玉臺新詠 全十巻 訳注解説

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之   唐五代詞詩・花間集・玉臺新詠 中国の韻文学には、古くは周代の詩があり、漢魏六朝には古詩と楽府かあり、唐代になって古詩に対して新しい近体の律詩、絶句がおこった。楽府がおとろえ新しく勃興したのが詞である。詞ははじめ、学詞ともよばれ、楽曲の歌詞をさしていうものであるが、それが流行するとともに、唐詩などと相ならんで、一つの韻文学として成立したのである。 5年以上のブログ連載。(魚玄機・薛濤・花間集)完掲載 現在《玉臺新詠》完全版連載中 予定(文選【詩篇】文選【賦篇 楚辞 詩經 ・・・・)

女詩・女の生き方

中国の韻文学には、古くは周代の詩があり、漢魏六朝には古詩と楽府かあり、唐代になって古詩に対して新しい近体の律詩、絶句がおこった。楽府がおとろえ新しく勃興したのが詞である。詞ははじめ、学詞ともよばれ、楽曲の歌詞をさしていうものであるが、それが流行するとともに、唐詩などと相ならんで、一つの韻文学として成立したのである。
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温庭筠の詞詩を約60首程度掲載の後、魚玄機50首程度連載し,薛濤約百首、韋莊五十首
森鴎外小説 『魚玄機』 彼女の詩を冷静に、客観的に分析 過去の女性蔑視の見方を排除して解釈 訳註解説
現在、『花間集』全詩500首、全首連載が終了した。いま、500首全首、見直し、改訂版Ver.2.1として、根本的に語訳、注釈をやり直して掲載しています。出来るだけ(改訂版Ver.2.1)と記している詩を読まれることを薦めます。
現在 玉臺新詠 訳注解説連載中
   玉臺新詠 概要 目録・目次 http://kanbunkenkyu.web.fc2.com/list1.html

17 毛熙震《巻十04定西番》『花間集』457全詩訳注解説(改訂版Ver.2.1)-漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-7549

毛熙震  定西番

蒼翠濃陰滿院,鶯對語,蝶交飛,戲薔薇。

斜日倚欄風好,餘香出繡衣。未得玉郎消息,幾時歸。

(辺境の守りの舞台を指揮して出征した夫を愁いて詠ったもの)

あのお方を送りだした後の奥座敷の前庭に、青々としたみどり色の樹木の葉が茂って、濃い木陰を中庭いっぱいにしている。ここには今、ウグイスが、つがいでさえずり合っている。 ここには今、ウグイスが、つがいでさえずり合っている。そして、チョウチョ二匹が交叉して、ひらひら飛んでいて、バラの花にたわむれる。太陽が西に傾くと、心地よい風が吹いてくると窓辺に寄り添い、西の空を眺めながら、欄干に寄ってたつ。風でひるがえる刺繍が施された袂から、残り香が漂う。いまだ、愛しい彼の人からの便りたよりは得ていない。いつ、女性の許へ帰ってくるのだろうか。

《花間集》411巻十04

訴衷情五首其五

全詩訳注解説-漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-7549

(改訂版Ver.2.1

13 魏承班

前蜀の詞人

930年前後に在世

 

 

 

 

 
 2016年3月27日の紀頌之5つのBlog 
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花間集 教坊曲 《定西番》 七首

溫庭筠

巻一27定西番三首其一漢使昔年離別。攀弱柳,折寒梅,上高臺。千里玉關春雪,鴈來人不來。羌笛一聲愁,月徘徊。

溫庭筠

巻一28定西番三首其二海鷰欲飛調羽。萱草綠,杏花紅,隔簾櫳。雙鬢翠霞金縷,一枝春豔濃。樓上月明三五,鏁窗中。

溫庭筠

巻一29定西番三首其三細雨曉鶯春晚。人似玉,柳如眉,正相思。羅幕翠簾初捲,鏡中花一枝。腸斷塞門消息,鴈來稀。

牛嶠

巻四23定西番紫塞月明千里,金甲冷,戍樓寒,夢長安。思望中天闊,漏殘星亦殘。畫角數聲嗚咽,雪漫漫。

孫光憲

巻八29定西番二首 其一鷄祿山前游騎,邊草白,朔天明,馬蹄輕。鵲面弓離短韔,彎來月欲成。一隻鳴雲外,曉鴻驚。

孫光憲

巻八30定西番二首 其二帝子枕前秋夜,霜幄冷,月華明,正三更。何處戍樓寒笛,夢殘聞一聲。遙想漢關萬里,淚縱橫。

毛熙震

《巻十04定西番》  蒼翠濃陰滿院,鶯對語,蝶交飛,戲薔薇。斜日倚欄風好,餘香出繡衣。未得玉郎消息,幾時歸。

『花問集』には教坊曲『定西番』が七首、その内の毛熙震作が一首収められている。既に溫庭筠と牛嶠、孫光憲については掲載済みである。

 

                           毛熙震

定西番

(辺境の守りの舞台を指揮して出征した夫を愁いて詠ったもの)

蒼翠濃陰滿院,鶯對語,蝶交飛,戲薔薇。

あのお方を送りだした後の奥座敷の前庭に、青々としたみどり色の樹木の葉が茂って、濃い木陰を中庭いっぱいにしている。ここには今、ウグイスが、つがいでさえずり合っている。 ここには今、ウグイスが、つがいでさえずり合っている。そして、チョウチョ二匹が交叉して、ひらひら飛んでいて、バラの花にたわむれる。

斜日倚欄風好,餘香出繡衣。

太陽が西に傾くと、心地よい風が吹いてくると窓辺に寄り添い、西の空を眺めながら、欄干に寄ってたつ。風でひるがえる刺繍が施された袂から、残り香が漂う。

未得玉郎消息,幾時歸。

いまだ、愛しい彼の人からの便りたよりは得ていない。いつ、女性の許へ帰ってくるのだろうか。

 

(定西番)

蒼翠 滿院に 濃陰たり,鶯 對して語り,蝶 交り飛びて,薔薇に 戲る。

斜日 風好く 欄に倚る,餘香 綉衣を出づ。

未だ 玉郞の消息を得ざる,幾れの時にか 歸らん。

杏の花01
 

 

『定西番』 現代語訳と訳註

(本文)

定西番

蒼翠濃陰滿院,鶯對語,蝶交飛,戲薔薇。

斜日倚欄風好,餘香出繡衣。

未得玉郎消息,幾時歸。

 

(下し文)

(定西番)

蒼翠 滿院に 濃陰たり,鶯 對して語り,蝶 交り飛びて,薔薇に 戲る。

斜日 風好く 欄に倚る,餘香 綉衣を出づ。

未だ 玉郞の消息を得ざる,幾れの時にか 歸らん。

 

(現代語訳)

(辺境の守りの舞台を指揮して出征した夫を愁いて詠ったもの)

あのお方を送りだした後の奥座敷の前庭に、青々としたみどり色の樹木の葉が茂って、濃い木陰を中庭いっぱいにしている。ここには今、ウグイスが、つがいでさえずり合っている。 ここには今、ウグイスが、つがいでさえずり合っている。そして、チョウチョ二匹が交叉して、ひらひら飛んでいて、バラの花にたわむれる。

太陽が西に傾くと、心地よい風が吹いてくると窓辺に寄り添い、西の空を眺めながら、欄干に寄ってたつ。風でひるがえる刺繍が施された袂から、残り香が漂う。

いまだ、愛しい彼の人からの便りたよりは得ていない。いつ、女性の許へ帰ってくるのだろうか。

花間集 白梅
 

(訳注)

定西番

(辺境の守りの舞台を指揮して出征した夫を愁いて詠ったもの)

1 辺墓の防備に当たる高貴なもの正妻なのか、側室なのかは不明だが、心配しながら暮らすのを題材としている。士の内容からは、辺塞詩に出てくる、徴兵によって義務的に西域の守りに出たものとは異なる。司令官クラスの妻の事であろう。

 

2 構成  双調三十五字、前段十五字四句二平韻、後段二十字四句二平韻で、63③③/65⑥③の詞形をとる。

蒼翠濃陰滿院  鶯對語 蝶交  戲薔
斜日倚欄風好  餘香出繡
未得玉郎消息  幾時

△●○○●△  ○●● ●○○  △△○

○●△○△●  ○○●●△

●●●○○●  △○○

 

蒼翠濃陰滿院,鶯對語,蝶交飛,戲薔薇。

あのお方を送りだした後の奥座敷の前庭に、青々としたみどり色の樹木の葉が茂って、濃い木陰を中庭いっぱいにしている。ここには今、ウグイスが、つがいでさえずり合っている。 ここには今、ウグイスが、つがいでさえずり合っている。そして、チョウチョ二匹が交叉して、ひらひら飛んでいて、バラの花にたわむれる。

蒼翠濃陰滿院:

あのお方を送りだした後の奥座敷の前庭に、青々としたみどり色の樹木の葉が茂って、濃い木陰を中庭いっぱいにしている。 

3 蒼翠:あおみどり色。ここでは、樹木の緑色の葉が茂っている意で使われている。 

4 濃陰:濃い木陰を作っている。緑蔭。

5 滿院:庭いっぱいに。中庭一面に。

鶯對語

ここには今、ウグイスが、つがいでさえずり合っている。 

6 鶯:ウグイス。 

7 對語:二羽のつがいが、さえずり合っている。

蝶交飛

そして、チョウチョが二匹が交叉して、ひらひら飛んでいて、

8 蝶:チョウチョ。 

9 交飛:二匹が交叉して、ひらひら飛んでいる。

戲薔薇

チョウチョがバラの花にたわむれる。 

10戲:たわむれる。 

11薔薇:バラの花。

 

斜日倚欄風好,餘香出繡衣。

太陽が西に傾くと、心地よい風が吹いてくると窓辺に寄り添い、西の空を眺めながら、欄干に寄ってたつ。風でひるがえる刺繍が施された袂から、残り香が漂う。

斜日倚欄風好

太陽が西に傾くと、心地よい風が吹いてくると窓辺に寄り添い、西の空を眺めながら、欄干に寄ってたつ。 

12斜日:夕日。夕方。 

13倚欄:手すりに寄り添う。欄干に寄り添う。 

14風好:吹いてくる風が心地よい。

餘香出綉衣

残り香が刺繍が施された衣服から漂う。 

15餘香:残り香。染みついていたのこり香がにおうこと。 

16綉衣:刺繍が施された衣服。繍衣。

 

未得玉郎消息,幾時歸。

 いまだ、愛しい彼の人からの便りたよりは得ていない。いつ、女性の許へ帰ってくるのだろうか。

未得玉郞消息

いまだ、愛しい彼の人からの便りたよりは得ていない。  

17未得:まだ、得ていない。 

18玉郞:美男子であり、詩人であって名声がある。 ○郎について参考を添付した。したがって、、女の知らないうちに帰っても、他の女のもとに行っているのではないかと不安な気持ちを連想させるものである。

