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玉臺 巻四巻43-1-1-1雜詩九首其一. 翫月城西門 3.鮑照   Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻四ブログ10286

(月の初め西門の上の三日月を仰ぎ見、上弦、十五夜。十六夜と満月のころを迎えるとここにも千里先の地も明るく照らしてくれる、花は散り、風がふいて季節は巡るが、自分はほこりまみれの役人で今夜も西門の上の月を玩ぶ)

月の始め、月が西南の榛にあらわれた時には、かばそく玉の鈎のように見える。

その月も、後になると、東北の土縁に映じる頃には美しく蛾眉のように見える。

しかしその蛾眉も珠のれんじにおおわれ、玉の鈎もあやぎぬはりの窓にへだてられる。

 

 

 

 

玉臺新詠 巻四  (2)鮑照 九首

 

 

3. 鮑照

  巻43雜詩九首

              43-1-1.雜詩九首其一(翫月城西門)

始見西南樓、纎纎如玉鉤。未映東北墀、娟娟似蛾眉。

蛾眉蔽珠籠、玉鉤隔綺窗。三五二八時、千里與君同。

夜移衡漢落、徘徊帷幌中。歸華先委露、別葉早辭風。

客遊厭辛苦、仕子倦飄塵。休澣自公日、晏慰及私晨。

蜀琴抽白雪、郢曲繞陽春。肴乾酒未缺、金壺夕輪。

廻軒駐輕葢、留酌待情人。

 


              43-1-2.雜詩九首其二(代京洛篇)

鳳樓十二重、四八綺窗。肅桷金蓮華、桂柱玉盤龍。

珠簾無隔露、羅幌不勝風。寳帳三千萬、為爾一朝容。

揚芬紫烟上、垂綵綠雲中。春吹廻白日、霜歌落塞鴻。

但懼秋塵起、盛愛逐衰蓬。坐視青滿、卧對錦筵空。

琴筑縱橫散、舞衣不復縫。古來皆歇薄、君意豈獨濃。

惟見雙黃鵠、千里一相從。

 

              43-1-3.雜詩九首其三(擬樂府白頭吟)

直如朱絲繩、清如玉壺冰。何慙宿昔意、猜恨坐相仍。人情賤恩舊、世義逐衰興。

毫髮一為瑕、丘山不可勝。食苗實碩鼠、點白信蒼蠅。鳧鵠遠成美、薪芻前見凌。

申黜褒女進、班去趙升。周王日淪惑、漢帝益嗟稱。心賞猶難恃、貌恭豈易憑。

古來共如此、非君獨撫膺。

 

              43-1-4.雜詩九首其四(採桑詩)

季春梅始落、女工事蠶作。採桑淇洧間、還戲上宮閣。早蒲時結陰、晚篁初解籜。

藹藹霧滿閨、融融景盈幕。乳燕逐草蟲、巢蜂拾花萼。是節最暄妍、佳服又新爍。

歛歎對回塗、揚歌弄場藿。抽琴試思、薦珮果成託。承君郢中美、服義久心諾。

衞風古愉豔、鄭俗舊浮薄。虛願悲渡湘、空賦笑瀍洛。盛明難重來、淵意為誰涸。

君其且調絃、桂酒妾行酌。

 

              43-1-5.雜詩九首其五(夢還詩)

銜淚出郭門、撫劍無人逵。沙風闇塞起、離心眷畿。夜分就孤枕、夢想暫言歸。

孀婦當笑、繅絲復鳴機。慊欵論久別、相將還綺帷。靡靡簷下涼、朧朧窗裏煇。

刈蘭爭芬芳、採菊競葳蕤。開奩奪香蘇、探袖解纓徽。寐中長路近、覺後大江違。

驚起空歎息、恍惚神魂飛。白水漫浩浩、高山壯巍巍。波潮異往復、風霜改榮衰。

此土非吾土、慷慨當訴誰。

 

              43-1-6.雜詩九首其六(擬古)

河畔草未黃、胡雁已矯翼。秋蛩扶吟、寒婦晨夜織。

征人還、流傳舊相識。聞君上隴時、東望久歎息。

宿昔衣帶改、旦暮異容色。念此憂如何、夜長憂向多。

明鏡塵匣中、寳瑟生網羅。

 

              43-1-7.雜詩九首其七(詠雙燕)

雙燕戲雲崖、羽翮始差池。出入南閨裏、經過北堂陲。意欲巢君幕、層楹不可窺。

沈吟芳晚、徘徊韶景移。悲歌辭舊愛、銜泥覓新知。

 

              43-2-8.雜詩九首其八贈故人二首其一

寒灰滅更燃、夕華晨更鮮。春氷雖暫解、冬氷復還堅。佳人捨我去、賞愛長絶緣。

歡至不留時、每感輒傷年。

 

              43-2-9.雜詩九首其九贈故人二首其二

雙劍將別離、先在匣中鳴。煙雨交將夕、從此遂分形。雌沈江水、雄飛入楚城。

江深無底、楚城有崇扄。一為天地別、豈直阻幽明。神物終不隔、千祀儻還并。

 

 

飽照(421465?)字は明通、東海(江蘇省)の人、宋の元嘉・大明時代の詩人。謝霊運・森延之と並び称せられた。初め中書舎人に任ぜられたが、後に臨海王子頊のために出でて参軍となり、叛乱に座し、反乱を起こした兵士に殺害された。

