玉臺新詠 全十巻 訳注解説

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之   唐五代詞詩・花間集・玉臺新詠 中国の韻文学には、古くは周代の詩があり、漢魏六朝には古詩と楽府かあり、唐代になって古詩に対して新しい近体の律詩、絶句がおこった。楽府がおとろえ新しく勃興したのが詞である。詞ははじめ、学詞ともよばれ、楽曲の歌詞をさしていうものであるが、それが流行するとともに、唐詩などと相ならんで、一つの韻文学として成立したのである。 5年以上のブログ連載。(魚玄機・薛濤・花間集)完掲載 現在《玉臺新詠》完全版連載中 予定(文選【詩篇】文選【賦篇 楚辞 詩經 ・・・・)

中国の韻文学には、古くは周代の詩があり、漢魏六朝には古詩と楽府かあり、唐代になって古詩に対して新しい近体の律詩、絶句がおこった。楽府がおとろえ新しく勃興したのが詞である。詞ははじめ、学詞ともよばれ、楽曲の歌詞をさしていうものであるが、それが流行するとともに、唐詩などと相ならんで、一つの韻文学として成立したのである。
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温庭筠の詞詩を約60首程度掲載の後、魚玄機50首程度連載し,薛濤約百首、韋莊五十首
森鴎外小説 『魚玄機』 彼女の詩を冷静に、客観的に分析 過去の女性蔑視の見方を排除して解釈 訳註解説
現在、『花間集』全詩500首、全首連載が終了した。いま、500首全首、見直し、改訂版Ver.2.1として、根本的に語訳、注釈をやり直して掲載しています。出来るだけ(改訂版Ver.2.1)と記している詩を読まれることを薦めます。
現在 玉臺新詠 訳注解説連載中
   玉臺新詠 概要 目録・目次 http://kanbunkenkyu.web.fc2.com/list1.html

 -7. • 邱巨源

玉臺新詠集 巻四 7.邱巨源_ 巻4•7-1-2雜詩二首其二聽隣妓 訳注解説 漢文委員会 紀頌之Blog11035

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玉臺新詠集 巻四
7.邱巨源_ 47-1-2雜詩二首其二聽隣妓 訳注解説 漢文委員会 紀頌之Blog11035

 

 

 

 7.邱巨源_

 

 

47-1-2雜詩二首其二 聽隣妓  #2

 

 

玉臺新詠集 訳注解説

 

 

漢文委員会 紀頌之Blog8

 

 

 

聽隣妓  作者:邱巨源

(隣家の歌妓の歌う声を聴いて詠んだ歌)

1

披袵乏遊術、憑軾寡文才。

自分は官衣を身につけてまわり歩く口八丁の遊説術などできない、車の横木によりかかったままで相手を説きふせるなどという文才も乏しくてできない。

蓬門長自寂、虛席視生埃。

それで我が家の蓬生の門は訪ねる人もなくいつもひっそりとして居り、誰も坐らぬ席には埃が生ずるありさまである。

貴里臨妝館、東鄰鼓吹臺。

屋敷のそばには貴族地域があり、そこのお化粧館がこちらを見おろすように立って居り、東隣には音楽堂の高台がある。

#2

雲間嬌響徹、風末豔聲來。

雲間を通していろんななまめかしい響きが聞こえくるし、艶っぽい声が風のさきに乗って伝わってくる。

飛華瑤翠幄、揚芬金碧杯。

美女たちの華やかな色は玉や翠羽で飾った垂れ幕の間から光を飛ばし、また、えならぬ香りが彼女らの取り交わす黄金や碧玉の杯につれて立ちのぼってくる。

中州美、從念尸灰。

私の目から久しい間、中原地方の美色はとざされ、かつて戸郷のあたりで過ごした豪華さは今は灰のように消え失せた。

遺情悲近世、中山安在哉。

それを今だに未練がましく思い、近頃のさまを悲しむのだ。しかし中山の楽声の面白さは今どこにあるというのか。
(隣妓を聽く)

披袵には 遊術に乏しく、憑軾には 文才 寡し。

蓬門 長く自ら寂く、虛席は 埃の生ずるを視る。

貴里に妝館を臨めり、東鄰は 鼓吹の臺。

#2

雲間に 嬌響徹し、風末に 豔聲來る。

華を飛ばす 瑤翠の幄、芬を揚ぐ 金碧の杯。

久しく中州の美を、從って尸灰を念う。

遺情 近世を悲み、中山 安くに在る哉。

 