19消息:たより。

幾時歸

いつ、女性の許へ帰ってくるのだろうか。 

20幾時:いつ。 

21歸:ここでは、女性の許へ帰ってくる。

 

参考添付

○劉郎 別れ去る愛しい男。仙桃を味わった浦島太郎のような人物である劉晨=劉郎である夢心地の状態にある男、何年も訪れてくれなくなっているのでこのようにいう。12年もたっていることと、全く景色が変わって、ここにいる女を含めみんなが全く変わっていたというものだ。 劉禹錫『再遊玄都觀』「百畝庭中半是苔,桃花淨盡菜花開。種桃道士今何歸,前度劉郞今又來。」

○阮郎 別れ去って久しく帰らぬ愛しい男。後漢の劉展、阮肇は天台山に薬草を採りに入り、道に迷って仙女に出合い、しばらくともに暮らした。しかし家のことが思い起こされ、帰ってみると、既に数世が過ぎ、見知った人は誰もいなかった。そこで再び山に尋ね入ったが、仙女を探し当てられなかったと言う。以来、阮郎、劉部は、別れ去る男や別れ去って久しく帰らぬ愛しい男を指すようになった。

檀郎/安仁/潘郎 晋の潘岳のあざな。彼は美男子であり、詩人であったが、妻の死にあい「悼亡」の詩三首を作った。後世、妻の死をなげいた模擬作が多く作られた。潘岳の幼名が檀奴だったので、「檀郎」は夫や恋い慕う男を意味する。・潘岳:安仁。滎陽(けいよう)中牟(河南省)の人。陸機と並ぶ美文の文学の大家で,錦を敷きのべたような絢爛(けんらん)たる趣をたたえられた。ことに人の死を悼む哀傷の詩文を得意とし,亡妻への尽きぬ思いをうたった〈悼亡詩(とうぼうし)〉3首はよく知られる。絶世の美男として,また権門の間を巧みに泳ぎまわる軽薄才子として,とかく話題にこと欠かなかった。八王の乱の渦中で悲劇的な刑死を遂げた。和凝『天仙子二首』其二「洞口春紅飛蔌蔌,仙子含愁眉黛綠。阮郎何事不歸來,懶燒金,慵篆玉。流水桃花空斷續。天仙子二首 其二  和學士凝(和凝【わぎょう】)二十首Ⅹ唐五代詞・「花間集」情けの強い男を「潘郎」といい、劉郞、阮郎、檀郎、安仁など色町の女が男をそう呼んだ。
紅梅003
 

11顧夐 (改)《巻六42河傳三首其三》『花間集』293全詩訳注解説(改訂版Ver.2.1)-漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-6737

顧夐  河傳三首其三   

棹舉,舟去,波光渺渺,不知何處,岸花汀草共依依,雨微,鷓鴣相逐飛。

天涯離恨江聲咽,啼猿切,此意向誰倚蘭橈,無憀。魂消,小爐香欲焦。

(池のほとりにある奥まったところにある御殿に、はるの景色は広がるが、寵愛を失った妃賓は酔いつぶれてしまっている、もう長いこと寵愛を受けることないので苦しく春の日を過ごす。)奥まったところの欄干に晩春の夕闇が迫っている。碧水は澄み緩やかに波紋が細やかにながれ広がり、緑のしだれ柳は柔らかに枝を揺らす。杏の花が露をためて鮮やかに映える。枝が茂れば、鶯は囀り、野の蕪はきれいに切りそろえた様に頭をそろえる。こんな人の世のことが天上でも行われている、そこでは遊び事であっても耐えるだけである。御殿に対面した池の堤防にびっしり春の草が生えていて、寵愛を失えばいつも酒に酔いつぶれた眼でいて、疑われるので屏風や障子や幔幕で仕切る。うららかな春の光がいっぱいなのに、閨で酔い潰れるのは惜しむべきことであり、花が咲けば咲くほどに思いは切なく下腹が痛くなるほどせつなく、何もかも全てのこと、ことごとくのものが狂っているとしか思えない。

11顧夐 (改)《巻六42河傳三首其三》『花間集』293全詩訳注解説(改訂版Ver.2.1-漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-6737

 

 

 
  2015年10月9日 の紀頌之5つのBlog  
  ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場  
  Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
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  Ⅱ中唐詩・晩唐詩
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韓愈92-#4《 巻二13合江亭【題合江亭寄刺史鄒君】》 #4 韓愈(韓退之) 805年貞元21年 38歳<1549> Ⅱ#4 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ6729  
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  index-11 819年 52歳 ・『論佛骨表』左遷 38首 index-12 820年 53歳 ・9月國子祭酒に。18首 index-13 821年~822年 55歳 22首 index-14 823年~824年 57歳・病気のため退職。没す。 14首 韓愈 哲学・儒学「五原」 賦・散文・上奏文・碑文など  
  孟郊 張籍          
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  Ⅲ杜甫詩全1500首   LiveDoorBlog 766年-139杜甫 《1702中夜》 杜甫詩index-15-766年大暦元年55歲-139 <1011> 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ6735  
  杜甫詩(1)736~751年 青年期・李白と交遊期・就活の詩 53首 杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73首(青年期・就活の詩)  杜甫詩(3)755年~756年、45歳 安史の乱に彷徨う 26首 杜甫詩(4)作時757年、46歳 安史軍捕縛、脱出、左拾遺 43首 杜甫詩(5)758年;乾元元年、47歳 左拾遺、朝廷疎外、左遷 53首 杜甫詩 (6)759年;乾元二年、48歳 三吏三別 官を辞す 44首  
  杜甫詩(7)759年;乾元二年、48歳 秦州抒情詩 66首 杜甫詩(8)作時759年、48歳 秦州発、同谷紀行、成都紀行 36首 杜甫詩(9)760年;上元元年、49歳 成都浣花渓草堂 45首 杜甫詩(10)761年;上元二年、50歳 成都浣花渓草堂 82首 杜甫詩(11)762年寶應元年 杜甫51歳  浣花渓草堂~蜀中転々 43首 杜甫詩(12)762年寶應元年 杜甫51歳 蜀中転々 49首  
  ●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている  
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  ●花間集全詩●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩。唐から五代詩詞。花間集  
  Ⅴ.唐五代詞詩・宋詞詩・女性 LiveDoorBlog 11顧夐 (改)《巻六42河傳三首其三》『花間集』293全詩訳注解説(改訂版Ver.2.1)-漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-6737  
  薛濤の全詩 花間集(1巻 花間集(2巻 花間集(3巻 花間集(4巻 花間集(5巻  
  魚玄機全詩 花間集(6巻 花間集(7巻 花間集(8巻 花間集(9巻 花間集10巻  
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  毛文錫31首 花間集5巻 牛希濟11首 花間集5巻 欧陽烱17首 花間集5・6巻 和凝20首 花間集6巻 顧夐56首 花間集6・7巻 孫光憲47首 花間集7・8巻  
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顧夐  河傳三首 其一

(その春に寵愛を受け、鴛鴦のように過ごしたが、秋には寵愛を失い、また春が来ても寵愛を受けることはなかったと詠う)

鷰颺,晴景。

春の盛りの景色、燕が舞い上がる季節が訪れる。

屏暖,鴛鴦交頸。

小さな高窓に日が射し、屏風の閨も暖かくなり、園内の池の鴛鴦が頭を交わして喜んでいる。

菱花掩卻翠鬟欹,慵整。海棠簾外影。

菱の花が垂れる簪が翠鬟に欹て、覆っている、物憂げに整えると、海棠の花が簾に、日影を落とす。

繡幃香斷金鸂鶒,無消息,心事空相憶。

刺繍のとばりの閨にお香は断たれるも、金糸の鸂鶒が残される。いまも音沙汰なく、心に思うことは、その時の事が、空しく思い出す。

東風,春正濃。

また、春風が吹き始め、春はまさに緑濃くなっていく。

愁紅,淚痕衣上重。

また、悲愁の秋にその葉が赤く色づく、涙の後は頬に残り、流れた涙は上衣に重なって残る。

 

(河傳三首 其の一)

鷰颺【まいあが】り,景を晴らす。

は、屏は、暖かに,鴛鴦 頸を交わす。

菱花 卻を掩い翠鬟 欹【そばだ】つ,整を慵く。海棠 簾外の影。

繡幃 香斷し 金の鸂鶒【けいちょく】たり,消息無ければ,心事 空しく相い憶う。

東風あるも,春 正に濃ゆ。

紅に愁い,淚痕 衣の上 重る。

 

河傳三首 其二

曲檻,春晚。

碧流紋細,綠楊絲軟,露花,鮮杏,

枝繁鶯囀,野蕪似剪。

直是人間到天上,堪遊賞,

醉眼疑屏障,對池塘,

惜韶光,斷腸為花須盡狂。

(池のほとりにある奥まったところにある御殿に、はるの景色は広がるが、寵愛を失った妃賓は酔いつぶれてしまっている、もう長いこと寵愛を受けることないので苦しく春の日を過ごす。)

奥まったところの欄干に晩春の夕闇が迫っている。

碧水は澄み緩やかに波紋が細やかにながれ広がり、緑のしだれ柳は柔らかに枝を揺らす。杏の花が露をためて鮮やかに映える。

枝が茂れば、鶯は囀り、野の蕪はきれいに切りそろえた様に頭をそろえる。

こんな人の世のことが天上でも行われている、そこでは遊び事であっても耐えるだけである。

御殿に対面した池の堤防にびっしり春の草が生えていて、寵愛を失えばいつも酒に酔いつぶれた眼でいて、疑われるので屏風や障子や幔幕で仕切る。

うららかな春の光がいっぱいなのに、閨で酔い潰れるのは惜しむべきことであり、花が咲けば咲くほどに思いは切なく下腹が痛くなるほどせつなく、何もかも全てのこと、ことごとくのものが狂っているとしか思えない。

(河傳三首 其の二)

曲の檻,春の晚に。

碧の流れ 紋細やかに,綠の楊 絲軟らかに,露の花,鮮やかな杏に,

枝繁り 鶯囀く,野の蕪 剪に似る。

直ちに是れ人間 天上に到り,遊賞に堪える,

醉眼 屏障【びょうしょう】を疑い,池塘に對す,

韶光を惜み,花の為に斷腸し須らく盡く狂う。

 

河傳三首 其三

(港で見送る、船は天涯に消え、かわのながれ、泣き声に猿の鳴き声などが一緒になって響くと鷓鴣も飛び立って、それからは、もう何もする気にはなれないと詠う。)

棹舉,舟去,

棹を挙げて船で去って行く。

波光渺渺,不知何處,

波間に日が輝き、船は遠くはるかなさきにすすむ、舟が見えなくなり、その先どこに行くのかわかりはしない。

岸花汀草共依依,雨微,鷓鴣相逐飛。

岸辺には花が咲いている、水際にまで草花が咲いてしなやかにゆれている、春の季節は変わりやすく小雨が降り始めて、鷓鴣が啼いて一斉に飛び立っていった。

天涯離恨江聲咽,啼猿切,此意向誰

天涯の地に離れた恨みは、大江の流れの聲は嗚咽と泣き声がまじっている。それに合わせて猿が泣くと切なさが増す。だからといって、別れたままの気持ちは誰に話したらいいのだろう。

