(春になって柳が芽を吹くと西施がすごした後宮跡や、錢塘の蘇小小の花街に来て柳は同じように繁っているし、西陵の松の下にこの世では無理だったけど、きっと結ばれているだろうと詠う。)


 
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7-405《柳枝五首其二》牛給事嶠(牛嶠)Ⅻ唐五代詞・『花間集』全詩訳注解説Gs-588-7-(405)  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4487

 

 

牛給事嶠(牛嶠)柳枝五首

柳枝五首其一

解凍風來末上青,解垂羅袖拜卿卿。

無端裊娜臨官路,舞送行人過一生。

(凍りつく寒さの厳しいなかに新しい芽をはぐくみ、暖かい陽気に芽吹き、緑の葉を茂らせてゆく、その盛りには、歓迎、送別にその魅力を発揮するが、やがてその一生を終えるものなのだ。柳を女の一生に喩えて詠ったものである。)

凍るような寒さの風が暖かくなってくると柳の梢の先に青い目が膨らみやがて葉になる。凍っていた枝が緑に垂れると、まるでその枝は、薄絹の袖を仰いで、身分の高い人にえしゃくをしてキョウキョウとして招いてくるのだ。

柳の並木道は細い腰の女たちのように、かぼそい腕の者たちのようにしなやかに城郭の中心の大道に並んで臨んでいる。ここを通る人、出征していくあの人を舞いで送り出して、こうしてその一生を過ごし終えるのだ。(花の盛りには後宮でその魅力で魅了するが、時期を過ぎれば一生は終わる。)

(柳枝五首 其の一)

解凍の 風來れば 末上の青となり,羅袖を解き垂れ、卿卿に拜す。

無端 裊娜【じょうだ】にして 官路に臨み,行人を舞い送り 一生を過す。

 

柳枝五首其二

王宮裡色偏深,一簇纖條萬縷金。

不憤錢塘蘇小小,引郎松下結同心。

(春になって柳が芽を吹くと西施がすごした後宮跡や、錢塘の蘇小小の花街に来て柳は同じように繁っているし、西陵の松の下にこの世では無理だったけど、きっと結ばれているだろうと詠う。)

呉王の夫差が西施のために築き遊宴を開いた宮殿跡は春景色に変わってきて、そして春も盛り、柳の並木は色濃くなっていく、そこには群れて茂っている極めてたくさんの柳枝にはシダレヤナギの新芽が金色に輝いている。

南斉の錢唐の妓女蘇小小の置屋の門前の柳の所で別れても憤慨することなどないのだ、檀郎のあの人とは西陵の松の下で契り、一緒になることが決まっているのだから。

(柳枝五首其の二)

王 宮裡 色偏に深し,一簇 纖條 萬縷の金。

憤せず 錢塘の蘇小小,郎を引いては 松の下 同心を結ぶ。

 

柳枝五首其三

橋北橋南千萬條,恨伊張緒不相饒。

金羈白馬臨風望,認得楊家靜婉腰。

 

柳枝五首其四

狂雪隨風撲馬飛,惹煙無力被春欺。

莫交移入靈和殿,宮女三千又妬伊。

 

柳枝五首其五

裊翠籠煙拂暖波,舞裙新染麴塵羅。

章華臺畔隋堤上,傍得春風爾許多。

楊柳枝001
 

『柳枝五首其二』 現代語訳と訳註

(本文)

柳枝五首其二

王宮裡色偏深,一簇纖條萬縷金。

不憤錢塘蘇小小,引郎松下結同心。

 

(下し文)

(柳枝五首其の二)

王 宮裡 色偏に深し,一簇 纖條 萬縷の金。

憤せず 錢塘の蘇小小,郎を引いては 松の下 同心を結ぶ。

 

(現代語訳)

(春になって柳が芽を吹くと西施がすごした後宮跡や、錢塘の蘇小小の花街に来て柳は同じように繁っているし、西陵の松の下にこの世では無理だったけど、きっと結ばれているだろうと詠う。)

呉王の夫差が西施のために築き遊宴を開いた宮殿跡は春景色に変わってきて、そして春も盛り、柳の並木は色濃くなっていく、そこには群れて茂っている極めてたくさんの柳枝にはシダレヤナギの新芽が金色に輝いている。

南斉の錢唐の妓女蘇小小の置屋の門前の柳の所で別れても憤慨することなどないのだ、檀郎のあの人とは西陵の松の下で契り、一緒になることが決まっているのだから。

 

柳枝五首

唐教坊の曲名。単調と双調がある。花間集には二十四首所収(異名の「楊柳枝」十五首を含む)単調二十八字四句三平韻で、⑦⑦7⑦の詞形をとる。

折楊柳が基本にあって、男の楊と女の柳を折り絡ませリーフを造り、出征する男の健康を願うものであるが、それが女の柳の枝だけであるというところに作者の意図を感じるものである。

柳枝五首其二

(春になって柳が芽を吹くと西施がすごした後宮跡や、錢塘の蘇小小の花街に来て柳は同じように繁っているし、西陵の松の下にこの世では無理だったけど、きっと結ばれているだろうと詠う。)

 

 隋堤01

王宮裡色偏深,一簇纖條萬縷金。

呉王の夫差が西施のために築き遊宴を開いた宮殿跡は春景色に変わってきて、そして春も盛り、柳の並木は色濃くなっていく、そこには群れて茂っている極めてたくさんの柳枝にはシダレヤナギの新芽が金色に輝いている。

