玉臺・巻四-14 擬樂府四首其一#3邁遠〕

 

201856

の紀頌之"6"つの校注Blog

5月6 の"6"Blog

答馮宿書〔#10(§2-6).

5月6 の"6"Blog

風流子三首其三

擬樂府四首其一#3

漢と匈奴と西域諸国

李白詩

韓愈詩

杜甫詩

花間集

玉臺新詠

古代史女性論

 

 

201856

の紀頌之"6"つの校注Blog

10年のBLOGの集大成

   李白総合案内

 

●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」。、現在、①李白集校注詩全詩、②昌黎先生集全40巻他全詩、③杜詩詳注、④花間集、⑤玉臺新詠、⑥薛濤詩 全訳注解説

Ⅰ李白詩(李白集校注)      LiveDoor

2018年5月6 の紀頌之"6"つの校注Blog

Ⅱ韓昌黎詩集・文集校注      LiveDoor

807年-10 元和二年40歳《答馮宿書》〔#10(§2-6)〕Ⅱ漢文委員...

Ⅲ 杜詩詳注                  LiveDoor

2018年5月6 の紀頌之"6"つの校注Blog

杜甫詩 全詩 総合案内 

Ⅳブログ詩集漢・唐・宋詞  fc2Blog

花間集 訳注解説 (423)回目《孫光憲巻八30風流子三首其三》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ10551 (05/06)

.唐五代詞詩・女性・玉臺新詠     Livedoor

玉臺・巻四-14 擬樂府四首其一#3邁遠〕 Ⅴ漢文委員会kanbun...

Ⅵ唐代女性論ブログ唐代女性論

2018年5月6 の紀頌之"6"つの校注Blog

杜甫全詩案内

韓愈全詩案内

李白全集

李白詩のサイト

古詩源

花間集案内

漢詩・唐詩・宋詩研究

http://kanbunkenkyu.web.fc2.com/

 

 

玉臺・巻四-14 擬樂府四首其一#3邁遠〕 Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻二ブログ 10580

新しい知りあいも楽しいことにちがいないが、ただこの生き別れが悲しい。

百年の寿命を持つとても、あなたと共に一寸きざみの光陰をおいかけていることしかできない。

たとえて見れば、人なき山の草のようなもの、だれに見られるわけもなく、やがてこぼれおち枯れ果ててしまうことは自分では承知している。

 

 

 

 

玉臺新詠 巻四  (5邁遠 四首

 

 

擬樂府四首其一

14

巻四-14

其一

1.  飛來雙白鵠

邁遠〕

15

巻四-15

其二

2.  陽春曲

邁遠〕

16

巻四-16

其三

3.  長別離

邁遠〕

17

巻四-17

其四

4.  長相思

邁遠〕

 

《玉臺新詠》

其一 飛來雙白鵠

可憐雙白鵠,雙雙塵氛。連翩弄光景,交頸遊青雲。

逢羅復逢繳,雌雄一旦分。

哀聲流海曲,孤叫去江濆。豈不慕前侶,為爾不及群。

步步一零淚,千里猶待君。

樂哉新相知,悲來生別離。持此百年命,共逐寸陰移。

譬如空山草,零落心自知。

 

其二 陽春曲

百里望咸陽、知是帝京域。綠樹搖雲光、春城起風色。

佳人愛景華、流靡園塘側。

妍姿豔月映、羅衣飄蟬翼。宋玉歌陽春、巴人長歎息。

雅鄭不同賞、那令君愴惻。生平重愛惠、私自憐何極。

 

其三 長別離

生離不可聞、况復長相思。如何與君別、當我盛年時。

蕙華每搖蕩、妾心空自持。

榮乏草木歡、瘁極霜露悲。富貴身難老、貧賤年易衰。

持此斷君腸、君亦宜自疑。

淮陰有逸將、折翮謝翻飛。楚亦扛鼎士、出門不得歸。

正為隆準公、仗劍入紫微。君才定何如、白日下爭暉。

 

 

其四

晨有行路客,依依造門端。人馬風塵色,知從河塞還。

時我有同棲,結宦游邯鄲。

將不異客子,分饑復共寒。煩君尺帛書,寸心從此殫。

遣妾長憔悴,豈復歌笑顏。檐隱千霜樹,庭枯十載蘭。

經春不舉袖,秋落寧復看。一見愿道意,君門已九關。

虞卿棄相印,擔簦為同歡。閨陰欲早霜,何事空盤桓。

納涼 005
 


 

 

 

巻四-14《擬樂府四首其一》

 

 

玉臺新詠 字解集 訳注解説

 

 

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ10566

 

 

 

 

擬樂府四首其一 飛來雙白鵠  #1

(古樂府“雙白鵠”に擬した詩、四首のその一、雌鳥が雄鳥を追いそしてさることをうたう)