倚蘭橈,無憀。

きれいなお蘭舟の船べりに倚りかかって、ボーっと立つ。

魂消,小爐香欲焦。

慕う気持ちも何も消え失せ、香炉のお香も消えかかっている、気持ちを切り替えてまた胸を焦がそうかと思う。

(河傳三首 其の三)

棹は舉ぐ,舟は去る,

波光 渺渺たり,何れの處を知らず,

岸の花と 汀の草 共に依依たり,雨微にして,鷓鴣 相い逐いて飛ぶ。

天涯 恨を離れ 江に聲して咽し,啼いて猿は切なし,此の意 誰に向いて

蘭橈に倚れば,無憀たり。

魂消れば,爐香を小くし焦さんと欲す。

 

 

『河傳三首』 現代語訳と訳註

(本文)

河傳三首 其三

棹舉,舟去,

波光渺渺,不知何處,

岸花汀草共依依,雨微,鷓鴣相逐飛。

天涯離恨江聲咽,啼猿切,此意向誰

倚蘭橈,無憀。

魂消,小爐香欲焦。

 

(下し文)

(河傳三首 其の三)

棹は舉ぐ,舟は去る,

波光 渺渺たり,何れの處を知らず,

岸の花と 汀の草 共に依依たり,雨微にして,鷓鴣 相い逐いて飛ぶ。

天涯 恨を離れ 江に聲して咽し,啼いて猿は切なし,此の意 誰に向いてく。

蘭橈に倚れば,無憀たり。

魂消れば,爐香を小くし焦さんと欲す。

 

(現代語訳)

(港で見送る、船は天涯に消え、かわのながれ、泣き声に猿の鳴き声などが一緒になって響くと鷓鴣も飛び立って、それからは、もう何もする気にはなれないと詠う。)

棹を挙げて船で去って行く。

波間に日が輝き、船は遠くはるかなさきにすすむ、舟が見えなくなり、その先どこに行くのかわかりはしない。

岸辺には花が咲いている、水際にまで草花が咲いてしなやかにゆれている、春の季節は変わりやすく小雨が降り始めて、鷓鴣が啼いて一斉に飛び立っていった。

天涯の地に離れた恨みは、大江の流れの聲は嗚咽と泣き声がまじっている。それに合わせて猿が泣くと切なさが増す。だからといって、別れたままの気持ちは誰に話したらいいのだろう。

きれいなお蘭舟の船べりに倚りかかって、ボーっと立つ。

慕う気持ちも何も消え失せ、香炉のお香も消えかかっている、気持ちを切り替えてまた胸を焦がそうかと思う。

 

(訳注)

河傳三首其三

(港で見送る、船は天涯に消え、かわのながれ、泣き声に猿の鳴き声などが一緒になって響くと鷓鴣も飛び立って、それからは、もう何もする気にはなれないと詠う。)

 

『花間集』には顧夐の作が三首収められている。河傳三首 其三 双調五十一字、前段二十六字七句三平韻三仄韻、後段二十五字六句四平韻二仄韻で、❷❷⑦②⑤❼❸❺③②⑤の詞形をとる。

,舟

波光渺渺,不知何

岸花汀草共依,雨,鷓鴣相逐

天涯離恨江聲咽,啼猿,此意向誰

倚蘭,無

,小爐香欲

●●  ○●

○△●●  △○△●

●○△●△△△  ●○ ●○△●○

○○△●○○△ ○○●  ●●●○●

△○△  ○○

○○  ●○○●○

 

棹舉,舟去,

棹を挙げて船で去って行く。

棹舉 棹を挙げて出発する。李珣 《南子十首其二》「蘭棹舉,水紋開,競攜藤籠採蓮來。迴塘深處遙相見,邀同宴,淥酒一巵紅上面。」(蘭棹 舉げれば,水紋 開く,競うて藤籠を攜えて 蓮を採る來る。塘の深き處を迴り遙かに相い見て,同宴を邀え,淥酒 一巵 紅上の面。)

 

波光渺渺,不知何處,

波間に日が輝き、船は遠くはるかなさきにすすむ、舟が見えなくなり、その先どこに行くのかわかりはしない。

渺渺 果てしなく広いさま。遠くはるかなさま。

 

岸花汀草共依依,雨微,鷓鴣相逐飛。

岸辺には花が咲いている、水際にまで草花が咲いてしなやかにゆれている、春の季節は変わりやすく小雨が降り始めて、鷓鴣が啼いて一斉に飛び立っていった。

依依 依依恋恋をいう。恋い慕うあまり離れられないさま。「依依」は、思い慕って離れにくいさま。 また、木の枝などがしなやかなさまを指す。 「恋恋」は、思い焦がれていつまでもあきらめきれないさま。

鷓鴣 『南越志』「常に日に向ひて飛ぶ。飛びて数ば月に随ふ。蓋し正月の如きは一飛して止む()。霜露を畏れ、早晩出づること稀なり。時有りて夜に飛ぶ。飛べば則ち木葉を以て自ら其の背を覆ふ。古牋に云ふ、偃鼠は河に飲むも腹を満たして止み、鷓鴣は葉を銜ふるも才かに能く身を覆ふとは、此れの謂ひなり。臆前に白円点文有り、多く対ひて啼く、志は常に南に嚮ひ、北に徂くを思はず。」、「鷓鴣は東西に回翔すと雖も、然れども開翅の始め必ず先づ南に翥ぶ」とは、亦胡馬は北に嘶くの義なり。『本草』「鷓鴣は形は母雞に似たり。鳴きて鉤輈格磔と云ふ」と。『嶺表異録』「肉は白くして脆なり。味は雞雉に勝る」と。

「早晩出づること稀なり」とあるのは餌をとる姿が観察されたためだろう。「時有りて夜に飛ぶ。飛べば則ち木葉を以て自ら其の背を覆ふ」とは、シャコの地上で生活し樹上で眠るという習性を指していると考えられるが、陸佃は『荘子』の言を引き、シャコの慎み深さを指していると考えている。ここでは、一羽が鳴きはじめると近くにいるものもすぐにこれに加わるというシャコの習性をいう。

 

天涯離恨江聲咽,啼猿切,此意向誰

天涯の地に離れた恨みは、大江の流れの聲は嗚咽と泣き声がまじっている。それに合わせて猿が泣くと切なさが増す。だからといって、別れたままの気持ちは誰に話したらいいのだろう。

天涯 1 空のはて。「彗星が―から来って」〈魯庵・社会百面相〉2 故郷を遠く離れた地。

 

倚蘭橈,無憀。

きれいなお蘭舟の船べりに倚りかかって、ボーっと立つ。

蘭橈 お舟。舟の美称。蘭舟。木蘭で作った、かぢ。

『竹枝』  劉禹錫「日出三竿春霧消,江頭蜀客駐蘭橈。憑寄狂夫書一紙,住在成都萬里橋。」(日は 三竿を出で春霧消え,江頭の蜀客 蘭橈を駐む。狂夫に憑りて 書一紙寄す,成都 萬里橋に  住みて在り。)

 

魂消,小爐香欲焦。

慕う気持ちも何も消え失せ、香炉のお香も消えかかっている、気持ちを切り替えてまた胸を焦がそうかと思う。

張泌《巻四35河傳 二首之一》『花間集』186全詩訳注解説(改訂版Ver.2.1)-漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-6202

張泌  河傳二首 其一  

渺莽雲水,惆悵暮帆,去程迢遞。夕陽芳艸千里,萬里,鴈聲無限起。

夢魂悄斷煙波裡,心如醉。相見何處是,錦屏香冷無睡,被頭多少淚。

(旅立った人のことを思う女性の悲しみを詠う。)霞がかかってぼんやりとかすんでいて、遠くまで雲と水がひろがり、怨めしく悲しい思いの船が帆を挙げて舟が帰って來る。しかしあの人は行く手遙かなところにいるまま。きっとあの人は夕日照る草原にいて、千里万里の地、旅の空のもとにある、だから手紙を託せる雁の声は数知れず沸き起こっているだろうに。  

 

張泌《巻四35河傳 二首之一》『花間集』186全詩訳注解説(改訂版Ver.2.1-漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-6202

 
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(改訂版Ver.2.1

河傳二首 其一

(旅立った人のことを思う女性の悲しみを詠う。)

渺莽雲水,惆悵暮帆,去程迢遞。

霞がかかってぼんやりとかすんでいて、遠くまで雲と水がひろがり、怨めしく悲しい思いの船が帆を挙げて舟が帰って來る。しかしあの人は行く手遙かなところにいるまま。

夕陽芳艸千里,萬里,鴈聲無限起。

きっとあの人は夕日照る草原にいて、千里万里の地、旅の空のもとにある、だから手紙を託せる雁の声は数知れず沸き起こっているだろうに。  

夢魂悄斷煙波裡,心如醉。

船に乗り旅立つときのことを夢で追いかけるが、追い付く前に、途中の波間で目が覚めてしまったし、心は酒に酔っているよう。

相見何處是,錦屏香冷無睡,被頭多少

何処の地にいけば会えるのか、錦の屏風、お香もすでに消えてさめてしまったままであり、どんなにしても眠られず、掛け布団の襟は涙に濡れている。

 

 

河傳二首 其の一

渺莽【びょうぼう】たる雲水,惆悵【ちょうちょう】たる暮帆,去程 迢遞【ちょうてい】として。

夕陽【せきよう】芳艸【ほうそう】,千里萬里,鴈聲 無限に起る。

夢魂 悄【ひそ】かに斷ゆ 煙波の裡,心 醉うが如し。

相い見るは 何處か是れなる,錦屏【きんぺい】香 冷ややかに睡ること無く,被頭 多少の淚。

 

其二

紅杏,交枝相映,密密濛濛。

一庭濃豔倚東風,香融,透簾櫳。

斜陽似共春光語,蝶爭舞,更引流鶯妬。

魂銷千片玉樽前,神仙,瑤池醉暮天。

 

 

(改訂版Ver.2.1

『河傳二首 其一』 現代語訳と訳註

(本文)

河傳二首 其一

渺莽雲水,惆悵暮帆,去程迢遞。

夕陽芳艸千里,萬里,鴈聲無限起。

夢魂悄斷煙波裡,心如醉。

相見何處是,錦屏香冷無睡,被頭多少淚。

 

(下し文)

河傳二首 其の一

渺莽【びょうぼう】たる雲水,惆悵【ちょうちょう】たる暮帆,去程 迢遞【ちょうてい】として。

夕陽【せきよう】芳艸【ほうそう】,千里萬里,鴈聲 無限に起る。

夢魂 悄【ひそ】かに斷ゆ 煙波の裡,心 醉うが如し。

相い見るは 何處か是れなる,錦屏【きんぺい】香 冷ややかに睡ること無く,被頭 多少の淚。

 

