玉集-015【字解集】  雜詩五首 【字解集】

 

 

2017620

の紀頌之”6”つの校注Blog

10年のBLOGの集大成

   李白総合案内

 

●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注

Ⅰ李白詩

(李白集校注)

745-030-#4 巻166-13 鳴皋歌送岑徵君(卷七(一)五○六)Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集8927

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745年-07 【字解集】007 a.過四皓墓 b.酬岑勛見尋就元丹丘對酒相待以詩見招 c.鳴皋歌奉餞從翁清歸五崖山居Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集8904

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曹植詩65

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楚辞・九歌》東君

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●唐を代表する 中唐 韓愈 全500首 

Ⅱ韓昌黎詩集・文集校注

806年-119 先生-巻八-03城南聯句 §10 【韓愈、孟郊】【此首又見張籍集】 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集8928

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745年-05 【字解集】005 【字解集】 a.留別王司馬嵩 B.商山四皓  C.訪道安陵遇蓋寰為予造真籙臨別留贈 Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集8772

・李商隠詩 (1) 136首の75

・李商隠詩 (2) 135首の61

韓愈1 ・孟郊・張籍と汴州乱41

index-2[800年~804年]27

index-3 805年陽山から江陵36

index-4 806年 39 江陵・国子博士25

index-5 806年39歳(2)25

index-6 807~809年 20

index-7[810年~811年 44歳] 34

index-8 [812年~814年47歳]46

index-9[815年~816年 49歳57

index-10[817年~818年 51歳]「平淮西碑」28

index-11 819年『論佛骨表』左遷 38

index-12 820 國子祭酒18

index-13 821年~822年 22

index-14 57歳・病気のため退職。没す14

韓愈 哲学・儒学「五原」

孟郊

 

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●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"

Ⅲ 杜詩

詳注

767年-133五律 鸚鵡(卷一七(四)一五二九)五律 杜詩詳注( Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8941

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767年-集-1 【字解集】・A洞房 B宿昔 C能畫 D鬥雞 E歷歷 F洛陽 G驪山  杜詩詳注( Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8930

杜甫詩(1)736~751年  53

杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73

杜甫詩(3)45歳 安史の乱に彷徨う 26

杜甫詩(4)757年、左拾遺 43

杜甫詩(5)758年47歳 左遷 53

杜甫詩(6)759年 三吏三別 44

杜甫詩(7)759年秦州詩 66

杜甫詩(8)759年同谷紀行、成都紀行36

杜甫詩(9)760年、49歳 成都 45

杜甫詩(10)761年、50歳 成都82

杜甫詩(11)762年蜀中転々43

杜甫詩(12)762年 蜀中転々 49

(13)763年蜀中転々 96

 (14)764年 三月成都へ帰る 100

 (15)765年正月幕府を辞す 63

(16-1) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)80

(16-2) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)81

 

杜甫詩 (17-1)767年夔州・西閣・赤甲・瀼西132

杜甫詩 (17-2) 767年・瀼西・東屯 133

杜甫詩 (18)768年江陵・公安縣・岳州 78

杜甫詩 (19)769年・洞庭湖・潭州・衡州 78

杜甫詩 (20)770年・洞庭湖・潭州・衡州。27

杜甫詩 (21)洩れ分(未詳分)・散文

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●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている。花間集連載開始。

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花間集 訳注解説 (227)回目張泌 《巻五03 河瀆神一首》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8930

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花間集 訳注解説 (219)回目張泌 《張泌【字解集】 ―2 a. 臨江仙 b. 女冠子 c.河傳二首 D.酒泉子二首 E.子 F.思越人 》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8882 

 

 

 

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●花間集全詩●森鴎外の小説の”魚玄機”詩、芸妓”薛濤”詩。唐から五代詩詞。花間集。玉臺新詠連載開始

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玉集-015【字解集】  雜詩五首 【字解集】    Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻二ブログ 8931

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玉集-014【字解集】  樂府二首 【字解集】詠懷詩二首    Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻二ブログ 8806

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玉集-015【字解集】  雜詩五首 【字解集】    Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻二ブログ 8931

 

 

興慶宮 龍池
 

 

 

 

樂府七首

 

 


1.青青河邊草篇(留守居の妻の征夫を思う詩である。)

青青河邊草、悠悠萬里道。草生在春時、遠道還有期。春至草不生、期盡歎無聲。

感物懷思心、夢想發中情。夢君如鴛鴦、比翼雲間翔。既覺寂無見、曠如參與商。

夢君結同心、比翼遊北林。既覺寂無見、曠如商與參。河洛自用固、不如中岳安。

回流不及反、浮雲往自還。悲風動思心、悠悠誰知者。懸景無停居、忽如馳駟馬。

傾耳懷音響、轉目淚雙墮。生存無會期、要君黃泉下。

 

