「日日」 李商隠 紀頌之の漢詩ブログ李商隠特集 25
娼屋に買われてきて、待つ身の辛さ、蜘蛛の糸を飛ばすように好きな人のもとに飛んで行きたい。
日日春光闘日光、山城斜路杏花香。
日一日と、春の気配がましてくる、万物を息づかせ、あらゆる景物の輝きと太陽の輝かしさが競い合い成長させている。山腹の城郭からのびる勾配の道に咲く杏の淡紅の花も、素晴しく香わしいように私も杏の花なの。
いつのことになるだろうか、私の一途な思いが何事もなく、蜘蛛が空に糸を飛ばして風に漂い、百尺までも長くのびる遊糸に追いついてこの囲われたところから自由に風にたなびいていくことができるのか。
日一日と、春の気配がましてくる、万物を息づかせ、あらゆる景物の輝きと太陽の輝かしさが競い合い成長させている。山腹の城郭からのびる勾配の道に咲く杏の淡紅の花も、素晴しく香わしいように私も杏の花なの。
いつのことになるだろうか、私の一途な思いが何事もなく、蜘蛛が空に糸を飛ばして風に漂い、百尺までも長くのびる遊糸に追いついてこの囲われたところから自由に風にたなびいていくことができるのか。
日 日
日日に春光 日光を闘わす、山城の斜路 杏花香わし
幾時ぞ 心緒 渾て事無く、及ぶを得んや、遊糸の百尺の長きに
日日春光闘日光、山城斜路杏花香。
日一日と、春の気配がましてくる、万物を息づかせ、あらゆる景物の輝きと太陽の輝かしさとが競い合っ成長させている。山腹の城郭からのびる勾配の道に咲く杏の淡紅の花も、素晴しく香わしいように私も杏の花なの。
○杏花 あんずの花。
幾時心緒渾無事、得及遊絲百尺長。
いつのことになるだろうか、私の一途な思いが何事もなく、蜘蛛が空に糸を飛ばして風に漂い、百尺までも長くのびる遊糸に追いついてこの囲われたところから自由に風にたなびいていくことができるのか。
○心緒 心の条理。長く連続する情念。たとえ体はささげても心の中で一人の男性を思い続けること。○渾 一切合切、ひっくるめて。○遊糸 蜘蛛が空に糸を飛ばして風に漂う。





