玉臺新詠 全十巻 訳注解説

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之   唐五代詞詩・花間集・玉臺新詠 中国の韻文学には、古くは周代の詩があり、漢魏六朝には古詩と楽府かあり、唐代になって古詩に対して新しい近体の律詩、絶句がおこった。楽府がおとろえ新しく勃興したのが詞である。詞ははじめ、学詞ともよばれ、楽曲の歌詞をさしていうものであるが、それが流行するとともに、唐詩などと相ならんで、一つの韻文学として成立したのである。 5年以上のブログ連載。(魚玄機・薛濤・花間集)完掲載 現在《玉臺新詠》完全版連載中 予定(文選【詩篇】文選【賦篇 楚辞 詩經 ・・・・)

花間集 巻二 韋莊

中国の韻文学には、古くは周代の詩があり、漢魏六朝には古詩と楽府かあり、唐代になって古詩に対して新しい近体の律詩、絶句がおこった。楽府がおとろえ新しく勃興したのが詞である。詞ははじめ、学詞ともよばれ、楽曲の歌詞をさしていうものであるが、それが流行するとともに、唐詩などと相ならんで、一つの韻文学として成立したのである。
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温庭筠の詞詩を約60首程度掲載の後、魚玄機50首程度連載し,薛濤約百首、韋莊五十首
森鴎外小説 『魚玄機』 彼女の詩を冷静に、客観的に分析 過去の女性蔑視の見方を排除して解釈 訳註解説
現在、『花間集』全詩500首、全首連載が終了した。いま、500首全首、見直し、改訂版Ver.2.1として、根本的に語訳、注釈をやり直して掲載しています。出来るだけ(改訂版Ver.2.1)と記している詩を読まれることを薦めます。
現在 玉臺新詠 訳注解説連載中
   玉臺新詠 概要 目録・目次 http://kanbunkenkyu.web.fc2.com/list1.html

『花間集』全詩訳注解説(改訂版)-28韋荘106《巻3-06 河傳三首 其二》三巻6-〈106〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5732

(改訂版)-28韋荘106《巻3-06 河傳三首 其二》(成都は古い蜀の都で、貴族の長い歴史があり、我が物顔で飲み歩く遊侠の司馬相如の様な貴公子の若者と卓文君のような娼妓について詠う。)春も終わりごろになるともう風も暖かく、成都錦官城には花が満ち溢れていて、行楽している人や風流な人をそんな春はおぼれさせてしまう。

 


『花間集』全詩訳注解説(改訂版)-28韋荘106《巻3-06 河傳三首 其二》三巻6-106〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5732

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花間集 教坊曲『河傳』十八首

 

 

溫助教庭筠

2-09

(改訂版)河傳三首其一

曉妝仙,仙景箇

 

 

2-10

(改訂版)河傳三首其二

雨蕭蕭,煙浦花

 

 

2-11

(改訂版)河傳三首其三

杏花稀,夢裡每

 

 

韋相莊

巻二

河傳三首 其一

何處,煙雨,隋堤

 

 

巻二

河傳三首 其二

春晚,風暖,錦城

 

 

巻二

河傳三首 其三

錦浦,春女,繡衣

 

 

張舍人泌

巻五

河傳 二首之一

渺莽雲水,惆悵暮

 

 

巻五

河傳 二首之二

紅杏,交枝相映,

 

 

顧太尉

巻七

河傳三首 其一

鷰颺,晴景。小

 

 

巻七

河傳三首 其二

曲檻,春晚。

 

 

巻七

河傳三首 其三

棹舉,舟去,波光

 

 

孫少監光憲

巻七

河傳四首(1

太平天子,等閑遊

 

 

巻七

河傳四首(2

柳拖金縷,着煙籠

 

 

巻七

河傳四首(3

花落,煙薄,謝家

 

 

巻七

河傳四首(4

風颭,波斂。

 

 

閻處士選

巻九

河傳一首

秋雨,秋雨,

 

 

李秀才珣

巻十

河傳二首其一

朝雲暮雨,依舊

 

 

巻十

河傳二首其二

落花深處,啼鳥

 

 

 

 

 

 

 

 


 
 2015年3月22日の紀頌之5つのBlog 
 ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場 
 Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
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 杜甫詩(1)736~751年 青年期・李白と交遊期・就活の詩 53首杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73首(青年期・就活の詩) 杜甫詩(3)755年~756年、45歳 安史の乱に彷徨う 26首杜甫詩(4)作時757年、46歳 安史軍捕縛、脱出、左拾遺 43首杜甫詩(5)758年;乾元元年、47歳 左拾遺、朝廷疎外、左遷 53首杜甫詩 (6)759年;乾元二年、48歳 三吏三別 官を辞す 44首 
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 ●花間集全詩●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩。唐から五代詩詞。花間集 
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 温庭筠66首 花間集1・2巻皇甫松11首 花間集二巻韋莊47首 花間集二巻薛昭蘊19首 花間集三巻牛嶠31首 花間集三・四巻張泌27首 花間集四巻 
 毛文錫31首 花間集5巻牛希濟11首 花間集5巻欧陽烱17首 花間集5・6巻和凝20首 花間集6巻顧夐56首 花間集6・7巻孫光憲47首 花間集7・8巻 
 魏承班15首 花間集8・9巻鹿虔扆6首 花間集9巻閻選8首 花間集9巻尹鶚6首 花間集9巻毛熙震29首 花間集9・10巻李珣39首 花間集10巻 
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『花間集』全詩訳注解説(改訂版)-27韋荘105《巻3-05 河傳三首 其一》三巻5-〈105〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5727

(改訂版)-27韋荘105《巻3-05 河傳三首 其一》(河を題材にした悲しい逸話 其の一:運河建設が人民に負担を強いたものであり、隋末の反乱の原因となった隋堤、現実から逃避して酒色にふける生活を送った「迷楼」を訪れての懐古の情を詠う。)

 

 
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 ●花間集全詩●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩。唐から五代詩詞。花間集 
 Ⅴ.唐五代詞詩・宋詞詩・女性 LiveDoorBlog『花間集』全詩訳注解説(改訂版)-27韋荘105《巻3-05 河傳三首 其一》三巻5-〈105〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5727 
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『花間集』全詩訳注解説(改訂版)-27韋荘105《巻3-05 河傳三首 其一》三巻5-105〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5727

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花間集 教坊曲『河傳』十八首

 

 

溫助教庭筠

2-09

(改訂版)河傳三首其一

曉妝仙,仙景箇

 

 

2-10

(改訂版)河傳三首其二

雨蕭蕭,煙浦花

 

 

2-11

(改訂版)河傳三首其三

杏花稀,夢裡每

 

 

韋相莊

巻二

河傳三首 其一

何處,煙雨,隋堤

 

 

巻二

河傳三首 其二

春晚,風暖,錦城

 

 

巻二

河傳三首 其三

錦浦,春女,繡衣

 

 