2.苦相篇 豫章行(醜女に生まれたら初めから相手されず、美女に生まれても、男が常に新しい愛人を好むものであり、いったん切れた縁は参と辰のように隔たれたままである。)

苦相身為女、卑陋難再陳。男兒當門、墮地自生神。雄心志四海、萬里望風塵。

女育無欣愛、不為家所珍。長大避深室、藏頭羞見人。垂淚適他、忽如雨雲。

低頭和顏色、素齒結朱唇。跪拜無復數、婢妾如嚴情合同雲漢、葵藿仰陽春。

心乖甚水火、百惡集其身。玉顏隨年變、丈夫多好新。昔為形與影、今為胡與秦。

胡秦時相見、一踰參辰。

 

3.有女篇 豔歌行(冨宅豪家に迎えられたたぐいまれなる美女が、贅を尽くした装いをするようになる、訪れた人から広がり、他人は皆うらやましがるというもの)

有女懷芬芳、提提步東箱。蛾眉分翠羽、明目發清揚。

丹脣翳皓齒、秀色若珪璋。巧笑露權靨、衆媚不可詳。

容儀希世出、無乃古毛嬙。頭安金步搖、耳繫明月璫。

珠環約素腕、翠爵垂鮮光。文袍綴藻黼、玉體映羅裳。

容華既以豔、志節擬秋霜。徽音貫青雲、聲響流四方。

玅哉英媛德、宜配侯與王。靈應萬世合、日月時相望。

媒氏陳束帛、羔雁鳴前堂。百兩盈中路、起若鸞鳳翔。

凡夫徒踴躍、望殊參商。

 

4.朝時篇 怨歌行 (若くして結婚した女が不幸にして夫と別れ、家居して年老い、遂に偕老を得ぬ境涯をはかなみ、それでもなお死して同穴を望むという女心のせつなさを歌ったものである。)

昭昭朝時日、皎皎晨明月。十五入君門、一別終華髮。同心忽異離、曠如胡與越。

胡越有會時、參辰遼且闊。形影無髣髴、音聲寂無達。纎絃感促柱、觸之哀聲發。

情思如循環、憂來不可遏。塗山有餘恨、詩人詠採葛。蜻蛚吟牀下、回風起幽闥。

春榮隨露落、芙蓉生木末。自傷命不遇、良辰永乖別。已尒可奈何、譬如紈素裂。

孤雌翔故巢、星流光景魂神馳萬里、甘心要同穴。

 

5.明月篇(夫に新しい愛人ができたために、夫の愛を失う要の心持ちを述べた作である。)

皎皎明月光、灼灼朝日暉。昔為春繭絲、今為秋女衣。

丹脣列素齒、翠彩發蛾眉。嬌子多好言、歡合易為姿。

玉顏盛有時、秀色隨年衰。常恐新間舊、變故興細微。

浮萍無根本、非水將何依。憂喜更相接、樂極還自悲。

 

6.秋蘭篇(約束の秋になっても帰ってこない心配して待ちわびる気持ちを詠う。)

秋蘭蔭玉池、池水清且芳。芙蓉隨風發、中有雙鴛鴦。

雙魚自踴躍、兩鳥時迴翔。君期歷九秋、與妾同衣裳。

 

7.西長安行(西長安在住している夫から贈り物を届けてもらったが、しかしすでにその夫の心変わりを感じ取った女の心の中を述べ詠ったもの。)

所思兮何在、乃在西長安。

何用存問妾、香橙雙珠環。

何用重存問、羽爵翠琅玕。

今我兮聞君、更有兮異心。

香亦不何燒、環亦不可沉。

香燒日有歇、環沉日自深。

 

 

 

1.青青河邊草篇  【字解集】

青青河邊草篇 #1

1. (留守居の妻の征夫を思う詩である。)

2. 【要旨】巻一蔡邕の 「飲馬長城窟行」に擬した作で、留守居の妻の征夫を思う詩である。

3. 【傅玄】ふ げん、(217 - 278年)は、中国三国時代から晋にかけての人物。魏・西晋の政治家・文学者・学者。字は休奕。雍州北地郡泥陽県(現陝西省)の出身。祖父は傅燮。父は傅幹。子は傅咸。

若くして父を失い困窮していたが、博学で文章と音楽に長じていた。人柄は剛直で、他人の過失を見逃すことができなかった。州の秀才に挙げられて郎中になり、当時の評判によって著作の官に推挙され、『魏書』の編纂を担当した。その後、司馬昭の参軍(幕僚)となり、さらに温県(現河南省)令・弘農太守・典農校尉などを歴任し、いずれの官でも職務に適い、上書して多くの政治の不備を矯正した。265年、司馬炎が晋王となると、傅玄は散騎常侍に任じられ、爵位を子爵に引き上げられた上で、さらに駙馬都尉を加えられた。

