(別れたのは柳が繁る春のこと、秋の夜長を一人帰りを待つけれど帰る様子は全くない。寂寞の思いで過ごす女を詠う。)秋の夜長、閏にはお香が広がるが待ち人は来ない、さびしく、しずかなうちに思いばかり進んでいく、はるか遠くで水時計の音が聞こえてくる。


 


        
 2014年4月16日の紀頌之5つのブログ 
 ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場 
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 杜甫詩(1)736~751年 青年期・李白と交遊期・就活の詩 53首杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73首(青年期・就活の詩) 杜甫詩(3)755年~756年、45歳 安史の乱に彷徨う 26首杜甫詩(4)作時757年、46歳 安史軍捕縛、脱出、左拾遺 43首杜甫詩(5)758年;乾元元年、47歳 左拾遺、朝廷疎外、左遷 53首杜甫詩 (6)759年;乾元二年、48歳 三吏三別 官を辞す 44首 
 杜甫詩(7)759年;乾元二年、48歳 秦州抒情詩 66首杜甫詩(8)作時759年、48歳 秦州発、同谷紀行、成都紀行 36首杜甫詩(9)760年;上元元年、49歳 成都浣花渓草堂 45首杜甫詩(10)761年;上元二年、50歳 成都浣花渓草堂 82首杜甫詩(11)762年寶應元年 杜甫51歳  浣花渓草堂~蜀中転々 43首杜甫詩(12)762年寶應元年 杜甫51歳 蜀中転々 49首 
 ●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている 
 Ⅳブログ漢・唐・宋詞詩集 Fc2ブログ346 《韓昌黎集 全十一巻 卷三   古詩三十首 (案内)》  kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 4056 (04/16) 
        
 ●花間集全詩●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩。唐から五代詩詞。花間集 
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13-319楊柳枝一首》顧太尉(顧夐【こけい】)五十五首Ⅻ唐五代詞・『花間集』全詩訳注解説Gs-502-13-(319)  花間集 巻第七漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4057


roudai112

 

楊柳枝

(別れたのは柳が繁る春のこと、秋の夜長を一人帰りを待つけれど帰る様子は全くない。寂寞の思いで過ごす女を詠う。)

秋夜香閨思寂寥,漏迢迢。

秋の夜長、閏にはお香が広がるが待ち人は来ない、さびしく、しずかなうちに思いばかり進んでいく、はるか遠くで水時計の音が聞こえてくる。

鴛幃羅幌麝煙銷,燭光搖。

鴛鴦の戸帳、薄絹の幌もそのままに、薫香の煙も消えたままだ、灯火の炎だけが揺らぐのをみている。

正憶玉郎遊蕩去,無尋處。

 こんな夜長に思うことと云うのはまさに浮気者のあの人のこと今もどこかでほかの女と遊んでいるだろう、尋ねるすべが全くない。
更聞簾外雨蕭蕭,滴芭蕉。

今夜も眠れぬままに五更の鐘が聞える、簾の外のしとしとと降る雨の音もずっと聞こえている、それは芭蕉の葉に雨が滴っているからだ。 

(楊柳の枝)

秋の夜 閨に香る 思い寂寥たり,漏 迢迢たり。

鴛幃 羅幌 麝煙 銷ゆ,燭光 搖ぐ。

正に憶う 玉郎 遊蕩として去り,尋ぬる處無し。

更 聞く 簾外 雨蕭蕭たり,芭蕉に滴す。

 

 

『楊柳枝』 現代語訳と訳註

(本文)

楊柳枝

秋夜香閨思寂寥,漏迢迢。

鴛幃羅幌麝煙銷,燭光搖。

正憶玉郎遊蕩去,無尋處。

更聞簾外雨蕭蕭,滴芭蕉。

 

 

(下し文)

(楊柳の枝)

秋の夜 閨に香る 思い寂寥たり,漏 迢迢たり。

鴛幃 羅幌 麝煙 銷ゆ,燭光 搖ぐ。

正に憶う 玉郎 遊蕩として去り,尋ぬる處無し。

更 聞く 簾外 雨蕭蕭たり,芭蕉に滴す。

 

(現代語訳)

