807-04元和二年400《酬裴十六功曹巡府西驛塗中見寄#4

 

 

201824

の紀頌之"6"つの校注Blog

留別廣陵諸公 #3

酬裴十六功曹巡府西驛塗中見寄#4

【字解集】暫往白帝復還東屯 ほか6

荷葉杯九首其四

#3 雜詩三首其二 擣衣

江陵愁望寄子安

李白詩

韓愈詩

杜甫詩

花間集

玉臺新詠

古代史女性論

 

 

201824

の紀頌之”6”つの校注Blog

10年のBLOGの集大成

   李白総合案内

 

●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注

Ⅰ李白詩

(李白集校注)

747-07#3巻174-12留別廣陵諸公(卷十五(一)九一七)漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之の李白詩訳注解説Blog10030

LiveDoo

rBlog

746-【字解集】21.魯東門觀刈蒲 22.魯郡堯祠送五之琅琊 23.魯郡堯祠送張十四遊西北Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集Blog9884

孟浩然

李白詩

謝霊運

司馬相如 《子虛賦 ・上林賦》

揚雄 《甘泉賦》

諸葛亮 出師表

曹植詩65

兩都賦序・西都賦・東都賦

李白全詩

漁父辞(屈原

楚辞・九歌》東君

《楚辞九辯》

 

 

 

 

10年のBLOGの集大成

●唐を代表する 中唐 韓愈 全500首 

Ⅱ韓昌黎詩集・文集校注

807年-04元和二年40歳0《酬裴十六功曹巡府西驛塗中見寄#4》〔〕Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之Blog10030

LiveDoo

rBlog

806年-集23- 韓昌黎集【字解集】送許郢州序 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集9491

・李商隠詩 (1) 136首の75

・李商隠詩 (2) 135首の61

韓愈1 ・孟郊・張籍と汴州乱41

index-2[800年~804年]27

index-3 805年陽山から江陵36

index-4 806年 39 江陵・国子博士25

index-5 806年39歳(2)25

index-6 807~809年 20

index-7[810年~811年 44歳] 34

index-8 [812年~814年47歳]46

index-9[815年~816年 49歳57

index-10[817年~818年 51歳]「平淮西碑」28

index-11 819年『論佛骨表』左遷 38

index-12 820 國子祭酒18

index-13 821年~822年 22

index-14 57歳・病気のため退職。没す14

韓愈 哲学・儒学「五原」

孟郊

 

10年のBLOGの集大成

 

 

 

●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"

Ⅲ 杜詩

詳注

767年-集―28【字解集】暫往白帝復還東屯 茅屋檢校收稻二首 刈稻了詠懷 季秋蘇五弟纓江樓夜宴崔十三評事韋少府姪三首 Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9962

LiveDoo

rBlog

767年-集-21 【字解集】 ・寄峽州劉伯華使君四十韻  Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9366

767 【字解集】152.課小豎鉏斫舍北果,林枝蔓荒穢淨,訖移床,三首 155.反照 157.向夕 Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9645

杜甫詩(1)736~751年  53

杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73

杜甫詩(3)45歳 安史の乱に彷徨う 26

杜甫詩(4)757年、左拾遺 43

杜甫詩(5)758年47歳 左遷 53

杜甫詩(6)759年 三吏三別 44

杜甫詩(7)759年秦州詩 66

杜甫詩(8)759年同谷紀行、成都紀行36

杜甫詩(9)760年、49歳 成都 45

杜甫詩(10)761年、50歳 成都82

杜甫詩(11)762年蜀中転々43

杜甫詩(12)762年 蜀中転々 49

(13)763年蜀中転々 96

 (14)764年 三月成都へ帰る 100

 (15)765年正月幕府を辞す 63

(16-1) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)80

(16-2) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)81

 

杜甫詩 (17-1)767年夔州・西閣・赤甲・瀼西132

杜甫詩 (17-2) 767年・瀼西・東屯 133

杜甫詩 (18)768年江陵・公安縣・岳州 78

杜甫詩 (19)769年・洞庭湖・潭州・衡州 78

杜甫詩 (20)770年・洞庭湖・潭州・衡州。27

杜甫詩 (21)洩れ分(未詳分)・散文

杜甫詩 全詩 総合案内 

●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている。花間集連載開始。

Ⅳブログ詩集

漢・唐・宋詞

花間集 訳注解説 (366)回目顧巻七25荷葉杯九首其四》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ10040 (02/04)

  fc2

Blog

花間集 訳注解説 (313)回目和凝【字解集】11柳枝三首  12.漁父一首》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9639 (12/07)

