飲馬長城窟行一首   -#2 〔蔡 邕〕

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Ⅰ李白詩

(李白集校注)

744年-044卷184_33 相逢行(卷四(一)三○五)Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集8105

 

 

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806年-27 全唐文555-03-#5送許郢州序 -#5 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集8106

 

 

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767年-68#2 上後園山#2 杜詩詳注(卷一九(四)一六四七)Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8107

 

 

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91)回目皇甫松十一首 《天仙子/浪濤沙/楊栁枝/摘得新/夢江南/採蓮子 【字解集】》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8108 (02/03)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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-036 飲馬長城窟行一首   -#2 〔蔡 邕〕 Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠ブログ 8109

ひとり身で留守を守っていると、いろんなことに心配もあり、、門にはいって訪ねくる人たちは、自分勝手のご媚びた愛想をならべるけれど、誰も私のために親身になって慰めてはくれるのではない。時には、遠隔地からのお客がわざわざ来てくれ、わたしに一匹の鯉を届けてくださったこともある。子供たちを呼んで鯉を烹ようとしたら中から、例によって一尺ほどの白絹に書いた手紙が出てきた。ありがたくて、ひざまずいて、それを読むと、書状には、さて、いかなることが書いてあったか。それはつまりこんなように書かれていた、まず始めに「きちんと食事をしてからだを大切にするように」とあり、終わりには 「いつまでもだがいに結同心を忘れてはなるまい」と。

玉臺新詠

飲馬長城窟行一首
   
-#2

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠ブログ8109

巻一 -37

〔蔡 邕〕

 

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玉臺新詠タイトル38、雁門関


 


〔蔡 邕〕

飲馬長城窟行一首  

(夫が国境のまもり、万里の長城のようなところの空にこたえるほどの冷たい水を飲んでいることだろう、夫を心配して詠う)

靑靑河邊草、綿綿思遠道。

河辺の草は青々ともえ出る春の時節であるのに、夫は帰ってこない。わが想いは絶えることなく続いて、その事にそって、はるばると遠い地にある夫の身を思いやるのである。

遠道不可思、宿昔夢見之。

しかし遠方のことゆえ、いくら案じていても、遠地の事で、どんなに思ってもそのかいもなく、平生夢に見るのみである。

夢見在我旁、忽覺在他鄕。

その夢の中ではあの人はわたしの傍にいるのであるが、その夢も覚めたとたんにもう他郷の人となってしまう。

他鄕各異展、縣轉不相見。

他郷というものはそれぞれずっと続いてまったく違っていることだし、その違って県を転々としていることを思いなやんでも、そこに行ってお目にかかることはできない。

枯桑知天風、海水知天寒。

枝葉の枯れた桑の木を見ては、空吹く風の強さを知り、海の水の冷たさを知っては、夫のいる地方の空の寒さが思いやられる。

2

入門各自媚、誰肯相爲言。

ひとり身で留守を守っていると、いろんなことに心配もあり、、門にはいって訪ねくる人たちは、自分勝手のご媚びた愛想をならべるけれど、誰も私のために親身になって慰めてはくれるのではない。

客從遠方來、潰我雙鯉魚。

時には、遠隔地からのお客がわざわざ来てくれ、わたしに一匹の鯉を届けてくださったこともある。

呼兒烹鯉魚、中有尺素書。

子供たちを呼んで鯉を烹ようとしたら中から、例によって一尺ほどの白絹に書いた手紙が出てきた。

長跪讀素書、書上竟何如。

ありがたくて、ひざまずいて、それを読むと、書状には、さて、いかなることが書いてあったか。

上有加飱食、下有長相思。

それはつまりこんなように書かれていた、まず始めに「きちんと食事をしてからだを大切にするように」とあり、終わりには 「いつまでもだがいに結同心を忘れてはなるまい」と。

 

(馬を長城の窟に飲【みづか】ふ行【うた】)