同年、司馬炎が即位すると諫官となった。傅玄は上奏して朝廷の綱紀粛正を訴え、司馬炎に賞賛された。まもなく侍中に遷ったが、同僚と諍いを起こしたことを有司に報告されて免官となった。268年、御史中丞に任じられ、269年には太僕になった。当時、水害や辺境の異民族の侵入などが相次ぎ、傅玄はこれに対して上書して意見を述べた。それらのすべてが実行されたわけではなかったが、いつもお褒めの言葉を受けたという。その後、司隷校尉に転じた。

278年、献皇后羊氏が弘訓宮で死去し、葬礼が行われた。旧来の制度では、端門(宮城の正門)の外における司隷校尉の席次は諸卿の上で、しかも別席であるのが決まりであったが、謁者は弘訓宮を宮殿内と見なし、その決まりに従って傅玄を諸卿の下座に置いた。傅玄はこの処置に激怒し、謁者や尚書以下の官を面罵したため、御史中丞の庾純の上奏によって免官とされた。まもなく無官のまま死去した。享年62。諡は剛。後に清泉侯を追封された。

傅玄は非常にせっかちな性格で、弾劾の上奏をする際は、日が暮れて翌日回しにされると、正装のまま徹夜して夜明けを待つことがあった。貴族たちは彼を恐れ、これにより朝廷の風紀が改まったという。

『晋書』本伝によると、傅玄は「文集百余巻」の他、『傅子』120巻などの著述を残したが、現存するものはその一部に過ぎない。『三国志』の裴松之注などに残る『傅子』は、傅玄が司馬昭の側近であったことから、曹爽ら反司馬氏の人士を非難する傾向が強い。『傅子』詩歌では楽府の詩が多く、女性の感情を詠んだ作品や宮廷の雅楽の歌詞を手がけている点に特色がある。

4. 青青河邊草 この句は、蔡邕の「飲馬長城窟行」と全く同じ。

5. 悠悠萬里道 この句は、蔡邕の「綿綿思遠道。」悠悠:はるかに遠いさま。限りなく続くさま。「―たる大空」「―たる時の流れ」ゆったりと落ち着いたさま。

下に、

6. 期 約束の日。春になったら帰ると約束したもの。

7. 草生在春 南史に謝霊運は夢に族弟謝蕙連を見てこの名句を得たという、謝靈運《登池上樓》「池塘生春草,園柳變鳴禽。」(池の塘【つつみ】は春の草生じ、園の柳に鳴く禽【とり】も変りぬ。)池の堤防にびっしり春の草が生えている、庭園の柳の梢に鳴いている小鳥たちも冬のものと違って聞こえてくる。

登池上樓 #2 謝靈運<25>#2  詩集 396 kanbuniinkai紀 頌之漢詩ブログ1005

8. 感物 春の景物に感情移入するという事。

9. 發中情 思いを発し、情にあたる、夫と過ごしていることの思いは夢となってあらわれ、始終、はらわたに、心の中にくるしみをあたえるのである。

10. 鴛鴦 「鴛」は雄の、「鴦」は雌で、オシドリのつがいをいう。《オシドリの雌雄がいつも一緒にいるところから》夫婦の仲のむつまじいことのたとえ。

11. 參與商 「參與商之隔」距離が非常に離れているために、会う機会がないこと。または、夫婦や家族が別れたり、不仲になることのたとえ。「参」はオリオン座の星、参星。「商」はさそり座の星、商星。東西に遠く離れた二つの星は、空に同時に現れることはないということから。

古代中国の高辛氏の二人の息子は仲が悪く、いつも争いをしていたために、互いに遠く離れた参星と商星をつかさどらせたという伝説から。

「人生不相如参與商」兄弟がいた。どちらも立派な人物であったが、なぜか二人ともひどく仲が悪く、顔を会わせる度に喧嘩ばかりしていた。兄の方を商の国へ行かせ、弟を参の国に行かせた。二人はそれぞれの国で仕事をして富も名誉も得たが、ついに別れ別れになってから一度も顔を合わせる事なく一生を終えた。そこで、長い人生、なかなかその人と出会えない事を「人生相見えざること、参と商の如し」という。

12. 結同心 同心結相思相愛、夫婦ふたりの堅い愛情をあらわし、堅く結んだリボンがふたたび解けないのと同じような心が離れることがないことを言う。

13. 北林 《詩‧秦風‧晨風》: “彼晨風, 鬱彼北林。” 毛傳: “ 北林, 林名。

14. 河洛 《水が黄土を含んで黄濁しているのでいう》中国第2の大河。青海省中部のヤッラダッゼ山辺りに源を発し、甘粛省・内モンゴル自治区を経て陝西(せんせい)・山西省境を南下、東に転じて、山東省北部で渤海(ぼっかい)に注ぐ。陝西(せんせい)省南部にある華山に源を発し、河南省に入って北東に流れ、洛陽の南を通り黄河に注ぐ川。長さ420キロ。洛河。南洛河。洛水. ラクスイ. 中国神話. 川. 中国の川。陝西(せんせい)省から河南省へと流れる川で、黄河(こうが)に注ぐ川の一つ。雒水(らくすい)ともいった。洛神(らくしん)あるいは雒嬪(らくひん)というとても美しい川の女神がすんでいたことで有名である。

