玉臺新詠 全十巻 訳注解説

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之   唐五代詞詩・花間集・玉臺新詠 中国の韻文学には、古くは周代の詩があり、漢魏六朝には古詩と楽府かあり、唐代になって古詩に対して新しい近体の律詩、絶句がおこった。楽府がおとろえ新しく勃興したのが詞である。詞ははじめ、学詞ともよばれ、楽曲の歌詞をさしていうものであるが、それが流行するとともに、唐詩などと相ならんで、一つの韻文学として成立したのである。 5年以上のブログ連載。(魚玄機・薛濤・花間集)完掲載 現在《玉臺新詠》完全版連載中 予定(文選【詩篇】文選【賦篇 楚辞 詩經 ・・・・)

2014年04月

中国の韻文学には、古くは周代の詩があり、漢魏六朝には古詩と楽府かあり、唐代になって古詩に対して新しい近体の律詩、絶句がおこった。楽府がおとろえ新しく勃興したのが詞である。詞ははじめ、学詞ともよばれ、楽曲の歌詞をさしていうものであるが、それが流行するとともに、唐詩などと相ならんで、一つの韻文学として成立したのである。
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温庭筠の詞詩を約60首程度掲載の後、魚玄機50首程度連載し,薛濤約百首、韋莊五十首
森鴎外小説 『魚玄機』 彼女の詩を冷静に、客観的に分析 過去の女性蔑視の見方を排除して解釈 訳註解説
現在、『花間集』全詩500首、全首連載が終了した。いま、500首全首、見直し、改訂版Ver.2.1として、根本的に語訳、注釈をやり直して掲載しています。出来るだけ(改訂版Ver.2.1)と記している詩を読まれることを薦めます。
現在 玉臺新詠 訳注解説連載中
   玉臺新詠 概要 目録・目次 http://kanbunkenkyu.web.fc2.com/list1.html

13-333《荷葉盃九首,其九》顧太尉敻(顧夐【こけい】)五十五首Ⅻ唐五代詞・『花間集』全詩訳注解説Gs-516-13-(333) 花間集 巻第七漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4127

(女のもとを去って、姫つたこけ桃が毎年も実を付けた、それでも庭に出てただ待っている女を詠う)一度ここを立ち去ってしまうと又帰って来る日を手紙が届くことをおとなしく待つだけだ。そんなにしていたら春も終ってしまう。

        
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13-333《荷葉盃九首,其九》顧太尉(顧夐【こけい】)五十五首Ⅻ唐五代詞・『花間集』全詩訳注解説Gs-516-13-(333)  花間集 巻第七漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4127


荷葉杯九首

其一

(春には逢おうと約束してたのに、もう春も終ろうとしている思い悩んで病気になっても耐えるしかないと諦める女を詠う)

春盡小庭花落,寂寞。

春が今終ろうとしている閨の前の庭の花は散りおちてしまった、ひっそりとした寂しさが漂う。

凭檻斂雙眉,忍教成病憶佳期。

高楼の手摺にもたれかかり二つの眉をひそめている。こうして堪えることを教えられ、病気にまでなってもただあの人と過ごすという約束の日のことを思うだけなのだ。

知摩知?知摩知?

此れで知ったということなのか本当に知ったのか。此れで知ったということなのか本当に知ったのか。

(荷葉杯九首 其の一)

春盡く 小庭の花落つ,寂寞たり。

檻に凭【もた】れ 雙眉に斂じ,教を忍び 病を成し 佳期を憶う。

知らんや知らん?知らんや知らん?

13-325《荷葉盃九首,其一》顧太尉(顧夐【こけい】)五十五首Ⅻ唐五代詞・『花間集』全詩訳注解説Gs-508-13-(325) 花間集 巻第七漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4087

其二

(放蕩男を待つ女を詠う)

歌發誰家筵上,寥亮。

歌の上手いあの人は誰かの家の宴筵席で歌を謡っていることでしょう。澄んだ音色で響き渡っていることでしょう。

別恨正悠悠,蘭釭背帳月當樓。

別れてから恨むことばかり、まさにはるか遠くの存在になってしまった。閨には蘭型の燈火をともし、しかし、とばりは後ろに置いて使うことはないけれど、名月がこの高楼を照らすように、愛妾は閨にいるのです。

愁摩愁,愁摩愁。

愁えることしかないのか、やっぱり愁うだけです。愁えることしかないのか、やっぱり愁うだけです。

其の二

歌發すは 誰が家の筵の上に,寥亮。

別恨み 正に悠悠たり,蘭釭 帳を背にし 當樓に月る。

愁えんや愁う,愁えんや愁う。

13-326《荷葉盃九首,其二》顧太尉(顧夐【こけい】)五十五首Ⅻ唐五代詞・『花間集』全詩訳注解説Gs-509-13-(326) 花間集 巻第七漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4092

其三

(都の貴公子男について詠う)

弱柳好花盡拆,晴陌。

若い柳の細腰の女も、艶やかな素敵なぼたんの花の様な女も、あの男にかかって折られてしまう。男は都大路を晴れやかに闊歩する。

陌上少年郎,滿身蘭麝撲人香。

そうなのだ、この都大路の貴公子の檀郎といわれる男だ、体全身に蘭麝香の香り漂い、その香にも女たちは心打たれてしまうという。

狂摩狂,狂摩狂。

どっか狂っているのではないか、キットどうかしている。

どっか狂っているのではないか、キットどうかしている。

(其の三)

弱【わか】い柳 好き花 拆り盡し,晴れたる陌。

陌上 少年の郎,滿身 蘭麝 人 香に撲【なげう】つ。

狂わんや狂わん,狂わんや狂わん。

13-327《荷葉盃九首,其三》顧太尉(顧夐【こけい】)五十五首Ⅻ唐五代詞・『花間集』全詩訳注解説Gs-510-13-(327) 花間集 巻第七漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4097


其四

(どんなことをいわれても逢瀬を過ごすことから離れることできないという女を詠う。)

記得那時相見,膽戰。

私の為に書いてくれた詩は、あの時互にみて確認したものだったけれど、それを見て落ち着いた気持になろうと闘ったのです。

鬢亂四肢柔,泥人無語不擡頭。

髪をかき乱し、肢体を柔らかにして許したのですし、汗まみれになって疲れ果て、もう言葉にすることもできないほどになったもので、高貴な人とされなくてもいいとまで思ったのです。

羞摩羞,羞摩羞。

それは、愧じることでしょうか、恥でもいいのです。

それは、愧じなのでしょうか、恥ということでもいいのです。

(其の四)

記 那の時 相い見るを得ん,膽戰。

鬢亂れるも 四肢柔らかなり,泥人となりて 語る無く 擡頭せざる。

羞らんや羞り,羞らんや羞る。

13-328《荷葉盃九首,其四》顧太尉(顧夐【こけい】)五十五首Ⅻ唐五代詞・『花間集』全詩訳注解説Gs-511-13-(328) 花間集 巻第七漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4102


其五

(秋の夜、庭に出て男の帰りを待ちわびる女の思いを詠う。)

夜久歌聲怨咽,殘月。

秋の夜は日増しに長くなり、今宵は歌声をきくと怨みがこみあげ咽び泣いてしまいます。眠れぬ夜を過ごし、空には名残の月、やっぱり諦めきれない。

菊冷露微微,看看濕透縷金衣。

菊の花が一杯になるとうっすらと露に濡れて冷ややかな夜が来る、居待ち月を見ていると夜露に濡れ金糸の縫い取りの衣は透けている、

歸摩歸,歸摩歸。

あの人は帰って来るかしら、きっと帰ってく。

あの人は果たして帰って来るのかしら、帰って来ると思う。

(荷葉杯九首 其の五)

夜 久しく 歌聲 怨み咽【むせ】び,殘【なご】り月。

菊 冷やかに 露 微微たり,看看たり 縷金の衣を濕し透す。

歸らんや歸らん,歸らんや歸らん。

 

其六

(男が残した詩を見て苦い思いをしながらも、忘れることはできないと吟じてしまう女を詠う)

我憶君詩最苦,知否。

あの人が残していった詩を見ると私の心は最も苦々しい思いにかられます。知っていますか知らないのか。

字字盡關心,紅牋寫寄表情深。

その詩の一字一字一句一句にそんな気持ちになってしまうし、それ以外に考えられなくなる。しかも、その時はうれしくて赤色の䇳紙に書き写し、また寄せたりして心の底から愛していたのですから。

吟摩吟,吟摩吟。

この詩を吟じようか、やっぱり吟じよう。まだまだ愛しているから、

この詩を吟じようか、やっぱり吟じよう。

(其の六)

君が詩に我が憶い 最も苦く,知るや否や。

字字 盡く關心,紅牋 寫し寄り 表情 深し。

吟じるや吟ぜん,吟じるや吟ぜん。

 

其七

(全てが絶頂の可愛くて仕方がない女を詠う)

金鴨香濃鴛被,枕膩。

鴨形のかざりのある香炉に薫く香は閨に濃く広がり、鴛鴦の掛け布団をととのえる、枕は髪油に光っている。

小髻簇花鈿,腰如細柳臉如蓮。

夜化粧の小さく結い上げた髪をととのえ、額に花鈿飾りが美しい。細腰の美しい女は柳の枝のごとくゆれ、白い頬に紅をさし、蓮の花のように妖艶である。

憐摩憐,憐摩憐。

可愛いいですかとても可愛いでしょう、

可愛いいですかとても可愛いでしょう。

(其の七)

金鴨の香 鴛被濃くし,枕 膩【てか】る。

小髻【しょうけい】花鈿に簇【むらが】り,腰は細柳の如く臉【ほほ】は蓮の如し。

憐れんや憐れむ,憐れんや憐れむ。
 

其八

(女最盛期は最上の扱いであることを詠う)

曲砌蝶飛煙暖,春半。

奥座敷の奥まった階のみぎりの所に花壇があり、朝が飛んできて、春霞の暖かい陽だまりに、春は真っ只中の景色である。

花發柳垂條,花如雙臉柳如腰。

花が一杯に開き、柳の梢は葉をつけたれかけているこの街にも春の盛りを迎えている。ここの美女も春の盛りで、両の瞳は花が開いたようであり、その細い腰つきは柳を揺らせるように美しい。

嬌摩嬌,嬌摩嬌。

これはなよなよと愛らしいいというものだろうか、艶めかしく愛らしいのだ。

愛らしいいというものだろうか、艶めかしく愛らしいのだ。

(其の八)

曲砌 蝶飛び 煙暖か,春半ばなり。

花は發き 柳條を垂れ,花は雙臉の如く柳は腰の如し。

嬌せんや嬌し,嬌せんや嬌す。


其九

(女のもとを去って、姫つたこけ桃が毎年も実を付けた、それでも庭に出てただ待っている女を詠う)

一去又乖期信,春盡。

一度ここを立ち去ってしまうと又帰って来る日を手紙が届くことをおとなしく待つだけだ。そんなにしていたら春も終ってしまう。

滿院長莓苔,手挼裙帶獨徘徊。

この庭には長いこと姫蔓コケモモが一杯になるけれど、女もこれとおんなじで庭に出るだけだ。手をこすり合わせ、スカートに帯を付けて一人この庭を歩き回ることしかできない。

來摩來,來摩來。

帰って来るのか、いや帰って来る。

帰って来るのか、きっと帰って来る。

(其の九)

