0308 雉帶箭》韓愈  狩猟の初めに鳥獣の隠れ家を探すため、山野を焼き払ったら、その後は極めて静かで、丘の高いと露が平らかであるのが分かった、そこに、雉がいるが、鷹を懼れて、頻りに出たり入ったり、している。

 
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45 0308 雉帶箭》韓愈(韓退之)ID  799年貞元15 32歳<1340 Ⅱ韓昌黎集 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ5684

韓愈詩-45

 

 

 

年:799年貞元15 32

卷別:    卷三三八              文體:    七言古詩

詩題:    雉帶箭【案:此愈佐張僕射於徐,獵而作也。】

作地點:              徐州(河南道 / 徐州 / 徐州)

 

 

雉帶箭

(張建封の幕府にいて、狩猟に随行し、雉を射おとす様すを詠ったもの)

原頭火燒靜兀兀,野雉畏鷹出復沒【野雉畏鷹伏欲沒】

將軍欲以巧伏人,盤馬彎弓惜不發。

狩猟の初めに鳥獣の隠れ家を探すため、山野を焼き払ったら、その後は極めて静かで、丘の高いと露が平らかであるのが分かった、そこに、雉がいるが、鷹を懼れて、頻りに出たり入ったり、している。

地形漸窄觀者多,雉驚弓滿勁箭加。

そこに箭を乱発すると、雉は遠くへ飛び去る恐れがあるが、将軍は、射藝に巧みなることを以て人を心副せしめると欲し、馬を乗り回し、弓を弾いて、矢をつがえたまま、なかなか放たない。

沖人決起百餘尺,紅翎白鏃相傾斜【紅翎白鏃隨傾斜】

段々追いこんで、地形の狭い所へ来ると左右にはたくさんの見物人がかたずをのんで控えている。この時遅く、かのとき早く、雉は、驚いて飛びあがり、弓はめいっぱいにひいて、勁箭が加えられた。

將軍仰笑軍吏賀,五色離披馬前墮。

雉はもう逃げられず、大勢いるのも構わず、人をついて百余尺も、たかくとびあがった。白羽の矢は見事に的中し、紅の葉とともに、ばらばらと傾斜して下に落ちてきた。

 

 (雉帶箭)

原頭 火燒いて 靜 兀兀たり,野雉 鷹を畏れて 出でて復た沒す。

將軍 巧を以て人を伏せんと欲,馬を盤らし 弓を彎いて 惜んで發せず。

地形 漸【ようや】く窄く 觀る者多し,雉驚き 弓滿ちて 勁箭 加わる。

人を沖いて決起す 百餘尺,紅翎 白鏃 相い傾斜。

將軍 仰いで笑い 軍吏は賀す,五色 離披として 馬前に墮つ。

 

 

『雉帶箭』 現代語訳と訳註解説
(
本文)

雉帶箭

原頭火燒靜兀兀,野雉畏鷹出復沒【野雉畏鷹伏欲沒】。

將軍欲以巧伏人,盤馬彎弓惜不發。

地形漸窄觀者多,雉驚弓滿勁箭加。

沖人決起百餘尺,紅翎白鏃相傾斜【紅翎白鏃隨傾斜】。

將軍仰笑軍吏賀,五色離披馬前墮。



(下し文)
(雉帶箭)

原頭 火燒いて 靜 兀兀たり,野雉 鷹を畏れて 出でて復た沒す。

將軍 巧を以て人を伏せんと欲,馬を盤らし 弓を彎いて 惜んで發せず。

地形 漸【ようや】く窄く 觀る者多し,雉驚き 弓滿ちて 勁箭 加わる。

人を沖いて決起す 百餘尺,紅翎 白鏃 相い傾斜。

將軍 仰いで笑い 軍吏は賀す,五色 離披として 馬前に墮つ。

(現代語訳)
(張建封の幕府にいて、狩猟に随行し、雉を射おとす様すを詠ったもの)

狩猟の初めに鳥獣の隠れ家を探すため、山野を焼き払ったら、その後は極めて静かで、丘の高いと露が平らかであるのが分かった、そこに、雉がいるが、鷹を懼れて、頻りに出たり入ったり、している。

そこに箭を乱発すると、雉は遠くへ飛び去る恐れがあるが、将軍は、射藝に巧みなることを以て人を心副せしめると欲し、馬を乗り回し、弓を弾いて、矢をつがえたまま、なかなか放たない。