15. 中岳 嵩山(すうざん、拼音: Sōng Shān ソンシャン)は、中国河南省登封市にある山岳群である。五岳の1つの中岳に数えられる。最高峰は標高1440mの太室山である。古代から山岳信仰の場として有名で、北魏時代からは少林寺などの道教、仏教の道場が建立された。また、唐代には副都であった洛陽に近い事から、政府との結びつきが強く、ここを本拠地としていた潘師正、普寂、慧安などの道士、僧侶らが皇帝の崇敬を受け、道教、禅宗はそれぞれ自派を拡大した。

16. 浮雲 湧き雲が浮雲となる。湧き雲は、谷間の岩間、洞窟の奥から湧き出て、空に登り、雲となる。そして雨となりきりとなっていわば、洞窟に戻るという意味。浮雲は浮浪雲、浮気を意味する言葉。

17. 悲風 春愁秋思。春の日にふと感じる物悲しさと、秋にふと感じる寂しい思い。よい気候のときに、なんとなく気がふさぐこと。また、いつも心のどこかに悲しみや悩みがあること。戦国、楚の宋玉が自らの不遇を秋の悲愁に重ねて詠んだが始めとされ、イケメンの宋玉は東隣に住む女は塀越しに 3年間彼を覗き続けた。

18. 懸景 天空にかかる光の循環、日と月の循環でかかる影。曹植《朔風 (二章) 》「四氣代謝,懸景運周。別如俯仰,若三秋。」四季の気候が移り変わりが気になり始める、天空にかかる光の循環も移り変わる。君と別れを過ごしたのは、今思えば目を動かすほどの一瞬のうちのようである、惜別の気持ちから脱するのにこの秋の三カ月もかかってしまい、一日過ごすのも遅く感じたものなのだ。

朔風 (五章) 曹植 魏詩 文選 雑詩 上 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1837

19. 駟馬 一両の馬車を引く四頭の馬。また,貴人の乗る四頭立ての馬車。 [句] 駟馬も追う能わず.

20. 音響 夫の声が響いて聞こえてくるようにおもう。扉のきしみ、人の足音などがひびくことをいう。

21. 轉目 目を上から下に動かせば、(涙がこぼれる。)

22. 淚雙墮 涙は両眼からこぼれおちる。

23. 無會期 再会するという約束はできないという事。

24. 要 約束するという事。

25. 黃泉 死後の世界。

 

 

 

 

2.苦相篇 豫章行  【字解集】

2.苦相篇 豫章行

26.(醜女に生まれたら初めから相手されず、美女に生まれても、男が常に新しい愛人を好むものであり、いったん切れた縁は参と辰のように隔たれたままである。)

27. 苦相 苦命、薄命。女は薄命であり、いやな人相という意である。女に生まれあわしたことの不幸をいうので、女子が男子に比して、地位の卑いことをかこつ意を叙した詩である。

28. 豫章 は漢代郡邑の名、今の江西省南昌県に当たり、この名を冠した古楽府が「豫章行」であった。傳玄は之に擬してこの「苦相篇」を作ったのであろう。故に旧題をその下に附したもので、次の「有女篇」も「朝時篇」も同じ意味で旧題を附託したのである。

後世白楽天の諷諭詩「太行路」に「人生婦人の身となるなかれ。百年の苦楽他人に由る」の句がある。楽天の意は君臣関係の全うし難きを、夫婦を借りて諷したのであるが、女子の不幸を説く点に於ては互いに似たものがある

清調曲で歌う、謝靈運のの古辞は、白楊のはかない運命を歌ったものであるが、霊運はその詩意を強く意識して、人生の無常を歌ったもので、題材も内容もきわめて月並みである。豫章行苦相篇 傅玄 女のさだめ 六朝時代(3)親友、謝蕙連にも同題の作がある。古辞には古詩十九首、挽歌、に同様な内容が見える。

29. 卑陋 言動などがいやしいこと。見識などが浅はかであること。また、そのさま。

30. 風塵 強い風によって地表面にあるちり・ほこりや砂などが空気中に舞い上がり、視程(見通し)が一時的に遮られる現象である。風塵の中でも、砂の割合が高いと思われる場合には砂塵(さじん)とも呼ぶ。

