城南聯句 韓退之(韓愈)詩<64-#25>Ⅱ中唐詩421 紀頌之の漢詩ブログ1342

     
  同じ日のブログ 
     1344燕歌行 謝霊運(康楽) 詩<79-#2>Ⅱ李白に影響を与えた詩509 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1344 
     1345城南聯句 韓退之(韓愈)詩<64-#25>Ⅱ中唐詩421 紀頌之の漢詩ブログ1342 
     1346初月 杜甫 <293> kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1346 杜甫詩 700- 413 
   
 李商隠詩李商隠/韓愈韓退之(韓愈)・柳宗元・李煜・王安石・蘇東坡 
   2011/7/11李商隠 1 錦瑟 
      2011/7/11 ~ 2012/1/11 まで毎日掲載 全130首(187回) 
   2012/1/11 唐宋 Ⅰ李商隠187 行次西郊作一百韻  白文/現代語訳 (全文) 
     

城南聯句 韓退之(韓愈)詩64首-#25>#1~#31(全31回)
第七部(#25~#28)

#25
孟郊) 玄祗祉兆姓,
韓愈) 黑秬饛豐盛。[196]慶流蠲瘥癘,
孟郊) 威暢捐<車童>輣。[198]靈燔望高冏,
韓愈) 龍駕聞敲<風黃>。[200]是惟禮之盛,
孟郊) 永用表其宏。德孕厚生植,
韓愈) 恩熙完刖剠。
#25  *上記聯句を韻により変更して読む
玄祗祉兆姓,黑秬饛豐盛。
天の神、地の神は万民を幸福にするものであり、冬の黒木美を大皿に盛り上げて準備する。
慶流蠲瘥癘,威暢捐蹱輣。
幸せを慶びをまねき、流行病をとりのぞくと、権威、威勢はのびひろがり、戦車で敵陣を突き破ることになる。
靈燔望高冏,龍駕聞敲轑。
霊前でたく護摩壇は崇高で無の境地に臨むことであり、そうして修業すれば天子乗用の馬車のきしみひびかせてお迎えが来るのである。
是惟禮之盛,永用表其宏。
これもそれも祭礼のものとして各盛りつけておくのだ、そうすれば、幾久しく天子に上表しその宏壮など陵で用いられる。
德孕厚生植,恩熙完刖剠。

恩徳はみちあふれ動物植物の生育を増大させる。そして、恩に報いることは軍法に定める中程度の罪に対する刑罰の足の腱を切ったり、顔に入れ墨をする罰などから命を全うすることを広めることになるのだ。
玄祗【げんぎ】兆姓【ちょうせい】に祉【し】し,黑秬【こくきょ】豐盛【ほうせい】に饛【み】つ。
慶【けい】流【つた】いて蠲瘥癘【されい】を【のぞ】き,威【い】暢【の】びて蹱輣【しょうほう】を捐【す】つ。
靈燔【れいはん】高冏【こうけい】を望み,龍駕【りょうが】敲轑【こうろう】を聞く。
是れ惟れ禮之盛んなる,永く用いて其の宏を表わす。
德【とく】孕【み】ちて生植【せいしょく】を厚【あつくし】,恩 熙【ひろ】まりて刖剠【げいげつ】を完【まっと】うす。
#26
韓愈) 剠與黥同,
孟郊) 公文率用此剠字。此已上紀郊祀之禮。</ref>
韓愈) 宅土盡華族,運田間強甿。
孟郊) 蔭庾森嶺檜,啄場翙祥明鳥*>。
韓愈) 畦肥翦韭薤,陶固收盆罌。
孟郊) 利養積余健,
#27
孟郊) 孝思事嚴祊。
韓愈) 掘雲破嵽嵲。采月漉坳泓。
孟郊) 寺砌上明鏡,僧盂敲曉鉦。
韓愈) 泥像對騁怪,鐵鐘孤舂锽。
孟郊) 癭頸鬧鳩鴿,蜿垣亂蛷蠑。
韓愈) 葚黑老蠶蠋。
#28
韓愈) 麥黃韻鸝鹒。
孟郊) 韶曙遲勝賞,賢朋戒先庚。
韓愈) 馳門填偪仄,競墅輾砯砰。
孟郊) 碎纈紅滿杏,稠凝碧浮餳。
韓愈) 蹙繩覲娥婺,鬥草擷璣珵。
孟郊) 粉汗澤廣額,