(別れたのは柳が繁る春のこと、秋の夜長を一人帰りを待つけれど帰る様子は全くない。寂寞の思いで過ごす女を詠う。)

秋の夜長、閏にはお香が広がるが待ち人は来ない、さびしく、しずかなうちに思いばかり進んでいく、はるか遠くで水時計の音が聞こえてくる。

鴛鴦の戸帳、薄絹の幌もそのままに、薫香の煙も消えたままだ、灯火の炎だけが揺らぐのをみている。

 こんな夜長に思うことと云うのはまさに浮気者のあの人のこと今もどこかでほかの女と遊んでいるだろう、尋ねるすべが全くない。

 今夜も眠れぬままに五更の鐘が聞える、簾の外のしとしとと降る雨の音もずっと聞こえている、それは芭蕉の葉に雨が滴っているからだ。
楊柳枝003
 

(訳注)

楊柳枝

『花間集』には顧夐の作が一首収められている。双調四十字、前段二十字四句四平韻、後段二十字四句二仄韻二平韻で、⑦③⑦③/❼❸⑦③の詞形をとり、既出の温庭第の楊柳枝⑦⑦7⑦とかなり異なる。皇甫松、牛嶠は溫庭筠と同じである。

【解説】楊柳枝は北の塞に役務で出かけるおとこの無事で帰還することを願ってサイクル上に枝を折ることをいう。春別れを告げることをいう。それが秋に音沙汰がない悲しみを詠うのである。秋は夜が長く、身もだえに苦しむことを意味する。男目線の秋の閏怨の詞。後段は、愛する男を恋しく思い、ただでさえ悲しいのに、しとしとと降る雨の芭蕉の葉に降り落ちる音が、さらに悲しみを誘うことを言う。彼女は雨音が耳について眠れぬままに、おそらく秋の長夜を明かしてしまったことであろう。この詞でも鴛鴦は女性の孤独を際立たせており、彼女は物思いに沈んでいて、気付いた時には香炉の火も消えており、これもまた女の失意消沈を強調する働きをしている。

 

秋夜香閨思寂寥,漏迢迢。

秋の夜長、閏にはお香が広がるが待ち人は来ない、さびしく、しずかなうちに思いばかり進んでいく、はるか遠くで水時計の音が聞こえてくる。

○漏迢迢 夜の長いこと。漏は水時計。ここでは時間の意であるが、迢迢ははるか遠くなのに聞こえてくる、きっとあの人が聞いている水時計の音だろうというほどの意味である。

 

鴛幃羅幌麝煙銷,燭光搖。

鴛鴦の戸帳、薄絹の幌もそのままに、薫香の煙も消えたままだ、灯火の炎だけが揺らぐのをみている。

 

正憶玉郎遊蕩去,無尋處。

こんな夜長に思うことと云うのはまさに浮気者のあの人のこと今もどこかでほかの女と遊んでいるだろう、尋ねるすべが全くない。

○玉郎 美男。ここでは愛しい男の意。

 

更聞簾外雨蕭蕭,滴芭蕉。

今夜も眠れぬままに五更の鐘が聞える、簾の外のしとしとと降る雨の音もずっと聞こえている、それは芭蕉の葉に雨が滴っているからだ。

 

 美女画557
 

 

 

 

皇甫松

楊柳枝二首

其一

春入行宮映翠微,玄宗侍女舞煙絲。

如今柳向空城綠,玉笛何人更把吹。

 

其二

爛熳春歸水國時,王宮殿柳絲垂。

黃鶯長叫空閨畔,西子無因更得知。

 

 

牛嶠

柳枝五首

其一

解凍風來末上青,解垂羅袖拜卿卿。

無端裊娜臨官路,舞送行人過一生。

 

其二

王宮裡色偏深,一簇纖條萬縷金。

不憤錢塘蘇小小,引郎松下結同心。

 

其三

橋北橋南千萬條,恨伊張緒不相饒。

金羈白馬臨風望,認得楊家靜婉腰。

 

其四

狂雪隨風撲馬飛,惹煙無力被春欺。

莫交移入靈和殿,宮女三千又妬伊。

 

其五

裊翠籠煙拂暖波,舞裙新染麴塵羅。

章華臺畔隋堤上,傍得春風爾許多。

 


     
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