(高貴なものが花街の愛妾のところに来る、いつものように柳の木に馬を繋いで入ってゆく、帰るのはいつも深夜頃である。)黄金でつくったおもがいに、宝飾で輝くクツワを付いてきたこと知らせる様に馬を嘶かせている。鬱蒼と緑に茂った楊の樹のもとに馬をつなぐ。

 
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風流子三首其一

(川辺の草堂の春を詠い、秋を詠う、隠遁者の風流を詠う。)

茅舍槿籬溪曲,雞犬自南自北。

草ぶきの家にはむくげの生垣に囲まれている琴の「前溪曲」が聞えてくる、近くで鶏や犬の鳴き声が南から、北の方からも聞こえてくる。

菰葉長,水開,門外春波漲綠。

春になれば、家の前の川に生えている菰の葉は長く伸びているし、水草の花が開いている。南の門の向うに春の増水でと手の若草に水嵩が上がり漲り、波が立っている。

聽織,聲促,軋軋鳴梭穿屋。

秋になれば、蟋蟀の鳴き声を耳を澄ましていいていたら、今度はどこからでも聞こえてくる。車のキシミ音のように聞こえて來るけど、琴絃を弓で弾く音か「穿屋巷」に響き渡る。

 

(風流子三首其の一)

茅舍 槿籬 溪曲あり,雞犬は 南より 北より。

菰葉は 長く,水は 開く,門外 春波 綠漲る。

織を聽けば,促を聲く,軋軋として 穿屋に鳴梭す。

 

風流子三首其二

(花街での佳い伴侶として風流な日を過ごす。女はまだあどけない素振りをくりかえす)

樓倚長衢欲暮,瞥見神仙伴侶。

日が堕ち、暮れかかる大通りを臨む高殿に、ふたりして登ると女が寄りかかってくる。神仙においてはよき伴侶として良く勤めてくれると女をざっと目を通した。

微傅粉,攏梳頭,隱映畫簾開處。

薄化粧でも充分美しいし、髪を梳く姿に魅了される、きれいな絵簾を開けようとしてそこまで行くと、美しい姿を隠れん坊をして、見え隠れする。

無語,無緒,慢曳羅裙歸去。

今度は黙って寄り添ってくる、次には帰らなければいけない男に厭だというような顔をする。はにかんで、ゆるゆると薄絹のスカートを引いて奥に去る。

(風流子三首其の二)

楼は長衢【ちょうく】に倚りて 暮れんと欲し、神仙の伴侶を瞥見す。

微かに粉を傳き、頭を攏し梳く、隠映す 画簾の開く処。

語ること 無く、緒 無し、慢に羅裙を曳きて 帰り去る。

 

風流子三首其三

(高貴なものが花街の愛妾のところに来る、いつものように柳の木に馬を繋いで入ってゆく、帰るのはいつも深夜頃である。)

金絡玉銜嘶馬,繫向綠楊陰下。

黄金でつくったおもがいに、宝飾で輝くクツワを付いてきたこと知らせる様に馬を嘶かせている。鬱蒼と緑に茂った楊の樹のもとに馬をつなぐ。

掩,繡簾垂,曲院水流花謝。

南の正面の扉は閉められたままであり、刺繍が入った簾も垂らしている。奥まった中庭の国向って小川が流れているあれほど咲き誇った花も落ちてしまっている。

歡罷,歸也,猶在九衢深夜。

誰もがやがて歓談するのもやめて帰るとことになる。外に出ると深夜の九衢の大通りがある。

 

(風流子三首其の三)

金絡 玉銜 嘶く馬,向に繫ぎて 綠楊 陰下にす。

 掩う,繡簾 垂れ,曲院 水流れ 花謝す。

歡罷め,歸る也,猶お九衢 深夜に在り。

 

roudai112
 

『風流子三首其二』 現代語訳と訳註

(本文)

風流子三首其三

金絡玉銜嘶馬,繫向綠楊陰下。

掩,繡簾垂,曲院水流花謝。

歡罷,歸也,猶在九衢深夜。

 

(下し文)

(風流子三首其の三)

金絡 玉銜 嘶く馬,向に繫ぎて 綠楊 陰下にす。

 掩う,繡簾 垂れ,曲院 水流れ 花謝す。

歡罷め,歸る也,猶お九衢 深夜に在り。

 

(現代語訳)

(高貴なものが花街の愛妾のところに来る、いつものように柳の木に馬を繋いで入ってゆく、帰るのはいつも深夜頃である。)

黄金でつくったおもがいに、宝飾で輝くクツワを付いてきたこと知らせる様に馬を嘶かせている。鬱蒼と緑に茂った楊の樹のもとに馬をつなぐ。

南の正面の扉は閉められたままであり、刺繍が入った簾も垂らしている。奥まった中庭の国向って小川が流れているあれほど咲き誇った花も落ちてしまっている。

誰もがやがて歓談するのもやめて帰るとことになる。外に出ると深夜の九衢の大通りがある。

00長安城の図
 

(訳注)

風流子三首其三

唐の教坊の曲名。またの名を内家嬌、驪山石と言う。『花間集』には孫光憲の三首のみ所収。単調三十四字、八句六仄韻で、❻❻33❻❷❷❻の詞形をとる。

風流子三首其三

(高貴なものが花街の愛妾のところに来る、いつものように柳の木に馬を繋いで入ってゆく、帰るのはいつも深夜頃である。)

 

金絡玉銜嘶馬,繫向綠楊陰下。

黄金でつくったおもがいに、宝飾で輝くクツワを付いてきたこと知らせる様に馬を嘶かせている。鬱蒼と緑に茂った楊の樹のもとに馬をつなぐ。

○金絡 黄金でつくったおもがい(馬の頭の上からくつわにかけて飾りにするひも)

○玉銜 宝飾で輝くクツワ。

 

掩,繡簾垂,曲院水流花謝。

南の正面の扉は閉められたままであり、刺繍が入った簾も垂らしている。奥まった中庭の国向って小川が流れているあれほど咲き誇った花も落ちてしまっている。

掩 おおう。上からおおい隠す。おさえる。 かくす。かばう。目立たないようにかくす。 不意に襲う。

 

歡罷,歸也,猶在九衢深夜。

誰もがやがて歓談するのもやめて帰るとことになる。外に出ると深夜の九衢の大通りがある。

○九衢 枝の多く別れたもの。山海経「宣山の上に桑有り。その枝を衢という也。枝交互に四出るなり。」衢:ちまた。四方に通じる大通り。分かれ道。横交叉の大道;繁的街市。『楚辞·天』:「靡蓱九衢,枲安居。」(靡蓱【びへい】は九衢【きゅうく】,枲【しょか】安くにか居る。)靡蓱は九つの枝に別れているとのことである。枲はどこにあるのだろうか。

長安の南北の大通りは九の交差点が東西に並んでいた。
長安城皇城図