 

《聽隣妓》現代語訳と訳注解説

披袵乏遊術、憑軾寡文才。

蓬門長自寂、虛席視生埃。

貴里臨妝館、東鄰鼓吹臺。

#2

雲間嬌響徹、風末豔聲來。

飛華瑤翠幄、揚芬金碧杯。

中州美、從念尸灰。

遺情悲近世、中山安在哉。

 

〔下し文〕

(隣妓を聽く)

#2

雲間に 嬌響徹し、風末に 豔聲來る。

華を飛ばす 瑤翠の幄、芬を揚ぐ 金碧の杯。

久しく中州の美を、從って尸の灰を念う。

遺情 近世を悲み、中山 安くに在る哉。

〔現代語訳〕

(隣家の歌妓の歌う声を聴いて詠んだ歌)

2

雲間を通していろんななまめかしい響きが聞こえくるし、艶っぽい声が風のさきに乗って伝わってくる。

美女たちの華やかな色は玉や翠羽で飾った垂れ幕の間から光を飛ばし、また、えならぬ香りが彼女らの取り交わす黄金や碧玉の杯につれて立ちのぼってくる。

私の目から久しい間、中原地方の美色はとざされ、かつて戸郷のあたりで過ごした豪華さは今は灰のように消え失せた。

それを今だに未練がましく思い、近頃のさまを悲しむのだ。しかし中山の楽声の面白さは今どこにあるというのか。

〔訳注解説〕

聽隣妓  作者:邱巨源

(隣家の歌妓の歌う声を聴いて詠んだ歌)

水陸駅以上の大きな町には官制の歓楽街があり、その周りに民間の娼屋があり歓楽街を作っていた。この詩はsクシャの止まった宿の近所の家の歌妓の歌う美しい声を聴いてのことであろう。芸妓には、娼屋の芸妓、娼妓、家妓、官妓などがいるが、詩の雰囲気から、高級な芸妓であり、歌がうまいとなればさらに高等な官妓であろう。

その官妓が、「身請け」、「買斷」してもらったものの、男は他の女のもとに行って寄り付かない。その侘しさを詠うものである。官妓の「身請け」、「買斷」は必ずしも金によるものではない場合もある、吏官からの申し出を許可するという場合もあり、女妓にとっては、それも名誉ではあるが、その権利を持った男が、女妓を尋ねなくなれば、女として憐れな、侘しい日を過ごすことになる。実際には、古代は、かなり自由恋愛の時代ではあったので、何処まで、侘しい生活であったかは想像して考えるしかない。明、清の時代以降は娼屋も、纏足などかなり厳しいものへと変わっていく

 

#2

雲間嬌響徹、風末豔聲來。

雲間を通していろんななまめかしい響きが聞こえくるし、艶っぽい声が風のさきに乗って伝わってくる。

嬌響徹 娼館からのさまざまのおとがかぜにのってとどいてくること。

豔聲 歌声とともに、喘ぎ声などの声が届く。

 

飛華瑤翠幄、揚芬金碧杯。

美女たちの華やかな色は玉や翠羽で飾った垂れ幕の間から光を飛ばし、また、えならぬ香りが彼女らの取り交わす黄金や碧玉の杯につれて立ちのぼってくる。

瑤翠幄 翠色的

揚芬 えならぬ香りが立ちのぼってくる。

 

中州美、從念尸灰。

私の目から久しい間、中原地方の美色はとざされ、かつて戸郷のあたりで過ごした豪華さは今は灰のように消え失せた。

中州美 河南省黄河流域の中原、文華の中心地。

戸郷 河南偃師縣の西にあり、洛陽の近傍。作者の旧遊地。偃師尸郷溝商城遺跡がある。

 

遺情悲近世、中山安在哉。

それを今だに未練がましく思い、近頃のさまを悲しむのだ。しかし中山の楽声の面白さは今どこにあるというのか。
中山 漢武帝の時、中山の靖王勝は宴を賜わって音楽を聴き、天子と皇族とが、中間の諸 臣に隔てられる悲しみを訴えたという故事がある。ここにこれをいう作者の本意は許かでない。「中山」は漢代の郡名、河北省定縣。

玉臺新詠集 巻四 7.邱巨源_ 巻4•7-1-2雜詩二首其二聽隣妓 -#1 訳注解説 漢文委員会 紀頌之Blog11019

玉臺新詠集 巻四 7.邱巨源_ 47-1-2雜詩二首其二聽隣妓 -#1 訳注解説 漢文委員会 紀頌之Blog11019

 

