」を作って、あの恋しい「檀郎」を打ちたたいてやりたいものです。

 

(訳注)

山花子

唐の教坊曲、花間集には和凝の二首のみ所収。単調四十七字、前段二十三字三平韻、後段二十四字二平韻⑦⑦6③/7⑦7③の詞形をとる。

 

山花子二首 其二

(あれほど愛してくれたあの人は送り出す時にたくさんの思い出を残してくれ、約束の書面を遺して行った。それなのに約束の日が過ぎても帰ってこない。)

前段は閨情詩の愛し合う二人の思い出の品の数々が並べられている。後段、約束の日に二人で過ごすことを過去のものを思い出すことで、一人さびしいことを強調し、最後に、悔しいから蝿払いでたたいてやりたいという、男目線で男を待つ女を詠う教坊曲、和凝のハイセンスな詩である。

 

銀字 笙寒 調正長,水紋 簟冷 畫屏涼。

その日は私の為に書いてくれた書があり、笙の笛はその調べはまさに長く吹かれると心寂しく思いました。水琴に水紋は広がり、簟も一層冷たく感じられ、鳳凰の画かれた屏風がなお更涼しく感じられたものです。

銀字 色紙、屏風など手紙より比較的大きなものに書かれた文字。ここでは仲の良い時期に書かれたもの。

笙 雅楽で用いられる笙は、その形を翼を立てて休んでいる鳳凰に見立てられ、鳳笙(ほうしょう)とも呼ばれる。匏(ふくべ)とも呼ばれる。

○水紋簟冷 水滴が堕ち広がる模様が入った簟の敷物がもう冷たすぎる。夏には帰って來ると約束したのに秋になって涼しすぎる。ということであろうが、詩の全体から見ると、二人が楽しく過ごしたアイテムを羅列ととらえた方が最後の「檀郎を打つ」が強調されるということで、夏の涼感を得るための水琴とした。

 

玉腕 重金 扼臂,澹梳粧。

あの人のたくましい、輝くような腕に抱かれ、体には金のような重たさを感じ、そして腕枕をしてもらいました。髪をゆっくり梳き、お化粧をするものたのしいことでした。

扼臂 扼:1 強く押さえる。締めつける。2 要所を占める。臂:うで。方から手首まで。

澹梳 澹:風や波によってゆったりと動くさま。梳:くしけずる【梳る】櫛で髪の毛をとかして整える。けずる。すく。

 

幾度 試香 纖手暖,一迴 嘗酒 絳脣光。

何度も何度もお香に火をつけ、このかぼそい指をあたためてくれました。一度愛し合って、お酒を注いでもらって飲むと、口紅で紅い唇にお酒で潤い光っていました。

絳脣 点絳唇「口紅を塗る」

 

佯弄 紅絲 蠅拂子,打檀郎。

あの別れた日の約束は私をもてあそぶもので素振りだけ、紅い糸で結ばれているといった、その赤い糸で蠅を打ち拂う「払子」を作って、あの恋しい「檀郎」を打ちたたいてやりたいものです。

佯弄 佯:振りをする,見せ掛ける佯死死んだ振りをする.弄:1 もてあそぶ。思うままに操る。「策を―・する」「諧謔(かいぎゃく)を―・する」2 あざける。からかう。なぶりものにする。

ほっす【払子】とは。意味や解説。《唐音》獣毛や麻などを束ねて柄をつけたもの。もとインドで蚊・ハエやちりを払うのに用いたが、のち法具となって、中国の禅宗では僧が説法時に威儀を正すのに用いるようになり、日本でも真宗以外の高僧が用いる

檀郎 ・檀郎/安仁/潘郎 晋の潘岳のあざな。彼は美男子であり、詩人であったが、妻の死にあい「悼亡」の詩三首を作った。後世、妻の死をなげいた模擬作が多く作られた。潘岳の幼名が檀奴だったので、「檀郎」夫や恋い慕う男を意味する。・潘岳:安仁。滎陽(けいよう)中牟(河南省)の人。陸機と並ぶ美文の文学の大家で,錦を敷きのべたような絢爛(けんらん)たる趣をたたえられた。ことに人の死を悼む哀傷の詩文を得意とし,亡妻への尽きぬ思いをうたった〈悼亡詩(とうぼうし)〉3首はよく知られる。絶世の美男として,また権門の間を巧みに泳ぎまわる軽薄才子として,とかく話題にこと欠かなかった。八王の乱の渦中で悲劇的な刑死を遂げた。

roudai112
 

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和凝《山花子二首 其一》女は微笑を隠しながら、その顔には星のような可憐なえくぼがあり、はるかすみにその河畔にかおをだす。金の翅をとじたり、前掛けを開いたり、下半身、足には銀泥の下着をつけている。男というものは春景色のなかで一緒に過ごしたいと思う気持ちはこの若草の萌えるかぐわしい香となかば一緒になっていくので、旅立った男が旅先で春草のような女に心奪われて帰って来ないのです。


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●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている
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謝靈運詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/1901_shareiun000.html 謝靈運詩六朝期の山水詩人。この人の詩は上品ですがすがしい男性的な深みのある詩である。後世に多大な影響を残している。
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孟郊詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/328_moukou001.html 「文章得其微,物象由我裁。」詩人が作り出す文章は細やかなる描写表現を得ているものだ、万物の事象をも作り出すことさえも詩人自身の裁量でもってするのである。
李商隠詩 http://kanbuniinkai7.dousetsu.com/99_rishoinn150.html Ⅰ李商隠150首
魚玄機 詩 全首130回賦得江邊柳 魚玄機  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-65-1-#五言律詩  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1876
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主に花間集から
温庭筠 70首『菩薩蠻 一』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-1-1-#1 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1620
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皇甫松 10首 採蓮子二首  其一 皇甫松  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-307-5-#61  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3082
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山花子二首 其一

(楽しく暮らしていた閨はそのままに又春を迎えたが、外に出ない女でも「春の思い」にかられるもの、ましてや旅路のおとこはたのおんなをもとめるものだから、女のもとには帰ってこないのは仕方のないこと)

鶯錦蟬縠馥麝臍,輕裾花早曉烟迷。

鶯によって春を思い、蝉の羽柄の錦のように鮮やかで美しい服を着ている、麝香の香りは閨に漂う。春景色に心も浮かれて暁のうすあかりのなか燈火がゆれるとあの人かと迷ってしまう、花をすばやく見つけようと軽やかに裾をうごかして庭に出てゆく。

鸂鶒戰金紅掌墜,翠雲低。

川辺にはツガイのおしどりは翅の金模様を激しく動かして交尾している、紅い色を上げたり下げたりしていて、春の霞が低く漂い、若い女がそこに佇んでいる。

星靨笑隈霞臉畔,蹙金開襜襯銀泥。

女は微笑を隠しながら、その顔には星のような可憐なえくぼがあり、はるかすみにその河畔にかおをだす。金の翅をとじたり、前掛けを開いたり、下半身、足には銀泥の下着をつけている。

春思半和芳草嫩,碧萋萋

男というものは春景色のなかで一緒に過ごしたいと思う気持ちはこの若草の萌えるかぐわしい香となかば一緒になっていくので、旅立った男が旅先で春草のような女に心奪われて帰って来ないのです。

 

其二

銀字笙寒調正長,水紋簟冷畫屏涼。

玉腕重金扼臂,澹梳粧。

幾度試香纖手暖,一迴嘗酒絳脣光。

佯弄紅絲蠅拂子,打檀郎。

曉鶯001
 

『山花子二首 其一』 現代語訳と訳註

(本文)

山花子二首 其一

鶯錦蟬縠馥麝臍,輕裾花早曉烟迷。

鸂鶒戰金紅掌墜,翠雲低。

星靨笑隈霞臉畔,蹙金開襜襯銀泥。

春思半和芳草嫩,碧萋萋。

 

(下し文)

山花子二首 其

鶯 蟬縠【せみから】を錦し 麝臍【じゃさい】を馥す,裾を輕く花早く 曉烟【ぎょうえん】に迷う。

鸂鶒【けいちょく】金を戰い 紅 掌げたり墜したり,翠雲 低くす。

星の靨【えくぼ】 笑隈にし 霞の臉 畔にす,金を蹙め 襜を開き 銀泥を襯す。

春思は半ば和【とも】にし 芳草 嫩【わか】くし,碧【あお】きに萋萋たり。

 

(現代語訳)

(楽しく暮らしていた閨はそのままに又春を迎えたが、外に出ない女でも「春の思い」にかられるもの、ましてや旅路のおとこはたのおんなをもとめるものだから、女のもとには帰ってこないのは仕方のないこと)

鶯によって春を思い、蝉の羽柄の錦のように鮮やかで美しい服を着ている、麝香の香りは閨に漂う。春景色に心も浮かれて暁のうすあかりのなか燈火がゆれるとあの人かと迷ってしまう、花をすばやく見つけようと軽やかに裾をうごかして庭に出てゆく。

川辺にはツガイのおしどりは翅の金模様を激しく動かして交尾している、紅い色を上げたり下げたりしていて、春の霞が低く漂い、若い女がそこに佇んでいる。

女は微笑を隠しながら、その顔には星のような可憐なえくぼがあり、はるかすみにその河畔にかおをだす。金の翅をとじたり、前掛けを開いたり、下半身、足には銀泥の下着をつけている。

男というものは春景色のなかで一緒に過ごしたいと思う気持ちはこの若草の萌えるかぐわしい香となかば一緒になっていくので、旅立った男が旅先で春草のような女に心奪われて帰って来ないのです。

野鴨0121
 

(訳注)

山花子

唐の教坊曲、花間集には和凝の二首のみ所収。単調四十八字、前段二十四字四平韻、後段二十四字三平韻⑦⑦⑦③/7⑦⑦③の詞形をとる。

 