(現代語訳)

(旅立った人のことを思う女性の悲しみを詠う。)

霞がかかってぼんやりとかすんでいて、遠くまで雲と水がひろがり、怨めしく悲しい思いの船が帆を挙げて舟が帰って來る。しかしあの人は行く手遙かなところにいるまま。

きっとあの人は夕日照る草原にいて、千里万里の地、旅の空のもとにある、だから手紙を託せる雁の声は数知れず沸き起こっているだろうに。  

船に乗り旅立つときのことを夢で追いかけるが、追い付く前に、途中の波間で目が覚めてしまったし、心は酒に酔っているよう。

何処の地にいけば会えるのか、錦の屏風、お香もすでに消えてさめてしまったままであり、どんなにしても眠られず、掛け布団の襟は涙に濡れている。

 

 

(訳注) (改訂版Ver.2.1

河傳二首 其一

(旅立った人のことを思う女性の悲しみを詠う。)

前段は、果てしない水平線の彼方に去ってゆったのを思い出し、帰り舟を漠然と見ている船を描写し、万里、千里の行先にはたくさんの雁が居るのに、その雁に「雁書」をたくしてくれない。後段は、今では私のことを夢見ることもないのか、おんなは夢でどこまで行けばあの人に会えるのかと問いかける。そして、床は冷たくて再び寝付けず、涙で布団の襟を濡らすことを詠む。「夕陽芳草千里、万里」の語は、実景であると同時に、男が帰って来ないのではないかという女の不安を示す。

花間集の「河傳」は以下の通り。

 

 

 

 

 

 

 

花間集 教坊曲『河傳』十八首

 

 

溫助教庭筠

巻二

河傳三首其一(改訂)

曉妝仙,仙景箇

 

 

巻二

河傳三首其二(改訂)

雨蕭蕭,煙浦花

 

 

巻二

河傳三首其三(改訂)

杏花稀,夢裡每

 

 

韋相莊

巻二

河傳三首其一(改訂)

何處,煙雨,隋堤

 

 

巻二

河傳三首其二(改訂)

春晚,風暖,錦城

 

 

巻二

河傳三首其三(改訂)

錦浦,春女,繡衣

 

 

張舍人泌

巻五

河傳 二首之一

渺莽雲水,惆悵暮

 

 

巻五

河傳 二首之二

紅杏,交枝相映,

 

 

顧太尉

巻七

河傳三首 其一

鷰颺,晴景。小

 

 

巻七

河傳三首 其二

曲檻,春晚。

 

 

巻七

河傳三首 其三

棹舉,舟去,波光

 

 

孫少監光憲

巻七

河傳四首(1

太平天子,等閑遊

 

 

巻七

河傳四首(2

柳拖金縷,着煙籠

 

 

巻七

河傳四首(3

花落,煙薄,謝家

 

 

巻七

河傳四首(4

風颭,波斂。

 

 

閻處士選

巻九

河傳一首

秋雨,秋雨,

 

 

李秀才珣

巻十

河傳二首其一

朝雲暮雨,依舊

 

 

巻十

河傳二首其二

落花深處,啼鳥

 

 

 

 

 

 

 

「花間集』には張泌の作が二首収められている。双調五十一字、前段二十五字六句五仄韻、後段二十六字六句四仄韻で、❹4❹❻❷❺/❼❸5❻❺の詞形をとる。

河傳二首 其一

渺莽雲,惆悵暮帆,去程迢

夕陽芳艸千,萬,鴈聲無限

夢魂悄斷煙波,心如

相見何處是,錦屏香冷無,被頭多少

●●○●  ○●●△ ●○○●

●○○●○● ●●  ●○○●●

△○●●○○●  ○△●

△●△●●  ●△○△○● ●○○●●

 

渺莽雲水,惆悵暮帆,去程迢遞。

霞がかかってぼんやりとかすんでいて、遠くまで雲と水がひろがり、怨めしく悲しい思いの船が帆を挙げて舟が帰って來る。しかしあの人は行く手遙かなところにいるまま。

○渺莽 霞がかかって、河水が浩大なさま、はてしなく広いさま;

○惆悵 恨めしく思うこと。恨み嘆くこと。うらめしい。うらみがましい。温庭筠『更漏子 一』「惆悵謝家池閣」  謝女というのは晋の謝安が東山の彼を愛した故事から出たもの。過去女もそういう時期もあった。李白『送侄良攜二妓赴會稽戲有此贈』「攜妓東山去。 春光半道催。遙看若桃李。 雙入鏡中開。」送姪良携二妓赴会稽戯有此贈  李白Kanbuniinkai紀頌之の漢詩李白特集350 -287
池閣は、謝霊運の「池塘生春草」謝霊運の「池塘生春草」にかけて、池堀に春草の生ずるようになったという春情にかける意がある。

○暮帆 夕ぐれに帰る舟。魚玄機『江陵愁望寄子安』「楓葉千枝復萬枝,江橋掩映暮帆遲。憶君心似西江水,日夜東流無歇時。」

○迢遞 遙遠的樣子。指路途遙遠。遙かに遠い。遠くに隔たる。遙か高く遠くに。

 

夕陽芳艸,千里萬里,鴈聲無限起。

きっとあの人は夕日照る草原にいて、千里万里の地、旅の空のもとにある、だから手紙を託せる雁の声は数知れず沸き起こっているだろうに。  

韋荘 『上行杯二首 其二

白馬玉鞭金轡。少年郎,離別容易。

迢遞去程千萬裏。

惆悵異雲水,滿酌一杯勸和淚。

須愧,珍重意,莫辭醉。

120上行杯 其二 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-298-5-#52  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3037

○鴈聲無限起 「雁声無限に起こる」の語は、雁書を託せる雁は沢山いるはずなのになぜ音信がないのかという意味。

 

夢魂悄斷煙波裡,心如醉。

船に乗り旅立つときのことを夢で追いかけるが、追い付く前に、途中の波間で目が覚めてしまったし、心は酒に酔っているよう。

○夢魂情断煙波裏 女性は、船に乗り旅立っていった男を夢で追いかけて行くが、追い付く前に、途中の波間で目が覚めてしまったということ。夢魂は夢。

○心如酔 失意の余り、酔ったように虚ろになること。

 

相見何處是,錦屏香冷無睡,被頭多少淚。

何処の地にいけば会えるのか、錦の屏風、お香もすでに消えてさめてしまったままであり、どんなにしても眠られず、掛け布団の襟は涙に濡れている。

○被頭 布団の襟。

牛嶠《巻四12菩薩蠻七首 其二》『花間集』163全詩訳注解説(改訂版Ver.2.1)-漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-6087

牛嶠  菩薩蠻七首 其二  

柳花飛處鶯聲急,暗街春色香車立。

金鳳小簾開,臉波和恨來。

今宵求夢想,難到青樓上。

贏得一場愁,鴛衾誰並頭。

菩薩蠻七首その二(別離し、この春、そのまま行楽に出かけられるのを見送るものの、これから違った生活をするどうにかして前向きに生きてゆくとを詠う。)柳絮が飛びが飛び交うところになり、晩春にうつっていくから鶯の啼き声さえ、どうやら急ぎ始めたようだ。暮れなずむ街、すっかり春の景色に満ち溢れ日には香をたきこめた御車の列が行楽の地に向かう。

 

牛嶠《巻四12菩薩蠻七首 其二》『花間集』163全詩訳注解説(改訂版Ver.2.1-漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-6087

 

 

 
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(改訂版Ver.2.1

菩薩蠻七首 其一

(寵愛を受ける時は短く、ツバメが来て、しばらくヒナがうるさくし始める頃にはすでに寵愛を失う。そのごは、毎日、寵愛を受けていた時と同じようにただ、待ち続ける毎日が繰り返される。まるでどこか北の遠くの遼陽に送り出した人を待つ寡婦と同じようになってしまうと詠う)

舞裙香暖金泥鳳,畫梁語鷰驚殘夢。

香炉の火が暖かく、香付の舞衣裳のスカートには金泥の鳳模様がきれいである、赤青の塗りの梁の上の燕が鳴き交わすと名残りの夢は破られてしまう。

門外柳花飛,玉郎猶未歸。

宮殿門の外は春もさかり、池端からの並木の柳絮の花が舞い飛ぶのが終わると約束の春は過ぎてしまう、愛しいひとはそれでも未だに帰って来ない。

愁勻紅粉淚,眉剪春山翠。

妃嬪の憂いは、涙で頬紅と白粉がくずれてはなおしても崩れてしまう。眉は春山の翠のようにかいて整えたので涙で何もかも崩れてしまう。

何處是遼陽,錦屏春晝長。

待つのが定めというものの、ここの錦屏風の閨の内の、春の日の長い昼間に、怠惰になって何もする気になれない、ほんとに愛しの人は遼陽の様な遠方にでも行ったのかと感じられ、ほんとうは何処にいいているか。

(菩薩蠻七首 其の一)

舞裙 香 暖かく 金泥の鳳,畫梁【がりょう】語る 殘夢を驚く。

門外 柳花 飛,玉郎 猶お未だ歸らず。

愁は紅粉の淚を勻【あまね】し,眉は春山の翠を剪る。

何處か 是れ遼陽なる,錦屏 春晝 長し。

 

(改訂版Ver.2.1

菩薩蠻七首其二

菩薩蠻七首その二(別離し、この春、そのまま行楽に出かけられるのを見送るものの、これから違った生活をするどうにかして前向きに生きてゆくを詠う。)

柳花飛處鶯聲急,暗街春色香車立。

柳絮が飛びが飛び交うところになり、晩春にうつっていくから鶯の啼き声さえ、どうやら急ぎ始めたようだ。暮れなずむ街、すっかり春の景色に満ち溢れ日には香をたきこめた御車の列が行楽の地に向かう。

金鳳小簾開,臉波和恨來。

金の鳳凰の刺繍の小窓のすだれを開いて見送ってから、清らかな目になにだの波をたたえて、恨む気持ちを和ませてやってくる。

今宵求夢想,難到青樓上。

今宵からは夢の中であのお方のことを思い浮かべるだけだ。青樓の高殿のあたりに行くこともかなわない。

贏得一場愁,鴛衾誰並頭。

ここの場所だけは愁いを催すことはなく次第に前向きな気持ちになってゆくようだ、思うことは、「誰かが鴛鴦の布団に並んで頭を並べてくれるということ」と。

(其の二)

柳花 飛ぶ處 鶯聲急なり,暗き街 春色 香車立つ。

金鳳 小簾開き,臉波 和みて恨み來る。

今宵 夢想を求め,青樓の上に到れ難し。

贏得【えいとく】 一場愁い,鴛衾【おうきん】 誰ぞ頭を並べん。

 

其三

玉釵風動春幡急,交枝紅杏籠煙泣。

樓上望卿卿,寒新雨晴。

薰爐蒙翠被,繡帳鴛鴦睡。

何處有相知,羨他初畫眉。

 

