韓愈《詠燈花同侯十一》さらにこの燈火が明るく照らし続けてくれるので、わずらわしいことがおこる。というのはそんな寒い夜明るく照らしてくれるために赤ん坊がおなかに宿るという慶事の出来事がおこることでもって、その家の主人に良い知らせがもたらせるということだ。

2014年3月2日

の紀頌之5つのブログ
●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場
Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
LiveDoorブログ
張平子(張衡)《西京賦》(19)(閣道)#8-2 文選 賦<114―(19)>31分割68回 Ⅱ李白に影響を与えた詩1056 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3828
孟浩然 詩 index李白詩index謝霊運 詩 index司馬相如 《 子虛賦 ・上林賦 》揚雄 《 甘泉賦 》 ●諸葛亮(孔明)出師表
●唐を代表する中唐の韓愈の儒家としての考えのよくわかる代表作の一つ
Ⅱ中唐詩・晩唐詩
 
 LiveDoorブログ
《詠燈花同侯十一》韓愈(韓退之) Ⅱ中唐詩 <969>  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3829韓愈詩-262
・李商隠詩 (1)・李商隠詩 (2)韓愈index-1 青年期・孟郊、張籍と交遊・汴州の乱に遭遇●韓愈詩index-2[800年貞元16年 33歳~804年貞元20年 37歳]●韓愈詩index-3 [805年貞元21年 38歳]陽山から江陵府参事軍 36首●韓愈詩index-4 [806年元和元年 39歳]江陵府参事軍・権知国子博士 51首(1)
●杜甫の全作品1141首を取り上げて訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"
Ⅲ杜甫詩1000詩集  LiveDoorブログ廣徳2年764-45 《寄賀蘭銛》 ふたたび成都 杜甫<669> 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3830 杜甫詩1000-669-960/1500779
杜甫詩 作時(1) 青年李白杜甫詩 作時(2)青年期・就活杜甫詩 (3)755~756安史の乱に彷徨杜甫詩 (4)作時757年;至徳二年、46歳 安史軍捕縛、脱出、左拾遺杜甫詩 (5)作時758年;乾元元年、47歳 左拾遺、朝廷内疎外、左遷杜甫詩 (6)759年;乾元二年、48歳 秦州抒情詩 
●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている
Ⅳブログ漢・唐・宋詞詩集 Fc2ブログ
      
●花間集全詩●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩。唐から五代詩詞。花間集
Ⅴ.唐五代詞詩・宋詞詩・女性 LiveDoor《虞美人六首 其五 》顧太尉敻(顧夐【こけい】)五十五首 『花間集』Gs-457-13-(5) 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3832
薛濤の全詩花間集(1)花間集(2)花間集(3)花間集(4)花間集(5)
魚玄機全詩●花間集(6)●花間集(7)●花間集(8)●花間集(9)●花間集(10)
温庭筠66首 花間集1・2巻皇甫松11首 花間集二巻韋莊47首 花間集二巻薛昭蘊19首 花間集三巻牛嶠31首 花間集三・四巻張泌27首 花間集四巻
毛文錫31首 花間集5巻牛希濟11首 花間集5巻欧陽烱17首 花間集5・6巻和凝20首 花間集6巻顧夐56首 花間集6・7巻孫光憲47首 花間集7・8巻
魏承班15首 花間集8・9巻鹿虔扆6首 花間集9巻閻選8首 花間集9巻尹鶚6首 花間集9巻毛熙震29首 花間集9・10巻李珣39首 花間集10巻
 ■最近の人気の文・賦・詩・詞(漢詩の5ブログ各部門)

杜甫全詩

韓愈全詩

李白全集

文選

古詩源

花間集

 

《詠燈花同侯十一》韓愈(韓退之) Ⅱ中唐詩 <969  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3829韓愈詩-262

 

 

作時年:  820  元和十五年  53

卷別: 卷三四四  文體: 五言律詩 

詩題: 詠燈花同侯十一 

作地點: 長安(京畿道 / 京兆府 / 長安

交遊人物: 侯喜  

杏の花01 

(燈花を詠ず侯十一と同じゅうす)

今夕 何の夕を知るや,花 然ゆ錦帳の中にら。 

自能く 雪に當って暖く,那ぞ肯えて春の紅なるを待たん。 

黃裡 金粟を排し,釵頭 玉蟲を綴る。 

更に煩わす 喜事を將って,來って主人公に報ぜよ。 

 

詠燈花同侯十一

(侯喜君と同じように「燈花」を詠う。)

今夕知何夕,花然錦帳中。

今日の夕方は何という夕方であろうか、燈火は花のように錦帳の中に燃えている。

自能當雪暖,那肯待春紅。

おりしもこの時、雪が降って来たけれど燈火によって暖かく感じられる。これならどうして春の赤い花さく季節を待たねばならないのか、春の行楽で幔幕の中にいるのと同じではないか。

黃裡排金粟,釵頭綴玉蟲。

傍らにいる女は花鈿の化粧をし、花鈿の黄色の蕊の中には金粟を排しているのかと見ましがえるほどである。カンザシの先には、玉虫の羽をつづっている。そんな様に蚊帳の中ではいろんなものが面白く見えるのだ。

