小重山
岳飛《小重山一首》 むかし、閨で一緒に聞いた蟋蟀の声、昨夜は、晩秋というのにコオロギが鳴きやまず、うとうとしては、驚いて目を覚ます、きっとおまえも、遥か千里の彼方のわたしのことを夢見ていてくれるだろう。 すでに午前零時を過ぎているころのことだった。

昨夜寒蛩不住鳴,驚回千里夢。已三更。

起來獨自遶階行,人悄悄,簾外月朧明。

白首爲功名,舊山松竹老,阻歸程。

欲將心事付瑤琴,知音少,絃斷有誰聽。


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小重山   宋 岳飛

 

小重山

(遠く離れていても、蟋蟀の声を昨夜も聞いた、あのころは閨で一緒に聞いたものだが、お前はうめ現で聞いて、時々起きだして、階を歩いていることだろう、お前の住む、故郷は敵国の金が占領しているから、手紙を届けることもできない、お互い歳をとってゆくけれど、とても心配しているということを詠っている)

昨夜寒蛩不住鳴,驚回千里夢。已三更。

むかし、閨で一緒に聞いた蟋蟀の声、昨夜は、晩秋というのにコオロギが鳴きやまず、うとうとしては、驚いて目を覚ます、きっとおまえも、遥か千里の彼方のわたしのことを夢見ていてくれるだろう。 すでに午前零時を過ぎているころのことだった。

起來獨自遶階行,人悄悄,簾外月朧明。

夢が醒めれば、きっと起きあがり、ひとりだけで自然にきざはしを徘徊するし、そんな時は、人っ子一人いなくて、ひっそりとしているし、へやうちにいても窓の簾の外ではおぼろ月がうす明るく照らして寂寞の思いをしている。 

白首爲功名,舊山松竹老,阻歸程。

こうして、わたしは功績を立てるたびに白髪が増えて白頭になってゆく、私がそうなら、おまえも、故郷の山の松の樹や竹も、歳をとったことだろう。わたしの故郷は金国はしはいしていて、帰る道筋は塞がれている。

欲將心事付瑤琴,知音少,絃斷有誰聽。

この思いを立派な琴の音に託したいものだが、敵将の自分に協力してくれる友人がいないので今のところどうしようもないのだ。そう思って、琴を爪弾くけれど、この気持ちがわかる者がいないので、遙か遠くのお前に届けようと力が入って絃を断絶ってしまうのだ。

(小重山)

昨夜 寒蛩 鳴くを 住【や】めず,驚き回る 千里の夢。已に 三更。

起き來りて 獨り自ら 階を遶り行く,人 悄悄たり,簾外 月朧に明かく。

白首は 功名を爲し,舊山の松竹 老ゆ,歸程を 阻まる。

心事を將て 瑤琴に付さんと欲すれど,知音少く,絃斷たるも 誰か有る 聽かん。

 

 57moon

『小重山』 現代語訳と訳註解説
(
本文)

小重山

昨夜寒蛩不住鳴,驚回千里夢。已三更。

起來獨自遶階行,人悄悄,簾外月朧明。

白首爲功名,舊山松竹老,阻歸程。

欲將心事付瑤琴,知音少,絃斷有誰聽。


(下し文)
(小重山)

昨夜 寒蛩 鳴くを 住【や】めず,驚き回る 千里の夢。已に 三更。

起き來りて 獨り自ら 階を遶り行く,人 悄悄たり,簾外 月朧に明かく。

白首は 功名を爲し,舊山の松竹 老ゆ,歸程を 阻まる。

心事を將て 瑤琴に付さんと欲すれど,知音少く,絃斷たるも 誰か有る 聽かん。

(現代語訳)
(遠く離れていても、蟋蟀の声を昨夜も聞いた、あのころは閨で一緒に聞いたものだが、お前はうめ現で聞いて、時々起きだして、階を歩いていることだろう、お前の住む、故郷は敵国の金が占領しているから、手紙を届けることもできない、お互い歳をとってゆくけれど、とても心配しているということを詠っている)

むかし、閨で一緒に聞いた蟋蟀の声、昨夜は、晩秋というのにコオロギが鳴きやまず、うとうとしては、驚いて目を覚ます、きっとおまえも、遥か千里の彼方のわたしのことを夢見ていてくれるだろう。 すでに午前零時を過ぎているころのことだった。