山花子二首 其一

(楽しく暮らしていた閨はそのままに又春を迎えたが、外に出ない女でも「春の思い」にかられるもの、ましてや旅路のおとこはたのおんなをもとめるものだから、女のもとには帰ってこないのは仕方のないこと)

 

 

 錦蟬縠 馥麝臍,輕裾 花早 曉烟迷。

鶯によって春を思い、蝉の羽柄の錦のように鮮やかで美しい服を着ている、麝香の香りは閨に漂う。春景色に心も浮かれて暁のうすあかりのなか燈火がゆれるとあの人かと迷ってしまう、花をすばやく見つけようと軽やかに裾をうごかして庭に出てゆく。

○錦 様々な色糸を用いて織り出された絹織物の総称。 錦のように鮮やかで美しいものを指して用いる言葉。例として錦絵、錦鯉、錦鶏、錦眼鏡など。

馥:ふく【馥】[漢字項目]とは。意味や解説。[音]フク(漢)[訓]かおりかんばしい。ゆたかな香り。

麝臍 麝香はその独特の芳香が最大の特徴で、「麝」という文字はその香りが(矢を)射るように遠くまで伝わるということから「鹿」の下に「 ... 中国語では「麝」という文字がジャコウジカを表し、生薬の麝香は「麝の臍にある匂い袋の香り」ということで「麝臍香」

 

鸂鶒 戰金 紅掌墜,翠雲低。

川辺にはツガイのおしどりは翅の金模様を激しく動かして交尾している、紅い色を上げたり下げたりしていて、春の霞が低く漂い、若い女がそこに佇んでいる。

鸂鶒:〔けいちょく〕オシドリ(鴛鴦)に似た水鳥。つがいで動く。紫鴛鴦。

翠雲 はるかすみ。わかい妓女の髪型。

花鴨003 

星靨 笑隈 霞臉畔,蹙金 開襜 襯銀泥。

女は微笑を隠しながら、その顔には星のような可憐なえくぼがあり、はるかすみにその河畔にかおをだす。金の翅をとじたり、前掛けを開いたり、下半身、足には銀泥の下着をつけている。

【えくぼ】(笑窪、、ゑくぼ)は、人が笑うとき、頬にできる小さなくぼみのこと。 赤ちゃんは一般的にえくぼを持っているが、成長とともに消え、大人になってもえくぼを持ったままの人は少ない。えくぼは魅力的であるとされる場合がある。

とは。意味や日本語訳。(1) (眉を)(しか)める,(しわ)を寄せる.【関】 zhòu (2) 切迫した,追い詰められた.蹙 cùsuō[](1) 収縮する,皺が寄る.【同】蹙(2) 畏縮(い/しゆく)する,尻込みする.

襜」とは、「《爾雅·釋器》衣蔽前、謂之襜(衣の前を覆う、これを襜(セン)という)」とあり、和訓には、 「まえかけ、ひとえもの、

襯の意味や日本語訳。ピンインchèn1動詞 内側に当てる,下に着る.用例里边衬上一件衣裳 shang。〔主(場所)++方補+目〕=内に着物を1枚着込む.

翠冠001 

春思 半和 芳草嫩,碧萋萋。

男というものは春景色のなかで一緒に過ごしたいと思う気持ちはこの若草の萌えるかぐわしい香となかば一緒になっていくので、旅立った男が旅先で春草のような女に心奪われて帰って来ないのです。

嫩【わかい】. 新緑。  生じたばかりで柔らかい。新しく柔らかい。 【嫩草】わかくさ若々しく柔らかい草。 「若草」とも書く。「どんそう」とも読む。 【嫩葉】わかば.芽生えたばかりに柔らかい葉。 嫩葉 ( どんよう ) 」に同じ。 「若葉」とも書く。

芳草路萋萋 旅立った男が旅先で春草(女)に心奪われて帰って来ないことを。『楚辞』招隠士第十二「王孫遊兮不歸、春草生兮萋萋。」(王孫 遊びて歸らず、春草 生じて萋萋たり。)に基づいている。

韋荘『望遠行』

欲別無言倚畫屏、含恨暗傷情。

謝家庭樹錦鶏鳴、残月落邊城。

人欲別、馬頻噺、綠槐千里長堤。

出門芳草路萋萋、雲雨別來易東西。

不忍別君後、却入旧香閏。

100 望遠行 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-285-5-#39  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2972

木蘭02


12 -5 菩薩蠻一首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-432-12-#5  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3707

和凝《菩薩蠻一首 其一》 日が昇り暖かくなると杏の梢の花が色鮮やかである。そこに柳の枝が風に揺られ、そこに、強い風が吹くと狂ったように揺れる。部屋に続くきざはしはしずかなものでしなやかな莎草の小路は緑にあふれる。どこか遠くにいるあの人の夢見ることはもう耐えがたき、惜しいと思うことになっている。


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溫助教庭筠

菩薩蠻十四首

韋荘(韋相莊)

蠻五首

牛嶠(牛給事嶠)

菩薩七首

和學士凝(和凝)

菩薩蠻一首

孫少監光憲

菩薩蠻五首

魏太尉承班

菩薩蠻二首 

閻處士選

菩薩蠻一首 

毛秘書熙震

菩薩蠻三首

李秀才珣

菩薩蠻三首

 

 

牛嶠其一:(辺境に出かけて帰らぬ男を思う女を詠う。)

其二:(すぐ帰るといって春旅に出かけというのに帰ってこない男を思う女を詠う。)

其三:(春には帰ると旅だったがもう秋になる。何処にいるかわからない人のことは忘れて気持ちをかえようとする女を詠う。)

其四:(雲が流れると「巫山の雲雨」を思われ、さびしくなる女の情を詠う。)

其五:(早春にであい、盛春にはわかれ、まだこうらくのきせつというのにだれにもさそわれない女を詠う。)

其六:(官妓はもてはやされた生活をした。秋には帰ると男が旅立ってからかえってこない女を詠う。)

其七:(男と一夜をともにした女の姿態と歓情とを詠う。)

 

 

菩薩蠻

(春が来ることを抒情的にうたい、誰も来ない春の日をだれにも話すことは難しい女を詠う。)

越梅半拆輕寒裏,冰清澹薄籠藍水。

隣りの庭から越えて花を咲かせている梅の枝を少し折り取って飾る、そこはまだ少し寒い裏庭のことである。桶には冰が清らかに張っているが、だんだん薄い氷になっていて、花籠の陰の水は藍色に映る。

暖覺杏梢紅,遊絲狂惹風。

日が昇り暖かくなると杏の梢の花が色鮮やかである。そこに柳の枝が風に揺られ、そこに、強い風が吹くと狂ったように揺れる。

閑堦莎徑碧,遠夢猶堪惜。

部屋に続くきざはしはしずかなものでしなやかな莎草の小路は緑にあふれる。どこか遠くにいるあの人の夢見ることはもう耐えがたき、惜しいと思うことになっている。

離恨又迎春,相思難重陳。

くやしさ、うらみから逃れる春が又来る、あの人のことを思い、あの人のことを又話すことはもう難しい。

 

(菩薩蠻)

越梅 半拆 輕く寒い裏には,冰清く 澹薄して 籠藍の水。

暖 杏梢の紅に覺め,遊絲 狂いて風に惹かる。

閑堦 莎徑碧にし,遠夢 猶お堪え惜む。

離恨 又た春を迎え,相思 重ねて陳べ難し。

 

木蘭02
 

和凝『菩薩蠻一首』 現代語訳と訳註

(本文) 菩薩蠻

越梅半拆輕寒裏,冰清澹薄籠藍水。

暖覺杏梢紅,遊絲狂惹風。

閑堦莎徑碧,遠夢猶堪惜。

離恨又迎春,相思難重陳。

 

(下し文)

(菩薩蠻)

越梅 半拆 輕く寒い裏には,冰清く 澹薄して 籠藍の水。

暖 杏梢の紅に覺め,遊絲 狂いて風に惹かる。

閑堦 莎徑碧にし,遠夢 猶お堪え惜む。

離恨 又た春を迎え,相思 重ねて陳べ難し。

 

(現代語訳)

(春が来ることを抒情的にうたい、誰も来ない春の日をだれにも話すことは難しい女を詠う。)

隣りの庭から越えて花を咲かせている梅の枝を少し折り取って飾る、そこはまだ少し寒い裏庭のことである。桶には冰が清らかに張っているが、だんだん薄い氷になっていて、花籠の陰の水は藍色に映る。

日が昇り暖かくなると杏の梢の花が色鮮やかである。そこに柳の枝が風に揺られ、そこに、強い風が吹くと狂ったように揺れる。

部屋に続くきざはしはしずかなものでしなやかな莎草の小路は緑にあふれる。どこか遠くにいるあの人の夢見ることはもう耐えがたき、惜しいと思うことになっている。

くやしさ、うらみから逃れる春が又来る、あの人のことを思い、あの人のことを又話すことはもう難しい。

(訳注)

菩薩蠻

(春が来ることを抒情的にうたい、誰も来ない春の日をだれにも話すことは難しい女を詠う。)

唐教坊の曲名。『花間集』41首、温庭筠14首、韋荘5首、牛嶠7首収められている。双調四十四字、前段二四字四句二仄韻二平韻、後段二十字四句二仄韻二平韻で、❼❼⑤⑤/❺❺⑤⑤の詞形をとる。

DCF00048

越梅半拆輕寒裏,冰清澹薄籠藍水。

隣りの庭から越えて花を咲かせている梅の枝を少し折り取って飾る、そこはまだ少し寒い裏庭のことである。桶には冰が清らかに張っているが、だんだん薄い氷になっていて、花籠の陰の水は藍色に映る。

○拆(1) 解体する,ばらばらに壊す.(2) はがす,引離す.拆除[]解体除去する,取り壊す. 

