楊柳枝 之四 温庭筠


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謝靈運が傲慢で磊落だったというが彼の詩からはそれを感じさせるということは微塵もない。謝靈運、謝朓、孟浩然は好きな詩人である。
登永嘉緑嶂山詩 #1 謝霊運 <20> 詩集 386ー
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http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/0josei00index.html 女性詩人 古代から近世に至るまで女性の詩は書くことを許されない環境にあった。貴族の子女、芸妓だけである。残されている詩のほとんどは詞、楽府の優雅、雅なものへの媚の詞である。しかしその中に針のような痛みを感じさせるものがあるのである。
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李商隠詩
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楊柳枝 之四 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-60-13-#  花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1856


楊柳枝 (之四)
織錦機邊鶯語頻,停梭垂淚憶征人。
こちらの部屋で錦を織っている機の傍まで鶯が来て春を告げる泣き声を繰り返している。またこの春にもかえってこない、機織りの梭を停めて涙を流す、そしてまた、旅先のあの人の事を思うとまた涙を垂らす。
塞門三月猶蕭索,縱有垂楊未覺春。
あの人が行っている関所塞の春の三ケ月はこちらとは違って今なおはるはこなくてもの寂しい。たとえ、垂れ柳が葉が芽吹いてきて風に揺られても私にとっては、春の喜びを感じることはできない。

楊柳枝 (之四)
錦を織るは機邊 鶯語【おうご】頻【ひん】なり,梭【さ】を停めて淚を垂す 征人を憶う。
塞門 三月 猶お蕭索し,縱【たと】い楊が垂れようとも 未だ春をえ覺ざる有り。


楊柳枝004












『楊柳枝)』(之四 現代語訳と訳註
(本文)
楊柳枝 (之四)
織錦機邊鶯語頻,停梭垂淚憶征人。
塞門三月猶蕭索,縱有垂楊未覺春。


(下し文)
楊柳枝 (之四)
錦を織るは機邊 鶯語【おうご】頻【ひん】なり,梭【さ】を停めて淚を垂す 征人を憶う。
塞門 三月 猶お蕭索し,縱【たと】い楊が垂れようとも 未だ春をえ覺ざる有り。


(現代語訳)
こちらの部屋で錦を織っている機の傍まで鶯が来て春を告げる泣き声を繰り返している。またこの春にもかえってこない、機織りの梭を停めて涙を流す、そしてまた、旅先のあの人の事を思うとまた涙を垂らす。
あの人が行っている関所塞の春の三ケ月はこちらとは違って今なおはるはこなくてもの寂しい。たとえ、垂れ柳が葉が芽吹いてきて風に揺られても私にとっては、春の喜びを感じることはできない。


(訳注)
楊柳枝 (之四)
柳を詠う。連作八首のうち第さん四首。


織錦機邊鶯語頻,停梭垂淚憶征人。
こちらの部屋で錦を織っている機の傍まで鶯が来て春を告げる泣き声を繰り返している。またこの春にもかえってこない、機織りの梭を停めて涙を流す、そしてまた、旅先のあの人の事を思う。
・鶯語 鶯が鳴くこと。後宮の場合は侍女たちの語り合い。高楼の女儀の場合もある。季語としては早春、春を告げるということ。
・頻 くりかえす。


塞門三月猶蕭索,縱有垂楊未覺春。
あの人が行っている関所塞の春の三ケ月はこちらとは違って今なおはるはこなくてもの寂しい。たとえ、垂れ柳が葉が芽吹いてきて風に揺られても私にとっては、春の喜びを感じることはできない。
塞門 西域の塞、玉門関。
・三月 春の三か月(早春、盛春、晩春)。
・蕭索 もの寂しいさま。うらぶれた感じのするさま。蕭条。

蜀の山50055