 

 

 7.邱巨源_

 

 

47-1-2雜詩二首其二 聽隣妓  #1

 

 

玉臺新詠集 訳注解説

 

 

漢文委員会 紀頌之Blog8

 

 

 

 

詠七寶扇

(七寶扇を詠む)

玅縞貴東夏、巧媛出闉。

裁狀白玉璧、縫似明月輪。

表裏鏤七寳、中銜駭雞珍。

畫作景山樹、圖為河洛神。

來延揮握翫、入與鐶釧親。

#2

生風長袖際、晞華紅粉津。

拂眄迎嬌意、隱映含歌人。

時移務忘故、節改競存新。

卷情隨象簟、舒心謝錦茵。

厭歇何足道、敬哉先後晨。

玅縞は東夏を貴び、巧媛は闉より出づ

裁して白玉の璧に狀じ、縫うて明月の輪に似たり。

表裏 七寳を鏤め、中には駭雞の珍を銜ましむ。

畫きて景山の樹を作し、圖して河洛の神を為す。

來りて延く 揮握の翫、入りて 鐶釧と親む。

 

風を生ず 長袖の際、華を晞かす 紅粉の津。

拂眄 嬌を迎うる意あり、隱映す 含歌の人。

時 移れば 務めて故を忘れ、節 改まれば競うて新を存す。

卷情 象簟に隨い、舒心 錦茵を謝す。

厭歇 何ぞ道うに足らんや、敬めよや 先後の晨。

聽隣妓

(隣妓を聽く)

披袵乏遊術、憑軾寡文才。

蓬門長自寂、虛席視生埃。

貴里臨妝館、東鄰鼓吹臺。

#2

雲間嬌響徹、風末豔聲來。

飛華瑤翠幄、揚芬金碧杯。

中州美、從念尸灰。

遺情悲近世、中山安在哉。

披袵には 遊術に乏しく、憑軾には 文才 寡し。

蓬門 長く自ら寂く、虛席は 埃の生ずるを視る。

貴里に妝館を臨めり、東鄰は 鼓吹の臺。

#2

雲間に 嬌響徹し、風末に 豔聲來る。

華を飛ばす 瑤翠の幄、芬を揚ぐ 金碧の杯。

久しく中州の美を、從って尸灰を念う。

遺情 近世を悲み、中山 安くに在る哉。

 

 

宮島0007
 

聽隣妓  作者:邱巨源

(隣家の歌妓の歌う声を聴いて詠んだ歌)

1

披袵乏遊術、憑軾寡文才。

自分は官衣を身につけてまわり歩く口八丁の遊説術などできない、車の横木によりかかったままで相手を説きふせるなどという文才も乏しくてできない。

蓬門長自寂、虛席視生埃。

それで我が家の蓬生の門は訪ねる人もなくいつもひっそりとして居り、誰も坐らぬ席には埃が生ずるありさまである。

貴里臨妝館、東鄰鼓吹臺。

屋敷のそばには貴族地域があり、そこのお化粧館がこちらを見おろすように立って居り、東隣には音楽堂の高台がある。

#2

雲間嬌響徹、風末豔聲來。

飛華瑤翠幄、揚芬金碧杯。

中州美、從念尸灰。

遺情悲近世、中山安在哉。

(隣妓を聽く)

披袵には 遊術に乏しく、憑軾には 文才 寡し。

蓬門 長く自ら寂く、虛席は 埃の生ずるを視る。

貴里に妝館を臨めり、東鄰は 鼓吹の臺。

#2

雲間に 嬌響徹し、風末に 豔聲來る。

華を飛ばす 瑤翠の幄、芬を揚ぐ 金碧の杯。

久しく中州の美を、從って尸灰を念う。

遺情 近世を悲み、中山 安くに在る哉。

 

 

《聽隣妓》現代語訳と訳注解説

披袵乏遊術、憑軾寡文才。

蓬門長自寂、虛席視生埃。

貴里臨妝館、東鄰鼓吹臺。

#2

雲間嬌響徹、風末豔聲來。

飛華瑤翠幄、揚芬金碧杯。

中州美、從念尸灰。

遺情悲近世、中山安在哉。

 

〔下し文〕

(隣妓を聽く)