 

越梅半拆輕寒裏,冰清澹薄籠藍水。

隣りの庭から越えて花を咲かせている梅の枝を少し折り取って飾る、そこはまだ少し寒い裏庭のことである。桶には冰が清らかに張っているが、だんだん薄い氷になっていて、花籠の陰の水は藍色に映る。

○拆(1) 解体する,ばらばらに壊す.(2) はがす,引離す.拆除[]解体除去する,取り壊す.

 

暖覺杏梢紅,遊絲狂惹風。

日が昇り暖かくなると杏の梢の花が色鮮やかである。そこに柳の枝が風に揺られ、そこに、強い風が吹くと狂ったように揺れる。

 

閑堦莎徑碧,遠夢猶堪惜。

部屋に続くきざはしはしずかなものでしなやかな莎草の小路は緑にあふれる。どこか遠くにいるあの人の夢見ることはもう耐えがたき、惜しいと思うことになっている。

○堦 庭に出る階段、部屋の前の廊下の間際の段差部分。

○莎徑 しなやかな莎草の小路。

 

離恨又迎春,相思難重陳。

くやしさ、うらみから逃れる春が又来る、あの人のことを思い、あの人のことを又話すことはもう難しい。

和學士凝(和凝)二十首 

      
 ID作品名作者 
  ■ 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首 
 1六巻12 -1 小重山二首其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-428-12-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3687和凝 
 2六巻12 -2 小重山二首其二 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-429-12-#2  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3692和凝 
 3六巻12 -3 臨江仙二首 其一  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-430-12-#3  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3697和凝 
 4六巻12 -4 臨江仙二首其二 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-431-12-#4  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3702和凝 
 5六巻12 -5 菩薩蠻一首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-432-12-#5  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3707和凝 
 6六巻12 -6 山花子二首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-433-12-#6  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3712和凝 
 7六巻12 -7 山花子二首 其二  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-434-12-#7  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3717和凝 
 8六巻12 -8 河滿子二首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-435-12-#8  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3722和凝 
 9六巻12 -9 河滿子二首 其二  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-436-12-#9  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3727和凝 
 10六巻12 -10 薄命女一首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-437-12-#10  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3732和凝 
 11六巻12 -11 望梅花一首  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-438-12-#11  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3737和凝 
 12六巻12 -12 天仙子二首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-439-12-#12  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3742和凝 
 13六巻12 -13 天仙子二首 其二  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-440-12-#13  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3747和凝 
 14六巻12 -14 春光好二首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-441-12-#14  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3752和凝 
 15六巻12 -15 春光好二首 其二 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-442-12-#15  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3757和凝 
 16六巻12 -16 採桑子一首  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-443-12-#16  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3762和凝 
 17六巻12 -17 柳枝三首  其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-444-12-#17  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3767和凝 
 18六巻12 -18 柳枝三首  其二 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-445-12-#18  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3772和凝 
 19六巻12 -19 柳枝三首 其三 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-446-12-#19  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3777和凝 
 20六巻12 -20 漁父一首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-447-12-#20  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3782和凝 
      

和凝,字成績,五代詞人。曾官翰林學士知制誥等職。




12 -4 臨江仙二首其二 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-431-12-#4  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3702

和凝《臨江仙二首 其二》  聖女祠のしなやかで、ほっそりとしたからだは肌がつやつやして美しい。それにどうしたのか顔に表情を少し変えて、愛し合おうという気持ちを伝えて、微笑を贈ってくる。これはなまめかしい恥じらいをみせていて、閨の布団にあえて、入ろうとはしない。部屋には蘭膏の香りが広がり、燈火の内にふたりは身もこころも一つになっていく。


2014年2月4日 の紀頌之5つのブログ
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謝靈運が傲慢で磊落だったというが彼の詩からはそれを感じさせるということは微塵もない。謝靈運、謝朓、孟浩然は好きな詩人である。
登永嘉緑嶂山詩 #1 謝霊運 <20> 詩集 386ーhttp://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67474554.html
登池上樓 #1 謝霊運<25>#1  ー http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67502196.html
孟浩然の詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/209mokonen01.html 孟浩然の詩盛唐初期の詩人であるが謝霊運の詩に傾倒して山水詩人としてとてもきれいな詩を書いている。特に山水画のような病者の中で細やかな部分に動態を感じさせる表現力は素晴らしい。
李商隠詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/3991_rishoin000.html 
李商隠詩 華やかな時はほんの1年余り、残りは不遇であった。それが独特な詩を生み出した。この詩人の詩は物語であり、詩を単発で見ては面白くなく、数編から十数編のシリーズになっているのでそれを尊重して読まれることを進める。
女性詩人 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/0josei00index.html 女性詩人古代から近世に至るまで女性の詩は書くことを許されない環境にあった。貴族の子女、芸妓だけである。残されている詩のほとんどは詞、楽府の優雅、雅なものへの媚の詞である。しかしその中に針のような痛みを感じさせるものがあるのである。
孟郊詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/328_moukou001.html 「文章得其微,物象由我裁。」詩人が作り出す文章は細やかなる描写表現を得ているものだ、万物の事象をも作り出すことさえも詩人自身の裁量でもってするのである。
李商隠詩 http://kanbuniinkai7.dousetsu.com/99_rishoinn150.html Ⅰ李商隠150首
魚玄機 詩 全首130回賦得江邊柳 魚玄機  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-65-1-#五言律詩  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1876
薛濤 詩詞全首100 井梧吟 薛濤 唐五代詞・宋詩 薛濤-136-8-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2227
主に花間集から
温庭筠 70首『菩薩蠻 一』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-1-1-#1 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1620
韋荘 50首 菩薩蠻 一 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩花間集Gs-247-5-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2617
皇甫松 10首 採蓮子二首  其一 皇甫松  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-307-5-#61  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3082
牛嶠  20首 女冠子四首 其一 牛嶠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-312-5-#66  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3107
『花間集』継続中 
杜甫全詩 韓愈全詩 李白全集 文選 花間集 古詩源 玉台新詠

 

12 -4 臨江仙二首其二 和學士凝二十首Ⅹ唐五代詞・「花間集」 Gs-431-12-#4   漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3702

 

 

花間集 臨江仙

張舍人泌

臨江仙一首

毛文錫(毛司徒文錫)

臨江仙一首

牛學士希濟

臨江仙七首

和學士凝

臨江仙二首

(顧太尉

臨江仙三首

孫少監光憲

臨江仙二首

魏太尉承班

臨江仙二首

閻處士選

臨江仙二首

毛秘書熙震

臨江仙二首

李秀才珣

臨江仙二首

張泌:湘江の女神、娥皇と女英の所縁の地を巡り、そこにいる道妓を思いを詠う。)

毛文錫:(湘江の女神、娥皇と女英の所縁の地を巡り、そこにいる道妓を思いを詠う。)

牛希濟:1.(三峡の巫峡を下る際に立ち寄った聖女の祠で夢かうつつかの時を過ごして神に見守られて急流を下っていく。)

2.(東方朔『海内十洲記』の中で高尚な出会い―(女のもとを訪ねる男の気持ちを詠う。)

3.(渭水の傍、手を携えてゆけば人間社会の障壁なんか何もなくなる世界に行けるのだと詠う。)

4. (長江にかこまれた黄帝の霊廟近くの聖女祠、女妓のところに通う男を詠う。)

5. (船に乗って洛陽に入る。洛陽の宮城には女の悲しいこと、果たせぬ恋もあったということを詠う)

6. (三方を漢水にかこまれた襄陽の大堤の花街に行くのに理由などあろうかということを詠う)

7. (洞庭湖に面した渡し場に、君山島に、羅浮山にそれぞれ仙郷として女妓たちがいる。)

 

臨江仙二首 其一

海棠香老春江晚,小樓霧縠濛。

翠鬟初出繡簾中,麝煙鸞珮蘋風。

碾玉釵搖鸂鶒戰,雪肌雲鬢將融。

含情遙指碧波東,越王臺殿蓼花紅。

(会稽の歓楽街の女の若いころもてはやされたものが今では盛りを過ぎて、尋ねる人もなく初夏を迎えようとしている)

あれほどに妖艶に咲き誇った海棠花も香りが衰えるもので、この銭塘江のほとりの晩春の景色も変わろうとしているころには、小さい高楼は霧霞の薄い衣にまかれ、ぼんやりと薄暗くぼんやりしているのです。

若くてみどりの黒髪のもとどりにした髪型で初めてお座敷に出て、刺繍の簾にかこまれた閨です。麝香は部屋中にただよっいぇいて、鸞の佩び玉は風の中にあるように揺れました。

磨かれた宝玉の髪飾りと簪が揺れ、仲の良いケイセキが爭っているよう、真白な雪のような肌、両鬢にくも型の流行の髪型、まさにそれらが見事に融和していました。

あの人を思う気持ちではるか向こうを指さします。その先には仙郷に続く海原が東に向かって広がっているのです。ここは越王が復讐で西施を呉に献上した朝廷があったところに夏を迎えた今でも、蓼の花が赤く咲いているのです。

 

臨江仙二首 其二

披袍窣地紅宮錦,鶯語時囀輕音。

碧羅冠子穩犀簪,鳳皇雙颭步搖金。

肌骨細勻紅玉軟,臉波微送春心。

嬌羞不肯入鴛衾,蘭膏光裏兩情深。

(聖女祠、女冠子のもとを訪れて、やっと心を許して身をゆだねてくれるのを詠う。)

