巻三-33-#4 雜詩三首其二擣衣〔謝恵連〕

 

 

201825

の紀頌之"6"つの校注Blog

#4留別廣陵諸公

記夢#1

戲寄崔評事表姪蘇

荷葉杯九首其五

#4 雜詩三首其二 擣衣

【字解集】 36.代人悼亡 37.和人 -A

李白詩

韓愈詩

杜甫詩

花間集

玉臺新詠

古代史女性論

 

 

201825

の紀頌之”6”つの校注Blog

10年のBLOGの集大成

   李白総合案内

 

●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注

Ⅰ李白詩

(李白集校注)

747-07#4巻174-12留別廣陵諸公(卷十五(一)九一七)漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之の李白詩訳注解説Blog10037

LiveDoo

rBlog

746-【字解集】21.魯東門觀刈蒲 22.魯郡堯祠送五之琅琊 23.魯郡堯祠送張十四遊西北Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集Blog9884

孟浩然

李白詩

謝霊運

司馬相如 《子虛賦 ・上林賦》

揚雄 《甘泉賦》

諸葛亮 出師表

曹植詩65

兩都賦序・西都賦・東都賦

李白全詩

漁父辞(屈原

楚辞・九歌》東君

《楚辞九辯》

 

 

 

 

10年のBLOGの集大成

●唐を代表する 中唐 韓愈 全500首 

Ⅱ韓昌黎詩集・文集校注

807年元和二年40歳 巻七-13《記夢#1》Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之Blog10023

LiveDoo

rBlog

806年-集23- 韓昌黎集【字解集】送許郢州序 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集9491

・李商隠詩 (1) 136首の75

・李商隠詩 (2) 135首の61

韓愈1 ・孟郊・張籍と汴州乱41

index-2[800年~804年]27

index-3 805年陽山から江陵36

index-4 806年 39 江陵・国子博士25

index-5 806年39歳(2)25

index-6 807~809年 20

index-7[810年~811年 44歳] 34

index-8 [812年~814年47歳]46

index-9[815年~816年 49歳57

index-10[817年~818年 51歳]「平淮西碑」28

index-11 819年『論佛骨表』左遷 38

index-12 820 國子祭酒18

index-13 821年~822年 22

index-14 57歳・病気のため退職。没す14

韓愈 哲学・儒学「五原」

孟郊

 

10年のBLOGの集大成

 

 

 

●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"

Ⅲ 杜詩

詳注

767年-214 戲寄崔評事表姪蘇五表弟韋大少府諸姪(卷二○(四)一七七七)注(1226) Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9673

LiveDoo

rBlog

767年-集-21 【字解集】 ・寄峽州劉伯華使君四十韻  Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9366

767年 【字解集】152.課小豎鉏斫舍北果,林枝蔓荒穢淨,訖移床,三首 155.反照 157.向夕 Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9645

杜甫詩(1)736~751年  53

杜甫詩(2)752年~754年、43 73

杜甫詩(3)45歳 安史の乱に彷徨う 26

杜甫詩(4)757年、左拾遺 43

杜甫詩(5)758年47歳 左遷 53

杜甫詩(6)759年 三吏三別 44

杜甫詩(7)759年秦州詩 66

杜甫詩(8)759年同谷紀行、成都紀行36

杜甫詩(9)760年、49歳 成都 45

杜甫詩(10)761年、50歳 成都82

杜甫詩(11)762年蜀中転々43

杜甫詩(12)762年 蜀中転々 49

(13)763年蜀中転々 96

 (14)764年 三月成都へ帰る 100

 (15)765年正月幕府を辞す 63

(16-1) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)80

(16-2) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)81

 

杜甫詩 (17-1)767年夔州・西閣・赤甲・瀼西132

杜甫詩 (17-2) 767年・瀼西・東屯 133

杜甫詩 (18)768年江陵・公安縣・岳州 78

杜甫詩 (19)769年・洞庭湖・潭州・衡州 78

杜甫詩 (20)770年・洞庭湖・潭州・衡州。27

杜甫詩 (21)洩れ分(未詳分)・散文

杜甫詩 全詩 総合案内 

●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている。花間集連載開始。

Ⅳブログ詩集

漢・唐・宋詞

花間集 訳注解説 (367)回目顧巻七26荷葉杯九首其五》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ10047 (02/05)

  fc2

Blog

花間集 訳注解説 (313)回目和凝【字解集】11柳枝三首  12.漁父一首》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9639 (12/07)