披袵には 遊術に乏しく、憑軾には 文才 寡し。

蓬門 長く自ら寂く、虛席は 埃の生ずるを視る。

貴里に妝館を臨めり、東鄰は 鼓吹の臺。

 

〔現代語訳〕

(隣家の歌妓の歌う声を聴いて詠んだ歌)

1

自分は官衣を身につけてまわり歩く口八丁の遊説術などできない、車の横木によりかかったままで相手を説きふせるなどという文才も乏しくてできない。

それで我が家の蓬生の門は訪ねる人もなくいつもひっそりとして居り、誰も坐らぬ席には埃が生ずるありさまである。

屋敷のそばには貴族地域があり、そこのお化粧館がこちらを見おろすように立って居り、東隣には音楽堂の高台がある。

 

〔訳注解説〕

聽隣妓  作者:邱巨源

(隣家の歌妓の歌う声を聴いて詠んだ歌)

水陸駅以上の大きな町には官制の歓楽街があり、その周りに民間の娼屋があり歓楽街を作っていた。この詩はsクシャの止まった宿の近所の家の歌妓の歌う美しい声を聴いてのことであろう。芸妓には、娼屋の芸妓、娼妓、家妓、官妓などがいるが、詩の雰囲気から、高級な芸妓であり、歌がうまいとなればさらに高等な官妓であろう。

その官妓が、「身請け」、「買斷」してもらったものの、男は他の女のもとに行って寄り付かない。その侘しさを詠うものである。官妓の「身請け」、「買斷」は必ずしも金によるものではない場合もある、吏官からの申し出を許可するという場合もあり、女妓にとっては、それも名誉ではあるが、その権利を持った男が、女妓を尋ねなくなれば、女として憐れな、侘しい日を過ごすことになる。実際には、古代は、かなり自由恋愛の時代ではあったので、何処まで、侘しい生活であったかは想像して考えるしかない。明、清の時代以降は娼屋も、纏足などかなり厳しいものへと変わっていく。

 

披袵乏遊術、憑軾寡文才。

自分は官衣を身につけてまわり歩く口八丁の遊説術などできない、車の横木によりかかったままで相手を説きふせるなどという文才も乏しくてできない。

披社 「披」はひらく、「在」は衣のつま。上衣の下部、「技柾」は上衣をばさばさとひらめかす意、仕官して官衣をまとうこと。

憑拭 「憑」は身をもたせること。「」は車前の横木、てすり。漢の酃食其(レキイキ)は軾に憑って説いたままで斉の七十余城を降したという。

 

 

蓬門長自寂、虛席視生埃。

それで我が家の蓬生の門は訪ねる人もなくいつもひっそりとして居り、誰も坐らぬ席には埃が生ずるありさまである。

蓬門 (よもぎ)でふいた門。草ぶきの門。転じて、隠者や貧者の質素な住居。また、自分の家をへりくだっていう語。

虛席 誰も坐らない席。

 

貴里臨妝館、東鄰鼓吹臺。

屋敷のそばには貴族地域があり、そこのお化粧館がこちらを見おろすように立って居り、東隣には音楽堂の高台がある。

貴里 貴族の住宅地。

歌吹台 一本「鼓吹台」に作る。

玉臺新詠集 巻四 7.邱巨源_ 巻4•7-1-1《雜詩二首其一 詠七寳扇》 -#2 訳注解説 漢文委員会 紀頌之Blog11011

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玉臺新詠集 巻四 7.邱巨源_ 47-1-1《雜詩二首其一 詠七寳扇》 -#2 訳注解説 漢文委員会 紀頌之Blog11011

 

 

 

 

 7.邱巨源_

 

 

47-1-1《雜詩二首其一 詠七寳扇》 #2

 

 

玉臺新詠集 訳注解説

 

 

漢文委員会 紀頌之Blog11011

 

 

 

詠七寶扇

手わざの巧みな女によって作られた七寶扇にたとえて主に仕える女の在り方を詠う

玅縞貴東夏、巧媛出闉。

立派な細絹は東国の産が上等である、それは手わざの巧みな女よって呉の城下から出る。

裁狀白玉璧、縫似明月輪。

その絹布で呉の女が作った団扇は その布の裁ち方は白玉の璧のように円く、その縫い方は明月の輪のようである。

表裏鏤七寳、中銜駭雞珍。

表と裏には七宝をちりばめてあり、中ほどには駭雞犀の角と いう珍しいものがはめてある。

畫作景山樹、圖為河洛神。

そして大山から見下ろして広がる樹木などの景色であるとか、《洛神の賦》の洛水の女神などの画が描かれてある。

來延揮握翫、入與鐶釧親。

このうちわはこちらへ来ては、人の手に握られたり揮り動かされたりして玩ばれる、あちらにはいっては女のうで輪と親しんで見栄えが増す。

 