暖かい服を身に着けているものの下から風が吹き上げる、紅い宮錦を身に着けている、鶯が春を告げる朝にときとして囀ってくれる声が軽やかに聞こえてくる。

女冠子はみどりの薄着にの上衣をきてしとやかに象牙の簪を付けている。二人で寄り添い歩いて雌雄そろって飛ぶ金紫模様が揺れる。

聖女祠のしなやかで、ほっそりとしたからだは肌がつやつやして美しい。それにどうしたのか顔に表情を少し変えて、愛し合おうという気持ちを伝えて、微笑を贈ってくる。

これはなまめかしい恥じらいをみせていて、閨の布団にあえて、入ろうとはしない。部屋には蘭膏の香りが広がり、燈火の内にふたりは身もこころも一つになっていく。

鴛鴦おしどり0022
 

 

『臨江仙二首』 現代語訳と訳註

(本文)

臨江仙二首 其二

披袍窣地紅宮錦,鶯語時囀輕音。

碧羅冠子穩犀簪,鳳皇雙颭步搖金。

肌骨細勻紅玉軟,臉波微送春心。

嬌羞不肯入鴛衾,蘭膏光裏兩情深。

 

(下し文)

(臨江仙二首 其の二)

袍を披い 紅い宮錦を窣地し,鶯語 時に囀りて 輕かに音す。

碧羅 冠子 犀簪【さいしん】を穩やかにす,鳳皇して 雙颭【そうせん】し 步めば金を搖らす。

肌骨にして 細勻【さいきん】 紅玉軟らかにし,臉波【けんは】して 春心を微送す。

嬌羞【きょうしゅう】 肯えて鴛衾【えんきん】に入らず,蘭膏【らんこう】光裏にして 兩つながらの情は深し。

 

(現代語訳)

(聖女祠、女冠子のもとを訪れて、やっと心を許して身をゆだねてくれるのを詠う。)

暖かい服を身に着けているものの下から風が吹き上げる、紅い宮錦を身に着けている、鶯が春を告げる朝にときとして囀ってくれる声が軽やかに聞こえてくる。

女冠子はみどりの薄着にの上衣をきてしとやかに象牙の簪を付けている。二人で寄り添い歩いて雌雄そろって飛ぶ金紫模様が揺れる。

聖女祠のしなやかで、ほっそりとしたからだは肌がつやつやして美しい。それにどうしたのか顔に表情を少し変えて、愛し合おうという気持ちを伝えて、微笑を贈ってくる。

これはなまめかしい恥じらいをみせていて、閨の布団にあえて、入ろうとはしない。部屋には蘭膏の香りが広がり、燈火の内にふたりは身もこころも一つになっていく。

 


 bijo02

(訳注)

臨江仙二首

唐の教坊の曲名。『花間集』には初めに示した表のとおり、二十六首所収。和凝の作は二首収められている。双調五十八字、前段二十六字四句四平韻で、後段二十七字四句四平韻⑦⑥⑦⑥/⑦⑥⑦⑦の詞形をとる。

 


其二

(聖女祠、女冠子のもとを訪れて、やっと心を許して身をゆだねてくれるのを詠う。)



披袍 窣地 紅宮錦,鶯語 時囀 輕音。

暖かい服を身に着けている者の下から風が吹き上げる、紅い宮錦を身に着けている、鶯が春を告げる朝にときとして囀ってくれる声が軽やかに聞こえてくる。

袍 中国における「袍」の字の歴史は古いが、時代により定義に変遷がある。古く、周の故実を記したとされる前漢時代の書『礼記』 玉藻篇には「纊爲繭、縕爲袍、襌爲絅、帛爲褶。」((新しいまわた)を入れた服を繭といい、縕(古いまわた)を入れたのを袍という。また襌(ひとえ)に仕立てた衣服を絅といい、綿を入れないのを褶という。)とある。また唐においては「袍」というのは冬の常服(日本の朝服にあたる)のうわぎで、夏の裏無しは「衫」と称した。

窣地:突然と風音のもの寂しさが地を這う。裾もとが乱れることから男性との情事を思い出させる。

韋荘『清平楽』

何處遊女,蜀國多雲雨。

雲解有情花解語,窣地綉羅金縷。

妝成不整金鈿。含羞待月鞦韆。

住在綠槐陰裏,門臨春水橋邊。

淸平樂(一) 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-260-5-#14  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2682

・紅宮錦 高貴な女性のための錦。風蘭 春蘭 寒蘭 , その他, 鉢植えの 花。

 

碧羅 冠子 穩犀簪,鳳皇 雙颭 步搖金。

女冠子はみどりの薄着にの上衣をきてしとやかに象牙の簪を付けている。二人で寄り添い歩いて雌雄そろって飛ぶ金紫模様が揺れる。

冠子 鳥のとさか冠子鶏のとさか.祠にいる妓女をいう。

○犀簪 犀の角で作った簪(高級な贈り物)。

○鳳皇 「鳳皇于飛」仲の良い夫婦のこと。雄を鳳といい、雌を皇といい、雌雄そろって飛ぶことからいう。

()とは。意味や日本語訳。風が(ものを)ふるわせる.

この二句は二人が楽しくすごし、暮らした様子を云う。

 

肌骨 細勻 紅玉軟,臉波 微送 春心。

聖女祠のしなやかで、ほっそりとしたからだは肌がつやつやして美しい。それにどうしたのか顔に表情を少し変えて、愛し合おうという気持ちを伝えて、微笑を贈ってくる。

紅玉1 ルビーのこと。2 若く、肌がつやつやして血色のよいこと。また、美しい容貌のたとえ。

○微送春心 わずかな顔の表情を変化させて、抱いてくださいと表現をする。

 

嬌羞 不肯入 鴛衾,蘭膏 光裏 兩情深。

これはなまめかしい恥じらいをみせていて、閨の布団にあえて、入ろうとはしない。部屋には蘭膏の香りが広がり、燈火の内にふたりは身もこころも一つになっていく。

嬌羞【きょうしゅう】女性のなまめかしい恥じらい。

鴛衾 鴛鴦の刺繍のある布団。閨の布団に一緒に過ごすこと。

牛嶠『菩薩蠻七首 其二』

柳花飛處鶯聲急,暗街春色香車立。

金鳳小簾開,臉波和恨來。

今宵求夢想,難到青樓上。

贏得一場愁,鴛衾誰並頭。

菩薩蠻七首 其二 牛嶠【ぎゅうきょう】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-331-6-#18  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3202

 

○蘭膏。香油。また、植物の蘭と、特に関係はない場合もある。李淸照の「獨上蘭舟」の蘭も木蘭の舟の意はあるが、結果としては、美称。

豆蔻 なつめぐ01


12 -3 臨江仙二首 其一  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-430-12-#3  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3697

和凝《臨江仙二首 其一》あれほどに妖艶に咲き誇った海棠花も香りが衰えるもので、この銭塘江のほとりの晩春の景色も変わろうとしているころには、小さい高楼は霧霞の薄い衣にまかれ、ぼんやりと薄暗くぼんやりしているのです。若くてみどりの黒髪のもとどりにした髪型で初めてお座敷に出て、刺繍の簾にかこまれた閨です。麝香は部屋中にただよっていて、鸞の佩び玉は風の中にあるように揺れました。


2014年2月3日 の紀頌之5つのブログ
●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場
Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
LiveDoorブログ
班孟堅(班固)《東都賦》(27)#14(東都漢の美点)-2 文選 賦 賦<113―27>18分割35回 Ⅱ李白に影響を与えた詩1029 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3693
●唐を代表する中唐の韓愈の儒家としての考えのよくわかる代表作の一つ
Ⅱ中唐詩・晩唐詩
 
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潮州刺史謝上表》(10)韓愈(韓退之) Ⅱ中唐詩 <942>  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3694韓愈詩-242-(10)
●杜甫の全作品1141首を取り上げて訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"
Ⅲ杜甫詩1000詩集  LiveDoorブログ 廣徳2年764-9-3 《別唐十五誡因寄禮部賈侍郎》 蜀中転々 杜甫 <659-3>  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3695 杜甫詩1000-659-3-933/1500753-3
●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている
Ⅳブログ漢・唐・宋詞詩集 Fc2ブログ 274 《人日城南登高》 韓愈  kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3696 (02/03)
●●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩。唐から五代詩詞。花間集
Ⅴ.唐五代詞詩・宋詞詩・女性 LiveDoor 12 -3 臨江仙二首 其一  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-430-12-#3  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3697
 
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謝靈運詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/1901_shareiun000.html 謝靈運詩六朝期の山水詩人。この人の詩は上品ですがすがしい男性的な深みのある詩である。後世に多大な影響を残している。
謝靈運が傲慢で磊落だったというが彼の詩からはそれを感じさせるということは微塵もない。謝靈運、謝朓、孟浩然は好きな詩人である。
登永嘉緑嶂山詩 #1 謝霊運 <20> 詩集 386ーhttp://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67474554.html
登池上樓 #1 謝霊運<25>#1  ー http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67502196.html
孟浩然の詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/209mokonen01.html 孟浩然の詩盛唐初期の詩人であるが謝霊運の詩に傾倒して山水詩人としてとてもきれいな詩を書いている。特に山水画のような病者の中で細やかな部分に動態を感じさせる表現力は素晴らしい。
李商隠詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/3991_rishoin000.html 
李商隠詩 華やかな時はほんの1年余り、残りは不遇であった。それが独特な詩を生み出した。この詩人の詩は物語であり、詩を単発で見ては面白くなく、数編から十数編のシリーズになっているのでそれを尊重して読まれることを進める。
女性詩人 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/0josei00index.html 女性詩人古代から近世に至るまで女性の詩は書くことを許されない環境にあった。貴族の子女、芸妓だけである。残されている詩のほとんどは詞、楽府の優雅、雅なものへの媚の詞である。しかしその中に針のような痛みを感じさせるものがあるのである。
孟郊詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/328_moukou001.html 「文章得其微,物象由我裁。」詩人が作り出す文章は細やかなる描写表現を得ているものだ、万物の事象をも作り出すことさえも詩人自身の裁量でもってするのである。
李商隠詩 http://kanbuniinkai7.dousetsu.com/99_rishoinn150.html Ⅰ李商隠150首
魚玄機 詩 全首130回賦得江邊柳 魚玄機  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-65-1-#五言律詩  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1876
薛濤 詩詞全首100 井梧吟 薛濤 唐五代詞・宋詩 薛濤-136-8-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2227
主に花間集から
温庭筠 70首『菩薩蠻 一』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-1-1-#1 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1620
韋荘 50首 菩薩蠻 一 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩花間集Gs-247-5-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2617
皇甫松 10首 採蓮子二首  其一 皇甫松  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-307-5-#61  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3082
牛嶠  20首 女冠子四首 其一 牛嶠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-312-5-#66  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3107
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杜甫全詩 韓愈全詩 李白全集 文選 花間集 古詩源 玉台新詠