其四

畫屏重疊巫陽翠,楚神尚有行雲意。

朝暮幾般心,向他情漫深。

風流今古隔,虛作瞿塘客。

山月照山花,夢迴燈影斜。

 

其五

風簾鷰舞鶯啼柳,粧臺約鬢低纖手。

釵重髻盤珊,一枝紅牡丹。

門前行樂客,白馬嘶春色。

故故墜金鞭,迴頭應眼穿。

 

其六

綠雲鬢上飛金雀,愁眉斂翠春煙薄。

香閣掩芙蓉,畫屏山幾重。

寒天欲曙,猶結同心苣。

啼粉羅衣,問郎何日歸。

 

其七

玉樓冰簟鴛鴦錦,粉融香汗流山枕。

簾外轆轤聲,斂眉含笑驚。

柳陰煙漠漠,低鬢蟬釵落。

須作一生拚,盡君今日歡。

 

(改訂版Ver.2.1

『菩薩蠻七首 其二』 現代語訳と訳註

(本文)

菩薩蠻七首 其二

柳花飛處鶯聲急,暗街春色香車立。

金鳳小簾開,臉波和恨來。

今宵求夢想,難到青樓上。

贏得一場愁,鴛衾誰並頭。

 

(下し文)

(其の二)

柳花 飛ぶ處 鶯聲急なり,暗き街 春色 香車立つ。

金鳳 小簾開き,臉波 和みて恨み來る。

今宵 夢想を求め,青樓の上に到れ難し。

贏得【えいとく】 一場愁い,鴛衾【おうきん】 誰ぞ頭を並べん。

 

(現代語訳)

菩薩蠻七首その二(別離し、この春、そのまま行楽に出かけられるのを見送るものの、これから違った生活をするどうにかして前向きに生きてゆくとを詠う。)

柳絮が飛びが飛び交うところになり、晩春にうつっていくから鶯の啼き声さえ、どうやら急ぎ始めたようだ。暮れなずむ街、すっかり春の景色に満ち溢れ日には香をたきこめた御車の列が行楽の地に向かう。

金の鳳凰の刺繍の小窓のすだれを開いて見送ってから、清らかな目になにだの波をたたえて、恨む気持ちを和ませてやってくる。

今宵からは夢の中であのお方のことを思い浮かべるだけだ。青樓の高殿のあたりに行くこともかなわない。

ここの場所だけは愁いを催すことはなく次第に前向きな気持ちになってゆくようだ、思うことは、「誰かが鴛鴦の布団に並んで頭を並べてくれるということ」と。

 

(訳注) (改訂版Ver.2.1

菩薩蠻七首 其二

(旅に出かけて帰らぬ男を思う女の情を詠う。)その二

東門から旅出つ高官の男をみおくる女の情を詠う。末句は、遙かな男を忘れ、いっそほかの男に抱かれてしまおうかという思いを詠う。一夫多妻制のころである旅立つ男に、「早く帰ってくれなければ別の男に抱かれてしまいますよ」と云っているもの。

唐教坊の曲名。『花間集』41首、温庭筠14首、韋荘5首、牛嶠7首収められている。双調四十四字、前段二十四字四句二仄韻二平韻、後段二十字四句二仄韻二平韻で、❼❼⑤⑤/❺❺⑤⑤の詞形をとる。

菩薩蠻七首 其二

柳花飛處鶯聲,暗街春色香車

金鳳小簾,臉波和恨

今宵求夢,難到青樓

贏得一場,鴛衾誰並

●○○●○○●  ●○○●○○●

○●●○○  △○△●△

○○○△●  △●○○●

○●●○○  ○○○●○

 

柳花飛處鶯聲急,暗街春色香車立。

柳絮が飛びが飛び交うところになり、晩春にうつっていくから鶯の啼き声さえ、どうやら急ぎ始めたようだ。暮れなずむ街、すっかり春の景色に満ち溢れ日には香をたきこめた御車の列が行楽の地に向かう。

・柳花飛處鶯聲急 柳絮は晩春にうつっていくから鶯の啼き声さえ、どうやら急ぎ始めたようだというほどの意。

・暗街 暗い街。くらがりの街。よるの街。くろずむ町、街の深いところ。暗に、ひそかに。ここは日が落ち、街を暗くして行くようすをいう。

・香車立 朝廷の高官の旅立ちの御車を云う。

 

金鳳小簾開,臉波和恨來。

金の鳳凰の刺繍の小窓のすだれを開いて見送ってから、清らかな目になにだの波をたたえて、恨む気持ちを和ませてやってくる。

小簾 車の小窓の簾。

臉波 清らかな目のような波。唐·白居易·《天津橋》詩:「眉月晚生神女浦,臉波春傍窈娘堤。」唐·韋莊·《漢州詩》:「十月醉眠金雁驛,臨岐無恨臉波橫。」張泌《巻五02江城子其二》浣花溪上見卿卿,臉波秋水明,黛眉輕。

和恨 うらむことをなごませる。

 

今宵求夢想,難到青樓上。

今宵からは夢の中であのお方のことを思い浮かべるだけだ。青樓の高殿のあたりに行くこともかなわない。

・青樓 青く塗った高殿で、身分に高い人の家。高貴な女性の住む家。遊女の入るところ。妓楼。

旅立つ人は東、青の門から出る。見送りはその門からさらに東にある高楼で最後の夜を過ごすのである。

 

贏得一場愁,鴛衾誰並頭。

ここの場所だけは愁いを催すことはなく次第に前向きな気持ちになってゆくようだ、思うことは、「誰かが鴛鴦の布団に並んで頭を並べてくれるということ」と。

・贏得 利益を得ること。獲得すること。

・鴛衾 鴛鴦の模様の布団は一緒に過ごすベットに架けられている。

牛嶠《巻四10望江怨》『花間集』161全詩訳注解説(改訂版Ver.2.1)-漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-6077

 

牛嶠  望江怨  

東風急,惜別花時手頻執。

羅幃愁獨入,馬嘶殘雨春蕪

倚門立,寄語薄情郎,粉香和淚泣。

(春に昇進して、赴任地に出発する頃は、花も咲き乱れ、女盛りのころだった、書簡を出しても音沙汰がなく、約束のころに門で待っても帰って来る気配はない、門に立つたびに化粧を整えるが涙で崩れてしまう。それでも女は、待っているだけしかないと詠う。)

 

牛嶠《巻四10望江怨》『花間集』161全詩訳注解説(改訂版Ver.2.1-漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-6077

 
 2015年5月30日の紀頌之5つのBlog 
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248 《巻22-18 春日獨酌二首 其一》Index-17 Ⅱ―12-737年開元二十五年37歳 <248> Ⅰ李白詩1498 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ6038 
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 ●花間集全詩●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩。唐から五代詩詞。花間集 
 Ⅴ.唐五代詞詩・宋詞詩・女性 LiveDoorBlog牛嶠《巻四10望江怨》『花間集』161全詩訳注解説(改訂版Ver.2.1)-漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-6077 
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●作者  牛嶠 【花間集ID-5 牛嶠(生卒年未詳、)】字は松卿、また延峰という。隴西(甘粛省)の人。唐宰相牛僧孺の子孫にあたるという唐僖宗の乾符五年(878)の進士。唐朝に仕えて、拾遺・補闕・校書即の官を歴任した。王建が節度使となって蜀(四川)を鎮めたとき、招かれて判官となった。

 

王建が蜀国を建ててから、蜀に仕えて給事中の官を拝した。よって牛給事とよばれている。博学で文学をよくし、詩歌においてはとくに名があらわれていた。ひそかに李賀(長吉)の歌詩を慕って、筆をとればただちにその詩風にならうことが多かったといぅ。詞はとくにその長ずるところで、女冠子詞の「繍帯芙蓉帳、金紋芍薬花」とか、菩薩蛮詞の「山月照山花、夢回鐙影斜」などはかれの佳句として知られていたといぅ。いわゆる花間沢とよばれる一派のなかで、況庭箔の詞風をうけてその辞句の美しきや情味の深いことでとくにすぐれた詞人である。集三十巻歌詩三巻があったというが今わずかに一部分が伝わるだけである。詞は花間集に三十二首を収めている。

 

・白居易

《憶江南》

江南好,風景舊曾諳。 

日出江花紅勝火,春來江水綠如藍。

能不憶江南。」

(江南好し。風景 旧【もと】より 曽て諳【そら】んず、日出づれば 江花 紅きこと火に勝り。春来れば 江水 緑なること 藍の如し、能く 江南を 憶はざらんや。)江南は素晴らしい。その風景はずっと昔から私の記憶に焼きついている。太陽が昇ると江上の花は火のように真っ赤に見え、春が来れば江の水は藍のように緑色になる。どうして江南を慕わずにいれよう。「夢江南」と「憶江南」は同一詞調。

江南好  風景舊曾
日出江花紅勝火  春來江水綠如藍 能不憶江

○○●  △●●○○

●●○○○△●  ○△○●●△○  △△●○○

牛嶠

・『花間集』には牛嶠の作が二首収められている。単調二十七字、五句三平韻で、37⑦⑤の詞形をとる。

夢江南二首其一

㘅泥,飛到畫堂前。

占得杏梁安穩處,體輕唯有主人憐,堪羨好因緣。

其の一

泥を㘅【ふく】む【つばめ】,飛びて畫堂の前に到る。

占め得たり 杏梁【きょうりょう】の安穩【あんのん】の處,體 輕くして唯だ主人の憐れむ有り,羨やむに堪えたり 好き因緣を。

 

夢江南二首 其二

紅繡被,兩兩間鴛鴦。

不是鳥中偏愛爾,為緣交頸睡南塘,全勝薄情郎。

夢江南【ぼうこうなん】二首

其の二

紅 繡 被い,兩兩にして 鴛鴦を間にす。

鳥 中【あた】る是れならず 爾を偏愛し,交頸するを緣と為し 南塘に睡り,全ては薄き情郎に勝【たえ】ることなり。

 

牛嶠《夢江南二首其一》

㘅泥鷰、飛到畫堂
占得杏梁安穩處、體輕唯有主人憐、堪羨好因



 

牛嶠《望江怨》

東風  惜別花時手頻
羅幃愁獨  馬嘶殘雨春蕪
倚門  寄語薄情郎 粉香和淚

○△●  ●●○○●○●

○○○●●  ●○○●○○●

△○●  ●●●○○ ●○△●●

 

 

 

 

●花間集に《望江怨》は一首、旅の一夜を思い出して詠うもの。

(改訂版Ver.2.1

望江怨

東風急,惜別花時手頻執。

羅幃愁獨入,馬嘶殘雨春蕪

倚門立,寄語薄情郎,粉香和淚泣。

東風は春を知らせる強い風(春一番)、別れを惜んだのは花の時で、繰り返し手を握り交わしたものでした。

薄い肌襦袢にとばりは愁いを誘い、独り閨にはいるのです、あの人の乗る馬は嘶き、行ってしまうと名残りの雨に春草は濡れるのです。

きっと帰って来てくれると門口に佇んで、薄情もののあの人に言葉を寄せるのですが、涙が頬を濡らし、頬の白粉が溶ける日々が続くのです。

 