靑靑たる河邊の草、綿綿として遠道を思う。

遠道 思う可からず、宿昔 夢に之を見る。

夢に見れば 我が旁に在り、忽ち覺れば 他鄕に在る。

他鄕 各おの異展し、縣轉 相い見ず。

枯桑は 天風を知り、海水は 天寒を知る。

2

門に入りて各おの自ら媚ぶ、誰か肯て相い為に言はん。

客遠方より来る、我に雙鯉魚を遺【おく】る。

兒を呼んで鯉魚を烹しむれば、中に尺素の書有り。

長跪して素書を読む、書中竟に何如。

上には餐食を加えよと有り、下には長く相い思うと有り。

 

 

飲馬長城窟行一首》現代語訳と訳註解説
(
本文)
 
2

入門各自媚、誰肯相爲言。

客從遠方來、潰我雙鯉魚。

呼兒烹鯉魚、中有尺素書。

長跪讀素書、書上竟何如。

上有加飱食、下有長相思。

 

(下し文)
2

門に入りて各おの自ら媚ぶ、誰か肯て相い為に言はん。

客遠方より来る、我に雙鯉魚を遺【おく】る。

兒を呼んで鯉魚を烹しむれば、中に尺素の書有り。

長跪して素書を読む、書中竟に何如。

上には餐食を加えよと有り、下には長く相い思うと有り。

 

(現代語訳)

ひとり身で留守を守っていると、いろんなことに心配もあり、、門にはいって訪ねくる人たちは、自分勝手のご媚びた愛想をならべるけれど、誰も私のために親身になって慰めてはくれるのではない。

時には、遠隔地からのお客がわざわざ来てくれ、わたしに一匹の鯉を届けてくださったこともある。

子供たちを呼んで鯉を烹ようとしたら中から、例によって一尺ほどの白絹に書いた手紙が出てきた。

ありがたくて、ひざまずいて、それを読むと、書状には、さて、いかなることが書いてあったか。

それはつまりこんなように書かれていた、まず始めに「きちんと食事をしてからだを大切にするように」とあり、終わりには 「いつまでもだがいに結同心を忘れてはなるまい」と。

 

 

(訳注) 
飲馬長城窟行一首  

1. (夫が国境のまもり、万里の長城のようなところの空にこたえるほどの冷たい水を飲んでいることだろう、夫を心配して詠う)

2. 【解説】「馬を長城の窟に飲【みづか】ふ行【うた】」と読んで、万里の長城で馬に水を飲ませるの意であるが、歌旨は遠方に出征している夫を思う留守居の妻の情を叙べたものである。作者については真偽両説があり、『文選』には無名氏の作にしてある。然るに『玉台新詠』では薫畠の作と明記してある。

3. 蔡邕133192)字は伯喈(ハクカイ)、陳留圉(チンリュウギョ)は河南省起県の人、孝行を以て名があり、天文・暦数・音律の学に通じ、郎中となって書を校し、熹平四年(一七五) 六経の文字を校定して碑に刻し、大学の門外に建てたことは名高い。後董卓に迫られて中郎将となり、董卓に党した故を以て獄中に死んだ。

字伯喈,留圉(今河南杞南)人,中國东汉末年名士。東漢著名才女蔡琰()之父。

2

入門各自媚、誰肯相爲言。

ひとり身で留守を守っていると、いろんなことに心配もあり、、門にはいって訪ねくる人たちは、自分勝手のご媚びた愛想をならべるけれど、誰も私のために親身になって慰めてはくれるのではない。

9.  入門各自媚、誰肯相爲言 この句もまた解が多岐に分かれる。「入門」の主語と「自媚」の主語とを同じく訪問の客と見るのは李善その他共通であるが、鈴木博士はこれを「妾がよそから帰って来ても」と解される。また別に「もしわが夫が帰宅したなら人は媚びをもって迎えようが」との解もあり、或いはまた「世の柄あるものはわが家の門にはいって媚愛するに」と解くものもある。訳者は独居寂蓼の妻が訪問者の言も自分勝手のお世辞としか受けとれぬ独居の妻の偏狭さをいった句と見た。

