『花間集』河傳十八首について

男の旅立ちを見送った後の女性の悲しみを詠う。果てしない水平線の彼方に去ってゆく男の船を描写し、その行先にはたくさんの雁が居るのに、その雁に「雁書」をたくしてくれない。今では私のことを夢見ることもないのか、おんなは夢でどこまで行けばあの人に会えるのかと問いかける。そして、床は冷たくて再び寝付けず、涙で布団の襟を濡らすことを詠む。「夕陽芳草千里、万里」の語は、実景であると同時に、男が帰って来ないのではないかという女の不安を示す。港にある女の館のものがたり。


2014年3月7日

の紀頌之5つのブログ
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Ⅱ中唐詩・晩唐詩
 
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『花間集』河傳十八首についてⅫ唐五代詞・『花間集』Gs-462--()  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3857


花間集  河傳 詞十八首
        
 1溫助教庭筠河傳三首 温庭筠66首 花間集1・2巻  
 3韋相莊河傳三首 韋莊47首 花間集二巻  
 6張舍人泌河傳二首 張泌27首 花間集四巻  
 11顧太尉河傳三首 顧夐56首 花間集6・7巻  
 12孫少監光憲河傳四首 孫光憲47首 花間集7・8巻  
 15閻處士選河傳一首 閻選8首 花間集9巻  
 18李秀才珣河傳二首 李珣39首 花間集10巻  
        


               
               
  1 溫助教庭筠 河傳三首   温庭筠66首 花間集1・2巻    
    河傳三首  温庭筠   二巻    
  59 其一          
    江畔,相喚。   
曉妝仙,仙景箇女採蓮。   
請君莫向那岸邊,少年,好花新滿舡。   
紅袖搖曳逐風暖,垂玉腕,腸向柳絲斷。   
浦南歸,浦北歸,莫知,晚來人已稀。  
    『河傳』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-49-2-#  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1812  
  60 其二     二巻    
    湖上,閑望。   
雨蕭蕭,煙浦花橋路遙。   
謝娘翠娥愁不消,終朝,夢魂迷晚潮。   
蕩子天涯歸棹遠,春已晚,鶯語空腸斷。   
若耶溪,溪水西,柳堤,不聞郎馬嘶。   
●未掲載  
  61 其三     二巻    
    同伴,相喚。   
杏花稀,夢裡每愁依違。   
仙客一去鷰已飛,不歸,淚痕空滿衣。   
天際雲鳥引晴遠,春已晚,煙靄渡南苑。   
雪梅香,柳帶長,小娘,轉令人意傷。   
●未掲載  
               
  3 韋相莊 河傳三首   韋莊47首 花間集二巻    
    河傳三首    韋莊    
  26 其一     三巻    
    何處,煙雨,隋堤春暮。   
柳色葱蘢,畫橈金縷,翠旗高颭香風,水光融。   
青娥殿腳春粧媚,輕雲裡,綽約司花妓。   
江都宮闕,清淮月映迷樓,古今愁。  
    105 河傳 其一 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-286-5-#40  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2977  
  27 其二     三巻    
    春晚,風暖,錦城花滿。   
狂殺遊人,玉鞭金勒,尋勝馳驟輕塵,惜良晨。   
翠娥爭勸臨邛酒,纖纖手,拂面垂絲柳。   
歸時煙裏,鐘皷正是黃昏,暗銷魂。  
    106 河傳三首 其二 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-287-5-#41  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2982  
  28 其三     三巻    
    錦浦,春女,繡衣金縷。   
霧薄雲輕,花深柳暗,時節正是清明,雨初晴。   
玉鞭魂斷煙霞路,鶯鶯語,一望巫山雨。   
香塵隱映,遙見翠檻紅樓,黛眉愁。  
    107 河傳三首 其三 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-288-5-#42  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2987  
               