張舍人泌

巻五

河傳 二首之一

渺莽雲水,惆悵暮

 

 

巻五

河傳 二首之二

紅杏,交枝相映,

 

 

顧太尉

巻七

河傳三首 其一

鷰颺,晴景。小

 

 

巻七

河傳三首 其二

曲檻,春晚。

 

 

巻七

河傳三首 其三

棹舉,舟去,波光

 

 

孫少監光憲

巻七

河傳四首(1

太平天子,等閑遊

 

 

巻七

河傳四首(2

柳拖金縷,着煙籠

 

 

巻七

傳四首(3

花落,煙薄,謝家

 

 

巻七

河傳四首(4

風颭,波斂。

 

 

閻處士選

巻九

河傳一首

秋雨,秋雨,

 

 

李秀才珣

巻十

河傳二首其一

朝雲暮雨,依舊

 

 

巻十

河傳二首其二

落花深處,啼鳥

 

 

 

 

 

 

 

河傳三首

河傳其一

何處?煙雨,隋堤春暮,柳色蔥籠。

畫橈金縷,翠旗高颭香風,水光融。

青娥殿春妝媚,輕雲裏,綽約司花妓。

江都宮闕,清淮月映迷樓,古今愁。

 

河傳其二

春晚,風暖,錦城花滿,狂殺遊人。

玉鞭金勒,尋勝馳驟輕塵,惜良晨。

翠娥爭勸邛酒,纖纖手,拂面垂絲柳。

歸時煙裏,鐘鼓正是黃昏,暗銷魂。

 

河傳其三

錦浦,春女,繡衣金縷,霧薄雲輕。

花深柳暗,時節正是清明,雨初晴。

玉鞭魂斷煙霞路,鶯鶯語,一望巫山雨。

香塵隱映,遙見翠檻紅摟,黛眉愁。

 

(旧解) 

河傳其一

何處?煙雨,隋堤春暮,柳色蔥籠。

畫橈金縷,翠旗高颭香風,水光融。

青娥殿春妝媚,輕雲裏,綽約司花妓。

江都宮闕,清淮月映迷樓,古今愁。

(河を題材にした悲しい逸話 其の一)

何処にあるのだろうか?細雨霞がかかる、ここ隋堤も春は暮れゆこうとしていて、青々と柳の葉が茂る。

絵塗りの擢などの船具には黄金の糸の房飾りがあり、高く掲げた翠の旗は香しき風にはためいていて、水面に映る光を和らぎ溶けこませている。

五百人もの船牽く乙女が、艶やかな春の粧いをして、軽やかな雲のうちにいる。そして献上された迎輦花を持つ麗しい女官が居並んでいる。

江都に宮殿を立てて、江淮地帯の清い月影は今もなお「迷楼」と名付けられた宮殿を照らしている。そして、人々を愁いに誘うのである。

 

(河傳【かでん】其の一)

何處【いずこにか】?煙雨ありて,隋堤 春の暮,柳色蔥籠【そうろう】たり。

畫橈【がとう】金縷【きんる】,翠旗 香風に高く颭【はた】めく,水光 融【やわら】ぐ。

青娥【せいが】殿【でんきゃく】に春妝【しゅんしょう】して媚【なまめ】かし,輕雲の裏【うち】,綽約【しゃくやく】たり司花の妓。

江都の宮闕【きゅうけつ】,清淮【せいわい】の月は迷樓に映え,古今 愁う。

 

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『花間集』全詩訳注解説(改訂版)-26韋荘104《巻3-04 江城子二首 其二》三巻4-〈104〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5722

(改訂版)-26韋荘104《巻3-04 江城子二首 其二》(春から秋まで寵愛されたけれど、子供の出来る兆候はなく、秋には寵愛を失った。別れを告げられ、上陽宮か離宮か、陵墓仕えにかわるというその悲しさを詠う。)その日、事情を告げられて、奇麗に結った髪も乱れるほどのしょうげきをうけてしまったけど、顔の眉は若く長くみどりに残っている、だからこの閨房をでていかれたのか、これでは、世にいう「檀郎の別れ」ではないか。

 
 2015年3月20日の紀頌之5つのBlog 
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204 《(改訂版) 巻19-2遊南陽清泠泉 (惜彼落日暮)》Index-12 Ⅱ―7 -732年開元二十年32歳 12首 <204> Ⅰ李白詩1434 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ5718 
 孟浩然 詩 index李白詩index謝霊運 詩 index司馬相如 《 子虛賦 ・上林賦 》揚雄 《 甘泉賦 》 ●諸葛亮(孔明)出師表 
 曹植(曹子建)詩 65首 index文選 賦)兩都賦序・西都賦・東都賦 (班固)《李白 全詩》
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 ●唐を代表する 中唐 韓愈 全500首  
 Ⅱ中唐詩・晩唐詩
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50-#0 〔《上張僕射書》-#0〕韓愈(韓退之)ID 799年貞元15年 32歳<1347> Ⅱ唐宋八大家文読本 巻二 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ5719 
 ・李商隠詩 (1) 136首の75首・李商隠詩 (2) 135首の61首●韓愈index-1 ・孟郊、張籍と交遊・汴州乱41首●韓愈詩index-2[800年 33歳~804年 37歳]27首●韓愈詩index-3 805年 38歳・]陽山から江陵府 36首●韓愈詩index-4 806年 39歳 江陵府・権知国子博士 51首(1)25首 
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 杜甫詩(1)736~751年 青年期・李白と交遊期・就活の詩 53首杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73首(青年期・就活の詩) 杜甫詩(3)755年~756年、45歳 安史の乱に彷徨う 26首杜甫詩(4)作時757年、46歳 安史軍捕縛、脱出、左拾遺 43首杜甫詩(5)758年;乾元元年、47歳 左拾遺、朝廷疎外、左遷 53首杜甫詩 (6)759年;乾元二年、48歳 三吏三別 官を辞す 44首 
 杜甫詩(7)759年;乾元二年、48歳 秦州抒情詩 66首杜甫詩(8)作時759年、48歳 秦州発、同谷紀行、成都紀行 36首杜甫詩(9)760年;上元元年、49歳 成都浣花渓草堂 45首杜甫詩(10)761年;上元二年、50歳 成都浣花渓草堂 82首杜甫詩(11)762年寶應元年 杜甫51歳  浣花渓草堂~蜀中転々 43首杜甫詩(12)762年寶應元年 杜甫51歳 蜀中転々 49首 
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 ●花間集全詩●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩。唐から五代詩詞。花間集 
 Ⅴ.唐五代詞詩・宋詞詩・女性 LiveDoorBlog『花間集』全詩訳注解説(改訂版)-26韋荘104《巻3-04 江城子二首 其二》三巻4-〈104〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5722 
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『花間集』全詩訳注解説(改訂版)-26韋荘104《巻3-04 江城子二首 其二》三巻4-104〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5722

 

 

(旧解)

江城子二首 其二

(女が愛する男と床をともにしたが、何かの事情で別れを告げられ、その悲しさを詠う。)

