和凝《天仙子二首 其一》 柳も緑に繁り、その陰に着物を隠し、金紫の鳳凰の刺繍を隠す、かぼそい手の軽くそろえて愛撫し、軽くたたく女の胸を愛撫した。翡翠に飾られた嫦娥には眉間に二筋の詩話を寄せて、まさに男のことを思い続ける。仙女(聖女祠)のいる洞の入口には春の桃の紅い花が咲き乱れて、崑崙山の神仙居所で繰りひろげられた恋の夢を今も胸においている、この桃の花の一片のような女妓も春心の愁いが消えない。それというのも、浮気男がきてくれなくて、「此の夜を誰と共に過ごすのだろう」と心配なのだ。


2014年2月12日の紀頌之5つのブログ
●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場
Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
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張平子(張衡)《西京賦》(1) 文選 賦<114―(1)>31分割68回 Ⅱ李白に影響を与えた詩1038 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3738
●唐を代表する中唐の韓愈の儒家としての考えのよくわかる代表作の一つ
Ⅱ中唐詩・晩唐詩
 
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《別趙子》#4韓愈(韓退之) Ⅱ中唐詩 <951>  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3739韓愈詩-246
●杜甫の全作品1141首を取り上げて訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"
Ⅲ杜甫詩1000詩集  LiveDoorブログ廣徳2年764-27 《草堂 #6》 ふたたび成都 杜甫<667> 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3740 杜甫詩1000-667-942/1500 761
●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている
Ⅳブログ漢・唐・宋詞詩集 Fc2ブログ283 《遊城南十六首:贈同遊》 韓愈 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3741 (02/12)
●●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩。唐から五代詩詞。花間集
Ⅴ.唐五代詞詩・宋詞詩・女性 LiveDoor12 -12 天仙子二首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-439-12-#12  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3742
 
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謝靈運が傲慢で磊落だったというが彼の詩からはそれを感じさせるということは微塵もない。謝靈運、謝朓、孟浩然は好きな詩人である。
登永嘉緑嶂山詩 #1 謝霊運 <20> 詩集 386ーhttp://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67474554.html
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李商隠詩 華やかな時はほんの1年余り、残りは不遇であった。それが独特な詩を生み出した。この詩人の詩は物語であり、詩を単発で見ては面白くなく、数編から十数編のシリーズになっているのでそれを尊重して読まれることを進める。
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12 -12 天仙子二首 其一 和學士凝二十首Ⅹ唐五代詞・「花間集」 Gs-439-12-#12   漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3742

 

      
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 ■ 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首  
 1六巻12 -1 小重山二首其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-428-12-#1  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3687和凝 
 2六巻12 -2 小重山二首其二 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-429-12-#2  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3692和凝 
 3六巻12 -3 臨江仙二首 其一  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-430-12-#3  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3697和凝 
 4六巻12 -4 臨江仙二首其二 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-431-12-#4  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3702和凝 
 5六巻12 -5 菩薩蠻一首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-432-12-#5  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3707和凝 
 6六巻12 -6 山花子二首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-433-12-#6  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3712和凝 
 7六巻12 -7 山花子二首 其二  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-434-12-#7  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3717和凝 
 8六巻12 -8 河滿子二首 其一 和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-435-12-#8  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3722和凝 
 9六巻12 -9 河滿子二首 其二  和學士凝二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-436-12-#9  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3727和凝 
 10六巻12 -10 薄命女一首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-437-12-#10  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3732和凝 
 11六巻12 -11 望梅花一首  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-438-12-#11  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3737和凝 
 12六巻12 -12 天仙子二首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-439-12-#12  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3742和凝 
 13六巻12 -13 天仙子二首 其二  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-440-12-#13  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3747和凝 
 14六巻12 -14 春光好二首 其一 和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-441-12-#14  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3752和凝 
 15六巻春光好二首 其二和凝 
 16六巻採桑子一首 和凝 
 17六巻柳枝三首  其一和凝 
 18六巻柳枝三首  其二和凝 
 19六巻柳枝三首  其三和凝 
 20六巻漁父一首  其一和凝 
      
 

天仙子二首 其一

柳色披衫金縷鳳,纖手輕拈紅豆弄,翠蛾雙斂正含情。

桃花洞,瑤臺夢,一片春愁誰與共。

(春が来ても男は女妓のもとを訪れない、春の盛りを過ぎようとしている女を詠う。)

柳も緑に繁り、その陰に着物を隠し、金紫の鳳凰の刺繍を隠す、かぼそい手の軽くそろえて愛撫し、軽くたたく女の胸を愛撫した。翡翠に飾られた嫦娥には眉間に二筋の詩話を寄せて、まさに男のことを思い続ける。

仙女(聖女祠)のいる洞の入口には春の桃の紅い花が咲き乱れて、崑崙山の神仙居所で繰りひろげられた恋の夢を今も胸においている、この桃の花の一片のような女妓も春心の愁いが消えない。それというのも、浮気男がきてくれなくて、「此の夜を誰と共に過ごすのだろう」と心配なのだ。

天仙子二首 其の一

柳色 衫を披し 金縷の鳳,纖手 輕拈 紅豆弄し,翠蛾 雙斂 正に情を含む。

桃花の洞,瑤臺の夢,一片 春の愁い 「誰と共に與とせんか。」と。

 

天仙子二首 其二

洞口春紅飛蔌蔌,仙子含愁眉黛綠。

阮郎何事不歸來,懶燒金,慵篆玉。

流水桃花空斷續。

(仙女のいる洞の入口恋い慕う阮郎はもう帰って来ない、待ち続けて女の盛りを過ぎてしまった)

