-巻三-11 樂府三首其一 豔歌行-#5(扶桑升朝暉) 〔陸  機〕

 

 

20171124

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そこで舞うと芳しい枚がひるがえり、よい香りがただよい、しなやかな指で箏を弾くと涼しげな響きがおこり、冷やかに広がり、届く。

箏に合わせて、歌声はすんだ聲色をたてて悲しげに聞こえてくる、これに合わせて、優雅に舞い、次に、琴曲「幽蘭」の調べにあわせて舞いにつながり、宴は繰り広げられる。

その丹色の唇には九秋の曲が含まれ、つややかに歌うと、あでやかな舞いぶりは七盤の舞にもまさるほどである。

次々と歌曲箏曲舞曲が演奏されると、それにつれて動く足どりは、驚いて飛び立つ鴻よりもすばやく、舞節をふむ姿は群れ、つどう鸞鳥の如く美しいのである。

 

 

 

 

玉臺新詠 巻三

陸機詩

 

 


              擬古七首           

1            巻三-1    擬古七首其一       1. 擬西北有高樓

2            巻三-2    擬古七首其二       2. 擬東城一何高

3            巻三-3    擬古七首其三       3. 擬蘭若生春陽

4            巻三-4    擬古七首其四       4. 擬苕苕牽牛星

5            巻三-5    擬古七首其五       5. 擬青青河畔草

6            巻三-6    擬古七首其六       6. 擬庭中有奇樹

7            巻三-7    擬古七首其七       7. 擬涉江采芙蓉

              為顧先贈婦二首             

8            巻三-8    為顧先贈婦二首其一       辭家遠行遊

9            巻三-9    為顧先贈婦二首其二       東南有思婦

10          巻三-10  為周夫人贈車騎一首           碎碎織細練

             

樂府三首         

11        巻三-11 樂府三首其一    1. 豔歌行

扶桑升朝暉、照此高臺端。

高臺多妖麗、洞房出清顏。

淑貌曜皎日、惠心清且閑。

 

美目揚玉澤、蛾眉象翠翰。

鮮膚一何潤、彩色若可餐。

窈窕多容貌、婉媚巧笑言。

 

暮春春服成、粲粲綺與紈。

金雀垂藻翹、瓊珮結瑤璠。

方駕揚清塵、濯足洛水瀾。

 

藹藹風雲會、佳人一何繁。

南崖充羅幕、北渚盈軿軒。

清川含藻景、高岸被華丹。

 

馥馥芳袖揮、泠泠纖指彈。

悲歌吐清音、雅舞播幽蘭。

丹脣含九秋、妍迹凌七盤。

赴曲迅驚鴻、蹈節如集鸞。

 

綺態隨顏變、澄姿無定源。

俯仰紛阿那、顧步咸可歡。

遺芳結飛颷、浮景映清湍。

冶容不足詠、春游良可歎。

 

12        巻三-12 樂府三首其二    2. 前緩聲歌

遊仙聚靈族、高會層城阿。

長風萬里舉、慶雲嵯峨。

宓妃興洛浦、王韓起泰華。

#2

北徵瑤臺女、南要湘川娥。

肅肅霄駕動、翩翩翠葢羅。

羽旗棲瑣鸞、玉衡吐鳴和。

#3

太容揮高絃、洪崖發清歌。

獻酬既已周、輕軒垂紫霞。

總轡扶桑枝、濯足暘谷波。

清暉溢天門、垂慶惠皇家

 

13        巻三-13 樂府三首其三    3. 塘上行

江蘺生幽渚、微芳不足宣。

被蒙風雨會、移居華池邊。

發藻玉臺下、垂影滄浪淵。

#2

沾潤既已渥、結根奧且堅。

四節遊不處、繁華難久鮮。

淑氣與時殞、餘芳隨風捐。

#3

天道有遷易、人理無常全。

男懽智傾愚、女愛衰避妍。

不惜微軀退、恆懼蒼蠅前。

願君廣末光、照妾薄暮年。

              爲顧彦先贈婦往反四首    

14          巻三-14  爲顧彦先贈婦往反四首其一              我在三川陽

15          巻三-15  爲顧彦先贈婦往反四首其二              悠悠君行邁

16          巻三-16  爲顧彦先贈婦往反四首其三              翩翩飛蓬征

17          巻三-17  爲顧彦先贈婦往反四首其四              浮海難為水

 

陸機261 - 303年))は、中国三国時代から西晋の文学者・政治家・武将。字は士衡。呉の四姓(朱・張・顧・陸)の一つである陸氏の出身。祖父は陸遜。父は陸抗。子は陸蔚、陸夏。本籍は呉郡呉県(今の江蘇省蘇州市)。ただし家は呉の都建業(現在の江蘇省南京市)の南や、祖父の封地であった華亭(雲間とも。現在の上海市松江区)等にあったようである。