一たび去り 又た期信を乖【かい】す,春盡る。

滿院 長しく莓苔あり,手挼【しゅだい】裙帶【くんたい】獨り徘徊す。

來らんや來り,來らんや來る。


花間集


『荷葉盃九首其八』 現代語訳と訳註

(本文)

其九

一去又乖期信,春盡。

滿院長莓苔,手挼裙帶獨徘徊。

來摩來,來摩來。


(下し文)

(其の九)

一たび去り 又た期信を乖【かい】す,春盡る。

滿院 長しく莓苔あり,手挼【しゅだい】裙帶【くんたい】獨り徘徊す。

來らんや來り,來らんや來る。



(現代語訳)

(女のもとを去って、姫つたこけ桃が毎年も実を付けた、それでも庭に出てただ待っている女を詠う)

一度ここを立ち去ってしまうと又帰って来る日を手紙が届くことをおとなしく待つだけだ。そんなにしていたら春も終ってしまう。

この庭には長いこと姫蔓コケモモが一杯になるけれど、女もこれとおんなじで庭に出るだけだ。手をこすり合わせ、スカートに帯を付けて一人この庭を歩き回ることしかできない。

帰って来るのか、いや帰って来る。

帰って来るのか、きっと帰って来る。


杏の花0055

(訳注)

荷葉杯九首

『花間集』には顧夐の作が九首収められている。双調二十六字、前段八字二句二仄韻、後段十二字四句四平韻で、❷/⑤⑦③③の詞形をとる。

唐以降の中国王朝における宮廷に仕える楽人や妓女たちに宮廷音楽を教習させるための機関をさす。楽曲や歌舞の習得を主な目的とするが、官妓にあたる妓女を統括する役割もあった。その後の王朝に引き継がれ、清代まで続いたが、雍正帝の時に廃止された。

 

 

 

 

 

 

花間集 教坊曲『荷葉盃』 十四首

 

 

溫助教庭筠

 

荷葉盃 三首 其一

 

 

 

 

荷葉盃 三首 其二

 

 

 

 

荷葉盃 三首 其三

 

 

韋荘(韋相莊)

 

荷葉杯二首其一

 

 

 

 

荷葉杯二首其二

 

 

(顧太尉

 

荷葉盃九首

 

 

 

 

 

 


其九

(女のもとを去って、姫つたこけ桃が毎年も実を付けた、それでも庭に出てただ待っている女を詠う)


一去又乖期信,春盡。

一度ここを立ち去ってしまうと又帰って来る日を手紙が届くことをおとなしく待つだけだ。そんなにしてたら春も終ってしまう。

乖とは。意味や日本語訳。[](1) (子供が)おとなしい,素直な孩子真乖この子は本当に素直だ.(2) 賢い,利口な乖機敏で賢い.(1) 非常識な,道にもとる乖舛間違った.(2) ひねくれた.乖乖 guāiguāi[](~儿的)おとなしい,ききわけがよい


滿院長莓苔,手挼裙帶獨徘徊。

この庭には長いこと姫蔓コケモモが一杯になるけれど、女もこれとおんなじで庭に出るだけだ。手をこすり合わせ、スカートに帯を付けて一人この庭を歩き回ることしかできない。

・莓苔 莓苔子のことで、蔓苔桃という植物。常緑低木の総称。北半球、寒帯の酸性の沼地に見られる。 主な種はツルコケモモ(蔓苔桃)、ヒメツルコケモモ(姫蔓苔桃)、オオミノツルコケモモ(大実蔓苔桃)、アクシバ(灰汁柴、青木柴)。

挼とは。意味や日本語訳。[](1) (紙などが)(しわ)になる.(2) (布などが)すりへる.


來摩來,來摩來。

帰って来るのか、いや帰って來る。

帰って来るのか、きっと帰って來る


 


 


 紅莓苔子002


 


 


 


 


 


 


 


 紅莓苔子003


 


 


 


 


 


 


 



















13-332《荷葉盃九首,其八》顧太尉敻(顧夐【こけい】)五十五首Ⅻ唐五代詞・『花間集』全詩訳注解説Gs-515-13-(332) 花間集 巻第七漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4122

荷葉盃九首,其八≫顧夐≫花が一杯に開き、柳の枝は葉をつけたれかけているこの街にも春の盛りを迎えている。ここの美女も春の盛りで、両の瞳は花が開いたような顔つきであり、その細い腰つきは柳を揺らせるように美しい。


        
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13-332《荷葉盃九首,其八》顧太尉(顧夐【こけい】)五十五首Ⅻ唐五代詞・『花間集』全詩訳注解説Gs-515-13-(332)  花間集 巻第七漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4122

 

 

荷葉杯九首

其一

(春には逢おうと約束してたのに、もう春も終ろうとしている思い悩んで病気になっても耐えるしかないと諦める女を詠う)

春盡小庭花落,寂寞。

春が今終ろうとしている閨の前の庭の花は散りおちてしまった、ひっそりとした寂しさが漂う。

凭檻斂雙眉,忍教成病憶佳期。

高楼の手摺にもたれかかり二つの眉をひそめている。こうして堪えることを教えられ、病気にまでなってもただあの人と過ごすという約束の日のことを思うだけなのだ。

知摩知?知摩知?

此れで知ったということなのか本当に知ったのか。此れで知ったということなのか本当に知ったのか。

(荷葉杯九首 其の一)

春盡く 小庭の花落つ,寂寞たり。

檻に凭【もた】れ 雙眉に斂じ,教を忍び 病を成し 佳期を憶う。

知らんや知らん?知らんや知らん?

13-325《荷葉盃九首,其一》顧太尉(顧夐【こけい】)五十五首Ⅻ唐五代詞・『花間集』全詩訳注解説Gs-508-13-(325) 花間集 巻第七漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4087

其二

(放蕩男を待つ女を詠う)

歌發誰家筵上,寥亮。

歌の上手いあの人は誰かの家の宴筵席で歌を謡っていることでしょう。澄んだ音色で響き渡っていることでしょう。

別恨正悠悠,蘭釭背帳月當樓。

別れてから恨むことばかり、まさにはるか遠くの存在になってしまった。閨には蘭型の燈火をともし、しかし、とばりは後ろに置いて使うことはないけれど、名月がこの高楼を照らすように、愛妾は閨にいるのです。

愁摩愁,愁摩愁。

愁えることしかないのか、やっぱり愁うだけです。愁えることしかないのか、やっぱり愁うだけです。

其の二

歌發すは 誰が家の筵の上に,寥亮。

別恨み 正に悠悠たり,蘭釭 帳を背にし 當樓に月る。

愁えんや愁う,愁えんや愁う。

13-326《荷葉盃九首,其二》顧太尉(顧夐【こけい】)五十五首Ⅻ唐五代詞・『花間集』全詩訳注解説Gs-509-13-(326) 花間集 巻第七漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4092

其三

(都の貴公子男について詠う)

弱柳好花盡拆,晴陌。

若い柳の細腰の女も、艶やかな素敵なぼたんの花の様な女も、あの男にかかって折られてしまう。男は都大路を晴れやかに闊歩する。

陌上少年郎,滿身蘭麝撲人香。

そうなのだ、この都大路の貴公子の檀郎といわれる男だ、体全身に蘭麝香の香り漂い、その香にも女たちは心打たれてしまうという。

狂摩狂,狂摩狂。

どっか狂っているのではないか、キットどうかしている。

どっか狂っているのではないか、キットどうかしている。

(其の三)

弱【わか】い柳 好き花 拆り盡し,晴れたる陌。

陌上 少年の郎,滿身 蘭麝 人 香に撲【なげう】つ。

狂わんや狂わん,狂わんや狂わん。

 

其四

(どんなことをいわれても逢瀬を過ごすことから離れることできないという女を詠う。)

記得那時相見,膽戰。

私の為に書いてくれた詩は、あの時互にみて確認したものだったけれど、それを見て落ち着いた気持になろうと闘ったのです。

鬢亂四肢柔,泥人無語不擡頭

髪をかき乱し、肢体を柔らかにして許したのですし、汗まみれになって疲れ果て、もう言葉にすることもできないほどになったもので、高貴な人とされなくてもいいとまで思ったのです。

羞摩羞,羞摩羞。

それは、愧じることでしょうか、恥でもいいのです。

それは、愧じなのでしょうか、恥ということでもいいのです。

(其の四)

記 那の時 相い見るを得ん,膽戰。

鬢亂れるも 四肢柔らかなり,泥人となりて 語る無く 擡頭せざる。

羞らんや羞り,羞らんや羞る。

 

其五

(秋の夜、庭に出て男の帰りを待ちわびる女の思いを詠う。)

夜久歌聲怨咽,殘月。

秋の夜は日増しに長くなり、今宵は歌声をきくと怨みがこみあげ咽び泣いてしまいます。眠れぬ夜を過ごし、空には名残の月、やっぱり諦めきれない。

菊冷露微微,看看濕透縷金衣。

菊の花が一杯になるとうっすらと露に濡れて冷ややかな夜が来る、居待ち月を見ていると夜露に濡れ金糸の縫い取りの衣は透けている、

歸摩歸,歸摩歸。

あの人は帰って来るかしら、きっと帰ってく。

あの人は果たして帰って来るのかしら、帰って来ると思う。

(荷葉杯九首 其の五)

夜 久しく 歌聲 怨み咽【むせ】び,殘【なご】り月。

菊 冷やかに 露 微微たり,看看たり 縷金の衣を濕し透す。

歸らんや歸らん,歸らんや歸らん。

 

其六

(男が残した詩を見て苦い思いをしながらも、忘れることはできないと吟じてしまう女を詠う)

我憶君詩最苦,知否。

あの人が残していった詩を見ると私の心は最も苦々しい思いにかられます。知っていますか知らないのか。

字字盡關心,紅牋寫寄表情深。

その詩の一字一字一句一句にそんな気持ちになってしまうし、それ以外に考えられなくなる。しかも、その時はうれしくて赤色の䇳紙に書き写し、また寄せたりして心の底から愛していたのですから。

吟摩吟,吟摩吟。

この詩を吟じようか、やっぱり吟じよう。まだまだ愛しているから、

この詩を吟じようか、やっぱり吟じよう。

(其の六)

君が詩に我が憶い 最も苦く,知るや否や。

字字 盡く關心,紅牋 寫し寄り 表情 深し。

吟じるや吟ぜん,吟じるや吟ぜん。

 

其七

(全てが絶頂の可愛くて仕方がない女を詠う)

金鴨香濃鴛被,枕膩。

鴨形のかざりのある香炉に薫く香は閨に濃く広がり、鴛鴦の掛け布団をととのえる、枕は髪油に光っている。

小髻簇花鈿,腰如細柳臉如蓮。

夜化粧の小さく結い上げた髪をととのえ、額に花鈿飾りが美しい。細腰の美しい女は柳の枝のごとくゆれ、白い頬に紅をさし、蓮の花のように妖艶である。

憐摩憐,憐摩憐。

可愛いいですかとても可愛いでしょう、

可愛いいですかとても可愛いでしょう。

(其の七)

金鴨の香 鴛被濃くし,枕 膩【てか】る。

小髻【しょうけい】花鈿に簇【むらが】り,腰は細柳の如く臉【ほほ】は蓮の如し。

憐れんや憐れむ,憐れんや憐れむ。
 

其八

(女最盛期は最上の扱いであることを詠う)