髻鬟狼藉黛眉長,出蘭房,別檀郎。

奇麗に結った髪も激しい情事に乱れたが顔の眉は長く化粧は残る、別れを告げられ、これからいつ会えるかもわからない、悲しくて閨房から飛び出した。それが愛する潘岳の様ないい男との別れとなった。

角聲嗚咽,星斗漸微茫。

朝廷警備の軍隊が吹き鳴らす胡笳の角笛のように声を出して泣いた。見上げれば星も涙でぼんやりとしか見えない。

露冷月殘人未起,留不住,淚千行。

夜露に濡れれば体も冷えてきて、名残の月も照らしている人々はまだ起き出してはいない。女自身もここに住むことはできないし、涙がとめどなく流れ、もう幾筋になるのかわからない。

江城子二首 其の二

髻鬟 狼藉たりて 黛眉 長く,蘭房より出でて,檀郎と別る。

角聲 嗚咽し,星斗 漸く微茫たり。

露冷やかに 月殘りて 人未だ起きず,留むること住わざれば,淚 千行たり。

 

(改訂版)-25韋荘103《巻3-03 江城子二首 其一》

江城子二首 其一

(何にも知らない少女は後宮に入って、まず口に紅するのを覚える、寵愛を受けるようになると、いつしか、腕枕の中に眠るようになる。愛し合えば愛し合うほど寵愛を失った時の心の痛みは大きいのにと詠う。)

恩重嬌多情易傷,漏更長,解鴛鴦。

その頃は天子の愛情が深く、妃嬪はそれに応えて甘えることで精一杯の愛をかえすのだが、愛する情が多ければ多いほど、愛をうしなったときの心の傷おおきいということはおしえられたのである。そう思っていても秋の長い夜をすごせば、鴛鴦の布団の中で帯びを解いてゆく。

朱唇未動,先覺口脂香。

お化粧も知らないで後宮に入ったので、若くて紅い唇はそのままで口紅など塗らずに、動かず、されるがままにしているものだが、直ぐにしはじめたのが、口紅の香りをおぼえてしまったことなのだ。

緩揭繡衾抽皓腕,移鳳枕,枕潘郎。

そして、刺繍の掛け布団を静かにめくり白い腕出し、鳳凰の枕をはずして、愛しき晋の潘岳のように愛してもらうため、その腕を枕にするのである。

 

(江城子二首 其の一)

恩 重きに 嬌 多ければ 情 傷み易し,漏更 長く,鴛鴦に解く。

朱唇 未だ動かざるに,先に口脂の香りを覺ゆ。

緩やかに繡衾を揭げて 皓腕を抽き,鳳枕を移し,潘郎に枕せしむ。

 

(改訂版)-26韋荘104《巻3-04 江城子二首 其二》 

江城子二首 其二

(春から秋まで寵愛されたけれど、子供の出来る兆候はなく、秋には寵愛を失った。別れを告げられ、上陽宮か離宮か、陵墓仕えにかわるというその悲しさを詠う。)

髻鬟狼藉黛眉長,出蘭房,別檀郎。

その日、事情を告げられて、奇麗に結った髪も乱れるほどのしょうげきをうけてしまったけど、顔の眉は若く長くみどりに残っている、だからこの閨房をでていかれたのか、これでは、世にいう「檀郎の別れ」ではないか。

角聲嗚咽,星斗漸微茫。

その別れを知ってか、朝廷警備隊が吹き鳴らす胡笳の角笛も声を出して嗚咽するようである。そんな運命を知らせる星も涙でぼんやりとしか見えない。

露冷月殘人未起,留不住,淚千行。

打ちひしがれて、庭をさまようが、夜露に濡れれば体も冷えてきて、西に傾く名残の月に照らされる、本当に名残惜しい、夜明けが近いのに人々はまだ起き出してはいない。妃嬪としてもうここに住むことはできない、涙がとめどなく流れ、もう幾筋になるのかわからない。

江城子二首 其の二

髻鬟 狼藉たりて 黛眉 長く,蘭房より出でて,檀郎と別る。

角聲 嗚咽し,星斗 漸く微茫たり。

露冷やかに 月殘りて 人未だ起きず,留まりて住まわず,淚 千行す。

 

 

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『花間集』全詩訳注解説(改訂版)-24韋荘102《巻3-02 謁金門二首 其二》三巻2-〈102〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5712

(改訂版)-24韋荘102《巻3-02 謁金門二首 其二》(別れて後宮にあがり、妃嬪となったが、もう連絡を取ることも取れることもない、妃嬪としても、寵愛を受けることに汲々とするけれど春も過ぎようとしている悩む心を詠う。)妃嬪になれば、すべての個人的な繋がりは絶たれてしまう、寵愛を得なければ、空しく思い遣るだけで、計画してできることはなく消息を伝える方法がまったく見つからないし、伝わってくることもない。

 

 
 2015年3月18日の紀頌之5つのBlog 
 ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場 
 Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
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 ●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。" 
 Ⅲ杜甫詩全1500首   LiveDoorBlog766年大暦元年55歲-44-#1奉節-35-#1 《巻16-07 八哀詩〔五〕贈秘書監江夏李公邕 -1》 杜甫index-15 杜甫<907-1> 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ5710 
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『花間集』全詩訳注解説(改訂版)-24韋荘102《巻3-02 謁金門二首 其二》三巻2-102〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5712

 

 

 

(旧解)

謁金門 其二

金門をはいって謁見したい(理不尽なことを中央朝廷に謁見して訴えたい)

空相憶,  無計得傳消息。

もう空しくてただ思い遣るだけです。消息を伝える方法がまったく見つからないのです。

天上嫦娥不識,寄書何處覓。

天上の昇った仙女の嫦娥でもきっと分からないだろう。手紙を出すのにも宛先をどこにもとめたらいいものやらわからない。 

新睡覺來無力,不忍把伊書跡。

午睡の一眠りから目覚めたのだが元気にならない。がっくりとして、彼女の書いた物を手に取ってみれば、もう我慢ができなくなってくる。

滿院落花春寂寂,斷腸芳草碧。

この庭一面に花びらが散ってしまう、この楽しいはずの春は過ぎ去ろうとしていいて寂しい春になっている。我慢のできないおもいは「断腸の思い」で万物が生成する春草の明るいあおさは広がっている。

 

謁金門

空しく相い憶い,消息を傳え得る 計無し。

天上 嫦娥は識らずして,書を何處にか覓【もと】むるに寄さん。

 

新睡より覺めて力無く來り,伊【こ】の書跡を把【も】つは忍ばず。

滿院 落花して 春 寂寂,斷腸して 芳草 碧。

 

(改訂版)-23韋荘101《巻3-01 謁金門二首 其一》
謁金門二首 其一

(寵愛を失っても、寵愛を受けるため努力をかかすことが無く、王昭君のように美しいのに、異国に嫁がされてはいないが、見る目が無くて寵愛を受けることが無いことを詠う)