 

 

 

10年のBLOGの集大成

 

●花間集全詩●森鴎外の小説の”魚玄機”詩、芸妓”薛濤”詩。唐から五代詩詞。花間集。玉臺新詠連載開始

.唐五代詞詩・女性

・玉臺新詠

巻三-33-#4 雜詩三首其二擣衣〔謝恵連〕 Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻二ブログ 10055

LiveDoo

rBlog

巻三 【字解集】 19.合歡詩五首 Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻二ブログ 9739

●薛濤の全

●花間集(1

●花間集(2

●花間集(3

●花間集(4

●花間集(5

●魚玄機全詩

●花間集(6

●花間集(7

●花間集(8

●花間集(9

●花間集10

Ⅵ唐代女性論         ninjaブログ

九、集-08【字解集】 36.代人悼亡 37.和人 (38.隔漢江寄子安 39.寓言 40.江陵愁望寄子安) 魚玄機 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ10028 -A

 ■最近Best5 賦・詩・詞(漢詩4ブログ各部門)

漢詩総合サイト 07ch

杜甫全詩案内

韓愈全詩案内

李白全集

李白詩のサイト

古詩源

花間集案内

漢詩・唐詩・宋詩研究

http://kanbunkenkyu.web.fc2.com/

 

巻三-33-#4 雜詩三首其二擣衣〔謝恵連〕 Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻二ブログ 10055

さて箱の中から裁断刀を出して白ぎぬをたちきり、万里の遠くにある夫のための着物を縫い上げる。
それをわが手でこころをこめて箱につめこんだのだ、念いりに荷造りしたのを、あなたが封印の深い閉じ目解き開かれるのを待つのである。
ただ着物の腰まわりや帯の長さなどは以前のままにしたが、今はそれでよいのか、わるいのか、わからないので心配と悲しみに耐えられないのである。

 

 

 

玉 臺 新 詠  巻三

謝恵連 雜詩三首

 

 

作者:謝惠連  雜詩三首 

 

雜詩三首其一 《七月七日詠牛女

落日隱楹、升月照房櫳。團團滿葉露、析析振條風。

蹀足循廣塗、瞬目層穹。(櫞:+閻)

雲漢有靈匹、彌年闕相從。遐川阻暱愛、修渚曠清容。

弄杼不成彩、聳轡驚前蹤。昔離秋已兩、今聚夕無雙。

傾河易廻幹、欵顏難久悰。沃若靈駕旋、寂寥雲幄空。

留情顧華寢、遙心逐奔龍。沈吟為爾感、情深意彌重。

留情顧華寢、遙心逐奔龍。沈吟為爾感、情深意彌重。

 

雜詩三首其二 《擣衣》

衡紀無淹度、晷運倐如催。白露滋園菊、秋風落庭槐。

肅肅莎雞羽、烈烈寒螿啼。

夕陰結空幕、霄月皓中閨。美人戒裳服、端飭相招攜。

簪玉出北房、鳴金步南階。

楣高砧響發、楹長杵聲哀。微芳起兩袖、輕汗染雙題。

紈素既已成、君子行不歸。

裁用笥中刀、縫為萬里衣。盈篋自予手、幽緘俟君開。

腰帶准疇昔、不知今是非。

 

雜詩三首其三 《代古》

客從遠方來、贈我鵠文綾。貯以相思篋、緘以同心繩。

裁為親身服、著以俱寢興。別來經年、歡心不可凌。

瀉酒置井中、誰能辯斗升。合如桮中水、誰能判淄澠。


 

謝恵連(394433)   会稽の太守であった謝方明の子。陳郡陽夏(河南省)の人。謝霊運の従弟にあたる。大謝:霊運に対して小謝と呼ばれ、後に謝朓を加えて“三謝”とも称された。幼いころから聰敏で十歳の時からよく文をつづった。430年元嘉七年、彭城王・劉義康のもとで法曹行参軍となる。詩賦にたくみで、謝霊運に対して小謝と称された。『秋懐』『擣衣』は『詩品』でも絶賛され、また楽府体詩にも優れた。『詩品』中。謝恵連・何長瑜・荀雍・羊濬之らいわゆる四友は謝靈運を頭としたグループであった。とともに詩賦や文章の創作鑑賞を楽しんだ。四友の一人。