31. ・廻戈術 『淮南子』にある物語で、魯の陽公が韓と戦争をしたとき、日が暮れようとしたので、まさに没せんとした日を呼びもどしたということである。

32. ・ 崦山のこと。『山海経』の「西山」に烏鼠洞の穴山の西南にあるといい、下に虞泉があって太陽の入るところとされている。

27. 苦相 苦命、薄命。女は薄命であり、いやな人相という意である。女に生まれあわしたことの不幸をいうので、女子が男子に比して、地位の卑いことをかこつ意を叙した詩である。

28. 豫章 は漢代郡邑の名、今の江西省南昌県に当たり、この名を冠した古楽府が「豫章行」であった。傳玄は之に擬してこの「苦相篇」を作ったのであろう。故に旧題をその下に附したもので、次の「有女篇」も「朝時篇」も同じ意味で旧題を附託したのである。

後世白楽天の諷諭詩「太行路」に「人生婦人の身となるなかれ。百年の苦楽他人に由る」の句がある。楽天の意は君臣関係の全うし難きを、夫婦を借りて諷したのであるが、女子の不幸を説く点に於ては互いに似たものがある

清調曲で歌う、謝靈運のの古辞は、白楊のはかない運命を歌ったものであるが、霊運はその詩意を強く意識して、人生の無常を歌ったもので、題材も内容もきわめて月並みである。豫章行苦相篇 傅玄 女のさだめ 六朝時代(3)親友、謝蕙連にも同題の作がある。古辞には古詩十九首、挽歌、に同様な内容が見える。

31. 欣愛 笑い喜びあいされる。愛されることを笑い喜ぶ。

珍 珍しいものとして大切にすること。自分を大切にすること。めでたいこと。祝うべきこと。

32. 長大 長くて大きいこと。たけが高く大きいこと。大人になること。ここでは20歳を超えるころからを言い、25才を越えれば、嫁には行けないとされた。

33. 藏頭羞見人 家の奥の部屋に閉じこもり、もっぱら機を織ることをすることを言う。

34. 垂淚適他、忽如雨の二句 美貌が悪ければ、とつぎさきでもろうどうしゃでしかないことをいう。

 

35. 謝恵連 《豫章行》

豫章行
短生旅長世,恒覺白日欹。

人が生きるというのは短いものであるが、世の中に旅に出るのは長いものである。太陽が常に真上にある時には何とも思わなかったのに傾き始めて気が付くのである。

覽鏡睨容,華顏豈期。

鏡を取り出して衰えた顔を写してよくよく見るのである。華やかな顔でいられるのはどうしてその時期が久しいものでありえないのであろうか。
無廻戈術,坐觀落崦

傾きかけた太陽を戻したという『淮南子』にある「廻戈の術」はもちあわせていない。ということで、そぞろに歩くのは山海経』の「西山」にあるという太陽が沈んでいく崦山の烏鼠洞の穴のほとりを歩く行と思うのである。

豫章行
短生にして長世に旅し,恒に白日 欹【かたぶ】くを覺ゆ。

鏡を覽りて容を睨【にら】み,華顏【かがん】豈に期ならん。

【いや】しくも廻戈の術無くんば,坐【そぞ】ろに崦【えんじ】(山)に落つを觀ん。

廻戈術 『淮南子』にある物語で、魯の陽公が韓と戦争をしたとき、日が暮れようとしたので、まさに没せんとした日を呼びもどしたということである。

 崦山のこと。『山海経』の「西山」に烏鼠洞の穴山の西南にあるといい、下に虞泉があって太陽の入るところとされている。

27. 苦相 苦命、薄命。女は薄命であり、いやな人相という意である。女に生まれあわしたことの不幸をいうので、女子が男子に比して、地位の卑いことをかこつ意を叙した詩である。

28. 豫章 は漢代郡邑の名、今の江西省南昌県に当たり、この名を冠した古楽府が「豫章行」であった。傳玄は之に擬してこの「苦相篇」を作ったのであろう。故に旧題をその下に附したもので、次の「有女篇」も「朝時篇」も同じ意味で旧題を附託したのである。

後世白楽天の諷諭詩「太行路」に「人生婦人の身となるなかれ。百年の苦楽他人に由る」の句がある。楽天の意は君臣関係の全うし難きを、夫婦を借りて諷したのであるが、女子の不幸を説く点に於ては互いに似たものがある

清調曲で歌う、謝靈運のの古辞は、白楊のはかない運命を歌ったものであるが、霊運はその詩意を強く意識して、人生の無常を歌ったもので、題材も内容もきわめて月並みである。豫章行苦相篇 傅玄 女のさだめ 六朝時代(3)親友、謝蕙連にも同題の作がある。古辞には古詩十九首、挽歌、に同様な内容が見える。