春漏促,金燼暗挑殘燭。

寵愛を失って何度も春を迎える、春の夜は日増しに短くなり、過ぎゆく時がはやく流れてゆく、それでも寵愛を受ける準備だけはしているから、眠りにつくことが出来ず、うとうとして、また灯火陰りさびれている灯心をかきたてる。

一夜簾前風撼竹,夢魂相斷續。

春も過ぎたある夜、誰か来たのかと簾の前に立って外を見ると風が吹き、竹は揺れているだけである、もういまは、見る夢にさえも、あのおかたは途切れ途切れにでてくるだけになった。

有個嬌嬈如玉,夜夜繡屏孤宿。

それでも一人の妃嬪はここにあり、宝玉のように麗しく艶やかな女である、ただ、夜ごと夜ごとに屏風を用意して、その陰に独り寝しているだけなのだ。

閒抱琵琶尋舊曲,遠山眉黛綠。

しずかに琵琶を抱いて懐かしき曲を奏でてみると、妃嬪であって、遠い異国に一人で嫁いだ王昭君を連想する、此処の妃嬪も、美しい顔に、白いお化粧に眉を緑にえがいてまだこんなにも美しい。


(謁金門 二首其の一) 韋莊 

春 漏促し,金燼【きんじん】暗く 殘燭【ざんしょく】挑【かきあ】ぐ。

一夜 簾前 風 竹を撼【ゆるが】し,夢魂 相い斷續す。

個 有り 嬌嬈【きょうじゅう】玉の如し,夜夜 繡屏孤り宿る。

閒かに琵琶【びわ】を抱き 舊曲を尋ぬれば,遠山眉 黛綠【たいりょく】なり。


(改訂版)-24韋荘102《巻3-02 謁金門二首 其二》
謁金門 二首其二

(別れて後宮にあがり、妃嬪となったが、もう連絡を取ることも取れることもない、妃嬪としても、寵愛を受けることに汲々とするけれど春も過ぎようとしている悩む心を詠う。)

空相憶,無計得傳消息。

妃嬪になれば、すべての個人的な繋がりは絶たれてしまう、寵愛を得なければ、空しく思い遣るだけで、計画してできることはなく消息を伝える方法がまったく見つからないし、伝わってくることもない。

天上嫦娥不識,寄書何處覓。

天上の昇った仙女の嫦娥というものでもきっと分からないだろう。手紙を出すのにも宛先をどこにもとめたらいいものやらわからないし、はたして、書くことがいいものなのだろうか。 

新睡覺來無力,不忍把伊書跡。

午睡の一眠りから目覚めたのだが気力が出てくることはない。出していない自分で書いた手紙を手に取ってみると、どうしたらよいのか、我慢ができない。 

滿院落花春寂寂,斷腸芳草碧。

後宮のひっそりとした奥のこの庭一面に花びらが散っている、楽しいはずの春は過ぎ去ろうとしている。我慢のできないおもいは「断腸の思い」で万物が生成する萌える靑い春草は広がっている。


(謁金門 二首その二)

空しく相いに憶い,計無し 消息を傳えこと得るを。

天上 嫦娥は識らずして,書を何處にか覓【もと】めて寄さん。

新睡し覺め來って力無く,伊【こ】の書跡を把【も】つ忍ばず。

滿院 落花して 春 寂寂,斷腸して 芳草 碧なり。



漢魏隋唐の洛陽城

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『花間集』全詩訳注解説(改訂版)-23韋荘101《巻3-01 謁金門二首 其一》三巻1-〈101〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5707

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48-#2 《外09 贈徐州族姪 -#2》韓愈(韓退之)ID 799年貞元15年 32歳<1344> Ⅱ韓昌黎集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ5704 
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『花間集』全詩訳注解説(改訂版)-23韋荘101《巻3-01 謁金門二首其一》三巻1-101〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5707 

 

 

(旧解

謁金門 其一 韋莊

(金門に謁見す 其の一)

春漏促,   金燼暗挑殘燭。

春の夜の時は忙しく流れる、灯火陰りさびれている灯心をかきたてる。

一夜簾前風撼竹,夢魂相斷續。

その一夜、窓辺の竹は風が抜け揺れている、うとうととして見る夢は途切れ途切れでさびしさだけがのこる。

有個嬌嬈如玉,夜夜繡屏孤宿。

宝玉のように麗しく艶やかな女なのに、夜ごと夜ごとに屏風の陰に独り寝している。

閒抱琵琶尋舊曲,遠山眉黛綠。

しずかに琵琶を抱いて懐かしき曲を奏でてみる、春の遠山の眉が色悲しくみえる。

 

(金門に謁す 其の一)

春漏 促し,金燼【きんじん】暗く 殘燭【ざんしょく】挑【かきあ】ぐ。

一夜 簾前 風 竹を撼【ゆるが】し,夢魂 相い斷續す。

個の嬌嬈【きょうじゅう】玉の如き有り,夜夜 繡屏孤り宿る。

閒かに琵琶【びわ】を抱き 舊曲を尋ぬ,遠山 眉黛【びたい】綠なり。


(改訂版)-23韋荘101《巻3-01 謁金門二首 其一》
謁金門二首 其一

(寵愛を失っても、寵愛を受けるため努力をかかすことが無く、王昭君のように美しいのに、異国に嫁がされてはいないが、見る目が無くて寵愛を受けることが無いことを詠う)

春漏促,金燼暗挑殘燭。

寵愛を失って何度も春を迎える、春の夜は日増しに短くなり、過ぎゆく時がはやく流れてゆく、それでも寵愛を受ける準備だけはしているから、眠りにつくことが出来ず、うとうとして、また灯火陰りさびれている灯心をかきたてる。

一夜簾前風撼竹,夢魂相斷續。

春も過ぎたある夜、誰か来たのかと簾の前に立って外を見ると風が吹き、竹は揺れているだけである、もういまは、見る夢にさえも、あのおかたは途切れ途切れにでてくるだけになった。

有個嬌嬈如玉,夜夜繡屏孤宿。

それでも一人の妃嬪はここにあり、宝玉のように麗しく艶やかな女である、ただ、夜ごと夜ごとに屏風を用意して、その陰に独り寝しているだけなのだ。

閒抱琵琶尋舊曲,遠山眉黛綠。

しずかに琵琶を抱いて懐かしき曲を奏でてみると、妃嬪であって、遠い異国に一人で嫁いだ王昭君を連想する、此処の妃嬪も、美しい顔に、白いお化粧に眉を緑にえがいてまだこんなにも美しい。


(謁金門 二首其の一) 韋莊 

春 漏促し,金燼【きんじん】暗く 殘燭【ざんしょく】挑【かきあ】ぐ。

一夜 簾前 風 竹を撼【ゆるが】し,夢魂 相い斷續す。

個 有り 嬌嬈【きょうじゅう】玉の如し,夜夜 繡屏孤り宿る。

閒かに琵琶【びわ】を抱き 舊曲を尋ぬれば,遠山眉 黛綠【たいりょく】なり。


oushokun01
 

(改訂版)-23韋荘101《巻3-01 謁金門二首 其一》 

『謁金門二首 其一』 現代語訳と訳註

(本文)

