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-巻三-16 爲顧彦先贈婦往反四首其三 -#2(翩翩飛蓬征) 〔陸  雲〕 Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻二ブログ 9598

されば私は心をとり守ること、金石よりも固いものでありたいし、決して俗世間の風に従って傾くようなものではない。

たとえ美しい目の女が通り過ぎたとて、見向きもしないし、みずみずしい細腰の女が近づこうとも、ただそれなりにしておく。

いまの私のまごころを何を用いて結べばよいのだろう。遠く離れた者たちができることは、あの空にあって動かぬ北極星を仰ぎ、それを指して心に変わりないことを誓うことであろう。

 

 

 

玉臺新詠 巻三  陸雲

 

 

爲顧彦先贈婦往反四首 

   其一

我在三川陽、子居五湖隂。山海一何曠、譬彼飛與沉。

目想清惠姿、耳存淑媚音。獨寐多遠念、寢言撫空衿。

彼美同懷子、非爾誰爲心。

 

   其二

悠悠君行邁、煢煢妾獨止。山河安可踰、永隔路萬里。

京室多妖冶、粲粲都人子。雅歩嫋纎腰、巧笑發皓齒。

佳麗良可羨、衰賤焉足紀。遠蒙眷顧言、非望始。

 

   其三

翩翩飛蓬征、郁郁寒木榮。止固殊性、浮沈豈一情。

隆愛結在昔、信誓貫三靈。秉心金石固、豈從時俗傾。

笑目逝不顧、纎腰徒盈盈。何用結中欵、仰指北辰星。

 


   其四

浮海難爲水、林難爲觀。容色貴及時、朝華忘日晏。

皎皎彼姝子、灼灼懷春粲。西城善雅舞、總章饒清彈。

鳴簧發丹唇、朱絃繞素腕。輕裙猶電揮、雙袂如霞散。

華容溢藻幄、哀響入雲漢。知音世所希、非君誰能讃。

棄置北辰星、聞此玄龍煥。時暮勿復言、華落理必賤。

 

 

 

巻三-14《爲顧彦先贈婦往反四首其一》

 

 

字解集 訳注解説

 

 

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9570

 

 

 

爲顧彦先贈婦往反四首其一

(呉の同郷人である顧彦先の妻を思うことを陛雲が変わって詠ったものを贈った、その一。)

我在三川陽、子居五湖隂。

わたしは三川の合流する北なる洛陽の街に居り、あなたは江南、五湖の南なる呉に居る。

山海一何曠、譬彼飛與沉。

お互いの間には山や河が何とあいだに多くあり、遠く隔たっている。それはちょうど、空飛ぶ鳥と、水に沈む魚とがかけ離れているに似ている。

目想清惠姿、耳存淑媚音。

わたしの目には、あなたの清くさかしい姿が思い浮かぶし、耳には美しいやさしい声がしっかりと残っている。

獨寐多遠念、寢言撫空衿。

独り寝の折は、遠方のおまえを思うことばかりで、いやまさり、めざめては、ここにうつろな衣のえりをなでている。

彼美同懷子、非爾誰爲心。

同じ思いにいるあの美しいおまえ、おまえでなくて、誰に、わが心を察してもらえるというのか。

 

(顧彦先の爲に婦に贈る 往反 四首 其の一)

我は三川の陽に在り、子は五湖の陰に居る。

山河 一に何ぞ曠き、彼の飛と沈とに誓ふ。

目には清恵の姿を思ひ、耳には淑媚の音を存す。

獨り寐ねて遠く念うこと多く、寢って 言にそら衿を撫す。

彼の美しき同懐の子、爾に非ずんば誰にか心を爲さん。

 

爲顧彦先贈婦往反四首其二 #1

(第一首の返答という妻が述べる形で作られた詩である)

悠悠君行邁、煢煢妾獨止。

はるばるとした遠くへ、あなたは行き、そしてさらに遠くにでかけている、わたしは独りぼっちでここに止まっています。

山河安可踰、永隔路萬里。

あなたとのあいだを隔てる山河はとても越えて行かれず、永らく音信もなく、遠い道は二人を万里も隔てているからです。

京室多妖冶、粲粲都人子。

都の女たちの部屋には、なまめかしい美人が多く、かがやくばかりのみやびやかな女の人々なのである。

#2

雅歩嫋纎腰、巧笑發皓齒。

細腰にしてたおやかに歩む姿の品のよさがあり、白い歯を見せての愛きょう笑いをする。

佳麗良可羨、衰賤焉足紀。

そのうるわしさは、ほんとに羨しいことでしょう。この衰えかけた賤しいわたしなどは、とても、ものの数ではないのです。

遠蒙眷顧言、非望始。

それなのに、はるばるいとおしく思うとのお便りをいただきました。このような有り難いご恩を胸におさめることができようとは始めから思いもよらぬことでした。

 

(顧彦先の爲に婦に贈る 往反 四首 其の二)#1

悠悠として 君は行き邁き、煢煢として 妾は獨り止まる。

山河は 安んぞ踰ゆる可けん、永らく 路は萬里を隔つ。

京室には 妖冶多し、粲粲たる 都人子。

#2

雅歩は 纎腰に嫋に、巧笑は 皓齒に發す。

佳麗 良に羨む可し、衰賤 焉んぞ紀するに足らん。

遠く 眷顧の言を蒙り、恩をむこと 始めより望みしに非らず。

 