その詩は選逸を以て称せられ、特に楽府に長じ、漢・魏の作家も及ばぬところを発揮し、後代李白・杜甫の先駆ともなった。

 

 

 

 

 

 

玉臺新詠集 鮑照.雜詩九首其一《翫月城西門》

 

 

 

 

 

43-1-1.  #1

雜詩九首其一(翫月城西門)

(月の初め西門の上の三日月を仰ぎ見、上弦、十五夜。十六夜と満月のころを迎えるとここにも千里先の地も明るく照らしてくれる、花は散り、風がふいて季節は巡るが、自分はほこりまみれの役人で今夜も西門の上の月を玩ぶ)

始見西南樓、纎纎如玉鉤。

月の始め、月が西南の榛にあらわれた時には、かばそく玉の鈎のように見える。

未映東北墀、娟娟似蛾眉。

その月も、後になると、東北の土縁に映じる頃には美しく蛾眉のように見える。

蛾眉蔽珠籠、玉鉤隔綺窗。

しかしその蛾眉も珠のれんじにおおわれ、玉の鈎もあやぎぬはりの窓にへだてられる。

#2

三五二八時、千里與君同。夜移衡漢落、徘徊帷幌中。

歸華先委露、別葉早辭風。客遊厭辛苦、仕子倦飄塵。

#3

休澣自公日、晏慰及私晨。蜀琴抽白雪、郢曲繞陽春。

肴乾酒未缺、金壺夕輪。廻軒駐輕葢、留酌待情人。

(月をして 城の西門に翫ぶ)

始には 西南の樓に見え、纎纎として玉鈎の如し。

末には 東北の堀に映じ、娟娟として蛾眉に似たり。

蛾眉は 珠籠に蔽われ、玉鈎は綺窗に隔てらる。

#2

三五 二八の時、千里 君と同じ。夜は移りて 衡漢落つるも、惟幌の中に徘徊す。

歸華は先ず 露に委し、別葉は早く風に辭す。客遊して 辛苦を厭い、仕子は 飄塵に倦む。

#3

休澣 公よりするの日、晏慰 私に及ぶの晨。蜀琴にて 白雪を抽き、郢曲もて陽春を繞る。

肴は乾きしも酒は未だ缺まず、金壺には 夕輪 【ひら】く。軒を廻らして輕葢を駐め、酌を留めて 情人を待つ。

 

 

雜詩九首其一《翫月城西門》現代語訳と訳註解説

(本文)

雜詩九首其一(翫月城西門)

始見西南樓、纎纎如玉鉤。

未映東北墀、娟娟似蛾眉。

蛾眉蔽珠籠、玉鉤隔綺窗。

 

(下し文)

(月をして 城の西門に翫ぶ)

始には 西南の樓に見え、纎纎として玉鈎の如し。

末には 東北の堀に映じ、娟娟として蛾眉に似たり。

蛾眉は 珠籠に蔽われ、玉鈎は綺窗に隔てらる。

 

(現代語訳)

(月の初め西門の上の三日月を仰ぎ見、上弦、十五夜。十六夜と満月のころを迎えるとここにも千里先の地も明るく照らしてくれる、花は散り、風がふいて季節は巡るが、自分はほこりまみれの役人で今夜も西門の上の月を玩ぶ)

月の始め、月が西南の榛にあらわれた時には、かばそく玉の鈎のように見える。

その月も、後になると、東北の土縁に映じる頃には美しく蛾眉のように見える。

しかしその蛾眉も珠のれんじにおおわれ、玉の鈎もあやぎぬはりの窓にへだてられる。

 

(訳注)

雜詩九首其一(翫月城西門)

1. (月の初め西門の上の三日月を仰ぎ見、上弦、十五夜。十六夜と満月のころを迎えるとここにも千里先の地も明るく照らしてくれる、花は散り、風がふいて季節は巡るが、自分はほこりまみれの役人で今夜も西門の上の月を玩ぶ)

 『文選』ではこの題下に「解中」の二字を補っている。「解」とは「解」すなわち官舎の意である。作者は当時株陵(今の南京附近)の県令であった。詩は城の西門の官舎で月見をしたことを叙べたのである。

 

始見西南樓、纎纎如玉鉤。

月の始め、月が西南の榛にあらわれた時には、かばそく玉の鈎のように見える。

西南樓 成都城の西南にあったのであろう。

纎纎 か細い月を形容したもので、1,2日の月の事。

玉鉤 玉製のかぎ、ここでは三日月の形容。高貴な高楼の簾を掲げる釣り針型の用具をいう。

杜甫研究【月】について 3. 月の満ち欠けと名称 Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9808

 

未映東北墀、娟娟似蛾眉。

その月も、後になると、東北の土縁に映じる頃には美しく蛾眉のように見える。

「未映東北墀、娟娟似蛾眉」の二句 新月から、三日月のころは日没から1時間半前後で佛するという事を表現した聯である。

 階上「しっくい」造りの縁をいう。

 

蛾眉蔽珠籠、玉鉤隔綺窗。

しかしその蛾眉も珠のれんじにおおわれ、玉の鈎もあやぎぬはりの窓にへだてられる。

珠籠 珠の連子。

ここまで六句は、月の初め、希望を持たせる頃といわれるが、それと美人を連想させる。主人公は一人さびしく過ごすが、詩は時とともに視点を移動していることをよく理解させる。