806年元和元年39歳- 先生-巻15-02答竇秀才書 -#4
806年元和元年39歳- 先生-巻15-02答竇秀才書 -#4 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集9588
それなのに、いま、生命もどうなるかわからない不測の事態も起こりうる様な舟に乗り、人の気配のない中まで入ってゆく。
それでいて、わざわざやってきて文章についてお尋ねになるのである。
肉体的には苦労を重ねながら、その事柄はそれほどのことではなく、発言は丁寧であるのに、お求めになっていることは簡単なことに限って問われたのである。
だから、割に合うやり方ではないのである。
昔の君子というのは、道を積み、徳を蓄えながら、その立派な仁徳を隠してひけらかすことなどしないのである。
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《巻15-02答竇秀才書
》#4 |
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字解集 訳注解説 |
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漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9567 |
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先生-巻15-02
元和元年 806年39歳
答竇秀才書
愈白:愈少駑怯,於他藝能,自度無可努力,又不通時事,而與世多齟齬。念終無以樹立,遂發憤篤專於文學。學不得其術,凡所辛苦而僅有之者,皆符於空言,而不適於實用,又重以自廢。
#2
是故學成而道益窮,年老而智愈困。今又以罪黜於朝廷,遠宰蠻縣,愁憂無聊,瘴癘侵加,喘喘焉無以冀朝夕。
#3
足下年少才俊,辭雅而氣銳,當朝廷求賢如不及之時,當道者又皆良有司,操數寸之管,書盈尺之紙,高可以釣爵位,循次而進,亦不失萬一於甲科。
#4
今乃乘不測之舟,入無人之地,以相從問文章為事。身勤而事左,辭重而請約,非計之得也。雖使古之君子,積道藏德,遁其光而不曜,
#5
膠其口而不傳者,遇足下之請懇懇,猶將倒廩傾囷,羅列而進也。若愈之愚不肖,又安敢有愛於左右哉!顧足下之能,足以自奮。
#6
愈之所有,如前所陳,是以臨事愧恥而不敢答也。錢財不足以賄左右之匱急,文章不足以發足下之事業。稇載而往,垂橐而歸,足下亮之而已。愈白。