36. 跪拜 崇敬すべき対象に対してひれ伏して祈ること額ずく  額突く  礼拝する  祈る  平伏する  拝む  かしづく  跪く  額づく  ひざまずく  拝跪する  跪拝する

37. 情合 情意の投合すること。

38. 同雲漢 ここでは牛女両星のことにはかけず、迄かなる空の天の川をさして、遠くかけはなれたることをいう。

27. 苦相 苦命、薄命。女は薄命であり、いやな人相という意である。女に生まれあわしたことの不幸をいうので、女子が男子に比して、地位の卑いことをかこつ意を叙した詩である。

28. 豫章 は漢代郡邑の名、今の江西省南昌県に当たり、この名を冠した古楽府が「豫章行」であった。傳玄は之に擬してこの「苦相篇」を作ったのであろう。故に旧題をその下に附したもので、次の「有女篇」も「朝時篇」も同じ意味で旧題を附託したのである。

後世白楽天の諷諭詩「太行路」に「人生婦人の身となるなかれ。百年の苦楽他人に由る」の句がある。楽天の意は君臣関係の全うし難きを、夫婦を借りて諷したのであるが、女子の不幸を説く点に於ては互いに似たものがある

清調曲で歌う、謝靈運のの古辞は、白楊のはかない運命を歌ったものであるが、霊運はその詩意を強く意識して、人生の無常を歌ったもので、題材も内容もきわめて月並みである。豫章行苦相篇 傅玄 女のさだめ 六朝時代(3)親友、謝蕙連にも同題の作がある。古辞には古詩十九首、挽歌、に同様な内容が見える。

39. 玉顏 ① 玉のように美しい顔。花のかんばせ。女の美貌。② 天皇の顔。竜顔。

40. 胡・秦 「胡」はえびす、沙漠地方、西域、北狄を言う。「秦」は今の陝西、關中の地、都、長安の所在地。

41. 参・辰 前出(蘇武《留別妻一首》)参商に同じ。「參與商之隔」距離が非常に離れているために、会う機会がないこと。または、夫婦や家族が別れたり、不仲になることのたとえ。「参」はオリオン座の星、参星。「商」はさそり座の星、商星。東西に遠く離れた二つの星は、空に同時に現れることはないということから。

古代中国の高辛氏の二人の息子は仲が悪く、いつも争いをしていたために、互いに遠く離れた参星と商星をつかさどらせたという伝説から。

「人生不相如参與商」兄弟がいた。どちらも立派な人物であったが、なぜか二人ともひどく仲が悪く、顔を会わせる度に喧嘩ばかりしていた。兄の方を商の国へ行かせ、弟を参の国に行かせた。二人はそれぞれの国で仕事をして富も名誉も得たが、ついに別れ別れになってから一度も顔を合わせる事なく一生を終えた。そこで、長い人生、なかなかその人と出会えない事を「人生相見えざること、参と商の如し」という。

玉-026 留別妻一首 -#1〈〔蘇  武〕〉

 

 

 

 

 

3.有女篇 豔歌行  【字解集】

3.有女篇 豔歌行

(冨宅豪家に迎えられたたぐいまれなる美女が、贅を尽くした装いをするようになる、訪れた人から広がり、他人は皆うらやましがるというもの)

1. 艶歌行 艶歌」は艶っぽいうたの意味ではない。「艶」は相和歌の専門用語で、前奏を指し、「艶」をともなううたを「艶歌」と呼んだという。また、「艶」はもともと南方の楚の地方のうたに特徴的なものであり、「艶歌」すなわち楚のうたともいわれる。

この歌に属するもの、「艶歌何々行」と題してあるものは多く幾篇もある。「艶歌行」には無名氏の作が二首残っていて、ここでとりあげているのは、そのうちよく知られた第一首のほうである。第二首は山中の松の樹が伐られて宮殿の梁となるまでをうたったもので、第一首とは直接かかわらない。

あるいは、他家に寄寓中のある男が、その家の主婦から衣の綻(ほころび)を縫うてもらって嫌疑を受けたことを叙べた。性的倫理が比較的自由な時代ではあり、庶民の間では、不倫事例も多い時代の話である。

この詩は、故郷を離れて他県にある男が、破れた衣をある家の婦人に繕ってもらった。しかし、その家の夫に疑いのまなざしを向けられ、旅にあるわが身の悲しさを思う。名作とはいえないが、ちょっとした物語り仕立てになっているところが面白く、また最後の一句の感慨が印象に残る。玉臺新詠巻一に以下の詩がある。

古樂府詩六首其四 艶歌行

翩翩堂前燕、冬藏夏來見。兄弟兩三人、流蕩在他縣。

故人誰爲補、新衣誰當。賴得賢主人、覽取爲吾綻。

夫壻從門來、斜倚西北眄。語卿且勿眄、水清石自見。

不見何纍纍、行不如歸。

玉-013-#1 古樂府詩六首其四艶歌行〈無名〉 kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠ブログ 7809

2. 芬芳 よい香り。また、よい香りをただよわせること。女性の体臭と匂い袋と合わさっていい香りとなることを意味する。におい袋のにおいが良いというのではない。

3. 提提 しとやかにゆったりしたさま。安らかに満足するさま。明らかなるさま。ここでは美しい姿をいうもの。

3. 步東箱 「箱」は廂で本宅母屋から渡り廊下を通じて立つ離れの部屋を言う。

4. 蛾眉 蛾の触角のような三日月形の、美しい女の眉(まゆ)。転じて、美人。

5. 翠羽 翠鳥的羽毛,青綠色而有光澤。比眉色。後遂用以指女子的眉。ここでは転じてやなぎ腰のような体形を言う。

6. 珪璋 地は黄漆、表面は黒漆で彫り目に赤い筋が1本または2本あるもの。礼式に用いる玉。

7. 權靨 靨が現れる

8. 毛嬙 中国春秋期の越国の美女の一人である。,おおよそ西施と同時期のひとである,越王勾践11. 藻黼 「藻」水くさの模様、「黼」は黒と白とで斧の形を描いたもので、礼服の模様。

12. 玉體 細身の体で立ち姿が輝くほど美しい。

13. 容華 容姿華麗。容姿端麗。

14. 志節 志操、節操。

15. 徽音 琴絲絃を弾く。

16. 貫青雲 素晴らしく良いことの音で、青空をも貫くほどのものであるという意。

17. 玅哉 1 不思議なまでにすぐれているさま。何ともいえないほど美しいさま。「妙なる楽の音」2 きわめてじょうずなさま。

月璫 真珠のイアリング。

18. 日月時相望 『呉注』は『漢書』を引いて「五星日月之会」と注しているが、陰暦十五日の夜日月相望み向かう意によったものであろうか。

19. 束帛 兼ねた巻き帛。

20. 羔雁 小羊、雁。小羊も雁も束帛もみな婚姻の引出聘物。

21. 踴躍 ①跳躍:~歡呼。②形容情緒熱烈,爭先恐后。

22. 參商 ''''共に二十八宿の一つで,同時には空に現われないことから、肉親や親しい者同士が会えない,あるいは、仲が悪い.

 

 

 

 

 

4.朝時篇 怨歌行  【字解集】 

朝時篇 怨歌行  #1

1.(若くして結婚した女が不幸にして夫と別れ、家居して年老い、遂に偕老を得ぬ境涯をはかなみ、それでもなお死して同穴を望むという女心のせつなさを歌ったものである。)

2. これまで「怨歌行」は以下の通り。

744年-047-#2卷164_7 怨歌行(卷五(一)三六一)Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集8147

怨歌行 班婕妤(倢伃) 漢詩<111>玉台新詠集 女性詩547 紀頌之の漢詩ブログ1458

怨歌行 曹植 魏詩<53-#1>古詩源 巻五 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2033

3. 昭昭 1明るい,きらきらしている.日月がきらきらと輝く.2はっきりしている,明白である.

4. 皎皎 白く光り輝くさま。こうこう。

5. 十五 唐までの結婚については、律では一夫一妻制をとっていたが、多妾は認められていた。良人と賤人の結婚は許されず、士族と庶民の差も厳格なものではなかったが、厳然として存在した。女性の婚期は13歳から18歳まで、大体15歳前後であった。結婚は親の命令で行われたが、親が娘に夫を選ぶことを許すこともあった。結婚において、男性は家柄・財産・文才が重視され、女性は容貌・家の財産が重んじられた。結婚は六礼を経る過程で、結納や持参金が必要であった。貧家の女性が婚姻できず、高齢の男性と若年の女性の婚姻がなされるという問題も生まれた。夫が妻の実家で婚礼を行い、妻が夫の実家に赴かず、夫が入り婿となることも多く、妻は家庭の中で比較的、高い位置にいた。結婚後も妻の実家である妻族が、妻の強い力となり、夫に圧力を与えることもあった。婚姻を行っているにもかかわらず、女性が夫以外の男性と自由な性愛関係が行われ、道徳的に強い批判がなされないこともあった。

6. 華髮 花白的頭髮。

7. 同心・異離 同心結(どうしんけつ)といい、相思相愛(そうしそうあい)、夫婦ふたりの堅い愛情をあらわす。堅く結んだリボンがふたたび解けないのと同じようにであったものが、心、思い、が別々の異なった考えになること。