王宮 姑蘇台。呉王の夫差が西施のために築き遊宴を開いた台。中国江蘇省呉県(現、蘇州市)の南西、姑蘇山上にあった離宮。呉王夫差が越を破って得た美人西施らを住まわせた。(胥台しょだい。)○館娃官 呉の宮殿の名。西施の居所。○古臺・館娃宮・木涜 姑蘇台と 館娃宮は木涜にある。これは、春秋時代、呉の王が越から貢がれた木材を使って西施のために霊岩山に「館娃宮」を建てさせ、紫石山に姑蘇台を建てさせた際、工事が非常に大規模になって材木を集めるのに3年かかり、水路が木で埋め尽くされたことから「木涜」という地名で呼ばれるようになったという。蘇州市から西に5キロ、太湖に隣接し、霊岩山のふもとに位置す。池が無数にあることから、堤防強化の植樹の柳の緑が目立ち、七句の「橫淥水」という表現につながる。

一簇 一叢,一群。草木が群れて茂っていること。

纖條 繊細な枝。溫庭筠の表現では、毵毵 毛や柳の枝が細長く垂れ下がるさま。毛の長いさま。毛の長くふさふさとしたさま。 

1 細々と連なる糸筋。「一縷」2 細く、途切れずに続くさま。こまごまとしたさま。「縷言・縷述・縷説・縷陳・縷縷」3 ぼろ。「襤縷(らんる)

・萬條金線 極めてたくさんの枝の本数。新芽が金色に輝いているシダレヤナギの枝のこと。 

 

不憤錢塘蘇小小,引郎松下結同心。

南斉の錢唐の妓女蘇小小の置屋の門前の柳の所で別れても憤慨することなどないのだ、檀郎のあの人とは西陵の松の下で契り、一緒になることが決まっているのだから。

錢塘蘇小小 479年-約502年)中国南北朝的南斉時期,銭塘の著名な歌妓であった,蘇小小には玉台新詠み「西陵歌」

妾乘油壁車,郞乘靑踪馬。
何處結同心、西陵松柏下。
わたしは、赤い色をした轎に乗り。貴男は、あし毛の馬に乗っている。
どこで、契りを交わしましょうか。西陵の松柏の下で(契りましょう)。
(西陵歌)
〔わたくし〕は 油壁の車に乘り,郞〔あなた〕は 靑の馬に 乘る。
何處【いづこ】にか 同心を 結ばん、西陵の 松柏の下【もと】

妾乘油壁車、郞乘靑馬。
わたしは、赤い色をした轎に乗り。貴男は、あし毛の馬に乗っている。 
・妾 わたし。わたしめ。女性の謙譲を表す一人称。 ・乘 のる。 ・油壁車 赤い色をした漆塗りの轎。駕籠。 ・郞 貴男。 ・靑馬 葦毛の馬。青、白の毛の混じった馬。

何處結同心、西陵松柏下。
どこで、契りを交わしましょうか。西陵の松柏の下で(契りましょう)。 
・何處 どこで。 ・結同心 男女が契りを交わす。・西陵:地名。現・杭州の銭塘江の東の蕭山市。 ・松柏下:松や柏(はく。コノテガシワ)の繁っている木の下。松柏は、常緑樹で、変わらぬ誓いともとれ、また、墓場の樹木でもあり、偕老同穴の誓いともとれる。

南斉(南齊)時代、謝朓と同時期、銭塘の名妓。才色兼備の誉れが高かった。現・浙江省杭州市、「銭塘」のこと。唐代に「唐」字を避けて「錢唐」を「銭塘」とした。白楽天、杜牧、羅隱も詩の中に詠う。

後世、蘇小小については、
白居易 『楊柳枝』其五
蘇州楊柳任君誇,更有錢塘勝館娃。
若解多情尋小小綠楊深處是蘇家。

白居易 『楊柳枝』其六
蘇家小女舊知名,楊柳風前別有情。
剥條盤作銀環樣,卷葉吹爲玉笛聲。

白居易 『餘杭形勝』
餘杭形勝四方無,州傍靑山縣枕湖。
遶郭荷花三十里,拂城松樹一千株。
夢兒亭古傳名謝,敎妓樓新道姓蘇
獨有使君年太老,風光不稱白髭鬚。

杜牧 『自宣城赴官上京』
瀟灑江湖十過秋,酒杯無日不淹留。
謝公城畔溪驚夢,蘇小門前柳拂頭。
千里雲山何處好,幾人襟韻一生休。
塵冠挂卻知閒事,終擬蹉訪舊遊。

溫庭筠 楊柳枝八首其三
蘇小門前柳萬條,金線拂平橋。
黄鶯不語東風起,深閉朱門伴細腰。
楊柳枝 (之一) 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-57-10-# 花間集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1844


五代・梁・羅隱 『江南行』
江煙雨蛟軟,漠漠小山眉黛淺。
水國多愁又有情,夜槽壓酒銀船滿。
細絲搖柳凝曉空,呉王臺春夢中。
鴛鴦喚不起,平鋪綠水眠東風。
西陵路邊月悄悄,油碧輕車蘇小小

牛嬌 『楊柳枝八首之一』
呉王宮裏色偏深,一簇纖條萬縷金。
不憤錢塘蘇小小,引郎松下結同心。

と、多くの作品が作られている。

○引郎 貴男。

松下 蘇小小『西陵歌』「何處結同心、西陵松柏下。」にもとづく。
現在、杭州西湖畔(西北)に墳墓 がある。

・結同心 男女が契りを交わす。

 

 

 

小小(479年-約502年)