仙女(聖女祠)のいる洞の入口には春の紅い花がちらほらと散り春の盛りを終えようと報せる、仙女は愁いに翠の眉を曇らせる。

恋い慕う阮郎はもう帰って来ないのだろうか。思うことは阮郎のことばかり、金丹を煉るにも心弾まず、玉を刻むのも億劫なのだ。

この春も阮郎がこないまま過ぎ去るのか、桃の花びらも川水に浮かび空しく途切れ途切れに流れてゆく。

 

洞の口 春の紅 飛びて蔌蔌【そくそく】たり、仙子 愁いを含みて 眉黛 緑なり。

阮郎 何事ぞ 帰り来たらざる、金を焼くも懶【ものう】く、玉を纂むも慵【ものう】く。

桃花を水に流し 空しく断続す。

美女画557
 

 

『天仙子二首』 現代語訳と訳註

(本文)

天仙子二首 其一

柳色披衫金縷鳳,纖手輕拈紅豆弄,翠蛾雙斂正含情。

桃花洞,瑤臺夢,一片春愁誰與共。

 

(下し文)

天仙子二首 其の一

柳色 衫を披し 金縷の鳳,纖手 輕拈 紅豆弄し,翠蛾 雙斂 正に情を含む。

桃花の洞,瑤臺の夢,一片 春の愁い 「誰と共に與とせんか。」と。

 

(現代語訳)

(春が来ても男は女妓のもとを訪れない、春の盛りを過ぎようとしている女を詠う。)

柳も緑に繁り、その陰に着物を隠し、金紫の鳳凰の刺繍を隠す、かぼそい手の軽くそろえて愛撫し、軽くたたく女の胸を愛撫した。翡翠に飾られた嫦娥には眉間に二筋の詩話を寄せて、まさに男のことを思い続ける。

仙女(聖女祠)のいる洞の入口には春の桃の紅い花が咲き乱れて、崑崙山の神仙居所で繰りひろげられた恋の夢を今も胸においている、この桃の花の一片のような女妓も春心の愁いが消えない。それというのも、浮気男がきてくれなくて、「此の夜を誰と共に過ごすのだろう」と心配なのだ。

杏の花01
 

 

(訳注)

天仙子は(仙女といわれる道教の女祠、寺の尼などと男の別れを詠う。)ものである。

皇甫先輩松

天仙子二首 其一

天仙子二首 其二

韋相莊

天仙子五首 其一

天仙子五首 其二

天仙子五首 其三

天仙子五首 其四

天仙子五首 其五

和學士凝(和凝)

天仙子二首 其一

天仙子二首 其二

『花間集』には和擬の作が二首収められている。単調三十四字、六句五仄韻で、❼❼❼❸3❼の詞形をとる。

皇甫松、韋荘の詩、天仙子参照。

天仙子二首其一 皇甫松 ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-375-6-#67  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3422

天仙子二首其二 皇甫松 ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-376-6-#68  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3427

 

天仙子 其一 ~ 其五 其一 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-270-5-#24  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2897

天仙子 其二 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-271-5-#25  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2902

天仙子 其三 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-272-5-#26  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2907

天仙子 其四 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-273-5-#27  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2912

天仙子 其五 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-274-5-#28  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2917

春爛漫の美女007
 

 

天仙子二首 其一

 

柳色 披衫 金縷鳳,纖手 輕拈 紅豆弄,翠蛾 雙斂 正含情。

柳も緑に繁り、その陰に着物を隠し、金紫の鳳凰の刺繍を隠す、かぼそい手の軽くそろえて愛撫し、軽くたたく女の胸を愛撫した。翡翠に飾られた嫦娥には眉間に二筋の詩話を寄せて、まさに男のことを思い続ける。

柳色 柳が芽吹き、茂ることは春の盛りを云う。柳は男性自身のことであり、おとこの浮気心をさすもの。

披衫 単衣の上衣に柳の枝に覆われて隠れる。

金縷鳳 黄金の糸で刺繍された鳳凰。

纖手 か細い繊細な手。

輕拈 かるくひねる。

紅豆弄 あずきをもてあそぶ。女妓の乳首をもてあそぶ。

翠蛾 柳の陰に佇む女妓。

雙斂 眉間にしわを寄せる。

正含情 このまま会えずに、この春が過ぎていきそうなので愁いに沈んでいる様子。

DCF00102010
 

桃花洞,瑤臺夢,一片 春愁 誰與共。

仙女(聖女祠)のいる洞の入口には春の桃の紅い花が咲き乱れて、崑崙山の神仙居所で繰りひろげられた恋の夢を今も胸においている、この桃の花の一片のような女妓も春心の愁いが消えない。それというのも、浮気男がきてくれなくて、「此の夜を誰と共に過ごすのだろう」と心配なのだ。

桃花洞,仙女(聖女祠)のいる洞の入口には春の桃の紅い花。

瑤臺夢 政治をつかさどるところ。瑤台 李白「古朗月行」「清平調詞其一」につかう。崑崙山にある神仙の居所。『拾遺記』に「崑崙山……傍らに瑤台十二有り、各おの広さ千歩。皆な五色の玉もて台の基と為す」というように十二層の楼台。十二は道教の聖数に由来する。ここでは李白、謝朓の「玉階怨」のイメージを重ねているように見える。『楚辞·離騒第十一段「望瑶臺之偃蹇兮,有娥之佚女。」(瑤台の偃蹇たるを望み、有娀の佚女を見る。)

一片 花の一片。女妓のこと。

春愁 春になれば来てくれるだろうかと愁うこと。

誰與共 此の夜を誰と共に過ごすのだろう。