城南聯句 韓退之(韓愈)詩<64-#17>Ⅱ中唐詩413 紀頌之の漢詩ブログ1318

     
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城南聯句 韓退之(韓愈)詩<64-#17>#1~#31(全31回)

第五部
(#17~#20)
#17
孟郊) 葩蘗相妒出,
韓愈) 菲茸共舒晴。類招臻倜詭,
孟郊) 翼萃伏衿纓。危望跨飛動,
韓愈) 冥升躡登閎。春遊轢靃靡,
孟郊) 彩伴颯嫈嫇。遺燦飄的皪,
韓愈) 淑顏洞精誠。
#17  *上記聯句を韻により変更して読む
葩蘗相妒出,菲茸共舒晴。
花と芽はたがいにねたむようにして伸び、咲いている。 青菜と蒲の穂はともに伸びて萌木色にきらめいている。
類招臻倜詭,翼萃伏衿纓。
けだものも互いに呼び合ってずばぬけて怪奇なことになっている。鳥類があつまってきてひとに接近して なれたりする。
危望跨飛動,冥升躡登閎。
高殿に昇りながめとびあがるとりまたがるのである。ひとに知られないうちに高いところに上り高大を踏むのである。
春遊轢靃靡,彩伴颯嫈嫇。
春の野で遊んだ時にはなよやかな草をふみしめる。目もあやな衣裳をつけた腰元がはにかむ新婦の姫うながしている。
遺燦飄的皪,淑顏洞精誠。
キラキラ輝いて舞翻って散りおちてもきらめいている。奥ゆかしく清そな顔立ちはすなおそうなかんじである。
#17
葩蘗【はげつ】相妒【ねた】んで出で,菲茸【ひじゅう】共に舒【の】びて晴【やす】らぐ。
類 招いて倜詭【てきき】臻【いた】り,翼 萃【あつま】って衿纓【きんえい】に伏す。
危望【きぼう】飛動【ひどう】に跨【またが】り,冥升【めいしょう】登閎【とうこう】を躡【ふ】む。
春遊【しゅんゆう】靃靡【ずいび】を轢【ふ】み,彩伴【さいはん】嫈嫇【おうぼう】を颯【うごか】す。
遺燦【いさん】的皪【てきれき】を飄【ひるがえ】し,淑顏【しゅくがん】精誠【せいせい】洞【あきらか】なり。


韓愈) 嬌應如在寤,
孟郊) 頹意若含酲。鹓毳翔衣帶,
韓愈) 鵝肪截佩璜。文升相照灼,
孟郊) 武勝屠攙搶。割錦不酬價,
韓愈) 構雲有高營。通波牣鱗介,
孟郊) 疏畹富蕭蘅。
#19
孟郊) 買養馴孔翠,
韓愈) 遠苞樹蕉栟。鴻頭排刺芡,
孟郊) 鵠卵攢瑰橙。騖廣雜良牧,
韓愈) 蒙休賴先盟。罷旄奉環衛,
孟郊) 守封踐忠貞。戰服脫明介,
韓愈) 朝冠飄彩纮。
#20
韓愈) 爵勛逮僮隸,
孟郊) 簪笏自懷繃。乳下秀嶷嶷,
韓愈) 椒蕃泣喤々。貌鑒清溢匣,
孟郊) 眸光寒發硎。館儒養經史,
韓愈) 綴戚觴孫甥。考鍾饋肴核,
孟郊) 戛鼓侑牢牲。



現代語訳と訳註
(本文)

#17
孟郊) 葩蘗相妒出,
韓愈) 菲茸共舒晴。類招臻倜詭,
孟郊) 翼萃伏衿纓。危望跨飛動,
韓愈) 冥升躡登閎。春遊轢靃靡,
孟郊) 彩伴颯嫈嫇。遺燦飄的皪,
韓愈) 淑顏洞精誠。
#17  *上記聯句を韻により変更して読む
葩蘗相妒出,菲茸共舒晴。
類招臻倜詭,翼萃伏衿纓。
危望跨飛動,冥升躡登閎。
春遊轢靃靡,彩伴颯嫈嫇。
遺燦飄的皪,淑顏洞精誠。


(下し文)#17
葩蘗【はげつ】相妒【ねた】んで出で,菲茸【ひじゅう】共に舒【の】びて晴【やす】らぐ。
類 招いて倜詭【てきき】臻【いた】り,翼 萃【あつま】って衿纓【きんえい】に伏す。
危望【きぼう】飛動【ひどう】に跨【またが】り,冥升【めいしょう】登閎【とうこう】を躡【ふ】む。
春遊【しゅんゆう】靃靡【ずいび】を轢【ふ】み,彩伴【さいはん】嫈嫇【おうぼう】を颯【うごか】す。
遺燦【いさん】的皪【てきれき】を飄【ひるがえ】し,淑顏【しゅくがん】精誠【せいせい】洞【あきらか】なり。


(現代語訳)
花と芽はたがいにねたむようにして伸び、咲いている。 青菜と蒲の穂はともに伸びて萌木色にきらめいている。
けだものも互いに呼び合ってずばぬけて怪奇なことになっている。鳥類があつまってきてひとに接近して なれたりする。
高殿に昇りながめとびあがるとりまたがるのである。ひとに知られないうちに高いところに上り高大を踏むのである。
春の野で遊んだ時にはなよやかな草をふみしめる。目もあやな衣裳をつけた腰元がはにかむ新婦の姫うながしている。
キラキラ輝いて舞翻って散りおちてもきらめいている。奥ゆかしく清そな顔立ちはすなおそうなかんじである。


(訳注) #17
葩蘗相妒出,菲茸共舒晴。
花と芽はたがいにねたむようにして伸び、咲いている。 青菜と蒲の穂はともに伸びて萌木色にきらめいている。
・葩蘗 はなと芽。・相妬 競争する。・菲茸 青菜と蒲の穂。・ 伸長する。


類招臻倜詭,翼萃伏衿纓。
けだものも互いに呼び合ってずばぬけて怪奇なことになっている。鳥類があつまってきてひとに接近して なれたりする。
類招 けだものは同類で相よびあう。・倜詭 ずばぬけて怪奇なこと。・翼萃 鳥類があつまる。・衿纓 人の襟と冠のひも。ひとびとをさす。


危望跨飛動,冥升躡登閎。
高殿に昇りながめとびあがるとりまたがるのである。ひとに知られないうちに高いところに上り高大を踏むのである。
危望 高く登ってながめること。・冥升 ひとに知られないうちに高いところに上ること。・園 高大。


春遊轢靃靡,彩伴颯嫈嫇。
春の野で遊んだ時にはなよやかな草をふみしめる。目もあやな衣裳をつけた腰元がはにかむ新婦の姫うながしている。
靃靡 草のなよやかなさま。・彩伴 目もあやな衣裳をつけた同伴者。・嫈嫇 はにかむ新婦。


遺燦飄的皪,淑顏洞精誠。
キラキラ輝いて舞翻って散りおちてもきらめいている。奥ゆかしく清そな顔立ちはすなおそうなかんじである。
遺燦 地におちたきらめくもの。・的皪 キラキラ輝くさま。・ こぢんまりとして控えめなこと。
洞精誠 すなおそうだというほどの意。性的な表現かもしれない。