 

客從遠方來、潰我雙鯉魚。

時には、遠隔地からのお客がわざわざ来てくれ、わたしに一匹の鯉を届けてくださったこともある。

10. 雙鯉魚 信書の事。魚は水深いところ潜んでいるところから、秘密を要する書簡を示す。魚の腹中に親書を入れた送付したことを意識させているが、実際には書簡の両端をひもで縛ったことで魚を雙鯉魚という意味である。杜甫《1492寄岑嘉州》「眼前所寄選何物,贈子雲安雙鯉魚。」(眼前 寄する所 何物をか 選ぶ、子に贈る 雲安の双鯉魚。)手近にあるものでどんな物をえらんであなたに寄せ贈ろうか、それは雲安でとれた一対の鯉である七言古詩を贈るのである。

 

呼兒烹鯉魚、中有尺素書。

子供たちを呼んで鯉を烹ようとしたら中から、例によって一尺ほどの白絹に書いた手紙が出てきた。

11. 烹鯉魚 「鯉魚」は信書のこと、魚は深く潜んでいるから秘密を要する信書のことにいう。但し実際に鯉魚の腹中に信書を入れたのではなく、外封の結びを双鯉魚の形にしたのだとは『丹鉛鋸』の所説である。従って「烹鯉魚」は封書を開いたこととなる。

12. 尺素書 1尺の絹布の意で、文字を書くのに用いたところから、短い手紙。尺書。

 

長跪讀素書、書上竟何如。

ありがたくて、ひざまずいて、それを読むと、書状には、さて、いかなることが書いてあったか。

13. 長跪 上体を伸ばしたまま両膝を地につける敬礼の形。

 

上有加飱食、下有長相思。

それはつまりこんなように書かれていた、まず始めに「きちんと食事をしてからだを大切にするように」とあり、終わりには 「いつまでもだがいに結同心を忘れてはなるまい」と。

14. 飱食 飲食すること。

15. 長相思 同心結を誓い合った気持ちはどんなことがあっても変わらないというほどの意。久遠の辞、行人久寿戍、書を寄せて思うところをおくる。夜着の中には「長相思」の綿をつめて、縁のかざりは「結不解」「結同心」のかがり糸にして、固く結んで解けぬ意をもたせるという女の気持ちを詠う。

李白 《長相思【寄遠】,二首之一》

日色已盡花含煙,月明欲素愁不眠。

趙瑟初停鳳凰柱,蜀琴欲奏鴛鴦弦。

此曲有意無人傳,願隨春風寄燕然。

憶君迢迢隔青天,昔日橫波目。【昔時橫波目】。

今成流淚泉。

不信妾腸斷,歸來看取明鏡前。

 (長相思,二首之一)

日色 已に盡きて 花は煙を含む,月明 素ならんと欲して愁て眠らず。

趙瑟 初めて停む鳳凰の柱,蜀琴 奏せんと欲す 鴛鴦の弦。

此曲 意有れども人の傳うる無し,願くば 春風に隨って燕然に寄せん。

君を憶えば迢迢として青天を隔ち,昔日 橫波の目。

今は流淚の泉と成る。

妾の腸斷つを信ぜざれば,歸り來って明鏡の前へ看取せよ。

漢の無名氏《古詩十九首之十八首》

客從遠方來,遺我一端綺。

相去萬餘里,故人心尚爾。

文彩雙鴛鴦,裁為合歡被。

著以長相思,緣以結不解。

以膠投漆中,誰能別離此?

客遠方より乗り、我に一端の綺を遣る。

相去ること萬餘里なるも、故人の心 尚ほ爾り。

文彩は雙鴛鴦、裁ちて合歓の被と為す。

著するに長相思を以てし、縁とるに結不解を以てす。

膠を以て漆中に投ぜば、誰か能く此を別離せん。