七尺もの身の丈を持ち、その声は鐘のように響きわたったという。儒学の教養を身につけ、礼に外れることは行なわなかった。同じく著名な弟の陸雲と合わせて「二陸」とも呼ばれる。文弱で親しみ易い弟に比べて、陸機は郷党から畏れられていたが、洛陽に出て西晋に仕えてからは、兄弟ともに呉出身の人士のリーダー的存在であった。

西晋のみならず、六朝時代を代表する文学者の一人であり、同時代に活躍した潘岳と共に、「潘陸」と並び称されている。特に「文賦(文の賦)」は、中国文学理論の代表的著作として名高い。

また、書家としての作品「平復帖」(北京故宮博物院所蔵)は、現存する最古の有名書家による真跡とされる。

 

 

 

樂府三首其一   1. 豔歌行 #2《陸機》

 

 

玉臺新詠 訳注解説

 

 

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9500 

 

 

 

樂府三首         

11        巻三-11 樂府三首其一1. 豔歌行

(春の盛りのある日、洛水の辺で、行楽で美人たちが歌舞し、快楽に吹け、遊び、楽しむのを詠う)

扶桑升朝暉、照此高臺端。

日の出る処扶桑から、朝日が昇って、この高台の端を照らしている。

高臺多妖麗、洞房出清顏。

高台にはなまめかしい美人が多く、奥まった部屋から清らかな顔を出している。

淑貌曜皎日、惠心清且閑。

そのよい顔は白くかがやく日光にてらされ、おだやかな心は清くまたしとやかである。

扶桑に朝輝升り、此の高臺の端を照らす。

高臺には妖麗多く、洞房より清顔を出す。

淑貌は皎日に耀き、恵心は清く且つ閑なり。

 

#2

美目揚玉澤、蛾眉象翠翰。

美しい目は、玉のようなうるおいをおびており、すんなりした眉は翠鳥の羽毛をならべたようでもある。

鮮膚一何潤、彩色若可餐。

そのあざやかな肌の色のつややかさ、その麗しさは、すぐにでも食べても見たいほどなのである。

窈窕多容貌、婉媚巧笑言。

しとやかな容姿はさまざまの姿をあらわし、愛矯たっぷり、もの言いも巧みである。

美目は玉澤を揚げ、蛾眉は翠翰に象たり。

鮮膚一に 何ぞ潤へる、秀色 餐ふ可きが若し。

窈窕として 容儀多く、婉媚にして 笑言巧みなり。

 

#3

暮春春服成、粲粲綺與紈。

晩春の侯には、春着ができてくる。早春の浣沙で仕上がったあざやかな色の美しいあやぎぬである。

金雀垂藻翹、瓊珮結瑤璠。

それに金の雀をかたどったかんざしにはうるわしい翠羽が垂れて、玉の偲び物には塔や楢の美玉が結びつけられている。

方駕揚清塵、濯足洛水瀾。

これらの装いの美人達が、車をつらねるから、ほこりを揚げてでかけてくる、美人たちは、時に洛水の波に素足をだして洗う、

暮春には 春服成る、粲粲たり 綺と紈と。

金雀は 藻翹を垂れ、瓊珮は 結瑤璠填楓は堵稀を結ぶ。

駕を方べて 清塵を揚げ、足を洛水の瀾に濯ふ。

#4

藹藹風雲會、佳人一何繁。

その集まってくる様は、草木が盛んに茂るようであり、そこに、風に吹かれてもやもやが群がり集まる雲さながらである、そして、何と多多くの美人たちが集まれば、若いものが集まってすごいことになる。