  

12 -3 臨江仙二首 其一  和學士凝二十首Ⅹ唐五代詞・「花間集」 Gs-430-12-#3   漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3697

 

 

張舍人泌

臨江仙一

毛文錫(毛司徒文錫)

臨江一首

牛學士希濟

臨江

和學士凝

臨江仙二首

(顧太尉

臨江仙三首

孫少監光憲

臨江仙二首

魏太尉承班

臨江仙二首

閻處士選

臨江仙二首

毛秘書熙震

臨江仙二首

李秀才珣

臨江仙二首

張泌:湘江の女神、娥皇と女英の所縁の地を巡り、そこにいる道妓を思いを詠う。)

毛文錫:(湘江の女神、娥皇と女英の所縁の地を巡り、そこにいる道妓を思いを詠う。)

牛希濟:1.(三峡の巫峡を下る際に立ち寄った聖女の祠で夢かうつつかの時を過ごして神に見守られて急流を下っていく。)

2.(東方朔『海内十洲記』の中で高尚な出会い―(女のもとを訪ねる男の気持ちを詠う。)

3.(渭水の傍、手を携えてゆけば人間社会の障壁なんか何もなくなる世界に行けるのだと詠う。)

4. (長江にかこまれた黄帝の霊廟近くの聖女祠、女妓のところに通う男を詠う。)

5. (船に乗って洛陽に入る。洛陽の宮城には女の悲しいこと、果たせぬ恋もあったということを詠う)

6. (三方を漢水にかこまれた襄陽の大堤の花街に行くのに理由などあろうかということを詠う)

7. (洞庭湖に面した渡し場に、君山島に、羅浮山にそれぞれ仙郷として女妓たちがいる。)

 

臨江仙二首 其一

(会稽の歓楽街の女の若いころもてはやされたものが今では盛りを過ぎて、尋ねる人もなく初夏を迎えようとしている)

海棠香老春江晚,小樓霧縠濛。

あれほどに妖艶に咲き誇った海棠花も香りが衰えるもので、この銭塘江のほとりの晩春の景色も変わろうとしているころには、小さい高楼は霧霞の薄い衣にまかれ、ぼんやりと薄暗くぼんやりしているのです。

翠鬟初出繡簾中,麝煙鸞珮蘋風。

若くてみどりの黒髪のもとどりにした髪型で初めてお座敷に出て、刺繍の簾にかこまれた閨です。麝香は部屋中にただよっていて、鸞の佩び玉は風の中にあるように揺れました。

碾玉釵搖鸂鶒戰,雪肌雲鬢將融。

磨かれた宝玉の髪飾りと簪が揺れ、仲の良いケイセキが爭っているよう、真白な雪のような肌、両鬢にくも型の流行の髪型、まさにそれらが見事に融和していました。

含情遙指碧波東,越王臺殿蓼花紅。

あの人を思う気持ちではるか向こうを指さします。その先には仙郷に続く海原が東に向かって広がっているのです。ここは越王が復讐で西施を呉に献上した朝廷があったところに夏を迎えた今でも、蓼の花が赤く咲いているのです。

 

其二

披袍窣地紅宮錦,鶯語時囀輕音。

碧羅冠子穩犀簪,鳳皇雙颭步搖金。

肌骨細勻紅玉軟,臉波微送春心。

嬌羞不肯入鴛衾,蘭膏光裏兩情深。

 

王屋山00
 

『臨江仙二首』 現代語訳と訳註

(本文)

臨江仙二首 其一

海棠香老春江晚,小樓霧縠濛。

翠鬟初出繡簾中,麝煙鸞珮蘋風。

碾玉釵搖鸂鶒戰,雪肌雲鬢將融。

含情遙指碧波東,越王臺殿蓼花紅。

 

(下し文)

(臨江仙二首 其の一)

海棠 香老 春江の晚,小樓 霧縠し 濛す。

翠鬟 初めに出でて 繡簾の中,麝煙 鸞珮 風に蘋す。

碾玉 釵搖して鸂鶒の戰,雪肌 雲鬢 將に融る。

含情 遙指 碧波の東,越王の臺殿 蓼花 紅なり。

 

(現代語訳)

(会稽の歓楽街の女の若いころもてはやされたものが今では盛りを過ぎて、尋ねる人もなく初夏を迎えようとしている)

あれほどに妖艶に咲き誇った海棠花も香りが衰えるもので、この銭塘江のほとりの晩春の景色も変わろうとしているころには、小さい高楼は霧霞の薄い衣にまかれ、ぼんやりと薄暗くぼんやりしているのです。

若くてみどりの黒髪のもとどりにした髪型で初めてお座敷に出て、刺繍の簾にかこまれた閨です。麝香は部屋中にただよっていて、鸞の佩び玉は風の中にあるように揺れました。

磨かれた宝玉の髪飾りと簪が揺れ、仲の良いケイセキが爭っているよう、真白な雪のような肌、両鬢にくも型の流行の髪型、まさにそれらが見事に融和していました。

あの人を思う気持ちではるか向こうを指さします。その先には仙郷に続く海原が東に向かって広がっているのです。ここは越王が復讐で西施を呉に献上した朝廷があったところに夏を迎えた今でも、蓼の花が赤く咲いているのです。

 

(訳注)

臨江仙二首

唐の教坊の曲名。『花間集』には初めに示した表のとおり、二十六首所収。和凝の作は二首収められている。双調五十八字、前段二十六字四句三平韻で、後段二十七字四句三平韻7⑥⑦⑥/7⑥⑦⑦の詞形をとる。

 

其一

(会稽の歓楽街の女の若いころもてはやされたものが今では盛りを過ぎて、尋ねる人もなく初夏を迎えようとしている)

 

海棠香老春江晚,小樓霧縠濛。

あれほどに妖艶に咲き誇った海棠花も香りが衰えるもので、この銭塘江のほとりの晩春の景色も変わろうとしているころには、小さい高楼は霧霞の薄い衣にまかれ、ぼんやりと薄暗くぼんやりしているのです。

江 下句八句目に「越王臺殿」とあり、会稽、紹興の歓楽街を示すもので、銭塘江のこと。

/空濛【くうもう】小雨や霧のために、ぼんやりと薄暗いさま。濛: 煙雨迷茫的樣子。如:「剛下過一場雨,山間一片濛的景色。」亦作「空濛」。武元衝『題嘉陵驛』「悠悠風旆繞山川,山驛空濛雨作煙。路半嘉陵頭已白,蜀門西更上靑天。」(武元衝が蜀に入る途上で詠った詩。)ゆつたりと落ち着いて風に靡く旗の行列が秦嶺山脈、大巴山の大山脈と、岷山の大山脈の間の地溝帯を嘉陵江の流れるそれらの山川を繞【めぐ】って進んでいる。山の中の宿場、嘉陵江を渡る手前側では綿谷、利州、渡し場では吉柏津、対岸に渡った益昌とつづくあたりをいう。 津に辿り着いたが、髪の毛は白くなってしまった。蜀の剣閣へは西の方に向かい、更に青天に上【のぼ】るような嶮しい登り道が続いている。

 

翠鬟初出繡簾中,麝煙鸞珮蘋風。

若くてみどりの黒髪のもとどりにした髪型で初めてお座敷に出て、刺繍の簾にかこまれた閨です。麝香は部屋中にただよっていて、鸞の佩び玉は風の中にあるように揺れました。

翠鬟 若いみどりの黒髪のもとどり、張泌『浣溪沙十首其四』「依約殘眉理舊黃,翠鬟擲一簪長,暖風晴日罷朝粧。閑折海棠看又撚,玉纖無力惹餘香,此情誰會倚斜陽。」

浣渓沙 十首 其四 張泌【ちょうひつ】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-342-7-#4  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3257

牛嶠『酒泉子一首』

記得去年,煙暖杏園花發。

雪飄香,江艸綠,柳絲長。

鈿車纖手捲簾望,眉學春山樣。

鳳釵低裊翠鬟上,落梅粧。

6 -26 酒泉子一首 牛嶠ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-409-6-#26  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3592

 

碾玉釵搖鸂鶒戰,雪肌雲鬢將融。

磨かれた宝玉の髪飾りと簪が揺れ、仲の良いケイセキが爭っているよう、真白な雪のような肌、両鬢にくも型の流行の髪型、まさにそれらが見事に融和していました。

碾玉 うすのような形の磨かれた髪飾りの宝飾。

鸂鶒 えんおうのこと。兄弟の喩えにされる鳥。杜甫はよく使う。鸂鶒【けいせき】紫おしどり。謝霊運『鸂鶒賦』「覧水禽之萬族、信莫麗干鸂鶒。」(水禽之萬族を覧るに、信に干鸂鶒麗しきは莫し。)水鳥。いろいろに書く。鳥の名。常葉の大きなもので、紫色が多いので、紫鷲喬ともいう。
杜甫『春水生 二絶其一』
二月六夜春水生,門前小灘渾欲平。
鸕鸂鸂鶒莫漫喜。吾與汝曹俱眼明。

