顔延之 秋胡詩【字解集】
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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」。、現在、①李白集校注詩全詩、②昌黎先生集全40巻他全詩、③杜詩詳注、④花間集、⑤玉臺新詠、⑥薛濤詩 全訳注解説 |
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玉臺新詠集 顔延之《秋胡詩》【字解集】 |
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椅梧傾高鳳、寒谷待鳴律。影響豈不懷、自達毎相匹。 |
1 |
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婉彼幽閑女、作嬪君子室。峻節貫秋霜、明艶侔朝日。 |
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嘉運旣我從、欣願自此畢。 |
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燕居未及歡良人顧有違脫巾千里外結綬登王 |
2 |
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畿戒徒在昧旦左右來相依驅車出郊郭行路正 |
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倭遲存爲久離别沒爲長不歸 |
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嗟余怨行役三陟窮晨暮嚴駕越風寒觧鞍犯霜 |
3 |
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露原隰多悲凉廻飈卷高樹離獸起荒蹊驚鳥縱 |
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橫去悲哉逰宦子榮此山川路 |
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迢遥行人遠婉轉年運徂良時爲此别日月方向 |
4 |
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除孰知寒暑積僶俛見榮枯歲暮臨空房凉風起 |
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坐隅寢興日巳寒白露生庭蕪 |
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勤役從歸願反路遵山河昔辭秋未素今也歲載 |
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華蚕月歡時暇桑野多經過佳人從所務窈窕援 |
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高柯傾城誰不顧弭節停中阿 |
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年徃誠思勞事遠闊音形雖爲五載别相與昧平 |
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生捨車遵往路鳧藻馳目成南金豈不重聊自意 |
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所輕義心多苦調密比金玉聲 |
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高節難久淹朅來空復辭遲遲前途盡依依造門 |
7 |
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基上堂拜嘉慶入室問何之日暮行採歸物色桑 |
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楡時美人望昏至慙嘆前相持 |
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有懷誰能己聊用申苦難離居殊年歲一别阻河 |
8 |
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關春來無時豫秋至應早寒明發動愁心閨中起 |
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長歎慘悽歲方晏落日逰子顏 |
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高張生絶絃聲急由調起自昔枉光塵結言固終 |
9 |
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如始何久爲别百行愆諸已君子失時義誰與偕 |
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沒齒愧彼行路詩甘之長川汜 |
顔延之 秋胡詩【字解集】
秋胡詩
1. (秋胡子とその妻の潔婦との説話を叙べたもの)
2. 秋胡子とその妻の潔婦との説話を叙べたもので『文選』巻二十一に収められている。この話の本事は前出博ブログ、秋胡詩原文〔顏延之〕・列女傳に本づき記してあるから参照されたい。
この詩は§1~§9 から成り、各セクション十句、節毎に韻を換えた長篇で、
ものである。今一節ずつ分析して注解を試みる。
顔延之の作としては彫琢のために真情を失うに至らず、佳作と称すべきものである。
§1
椅梧傾高鳳,寒谷待鳴律。
空高く飛ぶ鳳凰の方へと桐の木は枝を傾けて止りに来るのを待っている、寒くつめたい谷は鄒衍が律菅を吹き鳴らしてくれるのを待っている。
3. ・椅梧 椅も梧の類。
4. ・傾高鳳 高く飛ぶ鳳のやすむのを待って枝を傾ける。鳳は桐に息むと伝える。青桐には仲の良いつがいの鳳凰が住む。
5. ・寒谷待鳴律 燕の寒谷には穀物を生ぜぬか、鄒衍(周代の学者)の吹く音律に応じて黍を生じた。劉向別録沈徳潜の注に「椅梧鳳烏の來儀(あいさつに来る)を佇め、寒谷吹律を待って煦まるとは、夫婦の相匹すること、影皆の相思ふが如きを言ふなり」と。
影響豈不懷?自遠每相匹。
それと同じく男女の場合も、形に影が従い声に琴が応ずるごとく、互いに思いあうもので、遠くはなれたところにいても、どこにいても夫婦であるのが常である。
婉彼幽閑女,作嫔君子室。
うるわしき彼のしとやかな女「潔婦」は、徳のある人の家、秋胡の家にとついで妻となった。
6. ・幽閑 奥ゆかしく淑やかな。窃充。
7. ・作嫔 妻となる。
峻節貫秋霜,明豔侔朝日。
高くすぐれた、厳しい節操のあるかの女は秋霜を貫き凌ぐほどのものであり、辺りを照らすそのあでやかさは朝日の光が輝くようなのと同じである。
8. ・明艶 光明艶美。
嘉運既我從,欣願自此畢。
良い運の巡り合わせは自分に従いついている。すでに嫁にした上は、これからによろこばしい願いが満足に遂げられることと妻はおもったのだ。(その一)
9. ・嘉運 めでたい運。
§2
燕居未及好,良人顧有違。
夫婦が和らいで暮らし、また仲睦まじくなるまでになっていないのに、夫はそれとは違って遠くへ別れることになった。
10.. ・燕居 和らいでおる。家でのんびりすること。 『論語、述而』「子之燕居。申申如也。夭夭如也。」(子の燕居するや、申申如たり。夭夭如たり。)・好 仲良くする。
11. ・良人 夫。
脫巾千裏外,結绶登王畿。
平民の頭巾を脱いで官僚の冠をつけ、千里の彼方に仕官して、官印の綬を腰に結んで王の治められる都、陳である「王畿」に上るのであった。
12. ・脱巾 頭巾をぬいで衣冠をつけて仕官する。布衣すなわち平民のかぶる、づきんのこと。
13. ・綬 印綬、官印のひも。
14. ・王畿 みやこ。王の直接治める地域。王城の郭外になる五百里四方の地。ここは「陳は、王者の起こるところなれば、陳をいう」(詩緯に見える)。
戒徒在昧旦,左右來相依。
しもべの者を戒めて朝まだきに出発の準備を整える。そうして、左右の従者も夫の傍に来て寄り添う。
15. ・昧旦 まだ暗い朝。朝まだき。
驅車出郊郭,行路正威遲。
やがて車を駆って城外の野に出ると、行く路はまさに遙か先までうねうねと続いている。
16 ・威遲 道が遠く続くうねりさま。遠海に同じ。
存爲久離別,沒爲長不歸。
これから後、生存しても久しい別離となり、死ねば永遠に帰ってこられない、哀しいことである。