南崖充羅幕、北渚盈軿軒。

南の崖の下にはうすぎぬの幔幕が、あたり一面に充ちるほど張り巡らされ、北のなぎさには、「ほろ」をかけた婦人用の車が、ずらっと、所せましと並んでいる。

清川含藻景、高岸被華丹。

そしてこの清らかな川は、日光を受けてあや模様をあらわし、水面に映す高い崖は、赤い花でおおわれている。藹藹として 風雲の會まるごとく、佳人は一に何ぞ繁き。

南崖には 羅幕充ち、北渚には 軿軒 盈つ。

清川は 藻景を含み、高岸は 華丹を被る。

#5

馥馥芳袖揮、泠泠纖指彈。

そこで舞うと芳しい枚がひるがえり、よい香りがただよい、しなやかな指で箏を弾くと涼しげな響きがおこり、冷やかに広がり、届く。

悲歌吐清音、雅舞播幽蘭。

箏に合わせて、歌声はすんだ聲色をたてて悲しげに聞こえてくる、これに合わせて、優雅に舞い、次に、琴曲「幽蘭」の調べにあわせて舞いにつながり、宴は繰り広げられる。

丹脣含九秋、妍迹凌七盤。

その丹色の唇には九秋の曲が含まれ、つややかに歌うと、あでやかな舞いぶりは七盤の舞にもまさるほどである。

赴曲迅驚鴻、蹈節如集鸞。

次々と歌曲箏曲舞曲が演奏されると、それにつれて動く足どりは、驚いて飛び立つ鴻よりもすばやく、舞節をふむ姿は群れ、つどう鸞鳥の如く美しいのである。

馥馥として 芳袖 揮ひ、冷冷として 繊指にて彈ず。

悲歌は 清音を吐き、雅舞は 幽蘭を播く。

丹眉は 九秋を含み、妍迹は 七盤を凌ぐ。

曲に赴くこと 驚鴻よりも迅く、節を蹈むこと集鸞の如し。

#6

綺態隨顏變、澄姿無定源。

俯仰紛阿那、顧步咸可歡。

遺芳結飛颷、浮景映清湍。

冶容不足詠、春游良可歎。

綺態は 顔に随って變じ、澄姿は 定源無し。

俯仰 紛として 阿那たり、顧歩 咸 歓ぶ可し。

遣芳は 飛颷に結び、浮景は 清瑞に映ず。

冶容は 詠ずるに足らず、春遊 良に 歎ず可し。

 

相和歌003
 

 

《樂府三首其一》現代語訳と訳註解説
(
本文) 1. 豔歌行

#5

馥馥芳袖揮、泠泠纖指彈。

悲歌吐清音、雅舞播幽蘭。

丹脣含九秋、妍迹凌七盤。

赴曲迅驚鴻、蹈節如集鸞。

 

(下し文)
#5

馥馥として 芳袖 揮ひ、冷冷として 繊指にて彈ず。

悲歌は 清音を吐き、雅舞は 幽蘭を播く。

丹眉は 九秋を含み、妍迹は 七盤を凌ぐ。

曲に赴くこと 驚鴻よりも迅く、節を蹈むこと集鸞の如し。

 

(現代語訳)

そこで舞うと芳しい枚がひるがえり、よい香りがただよい、しなやかな指で箏を弾くと涼しげな響きがおこり、冷やかに広がり、届く。

箏に合わせて、歌声はすんだ聲色をたてて悲しげに聞こえてくる、これに合わせて、優雅に舞い、次に、琴曲「幽蘭」の調べにあわせて舞いにつながり、宴は繰り広げられる。

その丹色の唇には九秋の曲が含まれ、つややかに歌うと、あでやかな舞いぶりは七盤の舞にもまさるほどである。

次々と歌曲箏曲舞曲が演奏されると、それにつれて動く足どりは、驚いて飛び立つ鴻よりもすばやく、舞節をふむ姿は群れ、つどう鸞鳥の如く美しいのである。

王昭君02
 

(訳注)

樂府三首其一 1. 豔歌行

1. (春の盛りのある日、洛水の辺で、行楽で美人たちが歌舞し、快楽に吹け、遊び、楽しむのを詠う)

 

#5

馥馥芳袖揮、泠泠纖指彈。

そこで舞うと芳しい枚がひるがえり、よい香りがただよい、しなやかな指で箏を弾くと涼しげな響きがおこり、冷やかに広がり、届く。

18. 馥馥 香馥馥(書き言葉に用い)香りが濃厚であるということ.用例として花园里香馥馥的にもちいる。花園は濃厚な香りでいっぱいだ.香馥馥的花园里,人在悠地散步。〔連体修〕=濃厚な香りの漂う花.のかおり。

 

悲歌吐清音、雅舞播幽蘭。

箏に合わせて、歌声はすんだ聲色をたてて悲しげに聞こえてくる、これに合わせて、優雅に舞い、次に、琴曲「幽蘭」の調べにあわせて舞いにつながり、宴は繰り広げられる。

19. 幽蘭 曲名。梁末の弾琴の名手である丘公の撰と伝えられる『琴譜』の鈔本に、琴曲「幽蘭」があり、そして、弾奏法を完成させた。

 

丹脣含九秋、妍迹凌七盤。

その丹色の唇には九秋の曲が含まれ、つややかに歌うと、あでやかな舞いぶりは七盤の舞にもまさるほどである。

20. 九秋 曲名。箏に合わせて歌う曲。

21. 妍迹 舞いぶり、足どりのなまめかしいこと。

22. 七盤 楚舞の名。

 

赴曲迅驚鴻、蹈節如集鸞。 
次々と歌曲箏曲舞曲が演奏されると、それにつれて動く足どりは、驚いて飛び立つ鴻よりもすばやく、舞節をふむ姿は群れ、つどう鸞鳥の如く美しいのである。

相和歌002