 

 

 

10年のBLOGの集大成

 

●花間集全詩●森鴎外の小説の”魚玄機”詩、芸妓”薛濤”詩。唐から五代詩詞。花間集。玉臺新詠連載開始

.唐五代詞詩・女性

・玉臺新詠

巻三-33-#3 雜詩三首其二擣衣〔謝恵連〕 Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻二ブログ 10048

LiveDoo

rBlog

巻三 【字解集】 19.合歡詩五首 Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻二ブログ 9739

●薛濤の全詩

●花間集(1

●花間集(2

●花間集(3

●花間集(4

●花間集(5

●魚玄機全詩

●花間集(6

●花間集(7

●花間集(8

●花間集(9

●花間集10

Ⅵ唐代女性論         ninjaブログ

九、043卷804_40 《江陵愁望寄子安》 魚玄機 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ10021

 ■最近Best5 賦・詩・詞(漢詩4ブログ各部門)

漢詩総合サイト 07ch

杜甫全詩案内

韓愈全詩案内

李白全集

李白詩のサイト

古詩源

花間集案内

漢詩・唐詩・宋詩研究

http://kanbunkenkyu.web.fc2.com/

 

 

807-04元和二年400《酬裴十六功曹巡府西驛塗中見寄#4》〔〕Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之Blog10030

我がここに来たというのは、まことに幸いなことで、長官としては、鄭公の様な賢者を得ているし、友人としては裴度公のごとき仁人が居る。

しかし、生来無能のものであるから、洛水の辺で釣り糸を垂れ、一人座して一日過ごすことがしばしばあるのである。

それも当たり前のことで、多才なものは自然と苦労して働いており、役に立たない者は、ただ、ぐずぐずして何もできていない。

そういう事で、役に立たない我輩のようなものは、辭免の期が遠い先の日の事ではない真近かのことかもしれないと思っている、だから、今回の巡回を行程通り、行ってもらうと、来年の春、山の上まで春が進む晩春のころにはお帰りになろうと思うので、その前、できるだけ早い時期にお会いできたらと思っているところであります。

 

 

 

 

 

《韓昌黎集・昌黎先生文集・韓愈全集校注》 

 

 

 

 

 

4.

酬裴十六功曹巡府西驛塗中見寄(韓愈全集校注 〔一〕四三〇)巻四29

339_32 《酬裴十六功曹巡府西驛途中見寄》韓愈

相公罷論道,聿至活東人。禦史坐言事,作吏府中塵。 

遂令河南治,今古無儔倫。

四海日富庶,道途隘蹄輪。 府西三百里,候館同魚鱗。

相公謂禦史,勞子去自巡。 

是時山水秋,光景何鮮新。哀鴻鳴清耳,宿霧褰高旻

遺我行旅詩,軒軒有風神。譬如黃金盤,照耀荊璞真。 

我來亦已幸,事賢友其仁。持竿洛水側,孤坐屢窮辰。 

多才自勞苦,無用只因循。辭免期匪遠,行行及山春。 

 


5.

記夢(韓愈全集校注 〔二〕九二〇)巻七-13

342_11 《記夢》韓愈 

  夜夢神官與我言,羅縷道妙角與根。挈攜陬維口瀾翻, 

  百二十刻須臾間。我聽其言未雲足,舍我先度橫山腹。 

  我徒三人共追之,一人前度安不危。我亦平行蹋ye 

  神完骨蹻不掉。側身上視溪穀盲,杖撞玉版聲彭fP. 

  神官見我開顏笑,前對一人壯非少。石壇坡陀可坐臥, 

  我手承頦肘拄座。隆樓傑閣磊嵬高,天風飄飄吹我過。 

  壯非少者哦七言,六字常語一字難。我以指撮白玉丹, 

  行且咀噍行詰盤。口前截斷第二句,綽虐顧我顏不歡。 

  乃知仙人未賢聖,護短憑愚邀我敬。我能屈曲自世間, 

  安能從汝巢神山。 

 

6.

