毛熙震 後庭花三首 其二
輕盈舞妓含芳豔,競粧新臉。步搖珠翠脩蛾斂,膩鬟雲染。
歌聲慢發開檀點,繡衫斜掩。時將纖手勻紅臉,笑拈金靨。
(後宮で繰り広げられる宴に多くの妓優たちの踊り、歌は響き渡る、目に留まった妓優はその日から夢のような暮らしが始まる。) 軽やかに舞い踊る歌妓たちは宴の中心に溢れるほど一杯になっていて、その艶めかしさと芳しい香りは歌妓たちから風に乗って溢れている。ゆっくりと揺れ動く歌妓たちは、真珠と翡翠に飾られ、繭も美しい若い娘たちである。油で固めて結われた黒髪は雲型である。歌声の歌妓たちは、炎の中に点々と声を発し、眼に泊まった歌妓の刺繍で飾られた上衣は、閨の壁に掛けられた。その時、まさにか細い指、手も紅く染まった頬も顔も抱かれたのである。笑いに包まれ微笑には金に値するえくぼが可愛い。
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《花間集》411巻十07 |
後庭花三首其二 |
全詩訳注解説-漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-7564 |
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(改訂版Ver.2.1) |
13 魏承班 |
前蜀の詞人 |
930年前後に在世 |
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花間集 教坊曲 《後庭花》 五首 |
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孫光憲 |
巻八10後庭花二首其一景陽鐘動宮鶯囀,露涼金殿。輕飇吹起瓊花綻,玉葉如翦。晚來高閣上,珠簾卷,見墜香千片。 |
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孫光憲 |
巻八11後庭花二首其二石城依舊空江國,故宮春色。七尺青絲芳草綠,絕世難得。玉英凋落盡,更何人識,野棠如織。只是教人添怨憶,悵望無極。 |
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毛熙震 |
《巻十06後庭花三首其一》
鶯啼鷰語芳菲節,瑞庭花發。昔時懽宴歌聲揭,管絃清越。自從陵谷追遊歇,畫梁塵黦。傷心一片如珪月,閑鏁宮闕。 |
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毛熙震 |
《巻十07後庭花三首其二》
輕盈舞妓含芳豔,競粧新臉。步搖珠翠脩蛾斂,膩鬟雲染。歌聲慢發開檀點,繡衫斜掩。時將纖手勻紅臉,笑拈金靨。 |
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毛熙震 |
《巻十08後庭花三首其三》
越羅小袖新香蒨,薄籠金釧。倚欄無語搖輕扇,半遮勻面。春殘日暖鶯嬌懶,滿庭花片。爭不教人長相見,畫堂深院。 |
後庭花三首 其一
(後宮の妃嬪は、嫁いできたときにこれ以上ないほどの扱いを受けるが、それも、綺麗な真珠に傷がついたら棄てられるように、寵愛を失ってしまうと詠う。)
鶯啼鷰語芳菲節,瑞庭花發。
鶯が春の訪れを告げ、梁の上の燕は子育ての語らいをする春の盛りはの草花の香りの季節である。庭の端々にまで花が咲いている。
昔時懽宴歌聲揭,管絃清越。
少し前はそんなことの上に、宴に歌声が合わせ、笛や、琴の演奏は清らかに抑揚し、宴も盛んに楽しんだものだ。
自從陵谷追遊歇,畫梁塵黦。
そして自分から丘に遊び、谷を越えて寸暇を惜しんで遊んだのであり、綺麗に画かれた梁の上に乗る塵までも艶めかしいものであった。
傷心一片如珪月,閑鏁宮闕。
それがどうだ、玉のような月に一片の傷がついてしまってからは、後宮への門も潜り戸も全部閉じられて誰の行き来もないのである。(その時に子が出来なければ、妃嬪の役割は終わる。)
(後庭花三首 其の一)
鶯啼き鷰語る 芳菲の節,瑞庭 花發く。
昔時 宴を懽しみ 歌聲揭げ,管絃 清越す。
自ら陵谷遊を追い歇むにより,畫梁の塵は黦なり。
一片に傷心す 珪月の如し,宮闕を閑鏁【へいじょう】す。
後庭花三首 其二
(後宮で繰り広げられる宴に多くの妓優たちの踊り、歌は響き渡る、目に留まった妓優はその日から夢のような暮らしが始まる。)
輕盈舞妓含芳豔,競粧新臉。