段々追いこんで、地形の狭い所へ来ると左右にはたくさんの見物人がかたずをのんで控えている。この時遅く、かのとき早く、雉は、驚いて飛びあがり、弓はめいっぱいにひいて、勁箭が加えられた。

雉はもう逃げられず、大勢いるのも構わず、人をついて百余尺も、たかくとびあがった。白羽の矢は見事に的中し、紅の葉とともに、ばらばらと傾斜して下に落ちてきた。


(訳注)

雉帶箭【ちたいせん】

(張建封の幕府にいて、狩猟に随行し、雉を射おとす様すを詠ったもの)

韓愈が張建封の幕府にいて、狩猟に随行し、雉を射おとす様すを詩にしたが、のちに805年貞元21年左遷された陽山の縣齋において追憶して述べている。《縣齋有懐》に「大梁従相公、彭城赴僕射。 弓箭圍狐兔、絲竹羅酒炙。 兩府變荒涼、三年就休暇。塵挨紫陌春、風雨霊臺夜。」(大梁にて相公【しょうこう】に従い、彭城【ほうじょう】にて僕射【ぼくや】に赴く。弓箭【きゅうせん】 狐兔【こと】を囲み、糸竹 酒灸【しゅしゃ】を羅【つら】ぬ。両府 変じて荒涼たり、三年 休暇に就く。官を求めて東洛に去り、雪を犯して西華に過る。

汴州では董晋相公に従い、徐州では張僕射の招きに応じたのだった。

そして弓矢を手にして狐や兔の巻狩をし、音楽が興を添える宴会には酒や肉をならべたものだった。

しかし、どちらの幕府も主が死んで反乱がおこり寂しいものに変わり、私は三年間お勤めしたがお暇をいただく身の上、浪人となった。

官を求めて東洛に去り、雪を犯して西華に過る。さて官職を求めて東の都の洛陽へ行き、雪のなかで西岳の華山を越えるような難儀な旅もした。

そして長安の春では都大路に舞い立つほこりのなかを歩き、霊台(陳西省都県にある)では風雨の一夜を過ごした。

中唐詩-270 縣齋有懐 韓愈 Ⅱ韓退之(韓愈) 紀頌之の漢詩ブログ 韓愈特集-29 #4

この詩は、同時期に作った《齪齪》、《汴泗交流贈張僕射》《忽忽》《鳴雁》のように、張建封に対する諷刺、批判めいた詩ではなく、純粋に、狩猟の様子を実況を叙したもので描写の法は、後世評価されている。

 

原頭火燒靜兀兀,野雉畏鷹出復沒【野雉畏鷹伏欲沒】。

狩猟の初めに鳥獣の隠れ家を探すため、山野を焼き払ったら、その後は極めて静かで、丘の高いと露が平らかであるのが分かった、そこに、雉がいるが、鷹を懼れて、頻りに出たり入ったり、している。

兀兀 儿の上に一を置く指事で、地形のことをいうとしている。丘が台のように高い所で平坦になっている地形。

 

將軍欲以巧伏人,盤馬彎弓惜不發。

そこに箭を乱発すると、雉は遠くへ飛び去る恐れがあるが、将軍は、射藝に巧みなることを以て人を心副せしめると欲し、馬を乗り回し、弓を弾いて、矢をつがえたまま、なかなか放たない。

 

地形漸窄觀者多,雉驚弓滿勁箭加。

段々追いこんで、地形の狭い所へ来ると左右にはたくさんの見物人がかたずをのんで控えている。この時遅く、かのとき早く、雉は、驚いて飛びあがり、弓はめいっぱいにひいて、勁箭が加えられた。

 

沖人決起百餘尺,紅翎白鏃相傾斜【紅翎白鏃隨傾斜】。

雉はもう逃げられず、大勢いるのも構わず、人をついて百余尺も、たかくとびあがった。白羽の矢は見事に的中し、紅の葉とともに、ばらばらと傾斜して下に落ちてきた。

 (鳥の翼や尾の長い)羽根翎子同前.翎毛 língmáo[](1) 〔根〕(大きな)羽根.(2) 〔幅〕鳥類を題材とした中国画.

 石,骨,木,竹,青銅,鉄などでつくり,矢柄(やがら)の一端に着装する。

 

將軍仰笑軍吏賀,五色離披馬前墮。

その有様を見て、将軍は空を仰いで、カンラカラカラと笑い、軍吏どもは、喝采してこれを賀するほどもあらわせず、矢を帯びた雉は、五色離披として、さっと馬上に堕ちてきた。

五色離披 五色の色で散らばること。