酬従弟謝惠連 五首その(1) 謝霊運(康楽) 詩<45>Ⅱ李白に影響を与えた詩432 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1113

西陵遇風獻康楽 その1 謝惠運 詩<46>Ⅱ李白に影響を与えた詩433 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1116

 

 

 

 

 

玉臺新詠集 謝恵連 《雜詩三首》

雜詩三首其二 《擣衣》

 

 

 

 

 

擣衣
衡紀無淹度、晷運倐如催。
玉衛星はそのすじみちに従ってとどまることなく動きめぐり、天日の運行はせきたてられるようにただしく速かに動きすすむ。
白露滋園菊、秋風落庭槐。
こうして、白露は中庭園の菊をしっとりとうるおしてくれるし、秋風は庭のえんじゅの葉を吹き落す。
肅肅莎雞羽、烈烈寒螿啼。
こおろぎは羽を動かし粛々と音をたてて、秋蟬、ひぐらしは烈烈と鳴いてうったえる。
夕陰結空幕、霄月皓中閨。
また、夕方になると暗い雰囲気が人陰のない部屋の幕にこもり結び、宵月はねやの中まで白々とさしこみ照らす。
美人戒裳服、端飭相招攜。
美しい人達は着物を出して身づくろいをしている、そして飾り整えて互いに招きあって手を携えて行くのである。
簪玉出北房、鳴金步南階。
頭には玉のかんざしをさし北の部屋から出てきた、黄金でかざった腰の佩び珠を鳴らしながら南の階段へと歩いてくる。

#3

楣高砧響發、楹長杵聲哀。

衣を打つ場所は軒が高くきぬたをうつ音を発しているし、柱が長いのできねの音が悲しげにひびきわたっている。

微芳起兩袖、輕汗染雙題。

そして、きぬたをうつ両方の袖からほのかなかおりが起ってくる、またかるい汗が左右二つの額を染めている。

紈素既已成、君子行不歸。

白ぎぬを既に縫い終わってしまったが、私の主は旅の行く先からまだ帰ってこない。

 

#4

裁用笥中刀、縫為萬里衣。

さて箱の中から裁断刀を出して白ぎぬをたちきり、万里の遠くにある夫のための着物を縫い上げる。
盈篋自予手、幽緘俟君開。

それをわが手でこころをこめて箱につめこんだのだ、念いりに荷造りしたのを、あなたが封印の深い閉じ目解き開かれるのを待つのである。
腰帶准疇昔、不知今是非。

ただ着物の腰まわりや帯の長さなどは以前のままにしたが、今はそれでよいのか、わるいのか、わからないので心配と悲しみに耐えられないのである。

擣衣【とうい】(衣を擣つ)
衡紀【こうき】は度に淹【とど】まる無く、晷運【きうん】は倐【たちま】ちにして催【うなが】すが如し。
白露は園菊【えんぎく】に滋【しげ】く、秋風は庭槐【ていかい】を落す。
粛粛【しゅくしゅく】として莎雞【さけい】は羽【はね】ふるい、烈烈として寒螿【かんしょう】は啼く。
#2

夕陰は空幕に結び、霄月【しょうげつ】は中閨【ちゅうけい】に皓【ひろ】し。」

美人は裳服を戒【いあまし】め、端飭【たんしょく】して相い招攜【しょうけい】す。
簪玉【しんぎょく】もて北房より野で、鳴金【めいきん】もて南階【なんかい】に歩す。
#3

楣【のき】は高くして砧響【ちんきょう】發し、楹【はしら】は長くして杵聲【しょせい】哀し。
微芳【びほう】は両袖に起り、軽汗【けいかん】は雙題【そうだい】を染む。」