現代語訳と訳註
(本文)
#25
孟郊) 玄祗祉兆姓,
韓愈) 黑秬饛豐盛。慶流蠲瘥癘,
孟郊) 威暢捐蹱輣。靈燔望高冏,
韓愈) 龍駕聞敲轑。是惟禮之盛,
孟郊) 永用表其宏。德孕厚生植,
韓愈) 恩熙完刖剠。
#25  *上記聯句を韻により変更して読む
玄祗祉兆姓,黑秬饛豐盛。
慶流蠲瘥癘,威暢捐蹱輣。
靈燔望高冏,龍駕聞敲轑。
是惟禮之盛,永用表其宏。
德孕厚生植,恩熙完刖剠。


(下し文) #25
玄祗【げんぎ】兆姓【ちょうせい】に祉【し】し,黑秬【こくきょ】豐盛【ほうせい】に饛【み】つ。
慶【けい】流【つた】いて蠲瘥癘【されい】を【のぞ】き,威【い】暢【の】びて蹱輣【しょうほう】を捐【す】つ。
靈燔【れいはん】高冏【こうけい】を望み,龍駕【りょうが】敲轑【こうろう】を聞く。
是れ惟れ禮之盛んなる,永く用いて其の宏を表わす。
德【とく】孕【み】ちて生植【せいしょく】を厚【あつくし】,恩 熙【ひろ】まりて刖剠【げいげつ】を完【まっと】うす。


(現代語訳)
天の神、地の神は万民を幸福にするものであり、冬の黒木美を大皿に盛り上げて準備する。
幸せを慶びをまねき、流行病をとりのぞくと、権威、威勢はのびひろがり、戦車で敵陣を突き破ることになる。
霊前でたく護摩壇は崇高で無の境地に臨むことであり、そうして修業すれば天子乗用の馬車のきしみひびかせてお迎えが来るのである。
これもそれも祭礼のものとして各盛りつけておくのだ、そうすれば、幾久しく天子に上表しその宏壮など陵で用いられる。
恩徳はみちあふれ動物植物の生育を増大させる。そして、恩に報いることは軍法に定める中程度の罪に対する刑罰の足の腱を切ったり、顔に入れ墨をする罰などから命を全うすることを広めることになるのだ。


(訳注)#25
玄祗祉兆姓,黑秬饛豐盛。

天の神、地の神は万民を幸福にするものであり、冬の黒木美を大皿に盛り上げて準備する。
玄祗 天の神、地の神。玄:てん、そら。奥深い道義、道理。祇:土地の神の意。・祉 幸福にする。・兆姓 万民。・黒秬 冬のくろきび。秬は黒黍。・ 食べ物を器にもりあげるさま。


慶流蠲瘥癘,威暢捐蹱輣。
幸せを慶びをまねき、流行病をとりのぞくと、権威、威勢はのびひろがり、戦車で敵陣を突き破ることになる。
瘥癘 流行病。・ 「除蠲」(じょけん)という言葉で、「のぞく」という意味。・蹱輣 磯車。蹱は敵陣をつきやぶる。輣はやぐらのあるもの。


靈燔望高冏,龍駕聞敲轑。
霊前でたく護摩壇は崇高で無の境地に臨むことであり、そうして修業すれば天子乗用の馬車のきしみひびかせてお迎えが来るのである。
靈燔 神前でたく火。護摩壇。・高冏 虚空。「冏」には、悲しみ、仕方のなさ、ばつの悪さといった心情が、新しい意味として加わった。このほか、「冏」と「窘(困らせる、の意)」の発音が同じであることも、気落ちした気分を表現するもの。・敲轑 竜駕、すなわち天子乗用の馬車のきしみひびく音。


是惟禮之盛,永用表其宏。
これもそれも祭礼のものとして各盛りつけておくのだ、そうすれば、幾久しく天子に上表しその宏壮など陵で用いられる。


德孕厚生植,恩熙完刖剠。
恩徳はみちあふれ動物植物の生育を増大させる。そして、恩に報いることは軍法に定める中程度の罪に対する刑罰の足の腱を切ったり、顔に入れ墨をする罰などから命を全うすることを広めることになるのだ。
厚生植 動物植物の生育を増大させる。・ 生命を完うさせる。・刖剠 ①罪人の足を切り落とす刑罰、軍法に定める中程度の罪に対する刑罰、軽い順に「聅刖剄」②切り落とす刑罰の総称、「月」は本来「肉」のことでここでは「体」の意足の筋をたち切る刑と、入れ墨の刑。剠:①顔に入れ墨をする刑罰②略奪する