《論佛骨表》(10) 長安の士人、庶民のために、あやしい見せ物や、たわむれもてあそびのための道具を設けなさっただけである。このような聖徳明智のお方でありながら、どうしてこれらのあやしい事を信じることを承知なさることがあろうか。
 

2013年12月16日  の紀頌之5つのブログ
●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場
Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
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班孟堅(班固)《西都賦》(26)#10-1(朝廷の百官) 文選 賦<112―26>18分割55回 Ⅱ李白に影響を与えた詩980 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3448
●唐を代表する中唐の韓愈の儒家としての考えのよくわかる代表作の一つ
Ⅱ中唐詩・晩唐詩
 
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《論佛骨表》(10)元和十四年韓愈(韓退之) Ⅱ中唐詩 <893>  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3449韓愈詩-227-10
●杜甫の全作品1141首を取り上げて訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"
Ⅲ杜甫詩1000詩集  LiveDoorブログ 721 《舟前小鵝兒〔自注:漢州城西北角官池作,官池即房公湖。〕》 蜀中転々 杜甫 <628>  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3450 杜甫詩1000-628-884/1500
●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている
Ⅳブログ漢・唐・宋詞詩集 Fc2ブログ 225  《贈鄭夫子魴》 孟郊(孟東野)  唐宋詩kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3451 (12/16)
●●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩
Ⅴ.唐五代詞詩・宋詞詩・女性 LiveDoor 9 5 浣溪紗八首 其三 (薛昭蘊)薛侍郎昭蘊ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-381-9-#5  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3452
 
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謝靈運が傲慢で磊落だったというが彼の詩からはそれを感じさせるということは微塵もない。謝靈運、謝朓、孟浩然は好きな詩人である。
登永嘉緑嶂山詩 #1 謝霊運 <20> 詩集 386ーhttp://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67474554.html
登池上樓 #1 謝霊運<25>#1  ー http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67502196.html
孟浩然の詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/209mokonen01.html 孟浩然の詩盛唐初期の詩人であるが謝霊運の詩に傾倒して山水詩人としてとてもきれいな詩を書いている。特に山水画のような病者の中で細やかな部分に動態を感じさせる表現力は素晴らしい。
李商隠詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/3991_rishoin000.html 
李商隠詩 華やかな時はほんの1年余り、残りは不遇であった。それが独特な詩を生み出した。この詩人の詩は物語であり、詩を単発で見ては面白くなく、数編から十数編のシリーズになっているのでそれを尊重して読まれることを進める。
女性詩人 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/0josei00index.html 女性詩人古代から近世に至るまで女性の詩は書くことを許されない環境にあった。貴族の子女、芸妓だけである。残されている詩のほとんどは詞、楽府の優雅、雅なものへの媚の詞である。しかしその中に針のような痛みを感じさせるものがあるのである。
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《論佛骨表》(10)元和十四年韓愈(韓退之) Ⅱ中唐詩 <893>  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3449韓愈詩-227-10

 

 

(9)#7-1

今聞陛下令群僧迎佛骨於鳳翔,

今聞くところでは、陛下は多数の僧をして仏骨を鳳翔に抑えさせられた。

禦樓以觀,舁入大

陛下は楼上にお出ましになってこしれを御覧になり、それを大内裡にかつぎ入れられた。

又令諸寺遞迎供養。

また諸寺をして次々と迎えて供養させなさるとのことであった。

臣雖至愚,必知陛下不惑於佛、

私は至って愚かではあるけれども、きっと陛下は仏に惑ってこのようにあがめお仕えなされたのだ。

作此崇奉,以祈福祥也。

それでもって福や目出度いことを祈りをされるというのではないことはわかっている。

(10)72

直以年豐人樂,徇人之心,

ただ、年のみのりが豊かで人民が楽しんでいるので、人々の心に従って、

為京都士庶設詭異之觀,戲玩之具耳。

長安の士人、庶民のために、あやしい見せ物や、たわむれもてあそびのための道具を設けなさっただけである。

安有聖明若此,而肯信此等事哉!

このような聖徳明智のお方でありながら、どうしてこれらのあやしい事を信じることを承知なさることがあろうか。

函谷関長安地図座標005 

 

『論佛骨表』 現代語訳と訳註

(本文) (10)72

直以年豐人樂,徇人之心,

為京都士庶設詭異之觀,戲玩之具耳。

安有聖明若此,而肯信此等事哉!

 

(下し文) (10)72

直だ 年豐かに人樂しむを以て,人の心に徇【したが】い,

京都 士庶【ししょ】の為に、詭異の觀,戲玩【ぎかん】の具を設けるのみ。

安んぞ聖明此の若く,而肯えて此等の事を信ずること有らん哉!

 

(現代語訳)

ただ、年のみのりが豊かで人民が楽しんでいるので、人々の心に従って、

長安の士人、庶民のために、あやしい見せ物や、たわむれもてあそびのための道具を設けなさっただけである。

このような聖徳明智のお方でありながら、どうしてこれらのあやしい事を信じることを承知なさることがあろうか。

云亭 

 

(訳注) (10)72

直以年豐人樂,徇人之心,

ただ、年のみのりが豊かで人民が楽しんでいるので、人々の心に従って、

狗 したがう。

 

為京都士庶設詭異之觀,戲玩之具耳。

長安の士人、庶民のために、あやしい見せ物や、たわむれもてあそびのための道具を設けなさっただけである。

詭異之観 あやしくめずらしい見もの。詭はまたあざむく。人の目をごまかすあやしい見せ物。

戯玩之具 たわむれもてあそびのための道具。

 

安有聖明若此,而肯信此等事哉!

このような聖徳明智のお方でありながら、どうしてこれらのあやしい事を信じることを承知なさることがあろうか。