可憐雙白鵠,雙雙塵氛。

愛すべき二匹の白鳥が、雌雄うちそろい塵多い空をたちきって、飛んでいる。

連翩弄光景,交頸遊青雲。

大空をひらひらと羽をひるがえし、日の光をあびながら、頸を交えて青空高く飛んでゆく。

逢羅復逢繳,雌雄一旦分。

それが狩人のあみにかかったり、いぐるみにであったりすると、急に雌と雄とが離れ離れになってしまう。

#2

哀聲流海曲,孤叫去江濆。

哀れな声は海のくまに伝わり、ひとりぼっちとなっての叫び声は江のほとりに響き出している。

豈不慕前侶,為爾不及群。

前に一緒だったなかまを慕うことがないわけではないけれど、彼等の仲間はずれになって居るのは、あなた(雄)を慕わしく思うてのことである。

步步一零淚,千里猶待君。

だけど、ゆっくりと、一歩ごとに涙をこぼし、千里隔たっているかもしれなくても、まだ、あなたを心待ちしている。

#3

樂哉新相知,悲來生別離。

新しい知りあいも楽しいことにちがいないが、ただこの生き別れが悲しい。

持此百年命,共逐寸陰移。

百年の寿命を持つとても、あなたと共に一寸きざみの光陰をおいかけていることしかできない。

譬如空山草,零落心自知。

たとえて見れば、人なき山の草のようなもの、だれに見られるわけもなく、やがてこぼれおち枯れ果ててしまうことは自分では承知している。

 

(樂府に擬す四首 其の一 “飛び來る 雙白鵠)  #1

憐れむ可し 雙白鵠,雙雙 塵氛をつ。

連翩として光景を弄し,頸を交えて 青雲に遊ぶ。

羅に逢い 復た 繳に逢い,雌雄 一旦 分る。

#2

哀聲は海曲に流れ,孤叫は江濆を去る。

豈に前侶を慕わざらんや,爾が為に群するに及ばず。

步步 一たび淚を零し,千里 猶お 君を待つ。

#3

樂しい哉 新相知,悲しいかな 來生別離。

此の百年の命を持して,共に寸陰の移るを逐う。

譬えば空山の草の如し,零落して 心自ら知る。

 

 

《擬樂府四首其一》現代語訳と訳註解説

(本文)

#3

樂哉新相知,悲來生別離。

持此百年命,共逐寸陰移。

譬如空山草,零落心自知。

 

(下し文)

#3

樂しい哉 新相知,悲しいかな 來生別離。

此の百年の命を持して,共に寸陰の移るを逐う。

譬えば空山の草の如し,零落して 心自ら知る。

 

(現代語訳)

新しい知りあいも楽しいことにちがいないが、ただこの生き別れが悲しい。

百年の寿命を持つとても、あなたと共に一寸きざみの光陰をおいかけていることしかできない。

たとえて見れば、人なき山の草のようなもの、だれに見られるわけもなく、やがてこぼれおち枯れ果ててしまうことは自分では承知している。

 

(訳注)

擬樂府四首其一

1. (古樂府“雙白鵠”に擬した詩、四首のその一、雌鳥が雄鳥を追いそしてさることをうたう)

2. 本書巻一の古楽府第六首に「双自鵠」がある。本簾はその擬作であるが、原作で鵠の雄が雌を負うて去らんとする意を述べたのを、この振作では雌が雄を恋うことにかえてある。

 

#3

樂哉新相知,悲來生別離。

新しい知りあいも楽しいことにちがいないが、ただこの生き別れが悲しい。

 

持此百年命,共逐寸陰移。

百年の寿命を持つとても、あなたと共に一寸きざみの光陰をおいかけていることしかできない。

10. 持 「持」は「保持」「支持」などの意。

 

譬如空山草,零落心自知。

たとえて見れば、人なき山の草のようなもの、だれに見られるわけもなく、やがてこぼれおち枯れ果ててしまうことは自分では承知している。

 

玉-015-#1 古樂詩六首其六雙白鵠〈無名〉 Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠ブログ 7833

古樂府詩六首其六   双白鵠

飛來雙白鵠、乃從西北來。十十將五五、羅列行不齊。

忽然卒疲病、不能飛相隨。五里一反顧、六里一徘徊。

吾欲啣汝去、口噤不能開。吾欲負汝去、羽毛曰摧頽。

樂哉新相知、憂耒生離。蜘蹰顧群侶、淚落縱橫垂。

今日樂相樂、延年萬期。

 

(古樂府詩六首其の六 双白鵠)

飛び來る 雙白鵠、乃ち西北より來る。

十十、五五と、羅列するも 行齊しからず。

忽然として 卒に疲れ病む、飛びて 相い隨う能わず。

五里に一たび反顧し、六里に一たび徘徊す。

吾 汝を啣んで去らんと欲するも、口 噤みて開く能わず。

吾 汝を負うて去らんと欲するも、羽毛 曰に摧頽す。

樂しい哉 新相知、憂いは耒る 生離。

蜘蹰して 群侶を顧みる、淚は落ちて 縱橫に垂る。

今日 樂しみて相い樂しむ、延年して 萬 期す。

(秋になって西北から飛んできた鵠鳥のつがいの雌が病気になり、別れることになった)
つがいの白鳥が飛んで来た。それは西北の方から来たのだ。十と十とに列をなし、五と五とにならんではいたり、行列を整えないままに飛んでゆく。ところが、にわかにつがいの雌の鳥が、疲れ、なやんで皆と一緒に飛んで行けなく遅れるようになった。

雄は五里ほど飛んでは、後をふりかえり、六里ほど行っては、心配してあたりを徘徊するのであった。鵠 くぐい、又白鳥、雁・鴨に類する渡り鳥。白鳥 (はくちょうの別名。弓の的の中央にある黒い星。ほし。鵠を刻して鶩に類す《「後漢書」馬援伝から》白鳥を刻もうとしてできそこなっても、なお、家鴨(あひる)に似たものにはなる。