曲砌蝶飛煙暖,春半。

奥座敷の奥まった階のみぎりの所に花壇があり、朝が飛んできて、春霞の暖かい陽だまりに、春は真っ只中の景色である。

花發柳垂條,花如雙臉柳如腰。

花が一杯に開き、柳の梢は葉をつけたれかけているこの街にも春の盛りを迎えている。ここの美女も春の盛りで、両の瞳は花が開いたようであり、その細い腰つきは柳を揺らせるように美しい。

嬌摩嬌,嬌摩嬌。

これはなよなよと愛らしいいというものだろうか、艶めかしく愛らしいのだ。

愛らしいいというものだろうか、艶めかしく愛らしいのだ。

(其の八)

曲砌 蝶飛び 煙暖か,春半ばなり。

花は發き 柳條を垂れ,花は雙臉の如く柳は腰の如し。

嬌せんや嬌し,嬌せんや嬌す。

 

其九

一去又乖期信,春盡。

滿院長莓苔,手挼裙帶獨徘徊。

來摩來,來摩來。

 

 

『荷葉盃九首其八』 現代語訳と訳註

(本文)

其八

曲砌蝶飛煙暖,春半。

花發柳垂條,花如雙臉柳如腰。

嬌摩嬌,嬌摩嬌。

 

(下し文)

(其の八)

曲砌 蝶飛び 煙暖か,春半ばなり。

花は發き 柳條を垂れ,花は雙臉の如く柳は腰の如し。

嬌せんや嬌し,嬌せんや嬌す。

 

(現代語訳)

(女最盛期は最上の扱いであることを詠う)

奥座敷の奥まった階のみぎりの所に花壇があり、朝が飛んできて、春霞の暖かい陽だまりに、春は真っ只中の景色である。

花が一杯に開き、柳の枝は葉をつけたれかけているこの街にも春の盛りを迎えている。ここの美女も春の盛りで、両の瞳は花が開いたような顔つきであり、その細い腰つきは柳を揺らせるように美しい。

これはなよなよと愛らしいいというものだろうか、艶めかしく愛らしいのだ。

愛らしいいというものだろうか、艶めかしく愛らしいのだ。

 

 DCF00104

(訳注)

荷葉杯九首

『花間集』には顧夐の作が九首収められている。双調二十六字、前段八字二句二仄韻、後段十二字四句四平韻で、❷/⑤⑦③③の詞形をとる。

唐以降の中国王朝における宮廷に仕える楽人や妓女たちに宮廷音楽を教習させるための機関をさす。楽曲や歌舞の習得を主な目的とするが、官妓にあたる妓女を統括する役割もあった。その後の王朝に引き継がれ、清代まで続いたが、雍正帝の時に廃止された。

 

 

 

 

 

 

花間集 教坊曲『荷葉盃』 十四首

 

 

溫助教庭筠

 

荷葉盃 三首 其一

 

 

 

 

荷葉盃 三首 其二

 

 

 

 

荷葉盃 三首 其三

 

 

韋荘(韋相莊)

 

荷葉杯二首其一

 

 

 

 

荷葉杯二首其二

 

 

(顧太尉

 

荷葉盃九首

 

 

 

 

 

 

botan00
 

其八

(女最盛期は最上の扱いであることを詠う)

草花の春は毎年来るもので、美女の春最盛期は一度であること、それを師でどう表現するかが荷葉盃という詩なのである。

 

曲砌蝶飛煙暖,春半。

奥座敷の奥まった階のみぎりの所に花壇があり、朝が飛んできて、春霞の暖かい陽だまりに、春は真っ只中の景色である。

曲砌 建物のまわりに階があり、それの奥まった砌の所、そのには草花を植えているもので、蝶が飛んでいることから、花が一杯に咲いている庭の隈をいう。

春半 春の最盛期、これはここに登場する美女のことをいう。

 

花發柳垂條,花如雙臉柳如腰。

花が一杯に開き、柳の枝は葉をつけたれかけているこの街にも春の盛りを迎えている。ここの美女も春の盛りで、両の瞳は花が開いたような顔つきであり、その細い腰つきは柳を揺らせるように美しい。

花・柳 花と柳は花柳界という名の起こりであり、細腰の女は傾国という表現をされた。

 

嬌摩嬌,嬌摩嬌。

これはなよなよと愛らしいいというものだろうか、艶めかしく愛らしいのだ。

愛らしいいというものだろうか、艶めかしく愛らしいのだ。
美女画557
 

13-331《荷葉盃九首,其七》顧太尉敻(顧夐【こけい】)五十五首Ⅻ唐五代詞・『花間集』全詩訳注解説Gs-514-13-(331) 花間集 巻第七漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4117

荷葉盃九首,其七≫顧夐≫夜化粧の小さく結い上げた髪をととのえ、額に花鈿飾りが美しい。細腰の美しい女は柳の枝のごとくゆれ、白い頬に紅をさし、蓮の花のように妖艶である。可愛いいですかとても可愛いでしょう。

        
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13-331《荷葉盃九首,其七》顧太尉(顧夐【こけい】)五十五首Ⅻ唐五代詞・『花間集』全詩訳注解説Gs-514-13-(331)  花間集 巻第七漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4117

 

 

荷葉杯九首

其一

(春には逢おうと約束してたのに、もう春も終ろうとしている思い悩んで病気になっても耐えるしかないと諦める女を詠う)

春盡小庭花落,寂寞。

春が今終ろうとしている閨の前の庭の花は散りおちてしまった、ひっそりとした寂しさが漂う。

凭檻斂雙眉,忍教成病憶佳期。

高楼の手摺にもたれかかり二つの眉をひそめている。こうして堪えることを教えられ、病気にまでなってもただあの人と過ごすという約束の日のことを思うだけなのだ。

知摩知?知摩知?

此れで知ったということなのか本当に知ったのか。此れで知ったということなのか本当に知ったのか。

(荷葉杯九首 其の一)

春盡く 小庭の花落つ,寂寞たり。

檻に凭【もた】れ 雙眉に斂じ,教を忍び 病を成し 佳期を憶う。

知らんや知らん?知らんや知らん?

 

其二

(放蕩男を待つ女を詠う)

歌發誰家筵上,寥亮。

歌の上手いあの人は誰かの家の宴筵席で歌を謡っていることでしょう。澄んだ音色で響き渡っていることでしょう。

別恨正悠悠,蘭釭背帳月當樓。

別れてから恨むことばかり、まさにはるか遠くの存在になってしまった。閨には蘭型の燈火をともし、しかし、とばりは後ろに置いて使うことはないけれど、名月がこの高楼を照らすように、愛妾は閨にいるのです。

愁摩愁,愁摩愁。

愁えることしかないのか、やっぱり愁うだけです。愁えることしかないのか、やっぱり愁うだけです。

其の二

歌發すは 誰が家の筵の上に,寥亮。

別恨み 正に悠悠たり,蘭釭 帳を背にし 當樓に月る。

愁えんや愁う,愁えんや愁う。

 

其三

(都の貴公子男について詠う)

弱柳好花盡拆,晴陌。

若い柳の細腰の女も、艶やかな素敵なぼたんの花の様な女も、あの男にかかって折られてしまう。男は都大路を晴れやかに闊歩する。

陌上少年郎,滿身蘭麝撲人香。

そうなのだ、この都大路の貴公子の檀郎といわれる男だ、体全身に蘭麝香の香り漂い、その香にも女たちは心打たれてしまうという。

狂摩狂,狂摩狂。

どっか狂っているのではないか、キットどうかしている。

どっか狂っているのではないか、キットどうかしている。

(其の三)

弱【わか】い柳 好き花 拆り盡し,晴れたる陌。

陌上 少年の郎,滿身 蘭麝 人 香に撲【なげう】つ。

狂わんや狂わん,狂わんや狂わん。

 

其四

(どんなことをいわれても逢瀬を過ごすことから離れることできないという女を詠う。)

記得那時相見,膽戰。

私の為に書いてくれた詩は、あの時互にみて確認したものだったけれど、それを見て落ち着いた気持になろうと闘ったのです。

鬢亂四肢柔,泥人無語不擡頭

髪をかき乱し、肢体を柔らかにして許したのですし、汗まみれになって疲れ果て、もう言葉にすることもできないほどになったもので、高貴な人とされなくてもいいとまで思ったのです。

羞摩羞,羞摩羞。

それは、愧じることでしょうか、恥でもいいのです。

それは、愧じなのでしょうか、恥ということでもいいのです。

(其の四)

記 那の時 相い見るを得ん,膽戰。

鬢亂れるも 四肢柔らかなり,泥人となりて 語る無く 擡頭せざる。

羞らんや羞り,羞らんや羞る。

 

其五

(秋の夜、庭に出て男の帰りを待ちわびる女の思いを詠う。)

夜久歌聲怨咽,殘月。

秋の夜は日増しに長くなり、今宵は歌声をきくと怨みがこみあげ咽び泣いてしまいます。眠れぬ夜を過ごし、空には名残の月、やっぱり諦めきれない。

菊冷露微微,看看濕透縷金衣。

菊の花が一杯になるとうっすらと露に濡れて冷ややかな夜が来る、居待ち月を見ていると夜露に濡れ金糸の縫い取りの衣は透けている、

歸摩歸,歸摩歸。

あの人は帰って来るかしら、きっと帰ってく。

あの人は果たして帰って来るのかしら、帰って来ると思う。

(荷葉杯九首 其の五)

夜 久しく 歌聲 怨み咽【むせ】び,殘【なご】り月。

菊 冷やかに 露 微微たり,看看たり 縷金の衣を濕し透す。

歸らんや歸らん,歸らんや歸らん。

 

其六

(男が残した詩を見て苦い思いをしながらも、忘れることはできないと吟じてしまう女を詠う)

我憶君詩最苦,知否。

あの人が残していった詩を見ると私の心は最も苦々しい思いにかられます。知っていますか知らないのか。

字字盡關心,紅牋寫寄表情深。

その詩の一字一字一句一句にそんな気持ちになってしまうし、それ以外に考えられなくなる。しかも、その時はうれしくて赤色の䇳紙に書き写し、また寄せたりして心の底から愛していたのですから。

吟摩吟,吟摩吟。

この詩を吟じようか、やっぱり吟じよう。まだまだ愛しているから、

この詩を吟じようか、やっぱり吟じよう。

(其の六)

君が詩に我が憶い 最も苦く,知るや否や。

字字 盡く關心,紅牋 寫し寄り 表情 深し。

吟じるや吟ぜん,吟じるや吟ぜん。

 

其七

(全てが絶頂の可愛くて仕方がない女を詠う)

金鴨香濃鴛被,枕膩。

鴨形のかざりのある香炉に薫く香は閨に濃く広がり、鴛鴦の掛け布団をととのえる、枕は髪油に光っている。

小髻簇花鈿,腰如細柳臉如蓮。

夜化粧の小さく結い上げた髪をととのえ、額に花鈿飾りが美しい。細腰の美しい女は柳の枝のごとくゆれ、白い頬に紅をさし、蓮の花のように妖艶である。

憐摩憐,憐摩憐。

可愛いいですかとても可愛いでしょう、

可愛いいですかとても可愛いでしょう。

(其の七)