嘲鼾睡,二首之一(韓愈全集校注 〔一〕四二六)外遺-10

345_12 《嘲鼾睡》韓愈 

  澹師晝睡時,聲氣一何猥。頑飆吹肥脂,坑穀相嵬磊。 

  雄哮乍咽,每發壯益倍。有如阿鼻屍,長喚忍眾罪。 

  馬牛驚不食,百鬼聚相待。木枕十字裂,鏡面生痱

  鐵佛聞皺眉,石人戰搖腿。孰雲天地仁,吾欲責真宰。 

  幽尋虱搜耳,猛作濤翻海。太陽不忍明,飛禦皆惰怠。 

  乍如彭與黥,呼冤受菹醢。又如圈中虎,號瘡兼吼餒。 

  雖令伶倫吹,苦韻難可改。雖令巫鹹招,魂爽難複在。 

  何山有靈藥,療此願與采。 

 

7.

嘲鼾睡,二首之二(韓愈全集校注 〔一〕四二八)外遺-11

345_12 《嘲鼾睡》韓愈 

  澹公坐臥時,長睡無不穩。吾嘗聞其聲,深慮五藏損。 

  黃河弄濆薄,梗澀連拙鯀。南帝初奮槌,鑿竅泄混沌。 

  迥然忽長引,萬丈不可忖。謂言於斯,繼出方袞袞。 

  幽幽寸喉中,草木森苯mH.盜賊雖狡獪,亡魂敢窺閫。 

  鴻蒙總合雜,詭譎騁戾很。乍如鬥呶呶,忽若怨懇懇。 

  賦形苦不同,無路尋根本。何能堙其源,惟有土一畚。 

 

8.

陸渾山火和皇甫湜用其韻(韓愈全集校注 〔一〕四三三)巻四13

339_11 《陸渾山火和皇甫湜用其韻(湜時為陸渾尉)》韓愈 

  皇甫補官古賁渾,時當玄冬澤幹源。山狂穀很相吐吞, 

  風怒不休何軒軒。擺磨出火以自燔,有聲夜中驚莫原。 

  天跳地踔顛乾坤,赫赫上照窮崖垠。截然高周燒四垣, 

  神焦鬼爛無逃門。三光弛隳不復暾,虎熊麋豬逮猴猿。 

  水龍鼉龜魚與黿,鴉鴟雕鷹雉鵠鶤.燖炰煨孰飛奔, 

  祝融告休酌卑尊,錯陳齊玫辟華園,芙蓉披猖塞鮮繁。 

  千鐘萬鼓咽耳喧。攢雜啾嚄沸篪塤,彤幢絳旃紫纛幡。 

  炎官熱屬朱冠褌,髹其肉皮通髀臀。胸垤腹車掀轅, 

  緹顏靺股豹兩鞬.霞車虹靷日轂轓,丹蕤蓋緋翻fH. 

  紅帷赤幕羅脤膰,fI池波風肉陵屯。谽呀壑頗黎盆, 

  豆登五山瀛四尊。熙熙釂酬笑語言,雷公擘山海水翻。 

  齒牙嚼齧舌齶反,電光ze磹赬目fu,頊冥收威避玄根, 

  斥棄輿馬背厥孫。縮身潛喘拳肩跟,君臣相憐加愛恩。 

  命黑螭偵焚其元,天闕悠悠不可援。夢通上帝血面論, 

  側身欲進叱於閽。帝賜九河湔涕痕,又詔巫陽反其魂。 

  徐命之前問何冤,火行于冬古所存。我如禁之其飧, 

  女丁婦壬傳世婚。一朝結讎奈後昆,時行當反慎藏蹲。 

  視桃著花可小騫,月及申酉利複怨。助汝五龍從九鯤, 

  溺厥邑囚之昆侖。皇甫作詩止睡昏,辭誇出真遂上焚。 

  要餘和增怪又煩,雖欲悔舌不可捫。 

 

 

