今日は雨が降って鞍馬隊の後に随って行こうと思うと、泥濘の道をこねてゆかねばならず、それで曲江池に出かけるというのもおっくうであり、つい無精をしてしまったのだ。

 
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《酬韓侍郎張博士雨後遊曲江見寄》白居易(白楽天) Ⅱ中唐<1094>  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4454韓愈詩-408

 

 

同水部張員外籍曲江春遊,寄白二十二舍人  ≪韓愈≫

漠漠輕陰晚自開,青天白日映樓臺。 

曲江水滿花千樹,有底忙時不肯來。 

(張籍と共に春日、曲江に遊び、杏花を感賞し、仍て中書舎人の白居易に寄せたのである。)

花が咲き誇り、花霞みに花曇りも、晩方になって、はじめて晴れ渡り、青天白日が樓臺に映し、また一層眺めることを増したのだ。

今しも曲江の池水は、溶溶として満ちていて、そこに咲く千樹の杏花は真っ盛りで、最も感賞に良い時期である。我々二人はここに風流の興をほしいままにしているが、君はどんなに忙しいことがあってこられないのかまことに遺憾の至りである。

 

(水部張員外籍と同じく曲江に春遊し,寄白二十二舍人にす)≪韓愈≫

漠漠たる輕陰 晚に自ら開く,青天 白日 樓臺に映ず。

曲江 水滿ち花千樹,底【なん】の忙しき時有って肯えて來らざる。 

 

 

七言唐·白居易

酬韓侍郎張博士雨後遊曲江見寄

小園新種紅櫻樹,閑遶花行便當遊。

何必更隨鞍馬隊,衝泥蹋雨曲江頭。

(韓愈侍郎と張博士が雨がふった後に曲江に遊んでいるからと詩を寄せてきたのを見て それに酬ゆる詩)≪白居易≫

我家の庭園には、近頃、あらたに紅櫻樹を植えた、今が見ごろであるところから、花の下をめぐって歩くのが気に入っておるところ、それでもって出遊の変わりにしているのだ。

今日は雨が降って鞍馬隊の後に随って行こうと思うと、泥濘の道をこねてゆかねばならず、それで曲江池に出かけるというのもおっくうであり、つい無精をしてしまったのだ。

 

(韓侍郎 張博士 雨後に曲江に遊び寄せ見 酬ゆ)

小園 新種 紅櫻樹,閑にして 花行の便 遊ぶに當って遶る。

何ぞ必更 鞍馬隊に隨い,泥に衝いて雨に蹋れ曲江の頭り。

 

長安城郭015 

『酬韓侍郎張博士雨後遊曲江見寄』 現代語訳と訳註

(本文)

酬韓侍郎張博士雨後遊曲江見寄

小園新種紅櫻樹,閑遶花行便當遊。

何必更隨鞍馬隊,衝泥蹋雨曲江頭。

 

(下し文)

(韓侍郎 張博士 雨後に曲江に遊び寄せ見 酬ゆ)

小園 新種 紅櫻樹,閑にして 花行の便 遊ぶに當って遶る。

何ぞ必更 鞍馬隊に隨い,泥に衝いて雨に蹋れ曲江の頭り。

 

(現代語訳)

(韓愈侍郎と張博士が雨がふった後に曲江に遊んでいるからと詩を寄せてきたのを見て それに酬ゆる詩)≪白居易≫

我家の庭園には、近頃、あらたに紅櫻樹を植えた、今が見ごろであるところから、花の下をめぐって歩くのが気に入っておるところ、それでもって出遊の変わりにしているのだ。

今日は雨が降って鞍馬隊の後に随って行こうと思うと、泥濘の道をこねてゆかねばならず、それで曲江池に出かけるというのもおっくうであり、つい無精をしてしまったのだ。

 

 

(訳注)

酬韓侍郎張博士雨後遊曲江見寄

(韓愈侍郎と張博士が雨がふった後に曲江に遊んでいるからと詩を寄せてきたのを見て それに酬ゆる詩)≪白居易≫
 

小園新種紅櫻樹,閑遶花行便當遊。

我家の庭園には、近頃、あらたに紅櫻樹を植えた、今が見ごろであるところから、花の下をめぐって歩くのが気に入っておるところ、それでもって出遊の変わりにしているのだ。

 

何必更隨鞍馬隊,衝泥蹋雨曲江頭

今日は雨が降って鞍馬隊の後に随って行こうと思うと、泥濘の道をこねてゆかねばならず、それで曲江池に出かけるというのもおっくうであり、つい無精をしてしまったのだ。

必更隨 かならずしも随うことにはならない。(鞍馬隊が路をこねくってどろどろにしていることで)

蹋 ふみつける。あしぶみをする。
辟雍00 
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