望江怨【ぼうこうえん】(改訂版Ver.2.1

東風 急なり,惜別 花の時 手頻に執る。

羅幃 愁いて獨り入れば,馬は殘雨に嘶きて 春蕪は【うるお】う

門に倚りて立ち,語を薄き情郎に寄せども,粉香 淚に和【まざ】りて泣く。

 

 

『望江怨』 現代語訳と訳註

(本文)

望江怨

東風急,惜別花時手頻執。

羅幃愁獨入,馬嘶殘雨春蕪

倚門立,寄語薄情郎,粉香和淚泣。

 

(下し文)

望江怨【ぼうこうえん】

東風 急なり,惜別 花は時に の手に頻りに執る。

羅幃に愁いて獨り入れば,馬は殘雨に嘶きて 春蕪は【うるお】う

門に倚りて立ち,語を薄き情郎に寄せれども,粉香 淚に和【まざ】りて泣く。

 

(現代語訳)

(春に昇進して、赴任地に出発する頃は、花も咲き乱れ、女盛りのころだった、書簡を出しても音沙汰がなく、約束のころに門で待っても帰って来る気配はない、門に立つたびに化粧を整えるが涙で崩れてしまう。それでも女は、待っているだけしかないと詠う。)

めでたい東風はが強くふきつける、別れを惜んで、繰り返し手を握り交わしたのはおんなも花の咲くさかりのころだった。

見送ってから、独り閨にはいると昨日の、薄い肌襦袢と、とばりが目に入り、心配な気持ちになったもの、名残りの雨は馬の嘶きがすぐ聞えなくなり、その雨はみちの春草をうるおしていく。

薄行の情夫に手紙を出しても音沙汰はないし、同心結して約束した秋になって、門口に佇んでみたもののかえってはこない、涙が頬を濡らし、頬の白粉が溶け、まじりあって流れ落ちる。(それでも待っているしかない)

 

(訳注) (改訂版Ver.2.1

望江怨

(春に昇進して、赴任地に出発する頃は、花も咲き乱れ、女盛りのころだった、書簡を出しても音沙汰がなく、約束のころに門で待っても帰って来る気配はない、門に立つたびに化粧を整えるが涙で崩れてしまう。それでも女は、待っているだけしかないと詠う。)

旅立ったまま帰らぬ男を恨む女の情を詠う。第一句から第四句までは、男の旅立ちを見送った時の回想をのべ、第五句から末句までは、男の帰りを待ちわびる女の心情を述べる。すべて男目線の女の情をのべるものである。

 

花間集には「望江怨」が牛嶠一首のみ所収。単調三十五字、七句六仄韻で、❸❼❺❼❸5❺の詞形をとる。

東風  惜別花時手頻
羅幃愁獨  馬嘶殘雨春蕪
倚門  寄語薄情郎 粉香和淚

○△●  ●●○○●○●

○○○●●  ●○○●○○●

△○●  ●●●○○ ●○△●●

 

東風急,惜別花時手頻執。

めでたい東風はが強くふきつける、別れを惜んで、繰り返し手を握り交わしたのはおんなも花の咲くさかりのころだった。

○東風 ①ひがしかぜ、こちかぜ。(めでたい生気をあおる風)李白《巻22-19 春日独酌二首其一》「東風扇淑氣,水木榮春暉。」②春風、《禮記、月令》(孟春之月東風解凍, 蟄蟲始振, 魚上冰, 獺祭魚, 鴻雁來。」③草の名。一に冬風に作る。東風菜。

○惜 別 別れを惜しむ。別れるのを名残惜しく思う。

○花 咲く花。女性を暗示しているようにも見える。

○手頻執 頻りに手に執る。頻執手:手をしきりに執る。

 

 

羅幃愁獨入,馬嘶殘雨春蕪

見送ってから、独り閨にはいると昨日の、薄い肌襦袢と、とばりが目に入り、心配な気持ちになったもの、名残りの雨は馬の嘶きがすぐ聞えなくなり、その雨はみちの春草をうるおしていく。

○羅幃 うすぎぬのとばり。うすぎぬの(ベッド)カーテン。ここでは薄絹の肌襦袢、帳を垂れた閏を指す。

愁獨入 (別れを)かなしんで、(ベッドカーテンの中へ)独りだけで入る。

馬嘶 馬がいななく。

殘雨 ひとしきり降った後の止みかけの雨。

春蕪 春の草。

濕 潤す。

 

倚門立,寄語薄情郎,粉香和淚泣。

薄行の情夫に手紙を出しても音沙汰はないし、同心結して約束した秋になって、門口に佇んでみたもののかえってはこない、涙が頬を濡らし、頬の白粉が溶け、まじりあって流れ落ちる。(それでも待っているしかない)

倚門立:門によってたちつくす。ここの「門」は女性のいる建物のかど口。

寄語:ことづてする。伝言をたのむ。=寄言。

○薄情郎 薄は薄行、情郎:いろおとこ。もておとこ。情夫。薄情郎 夢のような付き合いをしたのにもう心変わりをした情けの薄い男を云う。この時代の情けの強い男を「潘郎」といい、劉郞、阮郎、檀郎、安仁など色町の女が男をそう呼んだ。

巻四06夢江南二首其二「紅繡被,兩兩間鴛鴦。不是鳥中偏愛爾,為緣交頸睡南塘,全勝薄情郎。」

牛嶠《巻四02夢江南二首其二》『花間集』153全詩訳注解説(改訂版Ver.2.1)-漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-6037

○粉香和涙泣 (おしろいの香は)涙と一緒になりながら、泣いた。流す涙に頬の白粉が溶けること。和:まぜあわす。

牛嶠《巻四09更漏子三首 其三》『花間集』160全詩訳注解説(改訂版Ver.2.1)-漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-6072

牛嶠  更漏子三首 其三  

南浦情,紅粉淚,爭柰兩人深意。低翠黛,卷征衣,馬嘶霜葉飛。

招手別,寸腸結,還是去年時節。書托鴈,夢歸家,覺來江月斜。

(更漏子三首 其の三:城郭の南の渡し場の秋の風物詩である、男女の別離の風物詩、別離の夜から朝の時間経過と、そうした光景が去年も今年も来年もと続いてゆく時間経過を詠う。)

 

牛嶠《巻四09更漏子三首 其三》『花間集』160全詩訳注解説(改訂版Ver.2.1-漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-6072

 

 
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(改訂版Ver.2.1

更漏子三首 其一

(春の夜、少し離れた宮殿で夜通しの演舞が催されていて、眠りに付けず、寵愛を受け絶頂であった頃を思い浮かべる)

星漸稀,漏頻轉,何處輪臺聲怨。

今宵は眠れずうとうとしてまた起きて夜空を見れば、星屑の空もようやく疎らになってきて、漏刻の浮子ももしきりに転じている。どこの楼殿で演奏しているのか西域の輪臺曲の演奏の音が聴こえてくるのが寵愛を失った今、怨みに思う。

香閣掩,杏花紅,月明楊柳風。

きっとそこの閣殿にお香が被っているし、杏の花はこんな夜でも紅を保っている。月はここの庭だけでなく、すべてを明るく照らし、楊柳は風に吹かれてゆれている。

挑錦字,記情事,惟願兩心相似。

寂しくないように、すぐれて美しい詩句をかかげて示され、そして、心の思いを書き記してくれる。ただ、願うのは、二人の心に思うことが「同じことを思う」ということ。

收淚語,背燈眠,玉釵橫枕邊。

妃嬪は、涕と一緒にその言葉を収め、燈火を背に横になる。耀く簪も枕の傍においてしまっている。

 

(更漏子【こうろうし】三首 其の一)

星 漸【ようや】く稀れにして,漏 頻に轉じ,何處にか輪臺 聲怨す。

香 閣掩い,杏花の紅,月明く 楊柳 風す。

錦字を挑げ,情事を記し,惟だ願う 兩つながらの心 相い似る。

淚 語を收め,燈を背にして眠り,玉釵 枕邊に橫わる。

 

(改訂版Ver.2.1

更漏子三首 其二

(更漏子三首 其の二:春の短い夜に夢からさめ、『同心結』の約束を破られて、恨む気持ちになるけれど、天に聞いたら、やっぱり「待つ」ことが女の道であるという。)

春夜闌,更漏促,金燼暗挑殘燭。

春の夜は短く一番良い時もすぐ過ぎてしまう、本当に、時の流れははやく過ぎる、金で飾った燭台の灯芯の燃えさしを替える事は無く、かき立てるだけでよいほどだ。

驚夢斷,錦屏深,兩明月心。

あのひとの夢をみていてもすぐに覚めて現実におどろく、錦のきれいな屏風の奥の閏にも、同じ月明かりが照らしているはずなのに、離れ離れに暮らす二人の心は別々になったのだろう。

閨艸碧,望歸客,還是不知消息。

春も進み、閏から見える草木も緑が濃くなる、あの人は他郷の客、帰りを待ち望むだけ、しかし、今もなお消息さえ知れない。

辜負我,悔憐君,告天天不聞。

私との「同心結」を裏切ったあの人に、情を捧げていることを悔やまれるので、天にそれを告げてみたけれど天は答えてくれなくてなにも聞えない。待つことしかないと教えられる。

 

(更漏子【こうろうし】三首 其の二)

春夜 闌【たけなわ】は,更漏 促し,金燼【きんじん】暗く 殘燭を挑【かか】ぐ。

夢 斷えるを驚き,錦屏 深く,兩 明月の心。

閨艸 碧に,歸客を望むも,還た 是れ消息を知ることなし。

我を辜負【こふ】す,君を憐れみしを悔い,天に告ぐるも天は聞かず。

 

(改訂版Ver.2.1

更漏子三首 其三

(更漏子三首 其の三:城郭の南の渡し場の秋の風物詩である、男女の別離の風物詩、別離の夜から朝の時間経過と、そうした光景が去年も今年も来年もと続いてゆく時間経過を詠う。)

南浦情,紅粉淚,爭柰兩人深意。

城郭の南の渡し場では、南に行く男と情を交わしての別離がある、その夜、女の涙は、頬紅も白粉もながし、そんな二人が、どうして、この二人の気持ちが落ち込んでゆくことを争うようにさらに落ち込んでしまうのだろう。

低翠黛,卷征衣,馬嘶霜葉飛。

旅立ちの朝は、女は、不満や心配でみどりの眉が下がりっぱなしで、男は旅装を身に着け、馬が嘶くのが朝の空に響き、枯葉が空に舞う。(北西風を背に受けて南に出かける))