.毛頴傳  (韓愈全集校注 〔三〕一六九三) 韓昌黎文集 巻八02 P-566

10.釋言   (韓愈全集校注  〔三〕一七〇一) 韓昌黎文集 巻二02

11.答馮宿書  (韓愈全集校注  〔三〕一七一一)韓昌黎文集 巻三17

12.張中丞傳後序   (韓愈全集校注 〔三〕一七一五)韓昌黎文集 巻二04 P-73

13.考功廬東美墓誌銘 (韓愈全集校注〔三〕一七三〇)韓昌黎文集 巻六04

14.處士盧君墓誌銘   (韓愈全集校注  〔三〕一七三六)韓昌黎文集 巻七19 P-552

15.唐故太原府参軍事苗君墓誌銘  (韓愈全集校注〔三〕一七三八)韓昌黎文集巻七27 P-384

 

807-04元和二年40

酬裴十六功曹巡府西驛塗中見寄-#2

昌黎先生集 巻四29

全唐文/0339/ 07

807年元和240

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ10016

 

《酬裴十六功曹巡府西驛途中見寄》

全唐詩卷339_32 

韓昌黎集 巻四-29

韓愈全集校注 〔一〕四三〇

 

酬裴十六功曹巡府西驛途中見寄 #1

(裴度が公務で洛陽から西の最初の駅を巡回した時に、その途中にある時詩を寄せてきたのでそれにこたえて詩を作った。)

相公罷論道,聿至活東人。

鄭餘慶は、中央政府の宰相であるにもかかわらず、天子のお側にいて、宰相は「論道經邦」とすべきをやめ、洛陽から東方の人民を生かすために、河南尹となって聿【ここ】に赴任された。

禦史坐言事,作吏府中塵。 

裴度も禦史の職に就かれているが、上書して事を言ったことによって座し、東都の功曹という役職の中で風塵の一小役人という地位に貶められた。

遂令河南治,今古無儔倫。

そういうえらい方々が来られたから、河南のためにはよい政治とならしめるものであるが、古今ともに、そのような類の例は全くない。

 

(裴十六功曹の府西驛を巡り、途中より寄せらるるに酬ゆ) #1

相公 道を論ずるを罷め,聿【ここ】に至って東人を活かす。

禦史 事を言うに坐せられ,吏 府中の塵と作る。 

遂に 河南の治をして,今古 儔倫無からしむ。

 

#2

四海日富庶,道途隘蹄輪。 

天下は四海に至るまで、ますます盛んになり、人口は増殖し、車馬が往来するにも大道さえも狭いと思うくらいになった。

府西三百里,候館同魚鱗。

ここに、府西驛は洛陽を去ること三百里、その間には旅館もたくさんあり、魚鱗のごとく同じものがならんでいる。

相公謂禦史,勞子去自巡。 

そこで、鄭相公が裴度禦史に向かい、ご苦労ではあるが、府西を巡回してもらえないかと頼まれたので、裴度禦史は、ここを去り巡回されることになったのである。

#2

四海 日に富庶,道途 蹄輪に隘し。

府西 三百里,候館 魚鱗に同じ。

相公 禦史に謂う,子を勞して 去って自ら巡らしむと。

 

#3

是時山水秋,光景何鮮新。

この時、山水、すべて秋模様、この満目の景色は、何かにつけて新鮮に見える。

哀鴻鳴清耳,宿霧褰高旻。

群れにはぐれた哀鴻の声は、耳を澄まして、聞くものであり、大空の上には、永く被っていた厚い雲も消え去り、跡形もなくまことに心地よくさわやかである。

遺我行旅詩,軒軒有風神。

こうして、裴度公は巡回の途中から、行旅の詩を作って送ってこられた、その詩を拝見すると、軒軒として人知を越えるもので、高く風神がそこには居るのである。

譬如黃金盤,照耀荊璞真。

この詩をわが詩に比較すると、彼の詩は、黄金の盤が楚地の玉璞を照耀しているかのようであるのである。

#3

是の時 山水秋なり,光景 何んぞ鮮新。

哀鴻 鳴いて耳を清し,宿霧 高旻を褰【かか】ぐ。

我に行旅の詩を遺り,軒軒として 風神有り。

譬えば黃金の盤,荊璞の真に照耀するが如し。

 