謁金門二首 其一

春漏促,金燼暗挑殘燭。

一夜簾前風撼竹,夢魂相斷續。

有個嬌嬈如玉,夜夜繡屏孤宿。

閒抱琵琶尋舊曲,遠山眉黛綠。

 

 

(下し文)

(謁金門 二首其の一) 韋莊 

春 漏促し,金燼【きんじん】暗く 殘燭【ざんしょく】挑【かきあ】ぐ。

一夜 簾前 風 竹を撼【ゆるが】し,夢魂 相い斷續す。

個 有り 嬌嬈【きょうじゅう】玉の如し,夜夜 繡屏孤り宿る。

閒かに琵琶【びわ】を抱き 舊曲を尋ぬれば,遠山眉 黛綠【たいりょく】なり。

 

(現代語訳)

(寵愛を失っても、寵愛を受けるため努力をかかすことが無く、王昭君のように美しいのに、異国に嫁がされてはいないが、見る目が無くて寵愛を受けることが無いことを詠う)

寵愛を失って何度も春を迎える、春の夜は日増しに短くなり、過ぎゆく時がはやく流れてゆく、それでも寵愛を受ける準備だけはしているから、眠りにつくことが出来ず、うとうとして、また灯火陰りさびれている灯心をかきたてる。

春も過ぎたある夜、誰か来たのかと簾の前に立って外を見ると風が吹き、竹は揺れているだけである、もういまは、見る夢にさえも、あのおかたは途切れ途切れにでてくるだけになった。

それでも一人の妃嬪はここにあり、宝玉のように麗しく艶やかな女である、ただ、夜ごと夜ごとに屏風を用意して、その陰に独り寝しているだけなのだ。

しずかに琵琶を抱いて懐かしき曲を奏でてみると、妃嬪であって、遠い異国に一人で嫁いだ王昭君を連想する、此処の妃嬪も、美しい顔に、白いお化粧に眉を緑にえがいてまだこんなにも美しい。

 

花蕊夫人002
 

(訳注) (改訂版)-23韋荘101《巻3-01 謁金門二首 其一》

謁金門二首 其一

(寵愛を失っても、寵愛を受けるため努力をかかすことが無く、王昭君のように美しいのに、異国に嫁がされてはいないが、見る目が無くて寵愛を受けることが無いことを詠う)

【解説】

天子の周りにいるものの見る目がなくて、美しい妃嬪は、寵愛を受けることが無い。前段三、四句「一夜簾前風撼竹,夢魂相斷續。」は、晩中、待ち侘びて浅い眠りの中、風が窓辺の竹をざわざわと揺らしていたために目覚め、夢を見ては覚め、見ては覚めていたことを述べる。後段の前半「有個嬌嬈如玉,夜夜繡屏孤宿。」は、この詞の主人公が、閨で待つ独り寝の夜を送る艶やかな妃嬪であることを言い、後半二句は、女は無聊なるままに、伝説の曲『王昭君』の曲を聞かせる人もなく奏でるさまを描く。

「閒抱琵琶尋舊曲,遠山眉黛綠。」美しい中の美人であるのに、しかも、「遠山眉黛綠」まだ若い美人である。若い絶世の美人であった王昭君は、醜い女であると寵愛を受けす、匈奴に嫁いだが、ここの妃嬪は、寵愛を受けることもなく、捨て置かれている。後宮の者は何をしているのか。韋荘は自分の愛婕が蜀王王建に召されたというのに、後宮にあがれば、寵愛を受けるとは限らないということである。

 

作品中では、女の孤独の理由を明確に説明する言葉はなく、状況の羅列である。「春漏促」待ち侘びての毎日,過ぎ去る春の世は日ごとに短くなっていく。寵愛を受ける気持ちを募らせる句である。「金燼暗挑殘燭。」蝋燭の芯と、自分の若さを詠うもので侘しさを云うものである。「一夜簾前風撼竹,夢魂相斷續。」浅い眠り、夢も、断片、断片でしかない。諦めるしかないというせつな感をあらわす。「有個嬌嬈如玉,夜夜繡屏孤宿。」美しいうえに色香、妖艶である。「閒抱琵琶尋舊曲」寂しく伝説の琴曲をひく王昭君を連想させる。「遠山眉黛綠。」このくは、美人の中の美人ということであり、王昭君の逸話と考え併せて、片や、絶世の美人であって、異国へ嫁ぎ、片や、絶世の美人が高級の奥深い所でひっそりとせておかれている。

 

唐の教坊の曲『花間集』には五首所収。韋莊の作は二首収められている。双調四十五字、前段二十一字四句四灰韻、後段二十四字四句四仄韻で、詞形である。

春漏  金燼暗挑殘
一夜簾前風撼  夢魂相斷
有個嬌嬈如  夜夜繡屏孤宿
閒抱琵琶尋舊  遠山眉黛 

  
  
  
  

 

春漏促,金燼暗挑殘燭。

寵愛を失って何度も春を迎える、春の夜は日増しに短くなり、過ぎゆく時がはやく流れてゆく、それでも寵愛を受ける準備だけはしているから、眠りにつくことが出来ず、うとうとして、また灯火陰りさびれている灯心をかきたてる。

・春漏促 春の夜は日ごとに短くなってゆく。寵愛を受けることだけで生きる妃賓にとって、夜は眠れない。うとうとしていると夜がしらけて來る。漏は水時計で、妃嬪という地位にしかないということ。ここでは時間のこと。春の夜なのに蝋燭の芯を斬らねばならない無情感。

・金慮暗挑残燭 灯火の芯が燃え尽き暗くなり、明るくするために残りの芯をかき立てること。:損なわれる、さびれる。

 

一夜簾前風撼竹,夢魂相斷續。

春も過ぎたある夜、誰か来たのかと簾の前に立って外を見ると風が吹き、竹は揺れているだけである、もういまは、見る夢にさえも、あのおかたは途切れ途切れにでてくるだけになった。

・夢魂 夢。魂夢とも言ぅ。あたかも夢のようにぼんやりとした心持を云う。

 揺さぶる,揺らす撼揺さぶる.「蚍蜉撼大羽アリが大木を揺さぶろうとする

 

有個嬌嬈如玉,夜夜繡屏孤宿。

それでも一人の妃嬪はここにあり、宝玉のように麗しく艶やかな女である、ただ、夜ごと夜ごとに屏風を用意して、その陰に独り寝しているだけなのだ。

・個/ 一箇に同じ。俗語。人を数える単位。一人。謙遜語。

・嬌嬈 艶やかなさま。若さだけで、覚悟もしていない頃に、寵愛を受けた、今は、妖艶になり、覚悟もできているのに、寵愛を受けることが無い女性、しかし、寵愛を受けるための努力をしている姿を連想させる。