春水生 二絶其一 杜甫 成都(4)浣花渓の草堂(4 - 9)  杜甫 <414  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2015 杜甫詩1000-414-597/1500

杜甫『江頭五詠:鸂鶒』

故使籠寬織,須知動損毛。

看雲莫悵望,失水任呼號。

六翮曾經剪,孤飛卒未高【孤飛只未高】。

且無鷹隼慮,留滯莫辭勞。

(江頭の五詠:鸂鶒【けいせき】)

故【ことさら】に籠をして織を寛にせしむ、須【すべか】らく知るべし動けば毛を損するを。

雲を看て 猶お悵望す、水を失して呼号するに任す。

六翮【ろくかく】曾て剪らるるを経たり、孤飛 卒【つい】に未だ高からず。

且つ鷹隼【ようしゅん】の慮り無し、留滞 労を辞する莫れ。

 

含情遙指碧波東,越王臺殿蓼花紅。

あの人を思う気持ちではるか向こうを指さします。その先には仙郷に続く海原が東に向かって広がっているのです。ここは越王が復讐で西施を呉に献上した朝廷があったところに夏を迎えた今でも、蓼の花が赤く咲いているのです。

碧波東 東海の蒼海の東には仙界の三山がある。この詩の仙郷は娼屋、会稽の道教の本山の傍の歓楽街を示すものである。

越王 春秋時代後期の越の王勾践(未詳 - 紀元前465年)は、范蠡の補佐を得て当時華南で強勢を誇っていた呉を滅ぼした。春秋五覇の一人に数えられることもある。句践とも表記される。越王允常の子で、楚の恵王の外祖父にあたる。この時、復讐のための策謀として献上した美女たちの中に、西施や鄭旦がいた。きれいな女たちはここに集められてきたこと、集まったこと、ここではその故事を連想させる。

蓼花 たでの花。タデ科 一年草または多年草。草丈20cm2m前後(種類によって異なる)。花期610月。花色 赤紫、ピンクなど。ここは女の盛りを過ぎた年増女を示すものであること。
蓼花01
 

12 -2 小重山二首其二 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-429-12-#2  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3692

和凝《小重山二首其二》柳のような眉、柳色の眉には愁いが広がっている。行列の管楽器と弦楽器は音がよく通りぬけ、響き渡る。きっとあの宮女は約束の花を探しているのだ。約束した月日は流れ長安の曲江の池の畔には牡丹、杏花が咲き乱れ、一杯に広がる。新しい科挙合格者の掲示版が出された。その人はきっと名をあげ、一族の誉れとして、天子に謁見するための丹墀を歩んでいく人となるのです。


2014年2月2日の紀頌之5つのブログ
●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場
Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
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班孟堅(班固)《東都賦》(26)#14(東都漢の美点)-1 文選 賦 賦<113―26>18分割35回 Ⅱ李白に影響を与えた詩1028 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3688
●唐を代表する中唐の韓愈の儒家としての考えのよくわかる代表作の一つ
Ⅱ中唐詩・晩唐詩
 
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《潮州刺史謝上表》(9) 韓愈(韓退之) Ⅱ中唐詩 <941>  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3689韓愈詩-242-(9)
●杜甫の全作品1141首を取り上げて訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"
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●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている
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12 -2 小重山二首其二 和學士凝二十首Ⅹ唐五代詞・「花間集」 Gs-429-12-#2   漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3692

 

 

和凝898955)、字を成績と言い、鄆州の須昌(今の山東省東平の西北)の人。彼は幼い時から聡明で、早くから書物を学び、一読すれば常に大義に通じた。梁の義成軍節度使賀瓌に招かれて従事となったが、賀瓌が唐の荘宗との戦いに敗れると、彼一人が賀瓌に従った。賀瓌は和凝に対して、自分に従うのをやめて己の道を求めるように勧めたが、和凝は「男子たるもの、人の知遇を得ながら危難の際に恩に報いないのは、本意ではない」と言い、行動をともにし、追っ手を射倒して、賀瓌の命を救った。そこで、賀瓌は自分の娘を和凝に娶らせ、「和凝は将来重位に就くであろぅから、謹んで仕えるように」と子供らに諭した。そのために、和凝の名は一時に轟いた。彼は、梁、唐、晋、漢、周の五朝に仕え、多くの後進を導いたので、人々から広く慕われたと言う。和凝は若い時に好んで艶詞を作ったが、晋の宰相になると詞を回収して焼き捨てさせた。しかし、艶詞のために名を汚すことになり、契丹は晋に入朝すると、彼を曲子相公と呼んだと言う。和凝の詞は二十七首が伝わり、『花間集』 には二十首の詞が収められている。後周の顕徳二年(955)五十八歳で卒した。

 

      
 ID作品名作者 
 ■ 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首  
 1六巻12 -1 小重山二首其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-428-12-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3687和凝 
 2六巻12 -2 小重山二首其二 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-429-12-#2  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3692和凝 
 3六巻12 -3 臨江仙二首 其一  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-430-12-#3  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3697和凝 
 4六巻12 -4 臨江仙二首其二 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-431-12-#4  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3702和凝 
 5六巻12 -5 菩薩蠻一首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-432-12-#5  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3707和凝 
 6六巻12 -6 山花子二首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-433-12-#6  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3712和凝 
 7六巻12 -7 山花子二首 其二  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-434-12-#7  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3717和凝 
 8六巻12 -8 河滿子二首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-435-12-#8  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3722和凝 
 9六巻12 -9 河滿子二首 其二  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-436-12-#9  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3727和凝 
 10六巻12 -10 薄命女一首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-437-12-#10  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3732和凝 
 11六巻12 -11 望梅花一首  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-438-12-#11  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3737和凝 
 12六巻12 -12 天仙子二首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-439-12-#12  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3742和凝 
 13六巻12 -13 天仙子二首 其二  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-440-12-#13  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3747和凝 
 14六巻12 -14 春光好二首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-441-12-#14  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3752和凝 
 15六巻春光好二首 其二和凝 
 16六巻採桑子一首 和凝 
 17六巻柳枝三首  其一和凝 
 18六巻柳枝三首  其二和凝 
 19六巻柳枝三首  其三和凝 
 20六巻漁父一首  其一和凝 
      



和學士凝(和凝)二十首 和凝,字成績,五代詞人。曾官翰林學士知制誥等職。

 

小重山二首

韋相莊

小重山一首

薛侍郎昭蘊

小重山二首

和學士凝(和凝)

小重山二首

毛秘書熙震

小重山一首

126 小重山 韋荘 ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-290-5-#44  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2997

小重山二首 其一 薛侍郎昭蘊(薛昭蘊)  ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-377-9-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3432

小重山二首 其二 (薛昭蘊)薛侍郎昭蘊  ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-378-9-#2  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3437

 

 

小重山二首 其一

(春が来て、天子は他の宮女とすごし、今年も行楽にも行けず寂しい思いをしている宮妓を詠う。)

春入神京萬木芳,禁林鶯語滑,蝶飛狂。

天子のお住まいの都に春景色にかわり、ここのすべて木々は萌えて香りひろがる。後宮の奥に広がる御苑に春を告げる鶯声が滑らかにひろがる。花から花へ蝶は飛び、ひらひら狂い飛び交う。

曉花擎露妬啼粧,紅日永,風和百花香。

此の夜も眠れぬままに朝を迎え、見れば明けの花に露が降りて、天子と過ごした後のようで、花に嫉妬してしまう。又今日もこの麗らかな日ごとに長くなる一日を一人で過ごすのだろうか。私はここで待つばかり、吹く風にのって花々の匂いは香りを運ぶのです。

煙鏁柳絲長,御溝澄碧水,轉池塘。

春の夕靄が漂うと青柳の長いゆれる枝を隠してしまう、お堀の水は春水で嵩をたかく、一層青く澄んでいる、そして太掖池に流れ入り堤を濡らしている。
時時微雨洗風光,天衢遠,到處引笙篁。

時々の春雨は春の景色を洗い流してしまい、わたしが昔、春の行楽で通った都大路ははるか遠いものになっているのに、どこもかしこも、行楽に出て、《竹枝子曲》の笙歌を吹奏しているのです。

 

小重山二首 其二

(見初めた男性は科挙試験の合格者、合格すれば曲江の杏園の杏の花のもとで逢いましょうと約束していたが、合格者名簿に載っていたが、約束の場所には来なかったという詩である)

正是神京爛熳時,羣仙初折得,郄詵枝。

まさにここは天子のこの都であり、春爛漫のころのことである。天子の宮殿の仙郷には多くの神々が花が咲く枝が集まった中に枝をかき分けはいって小枝を織り取っている。

烏犀白紵最相宜,精神出,御陌袖鞭垂。

烏犀帯の男たち、白紵の舞を踊る女たち、それらがみんな最高に盛り上がっている、その心に思うことで以て出発している。行楽に向かう都の大通りには、町々から人々が出てきて手を振り、袖を振って歓迎している。

柳色展愁眉,管絃分響亮,探花期。

その宮女の柳のような眉、柳色の眉には愁いが広がっている。行列の管楽器と弦楽器は音がよく通りぬけ、響き渡る。きっとあの宮女は約束の花を探しているのだ。

光陰占斷曲江池,新牓上,名姓徹丹墀。

約束した月日は流れ長安の曲江の池の畔には牡丹、杏花が咲き乱れ、一杯に広がる。新しい科挙合格者の掲示版が出された。その人はきっと名をあげ、一族の誉れとして、天子に謁見するための丹墀を歩んでいく人となるのです。

杏の花01
 

 

小重山二首』 現代語訳と訳註

(本文)

