薛濤《梅》 梅の枝に咲く白梅の花が宝石のように見える、奥座敷の前にある一本の梅木に。よく見てみるとどうやら今朝数輪咲いたようなのです。

 

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梅 薛濤  Ⅹ唐五代詞・宋詩Gs-213-79-#73   漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2612

薛濤最終回

 

 

(梅)

白玉堂前一樹梅,今朝忽見數花開。

梅の枝に咲く白梅の花が宝石のように見える、奥座敷の前にある一本の梅木に。よく見てみるとどうやら今朝数輪咲いたようなのです。

兒家門尋常閉,春色因何入得來。

花の良さがわからない子供のいる家なのでしょうかいつも家の門を固く閉ざしている。せっかく春が来たというのにこんなことでは春の訪れを知らせてくれる意味がないというものですね。

 

白玉 堂前 一樹の梅あり、今朝 忽ち 数花の開くを見る。

兒家の門戸は 重重閉ざす、春色 何に困って 入り得來るらん。

 

 

』 現代語訳と訳註

(本文)

白玉堂前一樹梅,今朝忽見數花開。

兒家門尋常閉,春色因何入得來。

 

 

(下し文)

白玉 堂前 一樹の梅あり、今朝 忽ち 数花の開くを見る。

兒家の門戸は 重重閉ざす、春色 何に困って 入り得來るらん。

 

 

(現代語訳)

(梅)

梅の枝に咲く白梅の花が宝石のように見える、奥座敷の前にある一本の梅木に。よく見てみるとどうやら今朝数輪咲いたようなのです。

花の良さがわからない子供のいる家なのでしょうかいつも家の門を固く閉ざしている。せっかく春が来たというのにこんなことでは春の訪れを知らせてくれる意味がないというものですね。

 

 

(訳注)

唐◎蔣維翰《春女怨》:とされている。《春女怨》

 

 

白玉 堂前一樹梅,今朝忽見數花開。

梅の枝に咲く白梅の花が宝石のように見える、奥座敷の前にある一本の梅木に。よく見てみるとどうやら今朝数輪咲いたようなのです。

・白玉 白く明るい宝玉。梅の枝に咲く白梅の花が宝石のように見える。李白『古朗月行』#1「小時不識月、呼作白玉盤。」

古朗月行 #1 李白 Kanbuniinkai紀頌之の漢詩李白特集 264/350

・堂前 奥座敷の前

 

兒家門尋常閉,春色因何入得來。

花の良さがわからない子供のいる家なのでしょうかいつも家の門を固く閉ざしている。せっかく春が来たというのにこんなことでは春の訪れを知らせてくれる意味がないというものですね。

○兒家 子供を理由に遊びに来ない男をいうものか、ここでは、梅の木の花を風流に考えられない子供のような男ということであろう。