(柳が鬱蒼と茂る夕方の霞と一体となって悲しく霞む様子をいうが、この詩は長安城の西市の横を流れる渠溝に架かる橋、そのたもとの柳、花街の妓女を題材にしたものである。)川を渡る橋のたもとに柳がある、今度のかんばしい春はどうなるんだろう。

 
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9-431《柳含煙四首其二》毛文錫Ⅻ唐五代詞・『花間集』全詩訳注解説Gs-614-9-(431)  五巻漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4617

 

 

柳含煙四首

柳含煙四首 其一

(運河を利用した春の行楽の船が行き交う。春景色に色を添えて妓女たちが演奏し、歌い進む。)

隋堤柳,汴河旁。

煬帝が作った運河の堤に柳がある、そこから続く汴河通済渠の運河の側にも柳がつづく。

夾岸綠陰千里,龍舟鳳舸木蘭香,錦帆張。

それは両岸に緑の影を成して、千里先まで続く。またそこには竜のフナ飾りの糞絵が行き交い、鳳凰の絵が描かれた舟が、蘭の木で作られ香りを遺してすすむ。そして、その船には錦の帆を張っている。

因夢江南春景好,一路流蘇羽葆。

長安や洛陽から、夢を抱いて、江南地方の春の景色を楽しみになる。一筋の水路の流れこの地域を結ぶことでそれぞれの地域を守り、蘇らせる。

笙歌未盡起橫流,鏁春愁。

笙の笛に歌声を乗せた船は進み、未だにこの流れに横から入り込む、ことごとく波を起こしたりすることはない。この中においては春の愁いのこころを蓋をして、隠してくれる

(柳含煙四首 其の一)

隋堤の柳,汴河の旁。

夾岸の綠陰千里なり,龍舟 鳳舸 木蘭の香,錦帆 張る。

夢に因って江南 春景好なり,一路 流蘇して 羽葆す。

笙歌 未だ盡く起きて橫流し,春愁を鏁す。

 

柳含煙四首 其二

(柳が鬱蒼と茂る夕方の霞と一体となって悲しく霞む様子をいうが、この詩は長安城の西市の横を流れる渠溝に架かる橋、そのたもとの柳、花街の妓女を題材にしたものである。)

河橋柳,占芳春。

川を渡る橋のたもとに柳がある、今度のかんばしい春はどうなるんだろう。

映水含煙拂路,幾迴攀折贈行人,暗傷神。

柳の緑は水に映り、柳が鬱蒼として霞にけむり、土手の道を枝は揺れて掃いているようだ。もう何度もここに来て、折楊柳をして、上にかかげて旅に行く人の安全を祈った事だろう、でもその陰に帰ってこぬ人を待つものは神に傷ついたと恨むものがいる。

樂府吹為橫笛曲,能使離腸斷續。

柳の楽府は沢山あり、女妓が横笛曲として吹奏する、そしてまた、別れの断腸の思いを続けさせられることになる。

不如移植在金門,近天恩。

この柳は今長安城の西の金門にあるがよそに植え替えることなどできるわけはない、それは天子の御恩がある近くのものであるからだ。

柳含煙四首 其の二

河橋の柳,芳春を占【たず】ねる。

水に映え煙を含み路を拂う,幾びか迴り折るを攀げ行人に贈り,暗くして神に傷む。

樂府 吹きて橫笛曲を為し,能く離れて腸斷の續すを使む。

移植 金門に在るに如かず,天恩に近し。

 

柳含煙四首 其三

章台柳,近垂旒。

低拂往來冠蓋,朦朧春色滿皇州,瑞煙浮。

直與路邊江畔別,免被離人攀折。

最憐京兆畫蛾眉,葉纖時。

 

柳含煙四首 其四

御溝柳,占春多。

半出宮牆婀娜,有時倒影醮輕羅,麴塵波。

昨日金鑾巡上苑,風亞舞腰纖軟。

栽培得地近皇宮,瑞煙濃。
 

長安城図 座標


 

 

『柳含煙四首』 現代語訳と訳註

(本文)