#4

我來亦已幸,事賢友其仁。

我がここに来たというのは、まことに幸いなことで、長官としては、鄭公の様な賢者を得ているし、友人としては裴度公のごとき仁人が居る。

持竿洛水側,孤坐屢窮辰。 

しかし、生来無能のものであるから、洛水の辺で釣り糸を垂れ、一人座して一日過ごすことがしばしばあるのである。

多才自勞苦,無用只因循。

それも当たり前のことで、多才なものは自然と苦労して働いており、役に立たない者は、ただ、ぐずぐずして何もできていない。

辭免期匪遠,行行及山春。 

そういう事で、役に立たない我輩のようなものは、辭免の期が遠い先の日の事ではない真近かのことかもしれないと思っている、だから、今回の巡回を行程通り、行ってもらうと、来年の春、山の上まで春が進む晩春のころにはお帰りになろうと思うので、その前、できるだけ早い時期にお会いできたらと思っているところであります。

#4

我 來って 亦た已に幸なり,賢に事【つか】えて 其の仁を友とする。

竿を洛水の側の持して,孤坐 屢しば辰を窮む。

多才は、自ら勞苦し,無用は只だ因循す。

辭免 期 遠きに匪らず,行き行きて 山春に及ぶ。

 

 

《酬裴十六功曹巡府西驛塗中見寄》現代語訳と訳註解説

 (本文)

#4

我來亦已幸,事賢友其仁。

持竿洛水側,孤坐屢窮辰。

多才自勞苦,無用只因循。

辭免期匪遠,行行及山春。

 

(下し文)

#4

我 來って 亦た已に幸なり,賢に事【つか】えて 其の仁を友とする。

竿を洛水の側の持して,孤坐 屢しば辰を窮む。

多才は、自ら勞苦し,無用は只だ因循す。

辭免 期 遠きに匪らず,行き行きて 山春に及ぶ。

 

(現代語訳)

我がここに来たというのは、まことに幸いなことで、長官としては、鄭公の様な賢者を得ているし、友人としては裴度公のごとき仁人が居る。

しかし、生来無能のものであるから、洛水の辺で釣り糸を垂れ、一人座して一日過ごすことがしばしばあるのである。

それも当たり前のことで、多才なものは自然と苦労して働いており、役に立たない者は、ただ、ぐずぐずして何もできていない。

そういう事で、役に立たない我輩のようなものは、辭免の期が遠い先の日の事ではない真近かのことかもしれないと思っている、だから、今回の巡回を行程通り、行ってもらうと、来年の春、山の上まで春が進む晩春のころにはお帰りになろうと思うので、その前、できるだけ早い時期にお会いできたらと思っているところであります。

 

(訳注)

酬裴十六功曹巡府西驛途中見寄 #1

1. (裴度が公務で洛陽から西の最初の駅を巡回した時に、その途中にある時詩を寄せてきたのでそれにこたえて詩を作った。)

 

#4

我來亦已幸,事賢友其仁。

我がここに来たというのは、まことに幸いなことで、長官としては、鄭公の様な賢者を得ているし、友人としては裴度公のごとき仁人が居る。

17. 事賢 賢者に仕える。鄭餘慶を指す。

18. 友其仁 仁人の友を持つ。裴度を指す。

 

持竿洛水側,孤坐屢窮辰。

しかし、生来無能のものであるから、洛水の辺で釣り糸を垂れ、一人座して一日過ごすことがしばしばあるのである。

19. 窮辰 一日過ごすことをいう。

 

多才自勞苦,無用只因循。

それも当たり前のことで、多才なものは自然と苦労して働いており、役に立たない者は、ただ、ぐずぐずして何もできていない。

20. 因循 古い習慣や方法などに従うばかりで、それを一向に改めようとしないこと。また、そのさま。思い切りが悪く、ぐずぐずしていること。引っ込み思案なさま。

 

辭免期匪遠,行行及山春。  

そういう事で、役に立たない我輩のようなものは、辭免の期が遠い先の日の事ではない真近かのことかもしれないと思っている、だから、今回の巡回を行程通り、行ってもらうと、来年の春、山の上まで春が進む晩春のころにはお帰りになろうと思うので、その前、できるだけ早い時期にお会いできたらと思っているところであります。

21. 辭免期 辞職、免職を言い渡される時期。