城南聯句 韓退之(韓愈)詩<64-#18>Ⅱ中唐詩414 紀頌之の漢詩ブログ1321

     
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 李商隠詩李商隠/韓愈韓退之(韓愈)・柳宗元・李煜・王安石・蘇東坡 
   2011/7/11李商隠 1 錦瑟 
     2011/7/11 ~ 2012/1/11 まで毎日掲載 全約150首(1~187回) 
   2012/1/11 唐宋 Ⅰ李商隠187 行次西郊作一百韻  白文/現代語訳 (全文) 
     


第五部(#17~#20)
#17
孟郊) 葩蘗相妒出,
韓愈) 菲茸共舒晴。類招臻倜詭,
孟郊) 翼萃伏衿纓。危望跨飛動,
韓愈) 冥升躡登閎。春遊轢靃靡,
孟郊) 彩伴颯嫈嫇。遺燦飄的皪,
韓愈) 淑顏洞精誠。
#17  *上記聯句を韻により変更して読む
葩蘗相妒出,菲茸共舒晴。
花と芽はたがいにねたむようにして伸び、咲いている。 青菜と蒲の穂はともに伸びて萌木色にきらめいている。
類招臻倜詭,翼萃伏衿纓。
けだものも互いに呼び合ってずばぬけて怪奇なことになっている。鳥類があつまってきてひとに接近して なれたりする。
危望跨飛動,冥升躡登閎。
高殿に昇りながめとびあがるとりまたがるのである。ひとに知られないうちに高いところに上り高大を踏むのである。
春遊轢靃靡,彩伴颯嫈嫇。
春の野で遊んだ時にはなよやかな草をふみしめる。目もあやな衣裳をつけた腰元がはにかむ新婦の姫うながしている。
遺燦飄的皪,淑顏洞精誠。
キラキラ輝いて舞翻って散りおちてもきらめいている。奥ゆかしく清そな顔立ちはすなおそうなかんじである。
#17
葩蘗【はげつ】相妒【ねた】んで出で,菲茸【ひじゅう】共に舒【の】びて晴【やす】らぐ。
類 招いて倜詭【てきき】臻【いた】り,翼 萃【あつま】って衿纓【きんえい】に伏す。
危望【きぼう】飛動【ひどう】に跨【またが】り,冥升【めいしょう】登閎【とうこう】を躡【ふ】む。
春遊【しゅんゆう】靃靡【ずいび】を轢【ふ】み,彩伴【さいはん】嫈嫇【おうぼう】を颯【うごか】す。
遺燦【いさん】的皪【てきれき】を飄【ひるがえ】し,淑顏【しゅくがん】精誠【せいせい】洞【あきらか】なり。

#18
韓愈) 嬌應如在寤,
孟郊) 頹意若含酲。鹓毳翔衣帶,
韓愈) 鵝肪截佩璜。文升相照灼,
孟郊) 武勝屠攙搶。割錦不酬價,
韓愈) 構雲有高營。通波牣鱗介,
孟郊) 疏畹富蕭蘅。
#18  *上記聯句を韻により変更して読む
嬌應如在寤,頹意若含酲。
やさしい返事によってめざめるおもいがする。やる気のない気の抜けた表情がまるで二日酔いのようである。
鹓毳翔衣帶,鵝肪截佩璜。
鳳凰の羽は、羽衣を着て翔び立つようだ。鵝鳥の脂肪は堂々と佩び玉をつけて歩く。
文升相照灼,武勝屠攙搶。
詩歌・文化の興隆はそれぞれの文人をみやびにかがやかせている。軍人は戦争に勝つことであるがそれはほうき星の占いによるものである。
割錦不酬價,構雲有高營。
彩錦をさいてその恩賞にすることはないが、雲の中に構築するかのように高大な建造物に招かれることはあるのだ。
通波牣鱗介,疏畹富蕭蘅。

川の流からとって魚や貝類を充満させる。きりひらいた菜園からは青菜がゆたかにとれる。

嬌應【きょうおう】寤【ご】に在るが如く,頹意【たいい】酲【てい】を含むが若し。
鹓毳【えんせい】衣帶【いたい】に翔【かげ】り,鵝肪【がぼう】截佩璜【はいこう】を【き】る。
文升【ぶんしょう】相い照灼【しょうしゃく】し,武勝【ぶしょう】攙搶【ざんそう】を屠【ほう】る。
錦を割いて價を酬いず,雲に構えて高營【こうえい】有り。
通波【つうは】鱗介【りんかい】に牣【み】ち,疏畹【そえん】蕭蘅【しょうこう】に富む。