 

閒抱琵琶尋舊曲,遠山眉黛綠。

しずかに琵琶を抱いて懐かしき曲を奏でてみると、妃嬪であって、遠い異国に一人で嫁いだ王昭君を連想する、此処の妃嬪も、美しい顔に、白いお化粧に眉を緑にえがいてまだこんなにも美しい。

・閒抱琵琶 寂しさに堪えしずかに琵琶を抱いて爪弾く。閑は他にすることがなく、まともに引くのではなく、ツン、ツンとはじくというほどの意。「琵琶抱き、舊曲」というと、王昭君を連想させる。

・尋旧曲 昔から伝わった音楽の曲、また聞いた曲。南朝陳徐陵《折楊柳》詩「江陵有舊曲,洛下作新聲。」宋 姜夔 《琵琶仙》詞「雙槳來時,有人似舊曲桃根 桃葉 。」韋莊『荷葉杯 其一』「絶代佳人難得、傾国。花下見無期。一雙愁黛遠山眉、不忍更思惟。  閒掩翠屏金鳳、残夢。羅幕畫堂空。碧天無路信難通、惆悵舊房櫳。」。

・遠山眉 女性の美しい眉を言う。

・遠山黛 女性の美しい眉を言う。

・黛綠 黛の色が青い。美人の形容。韓愈《八讀巻四09 送李愿歸盤谷序》「粉白黛綠者,列屋而閒居。」

『花間集』全詩訳注解説(改訂版)-22韋荘100《巻2-50 望遠行一首》二巻50-〈100〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5702

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『花間集』全詩訳注解説(改訂版)-22韋荘100《巻2-50 望遠行一首》二巻50-100〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5702

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花間集 教坊曲『南子』十八首

 

 

作者



初句7字

 

 

韋荘

巻二

望遠行一

欲別無言倚畫屏

 

 

李珣

巻十

望遠行二首其一

春日遲遲思寂寥

 

 

巻十

望遠行二首其二

露滴幽庭落葉時

 

 

 

 

 

 

 

 

韋莊:

望遠行

欲別無言倚畫屏,含恨暗傷情。

謝家庭樹錦雞鳴,殘月落邊城。

人欲別,馬頻嘶,綠槐千里長堤。

出門芳草路萋萋,雲雨別來易東西。

不忍別君後,卻入舊香閨。

 

李珣:

望遠行二首其一

春日遲遲思寂寥,行客關山路遙。

時聽語鶯嬌,柳絲牽恨一條條。

休暈繡,罷吹蕭,貌逐殘花暗凋。

同心猶結舊裙腰,忍辜風月度良宵。

 

望遠行二首其二

露滴幽庭落葉時,愁聚蕭娘柳眉。

玉郎一去負佳期,水雲迢遞鴈書遲。

屏半掩,枕斜欹,淚無言對垂。

吟蛩斷續漏頻移,入明月鑒空帷。

 

 

(旧解)

望遠行

(あの人のことを遠くに望む歌)

欲別無言倚畫屏、含恨暗傷情。

別れをしようというころ、言葉なくこの部屋の絵屏風に身を寄せるだけで、恨みを抱き人知れず心悲しむだけなのです。

謝家庭樹錦鶏鳴、残月落邊城。

折しも豪邸の謝家のような庭の樹に錦鶏は時を告げます、名残の月は田舎の町の城壁にまさに落ちています。

人欲別、馬頻噺、綠槐千里長堤。

あの人は去ってゆこうとしています、馬はしきりに声高く鳴いています。花が咲く前のエンジュの大樹か千里にわたって植わっている堤がながくつづいています。

出門芳草路萋萋、雲雨別來易東西。

この門を出てしまえば旅路の道に若草茂るし、女の人もいるというものです。巫山の神女と夢の中で情を交わしたように睦まじくした仲も別れてはたちまち東と西にはなれてしまうのです。

不忍別君後、却入旧香閏。

忍ぶことができないことはこのひとが去った後は、このひとと過ごした閏に入るだけなのですが、それがつらいことなのです。

 

(望遠行)

別れんと欲して 言 無く 画屏に倚る、恨みを含みて 暗に情を傷ましむ。

謝家の庭樹 錦鶏 鳴き、残月 辺城に落つ。

人 別れんと欲し、馬 頻に嘶く、緑槐 千里の艮堤。

門を出づれば 芳草 路に妻萎たり、雲雨 別れてより來 東西なり易し。

忍びず 君と別れし後、却って旧の香閨に入るに。

 

 

(改訂版)-22韋荘100《巻2-50 望遠行一首》
望遠行

(韋莊が蜀主王建に愛妾を奪われた、その前夜過ごして夜明け前に別れた、人には別れはつきものであるし、別れれば自由に行動できると自分を慰めて詠う。)

欲別無言倚畫屏,含恨暗傷情。

あの日のことを思い出すと、お別れをせねばならないけれど、言葉にならないままに この部屋の絵屏風をかたづけて壁側に寄せる、もう会えないのかと思うと恨みを抱き人知れず心悲しみ、心は傷ついた。

謝家庭樹錦雞鳴,殘月落邊城。

それでも、別れを告げ、この家を去る、庭の樹に錦鶏は夜明け時を告げる、名残の月は蜀の辺境の城樓にまさに落ちはじめていた。

人欲別,馬頻嘶,綠槐千里長堤。

人が去ってゆけば、そんな時の馬はしきりに声高く鳴くものだ。進む道には、緑の葉を付けた槐の大樹か千里にわたって植わっている長堤がつづいているように、捨てたものではない。

出門芳草路萋萋,雲雨別來易東西。

そそれに、門を出れば、道に芳草若草が勢いよく茂るように女はいるものだ、巫山の神女と夢の中で情を交わした「朝雲暮雨」であっても、逢えば別れはつきもの、雲は東西に分かれ、雨は、長江の流れに東に下って去って行くのは当たり前のこと、それに自由に行動できるというものだ。

不忍別君後,卻入舊香閨。

誰でもそうだろう、問題は堪忍ぶことができないことがあるのは、愛する君とわかれた後、二人で過ごした香が残る閏に入ることであろう。

 

隋堤01
 

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『花間集』全詩訳注解説(改訂版)-21韋荘99《巻2-49 淸平樂四首 其四》二巻49-〈99〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5697

(改訂版)-21韋荘99《巻2-49 淸平樂四首 其四》  去って行った小路も香りと舞い起した塵はそのままにして決して掃除をしない。それで誰もがするのは、掃除をすると、すなわち、劉郎は去ってしまい、帰って来るのが遅くなるばかりか還らないことになるからと縁起を担いでいるという。

 

 
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『花間集』全詩訳注解説(改訂版)-21韋荘99《巻2-49 淸平樂四首 其四》二巻49-99〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5697

 

 

(旧解)