生風長袖際、晞華紅粉津。

長い袖ぎわで風を起こしたり、紅粉のうるおいに風を送っては脂ぎったその色つやをかわかせる。

拂眄迎嬌意、隱映含歌人。

それから、美人のながし目をそっと払ってゆき、なまめかしさを増強して迎え、歌い出そうとする人のすがたを見えかくれさせては情をそえる。

時移務忘故、節改競存新。

さて男は時が移るにつれ、故意にふるいものを忘れようとする、そして、季節がかわるころには、競って新しいものに目をかけるのである。

卷情隨象簟、舒心謝錦茵。

この団扇への愛着も象牙の敷物が持ち出される夏の季節につれて加わり、錦のしとねがやめられる暑い時候にはのびやかな気持ちで使用される。

厭歇何足道、敬哉先後晨。

いやがられたり、やめられたりするのは是非もないこと、ことさらあげつらうほどのことではない。ただ時の前後で愛好に盛衰のあることだけは心すべきことである。

 

(七寶扇を詠む)

縞は東夏を貴び、巧媛はより出づ。

裁して白玉の璧にじ、縫うて明月の輪に似たり。

表裏 七寳を鏤め、中には駭の珍を銜ましむ。

畫きて景山の樹を作し、圖して河洛の神を為す。

來りて延く 揮握の翫、入りて 鐶釧と親む。

#2

風を生ず 長袖の際、華を晞かす 紅粉の津。

拂眄 嬌を迎うる意あり、隱映す 含歌の人。

時 移れば 務めて故を忘れ、節 改まれば競うて新を存す。

卷情 象簟に隨い、舒心 錦茵を謝す。

厭歇 何ぞ道うに足らんや、敬めよや 先後の晨。

 

姮娥 0031
 

《詠七寶扇》現代語訳と訳注解説

詠七寶扇  #1

玅縞貴東夏、巧媛出闉。裁狀白玉璧、縫似明月輪。

表裏鏤七寳、中銜駭雞珍。畫作景山樹、圖為河洛神。

來延揮握翫、入與鐶釧親。

 

〔下し文〕

(七寶扇を詠む)

#2

風を生ず 長袖の際、華を晞かす 紅粉の津。

拂眄 嬌を迎うる意あり、隱映す 含歌の人。

時 移れば 務めて故を忘れ、節 改まれば競うて新を存す。

卷情 象簟に隨い、舒心 錦茵を謝す。

厭歇 何ぞ道うに足らんや、敬めよや 先後の晨。

 

〔現代語訳〕

手わざの巧みな女によって作られた七寶扇にたとえて主に仕える女の在り方を詠う

#2

長い袖ぎわで風を起こしたり、紅粉のうるおいに風を送っては脂ぎったその色つやをかわかせる。

それから、美人のながし目をそっと払ってゆき、なまめかしさを増強して迎え、歌い出そうとする人のすがたを見えかくれさせては情をそえる。

さて男は時が移るにつれ、故意にふるいものを忘れようとする、そして、季節がかわるころには、競って新しいものに目をかけるのである。

この団扇への愛着も象牙の敷物が持ち出される夏の季節につれて加わり、錦のしとねがやめられる暑い時候にはのびやかな気持ちで使用される。

いやがられたり、やめられたりするのは是非もないこと、ことさらあげつらうほどのことではない。ただ時の前後で愛好に盛衰のあることだけは心すべきことである。

 

〔訳注解説〕

詠七寶扇

手わざの巧みな女によって作られた七寶扇にたとえて主に仕える女の在り方を詠う

題意 詩は七宝扇を詠じたとあるが、『考異』本には七宝画団㍍とあるのが正しいであろうという。いろいろの絵をかいて飾ったうちわ と思われる。扇子、団扇のどちらもきれいな絵を𥙷どすものであるが、洛水の女神などから、団扇と考えるのがよい。

作者丘巨源(未詳-484頃)字は不詳、蘭陵 (山東省峰県東)宋孝武帝に知られて羽林監より武昌太守に除せられたが喜ばず余杭令となった。かつて「秋胡詩」を作り諷刺の語があったので、遂に事を以て殺された。