金鴨の香 鴛被濃くし,枕 膩【てか】る。

小髻【しょうけい】花鈿に簇【むらが】り,腰は細柳の如く臉【ほほ】は蓮の如し。

憐れんや憐れむ,憐れんや憐れむ。

 

其八

曲砌蝶飛煙暖,春半。

花發柳垂條,花如雙臉柳如腰。

嬌摩嬌,嬌摩嬌。

 

其九

一去又乖期信,春盡。

滿院長莓苔,手挼裙帶獨徘徊。

來摩來,來摩來。

pla880014
 

 

『荷葉盃九首其七』 現代語訳と訳註

(本文)

其七

金鴨香濃鴛被,枕膩。

小髻簇花鈿,腰如細柳臉如蓮。

憐摩憐,憐摩憐。

 

(下し文)

(其の七)

金鴨の香 鴛被濃くし,枕 膩【てか】る。

小髻【しょうけい】花鈿に簇【むらが】り,腰は細柳の如く臉【ほほ】は蓮の如し。

憐れんや憐れむ,憐れんや憐れむ。

 

(現代語訳)

(全てが絶頂の可愛くて仕方がない女を詠う)

鴨形のかざりのある香炉に薫く香は閨に濃く広がり、鴛鴦の掛け布団をととのえる、枕は髪油に光っている。

夜化粧の小さく結い上げた髪をととのえ、額に花鈿飾りが美しい。細腰の美しい女は柳の枝のごとくゆれ、白い頬に紅をさし、蓮の花のように妖艶である。

可愛いいですかとても可愛いでしょう、

可愛いいですかとても可愛いでしょう。

 

(訳注)

荷葉杯九首

『花間集』には顧夐の作が九首収められている。双調二十六字、前段八字二句二仄韻、後段十二字四句四平韻で、❷/⑤⑦③③の詞形をとる。

唐以降の中国王朝における宮廷に仕える楽人や妓女たちに宮廷音楽を教習させるための機関をさす。楽曲や歌舞の習得を主な目的とするが、官妓にあたる妓女を統括する役割もあった。その後の王朝に引き継がれ、清代まで続いたが、雍正帝の時に廃止された。

 

 

 

 

 

 

花間集 教坊曲『荷葉盃』 十四首

 

 

溫助教庭筠

 

荷葉盃 三首 其一

 

 

 

 

荷葉盃 三首 其二

 

 

 

 

荷葉盃 三首 其三

 

 

韋荘(韋相莊)

 

荷葉杯二首其一

 

 

 

 

荷葉杯二首其二

 

 

(顧太尉

 

荷葉盃九首

 

 

 

 

 

 

 

其七

(名の持鴨全てが絶頂の可愛くて仕方がない女を詠う)

女儀の魅力が一番のころ、寝室の布団に薫き込められた香の香りは濃く、用意された枕は髪油で光り、結い上げた髪に一杯に挿された髪飾り、可愛さを強調する。

男と過ごす閨でのなよなよとした柳の枝のような細腰、蓮の花のような顔、すべてが可愛いくてしかたがない。

白鬚草01
 

 

金鴨香濃鴛被,枕膩。

鴨形のかざりのある香炉に薫く香は閨に濃く広がり、鴛鴦の掛け布団をととのえる、枕は髪油に光っている。

・金鴨香濃 鴨が上に飾られた香炉に香を焚くとその煙が部屋に充満すること。

・鴛被 鴛鴦の刺繍のかけ布団。

・枕膩 枕に髪脂がついて光っていること。夜の化粧をキチン整えてベットインすること。男女の仲がうまくいっていることをあらわす語である。

 

小髻簇花鈿,腰如細柳臉如蓮。

夜化粧の小さく結い上げた髪をととのえ、額に花鈿飾りが美しい。細腰の美しい女は柳の枝のごとくゆれ、白い頬に紅をさし、蓮の花のように妖艶である。

・簇花鈿 花鈿の用語解説 - 仏粧は唐代に入ってからさらに中国の特徴的な化粧として完成した。〈的〉は紅で眉間にさまざまな紋様を描く〈花鈿(かでん)・花子(かし)〉に発達し,また唇の両側に黒点や緑点を描く〈靨鈿(ようでん)・粧靨(しようよう)〉がうまれた。さらに女子俑(よう)に見られるように両ほおに紅で華やかな草花模様を描くようになった。

・腰如細柳 女妓の美人は細腰型と肉感タイプとあり、柳は細腰の代名詞である。

・臉如蓮 蓮の花のように白い肌に頬紅を表現する。と同時に女性自身を示すこともある。

 

憐摩憐,憐摩憐。

可愛いいですかとても可愛いでしょう、

可愛いいですかとても可愛いでしょう。

・憐 可愛い、可憐。

・摩 疑問を表す。〜かしら。

13-330《荷葉盃九首,其六》顧太尉敻(顧夐【こけい】)五十五首Ⅻ唐五代詞・『花間集』全詩訳注解説Gs-513-13-(330) 花間集 巻第七漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4112

(男が残した詩を見て苦い思いをしながらも、忘れることはできないと吟じてしまう女を詠う)あの人が残していった詩を見ると私の心は最も苦々しい思いにかられます。知っていますか知らないのか。


        
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 Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
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李白index- 41 《762年廣德元年春、宜城から涇縣陵陽に遊ぶ。寶應元年62歳陵陽から金陵に行き、晩秋、当塗に帰り11月李陽冰宅で死ぬ。》1112kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4108 
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 index-11 819年 52歳 ・『論佛骨表』左遷 38首index-12 820年 53歳 ・9月國子祭酒に。18首index-13 821年~822年 55歳 22首index-14 823年~824年 57歳・病気のため退職。没す。 14首韓愈 哲学・儒学「五原」賦・散文・上奏文・碑文など 
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 ●杜甫の全作品1500首を取り上げて訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。" 
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 杜甫詩(1)736~751年 青年期・李白と交遊期・就活の詩 53首杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73首(青年期・就活の詩) 杜甫詩(3)755年~756年、45歳 安史の乱に彷徨う 26首杜甫詩(4)作時757年、46歳 安史軍捕縛、脱出、左拾遺 43首杜甫詩(5)758年;乾元元年、47歳 左拾遺、朝廷疎外、左遷 53首杜甫詩 (6)759年;乾元二年、48歳 三吏三別 官を辞す 44首 
 杜甫詩(7)759年;乾元二年、48歳 秦州抒情詩 66首杜甫詩(8)作時759年、48歳 秦州発、同谷紀行、成都紀行 36首杜甫詩(9)760年;上元元年、49歳 成都浣花渓草堂 45首杜甫詩(10)761年;上元二年、50歳 成都浣花渓草堂 82首杜甫詩(11)762年寶應元年 杜甫51歳  浣花渓草堂~蜀中転々 43首杜甫詩(12)762年寶應元年 杜甫51歳 蜀中転々 49首 
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 ●花間集全詩●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩。唐から五代詩詞。花間集 
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13-330《荷葉盃九首,其六》顧太尉(顧夐【こけい】)五十五首Ⅻ唐五代詞・『花間集』全詩訳注解説Gs-513-13-(330)  花間集 巻第七漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4112

 

 


晩菊002

 

荷葉杯九首

其一

(春には逢おうと約束してたのに、もう春も終ろうとしている思い悩んで病気になっても耐えるしかないと諦める女を詠う)

春盡小庭花落,寂寞。

春が今終ろうとしている閨の前の庭の花は散りおちてしまった、ひっそりとした寂しさが漂う。

凭檻斂雙眉,忍教成病憶佳期。

高楼の手摺にもたれかかり二つの眉をひそめている。こうして堪えることを教えられ、病気にまでなってもただあの人と過ごすという約束の日のことを思うだけなのだ。

知摩知?知摩知?

此れで知ったということなのか本当に知ったのか。此れで知ったということなのか本当に知ったのか。

(荷葉杯九首 其の一)

春盡く 小庭の花落つ,寂寞たり。

檻に凭【もた】れ 雙眉に斂じ,教を忍び 病を成し 佳期を憶う。

知らんや知らん?知らんや知らん?

 

其二

(放蕩男を待つ女を詠う)

歌發誰家筵上,寥亮。

歌の上手いあの人は誰かの家の宴筵席で歌を謡っていることでしょう。澄んだ音色で響き渡っていることでしょう。

別恨正悠悠,蘭釭背帳月當樓。

別れてから恨むことばかり、まさにはるか遠くの存在になってしまった。閨には蘭型の燈火をともし、しかし、とばりは後ろに置いて使うことはないけれど、名月がこの高楼を照らすように、愛妾は閨にいるのです。

愁摩愁,愁摩愁。

愁えることしかないのか、やっぱり愁うだけです。愁えることしかないのか、やっぱり愁うだけです。

其の二

歌發すは 誰が家の筵の上に,寥亮。

別恨み 正に悠悠たり,蘭釭 帳を背にし 當樓に月る。

愁えんや愁う,愁えんや愁う。

 

其三

(都の貴公子男について詠う)

弱柳好花盡拆,晴陌。

若い柳の細腰の女も、艶やかな素敵なぼたんの花の様な女も、あの男にかかって折られてしまう。男は都大路を晴れやかに闊歩する。

陌上少年郎,滿身蘭麝撲人香。

そうなのだ、この都大路の貴公子の檀郎といわれる男だ、体全身に蘭麝香の香り漂い、その香にも女たちは心打たれてしまうという。

狂摩狂,狂摩狂。

どっか狂っているのではないか、キットどうかしている。

どっか狂っているのではないか、キットどうかしている。

(其の三)

弱【わか】い柳 好き花 拆り盡し,晴れたる陌。

陌上 少年の郎,滿身 蘭麝 人 香に撲【なげう】つ。

狂わんや狂わん,狂わんや狂わん。

 

其四

(どんなことをいわれても逢瀬を過ごすことから離れることできないという女を詠う。)

記得那時相見,膽戰。

私の為に書いてくれた詩は、あの時互にみて確認したものだったけれど、それを見て落ち着いた気持になろうと闘ったのです。

鬢亂四肢柔,泥人無語不擡頭

髪をかき乱し、肢体を柔らかにして許したのですし、汗まみれになって疲れ果て、もう言葉にすることもできないほどになったもので、高貴な人とされなくてもいいとまで思ったのです。

羞摩羞,羞摩羞。

それは、愧じることでしょうか、恥でもいいのです。

それは、愧じなのでしょうか、恥ということでもいいのです。

(其の四)

記 那の時 相い見るを得ん,膽戰。

鬢亂れるも 四肢柔らかなり,泥人となりて 語る無く 擡頭せざる。

羞らんや羞り,羞らんや羞る。

 

其五

(秋の夜、庭に出て男の帰りを待ちわびる女の思いを詠う。)

夜久歌聲怨咽,殘月。

秋の夜は日増しに長くなり、今宵は歌声をきくと怨みがこみあげ咽び泣いてしまいます。眠れぬ夜を過ごし、空には名残の月、やっぱり諦めきれない。

菊冷露微微,看看濕透縷金衣。

菊の花が一杯になるとうっすらと露に濡れて冷ややかな夜が来る、居待ち月を見ていると夜露に濡れ金糸の縫い取りの衣は透けている、

歸摩歸,歸摩歸。

あの人は帰って来るかしら、きっと帰ってく。

あの人は果たして帰って来るのかしら、帰って来ると思う。

(荷葉杯九首 其の五)