軽やかに舞い踊る歌妓たちは宴の中心に溢れるほど一杯になっていて、その艶めかしさと芳しい香りは歌妓たちから風に乗って溢れている。
步搖珠翠脩蛾斂,膩鬟雲染。
ゆっくりと揺れ動く歌妓たちは、真珠と翡翠に飾られ、繭も美しい若い娘たちである。油で固めて結われた黒髪は雲型である。
歌聲慢發開檀點,繡衫斜掩。
歌声の歌妓たちは、炎の中に点々と声を発し、眼に泊まった歌妓の刺繍で飾られた上衣は、閨の壁に掛けられた。
時將纖手勻紅臉,笑拈金靨。
その時、まさにか細い指、手も紅く染まった頬も顔も抱かれたのである。笑いに包まれ微笑には金に値するえくぼが可愛い。
(後庭花三首 其の二)
風は輕やかな、芳豔を含んで舞妓を盈つ,粧を競うて臉を新たにす。
步搖 珠翠 蛾斂を脩め,膩鬟 雲染す。
歌聲 慢ろに發つ 檀點を開き,繡衫 斜に掩う。
時將に纖手 紅臉を勻しゅうす,笑 金靨を拈す。
後庭花三首 其三
越羅小袖新香蒨,薄籠金釧。
倚欄無語搖輕扇,半遮勻面。
春殘日暖鶯嬌懶,滿庭花片。
爭不教人長相見,畫堂深院。
『後庭花三首 其二』 現代語訳と訳註
(本文)
後庭花三首 其二
輕盈舞妓含芳豔,競粧新臉。
步搖珠翠脩蛾斂,膩鬟雲染。
歌聲慢發開檀點,繡衫斜掩。
時將纖手勻紅臉,笑拈金靨。
(下し文)
(後庭花三首 其の二)
風は輕やかな、芳豔を含んで舞妓を盈つ,粧を競うて臉を新たにす。
步搖 珠翠 蛾斂を脩め,膩鬟 雲染す。
歌聲 慢ろに發つ 檀點を開き,繡衫 斜に掩う。
時將に纖手 紅臉を勻しゅうす,笑 金靨を拈す。
(現代語訳)
(後宮で繰り広げられる宴に多くの妓優たちの踊り、歌は響き渡る、目に留まった妓優はその日から夢のような暮らしが始まる。)
軽やかに舞い踊る歌妓たちは宴の中心に溢れるほど一杯になっていて、その艶めかしさと芳しい香りは歌妓たちから風に乗って溢れている。
ゆっくりと揺れ動く歌妓たちは、真珠と翡翠に飾られ、繭も美しい若い娘たちである。油で固めて結われた黒髪は雲型である。
歌声の歌妓たちは、炎の中に点々と声を発し、眼に泊まった歌妓の刺繍で飾られた上衣は、閨の壁に掛けられた。
その時、まさにか細い指、手も紅く染まった頬も顔も抱かれたのである。笑いに包まれ微笑には金に値するえくぼが可愛い。
(訳注)
後庭花三首 其二
『後庭花』とあるのは、後宮の庭に咲く花、杜甫は「先帝の侍女八千人」、白居易は「後宮の佳麗三千人」といっている。この時代は女性が人とされていないので、男も士族以上で人数として把握された。宮女は礼をもって迎い入れられたもの、貴族、富貴の者など家柄を重んじて選抜されたもの、一部の物を除いて、献上されたもの、罪人の家【藉跋・藉没】の女性、宮廷の官奴婢にされたものをいうのである。「後宮」は政治を営む場とは異なる、天子の私的生活の場。陳の後主(陳叔宝)が歓楽に溺れて国を亡ぼしたことに基づいてこの詩を読む。
花間集に教坊曲『後庭花』は五首収められているが、毛熙震の詞は三首である。双調四十字、前段二十字、四仄韻、後段二十字、四仄韻で、❼❹❼❹/❼❹❼❹の詞形をとる。孫光憲と毛熙震とで独自の詞形を作ったもの。
輕盈舞妓含芳豔 競粧新臉
步搖珠翠脩蛾斂 膩鬟雲染
歌聲慢發開檀點 繡衫斜掩
時將纖手勻紅臉 笑拈金靨
△○●△○○●
●?○△
●○○●○△●
●○○●
○○●●○○●
●○○●
○△○●○○△
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輕盈舞妓含芳豔,競粧新臉。
軽やかに舞い踊る歌妓たちは宴の中心に溢れるほど一杯になっていて、その艶めかしさと芳しい香りは歌妓たちから風に乗って溢れている。
步搖珠翠脩蛾斂,膩鬟雲染。
ゆっくりと揺れ動く歌妓たちは、真珠と翡翠に飾られ、繭も美しい若い娘たちである。油で固めて結われた黒髪は雲型である。
歌聲慢發開檀點,繡衫斜掩。
歌声の歌妓たちは、炎の中に点々と声を発し、眼に泊まった歌妓の刺繍で飾られた上衣は、閨の壁に掛けられた。
時將纖手勻紅臉,笑拈金靨。
その時、まさにか細い指、手も紅く染まった頬も顔も抱かれたのである。笑いに包まれ微笑には金に値するえくぼが可愛い。
拈 ひねり出すこと。苦心して考え出すこと。 「妙案を拈出する」; やりくり算段して、無理に金銭をなどをつくり出すこと。
「費用を拈出する」. 「捻出」とも書く。 【拈る】ひねる. 物を指先などでねじる。
体の一部をねじり回す。






















