小重山二首 其二

正是神京爛熳時,羣仙初折得,郄詵枝。

烏犀白紵最相宜,精神出,御陌袖鞭垂。

柳色展愁眉,管絃分響亮,探花期。

光陰占斷曲江池,新牓上,名姓徹丹墀。

 

(下し文)

小重山二首 其二

正に是 神京 爛熳の時,羣仙 初め折得する,詵枝を郄【げつ】するを。

烏犀 白紵 最も相い宜く,精神もって出づ,御陌 袖鞭 垂る。

柳色 愁眉に展び,管絃 分れて響亮し,花期を探る。

光陰 占斷 曲江の池,新たに牓上し,名姓 丹墀に徹す。

 

(現代語訳)

(見初めた男性は科挙試験の合格者、合格すれば曲江の杏園の杏の花のもとで逢いましょうと約束していたが、合格者名簿に載っていたが、約束の場所には来なかったという詩である)

まさにここは天子のこの都であり、春爛漫のころのことである。天子の宮殿の仙郷には多くの神々が花が咲く枝が集まった中に枝をかき分けはいって小枝を織り取っている。

烏犀帯の男たち、白紵の舞を踊る女たち、それらがみんな最高に盛り上がっている、その心に思うことで以て出発している。行楽に向かう都の大通りには、町々から人々が出てきて手を振り、袖を振って歓迎している。

その宮女の柳のような眉、柳色の眉には愁いが広がっている。行列の管楽器と弦楽器は音がよく通りぬけ、響き渡る。きっとあの宮女は約束の花を探しているのだ。

約束した月日は流れ長安の曲江の池の畔には牡丹、杏花が咲き乱れ、一杯に広がる。新しい科挙合格者の掲示版が出された。その人はきっと名をあげ、一族の誉れとして、天子に謁見するための丹墀を歩んでいく人となるのです。

 

 

(訳注)

小重山

『花間集』には和凝の作が二首収められている。双調五十八字、前段三十宇六句四平韻、後段二十八字六句四平韻で、⑦5③⑦3⑤/⑤5③⑦3⑤の詞形をとる。

 

二首其二

(見初めた男性は科挙試験の合格者、合格すれば曲江の杏園の杏の花のもとで逢いましょうと約束していたが、合格者名簿に載っていたが、約束の場所には来なかったという詩である)

【解説】 杏園での宴が終わると一同馬に乗り、牡丹の出処を訪ねて花を観賞して回る。合格前に約束したけれど、その後に会うことはなくなった。

 

唐長安城図
長安城の図01

 

正是神京爛熳時,羣仙初折得,郄詵枝。

まさにここは天子のこの都であり、春爛漫のころのことである。天子の宮殿の仙郷には多くの神々が花が咲く枝が集まった中に枝をかき分けはいって小枝を織り取っている。

郄詵枝 郄:すきまにはいる。詵枝:枝が多く集まっている。

 

烏犀白紵最相宜,精神出,御陌袖鞭垂。

烏犀帯の男たち、白紵の舞を踊る女たち、それらがみんな最高に盛り上がっている、その心に思うことで以て出発している。行楽に向かう都の大通りには、町々から人々が出てきて手を振り、袖を振って歓迎している。

烏犀 束帯の具で、石帯(せきたい)の一。()に烏犀角(うさいかく)を用いたもの。のちには牛の角を代用した。

白紵 晋の時代、呉の地方に白紵の舞というのが起った。白紵というのは、麻の着物の美白なもの。それを着て舞い、その舞の歌を白紵辞と言った。李白『白紵辭其一』「揚清歌、發皓齒。 北方佳人東鄰子、且吟白紵停綠水。長袖拂面為君起、寒云夜卷霜海空。 胡風吹天飄塞鴻、玉顏滿堂樂未終。」

李白81白紵辭其一  82白紵辭其二  83 巴女詞

御陌 高貴なものが行楽に向かう大道路。

袖鞭垂 ①手を振って歓迎する。②逆に袖にする。向こうに行けと袖を振る。③手を振らずそのまま垂らしている。この3つの動作をすること。

 

柳色展愁眉,管絃分響亮,探花期。

その宮女の柳のような眉、柳色の眉には愁いが広がっている。行列の管楽器と弦楽器は音がよく通りぬけ、響き渡る。きっとあの宮女は約束の花を探しているのだ。

響亮 響き渡る。音がよく通りぬけ、行き渡ること。

展 1 平らに広げ並べる。「展開・展観・展示・展覧」2 どこまでも伸び広がる。「進展・伸展・発展」3 隅から隅まで見る。「展墓・展望」4 巻いたものを開く。.

 

光陰占斷曲江池,新牓上,名姓徹丹墀。

約束した月日は流れ長安の曲江の池の畔には牡丹、杏花が咲き乱れ、一杯に広がる。新しい科挙合格者の掲示版が出された。その人はきっと名をあげ、一族の誉れとして、天子に謁見するための丹墀を歩んでいく人となるのです。

光陰 《「光」は日、「陰」は月の意》月日。年月。時間。

占斷 1 うらないによって物事を判断すること。2 ことごとく占有すること。

曲江 長安の曲江の池の畔(ほとり)にあった杏園で、祝宴を賜り、長安の街を園遊し、咲き誇る牡丹などの花を観賞する慣わしがあった。また、貴族は自邸自慢のボタンを庭を開放して鑑賞させ、合格者の無礼を許した。・杏園:官吏登用試験(科挙)に合格した進士たちの祝宴会場。科挙に合格した進士には、曲江の池の畔(ほとり)の杏園で、祝宴を賜り、長安の街で園遊し、咲き誇る牡丹などの花を観賞する慣わしがあった。 ・杏園人:科挙に合格し、新たに進士となった人たちを指す。

牓上 所領の境界に立てる標示。牓示が公領や荘公両属型の所領に一般に立てられた形跡はないので,もっぱら寺社境内,または一円不輸ないし不入権などを持つ排他的領域性の明確な荘園に立てられたものと考えられる。ここは、科挙合格者の氏名を掲示したものと考える。

丹墀 天子に謁見する前庭の丹庭を抜け丹墀の階を昇っていく。その階段のこと。
botan00
 

12 -1 小重山二首其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-428-12-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3687

和凝《小重山二首其一》此の夜も眠れぬままに朝を迎え、見れば明けの花に露が降りて、天子と過ごした後のようで、花に嫉妬してしまう。又今日もこの麗らかな日ごとに長くなる一日を一人で過ごすのだろうか。私はここで待つばかり、吹く風にのって花々の匂いは香りを運ぶのです。時々の春雨は春の景色を洗い流してしまい、わたしが昔、春の行楽で通った都大路ははるか遠いものになっているのに、どこもかしこも、行楽に出て、《竹枝子曲》の笙歌を吹奏しているのです。


2014年2月1日の紀頌之5つのブログ
●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場
Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
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班孟堅(班固)《東都賦》(25) 文選 賦 賦<113―25>18分割35回 Ⅱ李白に影響を与えた詩1027 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3683
●唐を代表する中唐の韓愈の儒家としての考えのよくわかる代表作の一つ
Ⅱ中唐詩・晩唐詩
 
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《潮州刺史謝上表》(8)韓愈(韓退之) Ⅱ中唐詩 <940>  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3684韓愈詩-242-(8)
●杜甫の全作品1141首を取り上げて訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"
Ⅲ杜甫詩1000詩集  LiveDoorブログ廣徳2年764-9-1 《別唐十五誡因寄禮部賈侍郎》 蜀中転々 杜甫 <659-1>  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3685 杜甫詩1000-659-1-931/1500753-1 4分割
●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている
Ⅳブログ漢・唐・宋詞詩集 Fc2ブログ272 《嘲魯連子》 韓愈  kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3686 (02/01)
●●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩。唐から五代詩詞。花間集
Ⅴ.唐五代詞詩・宋詞詩・女性 LiveDoor12 -1 小重山二首其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-428-12-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3687
 
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謝靈運詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/1901_shareiun000.html 謝靈運詩六朝期の山水詩人。この人の詩は上品ですがすがしい男性的な深みのある詩である。後世に多大な影響を残している。
謝靈運が傲慢で磊落だったというが彼の詩からはそれを感じさせるということは微塵もない。謝靈運、謝朓、孟浩然は好きな詩人である。
登永嘉緑嶂山詩 #1 謝霊運 <20> 詩集 386ーhttp://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67474554.html
登池上樓 #1 謝霊運<25>#1  ー http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67502196.html
孟浩然の詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/209mokonen01.html 孟浩然の詩盛唐初期の詩人であるが謝霊運の詩に傾倒して山水詩人としてとてもきれいな詩を書いている。特に山水画のような病者の中で細やかな部分に動態を感じさせる表現力は素晴らしい。
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李商隠詩 華やかな時はほんの1年余り、残りは不遇であった。それが独特な詩を生み出した。この詩人の詩は物語であり、詩を単発で見ては面白くなく、数編から十数編のシリーズになっているのでそれを尊重して読まれることを進める。
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12 -1 小重山二首其一 和學士凝二十首Ⅹ唐五代詞・「花間集」 Gs-428-12-#1   漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3687

 

 

和凝(898955)、字を成績と言い、鄆州の須昌(今の山東省東平の西北)の人。彼は幼い時から聡明で、早くから書物を学び、一読すれば常に大義に通じた。梁の義成軍節度使賀瓌に招かれて従事となったが、賀瓌が唐の荘宗との戦いに敗れると、彼一人が賀瓌に従った。賀瓌は和凝に対して、自分に従うのをやめて己の道を求めるように勧めたが、和凝は「男子たるもの、人の知遇を得ながら危難の際に恩に報いないのは、本意ではない」と言い、行動をともにし、追っ手を射倒して、賀瓌の命を救った。そこで、賀瓌は自分の娘を和凝に娶らせ、「和凝は将来重位に就くであろぅから、謹んで仕えるように」と子供らに諭した。そのために、和凝の名は一時に轟いた。彼は、梁、唐、晋、漢、周の五朝に仕え、多くの後進を導いたので、人々から広く慕われたと言う。和凝は若い時に好んで艶詞を作ったが、晋の宰相になると詞を回収して焼き捨てさせた。しかし、艶詞のために名を汚すことになり、契丹は晋に入朝すると、彼を曲子相公と呼んだと言う。和凝の詞は二十七首が伝わり、『花間集』 には二十首の詞が収められている。後周の顕徳二年(955)五十八歳で卒した。