夜 久しく 歌聲 怨み咽【むせ】び,殘【なご】り月。

菊 冷やかに 露 微微たり,看看たり 縷金の衣を濕し透す。

歸らんや歸らん,歸らんや歸らん。

 

其六

(男が残した詩を見て苦い思いをしながらも、忘れることはできないと吟じてしまう女を詠う)

我憶君詩最苦,知否。

あの人が残していった詩を見ると私の心は最も苦々しい思いにかられます。知っていますか知らないのか。

字字盡關心,紅牋寫寄表情深。

その詩の一字一字一句一句にそんな気持ちになってしまうし、それ以外に考えられなくなる。しかも、その時はうれしくて赤色の䇳紙に書き写し、また寄せたりして心の底から愛していたのですから。

吟摩吟,吟摩吟。

この詩を吟じようか、やっぱり吟じよう。まだまだ愛しているから、

この詩を吟じようか、やっぱり吟じよう。

(其の六)

君が詩に我が憶い 最も苦く,知るや否や。

字字 盡く關心,紅牋 寫し寄り 表情 深し。

吟じるや吟ぜん,吟じるや吟ぜん。

 

其七

金鴨香濃鴛被,枕膩。

小髻簇花鈿,腰如細柳臉如蓮。

憐摩憐,憐摩憐。

 

其八

曲砌蝶飛煙暖,春半。

花發柳垂條,花如雙臉柳如腰。

嬌摩嬌,嬌摩嬌。

 

其九

一去又乖期信,春盡。

滿院長莓苔,手挼裙帶獨徘徊。

來摩來,來摩來。

 

采蓮003
 

『荷葉盃其六』 現代語訳と訳註

(本文)

其六

我憶君詩最苦,知否。

字字盡關心,紅牋寫寄表情深。

吟摩吟,吟摩吟。

 

 

(下し文)

(其の六)

君が詩に我が憶い 最も苦く,知るや否や。

字字 盡く關心,紅牋 寫し寄り 表情 深し。

吟じるや吟ぜん,吟じるや吟ぜん。

 

 

(現代語訳)

(男が残した詩を見て苦い思いをしながらも、忘れることはできないと吟じてしまう女を詠う)

あの人が残していった詩を見ると私の心は最も苦々しい思いにかられます。知っていますか知らないのか。

その詩の一字一字一句一句にそんな気持ちになってしまうし、それ以外に考えられなくなる。しかも、その時はうれしくて赤色の䇳紙に書き写し、また寄せたりして心の底から愛していたのですから。

この詩を吟じようか、やっぱり吟じよう。まだまだ愛しているから、

この詩を吟じようか、やっぱり吟じよう。

 

 

(訳注)

荷葉杯九首

『花間集』には顧夐の作が九首収められている。双調二十六字、前段八字二句二仄韻、後段十二字四句四平韻で、❷/⑤⑦③③の詞形をとる。

唐以降の中国王朝における宮廷に仕える楽人や妓女たちに宮廷音楽を教習させるための機関をさす。楽曲や歌舞の習得を主な目的とするが、官妓にあたる妓女を統括する役割もあった。その後の王朝に引き継がれ、清代まで続いたが、雍正帝の時に廃止された。

 

 

 

 

 

 

花間集 教坊曲『荷葉盃』 十四首

 

 

溫助教庭筠

 

荷葉盃 三首 其一

 

 

 

 

荷葉盃 三首 其二

 

 

 

 

荷葉盃 三首 其三

 

 

韋荘(韋相莊)

 

荷葉杯二首其一

 

 

 

 

荷葉杯二首其二

 

 

(顧太尉

 

荷葉盃九首

 

 

 

 

 

 

 

 

其六

(男が残した詩を見て苦い思いをしながらも、忘れることはできないと吟じてしまう女を詠う)

 

我憶君詩最苦,知否。

あの人が残していった詩を見ると私の心は最も苦々しい思いにかられます。知っていますか知らないのか。

・君詩 別れも告げ蕊亡くなった男の残した詩。

・最苦 もっとも苦痛なこと。苦々しい思い。

・知否 知るや否や。女が苦痛であることを知っているのか知らないのか。

 

字字盡關心,紅牋寫寄表情深。

その詩の一字一字一句一句にそんな気持ちになってしまうし、それ以外に考えられなくなる。しかも、その時はうれしくて赤色の䇳紙に書き写し、また寄せたりして心の底から愛していたのですから。

・字字 その詩の一字一字、一句一句。

・關心 心惹かれ、気になってしまう。

・紅牋 薛濤䇳のこと。色紙の様なもの

・寫寄 詞を書き写したり、返詩をよせたりする。

・表情深 心の底から愛していることをいう。

 

吟摩吟,吟摩吟。

この詩を吟じようか、やっぱり吟じよう。まだまだ愛しているから、

この詩を吟じようか、やっぱり吟じよう。

○吟摩吟、吟摩吟 摩は疑問を表す。〜かしら。
花間集02
 

13-329《荷葉盃九首,其五》顧太尉敻(顧夐【こけい】)五十五首Ⅻ唐五代詞・『花間集』全詩訳注解説Gs-512-13-(329) 花間集 巻第七漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4107

(秋の夜、庭に出て男の帰りを待ちわびる女の思いを詠う。)

菊の花が一杯になるとうっすらと露に濡れて冷ややかな夜が来る、居待ち月を見ていると夜露に濡れ金糸の縫い取りの衣は透けている、


        
 2014年4月26日の紀頌之5つのブログ 
 ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場 
 Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
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李白index- 40 《761年上元二年61歳春、金陵、夏、揚州、後、当塗に。李光弼の出兵参加するも金陵で病気、越中から宜城で年越》1111kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4103 
 孟浩然 詩 index李白詩index謝霊運 詩 index司馬相如 《 子虛賦 ・上林賦 》揚雄 《 甘泉賦 》 ●諸葛亮(孔明)出師表 
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 ・李商隠詩 (1) 136首の75首・李商隠詩 (2) 135首の61首●韓愈index-1 ・孟郊、張籍と交遊・汴州乱41首●韓愈詩index-2[800年 33歳~804年 37歳]27首●韓愈詩index-3 805年 38歳・]陽山から江陵府 36首●韓愈詩index-4 806年 39歳 江陵府・権知国子博士 51首(1)25首 
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 index-11 819年 52歳 ・『論佛骨表』左遷 38首index-12 820年 53歳 ・9月國子祭酒に。18首index-13 821年~822年 55歳 22首index-14 823年~824年 57歳・病気のため退職。没す。 14首韓愈 哲学・儒学「五原」賦・散文・上奏文・碑文など 
 孟郊張籍     
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 杜甫詩(1)736~751年 青年期・李白と交遊期・就活の詩 53首杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73首(青年期・就活の詩) 杜甫詩(3)755年~756年、45歳 安史の乱に彷徨う 26首杜甫詩(4)作時757年、46歳 安史軍捕縛、脱出、左拾遺 43首杜甫詩(5)758年;乾元元年、47歳 左拾遺、朝廷疎外、左遷 53首杜甫詩 (6)759年;乾元二年、48歳 三吏三別 官を辞す 44首 
 杜甫詩(7)759年;乾元二年、48歳 秦州抒情詩 66首杜甫詩(8)作時759年、48歳 秦州発、同谷紀行、成都紀行 36首杜甫詩(9)760年;上元元年、49歳 成都浣花渓草堂 45首杜甫詩(10)761年;上元二年、50歳 成都浣花渓草堂 82首杜甫詩(11)762年寶應元年 杜甫51歳  浣花渓草堂~蜀中転々 43首杜甫詩(12)762年寶應元年 杜甫51歳 蜀中転々 49首 
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 ●花間集全詩●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩。唐から五代詩詞。花間集 
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 毛文錫31首 花間集5巻牛希濟11首 花間集5巻欧陽烱17首 花間集5・6巻和凝20首 花間集6巻顧夐56首 花間集6・7巻孫光憲47首 花間集7・8巻 
 魏承班15首 花間集8・9巻鹿虔扆6首 花間集9巻閻選8首 花間集9巻尹鶚6首 花間集9巻毛熙震29首 花間集9・10巻李珣39首 花間集10巻 
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13-329《荷葉盃九首,其五》顧太尉(顧夐【こけい】)五十五首Ⅻ唐五代詞・『花間集』全詩訳注解説Gs-512-13-(329)  花間集 巻第七漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4107

 

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荷葉杯九首

其一

(春には逢おうと約束してたのに、もう春も終ろうとしている思い悩んで病気になっても耐えるしかないと諦める女を詠う)

春盡小庭花落,寂寞。

春が今終ろうとしている閨の前の庭の花は散りおちてしまった、ひっそりとした寂しさが漂う。

凭檻斂雙眉,忍教成病憶佳期。

高楼の手摺にもたれかかり二つの眉をひそめている。こうして堪えることを教えられ、病気にまでなってもただあの人と過ごすという約束の日のことを思うだけなのだ。

知摩知?知摩知?

此れで知ったということなのか本当に知ったのか。此れで知ったということなのか本当に知ったのか。

(荷葉杯九首 其の一)

春盡く 小庭の花落つ,寂寞たり。

檻に凭【もた】れ 雙眉に斂じ,教を忍び 病を成し 佳期を憶う。

知らんや知らん?知らんや知らん?

 

其二

(放蕩男を待つ女を詠う)

歌發誰家筵上,寥亮。

歌の上手いあの人は誰かの家の宴筵席で歌を謡っていることでしょう。澄んだ音色で響き渡っていることでしょう。

別恨正悠悠,蘭釭背帳月當樓。

別れてから恨むことばかり、まさにはるか遠くの存在になってしまった。閨には蘭型の燈火をともし、しかし、とばりは後ろに置いて使うことはないけれど、名月がこの高楼を照らすように、愛妾は閨にいるのです。

愁摩愁,愁摩愁。

愁えることしかないのか、やっぱり愁うだけです。愁えることしかないのか、やっぱり愁うだけです。

其の二

歌發すは 誰が家の筵の上に,寥亮。

別恨み 正に悠悠たり,蘭釭 帳を背にし 當樓に月る。

愁えんや愁う,愁えんや愁う。

 

其三

(都の貴公子男について詠う)

弱柳好花盡拆,晴陌。

若い柳の細腰の女も、艶やかな素敵なぼたんの花の様な女も、あの男にかかって折られてしまう。男は都大路を晴れやかに闊歩する。

陌上少年郎,滿身蘭麝撲人香。

そうなのだ、この都大路の貴公子の檀郎といわれる男だ、体全身に蘭麝香の香り漂い、その香にも女たちは心打たれてしまうという。

狂摩狂,狂摩狂。

どっか狂っているのではないか、キットどうかしている。

どっか狂っているのではないか、キットどうかしている。

(其の三)

弱【わか】い柳 好き花 拆り盡し,晴れたる陌。

陌上 少年の郎,滿身 蘭麝 人 香に撲【なげう】つ。

狂わんや狂わん,狂わんや狂わん。

 

其四

(どんなことをいわれても逢瀬を過ごすことから離れることできないという女を詠う。)