2

生風長袖際、晞華紅粉津

長い袖ぎわで風を起こしたり、紅粉のうるおいに風を送っては脂ぎったその色つやをかわかせる。

晞華紅粉津 「晞」は団扇の風であおるからいうのであって、「津」はしたたり、化粧のうるおい、或いはあせ、あぶらなどを意味する。

 

拂眄迎意、隱映含歌人。

それから、美人のながし目をそっと払ってゆき、なまめかしさを増強して迎え、歌い出そうとする人のすがたを見えかくれさせては情をそえる。

迎嬌 嬌態をうながす。女性の、こびを含んだなまめかしい振る舞いや態度。女性ばかりでなく、一般に、弱い立場の人が強い立場の人に対して、お世辞を言うなどして機嫌をとろうとすること。

隱映 隠れたり、あらわれたりするさま。

 

時移務忘故、節改競存新。

さて男は時が移るにつれ、故意にふるいものを忘れようとする、そして、季節がかわるころには、競って新しいものに目をかけるのである。

 

卷情象簟、舒心謝錦茵

この団扇への愛着も象牙の敷物が持ち出される夏の季節につれて加わり、錦のしとねがやめられる暑い時候にはのびやかな気持ちで使用される。

卷情 好意をよせること。「卷」一本に「」に作る。『初学記』に従って正した。

象簟 簟象簟は「たかむしろ」であるが、ここは単に席の意、象牙の席は夏薯の侯に用いる。象牙制作の席子。《文選·左思<都賦>》:“桃笙象簟。”劉逵注:“桃笙,桃枝簟也。人謂簟為笙。又折象牙以為簟也。

錦茵 にしきのしとね。寒冷の李に用いる。にしきのしとね。美しいふとん。座ったり寝たりするときの敷物の古風な呼称。寝るときの敷物は「褥」という文字を使い、ベッドパッドなどのことを指す。本項では寝殿造りなどに見られる座具である。

厭歇何足道、敬哉先後晨。

いやがられたり、やめられたりするのは是非もないこと、ことさらあげつらうほどのことではない。ただ時の前後で愛好に盛衰のあることだけは心すべきことである。

玉臺新詠集 巻四 7.邱巨源_ 巻4•7-1-1《雜詩二首其一 詠七寳扇》 -#1 訳注解説 漢文委員会 紀頌之Blog11003

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寫懷二首其一-#1

 

雜詩六首其四古意贈今人 #1

 

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張中丞傳後敘-#10

寫懷二首其一 -2

 

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寫懷二首其一 -3

 

代葛沙門妻郭小玉詩二首

 

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代葛沙門妻郭小玉詩二首

 

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玉臺新詠集 巻四 7.邱巨源_ 47-1-1《雜詩二首其一 詠七寳扇》 -#1 訳注解説 漢文委員会 紀頌之Blog11003

 

 

 7.邱巨源_

 

 

47-1-1《雜詩二首其一 詠七寳扇》

 

 

玉臺新詠集 訳注解説

 

 

漢文委員会 紀頌之Blog11003

 

 

 

 

詠七寶扇

(七寶扇を詠む)

玅縞貴東夏、巧媛出闉。

裁狀白玉璧、縫似明月輪。

表裏鏤七寳、中銜駭雞珍。

畫作景山樹、圖為河洛神。

來延揮握翫、入與鐶釧親。

 

生風長袖際、晞華紅粉津。

拂眄迎嬌意、隱映含歌人。

時移務忘故、節改競存新。

卷情隨象簟、舒心謝錦茵。

厭歇何足道、敬哉先後晨。

玅縞は東夏を貴び、巧媛は闉より出づ

裁して白玉の璧に狀じ、縫うて明月の輪に似たり。

表裏 七寳を鏤め、中には駭雞の珍を銜ましむ。

畫きて景山の樹を作し、圖して河洛の神を為す。

來りて延く 揮握の翫、入りて 鐶釧と親む。

 

風を生ず 長袖の際、華を晞かす 紅粉の津。

拂眄 嬌を迎うる意あり、隱映す 含歌の人。

時 移れば 務めて故を忘れ、節 改まれば競うて新を存す。

卷情 象簟に隨い、舒心 錦茵を謝す。

厭歇 何ぞ道うに足らんや、敬めよや 先後の晨。

聽隣妓

(聽隣妓)