招手別,寸腸結,還是去年時節。

そして、男は最後の別れと手招きをし、つかの間の真心を結びあう。この光景は去年のこの時期もあったし、別れの風物詩である。

書托鴈,夢歸家,覺來江月斜。

そんな女は、書簡を雁に託すものであり、夢にみるのは家に帰ってくることだ。そんなことばかり思っていても、春が来ても、夢が現実にならず、眠れぬ夜は過ぎてゆき、大江の上の月も西に傾いている。(女は死ぬまで待ち続けるのである。―女の方から男を棄てる、離婚するということはできない時代である)

 

(更漏子 三首 其の三)

南浦 情あり,紅粉 淚し,柰んぞ爭わん 兩人 意を深くするを。

翠黛を低くして,征衣を卷き,馬は嘶き 霜葉 飛ぶ。

手を招いて別れ,寸腸 結び,還た是こ去りて年も時節なり。

書 鴈に托し,夢 家に歸り,覺めて 月斜めになるも江に來る。

 

(改訂版Ver.2.1

『更漏子三首 其三』 現代語訳と訳註

(本文)

更漏子三首 其三

南浦情,紅粉淚,爭柰兩人深意。

低翠黛,卷征衣,馬嘶霜葉飛。

招手別,寸腸結,還是去年時節。

書托鴈,夢歸家,覺來江月斜。

 

 

(下し文)

(更漏子 三首 其の三)

南浦 情あり,紅粉 淚し,柰を爭うて 兩人 意を深くす。

翠黛を低くして,征衣を卷き,馬は嘶き 霜葉 飛ぶ。

手を招いて別れ,寸腸 結び,還た是こ去りて年も時節なり。

書 鴈に托し,夢 家に歸り,覺めて 月斜めになるも江に來る。

 

 

(現代語訳)

(更漏子三首 其の三:城郭の南の渡し場の秋の風物詩である、男女の別離の風物詩、別離の夜から朝の時間経過と、そうした光景が去年も今年も来年もと続いてゆく時間経過を詠う。)

城郭の南の渡し場では、南に行く男と情を交わしての別離がある、その夜、女の涙は、頬紅も白粉もながし、そんな二人が、どうして、この二人の気持ちが落ち込んでゆくことを争うようにさらに落ち込んでしまうのだろう。

旅立ちの朝は、女は、不満や心配でみどりの眉が下がりっぱなしで、男は旅装を身に着け、馬が嘶くのが朝の空に響き、枯葉が空に舞う。(北西風を背に受けて南に出かける))

そして、男は最後の別れと手招きをし、つかの間の真心を結びあう。この光景は去年のこの時期もあったし、別れの風物詩である。

そんな女は、書簡を雁に託すものであり、夢にみるのは家に帰ってくることだ。そんなことばかり思っていても、春が来ても、夢が現実にならず、眠れぬ夜は過ぎてゆき、大江の上の月も西に傾いている。(女は死ぬまで待ち続けるのである。―女の方から男を棄てる、離婚するということはできない時代である)

 

(訳注) (改訂版Ver.2.1

更漏子三首 其三

(更漏子三首 其の三:城郭の南の渡し場の秋の風物詩である、男女の別離の風物詩、別離の夜から朝の時間経過と、そうした光景が去年も今年も来年もと続いてゆく時間経過を詠う。)

毎年、秋になって南浦で別離があり、駅亭での別れを惜しむ一夜を過ごし、翌朝、同心結を誓って別れてゆくという光景は、毎年同じようにあるし、春には帰ってくると、待っているが、待ち侘びて川辺に佇む女の光景もまたいつも通りである。。旅だった男を恨もうと、憎もうと、女は待っていなければ罪になる時代である。この詩は別離の夜から朝の時間経過と、そうした光景が去年も今年も来年もと続いてゆく時間経過を詠っている。

 

『花間集』には牛嶠の作が二首収められている。双調四十六字、前段二十三字六句二仄韻二平韻、後段二十三字六句三仄韻二平韻で、3❸❻3③⑤/❸❸❻3③⑤の詞形をとる。更漏子という題で、花間集には温庭筠、韋莊、牛嶠、毛文錫、孫光憲、毛熙震などの作が収録されている。

更漏子三首 其一

星漸稀,漏頻,何處輪臺聲

香閣掩,杏花,月明楊柳

挑錦,記情,惟願兩心相

收淚語,背燈,玉釵橫枕

○△○ ●○● △●○○○△

○●● ●○○ ●○○●△

△●● ●○● ○●●○△●

△●● ●○○ ●○△△○

双調四十六字、前段二十三字六句二仄韻に三平韻、後段二十三字六句二仄韻二平韻で、③❸❻3③⑤/3❸❻3③⑤の詞形をとる。

更漏子三首 其二

春夜,更漏,金燼暗挑殘

驚夢斷,錦屏,兩明月

閨艸碧,望歸,還是不知消

辜負我,悔憐,告天天不

○●○  △●●  ○●●△○●

○△●  ●△△  ●○○●○

○●●  △○●  ○●△○○●

○●●  ●○○  ●○○△△

双調四十六字、前段二十三字六句二仄韻二平韻、後段二十三字六句三仄韻二平韻で、3❸❻3③⑤/❸❸❻3③⑤の詞形をとる。

更漏子三首 其三

南浦情,紅粉,爭柰兩人深

低翠黛,卷征,馬嘶霜葉

招手,寸腸,還是去年時

書托鴈,夢歸,覺來江月

○●○  ○●●  ○●●○△●

○●●  △○△  ●○○●○

○●●  ●○●  ○●●○○●

○●●  △○○  ●△○●○

 

南浦情,紅粉淚,爭柰兩人深意。

城郭の南の渡し場では、南に行く男と情を交わしての別離がある、その夜、女の涙は、頬紅も白粉もながし、そんな二人が、どうして、この二人の気持ちが落ち込んでゆくことを争うようにさらに落ち込んでしまうのだろう。

○南浦 南の入り江の津。船で行く男を見送る別離の場を象徴する。洛陽、成都、長江下流域の江南の港、武昌、武漢、襄陽、揚州などや、会稽、紹興をいう。北に入る女にとって東風か、南風の吹く季節でなければ帰ってこれないから、春が来ると帰還を胸躍らせるから、春から初夏への経過を感じさせ、夏が過ぎれば風が変わるので帰りは期待できない。すると、また歳を重ねるわけで、女盛りを過ぎようとする時間経過も感じさせる。下句の「西風」で完全に別れてしまったことを感じさせるものである。南の港から帰って来るのには春風、夏の南風で秋冬の風では帰れない。南浦情は有るから夏に帰ってきて逢えるということをこっころ情である。冬でも帰りを期待できるとすれば、洛陽ぐらいで、通常は、動かないものだ。

花間集 南浦 に関する詩

◍ 溫庭筠 巻二02清平樂二首其二「洛陽愁,楊柳花飄雪。終日行人爭攀折,橋下流水嗚咽。上馬爭勸離觴,南浦鶯聲斷腸。愁殺平原年少,迴首揮淚千行。」

◍ 溫庭筠 巻二16荷葉盃三首其三「楚女欲歸南浦,朝雨。濕愁紅。小船搖漾入花裏,波起。隔西風。」

◍ 牛嶠 巻四08感恩多二首其二「自從南浦別,愁見丁香結。近來情轉深,憶鴛衾。幾度將書托煙鴈,淚盈襟。淚盈襟,禮月求天,願君知我心。」

◍ 牛嶠 巻四13更漏子三首其三「南浦情,紅粉淚,爭柰兩人深意。低翠黛,卷征衣,馬嘶霜葉飛。招手別,寸腸結,還是去年時節。書托鴈,夢歸家,覺來江月斜。」

◍ 欧陽烱 巻六04子八首其四「洞口誰家,木蘭舡繫木蘭花。紅袖女郎相引去,游南浦,笑倚春風相對語。

◍ 和凝 巻六28春光好二首其二「蘋葉軟,杏花明,畫舡輕。雙浴鴛鴦出淥汀,棹歌聲。春水無風無浪,春天半雨半晴。紅粉相隨南浦晚,幾含情。」

柰 からなし、柰何:いかん、いかに、いかんぞ。

 

低翠黛,卷征衣,馬嘶霜葉飛。

旅立ちの朝は、女は、不満や心配でみどりの眉が下がりっぱなしで、男は旅装を身に着け、馬が嘶くのが朝の空に響き、枯葉が空に舞う。(北西風を背に受けて南に出かける))

○低翠黛 不満や心配で眉が下がる。伏し目がちになる。白居易 琵琶行 「低眉信手續續彈,盡心中無限事。」(眉を低れ 手に信せて 續續と 彈き,説き盡くす 心中 無限の事。)眉を低くたれて、従順、柔和な表情で、手の動きに任せておもいのままに次から次へと弾く。心の中の限り無い多くの事がらを言い尽くす(かのようである)。・低眉:眉を低くたれて、努めて従順、柔和な表情をすること。 ・信手:おもいのままに。手当たり次第に。手の動きに任せて。 ・續續:次から次へと。

○征衣 1 旅に出るときの服装。旅装。2 兵士が戦争に行くときの服装。

 

招手別,寸腸結,還是去年時節。

そして、男は最後の別れと手招きをし、つかの間の真心を結びあう。この光景は去年のこの時期もあったし、別れの風物詩である。

招手別 招手:手で招く。さしまねく。

寸腸結 つかの間の真心で結ばれる。杜甫《贈特進汝陽王二十韻》「寸長堪繾綣,一諾豈驕矜。」(寸長繾綣に堪えたり 一諾 豈に驕矜せんや)その人物に一寸の長所があればそれと親密にし、いか そうとされる情合いがある、なにか人に頼みごとをしてやっても、それでいばったりする様なことはない。』

贈特進汝陽王二十韻  杜甫

 

書托鴈,夢歸家,覺來江月斜。

そんな女は、書簡を雁に託すものであり、夢にみるのは家に帰ってくることだ。そんなことばかり思っていても、春が来ても、夢が現実にならず、眠れぬ夜は過ぎてゆき、大江の上の月も西に傾いている。(女は死ぬまで待ち続けるのである。―女の方から男を棄てる、離婚するということはできない時代である)

書托雁 書簡、書信を鴻雁に託すこと。《漢書·蘇武傳》「昭帝即位數年,匈奴與漢和親,漢求武等,匈奴詭言武死。後漢使複至匈奴,常惠請其守者與俱,得夜見漢使,具自陳道。教使者謂單于,言天子射上林中,得雁,足有絲帛書,言武等在某澤中。

牛嶠《巻四08更漏子三首 其二》『花間集』159全詩訳注解説(改訂版Ver.2.1)-漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-6067

牛嶠《更漏子三首 其二》

春夜闌,更漏促,金燼暗挑殘燭。

驚夢斷,錦屏深,兩明月心。

閨艸碧,望歸客,還是不知消息。

辜負我,悔憐君,告天天不聞。

(更漏子三首 其の二:春の短い夜に夢からさめ、『同心結』の約束を破られて、恨む気持ちになるけれど、天に聞いたら、やっぱり「待つ」ことが女の道であるという。)私との「同心結」を裏切ったあの人に、情を捧げていることを悔やまれるので、天にそれを告げてみたけれど天は答えてくれなくてなにも聞えない。待つことしかないと教えられる。