記得那時相見,膽戰。

私の為に書いてくれた詩は、あの時互にみて確認したものだったけれど、それを見て落ち着いた気持になろうと闘ったのです。

鬢亂四肢柔,泥人無語不擡頭

髪をかき乱し、肢体を柔らかにして許したのですし、汗まみれになって疲れ果て、もう言葉にすることもできないほどになったもので、高貴な人とされなくてもいいとまで思ったのです。

羞摩羞,羞摩羞。

それは、愧じることでしょうか、恥でもいいのです。

それは、愧じなのでしょうか、恥ということでもいいのです。

(其の四)

記 那の時 相い見るを得ん,膽戰。

鬢亂れるも 四肢柔らかなり,泥人となりて 語る無く 擡頭せざる。

羞らんや羞り,羞らんや羞る。

 

其五

(秋の夜、庭に出て男の帰りを待ちわびる女の思いを詠う。)

夜久歌聲怨咽,殘月。

秋の夜は日増しに長くなり、今宵は歌声をきくと怨みがこみあげ咽び泣いてしまいます。眠れぬ夜を過ごし、空には名残の月、やっぱり諦めきれない。

菊冷露微微,看看濕透縷金衣。

菊の花が一杯になるとうっすらと露に濡れて冷ややかな夜が来る、居待ち月を見ていると夜露に濡れ金糸の縫い取りの衣は透けている、

歸摩歸,歸摩歸。

あの人は帰って来るかしら、きっと帰ってく。

あの人は果たして帰って来るのかしら、帰って来ると思う。

(荷葉杯九首 其の五)

夜 久しく 歌聲 怨み咽【むせ】び,殘【なご】り月。

菊 冷やかに 露 微微たり,看看たり 縷金の衣を濕し透す。

歸らんや歸らん,歸らんや歸らん。

 

其六

我憶君詩最苦,知否。

字字盡關心,紅牋寫寄表情深。

吟摩吟,吟摩吟。

 

其七

金鴨香濃鴛被,枕膩。

小髻簇花鈿,腰如細柳臉如蓮。

憐摩憐,憐摩憐。

 

其八

曲砌蝶飛煙暖,春半。

花發柳垂條,花如雙臉柳如腰。

嬌摩嬌,嬌摩嬌。

 

其九

一去又乖期信,春盡。

滿院長莓苔,手挼裙帶獨徘徊。

來摩來,來摩來。

 

采蓮003
 

『荷葉杯九首 其四』 現代語訳と訳註

(本文)

荷葉杯九首 其五

夜久歌聲怨咽,殘月。

菊冷露微微,看看濕透縷金衣。

歸摩歸,歸摩歸。

 

(下し文)

(荷葉杯九首 其の五)

夜 久しく 歌聲 怨み咽【むせ】び,殘【なご】り月。

菊 冷やかに 露 微微たり,看看たり 縷金の衣を濕し透す。

歸らんや歸らん,歸らんや歸らん。

 

(現代語訳)

(秋の夜、庭に出て男の帰りを待ちわびる女の思いを詠う。)

秋の夜は日増しに長くなり、今宵は歌声をきくと怨みがこみあげ咽び泣いてしまいます。眠れぬ夜を過ごし、空には名残の月、やっぱり諦めきれない。

菊の花が一杯になるとうっすらと露に濡れて冷ややかな夜が来る、居待ち月を見ていると夜露に濡れ金糸の縫い取りの衣は透けている、

あの人は帰って来るかしら、きっと帰ってく。

あの人は果たして帰って来るのかしら、帰って来ると思う。

 

(訳注)

荷葉杯九首

『花間集』には顧夐の作が九首収められている。双調二十六字、前段八字二句二仄韻、後段十二字四句四平韻で、❷/⑤⑦③③の詞形をとる。

唐以降の中国王朝における宮廷に仕える楽人や妓女たちに宮廷音楽を教習させるための機関をさす。楽曲や歌舞の習得を主な目的とするが、官妓にあたる妓女を統括する役割もあった。その後の王朝に引き継がれ、清代まで続いたが、雍正帝の時に廃止された。

 

 

 

 

 

 

花間集 教坊曲『荷葉盃』 十四首

 

 

溫助教庭筠

 

荷葉盃 三首 其一

 

 

 

 

荷葉盃 三首 其二

 

 

 

 

荷葉盃 三首 其三

 

 

韋荘(韋相莊)

 

荷葉杯二首其一

 

 

 

 

荷葉杯二首其二

 

 

(顧太尉

 

荷葉盃九首

 

 

 

 

 

 

 moon5411

 

其五

(秋の夜、庭に出て男の帰りを待ちわびる女の思いを詠う。)

 

夜久歌聲怨咽,殘月。

秋の夜は日増しに長くなり、今宵は歌声をきくと怨みがこみあげ咽び泣いてしまいます。眠れぬ夜を過ごし、空には名残の月、やっぱり諦めきれない。

・殘月 寝待ち月(二十日ころの月)から下弦の月を過ぎてのつき。待ち侘びる名残の月のこと。夜明けの空に懸かる月。

 

菊冷露微微,看看濕透縷金衣。

菊の花が一杯になるとうっすらと露に濡れて冷ややかな夜が来る、居待ち月を見ていると夜露に濡れ金糸の縫い取りの衣は透けている、

○綾金衣 金線衣に同じ。金糸の刺繍のある衣裳。

○残月・菊・露・濕 待ち侘びて明け方まで庭に出ていて夜露に濡れるということ。

 

歸摩歸,歸摩歸。

あの人は帰って来るかしら、きっと帰ってく。

あの人は果たして帰って来るのかしら、帰って来ると思う。

○帰摩帰、帰摩帰 摩は疑問を表す。〜かしら。
花間集02
 

13-328《荷葉盃九首,其四》顧太尉敻(顧夐【こけい】)五十五首Ⅻ唐五代詞・『花間集』全詩訳注解説Gs-511-13-(328) 花間集 巻第七漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4102

荷葉盃九首,其四≫顧夐≫髪をかき乱し、肢体を柔らかにして許したのですし、汗まみれになって疲れ果て、もう言葉にすることもできないほどになったもので、高貴な人とされなくてもいいとまで思ったのです。


        
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13-328《荷葉盃九首,其四》顧太尉(顧夐【こけい】)五十五首Ⅻ唐五代詞・『花間集』全詩訳注解説Gs-511-13-(328)  花間集 巻第七漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4102

 

 

 

荷葉杯九首

其一

(春には逢おうと約束してたのに、もう春も終ろうとしている思い悩んで病気になっても耐えるしかないと諦める女を詠う)

春盡小庭花落,寂寞。

春が今終ろうとしている閨の前の庭の花は散りおちてしまった、ひっそりとした寂しさが漂う。

凭檻斂雙眉,忍教成病憶佳期。

高楼の手摺にもたれかかり二つの眉をひそめている。こうして堪えることを教えられ、病気にまでなってもただあの人と過ごすという約束の日のことを思うだけなのだ。

知摩知?知摩知?

此れで知ったということなのか本当に知ったのか。此れで知ったということなのか本当に知ったのか。

(荷葉杯九首 其の一)

春盡く 小庭の花落つ,寂寞たり。

檻に凭【もた】れ 雙眉に斂じ,教を忍び 病を成し 佳期を憶う。

知らんや知らん?知らんや知らん?

 

其二

(放蕩男を待つ女を詠う)

歌發誰家筵上,寥亮。

歌の上手いあの人は誰かの家の宴筵席で歌を謡っていることでしょう。澄んだ音色で響き渡っていることでしょう。

別恨正悠悠,蘭釭背帳月當樓。

別れてから恨むことばかり、まさにはるか遠くの存在になってしまった。閨には蘭型の燈火をともし、しかし、とばりは後ろに置いて使うことはないけれど、名月がこの高楼を照らすように、愛妾は閨にいるのです。

愁摩愁,愁摩愁。

愁えることしかないのか、やっぱり愁うだけです。愁えることしかないのか、やっぱり愁うだけです。

其の二

歌發すは 誰が家の筵の上に,寥亮。

別恨み 正に悠悠たり,蘭釭 帳を背にし 當樓に月る。

愁えんや愁う,愁えんや愁う。

 

其三

(都の貴公子男について詠う)

弱柳好花盡拆,晴陌。

若い柳の細腰の女も、艶やかな素敵なぼたんの花の様な女も、あの男にかかって折られてしまう。男は都大路を晴れやかに闊歩する。

陌上少年郎,滿身蘭麝撲人香。

そうなのだ、この都大路の貴公子の檀郎といわれる男だ、体全身に蘭麝香の香り漂い、その香にも女たちは心打たれてしまうという。

狂摩狂,狂摩狂。

どっか狂っているのではないか、キットどうかしている。

どっか狂っているのではないか、キットどうかしている。

(其の三)

弱【わか】い柳 好き花 拆り盡し,晴れたる陌。

陌上 少年の郎,滿身 蘭麝 人 香に撲【なげう】つ。

狂わんや狂わん,狂わんや狂わん。

 

其四

(どんなことをいわれても逢瀬を過ごすことから離れることできないという女を詠う。)

記得那時相見,膽戰。

私の為に書いてくれた詩は、あの時互にみて確認したものだったけれど、それを見て落ち着いた気持になろうと闘ったのです。

鬢亂四肢柔,泥人無語不擡頭。

髪をかき乱し、肢体を柔らかにして許したのですし、汗まみれになって疲れ果て、もう言葉にすることもできないほどになったもので、高貴な人とされなくてもいいとまで思ったのです。

羞摩羞,羞摩羞。

それは、愧じることでしょうか、恥でもいいのです。

それは、愧じなのでしょうか、恥ということでもいいのです。

(其の四)

記 那の時 相い見るを得ん,膽戰。

鬢亂れるも 四肢柔らかなり,泥人となりて 語る無く 擡頭せざる。

羞らんや羞り,羞らんや羞る。

 

其五

夜久歌聲怨咽,殘月。

菊冷露微微,看看濕透縷金衣。

歸摩歸,歸摩歸。

 

其六

我憶君詩最苦,知否。

字字盡關心,紅牋寫寄表情深。

吟摩吟,吟摩吟。

 

其七

金鴨香濃鴛被,枕膩。

小髻簇花鈿,腰如細柳臉如蓮。

憐摩憐,憐摩憐。

 

其八

曲砌蝶飛煙暖,春半。

花發柳垂條,花如雙臉柳如腰。

嬌摩嬌,嬌摩嬌。

 

其九

一去又乖期信,春盡。

滿院長莓苔,手挼裙帶獨徘徊。

來摩來,來摩來。

 

 蓼花01

『荷葉杯九首 其四』 現代語訳と訳註

(本文)

其四

記得那時相見,膽戰。

鬢亂四肢柔,泥人無語不擡頭。

羞摩羞,羞摩羞。

 

 

(下し文)

(其の四)

記 那の時 相い見るを得ん,膽戰。

鬢亂れるも 四肢柔らかなり,泥人となりて 語る無く 擡頭せざる。

羞らんや羞り,羞らんや羞る。

 

 

(現代語訳)

(どんなことをいわれても逢瀬を過ごすことから離れることできないという女を詠う。)

私の為に書いてくれた詩は、あの時互にみて確認したものだったけれど、それを見て落ち着いた気持になろうと闘ったのです。

髪をかき乱し、肢体を柔らかにして許したのですし、汗まみれになって疲れ果て、もう言葉にすることもできないほどになったもので、高貴な人とされなくてもいいとまで思ったのです。