披袵乏遊術、憑軾寡文才。

蓬門長自寂、虛席視生埃。

貴里臨妝館、東鄰鼓吹臺。

#2

雲間嬌響徹、風末豔聲來。

飛華瑤翠幄、揚芬金碧杯。

中州美、從念尸灰。

遺情悲近世、中山安在哉。

披袵には 遊術に乏しく、憑軾には 文才 寡し。

蓬門 長く自ら寂く、虛席は 埃の生ずるを視る。

貴里に妝館を臨めり、東鄰は 鼓吹の臺。

#2

雲間に 嬌響徹し、風末に 豔聲來る。

華を飛ばす 瑤翠の幄、芬を揚ぐ 金碧の杯。

久しく中州の美を、從って尸灰を念う。

遺情 近世を悲み、中山 安くに在る哉。

 

 

詠七寶扇

手わざの巧みな女によって作られた七寶扇にたとえて主に仕える女の在り方を詠う

玅縞貴東夏、巧媛出闉。

立派な細絹は東国の産が上等である、それは手わざの巧みな女よって呉の城下から出る。

裁狀白玉璧、縫似明月輪。

その絹布で呉の女が作った団扇は その布の裁ち方は白玉の璧のように円く、その縫い方は明月の輪のようである。

表裏鏤七寳、中銜駭雞珍。

表と裏には七宝をちりばめてあり、中ほどには駭雞犀の角と いう珍しいものがはめてある。

畫作景山樹、圖為河洛神。

そして大山から見下ろして広がる樹木などの景色であるとか、《洛神の賦》の洛水の女神などの画が描かれてある。

來延揮握翫、入與鐶釧親。

このうちわはこちらへ来ては、人の手に握られたり揮り動かされたりして玩ばれる、あちらにはいっては女のうで輪と親しんで見栄えが増す。

 

生風長袖際、晞華紅粉津。

拂眄迎嬌意、隱映含歌人。

時移務忘故、節改競存新。

卷情隨象簟、舒心謝錦茵。

厭歇何足道、敬哉先後晨。

 

(七寶扇を詠む)

縞は東夏を貴び、巧媛はより出づ。

裁して白玉の璧にじ、縫うて明月の輪に似たり。

表裏 七寳を鏤め、中には駭の珍を銜ましむ。

畫きて景山の樹を作し、圖して河洛の神を為す。

來りて延く 揮握の翫、入りて 鐶釧と親む。

#2

風を生ず 長袖の際、華を晞かす 紅粉の津。

拂眄 嬌を迎うる意あり、隱映す 含歌の人。

時 移れば 務めて故を忘れ、節 改まれば競うて新を存す。

卷情 象簟に隨い、舒心 錦茵を謝す。

厭歇 何ぞ道うに足らんや、敬めよや 先後の晨。

 

 

《詠七寶扇》現代語訳と訳注解説

詠七寶扇  #1

玅縞貴東夏、巧媛出闉。裁狀白玉璧、縫似明月輪。

表裏鏤七寳、中銜駭雞珍。畫作景山樹、圖為河洛神。

來延揮握翫、入與鐶釧親。

 

〔下し文〕

(七寶扇を詠む)

玅縞は東夏を貴び、巧媛は闉より出づ。

裁して白玉の璧に狀じ、縫うて明月の輪に似たり。

表裏 七寳を鏤め、中には駭雞の珍を銜ましむ。

畫きて景山の樹を作し、圖して河洛の神を為す。

來りて延く 揮握の翫、入りて 鐶釧と親む。

 

〔現代語訳〕

手わざの巧みな女によって作られた七寶扇にたとえて主に仕える女の在り方を詠う

立派な細絹は東国の産が上等である、それは手わざの巧みな女よって呉の城下から出る。

その絹布で呉の女が作った団扇は その布の裁ち方は白玉の璧のように円く、その縫い方は明月の輪のようである。

表と裏には七宝をちりばめてあり、中ほどには駭雞犀の角と いう珍しいものがはめてある。

そして大山から見下ろして広がる樹木などの景色であるとか、《洛神の賦》の洛水の女神などの画が描かれてある。

このうちわはこちらへ来ては、人の手に握られたり揮り動かされたりして玩ばれる、あちらにはいっては女のうで輪と親しんで見栄えが増す。

 

 