夢が醒めれば、きっと起きあがり、ひとりだけで自然にきざはしを徘徊するし、そんな時は、人っ子一人いなくて、ひっそりとしているし、へやうちにいても窓の簾の外ではおぼろ月がうす明るく照らして寂寞の思いをしている。 

こうして、わたしは功績を立てるたびに白髪が増えて白頭になってゆく、私がそうなら、おまえも、故郷の山の松の樹や竹も、歳をとったことだろう。わたしの故郷は金国はしはいしていて、帰る道筋は塞がれている。

この思いを立派な琴の音に託したいものだが、敵将の自分に協力してくれる友人がいないので今のところどうしようもないのだ。そう思って、琴を爪弾くけれど、この気持ちがわかる者がいないので、遙か遠くのお前に届けようと力が入って絃を断絶ってしまうのだ。


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(訳注)

小重山:小重山は《柳色新》《小冲山》、《小重山令》という別名がある。遠い山坂を越えて届けたい詩。

(遠く離れていても、蟋蟀の声を昨夜も聞いた、あのころは閨で一緒に聞いたものだが、お前はうめ現で聞いて、時々起きだして、階を歩いていることだろう、お前の住む、故郷は敵国の金が占領しているから、手紙を届けることもできない、お互い歳をとってゆくけれど、とても心配しているということを詠っている)

岳飛:(がく ひ、Yue Fei 1103324 - 1142127日)は、中国南宋の武将。

字は鵬挙。相川湯陰(河南省湯陰県)出身。南宋を攻撃する金に対して幾度となく勝利を収めたが、岳飛らの勢力が拡大することを恐れた宰相・秦檜に謀殺された。

岳飛は元々は豪農の出であったが、幼児の時に父を亡くし、母の由氏に育てられたという。やがて21歳の時に、北宋代の1122年に開封を防衛していた宗沢が集めた義勇軍に参加した。彼は武勇に優れ、その中で金との戦いなどに軍功を挙げて頭角を現し、1134年には節度使に任命された。

しかし、増大する名声が秦檜派の反感と嫉視を招くことになる。

1140年に北伐の軍を起こすと、朱仙鎮で会戦を行い金の総帥斡啜の率いた軍を破って開封の間近にまで迫るが、秦檜の献策により友軍への撤退命令が出され孤立した岳飛軍も撤退を余儀なくされたと宋史に記されるが、金史の側にこの会戦の記録はない。

その後、秦檜により金との和議が進められる。それに対して主戦派の筆頭であり、民衆の絶大な人気を持った岳飛は危険な存在であり、1141年に秦檜は岳飛の子岳雲、岳家軍の最高幹部である張憲に対して、冤罪を被せ謀殺した。この時、岳飛は39歳で岳雲は23歳だった。その背には母親によって彫られたとされる黥(入れ墨)の「尽(精)忠報国」の四文字があったという。

後に冤罪が晴れると1178年に武穆と諡され、1204年には鄂王と追封された。

双調五十八字、前段三十宇六句四平韻、後段二十八字六句四平韻で、⑦5③⑦3⑤/⑤5③⑦3⑤の詞形をとる。

昨夜寒蛩不住  驚回千里夢 已三

起來獨自遶階行 人悄悄  簾外月朧明 

白首爲功名 舊山松竹老 阻歸  

欲將心事付瑤 知音少  絃斷有誰

     

   
  
   

   

 

昨夜寒蛩不住鳴、驚回千里夢、已三更。

むかし、閨一緒に聞いた蟋蟀の声、昨夜は、晩秋というのにコオロギが鳴きやまず、うとうとしては、驚いて目を覚ます、きっとおまえも、遥か千里の彼方のわたしのことを夢見ていてくれるだろう。 すでに午前零時を過ぎているころのことだった。

・昨夜 むかし、閨一緒に聞いた蟋蟀の声、昨夜は、晩秋というのにというほどの意味で、はっきりした話のようで、「昨日の事の様だ」が、~ と前半の句にかかる。自分も昨日聞いた、お前も昨日聞いているだろう。