#19
孟郊) 買養馴孔翠,
韓愈) 遠苞樹蕉栟。鴻頭排刺芡,
孟郊) 鵠卵攢瑰橙。騖廣雜良牧,
韓愈) 蒙休賴先盟。罷旄奉環衛,
孟郊) 守封踐忠貞。戰服脫明介,
韓愈) 朝冠飄彩纮。
#20
韓愈) 爵勛逮僮隸,
孟郊) 簪笏自懷繃。乳下秀嶷嶷,
韓愈) 椒蕃泣喤々。貌鑒清溢匣,
孟郊) 眸光寒發硎。館儒養經史,
韓愈) 綴戚觴孫甥。考鍾饋肴核,
孟郊) 戛鼓侑牢牲。



現代語訳と訳註
(本文)
 #18
韓愈) 嬌應如在寤,
孟郊) 頹意若含酲。鹓毳翔衣帶,
韓愈) 鵝肪截佩璜。文升相照灼,
孟郊) 武勝屠攙搶。割錦不酬價,
韓愈) 構雲有高營。通波牣鱗介,
孟郊) 疏畹富蕭蘅。
#18  *上記聯句を韻により変更して読む
嬌應如在寤,頹意若含酲。
鹓毳翔衣帶,鵝肪截佩璜。
文升相照灼,武勝屠攙搶。
割錦不酬價,構雲有高營。
通波牣鱗介,疏畹富蕭蘅。


(下し文)
嬌應【きょうおう】寤【ご】に在るが如く,頹意【たいい】酲【てい】を含むが若し。
鹓毳【えんせい】衣帶【いたい】に翔【かげ】り,鵝肪【がぼう】截佩璜【はいこう】を【き】る。
文升【ぶんしょう】相い照灼【しょうしゃく】し,武勝【ぶしょう】攙搶【ざんそう】を屠【ほう】る。
錦を割いて價を酬いず,雲に構えて高營【こうえい】有り。
通波【つうは】鱗介【りんかい】に牣【み】ち,疏畹【そえん】蕭蘅【しょうこう】に富む。


(現代語訳)
やさしい返事によってめざめるおもいがする。やる気のない気の抜けた表情がまるで二日酔いのようである。
鳳凰の羽は、羽衣を着て翔び立つようだ。鵝鳥の脂肪は堂々と佩び玉をつけて歩く。
詩歌・文化の興隆はそれぞれの文人をみやびにかがやかせている。軍人は戦争に勝つことであるがそれはほうき星の占いによるものである。
彩錦をさいてその恩賞にすることはないが、雲の中に構築するかのように高大な建造物に招かれることはあるのだ。
川の流からとって魚や貝類を充満させる。きりひらいた菜園からは青菜がゆたかにとれる。


(訳注)
嬌應如在寤,頹意若含酲。

やさしい返事によってめざめるおもいがする。やる気のない気の抜けた表情がまるで二日酔いのようである。
嬬応 やさしい返事。・ めざめていること。・頹意 ものたゆげなさま。やる気のない気の抜けた表情。・ 二日酔い。


鹓毳翔衣帶,鵝肪截佩璜。
鳳凰の羽は、羽衣を着て翔び立つようだ。鵝鳥の脂肪は堂々と佩び玉をつけて歩く。
鹓毳 鳳凰の羽毛。・鵝肪 鵝鳥の脂肪。・佩璜 おびだま。


文升相照灼,武勝屠攙搶。
詩歌・文化の興隆はそれぞれの文人をみやびにかがやかせている。軍人は戦争に勝つことであるがそれはほうき星の占いによるものである。
文昇 詩歌・文化の興隆。・武勝 戦争に勝つ。・攙搶 ほうき星。妖。この星があらわれると天下に変乱がおこると信じられていた。


割錦不酬價,構雲有高營。
彩錦をさいてその恩賞にすることはないが、雲の中に構築するかのように高大な建造物に招かれることはあるのだ。
構雲 雲の中に構築するかのように。・高營 高大な建造物。


通波牣鱗介,疏畹富蕭蘅。
川の流からとって魚や貝類を充満させる。きりひらいた菜園からは青菜がゆたかにとれる。
通波 川。・ 充満する。・疏畹 きりひらいた菜園。・蕭蘅 よもぎとかんあおい。