 

      
 ID作品名作者 
 ■ 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首  
 1六巻12 -1 小重山二首其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-428-12-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3687和凝 
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 7六巻12 -7 山花子二首 其二  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-434-12-#7  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3717和凝 
 8六巻12 -8 河滿子二首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-435-12-#8  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3722和凝 
 9六巻12 -9 河滿子二首 其二  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-436-12-#9  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3727和凝 
 10六巻12 -10 薄命女一首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-437-12-#10  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3732和凝 
 11六巻12 -11 望梅花一首  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-438-12-#11  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3737和凝 
 12六巻12 -12 天仙子二首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-439-12-#12  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3742和凝 
 13六巻12 -13 天仙子二首 其二  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-440-12-#13  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3747和凝 
 14六巻12 -14 春光好二首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-441-12-#14  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3752和凝 
 15六巻春光好二首 其二和凝 
 16六巻採桑子一首 和凝 
 17六巻柳枝三首  其一和凝 
 18六巻柳枝三首  其二和凝 
 19六巻柳枝三首  其三和凝 
 20六巻漁父一首  其一和凝 
      



和學士凝(和凝)二十首 和凝,字成績,五代詞人。曾官翰林學士知制誥等職。

 

小重山二首

韋相莊

小重山一首

薛侍郎昭蘊

小重山二首

和學士凝(和凝)

小重山二首

毛秘書熙震

小重山一首

126 小重山 韋荘 ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-290-5-#44  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2997

小重山二首 其一 薛侍郎昭蘊(薛昭蘊)  ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-377-9-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3432

小重山二首 其二 (薛昭蘊)薛侍郎昭蘊  ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-378-9-#2  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3437

  

小重山二首 其一

(春が来て、天子は他の宮女とすごし、今年も行楽にも行けず寂しい思いをしている宮妓を詠う。)

春入神京萬木芳,禁林鶯語滑,蝶飛狂。

天子のお住まいの都に春景色にかわり、ここのすべて木々は萌えて香りひろがる。後宮の奥に広がる御苑に春を告げる鶯声が滑らかにひろがる。花から花へ蝶は飛び、ひらひら狂い飛び交う。

曉花擎露妬啼粧,紅日永,風和百花香。

此の夜も眠れぬままに朝を迎え、見れば明けの花に露が降りて、天子と過ごした後のようで、花に嫉妬してしまう。又今日もこの麗らかな日ごとに長くなる一日を一人で過ごすのだろうか。私はここで待つばかり、吹く風にのって花々の匂いは香りを運ぶのです。

煙鏁柳絲長,御溝澄碧水,轉池塘。

春の夕靄が漂うと青柳の長いゆれる枝を隠してしまう、お堀の水は春水で嵩をたかく、一層青く澄んでいる、そして太掖池に流れ入り堤を濡らしている。
時時微雨洗風光,天衢遠,到處引笙篁。

時々の春雨は春の景色を洗い流してしまい、わたしが昔、春の行楽で通った都大路ははるか遠いものになっているのに、どこもかしこも、行楽に出て、《竹枝子曲》の笙歌を吹奏しているのです。

 

小重山二首 其二

正是神京爛熳時,羣仙初折得,郄詵枝。

烏犀白紵最相宜,精神出,御陌袖鞭垂。

柳色展愁眉,管絃分響亮,探花期。

光陰占斷曲江池,新牓上,名姓徹丹墀。

 

 

小重山二首』 現代語訳と訳註

(本文)

小重山二首 其一

春入神京萬木芳,禁林鶯語滑,蝶飛狂。

曉花擎露妬啼粧,紅日永,風和百花香。

煙鏁柳絲長,御溝澄碧水,轉池塘。

時時微雨洗風光,天衢遠,到處引笙篁。

 

(下し文)

小重山二首 其一

<!--[if !supportLists]-->  <!--[endif]-->神京に入り 萬木 芳し,禁林 鶯語滑かなり,蝶 飛狂す。

曉花 擎露を【ささ】げて啼粧【ていしょう】を妬く,紅日 永く,風 百花と和【とも】に香る。

煙 柳絲の長きを鏁【とざ】し,御溝【ぎょこう】碧水 澄み,池塘に轉ず。

時時 微雨 風光を洗う,天衢【てんく】遠く,到る處 笙篁【しょうこう】を引く。

 

(現代語訳)

(春が来て、天子は他の宮女とすごし、今年も行楽にも行けず寂しい思いをしている宮妓を詠う。)

天子のお住まいの都に春景色にかわり、ここのすべて木々は萌えて香りひろがる。後宮の奥に広がる御苑に春を告げる鶯声が滑らかにひろがる。花から花へ蝶は飛び、ひらひら狂い飛び交う。

此の夜も眠れぬままに朝を迎え、見れば明けの花に露が降りて、天子と過ごした後のようで、花に嫉妬してしまう。又今日もこの麗らかな日ごとに長くなる一日を一人で過ごすのだろうか。私はここで待つばかり、吹く風にのって花々の匂いは香りを運ぶのです。

春の夕靄が漂うと青柳の長いゆれる枝を隠してしまう、お堀の水は春水で嵩をたかく、一層青く澄んでいる、そして太掖池に流れ入り堤を濡らしている。
時々の春雨は春の景色を洗い流してしまい、わたしが昔、春の行楽で通った都大路ははるか遠いものになっているのに、どこもかしこも、行楽に出て、《竹枝子曲》の笙歌を吹奏しているのです。

 

(訳注)

小重山

『花間集』には和凝の作が二首収められている。双調五十八字、前段三十宇六句四平韻、後段二十八字六句四平韻で、⑦5③⑦3⑤/⑤5③⑦3⑤の詞形をとる。

 

二首其一

(春が来て、天子は他の宮女とすごし、今年も行楽にも行けず寂しい思いをしている宮妓を詠う。)

【解説】 都の春景色を讃えた詞。前段は、嗅覚、聴覚、視覚を動員して大明宮の春の景の中、一人で過ごす寂しさを詠じ、後段は、春景色を愛でる、行楽にもお誘いがかからなくなった模様を描く。前段の 「曉花 擎露を【ささ】げて啼粧【ていしょう】を妬く」の句は、夜明けの花が、男と夜を共に過ごしたように露に濡れている。その花に嫉妬してしまうと、朝露に濡れて咲いているさまを述べ、寂しさを強調したものである。この詩を単なる抒情詩としてとらえることと、この解説のような意味を理解しなくては、この詩の深みはわからない。当時の倫理観、生活様式、その中で詞はできていることを理解されたい。小重山は後宮の恋愛事情を詠ったものであること、酒宴の席で、高級官僚のお遊びとしてうたわれたものであること、中国でも日本でも、酒宴の席では、卑猥と表裏一体な出来事をいかにきれいに歌い上げるかというお遊びの歌なのである。教坊曲とはそうしたものである。

唐長安城図
 

春入神京萬木芳,禁林鶯語滑,蝶飛狂。

天子のお住まいの都に春景色にかわり、ここのすべて木々は萌えて香りひろがる。後宮の奥に広がる御苑に春を告げる鶯声が滑らかにひろがる。花から花へ蝶は飛び、ひらひら狂い飛び交う。

神京 神は天子を示す、天子のお住まいの都。

禁林 御苑の木立。図に見る様に大明宮は禁苑にかこまれており、ここの春景色、宮女のことを詠っているのである。したがって、ここでは蝶は天子が、後宮の宮女のもとに飛び回ることを示している。

 


曉花擎露妬啼粧,紅日永,風和百花香。

此の夜も眠れぬままに朝を迎え、見れば明けの花に露が降りて、天子と過ごした後のようで、花に嫉妬してしまう。又今日もこの麗らかな日ごとに長くなる一日を一人で過ごすのだろうか。私はここで待つばかり、吹く風にのって花々の匂いは香りを運ぶのです。

曉花 天子が閨に来なくなってしまったことで、朝まで眠れなかったことを云う。

擎露 花は女性自身で、悶々と過ごしたことを意味する。花は情事をした後のようだ。

啼粧 目の下に涙が流れたように白粉を塗ることで、愁い顔に見せる化粧法。

紅日永 春の日は日ごとに長くなる。花が咲くごとに、散るごとに長くなっていく。うららかに過ごしているようで、日は過ぎていく。天子の來房が無くて日が長いことで寂しさを強調する。紅日は晩春の日。

 

煙鏁柳絲長,御溝澄碧水,轉池塘。

春の夕靄が漂うと青柳の長いゆれる枝を隠してしまう、お堀の水は春水で嵩をたかく、一層青く澄んでいる、そして太掖池に流れ入り堤を濡らしている。

御溝 皇居を取り巻くお堀。

池塘 池。

 

時時微雨洗風光,天衢遠,到處引笙篁。

時々の春雨は春の景色を洗い流してしまい、わたしが昔、春の行楽で通った都大路ははるか遠いものになっているのに、どこもかしこも、行楽に出て、《竹枝子曲》の笙歌を吹奏しているのです。

天衛遠 都大路。春の行楽で宮殿を出て長安城の南の行楽地に向かう大通りという意味。

笙篁 《竹枝子曲》の名。笙歌を吹奏すること。いわゆるリード。ここは、男女の接吻を意味するものである。
木蓮001
大明宮-座標
 

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