それは、愧じることでしょうか、恥でもいいのです。

それは、愧じなのでしょうか、恥ということでもいいのです。

 

(訳注)

荷葉杯九首

『花間集』には顧夐の作が九首収められている。双調二十六字、前段八字二句二仄韻、後段十二字四句四平韻で、❷/⑤⑦③③の詞形をとる。

唐以降の中国王朝における宮廷に仕える楽人や妓女たちに宮廷音楽を教習させるための機関をさす。楽曲や歌舞の習得を主な目的とするが、官妓にあたる妓女を統括する役割もあった。その後の王朝に引き継がれ、清代まで続いたが、雍正帝の時に廃止された。

 

 

 

 

 

 

花間集 教坊曲『荷葉盃』 十四首

 

 

溫助教庭筠

 

荷葉盃 三首 其一

 

 

 

 

荷葉盃 三首 其二

 

 

 

 

荷葉盃 三首 其三

 

 

韋荘(韋相莊)

 

荷葉杯二首其一

 

 

 

 

荷葉杯二首其二

 

 

(顧太尉

 

荷葉盃九首

 

 

 

 

 

 

 豆蔻 なつめぐ01

其四

(どんなことをいわれても逢瀬を過ごすことから離れることできないという女を詠う。)

 

記得 那時 相見,膽戰。

私の為に書いてくれた詩は、あの時互にみて確認したものだったけれど、それを見て落ち着いた気持になろうと闘ったのです。

・那時 そのとき; その時点; その時。

・膽 1 内臓器官の名。六腑の一。「胆汁・胆石・胆嚢(たんのう)/臥薪嘗胆(がしんしょうたん)2 どっしりと落ち着いた精神力。きもったま。

 

鬢亂 四肢柔,泥人 無語 不擡頭。

髪をかき乱し、肢体を柔らかにして許したのですし、汗まみれになって疲れ果て、もう言葉にすることもできないほどになったもので、高貴な人とされなくてもいいとまで思ったのです。

・擡頭 ・台頭・抬頭【たいとう】 . 頭を持ち上げること。あるものの勢力が伸び,進出すること。 「新興勢力が-する」. . 上奏文などの中で,高貴の人に関した語を書く時,敬意を示すため行を改め,ほかよりも高く書くこと。

 

羞摩羞,羞摩羞。

それは、愧じることでしょうか、恥でもいいのです。

それは、愧じなのでしょうか、恥ということでもいいのです。

花間集02
 

13-327《荷葉盃九首,其三》顧太尉敻(顧夐【こけい】)五十五首Ⅻ唐五代詞・『花間集』全詩訳注解説Gs-510-13-(327) 花間集 巻第七漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4097

若い柳の細腰の女も、艶やかな素敵なぼたんの花の様な女も、あの男にかかって折られてしまう。男は都大路を晴れやかに闊歩する。そうなのだ、この都大路の貴公子の檀郎といわれる男だ、体全身に蘭麝香の香り漂い、その香にも女たちは心打たれてしまうという。


        
 2014年4月24日の紀頌之5つのブログ 
 ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場 
 Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
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李白index- 38 《759年乾元二年59歳江陵、三月、夔州の白帝城で大赦で釈放。郢門に帰って数か月過ごし、秋、岳陽、武陵に、冬、漢陽・武昌に行く。》1109kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4093 
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 ・李商隠詩 (1) 136首の75首・李商隠詩 (2) 135首の61首●韓愈index-1 ・孟郊、張籍と交遊・汴州乱41首●韓愈詩index-2[800年 33歳~804年 37歳]27首●韓愈詩index-3 805年 38歳・]陽山から江陵府 36首●韓愈詩index-4 806年 39歳 江陵府・権知国子博士 51首(1)25首 
 index-5 806年39歳 50首の(2)25首index-6[807年~809年 42歳]20首index-7[810年~811年 44歳] 34首index-8 [812年~814年47歳]46首index-9[815年~816年 49歳] 57首index-10[817年~818年 51歳]・「平淮西碑」28首 
 index-11 819年 52歳 ・『論佛骨表』左遷 38首index-12 820年 53歳 ・9月國子祭酒に。18首index-13 821年~822年 55歳 22首index-14 823年~824年 57歳・病気のため退職。没す。 14首韓愈 哲学・儒学「五原」賦・散文・上奏文・碑文など 
 孟郊張籍     
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 杜甫詩(1)736~751年 青年期・李白と交遊期・就活の詩 53首杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73首(青年期・就活の詩) 杜甫詩(3)755年~756年、45歳 安史の乱に彷徨う 26首杜甫詩(4)作時757年、46歳 安史軍捕縛、脱出、左拾遺 43首杜甫詩(5)758年;乾元元年、47歳 左拾遺、朝廷疎外、左遷 53首杜甫詩 (6)759年;乾元二年、48歳 三吏三別 官を辞す 44首 
 杜甫詩(7)759年;乾元二年、48歳 秦州抒情詩 66首杜甫詩(8)作時759年、48歳 秦州発、同谷紀行、成都紀行 36首杜甫詩(9)760年;上元元年、49歳 成都浣花渓草堂 45首杜甫詩(10)761年;上元二年、50歳 成都浣花渓草堂 82首杜甫詩(11)762年寶應元年 杜甫51歳  浣花渓草堂~蜀中転々 43首杜甫詩(12)762年寶應元年 杜甫51歳 蜀中転々 49首 
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 ●花間集全詩●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩。唐から五代詩詞。花間集 
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 魚玄機全詩●花間集(6)●花間集(7)●花間集(8)●花間集(9)●花間集(10) 
 温庭筠66首 花間集1・2巻皇甫松11首 花間集二巻韋莊47首 花間集二巻薛昭蘊19首 花間集三巻牛嶠31首 花間集三・四巻張泌27首 花間集四巻 
 毛文錫31首 花間集5巻牛希濟11首 花間集5巻欧陽烱17首 花間集5・6巻和凝20首 花間集6巻顧夐56首 花間集6・7巻孫光憲47首 花間集7・8巻 
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13-327

《荷葉盃九首,其三》顧太尉(顧夐【こけい】)五十五首Ⅻ唐五代詞・『花間集』全詩訳注解説Gs-510-13-(327)  花間集 巻第七漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4097

 


晩菊002

 

荷葉杯九首

其一

(春には逢おうと約束してたのに、もう春も終ろうとしている思い悩んで病気になっても耐えるしかないと諦める女を詠う)

春盡小庭花落,寂寞。

春が今終ろうとしている閨の前の庭の花は散りおちてしまった、ひっそりとした寂しさが漂う。

凭檻斂雙眉,忍教成病憶佳期。

高楼の手摺にもたれかかり二つの眉をひそめている。こうして堪えることを教えられ、病気にまでなってもただあの人と過ごすという約束の日のことを思うだけなのだ。

知摩知?知摩知?

此れで知ったということなのか本当に知ったのか。此れで知ったということなのか本当に知ったのか。

(荷葉杯九首 其の一)

春盡く 小庭の花落つ,寂寞たり。

檻に凭【もた】れ 雙眉に斂じ,教を忍び 病を成し 佳期を憶う。

知らんや知らん?知らんや知らん?

 

其二

(放蕩男を待つ女を詠う)

歌發誰家筵上,寥亮。

歌の上手いあの人は誰かの家の宴筵席で歌を謡っていることでしょう。澄んだ音色で響き渡っていることでしょう。

別恨正悠悠,蘭釭背帳月當樓。

別れてから恨むことばかり、まさにはるか遠くの存在になってしまった。閨には蘭型の燈火をともし、しかし、とばりは後ろに置いて使うことはないけれど、名月がこの高楼を照らすように、愛妾は閨にいるのです。

愁摩愁,愁摩愁。

愁えることしかないのか、やっぱり愁うだけです。愁えることしかないのか、やっぱり愁うだけです。

其の二

歌發すは 誰が家の筵の上に,寥亮。

別恨み 正に悠悠たり,蘭釭 帳を背にし 當樓に月る。

愁えんや愁う,愁えんや愁う。

 

其三

(都の貴公子男について詠う)

弱柳好花盡拆,晴陌。

若い柳の細腰の女も、艶やかな素敵なぼたんの花の様な女も、あの男にかかって折られてしまう。男は都大路を晴れやかに闊歩する。

陌上少年郎,滿身蘭麝撲人香。

そうなのだ、この都大路の貴公子の檀郎といわれる男だ、体全身に蘭麝香の香り漂い、その香にも女たちは心打たれてしまうという。

狂摩狂,狂摩狂。

どっか狂っているのではないか、キットどうかしている。

どっか狂っているのではないか、キットどうかしている。

(其の三)

弱【わか】い柳 好き花 拆り盡し,晴れたる陌。

陌上 少年の郎,滿身 蘭麝 人 香に撲【なげう】つ。

狂わんや狂わん,狂わんや狂わん。

 

其四

記得那時相見,膽戰。

鬢亂四肢柔,泥人無語不擡頭。

羞摩羞,羞摩羞。

 

其五

夜久歌聲怨咽,殘月。

菊冷露微微,看看濕透縷金衣。

歸摩歸,歸摩歸。

 

其六

我憶君詩最苦,知否。

字字盡關心,紅牋寫寄表情深。

吟摩吟,吟摩吟。

 

其七

金鴨香濃鴛被,枕膩。

小髻簇花鈿,腰如細柳臉如蓮。

憐摩憐,憐摩憐。

 

其八

曲砌蝶飛煙暖,春半。

花發柳垂條,花如雙臉柳如腰。

嬌摩嬌,嬌摩嬌。

 

其九

一去又乖期信,春盡。

滿院長莓苔,手挼裙帶獨徘徊。

來摩來,來摩來。

pla880014
 

 

『荷葉杯九首 其三』 現代語訳と訳註

(本文)

其三

弱柳好花盡拆,晴陌。

陌上少年郎,滿身蘭麝撲人香。

狂摩狂,狂摩狂。

 

(下し文)

(其の三)

弱【わか】い柳 好き花 拆り盡し,晴れたる陌。

陌上 少年の郎,滿身 蘭麝 人 香に撲【なげう】つ。

狂わんや狂わん,狂わんや狂わん。

 

(現代語訳)

(都の貴公子男について詠う)

若い柳の細腰の女も、艶やかな素敵なぼたんの花の様な女も、あの男にかかって折られてしまう。男は都大路を晴れやかに闊歩する。

そうなのだ、この都大路の貴公子の檀郎といわれる男だ、体全身に蘭麝香の香り漂い、その香にも女たちは心打たれてしまうという。

どっか狂っているのではないか、キットどうかしている。

どっか狂っているのではないか、キットどうかしている。

 

 

(訳注)

荷葉杯九首

『花間集』には顧夐の作が九首収められている。双調二十六字、前段八字二句二仄韻、後段十二字四句四平韻で、❷/⑤⑦③③の詞形をとる。杏の花001

 

唐以降の中国王朝における宮廷に仕える楽人や妓女たちに宮廷音楽を教習させるための機関をさす。楽曲や歌舞の習得を主な目的とするが、官妓にあたる妓女を統括する役割もあった。その後の王朝に引き継がれ、清代まで続いたが、雍正帝の時に廃止された。

 

 

 

 

 

 

花間集 教坊曲『荷葉盃』 十四首

 

 

