巻三-26  #2 夜聽擣衣一首 〔曹 毘〕

 

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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注

Ⅰ李白詩

(李白集校注)

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韓愈 哲学・儒学「五原」

孟郊

 

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●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"

Ⅲ 杜詩

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767年-集-21 【字解集】 ・寄峽州劉伯華使君四十韻  Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9366

767年 【字解集】152.課小豎鉏斫舍北果,林枝蔓荒穢淨,訖移床,三首 155.反照 157.向夕 Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9645

杜甫詩(1)736~751年  53

杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73

杜甫詩(3)45歳 安史の乱に彷徨う 26

杜甫詩(4)757年、左拾遺 43

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杜甫詩 (17-1)767年夔州・西閣・赤甲・瀼西132

杜甫詩 (17-2) 767年・瀼西・東屯 133

杜甫詩 (18)768年江陵・公安縣・岳州 78

杜甫詩 (19)769年・洞庭湖・潭州・衡州 78

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巻三-26  #2 夜聽擣衣一首 〔曹 毘〕  Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻二ブログ 9859

清らかな風が、そのいろいろの調子を流しつたえ、つむじ風が女のかすかな歌声をそそぎ散らす。

時節の過ぎゆくことの速きをなげき、女の深く沈んだ晴れやらぬ心をいたましく思う。

杵と砧とのうちあう響きは私の心をなやませるが、それはただ声と音そのもののみではない。

 

 

 

 

玉臺新詠 巻三

 

 

夜聽擣衣

寒興御紈素、佳人治衣

冬夜清且永、皓月照堂陰。

纎手叠輕素、朗杵叩鳴砧。

#2

清風流繁節、廻飈灑微吟。

嗟此往運速、悼彼幽滯心。

二物感余懷、豈但聲與音。

 

曹毘(三一七頃在世)字は輔佐、誰国(安徽省)の人、辞賦を善くし、郎中に挙げられ累遷し、著作邸より大学博士・光礁勲に至る。比に「続神女杜蘭香歌十首」あり文彩をもって著わる。別に仏教僧侶、清信 士であった曹毘がいる。

 

詩は女が夜、衣をうつ砧(きぬた)の響きを聴いて作ったものである。

 


 

 

 

東晉詩人

 

《巻三 夜聽擣衣 一首》 曹毘

 

 

玉臺新詠集 訳注解説

 

 

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9859

 

 

 

 

 

 

夜聽擣衣

(晩秋、初冬の風物詩である、紈り絹を柔らかくするため、「擣衣」を始める、ここでは夫を旅に出している寡婦たちが夜遅くまで、砧をたたいて、夫のもとに衣類を送ってやりたいと思って頑張るのである。その感情を詠ったものである。)

寒興御紈素、佳人治衣

寒気がおとずれて、冬着の紈を用いる時節となったので、美人たちはきものや、かいまきの用意をはじめる。

冬夜清且永、皓月照堂陰。

冬の夜は、氷のように清く澄み渡って、且つ、夜は永い。月も半ばを過ぎれば、月のでは遅く、ま白い月は、奥座敷のの奥までさしこんでくる。

纎手叠輕素、朗杵叩鳴砧。

女たちは、か細くしなやかな手で軽い絹地をたたみ、朗らかにひびく杵には、鳴りわたる砧をたたく女たちがいる。

#2

清風流繁節、廻飈灑微吟。

清らかな風が、そのいろいろの調子を流しつたえ、つむじ風が女のかすかな歌声をそそぎ散らす。

嗟此往運速、悼彼幽滯心。

時節の過ぎゆくことの速きをなげき、女の深く沈んだ晴れやらぬ心をいたましく思う。

二物感余懷、豈但聲與音。

杵と砧とのうちあう響きは私の心をなやませるが、それはただ声と音そのもののみではない。

 

(夜 擣衣を聽く)

寒 興りて 紈素を御せんとし、佳人 衣治む

冬夜 清く且つ永く、皓月 堂陰を照らす。

纎手もて 輕素を叠み、朗杵もて 砧を叩鳴す。

#2

清風は 繁節を流し、廻飈は 微吟を灑ぐ。

此の往運の速かなるを 嗟き、彼の幽滯の心を悼む。

二物 余が懷いを感ぜしむ、豈に但だ 聲と音とのみならんや。。

 

 

《夜聽擣衣》現代語訳と訳註解説

(本文)

#2

清風流繁節、廻飈灑微吟。

嗟此往運速、悼彼幽滯心。

二物感余懷、豈但聲與音。

 

(下し文)

#2

清風は 繁節を流し、廻飈は 微吟を灑ぐ。

此の往運の速かなるを 嗟き、彼の幽滯の心を悼む。

二物 余が懷いを感ぜしむ、豈に但だ 聲と音とのみならんや。。

 

(現代語訳)

清らかな風が、そのいろいろの調子を流しつたえ、つむじ風が女のかすかな歌声をそそぎ散らす。

時節の過ぎゆくことの速きをなげき、女の深く沈んだ晴れやらぬ心をいたましく思う。

杵と砧とのうちあう響きは私の心をなやませるが、それはただ声と音そのもののみではない。

 

(訳注)

夜聽擣衣

1. (晩秋、初冬の風物詩である、紈り絹を柔らかくするため、「擣衣」を始める、ここでは夫を旅に出している寡婦たちが夜遅くまで、砧をたたいて、夫のもとに衣類を送ってやりたいと思って頑張るのである。その感情を詠ったものである。)

2. 擣衣 絹布を砧でうって白練り絹に詩、衣を製する。秋の風物詩として手、出征の夫に送るために作業する女性について詠うものである。楽府題、雜曲歌辞。砧【きぬた】で衣を打つこと。「擣【う】つ砧を臼にいれ、布を杵(棒杵)でつく。砧でつくのは洗濯ではなく、冬用の厚いごわごわした布を柔軟にするため。

 

#2

清風流繁節、廻飈灑微吟。

清らかな風が、そのいろいろの調子を流しつたえ、つむじ風が女のかすかな歌声をそそぎ散らす。

7. 繁節 きぬたの発する音節の変化をいう。

8. 廻飈 つむじ風。

 

嗟此往運速、悼彼幽滯心。

時節の過ぎゆくことの速きをなげき、女の深く沈んだ晴れやらぬ心をいたましく思う。

9. 往運 過ぎゆく時運、時節の変化。

10. 幽滞 心の中に滞る物思い。夫への情。

 

二物感余懷、豈但聲與音。

杵と砧とのうちあう響きは私の心をなやませるが、それはただ声と音そのもののみではない。

11. 二物 杵と砧。