更煩將喜事,來報主人公。 

さらにこの燈火が明るく照らし続けてくれるので、わずらわしいことがおこる。というのはそんな寒い夜明るく照らしてくれるために赤ん坊がおなかに宿るという慶事の出来事がおこることでもって、その家の主人に良い知らせがもたらせるということだ。

 カンナ223

 

『詠燈花同侯十一』 現代語訳と訳註

(本文)

詠燈花同侯十一

今夕知何夕,花然錦帳中。

自能當雪暖,那肯待春紅。

黃裡排金粟,釵頭綴玉蟲。

更煩將喜事,來報主人公。 

 

 

(下し文)

(燈花を詠ず侯十一と同じゅうす)

今夕 何の夕を知るや,花 然ゆ錦帳の中にら。 

自能く 雪に當って暖く,那ぞ肯えて春の紅なるを待たん。 

黃裡 金粟を排し,釵頭 玉蟲を綴る。 

更に煩わす 喜事を將って,來って主人公に報ぜよ。 

 

(現代語訳)

(侯喜君と同じように「燈花」を詠う。)

今日の夕方は何という夕方であろうか、燈火は花のように錦帳の中に燃えている。

おりしもこの時、雪が降って来たけれど燈火によって暖かく感じられる。これならどうして春の赤い花さく季節を待たねばならないのか、春の行楽で幔幕の中にいるのと同じではないか。

傍らにいる女は花鈿の化粧をし、花鈿の黄色の蕊の中には金粟を排しているのかと見ましがえるほどである。カンザシの先には、玉虫の羽をつづっている。そんな様に蚊帳の中ではいろんなものが面白く見えるのだ。

さらにこの燈火が明るく照らし続けてくれるので、わずらわしいことがおこる。というのはそんな寒い夜明るく照らしてくれるために赤ん坊がおなかに宿るという慶事の出来事がおこることでもって、その家の主人に良い知らせがもたらせるということだ。

 

(訳注)

詠燈花同侯十一

(侯喜君と同じように「燈花」を詠う。)

燈花 燈火に丁子ができたものであるが、普通に①. ともした明かり。とうか。ともし。  . 存在・実在などのあかしのたとえ。

同侯十一 『送侯喜』(賜暇を願い出た侯喜を許可し見送る)別に『喜侯喜至寄張籍張徹』五言古詩というのがあり韓愈の門下性である。また、821年、長慶元年『雨中寄張博士籍、侯主簿喜』の時は韓愈が國子祭酒の大学総長であり、長官であったので、主簿は大学書記官で直属上司であった。

○夜長の冬に明かりをともしていると、古女房でも燈火のもとでは花鈿を施し、奇麗なカンザシを付けた美しい妓女にも見えるので、赤ちゃんがおなかにできるという「六福喜事」の報告があるというもの、クソ真面目な韓愈のおやじギャグというところで面白い。玉台新詠や花間集に出て來る用語を使った詩でも韓愈だとこうなるのである。


 

今夕知何夕,花然錦帳中。

今日の夕方は何という夕方であろうか、燈火は花のように錦帳の中に燃えている。

錦帳 冬に暖をとるため部屋の中に衝立、蚊帳のように隙間風を防いだ。春には野外に幔幕を張って遊ぶというこよに喩えたもの。

花鈿02

自能當雪暖,那肯待春紅。
おりしもこの時、雪が降って来たけれど燈火によって暖かく感じられる。これならどうして春の赤い花さく季節を待たねばならないのか、春の行楽で幔幕の中にいるのと同じではないか。

春紅 春には赤い花が咲く。蚊帳の中で燈火を囲んでいることが、春の行楽で、幔幕の中花を囲んで女妓酒を呑み遊ぶことに喩えている。

 

黃裡排金粟,釵頭綴玉蟲。

傍らにいる女は花鈿の化粧をし、花鈿の黄色の蕊の中には金粟を排しているのかと見ましがえるほどである。カンザシの先には、玉虫の羽をつづっている。そんな様に蚊帳の中ではいろんなものが面白く見えるのだ。

金粟 金が米粒のように作ってある髪飾り。ここでは、額の化粧に花の蕊のような形に、黄色が金色に見えていることをいう。

鈿 花鈿の用語解説 - 仏粧は唐代に入ってからさらに中国の特徴的な化粧として完成した。〈的〉は紅で眉間にさまざまな紋様を描く〈花鈿(かでん)・花子(かし)〉に発達し,また唇の両側に黒点や緑点を描く〈靨鈿(ようでん)・粧靨(しようよう)〉がうまれた。さらに女子俑(よう)に見られるように両ほおに紅で華やかな草花模様を描くようになった。

 

更煩將喜事,來報主人公。 

さらにこの燈火が明るく照らし続けてくれるので、わずらわしいことがおこる。というのはそんな寒い夜明るく照らしてくれるために赤ん坊がおなかに宿るという慶事の出来事がおこることでもって、その家の主人に良い知らせがもたらせるということだ。

喜事 (1) めでたいこと,慶事. (2) 結婚,婚礼喜事結婚式を挙げる.カササギの鳴き声を聞くとよいことが起こると一般に言い伝えられている.六福喜事:赤ちゃんができることをいう。男女の結婚は、紅喜事と言い、お葬式は白喜事とされ、人間が生まれてから死後の法事まで、まとめて「白喜事」と言う。

主人公 その家の主人。