清平楽四首 其四

(世の中が清らかに治まっていることを詠う詩譜)その四

鴬啼残月、綉閣香燈滅。

鴬が啼いて春を告げてくれたと思ったら、もう春の月も10日をきろうとしている。今宵も待ち侘びてきれいな楼閣にも香を焚くのも、燈火も消えてしまうまで眠れない。

門外馬嘶郎欲別、正是落花時節。

この家の門の外で馬が嘶くとあの人は別れたいといったのです。それはまさに、今と同じ、満開の花が散っていく時期のことでした。

 

妝成不畫蛾眉、含愁濁倚金扉。

お迎えする化粧を整えてあの時の様な遠山の眉を書く気にはなれないのです。いろんなことを考えながら、ただ一人で金色に飾られたあの人が入って來る扉に倚りかかるのです。

去路香塵莫掃、掃即郎去歸遅。

去って行った道も香の残りと舞い起した塵はそのままにしているので決して掃き掃除をしてはいけないのです。掃除をしてしまうと、すなわち、あの人があの女のもとを去って私のもとに帰って來るのが遅くなるような気がするのです。

(淸平樂四首 其四) 

鴬啼き月残り 綉閣は香燈滅ゆ。

門外に馬の嘶けば郎は別れんと欲す、正に是れ落花の時節。

妝成るも蛾眉を畫かず、愁いを含んで濁り金扉に倚る。去る路の香塵は掃くことなかれ、掃けば即ち郎去りて歸ること遅からん。

花間集
 

(改訂版)-18韋荘96《巻2-46 淸平樂其四其一》

淸平樂其四其一

(蜀である時まで一緒に過ごした美人は召し上げあげられて、後宮の清平楽の生活だ、しかし、雨が降る度、楽しい日々が思い出される、「あたしが住んでいるところは、青々と茂ったエンジュの木陰のところ」と言っていたが、今は何処にいると詠う。)その一

何處遊女,蜀國多雲雨。

好きだったあの游女はどこにいったのだろうか。蜀の国に降る雨は「朝雲暮雨」の言い伝えどおり雨が多いのは、巫女の化身だからだ。

雲解有情花解語,窣地綉羅金縷。

あの時、雲となる男としては情を解して、花である美人はその言葉から情を理解して惚れあった。それからは、金糸の女の身にまとう衣装を脱がせ、突然と風音が地を這っても一緒であった。

妝成不整金鈿。含羞待月鞦韆。

美人だから、お化粧、身繕いができあがったはずなのにあわてて金の髪飾りがゆがんでいるのがかわいかったし、はじらいながら月の出を待つように、ブランコで遊んでまっていたものだ。

住在綠槐陰裏,門臨春水橋邊。

「あたしが住んでいるところは、青々と茂ったエンジュの木陰のところ。」といっていた。そして門から望む景色は春のぞうすいした川の流れに橋のあたりに面しているところだった。

(淸平樂四首其一)

何處にか 遊女ある,蜀國は雲雨多し。

雲は情する有るを解し 花は語を解す,窣地【そつち】 綉羅 金縷。

妝【よそほ】い成るも金鈿整はず。羞いを含み月を鞦韆に待つ。

綠槐の陰裏に住む在り,春水の橋邊に門臨す。

 

(改訂版)-19韋荘97《巻2-47 淸平樂其四其二》

淸平樂其四其二

(世の中が清らかに治まっていることを詠う詩譜:寵愛を失って幾度も過ぎる春を見替えやがてその春も過ぎゆき、秋風が胡弓琴の音に聞こえると詠う)

野花芳草,寂寞關山道。

寵愛を失ってもう何度目の春だろうか、野に花が咲き、かぐわしい草花は大地に繁る。この景色も、ここに続く道ももうふるさととなっている。春が巡って、また一年歳が流れてゆく、寂しい春を過ぎてゆく。 

柳吐金絲鶯語早,惆悵香閨暗老。

ヤナギの垂れ枝が黄金色の新芽を出し、ウグイスが春を告げ、一人で過ごす春は早く過ぎ去ってゆく。それでも、寵愛を受ける準備はするだけに、かなしくうらめしい思いはつのるばかり、香を焚いて準備する閨は、重苦しくひそかに老いてゆく。

羅帶悔結同心,獨凭朱欄思深。

羅帶のなかには同心結をぬいこんでいるだけに悔やまれてならない。ほかのことを考えるとこは許されないから、ひとり、窓の朱色の欄干に独りでもたれかかり、遠くの景色を見やって深く思いを巡らす。

夢覺半床斜月,小窗風觸鳴琴。

眠りに付けず、うとうとして夢から目覚めると、半ばまで牀を照らす斜めに落ち掛けた月がら月光が射し込む。小窓に風がぬけると、瑟琴に触れて鳴らしたようにきこえてくる。 

(淸平樂其四其の二)

野花 芳草,寂寞たる 關山の 道。

柳は金絲を吐き 鶯語は早【いそ】ぎ,惆悵たり 香閨 暗かに老ゆる。

羅帶 「結同心」を悔み,獨り朱欄に凭れば思ひ 深し。

夢覺めば 半床の斜月,小窗 風觸りて琴を 鳴らす。

 

(改訂版)-20韋荘98《巻2-48 淸平樂其四其三》

淸平樂其四其三

淸平樂其四(公主は王孫の帰りを待つが、もう何年も期待を裏切られる、しかし、世の中には、帰って来る人も帰りを待つ人も、どちらも期待を裏切られている人々は多くいるものだと詠う詩譜)その三

春愁南陌。故國音書隔。

春には帰ると約束したから、春には正面の門に注目するけれどそれは愁いを増すばかり、公主へ音信がないばかりか、故国への音沙汰も途絶えてしまったという。

細雨霏霏梨花白。燕拂畫簾金額。

春の長雨がしとしとと降り、梨の花が細雨に濡れている季節もすぎ、ツバメが飛び交い、美しい窓のカーテンの金の装飾や縫いとりのある立派な簾額の側を払って飛んでいるのも過ぎる。  

盡日相望王孫, 塵滿衣上涙痕。

それでも一日中、王孫の帰ってくるのを眺め待ちのぞむ、帰ってきたら着替えしようと畳んでおいてある着物の上に塵が積もり、着ている上衣は涙の痕が一杯ついてしまった。

誰向橋邊吹笛, 駐馬西望消魂。

船で帰るひとを見ていると、誰かが橋のたもとを向いて、笛を吹いている。馬で帰る人がそこにとどめていて、帰らぬ人を待って西の方を望んでいる、帰った人蛾待ち人がいない、邀人には帰ってこない、そこには通い合う情は消え去っている。

(淸平樂其四其三)

春愁の 南陌。故國 音書隔つ。

細雨 霏霏として 梨花白し。燕は畫簾 金額を拂ふ。

盡日 王孫相ひ望み,塵は衣上の涙痕に滿つ。

誰か 橋邊に向いて 笛を吹く,馬を駐【とど】めて 西を望みて消魂す。

 