柳含煙四首 其二

河橋柳,占芳春。

映水含煙拂路,幾迴攀折贈行人,暗傷神。

樂府吹為橫笛曲,能使離腸斷續。

不如移植在金門,近天恩。

 

(下し文)

柳含煙四首 其の二

河橋の柳,芳春を占【たず】ねる。

水に映え煙を含み路を拂う,幾びか迴り折るを攀げ行人に贈り,暗くして神に傷む。

樂府 吹きて橫笛曲を為し,能く離れて腸斷の續すを使む。

移植 金門に在るに如かず,天恩に近し。

 

(現代語訳)

(柳が鬱蒼と茂る夕方の霞と一体となって悲しく霞む様子をいうが、この詩は長安城の西市の横を流れる渠溝に架かる橋、そのたもとの柳、花街の妓女を題材にしたものである。)

川を渡る橋のたもとに柳がある、今度のかんばしい春はどうなるんだろう。

柳の緑は水に映り、柳が鬱蒼として霞にけむり、土手の道を枝は揺れて掃いているようだ。もう何度もここに来て、折楊柳をして、上にかかげて旅に行く人の安全を祈った事だろう、でもその陰に帰ってこぬ人を待つものは神に傷ついたと恨むものがいる。

柳の楽府は沢山あり、女妓が横笛曲として吹奏する、そしてまた、別れの断腸の思いを続けさせられることになる。

この柳は今長安城の西の金門にあるがよそに植え替えることなどできるわけはない、それは天子の御恩がある近くのものであるからだ。

kairo10682
 

(訳注)

柳含煙四首 其二

(柳が鬱蒼と茂る夕方の霞と一体となって悲しく霞む様子をいうが、この詩は長安城の西市の横を流れる渠溝に架かる橋、そのたもとの柳、花街の妓女を題材にしたものである。)

『花間集』には毛文錫の四首所収されている。双調四十四字、前段二十一字五句三平韻、四仄韻、後段二十三字四句二仄韻二平韻で、3③6⑥③/❼❻⑦③の詞形をとる。

押韻 春、人、神/曲、續、門、恩。

○○●  △○○

●●○○●●  △△○△●△○ ●△○

●●△○△●● △●△○●●

△△○●●○○ ●○○

美女画557
 

河橋柳,占芳春。

川を渡る橋のたもとに柳がある、今度のかんばしい春はどうなるんだろう。

 

映水含煙拂路,幾迴攀折贈行人,暗傷神。

柳の緑は水に映り、柳が鬱蒼として霞にけむり、土手の道を枝は揺れて掃いているようだ。もう何度もここに来て、折楊柳をして、上にかかげて旅に行く人の安全を祈った事だろう、でもその陰に帰ってこぬ人を待つものは神に傷ついたと恨むものがいる。

 

樂府吹為橫笛曲,能使離腸斷續。

柳の楽府は沢山あり、女妓が横笛曲として吹奏する、そしてまた、別れの断腸の思いを続けさせられることになる。

樂府《楊柳》《大堤》《芙蓉》《曲渚》1 中国前漢の武帝の創設した、音楽をつかさどる役所。2 漢代に1が巷間から採集し、保存した歌謡、およびそれを模して作られた詩の一体。長句・短句の交錯する自由な詩形により、祭儀から日常生活に至る広範囲な題材を扱い、多くは楽器に合わせて歌った。3 漢詩の古体の一。漢代以降の2の題目・形式をまねて作った、伴奏を伴わない詩。唐代に流行。新楽府(しんがふ)といわれ、「白氏文集(はくしもんじゅう)」にも収められる白居易のものが有名

楽府2の題目。歌・行・歌行・引・曲・吟・辞・唱・怨などの種類がある。後世の詩人は、多くこれらに倣って楽府を作った。

 

不如移植在金門,近天恩。

この柳は今長安城の西の金門にあるがよそに植え替えることなどできるわけはない、それは天子の御恩がある近くのものであるからだ。

金門 金光門 長安の外郭の城の西側に三門があり、北にあるものを聞達門、中にあるものを金光門、南にあるものを延平門という。金光門を西に出ると昆明池の方へゆく。