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(改訂版Ver.2.1

更漏子三首 其一

(春の夜、少し離れた宮殿で夜通しの演舞が催されていて、眠りに付けず、寵愛を受け絶頂であった頃を思い浮かべる)

星漸稀,漏頻轉,何處輪臺聲怨。

今宵は眠れずうとうとしてまた起きて夜空を見れば、星屑の空もようやく疎らになってきて、漏刻の浮子ももしきりに転じている。どこの楼殿で演奏しているのか西域の輪臺曲の演奏の音が聴こえてくるのが寵愛を失った今、怨みに思う。

香閣掩,杏花紅,月明楊柳風。

きっとそこの閣殿にお香が被っているし、杏の花はこんな夜でも紅を保っている。月はここの庭だけでなく、すべてを明るく照らし、楊柳は風に吹かれてゆれている。

挑錦字,記情事,惟願兩心相似。

寂しくないように、すぐれて美しい詩句をかかげて示され、そして、心の思いを書き記してくれる。ただ、願うのは、二人の心に思うことが「同じことを思う」ということ。

收淚語,背燈眠,玉釵橫枕邊。

妃嬪は、涕と一緒にその言葉を収め、燈火を背に横になる。耀く簪も枕の傍においてしまっている。

 

(更漏子【こうろうし】三首 其の一)

星 漸【ようや】く稀れにして,漏 頻に轉じ,何處にか輪臺 聲怨す。

香 閣掩い,杏花の紅,月明く 楊柳 風す。

錦字を挑げ,情事を記し,惟だ願う 兩つながらの心 相い似る。

淚 語を收め,燈を背にして眠り,玉釵 枕邊に橫わる。

 

(改訂版Ver.2.1

更漏子三首 其二

(更漏子三首 其の二:春の短い夜に夢からさめ、『同心結』の約束を破られて、恨む気持ちになるけれど、天に聞いたら、やっぱり「待つ」ことが女の道であるという。)

春夜闌,更漏促,金燼暗挑殘燭。

春の夜は短く一番良い時もすぐ過ぎてしまう、本当に、時の流れははやく過ぎる、金で飾った燭台の灯芯の燃えさしを替える事は無く、かき立てるだけでよいほどだ。

驚夢斷,錦屏深,兩明月心。

あのひとの夢をみていてもすぐに覚めて現実におどろく、錦のきれいな屏風の奥の閏にも、同じ月明かりが照らしているはずなのに、離れ離れに暮らす二人の心は別々になったのだろう。

閨艸碧,望歸客,還是不知消息。

春も進み、閏から見える草木も緑が濃くなる、あの人は他郷の客、帰りを待ち望むだけ、しかし、今もなお消息さえ知れない。

辜負我,悔憐君,告天天不聞。

私との「同心結」を裏切ったあの人に、情を捧げていることを悔やまれるので、天にそれを告げてみたけれど天は答えてくれなくてなにも聞えない。待つことしかないと教えられる。

 

(更漏子【こうろうし】三首 其の二)

春夜 闌【たけなわ】は,更漏 促し,金燼【きんじん】暗く 殘燭を挑【かか】ぐ。

夢 斷えるを驚き,錦屏 深く,兩 明月の心。

閨艸 碧に,歸客を望むも,還た 是れ消息を知ることなし。

我を辜負【こふ】す,君を憐れみしを悔い,天に告ぐるも天は聞かず。

 

 

其三

南浦情,紅粉淚,爭柰兩人深意。

低翠黛,卷征衣,馬嘶霜葉飛。

招手別,寸腸結,還是去年時節。

書托鴈,夢歸家,覺來江月斜。

 

 

(改訂版Ver.2.1

『更漏子三首 其二』 現代語訳と訳註

(本文)

更漏子三首 其二

春夜闌,更漏促,金燼暗挑殘燭。

驚夢斷,錦屏深,兩明月心。

閨艸碧,望歸客,還是不知消息。

辜負我,悔憐君,告天天不聞。

 

 

(改訂版Ver.2.1

 (下し文)

其二

春夜 闌【たけなわ】,更漏 促し,金燼【きんじん】暗く 殘燭を挑【かか】ぐ。

驚夢 斷え,錦屏 深く,兩 明月の心。

閨艸 碧に,歸客を望み,還お 是れ消息を知らず。

我に辜負【こふ】す,君を憐れみしを悔い,天に告ぐるも天は聞かず。

 

 

(改訂版Ver.2.1

 (現代語訳)

(更漏子三首 其の二:春の短い夜に夢からさめ、『同心結』の約束を破られて、恨む気持ちになるけれど、天に聞いたら、やっぱり「待つ」ことが女の道であるという。)

春の夜は短く一番良い時もすぐ過ぎてしまう、本当に、時の流れははやく過ぎる、金で飾った燭台の灯芯の燃えさしを替える事は無く、かき立てるだけでよいほどだ。

あのひとの夢をみていてもすぐに覚めて現実におどろく、錦のきれいな屏風の奥の閏にも、同じ月明かりが照らしているはずなのに、離れ離れに暮らす二人の心は別々になったのだろう。

春も進み、閏から見える草木も緑が濃くなる、あの人は他郷の客、帰りを待ち望むだけ、しかし、今もなお消息さえ知れない。

私との「同心結」を裏切ったあの人に、情を捧げていることを悔やまれるので、天にそれを告げてみたけれど天は答えてくれなくてなにも聞えない。待つことしかないと教えられる。

 

(改訂版Ver.2.1

 (訳注)

更漏子三首 其二

(更漏子三首 其の二:春の短い夜に夢からさめ、『同心結』の約束を破られて、恨む気持ちになるけれど、天に聞いたら、やっぱり「待つ」ことが女の道であるという。)

前段は春の夜半過ぎに目が覚めた時の様子を詠じる。後段は夜明けの後、高殿から男の帰りを待ち望んでも消息知れずで、不安な男を愛したことを後悔し、天に男の不実を訴えるが、天はやっぱり「待つ」ことが女の道であるということで、耳を傾けてくれぬと、現状と道理を述べる。

『花間集』には牛嶠の作が二首収められている。双調四十六字、前段二十三字六句二仄韻二平韻、後段二十三字六句三仄韻二平韻で、3❸❻3③⑤/❸❸❻3③⑤の詞形をとる。更漏子という題で、花間集には温庭筠、韋莊、牛嶠、毛文錫、孫光憲、毛熙震などの作が収録されている。

更漏子三首 其一

星漸稀,漏頻,何處輪臺聲

香閣掩,杏花,月明楊柳

挑錦,記情,惟願兩心相

收淚語,背燈,玉釵橫枕

○△○ ●○● △●○○○△

○●● ●○○ ●○○●△

△●● ●○● ○●●○△●

△●● ●○○ ●○△△○

双調四十六字、前段二十三字六句二仄韻に三平韻、後段二十三字六句二仄韻二平韻で、③❸❻3③⑤/3❸❻3③⑤の詞形をとる。

更漏子三首 其二

春夜,更漏,金燼暗挑殘

驚夢斷,錦屏,兩明月

閨艸碧,望歸,還是不知消

辜負我,悔憐,告天天不

○●○  △●●  ○●●△○●

○△●  ●△△  ●○○●○

○●●  △○●  ○●△○○●

○●●  ●○○  ●○○△△

『花間集』全詩訳注解説(改訂版)-45韋荘123《巻3-23 更漏子一首》三巻23-〈123〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5817

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春夜闌,更漏促,金燼暗挑殘燭。

春の夜は短く一番良い時もすぐ過ぎてしまう、本当に、時の流れははやく過ぎる、金で飾った燭台の灯芯の燃えさしを替える事は無く、かき立てるだけでよいほどだ。

○春夜闌 春の真夜中過ぎ。春の一番良い時期を過ぎてしまうこと。闌は盛りを過ぎるの意。

○更漏促 春の夜は短く、その上時間が早く経過すること。更漏は水時計。ここでは時間、春が過ぎ去ることを意味する。

○金燼暗挑殘燭 暗くなった灯火の芯の燃えさしをかき立てる。挑はかき立てる。

 

驚夢斷,錦屏深,兩明月心。

あのひとの夢をみていてもすぐに覚めて現実におどろく、錦のきれいな屏風の奥の閏にも、同じ月明かりが照らしているはずなのに、離れ離れに暮らす二人の心は別々になったのだろう。

○驚夢断 寵愛を受け、良かったころを夢見ることから、はっと夢が覚め、現実に戻っておどろくこと。

〇両郷明月心 同じ月明かりが照らしているはずなのに、離れ離れに暮らす二人の心は別々になってしまったこと。去るもの日々に疎し。

 

閨艸碧,望歸客,還是不知消息。

春も進み、閏から見える草木も緑が濃くなる、あの人は他郷の客、帰りを待ち望むだけ、しかし、今もなお消息さえ知れない。

○閨艸碧 艸:1草本植物的總稱。2. 「竹」之異體。

○帰客 帰り来る旅人。ここでは女が帰りを待ちち望んでいる男を指す。

○還是 相変わらず、今もなお。

 

辜負我,悔憐君,告天天不聞。

私との「同心結」を裏切ったあの人に、情を捧げていることを悔やまれるので、天にそれを告げてみたけれど天は答えてくれなくてなにも聞えない。待つことしかないと教えられる。

○辜負 背く、裏切る。

○憐 愛惜を注ぐ。

○告天天不聞 天に告げてみたけれど天は答えてくれなくてなにも聞えない。どんなに恨んでも、どんなに二君でも、女としては待つことしかない。この表現と違った表現をしたのが、牛嶠《巻四06應天長二首其二》「莫信綵牋書裏,賺人腸斷字。」ただ、信じることはできないはずなのに、手紙の中の、愛妾のこころをたぶらかす「断腸」の文字はこころゆらせる。

ということで、牛嶠の比興手法ということである。

『花間集』全詩訳注解説(改訂版)-47韋荘125《巻3-25 木蘭花一首》三巻25-〈125〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5827

(改訂版)韋荘 木蘭花一首  京劇の「花木蘭」は男となって異郷にいったのだが、どこの女も、幾千の山を超えることも、万川をわたって行くこともない詞、思いを回らす夢見さえ叶わず、何を知りたく、何を求めていきていくのだろうか。

 

 
 2015年4月10日の紀頌之5つのBlog 
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 杜甫詩(1)736~751年 青年期・李白と交遊期・就活の詩 53首杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73首(青年期・就活の詩) 杜甫詩(3)755年~756年、45歳 安史の乱に彷徨う 26首杜甫詩(4)作時757年、46歳 安史軍捕縛、脱出、左拾遺 43首杜甫詩(5)758年;乾元元年、47歳 左拾遺、朝廷疎外、左遷 53首杜甫詩 (6)759年;乾元二年、48歳 三吏三別 官を辞す 44首 
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