溫助教庭筠

 

荷葉盃 三首 其一

 

 

 

 

荷葉盃 三首 其二

 

 

 

 

荷葉盃 三首 其三

 

 

韋荘(韋相莊)

 

荷葉杯二首其一

 

 

 

 

荷葉杯二首其二

 

 

(顧太尉

 

荷葉盃九首

 

 

 

 

 

 

 

其三

(都の貴公子男について詠う)

 

弱柳好花盡拆,晴陌。

若い柳の細腰の女も、艶やかな素敵なぼたんの花の様な女も、あの男にかかって折られてしまう。男は都大路を晴れやかに闊歩する。

・弱柳 若い柳の細腰の女。弱:若い。柳は細腰の女性を示す。

・好花 艶やかな素敵なぼたんの花の様な女。

・盡拆 ことごとく折る。あの男にかかって折られ、摘み取られてしまう。

・晴陌 晴たる大通り。男は都大路を晴れやかに闊歩するというほどの意。

 

陌上少年郎,滿身蘭麝撲人香。

そうなのだ、この都大路の貴公子の檀郎といわれる男だ、体全身に蘭麝香の香り漂い、その香にも女たちは心打たれてしまうという。

・少年郎 少年は1820歳程度の高貴な家のやんちゃな息子たち。郎は、遊郎、檀郎、阮郎、劉郎などプレイボーイをいう。やりたい放題をする富貴の二男坊ということである。李白・杜甫・王維など歌っている。

贈少年 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-56-9-# 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1840

温庭筠『贈少年』

江海相逢客恨多,秋風葉下洞庭波。

酒酣夜別淮陰市,月照高樓一曲歌。

王維 少年行
新豐美酒斗十千,咸陽遊侠多少年。
相逢意氣爲君飮,繋馬高樓垂柳邊。
李白 17少年行
少年行      
五陵年少金市東、銀鞍白馬度春風。
落花踏尽遊何処、笑入胡姫酒肆中。
杜甫 少年行

馬上誰家白面郎、臨階下馬坐人牀。
不通姓氏麤豪甚、指點銀瓶索酒嘗。
 
王昌齢『少年行』
走馬遠相尋,西樓下夕陰。結交期一劍,留意贈千金。高閣歌聲遠,重門柳色深。夜闌須盡飲,莫負百年心。
いなせな若者や壮士を詠う。

 

狂摩狂,狂摩狂。

どっか狂っているのではないか、キットどうかしている。

どっか狂っているのではないか、キットどうかしている。

・摩 疑問をあらわす語で、~かしら。

 花間集02

13-326《荷葉盃九首,其二》顧太尉敻(顧夐【こけい】)五十五首Ⅻ唐五代詞・『花間集』全詩訳注解説Gs-509-13-(326) 花間集 巻第七漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4092

歌の上手いあの人は誰かの家の宴筵席で歌を謡っていることでしょう。澄んだ音色で響き渡っていることでしょう。別れてから恨むことばかり、まさにはるか遠くの存在になってしまった。閨には蘭型の燈火をともし、しかし、とばりは後ろに置いて使うことはないけれど、名月がこの高楼を照らすように、愛妾は閨にいるのです。


        
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13-326《荷葉盃九首,其二》顧太尉(顧夐【こけい】)五十五首Ⅻ唐五代詞・『花間集』全詩訳注解説Gs-509-13-(326)  花間集 巻第七漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4092

 

杏の花0055
 

荷葉杯九首

其一

(春には逢おうと約束してたのに、もう春も終ろうとしている思い悩んで病気になっても耐えるしかないと諦める女を詠う)

春盡小庭花落,寂寞。

春が今終ろうとしている閨の前の庭の花は散りおちてしまった、ひっそりとした寂しさが漂う。

凭檻斂雙眉,忍教成病憶佳期。

高楼の手摺にもたれかかり二つの眉をひそめている。こうして堪えることを教えられ、病気にまでなってもただあの人と過ごすという約束の日のことを思うだけなのだ。

知摩知?知摩知?

此れで知ったということなのか本当に知ったのか。此れで知ったということなのか本当に知ったのか。

(荷葉杯九首 其の一)

春盡く 小庭の花落つ,寂寞たり。

檻に凭【もた】れ 雙眉に斂じ,教を忍び 病を成し 佳期を憶う。

知らんや知らん?知らんや知らん?

 

其二

(放蕩男を待つ女を詠う)

歌發誰家筵上,寥亮。

歌の上手いあの人は誰かの家の宴筵席で歌を謡っていることでしょう。澄んだ音色で響き渡っていることでしょう。

別恨正悠悠,蘭釭背帳月當樓。

別れてから恨むことばかり、まさにはるか遠くの存在になってしまった。閨には蘭型の燈火をともし、しかし、とばりは後ろに置いて使うことはないけれど、名月がこの高楼を照らすように、愛妾は閨にいるのです。

愁摩愁,愁摩愁。

愁えることしかないのか、やっぱり愁うだけです。愁えることしかないのか、やっぱり愁うだけです。

其の二

歌發すは 誰が家の筵の上に,寥亮。

別恨み 正に悠悠たり,蘭釭 帳を背にし 當樓に月る。

愁えんや愁う,愁えんや愁う。

 

其三

弱柳好花盡拆,晴陌。

陌上少年郎,滿身蘭麝撲人香。

狂摩狂,狂摩狂。

 

其四

記得那時相見,膽戰。

鬢亂四肢柔,泥人無語不擡頭。

羞摩羞,羞摩羞。

 

其五

夜久歌聲怨咽,殘月。

菊冷露微微,看看濕透縷金衣。

歸摩歸,歸摩歸。

 

其六

我憶君詩最苦,知否。

字字盡關心,紅牋寫寄表情深。

吟摩吟,吟摩吟。

 

其七

金鴨香濃鴛被,枕膩。

小髻簇花鈿,腰如細柳臉如蓮。

憐摩憐,憐摩憐。

 

其八

曲砌蝶飛煙暖,春半。

花發柳垂條,花如雙臉柳如腰。

嬌摩嬌,嬌摩嬌。

 

其九

一去又乖期信,春盡。

滿院長莓苔,手挼裙帶獨徘徊。

來摩來,來摩來。

tsuki001
 

 

『荷葉杯九首 其二』 現代語訳と訳註

(本文)

其二

歌發誰家筵上,寥亮。

別恨正悠悠,蘭釭背帳月當樓。

愁摩愁,愁摩愁。

 

(下し文)

其の二

歌發すは 誰が家の筵の上に,寥亮。

別恨み 正に悠悠たり,蘭釭 帳を背にし 當樓に月る。

愁えんや愁う,愁えんや愁う。

 

 

(現代語訳)

(放蕩男を待つ女を詠う)

歌の上手いあの人は誰かの家の宴筵席で歌を謡っていることでしょう。澄んだ音色で響き渡っていることでしょう。

別れてから恨むことばかり、まさにはるか遠くの存在になってしまった。閨には蘭型の燈火をともし、しかし、とばりは後ろに置いて使うことはないけれど、名月がこの高楼を照らすように、愛妾は閨にいるのです。

愁えることしかないのか、やっぱり愁うだけです。愁えることしかないのか、やっぱり愁うだけです。

 

Flower1-004
 

(訳注)

荷葉杯九首

『花間集』には顧夐の作が九首収められている。双調二十六字、前段八字二句二仄韻、後段十二字四句四平韻で、❷/⑤⑦③③の詞形をとる。

唐以降の中国王朝における宮廷に仕える楽人や妓女たちに宮廷音楽を教習させるための機関をさす。楽曲や歌舞の習得を主な目的とするが、官妓にあたる妓女を統括する役割もあった。その後の王朝に引き継がれ、清代まで続いたが、雍正帝の時に廃止された。

 

 

 

 

 

 

花間集 教坊曲『荷葉盃』 十四首

 

 

溫助教庭筠

 

荷葉盃 三首 其一

 

 

 

 

荷葉盃 三首 其二

 

 

 

 

荷葉盃 三首 其三

 

 

韋荘(韋相莊)

 

荷葉杯二首其一

 

 

 

 

荷葉杯二首其二

 

 

(顧太尉

 

荷葉盃九首

 

 

 

 

 

 

 

其二

(放蕩男を待つ女を詠う)

 

歌發誰家筵上,寥亮。

歌の上手いあの人は誰かの家の宴筵席で歌を謡っていることでしょう。澄んだ音色で響き渡っていることでしょう。

・寥亮 声や音が澄んだ音色で響き渡るさま。

 

別恨正悠悠,蘭釭背帳月當樓。

別れてから恨むことばかり、まさにはるか遠くの存在になってしまった。閨には蘭型の燈火をともし、しかし、とばりは後ろに置いて使うことはないけれど、名月がこの高楼を照らすように、愛妾は閨にいるのです。

・悠悠 1 はるかに遠いさま。限りなく続くさま。2 ゆったりと落ち着いたさま。

・蘭釭 蘭の火灯し皿。

 

愁摩愁,愁摩愁。

愁えることしかないのか、やっぱり愁うだけです。愁えることしかないのか、やっぱり愁うだけです。

・摩 疑問をあらわす語で、~かしら。

13-325《荷葉盃九首,其一》顧太尉敻(顧夐【こけい】)五十五首Ⅻ唐五代詞・『花間集』全詩訳注解説Gs-508-13-(325) 花間集 巻第七漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4087

荷葉盃九首,其一》顧(春には逢おうと約束してたのに、もう春も終ろうとしている思い悩んで病気になっても耐えるしかないと諦める女を詠う)

        
 2014年4月22日の紀頌之5つのブログ 
 ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場 
 Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
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李白index- 36 《757年至德二年57歳 二月永王璘敗れ、彭澤に逃げるが宿松で捕まり、潯陽の獄に》李白詩 全詩<李白index- 36> Ⅰ李白詩1107 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4083 
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 ・李商隠詩 (1) 136首の75首・李商隠詩 (2) 135首の61首●韓愈index-1 ・孟郊、張籍と交遊・汴州乱41首●韓愈詩index-2[800年 33歳~804年 37歳]27首●韓愈詩index-3 805年 38歳・]陽山から江陵府 36首●韓愈詩index-4 806年 39歳 江陵府・権知国子博士 51首(1)25首 
 index-5 806年39歳 50首の(2)25首index-6[807年~809年 42歳]20首index-7[810年~811年 44歳] 34首index-8 [812年~814年47歳]46首index-9[815年~816年 49歳] 57首index-10[817年~818年 51歳]・「平淮西碑」28首 
 index-11 819年 52歳 ・『論佛骨表』左遷 38首index-12 820年 53歳 ・9月國子祭酒に。18首index-13 821年~822年 55歳 22首index-14 823年~824年 57歳・病気のため退職。没す。 14首韓愈 哲学・儒学「五原」賦・散文・上奏文・碑文など 
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 杜甫詩(1)736~751年 青年期・李白と交遊期・就活の詩 53首杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73首(青年期・就活の詩) 杜甫詩(3)755年~756年、45歳 安史の乱に彷徨う 26首杜甫詩(4)作時757年、46歳 安史軍捕縛、脱出、左拾遺 43首杜甫詩(5)758年;乾元元年、47歳 左拾遺、朝廷疎外、左遷 53首杜甫詩 (6)759年;乾元二年、48歳 三吏三別 官を辞す 44首 
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