〔訳注解説〕

詠七寶扇

手わざの巧みな女によって作られた七寶扇にたとえて主に仕える女の在り方を詠う

題意 詩は七宝扇を詠じたとあるが、『考異』本には七宝画団㍍とあるのが正しいであろうという。いろいろの絵をかいて飾ったうちわ と思われる。扇子、団扇のどちらもきれいな絵を𥙷どすものであるが、洛水の女神などから、団扇と考えるのがよい。

作者丘巨源(未詳-484頃)字は不詳、蘭陵 (山東省峰県東)宋孝武帝に知られて羽林監より武昌太守に除せられたが喜ばず余杭令となった。かつて「秋胡詩」を作り諷刺の語があったので、遂に事を以て殺された。

#1

玅縞貴東夏、巧媛出

立派な細絹は東国の産が上等である、それは手わざの巧みな女よって呉の城下から出る。

玅縞 団扇に張られた絹布の細い絹絲、布地が透けて見えるほどのものを言う。

東夏 東夏の夏は黄河中流域、の中原のド真ん中あたり、その東側は、山東省地方を言う。:上等、優れている。

巧媛 技術の巧みな女工。特に繊細な技術の必要な画、刺繍のできる女性の専門職を言う。

闉 城闉のこと。江南では巧みな女性が作り上げた、団扇が産出するという意。

 

裁狀白玉璧、縫似明月輪。

その絹布で呉の女が作った団扇は その布の裁ち方は白玉の璧のように円く、その縫い方は明月の輪のようである。

白玉璧 白の練り絹が白玉璧に例える。

明月輪 その白い絹布で作った団扇は、明月に例え、明月は美女に例える。

古代団扇
白玉璧

  

表裏鏤七寳、中銜駭雞

表と裏には七宝をちりばめてあり、中ほどには駭雞犀の角と いう珍しいものがはめてある。

七寳 団扇

駭雞珍 犀の角に白い理(スジメ)の貫いているものを咳鶏犀という。鶏がこれを見ると咳くので この名がついたとされる。また、皇帝や皇太子が冠に犀の簪を差し、官員は腰に犀の装飾を施した帯を締めていました。また、犀と言えば鼻や頭に角がある動物というだけで、犀の実際の姿形を知る者は少なく、描かれる犀の姿もその角だけが強調された。

 

畫作景山樹、圖為河洛神。

そして大山から見下ろして広がる樹木などの景色であるとか、《洛神の賦》の洛水の女神などの画が描かれてある。

景山樹 ①ありさま。ようす。けしき。「景観」「景勝」「風景」 ②あおぐ。したう。「景仰(ケイギョウ)(ケイコウ)」 ③そえる。たす。「景品」「景物」 ④大きい。めでたい。見渡される地上のありさま。日の光。ひかげ。日の光に照らし出されるすべてのものの形。

河洛神 曹植《洛神の賦》「黄初三年、余朝京師、還濟洛川。古人有言、斯水之神、名曰宓妃。感宋玉對楚王説神女事、遂作斯賦。其辭曰」(黄初三年、余 京師に朝し、還りて洛川を済る。古人 言える有り、斯の水の神、名は宓妃(ふくひ)というと。宋玉の楚王に対えて神女の事を説けるに感じ、遂に斯の賦を作れり。其の辞に曰く)

黄初三年、私は朝廷に参内し、帰途洛水を渡った。古人の言い伝えでは、この川の神の名を宓妃というとのことである。私は、かつて宋玉が楚の襄王に神女の事を説いたことに思い起こして、この賦を作った。

曹植は宋玉の『神女賦』に影響を受けてこの賦を作ったことになっている。また王粲・陳琳・楊脩にも『神女賦』が残っており、彼らも同様に宋玉の作品に影響を受けて作ったと思われる。しかし、曹植が『洛神賦』を作ったとき、すでに王粲らは亡くなっており、曹植はひとり別のタイミングでこの賦を作ったようだ。

 ところで、宋玉『神女賦』に登場する女神は、「洛水の女神」ではない。王粲・陳琳・楊脩の『神女賦』に登場する女神は、作品が断片しか残っていないため特定不能だが、少なくとも「洛水の女神」であると思われるような記述はない。

 

來延揮握翫、入與鐶釧親。

このうちわはこちらへ来ては、人の手に握られたり揮り動かされたりして玩ばれる、あちらにはいっては女のうで輪と親しんで見栄えが増す。

鐶釧 手首・臀・足首などに付ける輪形の装身具。

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