(改訂版)-21韋荘99《巻2-49 淸平樂四首 其四》

清平楽 其四

(妃嬪は、寵愛を受ける事だけを考えてただ準備をして待つだけで、別れた時の状態をそのまま残し、縁起を担いで待っていると詠う詩譜)その四

鴬啼残月、綉閣香燈滅。

あれほど来ると約束した春を、鴬が告げてくれたのに、もう春の月も10日をきろうとしている。寵愛を受ける準備を整え、きれいな御殿閣に香も、燈火も消えても眠れない。

門外馬嘶郎欲別、正是落花時節。

御殿の門の外で馬が嘶く、あのお方は別れていこうとしたときのことである。それはまさに、今とこの春と同じ、満開の花が散っていく時期のことだった。

妝成不畫蛾眉、含愁濁倚金扉。

妃嬪はお迎えする化粧を整えはするけど、あの時の様な遠山の眉を書けない。いろいろと愁えていて、ただ一人で正面の金色に飾られた扉に倚りかかる。

去路香塵莫掃、掃即郎去歸遅。

去って行った小路も香りと舞い起した塵はそのままにして決して掃除をしない。それで誰もがするのは、掃除をすると、すなわち、劉郎は去ってしまい、帰って来るのが遅くなるばかりか還らないことになるからと縁起を担いでいるという。

淸平樂四首 其の四

鴬啼き 月残り 綉閣は香燈 滅ゆ。

門外 馬嘶いて 郎 別れんと欲す、正に是れ 落花の時節。

妝成るも 蛾眉を畫かず、愁いを含んで濁り金扉に倚る。

去る路の香塵 掃くことなかれ、掃けば即ち 郎去り 歸り遅【や】まん。

 

花蕊夫人006
 

 

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『花間集』全詩訳注解説(改訂版)-20韋荘98《巻2-48 淸平樂其四其三》二巻48-〈98〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5692

(改訂版)-20韋荘98《巻2-48 淸平樂其四其三》船で帰るひとを見ていると、誰かが橋のたもとを向いて、笛を吹いている。馬で帰る人がそこにとどめていて、帰らぬ人を待って西の方を望んでいる、帰った人蛾待ち人がいない、邀人には帰ってこない、そこには通い合う情は消え去っている。

 

 
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『花間集』全詩訳注解説(改訂版)-20韋荘98《巻2-48 淸平樂其四其三》二巻48-98〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5692 

 

 

(旧解)

淸平樂

(世の中が清らかに治まっていることを詠う詩譜)その三

春愁南陌。故國音書隔。

また来た春も愁いが募るばかり、表の通りもそうなのです。ふるさとの親族知人もなくなり、だれからの手紙が途絶えてしまったのです。

細雨霏霏梨花白。燕拂畫簾金額。

春の長雨がしとしとと降り、梨の花が細雨に濡れているのは、むかし色白の美貌であった女性が春に涙を流すのです。ツバメが飛び交い、美しい窓のカーテンの金の装飾や縫いとりのある立派な簾額の側を払って飛んでいます。 

 

 盡日相望王孫, 塵滿衣上涙痕。 
一日中、王孫の帰ってくるのを眺め待っていて、塵があの人が来ると着ていた衣の上に涙がおちて痕が一杯ついてしまっている。

誰向橋邊吹笛, 駐馬西望消魂。

誰が橋のたもとで向こうを向いて、笛を吹いているのでしょうか。柳のたもとに馬をとどめて、西の方を眺めて、私のもとへは誰も来ないから深く悲しんで沈んでしまいます。

  

淸平樂 (三)

春愁の 南陌。故國 音書隔つ。

細雨 霏霏として 梨花白し。燕は畫簾 金額を拂ふ。

 盡日 王孫相ひ望み,塵は衣上の涙痕に滿つ。

 誰か 橋邊に向いて 笛を吹く,馬を駐【とど】めて 西を望みて消魂す。

 

 

(改訂版)-20韋荘98《巻2-48 淸平樂其四其三》

淸平樂其四其三

淸平樂其四(公主は王孫の帰りを待つが、もう何年も期待を裏切られる、しかし、世の中には、帰って来る人も帰りを待つ人も、どちらも期待を裏切られている人々は多くいるものだと詠う詩譜)その三

春愁南陌。故國音書隔。

春には帰ると約束したから、春には正面の門に注目するけれどそれは愁いを増すばかり、公主へ音信がないばかりか、故国への音沙汰も途絶えてしまったという。

細雨霏霏梨花白。燕拂畫簾金額。

春の長雨がしとしとと降り、梨の花が細雨に濡れている季節もすぎ、ツバメが飛び交い、美しい窓のカーテンの金の装飾や縫いとりのある立派な簾額の側を払って飛んでいるのも過ぎる。  

盡日相望王孫, 塵滿衣上涙痕。

それでも一日中、王孫の帰ってくるのを眺め待ちのぞむ、帰ってきたら着替えしようと畳んでおいてある着物の上に塵が積もり、着ている上衣は涙の痕が一杯ついてしまった。

誰向橋邊吹笛, 駐馬西望消魂。

船で帰るひとを見ていると、誰かが橋のたもとを向いて、笛を吹いている。馬で帰る人がそこにとどめていて、帰らぬ人を待って西の方を望んでいる、帰った人蛾待ち人がいない、邀人には帰ってこない、そこには通い合う情は消え去っている。

 

唐 長安図 基本図00
 


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『花間集』全詩訳注解説(改訂版)-19韋荘97《巻2-47 淸平樂其四其二》二巻47-〈97〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5687

(改訂版)-19韋荘97《巻2-47 淸平樂其四其二》(世の中が清らかに治まっていることを詠う詩譜:寵愛を失って幾度も過ぎる春を見替えやがてその春も過ぎゆき、秋風が胡弓琴の音に聞こえると詠う)寵愛を失ってもう何度目の春だろうか、野に花が咲き、かぐわしい草花は大地に繁る。この景色も、ここに続く道ももうふるさととなっている。春が巡って、また一年歳が流れてゆく、寂しい春を過ぎてゆく。 

 

 
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200 《巻5-8 君馬黃 (君馬黃,)》Index-12 Ⅱ―7 -732年開元二十年32歳 12首 <200> Ⅰ李白詩1426 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ5678 
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45 《0308 雉帶箭》韓愈(韓退之)ID 799年貞元15年 32歳<1340> Ⅱ韓昌黎集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ5684 
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 Ⅲ杜甫詩全1500首   LiveDoorBlog766年大暦元年55歲-43-#2奉節-34-#2 《巻16-06 八哀詩八首〔四〕贈太子太師汝陽郡王璡 -2》 杜甫index-15 杜甫<906-2> 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ5685 
 杜甫詩(1)736~751年 青年期・李白と交遊期・就活の詩 53首杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73首(青年期・就活の詩) 杜甫詩(3)755年~756年、45歳 安史の乱に彷徨う 26首