・寒蛩:鳴かなくなったコオロギ。晩秋、ものさびしそうに鳴くコオロギ。

・不住鳴:鳴くことをやめない。 ・住:止める。

・驚:驚いて。誰かに声を掛けられたのかと夢が醒めてみると、コオロギが鳴いていたので、驚いた。人恋しい状況を示す。 

・回千里夢:千里の夢から醒める。遥か遠くにいる私のことを思って何度も夢に見ていることだろうが、その夢から醒める。 ・回夢:夢から醒める。

溫庭筠《巻一25酒泉子四首其三》

楚女不歸,樓枕小河春水。

月孤明,風又起,杏花稀。

玉釵斜篸雲鬟髻,裙上金縷鳳。

八行書,千里夢,鴈南飛。

『花間集』全詩訳注解説(改訂)-1溫庭筠26《酒泉子四首其四》溫庭筠66首巻一26-26〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5327

・三更:午前零時~一時頃。日暮れから夜明けまでを五分割したその三番目。

 

起來獨自遶階行、人悄悄、簾外月朧明。

夢が醒めれば、きっと起きあがり、ひとりだけで自然にきざはしを徘徊するし、そんな時は、人っ子一人いなくて、ひっそりとしているし、へやうちにいても窓の簾の外ではおぼろ月がうす明るくてらして寂寞の思いをしている。 

・起來:起きあがって。 

・獨自:ひとりで、ひとりでに。

・遶階行:きざはしをめぐって行き来する。きざはしを徘徊する。 ・遶:めぐる。繞とするのもある。階:きざはし。

・悄悄:1 元気がなく、うちしおれているさま。悄然。「―として引き返す」2 静かでもの寂しいさま。

・簾外:簾の外。窓の外。 

・月朧明:おぼろ月が薄明るい。朧明:朧に霞んださま。ぼんやり、朦朧としているが薄明るい月。澄み切って冷たい冬の夜の景色ではなく、明るいけれど、シャープな明るさではない状況。夢から覚め、ぼんやりと、ぼんやりとした月を見る、やる気のなさを感じさせる語。

元稹《嘉陵驛詩二首之一》「仍對牆南滿山樹,野花撩亂月朧明。」朦朧:月色昏暗的樣子。

溫庭筠《巻一05 菩薩蠻十四首其五》「花欲謝,深夜,月朧明。」

韋莊《0317 訴衷情二首其一》

燭燼香殘簾半捲,夢初驚。

花欲謝,深夜,月朧明。

何處按歌聲,輕輕。

舞衣塵暗生,負春情。

花間集』全詩訳注解説(改訂版)-39韋荘117《巻3-17 訴衷情二首 其一》三巻17-117〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5787

薛昭蘊《巻三38 小重山二首其一》「春到長門春草青,玉堦華露滴,月朧明。」

孫少監光憲《巻七07 浣溪沙八首其七》「鴈響遙天玉漏清,小紗外月朧明,翠幃金鴨炷香平。」

 

白首爲功名、舊山松竹老、阻歸程。

こうして、わたしは功績を立てるたびに白髪が増えて白頭になってゆく、私がそうなら、おまえも、故郷の山の松の樹や竹も、歳をとったことだろう。わたしの故郷は金国はしはいしていて、帰る道筋は塞がれている。

・白首:白髪頭。 ・爲:ため。ここでは、(…は、)…のために。去声。 

・功名:こうみょう。功績。てがら。

・舊山:故郷の山。 ・松竹老:松の樹や竹は老いてしまった。

 

欲將心事付瑤琴、知音少、絃斷有誰聽。

この思いを立派な琴の音に託したいものだが、敵将の自分に協力してくれる友人がいないので今のところどうしようもないのだ。そう思って、琴を爪弾くけれど、この気持ちがわかる者がいないので、遙か遠くのお前に届けようと力が入って絃を断絶ってしまうのだ。

・欲:ほっす。…たい。…しようと思う。 ・將心事:心事を以て…。将:…もって。 ・付瑤琴:立派な琴の音に(思いを)託す。 ・琴:日本の箏に似たこと。時代によって三味線のようなものに充てる場合があるが、文人の嗜(たしな)みとしてのものは、「こと」のほう。

・知音:知己。自分の琴の演奏の良さを理解していくれる親友のこと。伯牙は琴を能くしたが、鍾子期はその琴の音によって、伯牙の心を見抜いたという。転じて、琴を弾いてそれを託す人がいないうえに、書簡を託す人がいない、だからどうしようもない。

・絃:琴の糸。弦とするのもある。同義。 ・斷:ちぎれる。中断する。 ・有誰聽:私がお前のことを心配してこの琴を弾いていることは誰も理解していない。(お前に聞いてもらいたいと琴を弾くのに、誰もが聴いてくれてもそれを理解していない。)