  6 張舍人泌 河傳二首   張泌27首 花間集四巻    
               
    河傳二首   張泌    
  13 其一     四巻    
    渺莽雲水,惆悵暮帆,去程迢遞。   
夕陽芳艸,千里萬里,鴈聲無限起。   
夢魂悄斷煙波裡,心如醉。   
相見何處是,錦屏香冷無睡,被頭多少淚。  
    河傳 二首之一 張泌【ちょうひつ】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-350-7-#12  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3297  
  14 其二     四巻    
    紅杏,交枝相映,密密濛濛。   
一庭濃豔倚東風,香融,透簾櫳。   
斜陽似共春光語,蝶爭舞,更引流鶯妬。   
魂銷千片玉樽前,神仙,瑤池醉暮天。  
    河傳 二首之二 張泌【ちょうひつ】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-351-7-#13  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3302  
               
  11 顧太尉敻 河傳三首   顧夐56首 花間集6・7巻    
    河傳三首          
    其一
鷰颺,晴景。
小䆫屏暖,鴛鴦交頸。
菱花掩卻翠鬟欹,慵整。海棠簾外影。
繡幃香斷金鸂鶒,無消息,心事空相憶。
東風,春正濃。
愁紅,淚痕衣上重。  
    其二
曲檻,春晚。
碧流紋細,綠楊絲軟,露花,鮮杏,枝繁鶯囀,野蕪似剪。
直是人間到天上,堪遊賞,醉眼疑屏障,對池塘,惜韶光,斷腸為花須盡狂。  
    其三
棹舉,舟去,波光渺渺,不知何處,岸花汀草共依依,雨微,鷓鴣相逐飛。
天涯離恨江聲咽,啼猿切,此意向誰說。
倚蘭橈,無憀。
魂消,小爐香欲焦。  
               
  12 孫少監光憲 河傳四首   孫光憲47首 花間集7・8巻    
    河傳四首        
    其一
太平天子,等閑遊戲,疏河千里。
柳如絲,隈倚淥波春水,長淮風不起。
如花殿腳三千女,爭雲雨,何處留人住?
錦帆風,煙際紅,燒空,魂迷大業中。  
    其二
柳拖金縷,着煙籠霧,濛濛落絮。
鳳皇舟上楚女,妙舞,雷喧波上皷。
龍爭虎戰分中土,人無主,桃葉江南渡。
襞花牋,豔思牽。
成篇,官娥相與傳。  
    其三
花落,煙薄,謝家池閣。
寂寞春深,翠蛾輕斂意沉吟。
沾襟,無人知此心。
玉鑪香斷霜灰冷,簾鋪影,梁鷰歸紅杏。
晚來天,空悄然。
孤眠,枕檀雲髻偏。  
    其四   
風颭,波斂。   
團荷閃閃,珠傾露點。   
木蘭舟上,何處吳娃越豔,藕花紅照臉。   
大堤狂殺襄陽客,煙波隔,渺渺湖光白。   
身已歸,心不歸。   
斜暉,遠汀鸂鶒飛。  
               
  15 閻處士選 河傳一首   閻選8首 花間集9巻    
    河傳 一首        
    秋雨,秋雨,無晝無夜,滴滴霏霏。
暗燈涼簟怨分離,妖姬,不勝悲。
西風稍急喧䆫竹,停又續,膩臉懸雙玉。
幾迴邀約鴈來時,違期,鴈歸,人不歸。  
               
  18 李秀才珣 河傳二首   李珣39首 花間集10巻    
   河傳二首  
   其一
去去,何處?迢迢巴楚,山水相連。
朝雲暮雨,依舊十二峯前,猿聲到客舡。
愁腸豈異丁香結?因離別,故國音書絕。
想佳人花下,對明月春風,恨應同。  
   其二
春暮,微雨。送君南浦,愁斂雙蛾。
落花深處,啼鳥似逐離歌,粉檀珠淚和。
臨流更把同心結,情哽咽,後會何時節?
不堪迴首,相望已隔汀洲,艣聲幽。  
               





魚玄機55021