8. 胡與越 古代中国の、北方の胡の国と南方の越の国。互いに遠く離れていること、また、疎遠であることをたとえていう語。

9. 胡越有會時 北方の胡の国と南方の越の国と離れていても、機会を作って会おうと思えば会う事ができる。

10. 參辰 辰星は東方、参星は西方に位置し、同時に見えることがない星どうしである。

11. 遼且闊 はるかにまた広く離れて影も形もそれらしい何ものも見えないという意。

12. 繊絃感促柱 細い琴の舷は促【つま】った琴柱に応じて哀音を出すこと。繊細な感情は境遇の変化に応じて感動し易いの意。

13. 塗山有餘恨 「塗山」は山名、その所在については諸説あるが安徽省懐遠縣説が妥当と考える。『呂氏春秋』「音初篇」に禹王が塗山の女を見そめ、これと婚せぬうち南方巡狩したのを女が慕うて使を遣わし、哀恋の歌を作ったとの話が見える。

14. 採葛 「葛」はくず、その繊維をとって織物とする。《詩経、王風・采葛》の「一日見()わざれば三秋の如し」、1日会わないと3年間も会わないでいるような思いがすること。待ちこがれる気持ちを表す。一日千秋の思い。

15. 蜻蛚 一説にきりぎりすというも「蟋蟀」と同義とし、「こおろぎ」と見る。是も詩經に見える詩に基づく。

16. 芙蓉生木末 《楚辞、九歌·湘君》「采薜荔兮水中,搴芙蓉兮木末。」とある。「芙蓉」は今は木芙蓉もあるが、一般に薫花をいう、蓮花は水中に咲くもの、これを木末にとるとは不可能のことを言ったものと『楚辞』では解している。ここではただ九歌をふまえて自己の境涯をたとえたものであろう。

17. 良辰 よい時、幸せ多い昔を指す。

18. 執素裂 班捷好の「怨詩」(前出七九頁)の意によった句。「執素」も同詩に見える。〔班 婕妤〕《怨詩一首井序》「新裂齊紈素,皎潔如霜雪。」(新たに齊の紈素を裂けば,皎潔にして霜雪の如し。) 新たらしい斉の国産の白練り絹を裂いている、それは純白、潔白で穢れない清い白さは、霜や雪のようだ。

-028 怨詩一首井序 -#2〈〔班 婕妤〕〉 kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠ブログ7989

19. 甘心 二人の巣穴に甘んじていたいという気持ちを言う。「同穴」にかかるものとして解す。

 

 

 

5.明月篇  【字解集】

明月篇

20. (夫に新しい愛人ができたために、夫の愛を失う要の心持ちを述べた作である。)

21. 『芸文類聚』では「怨詩」と題している。「明月」の題名は前数篇におけると同じく第一句中の二字をとったものである。性倫理については、比較的自由な時代であるから、自由恋愛をしている詩は多い。

22. 皎皎 白く光り輝くさま。こうこう。

23. 灼灼 かがやくさま。

24. 秋女衣 擣衣をする前の使い古した衣の色を境遇の変化に比していう。

25. 翠彩翠羽 翡翠(かわせみ)の羽の色どり、翠鳥の羽毛,青綠色にして光澤有り。眉の色のする。後には単に女子の眉を指す。また、ここでは転じてやなぎ腰のような体形を言うばあいもある。

26. 蛾眉 蛾の触角のような三日月形の、美しい女の眉(まゆ)。転じて、美人。

27. 嬌子 愛らしい子。

28. 歡合 1 ともに喜び楽しむこと。2 男女が共寝すること。同衾(どうきん)。3 「合歓木」の略。

29. 玉顏 ① 玉のように美しい顔。花のかんばせ。 〔日葡〕  天皇の顔。竜顔。

30. 秀色 すぐれた美しい色。すぐれた風景や様子のこと。美しい様子や姿のこと。

31. 新間旧 新は上句の矯子をいい、旧は自らを指す。

32. 變故 普通と違った、悪い出来事。

33. 浮萍 うきくさ。また、住居の定まらないことのたとえ。

34. 憂喜更相接 憂と喜とがかわるがわる引き続いておこること。

 

 

 

6.秋蘭篇  【字解集】

秋蘭篇

(約束の秋になっても帰ってこない心配して待ちわびる気持ちを詠う。)

35. 玉池 美しい池。

 

36. 君其 夫の帰郷、その約束。


7.西長安行  【字解集】
西長安行

38. (西長安在住している夫から贈り物を届けてもらったが、しかしすでにその夫の心変わりを感じ取った女の心の中を述べ詠ったもの。)


39. 香橙 「鐙」はひともし皿、香煙の燈火をたくこと。閨に夫とムードある夜を過ごすにつかう。

 


40. 「羽爵」は持ち手が翅広げたような大きい盃をいう。おっとをおもいださせるもの。

41. 「翠琅玕」は翠色の宝石、「浪坪」は石の玉に次ぐもの、翡翠製の翠色の管玉装飾品。

 

長安城図 作図00