紈素【がんそ】は既己【すで】に成れり、君子は行きて未だ歸らず。
#4

裁つに笥中【しちゅう】の刀を用【もつ】てし、縫ひて萬里の衣と為す。
篋【はこ】に盈【み】たすは余【わ】が手よりし、幽鍼【ゆうかん】は君が開くを俟【ま】つ。
腰帯【ようたい】は疇昔【ちゅうせき】に準【なぞら】へたり、今の是非を知らず。」

 

 

《擣衣》現代語訳と訳註解説

(本文)

#4

裁用笥中刀、縫為萬里衣。

盈篋自予手、幽緘俟君開。

腰帶准疇昔、不知今是非。

 

(下し文)

#4

裁つに笥中【しちゅう】の刀を用【もつ】てし、縫ひて萬里の衣と為す。

篋【はこ】に盈【み】たすは余【わ】が手よりし、幽鍼【ゆうかん】は君が開くを俟【ま】つ。

腰帯【ようたい】は疇昔【ちゅうせき】に準【なぞら】へたり、今の是非を知らず。」

 

(現代語訳)

さて箱の中から裁断刀を出して白ぎぬをたちきり、万里の遠くにある夫のための着物を縫い上げる。
それをわが手でこころをこめて箱につめこんだのだ、念いりに荷造りしたのを、あなたが封印の深い閉じ目解き開かれるのを待つのである。
ただ着物の腰まわりや帯の長さなどは以前のままにしたが、今はそれでよいのか、わるいのか、わからないので心配と悲しみに耐えられないのである。

(訳注)

擣衣 

1. (冬支度の一つ、絹布を砧でうって白練り絹を柔らかくする、その搗く音は滲みきった寒空に響く、遠く国境の守りに着く夫はいつまでもかえってこない、それでも夜なべをして縫い上げ、冬着のしたくをする)

2. 擣衣 (謝惠連)  布帛を、きぬたにのせて擣つ。そして衣を仕立てて、遠く出征した夫に送ろうとする、妻の心をのべたもの。

絹布を砧でうって白練り絹にし、衣を製する。秋の風物詩として手、出征の夫に送るために作業する女性について詠うものである。楽府題、雜曲歌辞。

『詩経』豳風(ひんぷう)「七月」(ふみづき)
七月流火、九月授衣。
一之日觱發、二之日栗烈。
無衣無褐、何以卒

三之日于耜、四之日舉趾、同我婦子。
饁彼南畝、田畯至喜。
(七月には流る火あり、九月衣を授く。
一の日は觱發たり、二の日は栗烈たり。
衣無く褐無くんば、何を以てか
を卒へん。
三の日 于(ここ)に耜(し)し、四の日 趾(あし)を舉ぐ、我が婦子とともに。
彼の南畝に饁(かれひ)す、田畯至り喜ぶ。)
に基づく句である。
<大意>七月には火星が西に流れる、九月には家族に衣を与えねばならぬ、十一月には風が寒くなり、十二月には激しく吹く、衣がなければ、どうして年を越せようか、明けて三月には鋤の手入れをし、四月には足を上げて耕さねばならぬ、我が妻子とともに、南の畑で働いていると、田んぼの役人さんがやってきて、喜びなさるだろう(流火:火は火星のこと、それが西へ流れるのを流火という、一之日:十一月をさす、田畯:田んぼを管轄する役人)

 

裁用笥中刀、縫為萬里衣。
さて箱の中から裁断刀を出して白ぎぬをたちきり、万里の遠くにある夫のための着物を縫い上げる。
 四角な箱。こおり。

・萬里衣 万里の旅に出ている人のために作る衣。


盈篋自予手、幽緘俟君開。
それをわが手でこころをこめて箱につめこんだのだ、念いりに荷造りしたのを、あなたが封印の深い閉じ目解き開かれるのを待つのである。
 長方形の竹の器。竹の行李。

幽緘 封印の深い閉じ目。


腰帶准疇昔、不知今是非。」
ただ着物の腰まわりや帯の長さなどは以前のままにしたが、今はそれでよいのか、わるいのか、わからないので心配と悲しみに耐えられないのである。
腰帶 衣の腰幅と帯。

 したがう。なぞらえる。ここでは、もとの裁(た)ち方・寸法を基準にすること。

疇昔 その昔。