爲顧彦先贈婦往反四首其三

(呉の同郷人である顧彦先の妻を思うことを陛雲が変わって詠ったものを贈った、その三。)

翩翩飛蓬征、郁郁寒木榮。

ひらひらと枯れ、根が切れた蓬はどこへでも風に吹かれて飛んでゆき、郁郁と気高く冬空にも香木は香りを放っている。

止固殊性、浮沈豈一情。

旅に游ぶものと、家に止まるものはもともと性が違っているのであり、同じように、浮くものと沈むものとは情が一つではないというのと一緒なのである。

隆愛結在昔、信誓貫三靈。

しかしわれら二人の間は昔から深い愛情“結同心”はさらに高まり、お互いのまことの誓いは天地人の三宝を貫いている。

#2

秉心金石固、豈從時俗傾。

笑目逝不顧、纎腰徒盈盈。

何用結中欵、仰指北辰星。

されば私は心をとり守ること、金石よりも固いものでありたいし、決して俗世間の風に従って傾くようなものではない。

たとえ美しい目の女が通り過ぎたとて、見向きもしないし、みずみずしい細腰の女が近づこうとも、ただそれなりにしておく。

いまの私のまごころを何を用いて結べばよいのだろう。遠く離れた者たちができることは、あの空にあって動かぬ北極星を仰ぎ、それを指して心に変わりないことを誓うことであろう。

(顧彦先の爲に婦に贈る 往反 四首 其の三)

翩翩として 飛蓬 征く、郁郁として 寒木 榮ゆ。

止は 固より 性を殊にす、浮沈 豈に一情ならんや。

隆愛は 在昔に結び、信誓は 三靈を貫く。

#2

心を秉る 金石より固く、豈に 時俗に從って 傾かんや。

笑目 逝くも 顧みず、纎腰 徒らに 盈盈たり。

何を用てか 中欵を結ばん、仰いで 北辰星を指す。

 

 

《爲顧彦先贈婦往反四首其三》現代語訳と訳註解説

(本文) 
#2

秉心金石固、豈從時俗傾。

笑目逝不顧、纎腰徒盈盈。

何用結中欵、仰指北辰星。

 

(下し文)
#2

心を秉る 金石より固く、豈に 時俗に從って 傾かんや。

笑目 逝くも 顧みず、纎腰 徒らに 盈盈たり。

何を用てか 中欵を結ばん、仰いで 北辰星を指す。

 

(現代語訳)

されば私は心をとり守ること、金石よりも固いものでありたいし、決して俗世間の風に従って傾くようなものではない。

たとえ美しい目の女が通り過ぎたとて、見向きもしないし、みずみずしい細腰の女が近づこうとも、ただそれなりにしておく。

いまの私のまごころを何を用いて結べばよいのだろう。遠く離れた者たちができることは、あの空にあって動かぬ北極星を仰ぎ、それを指して心に変わりないことを誓うことであろう。

 

(訳注)

爲顧彦先贈婦往反四首其三

17.(呉の同郷人である顧彦先の妻を思うことを陛雲が変わって詠ったものを贈った、その三。)

2. 顧彦先は、名を栄といい、彦先はその字である。陛機と同じく呉の人で、呉が亡んでから洛陽に入って官に仕えた。詩はこの時、故郷の呉に居るその妻と取りかわすためのもので、これを陸機が代作したの

この詩題は前出陸機の条にも見える。兄弟共に代作をしたものであろう。四首中一と三とが婦に贈る詩で往、二と四とが婦の答で反である。『文選』には二と四のみが収めてある。

玉-巻三-08 為顧先贈婦二首其一  #1(辭家遠行遊) 〔陸  機〕 Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻二ブログ 9444

 

#2

秉心金石固、豈從時俗傾。

されば私は心をとり守ること、金石よりも固いものでありたいし、決して俗世間の風に従って傾くようなものではない。

 

笑目逝不顧、纎腰徒盈盈。

たとえ美しい目の女が通り過ぎたとて、見向きもしないし、みずみずしい細腰の女が近づこうとも、ただそれなりにしておく。

20. 笑目・纎腰 前詩に応じて洛陽の美人を指し、二句共に、それらの美女も自己の眼中に無きをいう。

 

何用結中欵、仰指北辰星。 
いまの私のまごころを何を用いて結べばよいのだろう。遠く離れた者たちができることは、あの空にあって動かぬ北極星を仰ぎ、それを指して心に変わりないことを誓うことであろう。

21. 中欵 「欵」は心の誠。

22. 北辰星 北極星、同じ処にありて移らぬ。故に之を指して誓うのである。『論語』為政篇「爲政以徳、譬如北辰居其所、而衆星共之。」(政を為すに徳を以てすれば、譬(たと)えば北辰の其の所に居て衆星のこれに共(むか)うがごとし。)「徳を用いて政治を行うとする。それは、北極星を中心としてその周りを星がめぐるようなものである。」と。